自分が未だこんなに好きだと想ってなかったよ。 と返事をする。素敵な手紙にドキドキしたこととかさ。 でも商品詐欺になってはいけないので、 まえもって逢わない間に俺が成長し、多少なり内外ともに 変わった旨を伝えておく。
逢いたい。
(微苦笑) あんなにすきだった千尋より、いつのまにか俺は義高さんのが 好きになってたのかもしれない。 自分では己の天秤が、よく見えないが。 ずっと義高さんが傍にいれくれたから? 俺はいままで気づいてなかった。 千尋の呪縛を俺はぬけられないと想っていて、ずっと足掻いてたけど 応えは簡単で、もぅ出ていたのかもしれない。
そしてきっと、そんな俺みたいに、千尋も郡司さんにあえば きっと俺より彼への愛を取り戻すだろう。 長い間つきあっていたというのは、それなりに相手への気持ちが やっぱりあって本当の大切なのがそこにあるのかもしれない。
長年あがいた末、意外な答えだった。
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