「貴方の唄が聞こえ無いように耳を塞いだ。」

昨日から3連休。
だけど何もする事が無い。
行く場所も無い。
遊ぶ友達が居ない。
仕方が無いから髪を切った。
バッサリ。
現在の浜崎あゆみみたいな髪型にしたかったのに
デビュー当時の広末涼子みたいになってしまった。
御陰で今迄着ていた服が似合わない。
どぅしたものか。
長い髪は女の特権だとずっと思っていた。
改めて其れを実感した。
女らしい服装には女らしい髪型を。
定説。
でも後悔とか無い。
寧ろすっきり。
色も変えたい。
来月はトリートメントとカラーしてもらいに行こう。
服も買った。
スカート2点とトップス2点。
春物。
そしてクローゼットを整理。
明らかに着ないと思われるものは全てダンボール。
それから久しぶりに床をワックスで磨いた。
仕事が忙しくなってから余りやらなくなった。
カーテンを付け替えたい。
模様替えもしたい。
全てリセットしたい。

あのひとに遭った。
道を歩いていたらバイクに乗ったひととすれ違った。
急ブレーキをかけて止まった彼は
後ろから私の名前を呼んだ。
私はちょっと振り返ったけれど
怖くなって何も言えずに逃げてしまった。
どぅ想っただろぅ。
髪を切った私を見て。
逃げる私を見て。
だけどもぅどぅでもいい。
今更時間は戻せないし。
蝋燭の炎は消えてしまった。
私に逝く宛ては無いけれど。
進まなきゃ。

「さぁ私は何処へ??」
2004年02月12日(木)


ひとりだ。
目覚めると何時も想う。
ひとりだ。
内容の無い話をする相手は居るけれど。
ひとりだ。
「貴女に恋人がいないなんて信じられない。」
「こんなに美人なのに勿体無い。」
「1番早く結婚しそうだよね。性格も最高だし。」
「本当に良い女だよな。」
褒め言葉。
嬉しい優しい褒め言葉。
残酷な褒め言葉。
そんなに言うなら誰か紹介してよ。
そんなに言うなら私を求めてよ。
みんな遠巻きに見ているだけ。
「綺麗だ。」
って言いながら見ているだけ。
誰も傍に来て触れてはくれない。
「だって何か悪い気がして。」
「彼氏居るんでしょ、本当は。」
何で嘘吐かなきゃいけないの。
一体私が何をしたの。
「隙が無いんだよ。美人だし洋服も綺麗系だし何時も笑顔だし。」
ぢゃ、どぅすればいいの。
ブスになればいいの。
汚い格好すればいいの。
何時も怒っていればいいの。
私は只普通に生きたいだけ。
笑って。
泣いて。
仕事も頑張って。
休日には手を繋いで。
笑って。
笑って。
一緒に眠って。
そういう事がしたいだけ。
普通のひとが当たり前の様にしている事をしたいだけ。
誰もが経験する。
幸せを味わってみたいだけ。
其れは。
其れは。
とても贅沢な事で。
選ばれたひと達しか出来ない事で。
私みたいに弱いにんげんには。
許されない。
事。
なんだな。
きっと。
・・・ひとりだ。
2004年02月06日(金)

かつて・・。 / 桃色少女

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