みんな無事だった。 家が全焼してしまった人が1人いたけれど、不幸中の幸いで、怪我はなかったそうだ。 一安心。
転職して以来、日本国内だけではなくて世界各地の災害だとかテロだとか天災だとか事故だとか、そういったニュースに以前より随分目が行くようになった。 もしや知っている誰かが巻き込まれてしまってはいないだろうな、などと考える所為か、そういった遠くで起こっている事象を、私にとっても比較的身近な話として捉えるようになったらしい。
以前だったらそういう海外のニュースは、「うわ大変。何てことだ」とは思ってもほぼ確実に「縁のないもの」だった。 災害のための募金はしても、あくまでもそれは「身近ではない災害」で、ニュースの文字でしかなかった気がする。
悪い話に縁がある方がいいのか無い方がいいのかというのは悩むところだが、でも私は悪いニュースを読んでただ顔をしかめているよりも、知人は大丈夫かとやきもきする方がいいや。うん。
投資信託や外貨の勉強でも思ったけれど、何かを知ろうと思ったら、それを「身近なもの」にするのが私にとっては一番の早道のようだ。
今は住居に関する税制や法律について知りたいので、週刊のマンション情報誌を購入してこの面積でこの値段だと云々、賃貸だと云々、で、この物件を自分が買うとしたら、自分が借りるとしたら、という状況を色々想定して遊んでいる。 そのうちその方面の知識も増えるに違いない。と期待。ふふ。
・・・しかし「身近なもの」のはずの英会話力はいっこうに向上しないというのは一体。早道理論が間違っているのか?おかしいなあ。
亜米利加は加州の山火事が非常に気になる。 仕事でやり取りの多い支社が非常事態宣言下のSan Diego周辺にあるのだ。
彼らは無事だろうか。 メールも途絶えているけれど、自宅待機だろうか。避難しているのだろうか。焼け出されていないといいのだけれど。
気になって一日に何度もWEBニュースをチェックしているのだが、チェックするごとにどんどん凄いことになっていて、余計に心配が募る。
ニュースでは死者数しか発表されていないけれど、きっと怪我人だって沢山出ているのだろう。 英語のニュースサイトでも、現場レポートのような情報は沢山あるけれど、混乱の最中なのかそれとも元々そういう情報は流さないのか、具体的な被害の場所などは都市名くらいしか出ていないようだし。 火元の探求なんて後でいいから、もっと現場の情報を載せて欲しい。 どの地区の人が避難しているとか、どの地区が火災に遭っているとか。 ローカルニュースサイトを探せばどこかに出ているのだろうか。
知って、何が出来るわけでもないのだけれど。
みんな無事でありますように。
実は大きな声では言えないが、少しだけダイエーを応援していた。 優勝おめでとう。
ご贔屓仙ちゃんの阪神ではなく、何故ダイエーだったかというと。
まず第一に、某テレビ局の便器騒ぎ。 今季は選手の出演も見合わせる事になった某テレビ局は、自業自得で日本一の取材が出来ない。 悪ふざけにも程があるだろう。いい大人が、人間に対してしていいおふざけと悪辣に過ぎる悪ふざけの区別も付かないのかと、例の便器の時には割と腹を立てていたので。少しは反省するがいい。
第二に、一部阪神ファンのせい。 今シーズンは一部阪神ファンにとても嫌な思いをさせられた。 シーズン終盤のヤクルト戦などで、スタジアムの外野1塁側で阪神のユニフォームを着て阪神の優勝のために横浜の応援をして馬鹿騒ぎをする阪神ファンが続出し、外野席のあちこちで横浜ファンと乱闘沙汰になった。 しかもその1塁側馬鹿騒ぎ組は、自分たちのゴミも山ほど散らかし放題、座席周りに捨ててそのまま帰っていく。
応援席での禁煙やゴミ集めなどもみな割ときっちりやるし比較的統制が取れているせいか世間では誤解されているようだが、横浜ファンは気性が荒いのだ。かつて遠洋漁業会社がバックに付いていたのは伊達ではない。町の馬鹿ボンボンが海のもんにそんな不作法に神経を逆撫でするような事をしたら乱闘になるに決まっている。 ダントツビリでも1勝でも余分にと、一生懸命贔屓の球団を応援しているところに乱入して。余所の球団に対してここまで無礼かつ傍若無人にやりたい放題やる無神経さが嫌だ。 しかもたかが18年ぶりだかの優勝で。そんな短期間でまた優勝できたというのに、何が長年だというのだ。当てつけがましい(←ここらへんは僻みである)。
来年は元々激烈なアンチ巨人に加え、アンチ阪神の横浜ファン倍増だろうなあ。
何というか、こういうのは一部のお馬鹿さんだけで、ほとんどの阪神ファンの人は真っ当な、礼儀正しい人達なのだとは思うけれど。こういう少数の人がいるだけで格段にイメージを落とすものなのだよなあ。 シーズン最初にいきなり横浜がビリ独走し始めた頃は、じゃあまあ横浜以外に仙ちゃん阪神も応援しようか、とかなり好意的に思っていたのだけれど。なんかがっかり。
そんな訳で、他のきちんとしたファンはともかく、あの一部の嫌な人達が喜ぶ姿だけは想像したくないなあ、と思ったので。 「どちらが優勝してもいいけど、どちらかといえばダイエー頑張れ」という気分で日本シリーズの推移を見守ったのだった。
今年のシーズンの横浜は、私には本当に面白くない試合ばかりだった。負けても、「でも頑張ったね」と思える試合がほとんど無かった。 監督が替わらないから来年も辛いシーズンだろう。 再来年に期待しよう。
一横浜ファンの呟き。 ・・・新庄は要らない。
休日出勤して残業して出張して残業して今週末もまた少しだけ休日出勤予定。
何となく疲れているらしく、また眠りが浅くなってきた。 どうも仕事が山積みだと私の無意識は「寝てる場合じゃない!まだこんなにやることがある!」と感じるらしい。 布団の中でも寝付きが悪くなるし、行き帰りの電車で座れた時でも居眠りしなくなるから余計に疲れが蓄積して効率が落ちるのに、馬鹿め。
まだ序の口で全然ピークに達していないのに。 今からこれでは先が思いやられる。
・・・とりあえず。遊んでいないでテイクアウトの仕事をするか。 ああ、英会話の勉強もしなきゃ・・・ここ3日ばかりサボっているし。
ゲームの中のように、自分だけ速く動ける魔法があったらいいのに。
今日は仕事に行った。
一人ぽつねんと仕事をしていたら、「日頃頭の隅に追いやっているけれど思い出すと腹立たしいこと」を思い出してしまって、段々機嫌が悪くなってきた。 帰り道はもう機嫌が垂直滑降状態だったので、おそらく電車に乗っている間ずっと眉間にしわが寄っていたのではなかろうか。
疲れると心が狭くなる、というのがよーく実感できたひとときであった。
さっさと寝よう。
2003年10月18日(土) |
眼鏡。コーラ。パソコン。 |
ようやく気を取り直してきたので日記再開。
癌だったそうだ。
----- 眼鏡が戻ってきた。
思いの外早く返ってきて有り難いのだけれど、実を言うと眼鏡無しの期間はそんなに不便でもなかった。
うっかり忘れていたが、1年か2年前、何かの時のためにと使い捨てコンタクトレンズなるものを1ヶ月分購入していたのであった。 使い捨てコンタクトレンズと雖も歴とした「医療用具」。 少しくらい古かろうが持ち主に忘れ去られていようが使用期限までは問題なく使えるはずである。
という訳で、発掘されたJ&J製コンタクトレンズのお世話になった。 眼鏡が壊れなければ思い出さないまま使用期限が過ぎていたかもしれないなあ。 まだ三分の二も残っているし、観劇の時にでも使おうか。
私は眼鏡の方がコンタクトレンズより好きなのだが、コンタクトレンズの方が装着していて疲れない。 どうも眼鏡の方が眼に合わないのだ。体調によっては頭痛も起こるし。
頑固者なので、それでもずっと眼鏡を使うのだろうけれど。
----- 最近取り憑かれている物。 ペプシコーラのtwist。 コカコーラ社のコーラレモン味と称する飲み物よりも格段にいい味だと思う。 コーラは炭酸が強くて飲みにくいし、少し放置して温くなると今度はべたっと甘いだけの液体になってしまうので、結局流しに捨ててしまう事も多く今まではほとんど飲まなかった。 でもこれは温くなってもまあ比較的さっぱりした風味なので悪くない。甘いことは甘いけれど、レモン風味が適度に効いている。
先頃よりあちらこちらのコンビニエンスストアで売っていたのに、キャンペーン期間が過ぎたのか綺麗さっぱり姿が消えた。もしかするとスーパーにはあるのかもしれないが、職場付近にスーパーは無い。 職場の近くでは唯一、とある自動販売機に入っているのだが、朝購入しておかないと夕方には「売切」マークが点滅している。 ・・・ち。みんな考えることは同じか・・・。そうだよね、やっぱりこれ美味しいよ。
なんとなし知らない誰かさんたちに親近感を覚えつつ、しばらくはその姿の見えぬ競争者たちとペプシtwist争奪戦を繰り広げる事になりそうだ。
----- 携帯用ノートパソコンが欲しい。 最低条件はOSがWindows Meではないこと。XPがいい。
サブノート部門で今年のインテルのInnovative PC賞を受賞したというパナソニックのLet's Note W2、あれいいなあ。 軽いし、CD-RW/DVDマルチコンボドライブ内蔵。 キー面積も大きいから打ち込みも楽そう。 MS Office 2003+MS OneNoteが付いているのもマル。他のはOffice2003が付いていたとしてもOneNoteまでは付いていないしね。
同じマルチドライブ内蔵だったらデザインはソニーのVaio TRの方がいいけれど、カメラは要らない。37万画素だったら携帯電話のカメラと大して変わらないような気がするなあ。それにそのくらいの画素の外付けカメラは持っているし。 でも画面のクリアブラック液晶とかいうのはいいなあ。 それにメモリが最大1GB乗るというのも捨てがたい。外付けHDが別売りで用意されているのもなかなか。
シャープのMebius Muramasa H5Wは軽さよりも薄さが魅力的。 でもCD/DVDドライブが別売りなのがちょっとね。 他のパソコンとのデータのやり取りはクレードルで楽々だけれど、ソフトのインストールは外付けCDドライブからしか出来ない。 てことは、外付けドライブを購入するか、LANを組んで現行パソのドライブを認識させるかしないといけないみたい。それはちょっと面倒くさい・・・。 現行パソには無線LANポート内蔵されていないハズだから、カードで対応しないといけないし。 第一、無線LANがよく解らないし。
ビクターのInterLink XP7310、小さくてイイ。 が、Officeが入っていないから別途買わなくてはならない。 それにCDドライブが無いから外付けを買うかLAN組むかしないと。 バッテリーが弱いのもいまいち。 大容量バッテリーを付けないと役にたたなそうだが、そうすると大きさはともかく重さはパナソニックのと似たり寄ったりになる。CDドライブ無しなのに。
・・・いいなあ。欲しいなあ。買おうかなあ。 いやしかし財布は嫌だと言っているぞ。 ううむ。 長考一番。
私が休日出勤をぼやきながらあくせく働いている時刻、彼女の闘病生活が終わった。
友の、冥福を。
今まで気付かなかった己の悪癖を本日発見。
「忙しくなると新しいパソコン買うぞ発作を起こす」
・・・おいおい・・・大丈夫か、私の財布。
や、買っていないけれど。 まだ。
眼鏡が壊れた。7年間使っている眼鏡だが、今回初めて壊れた。 ・・・というか、生まれてこのかた眼鏡が壊れたのは初めてではなかろうか。
ツルのヒンジ部分が金属疲労で折れた。 あ!ヒビが入っている!と気付き、そっと扱っていたのだが、ヒビが大きくなったのか、眼鏡を掛けていても片側だけ下がってくるようになったので仕方なく眼鏡屋さんに持って行った。 お店のおじさんが拡大鏡で観察した後で眼鏡を箱に置いたら、目の前でじんわりと片側のツルの歪みが大きくなり、ぽとっと。ツルが落ちた。 椿の花が落ちる時って、こんな感じかもしれない。
それにしてもまさか金属疲労でヒビが入って壊れるとは、購入時は思いもしなかった。 縁なしだし、落として修復不可能なまでに歪めるとか、眼鏡をしたまま寝て壊すとか、そんなシチュエーションは考えたけれど。 やはり縁なし眼鏡のツルは支えポイントが少ない分曲がりやすいから、金属の負担が大きいのだろうか。
眼鏡を修理に出した。 しかしいつも眼鏡を掛けているわけではないので、換えの眼鏡を持っていない。 壊したことないし。 新しい眼鏡を買うのは、度が変わった時だけだったし。
修理が終わるまで眼鏡なしだ。
それで日常生活は困らないのだけれど。 仕事の時はたいてい眼鏡を掛けているので、無いと少々不便だ。 まあ眼鏡が頭痛の起因になることが多いので、眼鏡を掛けないというのも、それはそれで楽なのだが。 仕事の効率は少しだけ落ちるだろう。
また眼鏡の修理で仕事の効率が下がるのは嫌なので、予備の眼鏡を購入することにした。 今まで予備の眼鏡を買うなんて頭にも浮かばなかったのに、仕事が絡むと即座に手を打つあたり、私も少々ワーカホリック気味かもしれない。
店頭に沢山並んでいる「ブランド物」とやらの眼鏡ならすぐに調整して引き渡せる、という話だったが、流行の形のものばかりである。 最近流行の小さくて横長丸の形のレンズは、私は好きではない。 大体、似合わないし。いや、似合わないことはないかもしれないが、顔の印象がきつくなるので嫌だ。 今の眼鏡ではどちらかといえば眼鏡で顔の印象を和らげる事を期待しているというのに、逆効果は勘弁して欲しい。
全く、なんでこう揃いも揃って同じような形にするかな。 大量生産品なら同じ形にすることでコストが下げられるという利点があるし、仕方ないかもしれない。が。 「ブランド物」とやらはそれぞれデザイン屋が違うはずなのに、同じような印象の形ばかり市場に送りだして、デザイン屋として恥ずかしくないのか? プロ意識は刺激されないのか? それが日本の装飾市場というものなのか? 顔の形は千差万別だし人によって似合う眼鏡の形も千差万別だろうに、同じ形の眼鏡ばかり売ろうとするとは一体どういうつもりなのか? 選択の幅が少ないというのは、文化が貧弱な証拠ではないのか?
・・・と、まあこんなことをぶつくさ心の中で呟き、「換えの眼鏡をすぐ入手」という選択肢をさっさと消去した。
今使っている眼鏡はHOYAの受注生産品である。 7年前に、当時収入の少なかった私としては清水の舞台から飛び降りる思いで、大枚はたいて購入したものだ。 以前、とある地方の眼鏡屋さんで見掛けて気に入った形状で、その後2、3年ほどあちこちの眼鏡屋さんを探してようやく見付けたお気に入りの眼鏡である。 受注生産品のせいか、当時はあまり店頭に置かれていなかったらしい。
レプリカだけれど。あの買い物で、当時4ヶ月くらい掛けてちまちまと貯めた「余剰金」が消えた。 本物は金属部分が18金で出来ていて、とてもではないが今でも買えない。 眼鏡に支払う金額とは思えないからなあ。 いつか成金になったら買いたい。
まあとにかく、気に入っている眼鏡なのである。
それがなんと。同じシリーズが今も作られ続けているのだ。 私が初めてこの眼鏡を目にしてからでも10年は経っているだろう。 HOYAも、よくまあ今までずっと同じシリーズを作り続けてくれたものだ、と思う。受注生産だし、いわゆる「ブランド物」でもないし、そんなに数が出るとは思えないのだが。ありがとうHOYA! 息が長いのは、それだけこのシリーズが彼らの自信作なのかもしれない。 企業はこうあって欲しいものだね。うん。
そして今の眼鏡と同じフレーム、同じ形のレンズを、色違いで注文。
・・・いや、本当は全く違う眼鏡にしようかな、もう一つは縁ありの眼鏡でもいいな、と思っていたのだが。 「流行の形」のレンズばかりで、試着する気も起きなかったというのが正直なところだ。
いいんだ、別に。同じので。
新しい眼鏡の出来上がりは10日から2週間後。 修理は1週間で出来るらしいから、この1週間は眼鏡無し。
ミュージカルを観てきた。 『ブルース・イン・ザ・ナイト』。
劇の筋立てはあまりストーリー性の強くないものだったけれど、ミュージカルの歌をブルースで、というのは確かに新鮮で、海外でヒットしたのも頷ける。
今回の公演はその日本語版だったわけだが。 普段ほとんどブルースというものを聴かないので本当のところは分からないが、何か日本語という言語は「ブルース」にあんまり似合わないような気がした。 どちらかといえばジャズの方が雰囲気出そう。
でも公演自体はとても面白かったし、歌も素敵だった。 歌姫ズの声質もバランスが良く、絡むと相乗効果でとても美しく迫力があった。
満足。
・・・感想の続きはまた別の日に書こう。 睡魔の波が襲ってきた今を逃すときっと眠れない。
一仕事終わった。・・・正確には、「終わった」わけではないけれど、まあチェックポイント通過といったところ。 少しだけ開放感。
開放感が少しだけなのは、もう次の仕事が始まっていてのんびり休憩していられないからである。
ふう。 区切りなく続くと気分が荒む。
今の仕事は好きだけれど、こう馬車馬みたいに否応なく鞭を入れられ働かされるのはとても嫌だ。 自分を売り込むために私たち下っ端に余計な無理をさせ「人間らしい生活」を奪っている側は、目の前で悠々と何の罪悪感もなく毎日定時退社していたりするので余計に腹立たしい。 それで「ワタシホントトテモイソガシイデス」とか言われると、後ろから蹴りを入れたくなったりする。単なる蹴りではなく、5mくらい助走つけた跳び蹴りで。
ううむ、考えると怒りが増すのでやめやめ。
本日初めて「セブンイレブンで受け取れるweb本屋さん」を利用してみた。 webの古書店は何度か利用しているが、usedではない書籍をwebで購入するのは初めてだ。
・・・つい買いすぎた・・・気がする。 リストを眺めていたら、これも読んでみたい、あれもこれも、と、次々に興味をそそる書名が目に付いて。
購入しようと思った本と同じジャンルが一覧表示されるところがとびきりの罠である。 リアルの書店では、余程大きな店でもなければこんなに沢山同じジャンルの本は並んでいない。 しかも品揃えが良かったとしても、固まって並んでいるとは限らない。
なのに、この仮想書店は山のような関連書籍がずらっと並んで誘惑の秋波を私に送ってくるのだ。 ああ、この甘美な誘惑を無視するなんて、そんな人非人なことは私には出来ない。そうだとも。そんなこと出来るわけがない。
・・・以上買いすぎの言い訳を自分に言い聞かせてみた。
リアル書店の有利な点は。 書棚に並んでいる本ならばすぐに入手できてすぐに読める事。 入手前に中身をざっと確認して取捨選択出来る事。 通りすがりに平積み本を目にして衝動買いが出来ること。 並んでいる本から売れ筋のジャンルや傾向を推測して楽しめること。 書棚から書棚へと目的なくのんびり見て回りながら、読んでみようかな、と心に訴えかける本を探せること。
後は店員さんの応対も重要ポイントだ。 店員さんの応対の悪い店は、品揃えが良くても出来る限り行かない。 前に日記に書いたような気もする神田の某丸○とか。 あの不愉快な応対以来、この書店のチェーンは全部応対が良くないのではないかと色眼鏡で見ていたりするのだが、新宿にあるブックメイツの応対は何度行っても悪くないので、ブックメイツ系列を除く、と脳味噌に明記。
一番のお気に入りは家の最寄り駅の沿線にある文教堂の店舗Aだ。 ここには、この店舗の書棚に並べてある書籍をほとんど把握している素晴らしい店長さんがいる。 探している書籍名を言うと、あるなしをすぐに答えて、ある場合は真っ直ぐその書棚に案内してくれる。しかもその本はマイナーで書棚に1冊しか並んでいなかったりする。 プロだ・・・プロだよ・・・。 しかし残念なことにこのお店、平日は閉店時間前に行ける事がほとんどないので最近の利用頻度は低め。本当に残念。
その点、web書店は、24時間いつでも本を探せる。 買うつもりの書籍がはっきり決まっている場合、これはとても便利だ。 書籍数が多いし。 書店のハシゴをしなくて良いし。 ホンの数日待てば、近場のコンビニエンスストアで受け取れるし。これ重要。宅配便でしか書籍を送ってくれないサイトもあるようだが、宅配便だと配達時に家にいなくてはならない。が、配達待ちで家にいられるくらいなら書店に探しに行っている。家の者もいつも在宅とは限らないし、宅配便は案外不便なのだ。
読書の秋だ。 今後はリアルとwebの書店を使い分けて、楽しい読書ライフを満喫するぞ。 どんなに忙しかろうが、電車の行き来は読書タイムだしね。
・・・秋だろうが秋でなかろうがいつでも季節感なく本を山積みにして読んでいる、というのは脇に置いておこう。秋は本の山を築いても言い訳が出来る季節なのだからして。
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