思い出に変わるまで
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2007年04月27日(金) 実習終了

ホームヘルパー級を取るにあたって施設実習と言うものがあるんですよ。
厚生労働省の規定により30時間するんです。
在宅介護の訪問ヘルパーとして一日
福祉施設(老人保健施設や養護老人ホーム等の介護スタッフとして)二日間
ディサービスで一日間
合計四日間行きました。

・・・・。
結構体力的に大変でした。

いやね、排泄介助のおむつ交換やトイレに連れてくトイレ誘導とかはゼンゼン平気なんですよ。
みんな排泄しなきゃ生きていけないですからね。
母になってしまえばぜーんぜん平気。
食事介助もタメで経験してるから全くモーマンタイ!!
痴呆症の方と会話して話題がかみ合わなくても楽しい時間でした。
何が辛かったって・・・・。

立ちっぱなしなんですよ。
座ったのなんて昼食休憩の一時間のみ。
足が棒のようでしたよ。
最終日なんて張り詰めてたのがプツンと切れたようにグッタリ。
ダルくてダルくて。
食後の後片付けの皿洗いの途中で急に眠気が襲ってきてフラフラしながら片付け、気づいたらテーブルに伏せて寝てました。
どうもその間にタメとさとしクンはお風呂入ってたみたいで
起こされて自分が寝てた事に気づいたくらい。

三十路過ぎると体力がガクンと落ちましたな・・・。
今更ながらに実感しましたわ・・・。


この四日間通して感じた事。
在宅介護の方、施設入所されてる方両方見ました。
でもね・・・。
施設入所されてる方、みんな言うんですよ。
家に帰りたいって・・・。
痴呆のある方なんて私を呼び寄せ、腕つかんで

「お姉ちゃん、私の家に電話してちょうだい。命の危険があるから・・・大変だから・・・迎えに来てちょうだいって家に電話してちょうだい」
泣きながら叫んでるんですよ。

また違う方が

「まぁそろそろおいとましますわ。昼ごはんも食べたし、暗くならんうちに家に帰るわ。じぃさんが待っとるから」

施設職員の方に聞いたら毎度同じ事言ってるらしい。

みんなそれぞれの理由を持って入所されてるんだけど切なくなりましたね。
ほとんどは「介護困難」の理由なんですが、やはり自分の家に帰りたいと言う気持ちが強くてやりきれなくなりました。

現実と理想のギャップがあって当たり前なんですが・・・介護施設が悪いとは言いません。
需要があるから介護施設があるワケですがね。
そのおかげで家族の人が介護疲れで倒れたりするのを防ぎ、生活していけるワケですから。
でも・・・
胸が締め付けられました。

介護現場の現状をほんの少しだけ覗いただけですが、いい勉強になりました。
将来はこの職につくだろうと内心・・・気持ちが固まりました。
今すぐじゃなく二人目の子供を産んで、自分の環境を整えてからだろうけど。

そうそう、介護施設でまたまた高校の同級生に再会してビックリしました。
彼女は今年国家資格の介護福祉士に合格したばかり。
高校時代は少し横着だった彼女が介護職に就いてたとは本当にビックリしました。

これで資格を取る為に12月から動いた私の勉強期間は終了。
あとは閉講式を迎え、終了証をもらうだけ。
でも、やっとスタート位置に立てた状態だから。
がんばるぞ!!私!!


2007年04月23日(月) 姉の引越し

調停で親権が義兄に渡り、離婚が成立した姉の引越しの手伝いに行ってきました。
物件が決まって引越す準備が整うまで一ヶ月程ありました。
その間姉家族がどの様な生活をしていたのかは分かりません。
ただ、義兄からは「今までと変わらずゴハンこそ作ってくれるけど家に寝に帰ってる感じ」
だそうだ。

小学6年、5年、保育園年長の三人にとってはやはり母が出て行くのを目の前にするのは残酷だろうと言う事で引越しの間義兄が子供らを公園に連れていってくれました。

弟夫婦、弟の子供三人、私ら夫婦、タメの8人で行き、子供達は子供達だけで公園で遊ばせ(弟の嫁には子供をみてもらい)私ら夫婦と弟で姉の荷物を運び出し、車で20分程離れた隣の市へ。

子供達の出発準備が遅かったのか、私達の荷物の運び出しが早かったのか、出発時が同時になり、子供は子供で姉が出て行くのを知ってるので雰囲気は微妙でした。
長男、次男と「ちゃんとお父さんの言う事きいてね」「携帯買ったらメアドお母さんに教えてね」「いつでも電話してきてね」
などお別れの言葉を言うんですよ。

切なくなりますって(涙)
こんな事になったのも姉の不徳の致すところなので当然だと言えば当然なんですが、子供にとっての母親って・・・特に子供と言われる年代にとっての母親って大きな存在なんですよね。

泣きもせずあっさりとしてる子供達なんですが(まぁ母が家を出るのを二回も見てりゃね・・・)可哀想でした。

離婚なんてするもんじゃねぇなぁ。

一時間半程で荷物も運び終え、タメ達が待つ義兄の家に向かいしばらく遊んでおりました。
次男がねぇ。
小学五年生なのに私にひっついてくるんです。
やたら話しかけてくるし。

あぁ切ない。

GWに遊びにおいでと約束をして帰りました。
今夜は義兄が子供達を映画に連れていくそうです。
これも寂しさを少しでも和らげようとする親心だろうなぁ。


2007年04月13日(金) タメ、大人になる

おはようございます。
今日はちょっと嬉しい事があったので・・・。

タメね、保育所で別れ際、毎朝ベソかいてたんですが・・と言っても大泣きじゃなくて先生が抱っこすればピタッと泣き止む程度でだけどね。
今日はいつもと違ったんですよ!!

自ずから、意気揚々と重たい扉を引き、結局自分から開けなくて気づいた先生が開いてくれたんだけど、トットッと教室に入っていったんです。
これには先生もチョイと驚いて
「タメちゃん〜♪すごいね、エラいね♪」ってギュッと抱っこしてくれました。

ほんのささいな事だけど、この一週間では見られなかった光景なので母は胸がキュンとなってしまいましたよ。
娘の成長を目の当たりに確認出来て嬉しかったゼ。

お迎えに行く時は延長保育の年少さんに紛れて遊んでいるので、私が行ったところで遊びに夢中で簡単には顔を挙げてくれなんですがね(汗)
喜んだ姿で思いっきり走って来てくれるのを想像してる母には少し寂しかったりして。
唯一、朝のお別れの「泣き」が可哀想ながらも母として嬉しかったりしてたんです。
それがどうよ??
自らGO AWAYですよ?

ほぉっ、って感じです。
大人になりましたな。

早速さとしクンに報告だ♪


2007年04月07日(土)

入所式から三日経ちました。
思ったより今のとこスンナリと保育所に通ってくれています。
初日
雰囲気に呑まれたのかポヤッとした表情のタメでしたが
二日目
別れ際に泣きました。が、先生に抱っこされ、少ししたら泣きやみ保育所生活になじんでくれそう。
二日間共さとしクンが迎えに行ってくれたのですが
その様子ったら・・・
先生の膝に乗ってアニメのビデオを見てた時だったらしく
さとしクンを一瞥し、テレビに視線を戻し釘付けだったみたい。
その態度はさとしクンの予想外だったみたいで後に話を聞いた様子からしてガッカリした様子。
多分「パパァ〜♪」って走って来ると思ってたんだろうね(笑)

そして・・・
さとしクンの就職も無事決定しました。
面接をした近場の会社です。
設計の仕事で本人もヤル気になってるので心底安心しました。
通勤時間20分。
内定取り消しになったトコは1時間半。
ドエライ違い・・・。
規模もソコソコ大きい会社で年商で比べると前の会社よりもいいみたいです。
この先数ヶ月は仕事に慣れるまで精神的にも疲れて大変だろうけどね。
頑張れ!!さとしクン!!

ポーカーフェイスで分からなかったけど、二回も勤めてた会社の社長のせいで内定取り消しになったから精神的にも参ってたと思う。
その証拠に今朝、風邪をこじらせて熱が出て一日寝てたんだもん。
ちっくしょぉぉぉ!!
私もあのワンマンバカ社長には報いを受けて欲しいもんだと思ってる。
バカ社長のおかげでイイ会社に就職できたからまだ災い転じて福となしたけど・・・・
あんたのやった事は一生忘れないよっ!!

はぁぁ、でも良かったよぉ。
タメの入所式と一緒にさとしクンの入社も祝えて。

ようやく我が家にも春がやってきました。


2007年04月04日(水) タメ、社会デビュー

今日はタメの入所式。
ここの街は子育てには比較的協力的な街で保育園や幼稚園と言う名前じゃなく「保育所」なんです。
内容そのものは保育園なんですけどね。
九つの保育所があって延長保育をしている場所を選びました。
待機児童なんて言葉一切関係ないからね、スンナリ入所も決まり、一歳八ヶ月にして社会デビューです。

さとしクンと二人で入所式を迎え、桜の木の下で記念撮影。
明日から通園となるわけですが・・・・。
泣いて嫌がらないかチト心配。
0、1歳児のクラスは全員で28人。
同じ位の年頃の子供の友達が出来れば喜んで行ってくれるのかしら??
低年齢だからなのか、保育料は36500円。
さとしクンの年収からしてみれば、もう少し安くてもいいのに・・・。
金額の高さにビビリましたが、それ以上の収入を私が稼げばいいんだしね。

がんばるぞ!おいら!!



さて、話は変わってさとしクンの就職のハナシ。
以前勤めてた会社のグループ会社で内定が決まり、ホッとしたのもつかの間。
辞めた会社の社長の息がかかり、内定が取り消しとなりました。
私が独身時代に勤めてた会社からの内定もあのバカ社長が邪魔をし、今回の内定も邪魔しやがった・・・。
思わずさとしクンの仕事の辞め方がマズかったのか?
相当憎まれたのか?なんて思いましたが、相当変わったワンマン社長らしく、アノ人ならやりかねない・・・と聞いた時には驚きましたわ。

相当ヒマな社長のようで・・・。
元従業員の第二の人生を潰すヒマがあったら自分の将来の少ない会社の体制立て直せよ・・・・。
さとしクン、呆れ果てて全く違う業界の就職を探し始めました。
昨日、先方から電話で内々の内定をもらい、さっきその会社に呼ばれ行きました。
今朝も登録してある職業紹介所から電話があり、人材を探してる会社から直接オッファーがあったそう。
今までの職務歴と資格を認めてもらえたらしく、一度振り出しに戻ったにしては見通しが明るい感じでホッとしました。

タメの入所と共にさとしクンの就職もまとめて決まりそう。
いい春になるといいわぁ〜。


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