時間が溶かすもの 怒り 憎しみ 欲望 想い出 心
人間ってなんて弱いんだろう 独りでいる時の心の弱さ 見せかけだけの補いは いずれ崩れ去るのに 気づかない 他人を陥れ 他人を傷つけ 他人の不幸を喜ぶ こんな手段でしか 心の補強の出来ない人間 なんと愚かなんだろう 必ずしっぺ返しはやってくる いつか必ず形として現れる それでも気づかない人間どもよ 墓場の中で後悔するがいい
好まない あなたみたいな人 誰かと一緒でないと影もなくなる 自分の気分で笑顔を作る ひとりでは何も出来ない 本当に大人ですか? 私はあなたみたいな人を 信じることが出来ません 心から語り合おうと思えません とてもかわいそうなのですが 救ってあげようとも思えません みんなに見捨てられても 拾ってあげませんよ だって 嫌いなんです あなたみたいな人
もう一度逢えるとしたら 逢いに行けるなら 突然行こうと思ってた フライトの時間を選ばずに 飛び立って 真っ直ぐあなたの場所まで 迷わず行ける 逢える保障もなにもないのに そうやって 頭の中で飛んでみた 夜毎繰り返すシミュレーション もしも奇跡が起きたとしたら...
その前に奇跡の確認をしてみたい
何も受け付けない 現実逃避 空想の産物の中で 欲望を満たしても 泡のように消える想いの行方 届かない心を 閉じ込めておく 箱の中身が溢れる日は そう遠くはない
自分がピンチになると あなたの夢を見る 昨日のあなたは 現実とは正反対だった だって私を受け入れてくれた 明るい照明の部屋の中は 以前とは違う趣 でも笑顔のあなたが居た 其処に行きたい 行きたい 今すぐに 飛んで行きたい また甘い時間を 一緒に過ごしたい また欲望だけが 渦巻いてくる
銀の矢で打ち抜かれた心臓からは 深紅色の液体が流れ 触れるものすべてを溶かす 悪魔の息吹は 終焉を知らず 私を此処に閉じ込める
色褪せない想い出
あなたの腕の中で
永遠でありたい
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