〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
2007年03月31日(土) 出かけよう 口笛を吹いて お久しぶりの管理人の伯耕@P病院医局です。どうもこんばんは。 というわけで3月27日分からアップしました。 ありがとう関西(※3月27日分日記:別窓) いよいよ最終回になりました。 最後まで非モテ系って、本当に切ないですよね! ・・・ で(泣)(←※涙ながらに) さてさて、月曜からの勤務に備えて今日もいろいろ準備の日です。 そしてひたすらに書き続けてきたこの日記も今日が最終回、 日記をエンピツに移動した2001年12月1日から実に1947日間、 毎日更新で来ただけに、なかなか感慨深い気分です。 |
2007年03月30日(金) 非モテ系P市民誕生 さてさて、無事に医師国家試験にも合格し、 午前10時過ぎにP市の病院前にある独身寮にてお目覚め。 月曜日の勤務開始前の最後の平日ということで、 今日はお役所関係の手続きを済ませてこなければなりません。 ベッドからもぞもぞと起きだしたところで、 独り寂しくボソボソとサトウのご飯と目玉焼きの朝飯。(←※やっぱり) 社会人になったら朝食を作ってくれる彼女もできますかね!? という渇いた叫びが部屋にこだまする・・・ ・・・ で(泣)(←※前途多難) 相変わらず自虐したところでシャワー浴びて着替えて自宅を出発。 曇天を気にしながらまずはP市役所へと向かい、 相変わらず人間スゴロク30分の後、転入手続き完了。 これにてP市民やなーと感慨深く思いつつも、 京都とは一線を隔したゴミの詳細な分別にビビリつつ、 降り出した小雨の中市役所を出発し、次に向かうのは保健所です。 えーっと、保健所はこのあたりだったはず。。。 周辺をウロウロしながらふと頭上の看板を見てみれば、 ■R総合庁舎 0.5km → お、ここやここや。 えーっと、右方向に0.5kmって言うとこっちの道やな。 横断歩道を渡って、その道に入れば、 もんのすごい登り坂。 保健所を含むR総合庁舎は小高い山の上。 庁舎までは山を一気に駆け上るもんのすごい坂道が続きます。 絶対に自転車で来ることを想定されてない立地を恨みつつ、 早く自分の車が欲しいなーと思いつつ、 ひいこらひいこら坂を駆け上がり、ようやく総合庁舎に到着です。 自転車を駐め、庁舎に入ったところで、 ・・・ 書類に切手張るの忘れた。。。。(←※大バカ) とりあえず受付の方に聞いてみました。 俺「すいません、この庁舎内で切手って売ってますか?」 受「切手を売っている場所はございませんね。。。」 俺「そうですか。」 受「麓のサークルKなら置いてあると思いますよ。」 俺「麓ですね。。。」 受「はい。」 というわけで、 ・・・ 自転車で坂道を駆け下りるって、 本当に気持ちがいいですね!(←※涙ながらに) そして麓のサークルKで切手をゲットし、 再び自転車であのもんのすごい登り坂を登ります。。。 坂道登りって有酸素運動で健康にもいいんですよ! 2回も坂を登って健康に気を使う伯耕、もうモテモテですね! ・・・ で(泣)(←※自業自得) ぜいぜい息を切らせながら再びR総合庁舎に到着。 受付で場所を聞いて、2階にあるという保健所へと向かいました。 総務課にて医師免許の申請に来たことを伝えると係の方が登場。 提出書類を確認してもらったところで書類を受理していただき、 これにてお役所関係の手続きは全て終了です。 はー、ようやく手続きが終わった。。。 煩雑な手続きもようやく一段落ということで、 |
2007年03月29日(木) ドタバタ医師国家試験合格発表 さてさて、いよいよこの日がやってきました。 本日午後2時、ついに医師国家試験・合格発表です。 すでに試験から1ヶ月以上が経過し、 その後の旅行に引越しに手続きにとめまぐるしい予定をこなした今、 ふと振り返ってみればあの戦いがはるか昔の出来事のように思われます。 泣いても笑っても人生が決まる一日、さあどうなる、俺。 というわけで本日は午前11時起き。 意外とふつーなテンションのまま、 独り寂しくボソボソとトースト5枚の朝飯。(←※基本) とりあえず午後2時までは何も動けないので、 PCを立ち上げて2ちゃんねるの医歯薬看護板を徘徊しつつ、 時間が過ぎるのを待つことに。 時刻は午後1時、ついに1時間を切りました。 やべぇ、ドキドキしてきた。。。。 そんな絶妙のタイミングを突いて携帯が反応、 友人からのメールのようです。 今日いよいよ発表やね。ドキドキ☆ ・・・ やべぇ、さらにドキドキしてきた。。。(←※相乗効果) 相変わらず所在無いままにネット世界を徘徊していたところ、 |
2007年03月28日(水) 進んで戻って人間スゴロク さてさて、関西を去っていったん静岡の実家に戻ってきました。 今日からは勤務開始に向けてバタバタ日程です。 ゆっくりと寝て今日は午前9時起床、 いつもなら朝飯を食うところですが、 今日は朝食抜きのままシャワー浴びて着替えて自宅を出発です。 自転車で走ることしばし、到着したのは近くの某総合病院。 俺「すいませーん。」 受「はい。」 俺「健康診断の診断書を書いていただきたいのですが。」 受「了解しました。所定の用紙などはございますか?」 俺「はい、この2通です。」 受「わかりました。ではそちらでおまちください。」 医師免許申請用と勤務先の病院用に2通、 健康診断書を提出しなけりゃなりません。 微妙に肝機能検査の数値がどうってるのかハラハラしつつ、 「検診」と書かれたバッジを身に付けて検診スタートです。 検尿、心電図、血液生化学検査、胸部X線、 身長&体重測定、視力検査、聴力検査と7つの検査をこなし、 最後はお医者さんによる問診タイム。 俺「お願いします。」 医「はい、今日は検診ということでしたね。」 俺「そうです。」 医「ざっと検査を見せてもらったんですが」 俺「はい。」 医「心電図がちょっとですね。」 俺「はあ。」 |
2007年03月27日(火) ありがとう関西 さてさて、昨日で京都大学も無事卒業し、 昨日一日で本当にたくさんの人としばしお別れをする中で、 彼女がいない寂しさを痛烈に思い知った伯耕です。どうもこんばんは。 締め切り間近ですがまだまだ彼女募集中ですよ! ・・・ で(泣)(←※しかし賞味期限切れ) というわけで大阪のアパホテル御堂筋本町駅前です。 午前9時に起床し、シャワー浴びたら階下のレストランへ向かい、 大阪の街を眺めながら独り寂しくボソボソと朝飯。(←※やっぱり) 目に映る見慣れた関西の風景を心に焼き付けつつ、 部屋に戻って準備を整えて、午前10時過ぎにチェックアウト。 結構な荷物を抱えてホテルを出発しました。 本町3交差点角のスタバにてしばし待っていたところ、 俺「おお、お久しぶり。」 S「お久しぶりですー。」 俺「てか、本当に久しぶりやね。もう1年以上かな。」 S「そうですねー(笑)。」 登場したのは話せば長くなる事情で知り合ったSさん。 一昨年の夏、一緒に淀川花火大会に行ったのもいい思い出です。 スタバに入り、いろいろとおしゃべりしておりました。 S「それにしてもすごい荷物ですね。。。」 俺「卒業式でまさかこれほど荷物が増えるとは思わんかったわ。」 S「重そうですね。。。」 俺「んー、まあまだ大丈夫かな。」 S「あ、そうだ、今日は返す物があるんですよ。」 俺「返す物??」 S「はい、これです。」 |
2007年03月26日(月) 旅立ちの数だけの別れ・・・京大卒業 ■■速報(3月29日)■■ 第101回・医師国家試験 ・・・ ・・・ ・・・ 合格だぁ。(←※超安堵) あーーーー、もう肩の荷落ちまくりんぐ。 なお、住居の移動とネット環境の手配の関係で、 3月27日から最終回31日までの日記のupは4月以降になる予定です。 最後までよろしくお付き合い頂ければ幸いです。 また、現在まだ全くもって未定ではありますが、 新たなBlog等を始めた場合は当サイトにて告知を行う予定ですので、 暇な折にでもまたのぞいて頂ければ幸いです。 ここからが3月26日の日記、というわけで今日はこんなのを。 何でモテないんだ(※別窓) コメント欄も楽しんだ伯耕です。どうもこんばんは。 さてさて、ついにこの日がやってきました。 今日は京都大学・学部卒業式。 7年間在籍したこの大学、そして8年間の大学生活最後の日です。 午前7時に起きて窓を開けてみれば門出の空は青く晴れ上がり、 すでに動き出した大阪の街には人が行きかっています。 今日は忙しくなりそうやなーと思いつつ、 顔を洗ってスッキリしたところで、本日の活動スタートです。 階下のレストランにて独り寂しくボソボソと朝飯を食い、(←※やっぱり) 部屋に戻ってスーツに着替えてアパホテル御堂筋前本町を出発。 大阪のオフィス街をスーツに身を包んで歩く伯耕、 惚れるんだったら今のうちですよ!てかお願いだから惚れて。 ・・・ で(泣)(←※しかしin vain) 御堂筋線・本町駅から地下鉄で一駅の淀屋橋駅にて列車を乗り換え、 京阪K特急にて向かうは京都・出町柳。 浅田次郎の「壬生義士伝」を読みつつ、 慣れ親しんだ京阪特急に揺られること50分、列車は出町柳に到着しました。 駅を出てみれば同じくスーツ姿の男子学生、 そしてキレイな着物に身を包んだ女子学生の姿がチラホラと。 なかなか卒業式の実感が高まってきたところで、 テクテクと歩いて会場である京大体育館へと向かいます。 午前9時45分、京大体育館に到着。 てか、 大混雑!!!(←※押しくら饅頭) 体育館入り口の広場は卒業生やら父母やら後輩やらで大混雑。 文字通り人ごみをかき分けてかき分けて、 なんとか卒業生席の「医」の分画を発見、 前から3列目のなかなかの好ポジションに席を取り、 後は久々の友人とおしゃべりしつつ、式の開始を待つのみです。 いよいよ式も開始に近づけば、 壇上に偉い人たちが入ってきましたよ! ・・・ そうさ恐れないでみんなのために、 愛と勇気だけが友達のはずが、愛に恵まれないのはどうしてですか。 あーん、顔がダメで女の子にモテなーい。 ・・・ で(泣)(←※バイバイキーン) と勝手に自虐している間も卒業式は粛々として進みます。 誰も知らない学歌の斉唱、各学部代表者による学位書の授与、 毎年恒例の仮装集団になかなか会場も盛り上がりつつ、 尾池総長の式辞(※別窓)も終わり、 全員で「蛍の光」を斉唱したところで全学卒業式も終了です。 素晴らしい豪華メンバーでした。 何枚か記念写真を撮ったところで体育館から退場、 人ごみを掻き分けて今度は医学部へと向かいます。 テクテクと歩いて医学部北門から構内に入り、 写真撮影集合場所の教務課前へと向かっていたところ、 P「あ、伯耕君だー。」 俺「おーっす。」 見てみれば同級生のPさんの姿が。 P「伯耕君の日記を見てるんだけどさ(笑)。」 俺「まぢで。Pさんまで(笑)。」 P「2月26日のフランクフルト行きのルフトハンザ乗ったんだよね?」 俺「おう。」 P「あれ、あたしも乗ってたんだけど(笑)。」 俺「へえぇぇ、なんたる偶然やな(笑)。」 フランクフルトでは職場の後輩に会うし、 偶然ってあるもんだなーと思いながらPさんとおしゃべり。 P「日記見る限り、なんか似たようなところ周ってたみたいね(笑)。」 俺「そうなんや(笑)。まあ俺も王道コースだったからねー。」 P「ローテンブルグも行ったんだよね。」 俺「行ったよー。あそこは良かったわ。」 P「ああいう街の雰囲気が好きって書いてたよねー。」 俺「うん。あーいうの好きやねん。」 |
2007年03月25日(日) 京都に大阪にあいさつ回り 今日はこんなのを。 紙がない(※別窓) やっぱツイてる人は違いますね。どうもこんにちは、伯耕です。 さてさて、ホテル住まい2日目です。 昨日の飲み会で微妙に二日酔いを感じつつ午前9時半過ぎ、 宿泊先の三井ガーデンホテル京都四条の一室にて起床しました。 んー、昨日はだいぶ飲んだなー。 そんなことを思いながらしばしウダウダしていたところ、 ・・・ ・・・ 揺れてる。。。。(←※ここは6階) 震源が近い小規模の地震なら安心ですが、 よもや静岡震源の東海地震だったらとの不安を感じつつ、 すぐに机の上のPCを起動し、気象庁の地震速報を見てみたところ、 ・・・ ・・・ 能登半島地震、被災地及び、 被災された方々の一日も早い復興をお祈り申し上げます。 NHKのニュース速報を見て地震情報をチェックしつつ、 シャワー浴びて着替えて、準備を整えたところで本日の活動スタート。 午前11時直前、ギリギリでチェックアウトし、 荷物をホテルに預けたところで、身軽になってホテルを出発しました。 46番系統のバスに乗って走ることしばし、 牛若バス停にて下車し、到着したのは、 ラーメン・福三 京都を去る前に俺的に絶対に食べておきたかったお店。 数ある京都のラーメン店の中でも俺のイチオシのお店であると同時に、 個人的にも本当にいろいろとお世話になったお店です。 ダメダメ医学生の京風日記・第1回オフ会は実はこのお店にて。 お店を貸しきって店長に特別料理を作っていただいたのも、 今となっては懐かしい思い出です。 開店とほぼ同時に入店、当然頂くのは、 福三ラーメン(←※激(゚Д゚)ウマー) いやはや、やっぱり旨い、ってかマジ旨い。 王道の京都ラーメンをベースにした濃厚な旨み、繊細な味付け、 食べるたびに更なる進化を感じるこのお店の底力に感動しつつ、 もちろん名物の鯖寿司、軟骨団子も頂いて大満足の昼飯終了です。 お会計の時、奥にご主人を見つけてご挨拶。 俺「どうも、お久しぶりです。」 主「あ、お久しぶりですー。」 俺「実は卒業と就職でしばし京都を離れることになりまして。」 主「地元の方へ戻られるんですか?」 俺「いえ、全くまた新しい場所へと(笑)。」 主「そうなんですか。。。頑張ってください。」 俺「また2年したら戻ってきますので、その時はまた来ます!」 主「ありがとうございます。お待ちしております。」 俺「長い間、美味しいラーメンをありがとうございました。」 お世話になったご主人に挨拶を終えたところでお店を出発。 ご挨拶ができてよかった、よかったとホッとしつつ、 どうせなら最後の京都観光でもしておこうと今宮神社に参拝。 おみくじを引いてみたら末吉だったよ。 恋愛運はもう少し待ったほうがいいみたいだよ。 もうすんごく長く待ってるのに、ぷんぷん。 ■伯耕がバグっております。しばしそのままお待ちください。 ・・・ ・・・ で(泣)(←※今日も正常運転) そんなわけで永きに渡る独り身を悲しみつつ神社を出発し、 再びバスに乗って四条西洞院に帰着。 ホテルで荷物を受け取ったらそのまま歩いて阪急烏丸駅へ。 阪急特急に乗り込んだら、向かうはいざ、大阪です。 ・・・ 阪急電車と地下鉄を乗り継ぎ、 本日から2連泊するアパホテル御堂筋本町駅前に到着。 部屋で持っていく書類を整えたところで、 ホテルを出発し、地下鉄を乗り継いで12月まで働いた職場へと向かいます。 30分ほどで職場に到着。 俺「こんにちはー。お久しぶりです。」 事「あ、お久しぶりです。」 俺「昨日メールした書類って、ありますかね?」 事「はい、用意してありますよ。」 俺「ありがとうございます。」 頂いた書類と合わせて提出すべき書類を揃え、 これを封筒に入れてお預けしたところで我が全ての仕事は終了です。 お世話になった事務さんにもご挨拶。 俺「これにて、全ての仕事終了ですわ。」 事「お疲れ様でした(笑)。」 俺「また来る時にはP市のお土産持って参上しますので(笑)。」 事「楽しみにしてます(笑)。」 俺「それでは、また。」 |
2007年03月24日(土) こくはくはむずかしい 今日はこんなのを。 東京都知事候補・外山恒一の政見放送(※別窓:You Tube) 久々に壮絶にワラタwwwwwwwwwwwwwwwwwwww。 私もビビった伯耕です。どうもこんばんは。 さてさて、昨日から始まったホテル4連泊の日々。 ヨーロッパ旅行と引越しも含めれば、 おそらく人生で最も寝場所を変えた日が多い月になることは確実ですが、 とりあえず出費がかさむのが最大の泣き所です。。。 というわけで1泊目は四条西洞院のホテルオークス京都四条。 昨日は早めに寝てしまったこともあり、今日は午前7時半起床です。 朝風呂に入ったところで着替えて準備を整えてチェックアウト、 荷物を預かってもらってホテルを出発し、 「やよい軒」にて独り寂しくボソボソと朝飯。(←※やっぱり) ついに最後まで独りボソボソだなーと世を儚みつつ、 コンビニで市バス一日乗車券を購入し、 3番系統のバスに乗って走ることしばし、 百万遍にて下車し、テクテクと歩いて我がアパートへと向かいました。 がらんとした部屋にて待つこと十数分。 係「おはようございます。○○住宅センターです。」 俺「はーい。」 係「部屋の引渡しの確認に参りました。」 俺「よろしくお願いいたします。」 今日は7年間暮らした我が部屋の引渡しの日。 係員さんが手馴れた調子で部屋の隅々までチェックを入れていきます。 チェックを終えたお話を聞いてみたところ、 さすがに7年で部屋にいろいろと手直し箇所が出ているとのこと。 敷金の戻りは期待できないなーと思いつつ、 鍵を返却し、引渡しの証書に署名をして、これにて引渡し、完了です。 係「では、後は私共で作業を行いますので。」 俺「はい、お世話になりました。」 係「ありがとうございました。」 ・・・ これにて7年間暮らしたこの部屋とも本当にお別れ。 寂しいけど、振り返るのはやめよう。 でも可愛い女の子が呼んでくれたら振り返っちゃうよ! ・・・ で(泣)(←※可能性皆無) 歩くたびに次第に家々の間に埋もれて見えなくなるアパート。 次に俺がこの場所を訪れたとき、どんな懐かしさを感じるんだろうか、 そんなことを考えながら大学方面へ足を向けたのでした。 ちょっと中央図書館にて書類の記入作業をしたところで、 昼飯でも食うかとやってきたのはもちろん、 大学生協ルネ(←※毎度おなじみ) そして、 ルネにて独り寂しくボソボソと昼飯。(←※ついに最終回) 7年間、俺の食生活の中心を担ってくれてありがとうルネ。 俺にバランスの取れた栄養を与えてくれてありがとうルネ。 でもむしろ俺は彼女が欲しかったよ! ・・・ で(泣)(←※無理な相談) というわけで最後のルネ独り飯も終えたところで、 まあ卒業式の日にまた友人と来るよなと思いながら、 長らくお世話になったルネを後にしたのでした。 その後、バスで移動し、やってきたのはいつもの美容院。 卒業式、入社式の前に髪の毛を切っておこう企画であります。 俺「こんにちはー。」 美「どうもどうも、お久しぶり。」 俺「飛び入りですいません。いま空いてます?」 美「うーん、30分後くらいでもいいかな?」 俺「いいですよ。」 美「すいません。」 俺「それまでちょっと外で時間つぶしてきますわ。」 時間をつぶすところ、時間をつぶすところと探してみれば、 ちょうど美容院の隣にオシャレな喫茶店が。 おお、ここでコーヒーでも飲みながら時間をつぶすことにしましょうか。 ドアを開いて伯耕お独り様ご入店。(←※アチャー) 俺「こんにちはー。」 喫「いらっしゃいませー。」 キレイなコーヒーカップが陳列されたなかなかオシャレな店内。 最後の最後にいいお店を見つけたなーと思って、 |
2007年03月23日(金) 果てしなく遠いシングルルーム 今日はこんなのを。 部屋にある珍しいもの(※別窓) 大御所SUGEEEEEEEE!!!!!! ちなみに194のおもちゃの缶詰キャラメル缶は実は持ってる伯耕です。 どうもこんばんは。 さてさて、おかんが来たりて京の老舗旅館・玉半に宿泊。 微妙に寝汗をかきつつも午前7時過ぎに起床し、 目覚めは檜の朝風呂、こんなところに日本的贅沢の極みを感じつつ、 朝の湯豆腐定食もしっかりと頂いたところで、 午前9時過ぎにチェックアウトです。 まずは車でアパートへと向かい、 明日の引渡しに備えて最後のお掃除タイム。 床掃除、窓掃除、そして水周りと汚れの目立つところを中心にお掃除、 数時間ほど母親と分担して整理を済ませ、 正午過ぎ、なんとか部屋は磨き上げられ、完全にカラッポになりました。 そう、まるで俺の出会いのチャンスのように。 ・・・ で(泣)(←※お約束) というわけでこのあとどうするかについておかんと相談。 俺「そういや卒業式には来るんやったっけ?」 母「うーん、まだ行けるかわからないなー。」 俺「そいじゃ今のうちにそれらしい記念写真でも撮っとく?」 母「そうしようか。」 俺「それじゃ時計台前で記念写真でも撮ってこよう。」 というわけで一足早く、京大のシンボル時計台前にて、 卒業記念の記念写真を撮ってくることに。 おかんとテクテクと歩くことしばし、京大時計台に到着です。 えーっと、よし、あの人にシャッター押してもらおう。 俺「すいませーん。」 A「はい?」 俺「すいませんが、シャッター押してもらえますか?」 A「あ、いいですよ(笑)。」 俺「お願いしまーす。」 A「はい、じゃあ撮りますよ。」 俺「はい。」 A「3、2、1、はいOKです。」 俺「ありがとうございますー。」 A「いえいえ(笑)。確かめてみてくださいね。」 俺「はい、あ、めっちゃいい感じですわ。ありがとうございます。」 |
2007年03月22日(木) 大移動とファイナル旅館 今日はこんなのを。 関係ないんだが(※別窓) 好きな言葉「不条理」、どうもこんばんは、伯耕です。 さてさて、P市への引越しを終えた翌日。 寒くなるとの噂でしたが備え付けの暖房がしっかりと機能、 新しいベッドでも熟睡して午前9時半起床です。 隣の部屋に向かい、テレビをつけてみればちょうどNHK。 これからの番組予告が並んでいたわけですが、 ・アニメ 風の少女エミリー ・サイエンス ZERO ・・・ ・・・ ・アニメ風の少女エミリー ・サイエンスZERO 誰も注目しないところに物事の本質が現れていると、 サイエンティストの卵としての自分の才能に惚れ惚れしましたね! ・・・ で(泣)(←※故障中) というわけで相変わらず水が出ない中、 昨日汲んできた水で顔を洗って着替えて、本日の活動スタート。 しばしウダウダしていたところ、携帯が反応しました。 母「もう着いたよ。」 俺「おーっす。」 おかんがレンタカーのワンボックスカーに乗ってP市に到着。 昨日引越しでP市にやってきた俺ですが、 翌日の今日には京都に戻って立ち退きの準備にかからなければなりません。 車の運転を代わり、京都に向けてP市を出発です。 ・・・ ・・・ 数時間後、再び京都市到着。(←※ぐったり) ひー、長時間運転は疲れるなーと思いつつ、 何も無くなった我がアパートに戻り、おかんとともに掃除スタートです。 24日のアパートの引渡しに備えて、 妙なところで突っ込まれないように床やら壁やらの汚れ落とし。 さすが母親、掃除のプロということで、 なんか掃除方法がよくわからなければいろいろ聞くわけです。 俺「ここの汚れって、この洗剤でいいの?」 母「いや、こっちの洗剤。こすれば落ちるよ。」 俺「そうなんや。」 ・・・ 俺「あのさー、このゴミって分別ここでいいの?」 母「いや、それはこっちの袋。」 俺「ういー。」 ・・・ 俺「あのさー、問題が発生したんだけど。」 母「なに?」 |
2007年03月21日(水) 追いかけ追いつけ強行的引越し 今日はこんなのを。 ナントカ還元水(※別窓) もうすぐエイプリルフール、伯耕です。どうもこんばんは。 昨日の日記も同時更新しました。よろしければ是非。 さてさて、いよいよ引越しです。 7年間住んだ京都のこの家を離れ、向かうは新天地P市。 トラック1台を貸しきって1日で搬出、搬入を行う強行日程ということで、 今日はとにかく忙しい一日になりそうです。 というわけで今日は午前7時半起床。 シャワー浴びて着替えて、しばし最後の片づけをしていたところ、 横に置いておいた携帯電話が反応しました。 引「もしもし、○○引越しサービスです。」 俺「はいはい。」 引「今すぐ近くまで来てるんですが・・・どちらでしょう?」 俺「あ、いま道まで出てきますわ。」 トラックの入れない路地の奥という、 引越し業者さん的にはかなり難易度高い和がアパート、 路地を出て道まで出たところでなかなか大きなトラックを発見しました。 業者さんに挨拶して、もう荷物の運び出しスタートです。 どんどんと崩されていく段ボールの茶色い巨塔。 引「じゃ、次はこれ持ってきまーす。」 俺「あ、それは・・・」 引「!!!」 俺「思いっきり重いです。。。」(←※医学書がぎっしり) 引「ですね。。。」 申し訳なく思いつつもさすがは引越しのプロ、 搬出は手際よく進んでいき、午前10時、 あれほど梱包に手間取った荷物はあっけないほど早く部屋から姿を消し、 これにて我が部屋からの全ての搬出が終了しました。 俺が立っているのは何もなくなった部屋。 ・・・ ・・・(←※ただ今たそがれ中) 住みも住んだり7年間、 京大に合格して入学手続きの日に一目ぼれして決めたこの部屋。 楽しいことや大変なこと、 俺の大学生活の全てがこの部屋と共にありました。 この部屋と分かれることを本当に名残惜しく感じつつ、 でも女の子との思い出は入ってないよ(はぁと) ・・・ で(泣)(←※涙ながらに) しばし感傷に浸ったところで俺も準備を整えてアパートを出発。 たった今出発した業者さんを先回りして待ち構えなければなりません。 百万遍からバスで京大を出発、なぜか四条河原町で下車して マクドで独り寂しくボソボソと朝マック。(←※ヘレニズム表現) 四条河原町は本当にカップルが多いですねと凹みつつ、 四条烏丸までテクテクと歩き、ここから地下鉄でJR京都駅へ向かいます。 ・・・ ・・・ 午後3時半前、ようやくP市到着。 まずは病院へと向かい、救急受付で部屋の鍵をゲット。 病院の目の前にあったP病院・独身寮の4階某室に入ってみれば、 広っ!!!!! さすがなぜかファミリー対応の改造部屋、 10畳以上もありそうなリビングに8畳のプライベートルームの1LDK。 2室共に南向きの部屋のカーテンを開けてみれば、 すぐ目の前には病院、そしてホテル並みのものすごい眺望です。。 さらに西側にも2つの窓があって、 この部屋では日が昇ってから日が沈むまでを全て観測可能、 まあそんな暇は無いだろうと思いつつも、 今までのアパートの3倍近い居住空間にしばし感激タイム。 しかしその数分後、 |
2007年03月20日(火) 30年後のプロポーズ 今日はこんなのを。 月の支出(※別窓) 気付いたら吹いたwwwww伯耕です。どうもこんばんは。 さてさて、引越し1日前であります。 明日の朝には引っ越し業者さんが到着、 ってことは今日中に全ての梱包を終わらせなきゃならないわけで、 でも部屋の中を見渡せばまだまだ準備も終わってないわけで、 今日一日はいろいろ忙しそうです。 これも手伝ってくれる彼女がいないせい・・・ ・・・ で(泣)(←※今日も正常運転) というわけで本日は正午起床。 シャワー浴びて着替えて準備を整えたところで、 大学生協ルネにて独り寂しくボソボソと飯を食い、(←※あとわずか) 腹は満たしたけどロマンスは大飢饉、 外に出てみればそよ吹く風に春を感じつつも俺の心は不毛地帯、 今日も元気よくブツブツと独り言をつぶやきながら、 自転車に乗ってルネを後にしたのでした。 春の風って、本当に冷たいですよね! ・・・ で(泣)(←※自業自得) というわけであいかわらず嘆き悲しみつつ、 まずは銀行へと向かい、住所登録変更用紙をゲット、 いったん帰宅したところで今度は郵便局へと向かったものの、 印鑑を忘れてゆかいな伯耕さん。 ・・・ で(泣)(←※みんなが笑ってるー) あー、俺バカだーと凹みながらいったん自宅へ戻り、 印鑑を持って再び郵便局へ。 旧日本育英会奨学金の返還口座の開設届けを提出したところで、 再び自宅へと戻り、さあ、いよいよ引越し準備再開です。 とりあえず片付けに集中するためにも、終了予定時刻は午後6時に設定。 目標、もちろん部屋をカラッポにすること! まるで俺の出会いのチャンスのように。 ・・・ で(泣)(←※カラッポ) と一通り自虐ったところで片付けスタート。 業者からもらった段ボール箱にどんどんと荷物を詰め込んでいきます。 押入れの物も引き出しの物も全部部屋に出して作業するわけで、 もう部屋の中は足の踏み場も無いほどに散乱中。 そんな部屋の中にあぐらをかいて座り、 手当たり次第に近くのものから段ボール箱に詰め込んでいくわけですが、 何も考えずに近くにあったものをつかんで、 |
2007年03月19日(月) 独身寮的フラグ発生中 今日はこんなのを。 強制終了(※別窓) ふりかえれば時の流れは矢の如し、どうもこんばんは、伯耕です。 さてさて、今日からは本格的に引越しモード。 部屋の整理やら荷造りやらはむしろ楽しい部類に入るのですが、 俺的には各種の手続きってのがもんのすごく苦手なわけで、 でも転居するためには手続きいろいろしなきゃいけないわけで、 とりあえず何を言いたいのかというと、 手続きを助けてくれる彼女を募集中ってことだよ(はぁと) ・・・ で(泣)(←※請求却下) やっぱり文系は俺には向いてないなーと思いつつ今日も正午起床。 今日やることを頭の中で整理しつつ、 シャワー浴びて着替えて、まずは大学生協ルネへと向かいました。 奥の暗がりで独り寂しくボソボソと飯を食い、(←※日課) この日課ももう終わりだなーと感慨深く思いつつ、 しかし季節は春が来てルネ内はやっぱりカップルでいっぱい、 俺の心はシベリア寒気団、ハートはノバヤゼムリャ、 目指せモスクワ、逢いに行くよ、ヤックルに乗って。 ・・・ で(泣)(←※何がなんだか) ■参考動画「めざせモスクワ」(※別窓:You Tube) というわけで多少アウトオブオーダーしたところでルネを出発、 まずは自転車で百万遍郵便局へと向かいます。 番号札を取ってしばし待つものの、 自分の前の人に限ってやったらめったら時間かかるって 結構「あるある」経験だよなーと思いつつ、 20分ほど待たされたところで郵便物の転送手続きを完了。 一仕事終えたところで自宅へと戻ります。 続いて目の前に各社請求書を広げていざ電話タイム。 引越し日を目安にガス、電気のストップの依頼を済ませ、 さらに転居先のガス会社、電気会社に連絡、 電気とガスの開通をお願いしたところで、 さらに今度はPCを開き、ネット上から固定電話番号引越し依頼。 ネット関係は明日だなーと思っていたところで、 見知らぬ番号から電話がかかってきました。 俺「はい、もしもし?」 店「お世話になります。○○引越しサービスです。」 俺「あ、はいはい。」 店「伯耕様の引越しですが、予定通り21日の午前9時にお伺いします。」 俺「よろしくお願いいたします。」 店「その日のうちにP市に到着、搬入でよろしかったですね。」 俺「はい、僕も追っかけますので(笑)。」 店「そうですか(笑)。ではまた当日、失礼いたします。」 というわけで引越しがいよいよ迫ってきた感を感じたところで、 ・・・ そういや、入居先の家の鍵って、どうするんだ??? 鍵が無けりゃドアを開けられないことにようやく気付き、 就職先の病院に連絡してみました。 俺「もしもし、担当のM様でしょうか。」 院「はい、そうです。」 俺「21日に引越しするんですが、部屋の鍵はどうすればいいんでしょう?」 院「あ、それでしたら救急外来に預けておきますので。」 俺「救急外来ですね。」 院「ええ。名前を言っていただければお渡しするようにしておきます。」 俺「ありがとうございます。」 院「いえいえ。」 俺「あ、あと・・・」 院「はい?」 俺「部屋にクーラーとか暖房の類って、すでに付いてますか?」 院「ええ、付いておりますよ。」 俺「そうですか、ありがとうございました。」 というわけで鍵はゲットしたぞ、危ない危ないとホッとしていたところ、 20分ほど経ってまたまた知らない番号から電話が。 俺「はい、もしもし。」 M「あ、こちら、先ほどお電話頂いた○○病院のMですが。」 俺「あ、どうも先ほどは。」 M「もう少し詳しい情報が必要かと思いましてですね。」 俺「ええ。」 M「いま伯耕さんのお部屋に来てみたですけどね。」 俺「えー、わざわざ申し訳ありません。。」 M「ベッドとクローゼットと靴箱はありますわ。」 俺「ベッドがあるんですか(笑)。」 M「はい。シングルベッドがありますね。」 俺「ほー。」 M「あ、あと、実は伯耕さんのお部屋なんですけどね。」 俺「ええ。」 M「実は普通よりちょっと広いんですよ。」 俺「そうなんですか?」 |
2007年03月18日(日) 華麗なる鼻血ブー 今日はこんなのを。 弟の文集からすごいヤツ見つけたwwwwwwww(※別窓) 90度と270度にツボった伯耕です。どうもこんばんは。 さてさて、今日も転居の準備は続きます。 何だかんだ言って家の中をあされば物が出てくるわ出てくるわ。 ここで暮らした7年の歳月を改めて実感すると共に、 まったくその中に色気が無いのはなぜですか。 非モテ系だからなんですか、そうですか。 ・・・ で(泣)(←※今日も快調に自虐中) というわけで本日は正午起床。 夜型に戻ってしまったのかそれとも時差ぼけなのかわからぬまま、 ウダウダとベッドから起き出して本日の活動スタートです。 シャワー浴びて着替えて準備を整えたところで自宅を出発、 出町柳のロッテリアにて独り寂しくボソボソと軽食を食い、(←※日課) そのまま京阪電車に乗り込み京阪四条にて下車。 四条大橋を渡って阪急・河原町駅へと向かい、 ギリギリで特急列車に乗り込み、いざ大阪へと向かいます。 「壬生義士伝」を読みつつ電車に揺られること数十分、 阪急梅田駅に到着しました。 行き止まりのターミナルを見てヨーロッパの駅を思い出しつつ、 待ち合わせ場所の成城石井前へと向かいます。 10分ほど迷ったところで成城石井前に到着、 しばし待っていたところ、 Q「お久しぶりですー。」 俺「どうもどうもー。」 現れたのは職場でお世話になったQさん。 いやはや、女性と飲み会なんて超久しぶりでございますよ。 ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲー、昼まで寝床でグーグーグー。 楽しいな、楽しいな、非モテにゃ合コンも〜、予定もなんにもない♪ ・・・ で(泣)(←※ドン引き) 実は1月20日の使いまわしなことは伏せておいて、 ついでに起床してから5時間後の飲み会なことも秘密にしつつ、 和食リクエストということで本日向かったのは「和's」(※別窓)。 京都のお店は何度か訪問したのですが大阪店は今回が初めて。 美味しいお酒とお料理を頂きつつ、いろいろとおしゃべりです。 Q「ヨーロッパ行ってたんですよね。」 俺「なんとか無事に帰ってきましたよ。」 Q「日記見てましたけど、鉄道の旅やったんですね。」 俺「ええ、いいですよー。一等車の旅。」 Q「いいですねー。」 俺「今度はシベリア鉄道の旅とかもしてみたいですねー。」 Q「シベリア鉄道ですか(笑)。」 俺「一等車で何十日もかけてシベリアの荒野を横断。」 Q「ええ。」 俺「ウラジオストクあたりから樺太、そして北海道へ。」 Q「いいですねー。」 俺「でもちょっと危険かも。」 Q「そうなんですか?」 俺「あのへんは結構治安が悪いらしいですよ。」 |
2007年03月17日(土) ダンボールにはモテモテだぁ 今日はこんなのを。 女子大生が「子供に付けたい名前」(※別窓) そのうち「鈴木勇者(すずきひーろー)」とか普通に出てきそうだと思う 伯耕です。どうもこんばんは。 さてさて、ヨーロッパから帰ってきて次の日は親と温泉旅館。 なんか違った枕で寝ることにだいぶ慣れてきた感を感じつつ、 やっぱり日本人には日本の温泉が一番だと実感しつつ、 微妙に睡眠不足ながら午前7時過ぎに起床しました。 さーてと、温泉旅館といったら朝風呂で気分スッキリですよ! というわけでいそいそと旅館の大浴場へと向かい、 朝から露天風呂とジャグジーでいい気分、 スッキリして風呂から上がったら近くで服を着替えてたおっさんが、 俺の至近距離でごっついおならをしやがったんですが、 もう笑うしかないですよね。へへへ。 ・・・ で(泣)(←※マジ凹み) 風呂から上がったところでレストランにてバイキングで朝飯。 ハムとソーセージはやっぱりドイツが旨かったなーと思い出しつつ、 でもコーヒーの味は日本が一番だと納得しつつ、 飯を食い終わったらチェックアウトを済ませて宿を出発です。 車の中にておかんと相談。 母「せっかく京都に来たんだし、なんか名所は無いの?」 俺「んー、もうすぐ桂離宮だな。」 母「行ってみようよ。」 俺「おーっし、ほいじゃここ右折するわ。」 というわけで、桂離宮着いたよ! |
2007年03月16日(金) 戻ってきてところてん的日々 京都に戻ってきたので今日はこんなのを。 世界一未来的な都市は「東京」(※別窓) 高層建築大好き人間としては宝の山のようなスレ、 どうもこんばんは、伯耕です。 さてさて、京都に戻ってきて翌日、 今日からは引越し&移住の準備で大忙しです。 それが終われば卒業式に打ち上げに医師国家試験合格発表、 そしてそれがうまくいってくれればついに医師人生スタートと、 この2週間で人生がめまぐるしく過ぎ去っていくことを感じつつ、 俺的にはところてん的に予定と時の流れに押し出される日々を感じつつ、 学生生活最後の激動の2週間、いよいよスタートです。 というわけで今日も午前中はウダウダと寝ていたところ、 ピーンポーン♪ ・・・ なんだ???(←※寝ボケボケボケ) 目をこすりながら玄関まで向かってみれば宅配便が到着。 引越し業者からの段ボール箱15個セットでありました。 そういやツナマヨは30個になったって言ってたなーと思い出しつつ、 大掛かりな荷物を受け取って、本日の活動スタートです。 シャワー浴びてしばしウダウダしたところでおかんから電話。 母「もうアパートの前に着いたよー。」 俺「おー、いま行くわ。」 今日は静岡からおかんが出てきて引越しサポート。 とりあえず実家に戻すものは持っていってもらわなけりゃなりません。 昼飯なので南禅寺の湯豆腐店にて昼飯を食い、 再び車でアパートの前まで戻ってきていざ準備スタート。 ・・・ てか、 物多すぎっ! 7年間で溜め込んだ物が出てくるわ出てくるわ。 戸棚の奥から買った記憶すらないような食器が出てきたり、 化石と化した干ししいたけの山が出てきたり、 7年前の転入時に買ったと思われるシーチキンとか、 むしろ博物館でも開けるんじゃないかってくらいいろいろ出てきます。 ちなみにお客さんは女の子限定ですよ! ・・・ で(←※そして、閉館へ) そんなわけでなんとかある程度は分別を済ませたところで、 とりあえず本日の宿を求めていろいろとお電話。 亀岡・湯の花温泉になかなかいい宿を発見し、車で出発したのでした。 渋滞に巻き込まれた挙句、2時間も掛かって亀岡に到着。 部屋に入ってすぐにレストランへと向かいます。 本日の夕食は奥京都会席なる会席料理。 メニュー表を見ながら何が出てくるのかなかなか興味深々です。 母「京都ポークって有名なの?」 俺「さあ・・・。ところでこの最後のやつは?」 母「どれよ?」 |
2007年03月15日(木) 帰国にルネにラーメンに 帰ってきた伯耕です。どうもこんばんは。 さてさて、ルフトハンザ740便・関西国際空港行き機内です。 ひたすら東に向かって飛び続けるエアバスA340-600、 周囲は完全に闇に包まれ、時折眼下に都市の灯がちらほらと。 おそらく現在は中央アジア上空、まだまだ先は長いものです。。。 結局目を閉じるもほとんど何も眠れずに時間は過ぎ、 ・・・ ・・・ 次第に窓の外に地平線がうっすらと青く見えるようになりました。 数十分前に比べれば明らかに明るくなってきた感じ。 現在位置は中国、北京に近いあたりでしょうか。 黎明の高度10,000mをエアバスは東へ向かってひたすら飛び続けます。 首が痛い。。。。(←※9時間経過) ・・・ 関西国際空港到着まであと2時間。 完全に日が昇り、水平尾翼に反射する朝日がまぶしく感じられます。 飛行機は韓国上空に到達、 だんだんと明るさを増しつつある太陽に向かって、 雲海の上を飛行機は駆け抜けていきます。そしてその先には日本。 |
2007年03月14日(水) さらば欧州、目指せ関西 今日は1日が短い伯耕です。どうもこんばんは。 昨日の日記のアップしましたので是非是非。 非モテ系的学生生活最終ページの光景(※3月13日分:別窓) さてさて、ドイツ7日目、そして最終日です。 最終日といっても今日はフランクフルト国際空港から帰国するのみ。 俺の実感では昨日で旅行の日程は全て終わった感じですが、 気の緩みはトラブルの元、最後まで気を抜くわけには行きません。 というわけで本日は午前7時半起床。 今日はしんどい1日になりそうだなーと思いつつ、 階下のレストランで独り寂しくボソボソと飯を食い、(←※最後まで) そういえば旅先での運命の出会いってのが 俺の最初の期待ドキドキだったなーと思いつつ、 とりあえず最初の思惑は今この場で抹殺しておこうと思います。 最近ドラマと現実の違いがようやくわかってきました。 ・・・ で(泣)(←※そして厳しい現実) ひとしきり悲しんだところで部屋へと戻り、 荷造りして忘れ物が無いか確認したところで部屋を出発。 フロントでチェックアウトを済ませ、 フロントの方とひとしきりしゃべったところでホテルを出発。 フランクフルト中央駅からSバーンに乗り、 ホテルを出て40分後、到着したのは フランクフルト国際空港 ヨーロッパでも最大級のハブ空港。 なかなか年季が入った建築が日本の空港と違うなーと思いつつ、 チェックインの前に最後に残ったお土産をゲットすべく、 まずは荷物をガラガラと引っ張ったまま、お店探しを始めました。 空港だからお土産売り場くらい、 当然あるはずだと思って広い空港内を歩いてみたものの、 ・・・ ・・・ ない。。。(←※想定外) ショッピング街でも見つかるのはブランドショップばかり、 他にはスーパーマーケット、薬局、電気店などがあるものの、 肝心のお土産売り場が全く見つかりません。。なぜだ??? 探すこと1時間、さすがにくたびれてきたところで、 お!!! 目の前にはお土産売り場っぽいお店が。 ようやく見つけた、見つけたと一安心して店内に入り、 |
2007年03月13日(火) 非モテ系的学生生活最終ページの光景 ついに実質的最終日、どうもこんばんは、伯耕です。 さてさて、ドイツ6日目はフランクフルトです。 明日の帰国を前にフランクフルトで1日取り、 市内観光&買い残したお土産タイム。 まるヨーロッパ1日滞在するのは今日が最後ということで、 有終の美を飾りたいなーと思いつつ、今日は午前8時起床です。 階下のレストランで独り寂しくボソボソと飯を食い、(←※日課) 朝食にパンを食うのにも慣れてきたけど、 やっぱりご飯が恋しくなってきたところでレストランを退出。 シャワー浴びて着替えてちょっとサイトチェックしたところで、 準備を整えてホテルを出発しました。 さーてと、どこへ行こうか、どこへ行こうか。 まずはガイドブックをめくってみたものの、 ・旧市庁舎 ・大聖堂 ・シュテーデル美術館 ・ニコライ教会 ・ ・ んー、なんか古い建築はだいぶ見て、正直飽きてきたしなー。 他に何か面白そうなところ、面白そうなところ、 ■ゼンケンベルク自然博物館 世界的な自然史博物館。恐竜の骨格の展示はなかなかの見もの。 ・・・ 恐竜! 恐竜! 恐竜!!!(←※ただいま興奮中) というわけでフランクフルト中央駅からUバーンに乗って、 最寄り駅のBockenheimer Warte駅にて下車。 地下鉄の出口はこんな感じ。 その辺を地図を見ながらウロウロしたところで、 なんとか無事に博物館を発見し、入場料を支払っていざ館内へ。 入った一番最初のフロアに大型恐竜の復元骨格が展示してありました。 いやー、念願の恐竜ですよ、遠足の小学生に混じって大興奮。 恐竜のフロア。 その後も地震、地殻のフロアや、人類の進化のフロア、 さらに野生動物・植物のフロアなどをいろいろと見て周って、 俺的にはかーなりテンション上がっていたわけですが、 俺が個人的にツボな観光名所ってなんで日本人がいないんですかね? というわけで恐竜の化石を見て興奮する女性をただいま大募集中です。 あて先は・・・ ・・・ で(泣)(←※応募者ゼロ) 俺的にはなかなか楽しんだところで博物館を出発。 お次は買い物でもしますかと再び地下鉄に乗り込み、 街の中心部、Hauptwacheへ向かいました。 カウフホーフやら三越やらを見て周ってとりあえず何点かお土産ゲット。 あとは1つだけだなーとまあ安心して昼食タイムです。 昼食はフランクフルト中央駅地下のBurger Kingにて。 店内のスクリーンではドイツの歌手のPVが流れておりました。 ・・・ ってか、 何言ってるのか全く分からん。。。(←※ドイツ語ラップ) |
2007年03月12日(月) ハイライトは白鳥の城へ 毎日ビール飲みまくりの伯耕です。どうもこんばんは。 さてさて、ドイツ5日目はフュッセンからスタート。 ドイツ最南端、隣国オーストリアとの国境となる保養地の街です。 今日はいよいよこの旅行の最後のハイライト、 なかなか期待は高まりながら、今日は午前7時半起床です。 まずは階下のレストランにて独り寂しくボソボソと朝飯。(←※日課) 独り飯もだいぶ慣れてきたなーと思いつつ、 実は日本にいるときからずっと慣れてることはここだけの秘密です。 人生は独り旅、お、なんか響きがカッコいいけど内容は悲しいぞ。 ・・・ ・・・ で(泣)(←※毎度おなじみ) というわけで日課の嘆きも済んだところで、 部屋に戻ってシャワー浴びて着替えて荷物を整えて準備完了。 荷物を預かってもらった上でチェックアウトです。 まずは帰りの電車の時間をチェックすべく、駅方面へと向かいました。 駅の時刻表とにらめっこしていたところ、 A「おっす、おはよう。」 俺「おー、おはよー。」 昨日ローテンベルグからここフュッセンまでご一緒したA君登場。 どうせなら日本人同士、一緒に観光しましょうと、 今日はここで待ち合わせていたのでした。 しばし待ったところでA君の友人のB君も登場、 駅前でタクシーを捕まえて3人で乗車、 5キロ先のホーエンシュヴァンガウ村を目指します。 十数分後、ホーエンシュヴァンガウ村到着。 てか、 雪積もってるー。(←※想定外) 俺「うあー、寒いなー。。。」 A「なんか長野にスキーに来たみたいな風景だよね。」 B「ダウンコート持ってきて正解だった。。。」 昨日までの温かさから一転、冬の早朝の寒さ。 さすがはアルプスに抱かれる街だと実感しつつ、 チケットを買ったところで、さあ、今日の目的地に向かうとしますか! 今日の目的地、そしてこの旅行最後のハイライト、 ノイシュヴァンシュタイン城へ。 俺「山の尾根に聳え立つ白鳥の城だってさ。」 A「割と上のほうにあるのかなー。」 B「どこだろうねー、って、あっ、おい、後ろ、後ろ!」 俺「後ろ?」 A「おおおおおおお!!!!!!」 俺「あれかーーーーー!!!!!」 ノイシュヴァンシュタイン城 ノイシュヴァンシュタイン城(Schloß Neuschwanstein)、 バイエルン国王ルードヴィッヒ二世が17年の歳月と、 巨額の費用をつぎ込んで建設した白壁の美しいお城、 建設のテーマとその外観から「白鳥の城」とも呼ばれる名城です。 さすがは噂通りの、いやそれ以上の美しさ、 なかなか感動しつつ、まずは城へと向かう山道を登り始めました。 40分後、ようやく、 お城まで着いたよー。 そして、 日本人率95%だよー。(←※やっぱり) やはりこの場所にもツアーという名のモンスターが3つほどいました。 フランスでも凱旋門やモン・サン・ミッシェルは日本人だらけだったし、 ここノイシュヴァンシュタイン城も日本人の大群、 ヨーロッパの定番名所は完全に日本化されてるなーと思いつつ、 テンションを無理に海外モードに切り替えてる個人旅行者にとっては、 旅先に思いっきり日本を持ち込むツアー旅行者は微妙な存在です。。。 まあ、予想はしていましたが、 |
2007年03月11日(日) 日本人同士、国境の町へ 今日は移動の日、どうもこんばんは、伯耕です。 またまたネット環境をゲットしましたので、 5日分まとめてアップしました。 というわけで是非是非こちらからどうぞ。 フランダースの非モテ系(※3月7日:別窓) 昨日とつながる今日の日記はこちら↓↓↓ さてさて、ドイツ4日目で昨日はローテンブルグ見学&宿泊、 この旅行で最高の宿をゲットできたことを喜びつつ、 今日はもう次の目的地へと向けての出発です。 本当に名残惜しい街、そして宿ですが、 後ろを振り返っていては先へと進めないのは何かと同じ、 今のこの瞬間もいつかは思い出になってしまうんだなーと思いつつ、 今日も早めの午前6時半起床です。 シャワー浴びて着替えて、まずは別棟のレストランへ向かい、 独り寂しくボソボソと朝食。(←※日本人、俺のみ) すいません、そこのドイツ人のお嬢さん、 ちょっとジャパニーズ枯れ木に花を咲かせてみませんか。 今なら日本のスペシャルなお菓子、うまい棒あげますよ。 ・・・ で(泣)(←※そして俺独りに) 天気は好転でも出会いには全く恵まれないことに無常を感じつつ、 飯も食い終わったら準備を整えてホテルをチェックアウト、 ご主人にこの旅行で最高の宿だったよとお礼を述べてホテルを出発、 荷物をガラガラ引きずって駅へと向かいます。 ローカル列車も流線型なのがドイツ流 午後9時過ぎに列車はローテンブルグ駅を発車。 しばし今日の乗り継ぎ予定と今日の予定などを確かめていたところ、 なにやら隣の男性が話しかけてきました。 H「すいません、日本人の方ですか?」 俺「はいはい、そうですが?」 H「その本、『地球の歩き方』ですよね。」 俺「そうですよ。」 H「ちょっと見せていただけませんか、持ってなくて。」 俺「いいですよー。」 というわけで偶然乗り合わせた日本人Hさんとおしゃべり開始。 話しているとこのHさん、なかなか豪快な人物のようです。 俺「今回はどんなご旅行なんですか?」 H「自由旅行ですわ。」 俺「いいですねー。どのくらい滞在されるんですか?」 H「2ヶ月です。」 俺「長いですねー。」 H「何も考えずに日本を出てきてしまいました(笑)。」 俺「お仕事とか、何されてるんですか?」 H「ムカついたのでこの前仕事はやめました。」 俺「そうなんですか。」 H「だからヨーロッパに行けば何かあるかなーと。」 俺「すごい行動力ですね。。。」 H「でも英語が全然わからないんです。」 俺「でも意外と何とかなりますよ。」 H「全然わからないんで3日間ほとんど何も食べてないんです。」 俺「・・・。」 H「ところでどこに住まれてるんですか?」 俺「京都ですわ。」 H「いいですねー、京都。僕は東京ですわ。」 俺「京都はなかなかいいところですよー。」 |
2007年03月10日(土) 宝石のような街を尋ねて ロマンティック街道南下中の伯耕です。どうもこんばんは。 さてさて、ドイツ3日目はバーデン・バーデンからスタートです。 ヨーロッパ屈指の温泉スポットにて体を休めたところで、 今日からは強行日程で長距離移動の連続の予定。 衝動決めした非モテ系的卒業旅行企画、独りヨーロッパの旅でしたが ついに終わりが見えてきたことに一抹の寂しさを感じつつも、 まずは最後まで旅を乗り切らねばと気合を入れて、 本日はちょっと早めの午前6時起床です。 シャワー浴びて着替えたところで階下のレストランへと降り、 今日も独り寂しくボソボソと朝飯。 もう独りでテーブルに付くことにも慣れちゃったぜと思いつつ、 日本に出てから非常に役立ちそうでほんと嬉しいですよね! ・・・ ・・・ で(泣)(←※涙ながらに) 飯も食い終わったところで部屋へと戻り、 荷物を抱えてチェックアウト、そのままLeopoldplatzバス停まで歩き、 やってきたバスにてバーデン・バーデン駅へと戻ります。 駅のカフェでエスプレッソ飲みながら待つこと30分、 さあ、今日も、 ICE乗るどー。(←※高速鉄道大好き) 今日も快適な一等車でゆっくりと車窓を楽しむ・・・ のが理想なのですが、このあと今日最大の綱渡りが待っているため、 とにかく時計とのにらめっこです。 午前9時3分、ICE602号は定刻より4分遅れでカールスルーヘ駅に到着。 この駅で乗り換える列車の発車時刻は午前9時7分。 ・・・ ダッシュ!!!!! 事前にシュミレーションしておいた通り、 荷物を抱えて列車を飛び降りたらまずはホームの発車時刻表へ直行。 なになに、9時7分発ニュンベルグ行きは10番ホームだな。 おっしゃ、あとはひたすら走れ!!!!! というわけでホームから地下通路に降り、 10番ホームまでひたすらに走ったところで今度はホームへダッシュ。 客車に飛び乗った直後、ベルが鳴って列車は出発しました。 ひえーーーー、あっぶねーーーーー。 ギリギリで間に合いましたよ、恋愛列車には常に乗り遅れてますが。 ・・・ で(泣)(←※廃止路線間近) 何とか乗れたところでようやく息も元に戻り、間に合ってホッと一安心。 一等車にはパソコン用の電源まで完備されてることにビビリつつ、 車窓を眺めつつ、昨日の日記を書きつつ、約3時間の列車の旅です。 列車は南ドイツの農村地帯を駆け抜け、小さな町や村を通り過ぎ、 だいぶ走ったなーと思った定刻午前11時51分にアンスバッハ駅到着。 ここでいったん下車し、またまたカフェで時間をつぶしたところで、 電車を乗り換えて今度はヴィルツブルグ行きの列車に乗り込みます。 窓の外には美しい街並みが。 のどかな農村地帯を走ること15分、シュタイナッハ駅にて下車し、 さらに対岸ホームの列車に乗り換えて15分ほど走ったところで、 さあ、ようやく本日の目的地、 ローテンブルグ来たよー。 本日訪問するローテンブルグは別名「中世の宝珠」。 南ドイツ・ロマンティック街道のハイライトであるこの都市は、 城壁に囲まれ、中世の雰囲気をほぼ完全に残す都市として有名です。 というわけでまずは本日の宿探しから。 まずはガイドブックに載っていたガストホーフを訪ねてみました。 俺「すいませーん。」 店「はい。」 俺「ホテルを探してるんですが、今日シングルありますか?」 店「ああ、空いてるよ。」 俺「空いてますか!どんな部屋ですか。」 店「シャワー・トイレ、さらに庭までついた部屋がオススメだな。」 俺「・・・おいくらですか?」 店「一泊朝食付きで35ユーロ(約5000円)だ。」 安っ!!!!(←※心の声) 俺「じゃあその部屋お願いします。」 店「ああ、ところでもしかしてあなた、日本人かな。」 俺「そうです。」 店「そうか、日本人なら3ユーロまけてやろう。」 俺「本当ですか!?」 店「日本人特別割引だ(笑)。」 というわけで無事に本日のお部屋ゲット。 てか実際に見てみたら8畳近い広さがあってベッドが2つ。 椅子が2つに机もあって、部屋の隅には広いクローゼット、 そしてご主人の言葉通り、石垣に囲まれたテラスも付いておりました。 さらに、さらに、 |
2007年03月09日(金) キタコレだけどアチャー ホテル探しのドキドキ感にはまりつつある伯耕です。 どうもこんばんは。 さてさて、ドイツ2日目です。 昨日ケルン大聖堂を見学してからハイデルベルグ入り。 今日は午前中に市内観光できるなーと思いつつ、 今日もいつものように午前7時半起床です。 まずはシャワー浴びて着替えたところで、 ホテルのレストランで独り寂しくボソボソと朝飯。(←※日課) 悲しみを振り払って強く生きていくことを改めて決心しつつ、 チェックアウトして大きな荷物はフロントに預けてホテルを出発です。 ホテルのスタッフがやったらノリがいいことに元気付けられつつ、 まずはハイデルベルグの市街へと向けて出発しました。 ハイデルベルグの旧市街 まずは街を見下ろす丘の上に建つハイデルベルグ城へ向かうことに。 数々の戦争で半ば廃墟と化した廃墟ファン的にはたまらない眺めですが、 まずは城へと続く長い坂道を登らなければなりません。 朝の冷たい空気の中でもさすがに汗ばんできた頃にようやく城に到着、 入場料を支払って、城のバルコニーへと出てみれば、 キレイな景色キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! 色鮮やかな屋根のこじんまりした建築物が集合しているあたり、 今までのどの国の雰囲気とも違うまさしくドイツらしい雰囲気。 素晴らしい光景に来てよかったなーとほくそえみつつ、 中国人ツアー客が凄まじい数で上がってきたためその場を後にしたのでした。 その後、しばし城の中庭を見て廻ったところで、 城の地下にあるというワインの大樽なるものを見に行くことに。 まあ大樽といったって、ワイン用じゃないですか。 たかが樽なのにそんなに大きいなんてことは ・・・ ・・・ でかっ!!!!!(←※世界最大級) てか誰が飲んだんだよと思いつつ、 むしろうらやましいぜと妬みつつ、地下室を出て城見学も終了。 入れ違いに日本人カップルが入ってきたことに歯軋りしつつ、 出口から出て、再び街への帰途に着いたのでした。 あの街へと降りていきましょう。 急坂を下って街へと降りてきたところで、 精霊教会から聞こえるパイプオルガンの音色に旅情を感じつつ、 今日の2枚目の写真の中央右にある赤レンガの橋、 カールテオドール橋を渡って対岸へ向かいます。 対岸まで渡りついたところで、 シュランゲン小道を登って対岸の丘へと登ってみることに。 山へと分け入る小道を登っていきいます。 ひたすらに続くこんな路。 またまた汗ばんできて、息が上がってきたころにようやく広い道に到着。 山の稜線に沿ってゆるやかに一本の道が続いています。 ゲーテなど多くの詩人や哲学者が実際に歩きながら思索にふけった道、 「哲学者の道」 京都の哲学の道ほど混みあってもいないいい雰囲気。 てか俺以外に全く人の姿がありません。 時折犬の散歩の人やジョギングの人と通り過ぎる程度。 俺もなぜ彼女ができないのかの思索と瞑想にふけりつつ、(←※イター) 哲学者の道からの風景 春の訪れを感じます。 |
2007年03月08日(木) 無計画的南ドイツの旅スタート 人生も旅行も行き当たりばったり、どうもこんばんは、伯耕です。 さてさて、今日はベルギー出国の日です。 たった2日しか滞在できなかったベルギーですが、 グランプラスも小便小僧も見たし、アントワープも楽しんだし、 チョコレート買ったしワッフル食ったしビール飲みまくったし、 2日間にしてはベルギーを満喫したなーと大満足。 もちろんまだまだ訪問したいところ、経験したいことは山ほどありますが、 今回は涙を飲んで次の国へと出国です。 で、出国は出国なのですが、 今日からは計画が白紙。 14日の飛行機でフランクフルトから帰るまでは、 宿の予約も旅行計画も全くの白紙状態。 というわけで今日からはその場のノリで行き先が決まる6日間、 果たしてどうなることかと思いつつ今日は午前7時半起床です。 二日酔いがほとんど無いことに感謝しつつ、 シャワーが今度はクソ熱いことにビビリつつまずは朝飯食うべく食堂へ。 食堂にて、またまた日本人仲間といろいろしゃべっておりました。 俺「それにしても日程が過ぎるのって早いよなー。」 F「それめっちゃ思うわ。」 R「俺もいつの間にかもう半分過ぎてるしなー。」 俺「俺もさ、8日目にベルギーを出てって計画立てててさ。」 P「うん。」 俺「数週間前からそのあと何しようかと思ってたんだけど。」 F「うん。」 俺「旅行8日目ってすっごい遠い日のことのようでいて、もう今日だもんなー。」 P「旅行中って何も考えることなく時間が経ってくよな。」 F「今日のこの瞬間も気がつけば思い出になっちゃうんだよね。」 俺「そう考えると今ってすっごい大切だよなー。」 P「そうだよね。今日はどこへ?」 俺「とりあえずドイツへ行ってみるわ。」 そんなことを話しながらみんなで飯を食い、 てかこのホステルのパンが異様に旨いことに全員気付きつつ、 飯も食い終わり、準備を整えたらホステルを出発です。 仲良くなったみんなでしゃべりながらアントワープ中央駅から電車に乗車。 ブリュッセル中央駅へ向かうみんなとはお別れし、 俺はその1つ手前のブリュッセル北駅にて下車しました。 ちょっと駅のカフェにて時間をつぶし、時間になったのでホームへ。 さあ、伯耕的ヨーロッパ高速鉄道の旅 ユーロスター、TGV、タリスに続いて4つ目は、 ICE乗るどー。 ドイツ国鉄が誇る超高速列車ICE(Inter City Express)。 最高営業時速300km/hで運転するドイツ鉄道網の要です。 アムステルダムやブリュッセルにも乗り入れる国際列車のひとつでもあり、 今回はドイツへの出国にこの列車を使うことにしました。 ええ、もちろん、 一等車だぁ。(←※座席フカフカ) 座席の頭のところについてる枕みたいなやつの存在は神だと思いつつ、 最初の目的地までは2時間ちょっとの電車の旅。 窓の外を流れるベルギーの広大な農村風景に目を奪われつつ、 しかし今日の計画を立てねばと必死で時刻表とガイドブックをにらみつつ、 2時間後、 ケルン(Koln)来たよー。(←※ドイツ入国) ところで上の写真、駅の裏手にとんでもないものがあるのが写っています。 見えますよね、ちょうどKoln Hbfの看板の上から屋根までの間に。 というわけで、 ケルン大聖堂来たよー。(※世界遺産) てか、 でかっ!!!!! ・・・ 離れて見ても、 でかっ!!!!! 高さ157m、とにもかくにも圧倒的な大聖堂、 この迫力はヤバイ、てかヤバイ、ちびっちゃうかもしれない、ウソ。 デカけりゃいいんですっていう無言の説得力がヤバイ。 突然地上に生えてきた巨大な2つのタケノコみたいな姿がヤバイ。 出川並にヤバイよヤバイよを繰り返しながら大聖堂へと入ってみました。 内部はこんな感じ。 さらにこの大聖堂、塔の上まで階段を使って登れるとのこと。 どうせなら登っちゃってみることにしますか。 というわけで、 階段を500段近く登り、(←※汗ダラダラ、息キレキレ) ようやく塔の上部に到達、 厳重に金網で覆われたその間から景色を眺めてみれば、 ライン川の船がホーエンツォレルン橋を潜り、 そしてやはりライン川沿いの聖マルティン教会と市街地 これがドイツの景色なんだなーと感慨深く思いつつ、 よく120年も前にこんな大建築が可能だったなーとビックリしつつ、 人間はやろうと思ったことは何でもできてしまうような気がしつつ、 再び500段近い階段を下って塔を下りたのでした。 というわけで伯耕も恋愛しようと思えばできるはずですよね! ・・・ で(泣)(←※できないこともある) 彼女ができることを大聖堂でお祈りしつつ再びケルン駅へと戻ったのでした。 駅のコンコースのグリル料理店にて独り寂しくボソボソと昼飯を食い、 さすがはドイツ、ビールの国だと感激しつつ、(↑※5リットル缶) 再び荷物を持って、やってきたICEに乗車しました。 時刻表とにらめっこの結果、先ほどようやく本日の目的地が決定、 ICEに1時間半ほど揺られたところでマンハイムにて下車、 ここで普通列車に乗り換えて走ること約15分、 ようやく、ついさっき決めた今日の目的地、 ハイデルベルグ来たよー。 ゲーテやショパンも愛した詩作と芸術の街ハイデルベルグ、 ドイツの名門ハイデルベルグ大学を有する大学町としても有名です。 我が大好きな大学巡りもロンドン大学、ソルボンヌ大学に続いて3つめ、 趣味が一致している女性、ただいま猛烈な勢いで探しております。 ・・・ で(泣)(←※そして検索結果なし) まずは駅前のインフォメーションセンターでホテルを勧めてもらったものの、 条件的に思ったより安くないので自分で歩いて探すことに。 しばし歩いたところでいい感じのホテルを見つけたので、 中に入って値段を聞いてみたところかなりリーズナブルで即決定、 部屋もキレイでよかったなーと思いつつ、 まずは宿泊先ゲットで一安心です。 ホテルで一休みしたところでそろそろお腹も減ったので、 夜のハイデルベルグ市街に繰り出してみましょう。 夜もなかなか賑わう中、いい感じの料理屋を見つけたので入店。 ビール飲みながらとりあえず飯でもと、 俺「すいませーん。」 店「はいはい。」 俺「ミックスグリルと、パスタの3番ください。」 店「本当にその2つでいいの?」 俺「はい。」 注文も終わり、ビールで上機嫌になって待っていたところ、 でかっ!!! ふつーにステーキが3つと半分、それにソーセージ。 さらにここには写っていませんが山盛りのポテトフライが付いています。 ひえー、安いけどてかマジ旨いけど、 とんでもないものを頼んでしまったと思いつつ、 そういや俺、パスタ頼んでた。。。。(←※大失敗) というわけでお店の人に聞いてみました。 俺「すいませーん。」 店「はい。」 俺「俺の頼んだパスタ、もう作ってますか?」 店「まだ作ってないわよ。」 俺「ちょっとミックスグリルが想像以上に大きくて・・・」 店「実はね、たぶんそう来るだろうと思って作るの待ってたのよ。」 俺「本当ですか?」 店「じゃあパスタはキャンセルでいいわね。」 俺「ありがとうございます、ごめんなさい。」 店「いえいえ(笑)。」 俺「じゃあその代わり、美味しいビールをもう1杯ください(笑)。」 店「はいはい(笑)。」 と、もんのすごいたどたどしい英会話で申し訳なかったものの、 気遣いをしてくれた店の方にドイツ最高だと思いつつ、 残りのソーセージ食いながらビールを傾けテレビでサッカー観戦。 いやはや、ドイツだなーと実感しつつ、お店を後にして、 相変わらず上機嫌で街中を歩いてホテルに帰着したのでした。 ハイデルベルグにいきなり魅了されつつ、今日はここまでです。 |
2007年03月07日(水) フランダースの非モテ系 もちろんビールが目的の伯耕です。どうもこんばんは。 さてさて、フランスからベルギーに入りました。 首都ブリュッセルを敢えて避けて北西のアントワープに宿泊。 ダイヤモンドとルーベンスで有名な港町ですが、 日本では「フランダースの犬」の方が知名度があるのかもしれません。 というわけで本日は午前7時半起床。 旅行中は完全に規則正しい生活になってることに感動しつつ、 シャワーが微妙に冷たいことに凹みつつ、 ビュッフェにて独り寂しくボソボソと飯を食い、(←※やっぱり) 着替えて準備を整えたところでホステルを出発。 まずはアントワープ中央駅方面へと向かうわけですが、 それにしてもさすがは世界のダイヤモンド取引の中心地、 街中にはダイヤモンドを取り扱った宝石店や、 そんなダイヤ業界を牛耳っていると言うユダヤ人の姿が目立ちます。 街中の至るところに見られる宝石店。 本当に非モテ系には高値の華ですよね。(←※送る相手が) ・・・ ・・・ で(泣)(←※Come back to 現実) というわけで相変わらず凹みながら旧市街へと向けてテクテクと。 大通りを越えたら通り沿いの道はゴシック建築が目立つようになります。 そして道沿いにはオシャレなブティックやカジュアルショップがずらり。 さすがはファッションの最先端を行くベルギーです。 目抜き通りのMeir カメラマンの姿も目立ちます。 そんなわけで街並みを眺めつつ、 駅から20分ほど歩けば、今日の最初の目的地がその姿を現しました。 ノートルダム大寺院 170年の歳月をかけて完成したベルギー最大のゴシック教会。 教会のみならず、アントワープの生んだ名画家、 ルーベンスの傑作を鑑賞することができる美術館としても有名です。 「フランダースの犬」で最後にネロ少年が天に召されたのがこの教会、 この教会ではネロ少年の憧れだったルーベンスの傑作、 「聖母の被昇天」を実際に見ることができるということです。 教会前のフルン広場にはルーベンスの銅像が。 教会内部はこんな感じ。 鮮やかなステンドグラス。 いったん教会内に入ってみれば非常に神聖かつ厳粛な雰囲気、 教会の内部に分散した様々な宗教画も素晴らしい限りです。 ゆっくりと雰囲気を感じながら、一番奥の裁断の方向へと近づいていけば、 お、これが噂のルーベンスの傑作、 「聖母の被昇天」 ルーベンスの作品はルーブル美術館でも何点か鑑賞しましたが、 この作品はルーベンスの作品の中でも非常に鮮やかなイメージです。 ネロ少年の視線から。 絵を見上げながらネロ少年について思いを馳せつつ、 でもネロ少年とルーベンスはある意味ミスマッチだよなーとも思いつつ、 内部をもう少し見学したところで教会を出発したのでした。 その後も市庁舎、ルーベンスの家などを見学したところで、 そろそろお腹も減ったし、昼飯でも食おうかな。 そうだ、どうせならフリッツ食おうかなー。 フリッツというのは早い話がフライドポテトなわけですが、 なにせ世界で初めてフライドポテトを考案したのはベルギー人とのこと、 どうせならそんな本場でフライドポテトを食べたいじゃないですか。 |
2007年03月06日(火) 警戒度マックスで目指せ甘いもの 大丈夫です、とりあえず生きてます。 お久しぶりの伯耕です、どうもこんばんは。 ようやくネット環境ゲットに成功し、9日分一気にアップしました。 1日32時間でヨーロッパ出発(2月26日:別窓) から読んでいただければ分かりやすいかと思います。 今回は写真もてんこ盛りにつき、いろいろ見て頂ければ幸いです。 ↓ここからは3月6日の日記。 さてさて、今日は4日間滞在したフランスの出国の日。 最初はいろいろ重なってテンション低いフランス滞在スタートだったものの、 翌日から目の前に次々と現れる美しいパリの姿に圧倒され、 そんな美しさの中に隠された悲しく暗い歴史を知るたびに、 この街が多くの人をひきつけるその感覚も何となくわかってきました。 花の都パリ、またいつか訪れたいものだと思いつつ本日は7時起床です。 まずは独り部屋で寂しくボソボソとパンとバナナで朝飯。(←※日課) 本日のエネルギーを注入したところで、 シャワー浴びて着替えて、荷造りを整えたところでホテルを出発。 ちょっと郵便局に立ち寄って日本へのエアメールを発送し、 バックパック担いで国鉄Gare de Nord駅へと向かいます。 さーてと、フランス出国ということで、 タリス乗るどー。(←※またまた一等車) ヨーロッパ高速鉄道3つめはタリス、 フランスとベルギー、オランダを結ぶTGV型高速鉄道です。 今日1つ目の目的地はベルギーの首都ブリュッセル、 さてさて、どんなイベントが待ち受けているんでしょうか。 というわけでガイドブックを開いてみれば、 ・集団でのスリのグループに注意を。 ・子供のスリのグループがブリュッセル中央駅付近に出没 ・多発する「首絞め強盗」に注意 ・ミルクかけ強盗の被害報告 ・日本人が標的に・・・ ・ そして昨日出会ったJさんが言っていた言葉。 「いやー、ブリュッセルは結構危ない雰囲気だったなー。」 ・・・ ・・・ 再び俺的警戒度マックス。 治安の良さってのは日本の最大の長所だなーとしみじみと思いつつ、 一等車のサービスの軽食とお茶を心地よく頂き、 パリからわずか1時間20分でタリスはブリュッセル南駅に到着しました。 非モテ系的卒業旅行はイギリス、フランスに続き3カ国目に突入、 列車を降りて荷物を預かり所に預けたところで、 さーてと、 気をつけながら観光を楽しんでくるとしますか。 しかし大雨。(←※アチャー) パリでも小降りだったのですが、 ブリュッセルはかなり風もつよい荒れた天候となっています。。。 持ってきた安い傘はパリの強風で崩壊してしまったので、 とりあえず駅の売店で1000円くらいの傘を買い、 まずはブリュッセル最大の観光名所、グラン・プラスはどこかなー。 ・・・ あれ、駅を出てもなんか地図と違う。。。 どうなってるんだ??? と思ってインフォメーションセンターに向かい、 係の方にグラン・プラスはどこなのか聞いてみたところ、 隣のブリュッセル中央駅から歩いてすぐとのこと、 そうか、ここはブリュッセル南駅、駅を1つ間違えた。。。 というわけで再びホームに上がり、やってきた普通電車に乗車、 確かにガイドブック通りに列車は地下ホームへと入り、 今度こそ無事にブリュッセル中央駅到着です。 駅からグラン・プラスへの道のりもしっかりと確認し、 |
2007年03月05日(月) 海上のラピュタ 今日はメインディッシュ、どうもこんばんは、伯耕です。 さてさてパリ4日目、明日のフランス出国を控えて、 今日はパリ郊外にお出かけの日です。 今日訪問する場所はこの旅行の中でもかなり楽しみにしている場所、 と言いますか、ここに行きたかったからヨーロッパ旅行を企画したわけで、 あの場所を自分の目で見ることができるともうドキドキです。 ちなみに恋愛のドキドキはだいぶ遠ざかっておりますが何か? ・・・ で(泣)(←※そして独り旅) というわけで本日は午前7時起床。 シャワー浴びて着替えてたところでまずはエネルギー補給のため、 部屋で独り寂しくボソボソとパンとバナナの朝食を食い、(←※日課) 準備を整えたところでホテルを出発しました。 さーてと、まずは国鉄モンパルナス駅までメトロで行きますか。 モンパルナス9時5分発の電車なので、まだ余裕はありそうです。 歩いて最寄のGare de l'Est駅に到着し、ちょうどやってきたメトロに乗車。 モンパルナスまでだいたい20分としても発車までは30分の余裕、 これなら十分に間に合うなと思ってホッとしていたところ、 ・・・ ・・・ 発車しません。。。 しばし待っていたところ早口のフランス語のアナウンス、 何言ってるのか全然分からないので、 近くにいた乗客のおねえさんに英語で聞いてみました。 俺「何があったのかわかりますか」? 客「トラブルで停車中みたいですね。」 俺「長く掛かりそうですか?」 客「うーん、なんともわからないなー。」 俺「ありがとうございました。」 モンパルナスから乗る列車は午前9時5分発、現在時刻は8時20分。 このまま停車が長引いたら完全に列車に乗り遅れてしまいます。 さあ、どうする、俺。 ・・・ ・・・ よっしゃ!!!!(←※決断) 列車を降りて階段を駆け上がり、地上へ上がってタクシー探し。 外国でタクシー乗ったことなんてありませんが背に腹は抱えられません。 まずはタクシー乗り場探しに手間取りつつ、 ある運転手さんに場所を教えてもらったら乗り場まで走れ、走れ、走れ! ようやく駅の反対側サイドにタクシー乗り場を発見し、 俺「ボンジュール、モンパルナスステーション、シルブプレ。」 運「ウイ。」 黒人運転手さんとの交渉に成功し運よくタクシーをゲット、 列車のチケットを見せて時間が迫っていることを英語で説明したところ、 とにかくできるだけ急いでくれるとのこと。 てかビビるほど荒っぽい運転なものの確かに速い、速い、速い。 向こうに見えてきたモンパルナスタワーがあっという間に近づいてきて、 午前8時45分、国鉄モンパルナス駅到着です。 多めのチップをお渡しして乗り場へと急いだのでした。 というわけで、 TGV乗るどー。(←※念願) さらにさらになんと今回は 一等車だぁ。(←※座席フカフカ) ヨーロッパ高速鉄道の旅、ユーロスターに続いて2つ目は フランス国鉄の誇る超高速列車TGVです。 しかも我がEurail Grobal Passはファーストクラス指定ということで、 ヨーロッパの特急列車の一等車が基本乗り放題、 TGVやタリスについては座席指定料金がかかりますが、 それでも一等車を存分に楽しめるのはありがたい限りです。 午前9時5分、音もなくゆっくりとパリ・モンパルナス駅を発車、 この静かさは列車編成における動力集中方式の賜物です。 ヨーロッパの高速鉄道は原則として動力集中方式、 つまり機関車によって客車を牽引する方式をとっているのに対し、 日本の新幹線は動力分散方式を採用しているのが両者の相違点です。 動力集中方式は客車下のモーターが無くなるので 客室が静かになる反面、発車時に連結器部分からの衝撃があるのが難点、 って感じで知識を披露したら俺も少しはモテますかね? ・・・ で(泣)(←※進行方向ミス) 今日も快調に暴走&意気消沈を繰り返しつつ、 列車は徐々にスピードを上げてパリの街から遠ざかっていきます。 パリを過ぎれば車窓は広大な農村が続くのどかな風景。 さすがはヨーロッパ最大の農業大国だと思いつつ、 「華麗なる一族」の中巻を読みながらおよそ2時間の列車の旅です。 2時間後、TGVはレンヌ駅に到着、 ここから今度は路線バスに乗り換えて目的地まで1時間半なわけですが、 路線バスなのに乗客の9割が日本人な状況はどうしたらいいんでしょうか。 あ、でも可愛い女の子2人組がいたのですべてを許します。 でも悲しむべきことにお互いの彼氏の話で盛り上がっておりました。 ・・・ で(泣)(←※アウト・オブ・眼中) 偶然隣り合わせた金沢大学の学生さんといろいろとおしゃべりしつつ、 バスはいくつかの村や町を過ぎ、農村地帯を走り、 いくつもの丘を越えてひたすらに海の方向へと走っていきます。 そしてレンヌ駅を出発してからおよそ1時間15分後、 そろそろかなと窓の外に注目していたところ、 見えた!!!(←※車内に歓声) ついに見えた、ついに来てしまった、 ドキドキ感マックスに達したところでバスは目的地に到着しました。 モン・サン・ミッシェル(Mont St-Michel) ついに来てしまったモン・サン・ミッシェル。 フランスが世界に誇る世界文化遺産です。 大天使ミカエルのお告げによってこの地に立てられたという修道院、 水上に浮かぶ天空の城ラピュタのようなその姿を ずいぶん前にネット上で画像を見つけて余りの美しさに感動し、 いつか絶対にこの目で見たいと思い続けてから数年、 今、実際にモン・サン・ミッシェルの前に立ち、もう感無量です。 美しくもどこか現実離れした光景が不思議な感じ。 というわけで岩をくりぬいて作ったような入り口から島内に入り、 まずは入り口付近のレストラン、La Mere Poulardに入店、 独り寂しくボソボソと特大オムレツで昼飯。(←※名物) てかふつーに高いぜよと微妙に凹みつつ、 まあここに来たらお約束なんだと自分に言い聞かせて昼食完了。 修道院へと続く一本道をツアー客に飲み込まれながら登っていきます。 てかやっぱり観光客の8割以上が日本人な件について。 だいぶ登ってきました。 しばらく進んだところで修道院への入り口に到着。 チケットを購入して、いざ内部へと潜入です。 光の差す方へ。 修道院というよりむしろ要塞のような。 内部はこんな感じ。 ゴシック建設の傑作、ラ・メルヴェイユ なんかドラキュラ城っぽい 1時間ほどで内部の見学も終わって再び登山道に帰還。 それにしても人類はとんでもないものを作ってしまうなーと感銘を受けつつ、 再び登山道を下って島の入り口まで戻ってきたのでした。 これにて修道院の内部の見学は終了、 さて、ここからは我が本目的、 写真撮るどー。(←※本目的) ツアー客に混じって内部の見学もいいですが、 モン・サン・ミッシェルは島全体の姿こそが最大の見所、 この島は中距離から撮ったほうが雰囲気が出そうだなーと思いつつ、 観光客でごった返す島からは離れて、無人の湿原の方向へと歩いてみました。 島へと続く堤防から。 羊さんこんにちは。 島へと向かうカップルさん 別のサイドからの景色 島へと続く道路を行ったりきたりしつつ、 さらに湿原地帯に足を踏み入れて撮影ポジションを探します。 いやー、どこから撮ろうか迷うなーと思いつつ、 湿地帯を歩き、さらにぬかるんだ泥道を歩いていたところ、 つるっ あっ!!!! 転ぶ、転ぶ、もう建て直しが利かない・・・(←※走馬灯) ドテーン!!! なんと泥水の水溜りのど真ん中で足を滑らせてしりもち。 カメラは大丈夫でしたが、見てみればジーンズ左足が泥水まみれ、 さらにジャケットも下の部分が完全に泥をかぶってしまい、 ちょっとえらいことになってしまいました。。。 すぐに偶然近くにいた日本人青年がダッシュで駆け寄ってきて、 J「大丈夫ですか!?」 俺「見ての通りです(笑)。」 J「また壮大に転びましたね。。。」 俺「決定的瞬間をお見せしてしまい恥ずかしい限りです。」 J「いやいや、てか泥だらけですね、大丈夫ですか?」 俺「拭けるものはタオルで拭きますわ。」 J「僕、今日帰国なんで使わない濡れティッシュとかあげますわ。」 俺「マヂすか。ありがとうございます!」 J「いえいえ(笑)。」 なんとかその場の応急処置は済ませたものの、 完全泥まみれのジャケットは着るわけにはいかないのでリュックの中へ。 てかこの泥、落ちるのかなーとかなり凹みつつ、 何とかバスに乗車拒否されない程度には泥を落とすことができました。 だいぶブルーになりつつ時間が来たのでバス停へと向かいます。 レンヌへ帰るバスの中にてJさんとおしゃべり。 俺「明日帰国というと、どのくらい旅行されてたんですか。」 J「2ヶ月です(笑)。」 俺「2ヶ月ですか!?長いですねー。」 J「だいぶヨーロッパも回りましたねー。」 俺「やっぱり海外が好きで?」 J「ええ。海外好きですねー。」 俺「将来は海外に住みたいとかあるんですか?」 J「いや、住むとなったらやっぱり日本が一番ですね。」 俺「そうなんですね。」 J「便利だし、日本の日用品はしっかりしてますしね。」 俺「外国だと日用品がそんなにしっかりしてないんですか?」 J「ビックリしますよ(笑)。」 俺「そうなんですかー。」 |
2007年03月04日(日) ヴェルサイユ行ってみよう パリにはすごい、どうもこんばんは、伯耕です。 さてさて、パリ3日目です。 昨日は一日たぶん12キロくらい歩いてパリ市内を観光、 非モテ系につきショッピングとかいう楽しそうなイベントは皆無なので、 今日から2日間はパリ郊外の名所を探訪する予定であります。 え、名所探訪も彼女と一緒の方が楽しいって? そういう当たり前のことを突っ込むのはこの日記における禁忌です。 ・・・ で(泣)(←※そして今日も独り) というわけで今日は午前7時過ぎに起床。 シャワー浴びて着替えて準備を整えたところでホテルを出発です。 地下鉄に乗ってまず向かったのは国鉄モンパルナス駅、 ここでいよいよ我がEurail Grobal Passをvalidationして、 普通列車に揺られること約30分、某駅にて下車し、 駅前の道をテクテクと歩いていけば大通りに合流、 そしてその大通りを西へと向かって歩いていけば、 ヴェルサイユ宮殿キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! ・・・ ・・・ てか、 でかすぎだろ。(←※カメラに入りきらず) そして、 並びすぎだろ。(←※先頭まで300m) 入り口からはるか正門まで続き、そこで折り返して伸びる行列。 しかし行列の長さにしては割と順調に前へと進み、 30分ほど列に並べば列の先頭の荷物チェックコーナーに。 ヨーロッパはセキュリティーが厳しいなーと思いつつ、 荷物チェックも終えて、さて、チケットカウンターに行きましょうか。 俺「すいません、大人1枚ください。」 チ「今日は全館無料となっています。」 俺「無料!?」 チ「はい。」 ななななんと通常13.5ユーロ、 日本円にして2000円ほどの入場料が今日はタダの模様です。 いやー、ラッキーだぜ、この調子で彼女もゲットだぜとテンション上げつつ、 日本語パンフレットもらっていそいそと館内へと突入しました。 ちなみに伯耕も現在、入場料タダの格安セール中だよ(はぁと)。 ・・・ で(泣)(←※いまだ入場者ゼロ) 心で泣きながら相変わらず独りのまま、 いよいよ見学ルートに従って、ヴェルサイユ宮殿内に潜入です。 入り口を入ってすぐのところにある礼拝堂。 いきなりの豪華絢爛な内装に圧倒されつつ、 ルートに沿ってオペラ劇場、石像の回廊と歩いていけば、 さあ、ついにやってきました。 ヴェルサイユ最大の見せ場、 鏡の回廊(←※しかし半分工事中) 当時としては高価だった鏡を惜しげもなく使用した豪華絢爛な回廊、 ヴェルサイユ条約の締結の場としても有名なこの回廊ですが、 現在ヴェルサイユ宮殿自体が170年ぶりの大改修工事中、 この時期は最大の見せ場である鏡の回廊が半分改修工事中でした。。。 入場料無料ってこのためだったのかなーと思いつつ、 その後もしばし館内を歩き、 王妃の寝室 その他にも皇太子の寝室や名画の廊下などを歩きながら鑑賞。 人知の及ぶ限り、贅の限りを尽くした宮殿を眺めているうちに、 圧倒を通り越してむしろ笑えてさえきます。 知恵と財力の限りを尽くして壮大に無駄なことをしたら、 それが古今随一の芸術になったわけで面白いなーと思いつつ、 1時間ほど館内を歩いたところで出口に到達です。 さて、次はヴェルサイユの真髄とも言われる庭園を見に行ってみましょうか。 まあ、真髄といっても庭ですよ、庭。 ただの庭じゃないですか。 まあちょっとのぞいて見てやろうと思って建物の裏へ回れば、 広っ!!!!! 高台から見下ろしているはずなのに、庭の終わりまで見渡せません。 十字型の大運河と小運河を中心として、 点在する泉、広がる緑の中を幾何学的に道が走り、 整然とした並木道がはるか果てまで続いていきます。 これは庭と言うよりもむしろ壮大な公園、というかむしろ森、 北海道の広大なファームを思わせるその庭は、 ルイ14世自慢の作品、フランス式庭園の最高傑作とのことです。 ふつうに牧場としても使われています。 あまりにも広いのでレンタサイクルをゲット。 対岸は1.5km向こうです。 そしてカップルアチャー ・・・ ・・・ で(泣)(←※マジ凹み) 中世を模した3人組登場 あら、雨かしら。 2つのトリアノンも見て周り、 大運河、小運河を自転車で一周したところでレンタサイクルも返却、 4時間ほど滞在したヴェルサイユ宮殿ですがそろそろ後にすることに。 それにしてもやっぱり日本人が多いなーと思いつつ宮殿を出発し、 行きとは駅を変えて、国鉄Versailles-Rive Droite駅に到着しました。 Gare St-Lazzare行きのローカル列車に乗り込みしばし鈍行列車の旅、 しかし電車の中は犯罪多発地帯、常に気をつけていなければいけません。 するとある駅でいかにも怪しそうな男が1人乗車。 こ、これはちょっと気をつけなければ。。。(←※現在俺的警戒度マックス) ドア付近に陣取ったその男、 |
2007年03月03日(土) 非モテ系、シャンゼリゼを行く 今日は写真てんこもりの伯耕です。どうもこんばんは。 俺的に頑張って撮ったつもりなので、 せせら笑いながら見ていただければ幸いです。 さてさて、今日はパリ2日目。 昨日パリに到着して、いろいろな悪条件が重なったこともあり、 初っ端からかなりテンション低い滞在スタートだったわけですが、 今日は気分を入れ替えて一日、ベタなパリ観光を楽しむ企画です。 昨日の低テンションを吹き飛ばしてくれるようなものを見たいなーと思いつつ、 本日は午前7時起床、飯食ってシャワー浴びて着替えて、 午前9時過ぎにホテルを出発しました。 今日は風が強いもののいい感じで晴れ上がっていい日になりそうです。 地下鉄2番線に乗り、Charles de Gaulle Etoile駅にて下車し、 地上に上がってみれば、 凱旋門キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! 思ってた以上にでっかいその姿になかなか感銘を受けつつ、 せっかくなので頂上まで登ってみることに。 ひたすらに続く狭いラセン階段を登って頂上にたどり着いてみれば、 SUGE−−−−−−!!! 眼下に広がるパリ中心部の絶景にいやはや感動しっぱなし。 真下から一直線に伸びるシャンゼリゼ通り 向こうにはモンマルトルのサクレ・クール聖堂も見えます。 高いところ大好きな俺としては至福の景色にしびれまくりつつ、 それにしても日本人が多いなーと改めて思いながら、 ふたたびラセン階段を降りて凱旋門の下へと帰還し、 さーてと、ではいよいよパリの街並み散策といきますか。 というわけで、 非モテ系、シャンゼリゼを行く(←※お呼びでない) 当方、非モテ系ですがシャンゼリゼを歩いたっていいじゃない。 シャンゼリゼは恋人達の大通りなんですか、聞いてないですが何か? おー、シャンゼリーゼ、おー、シャンゼリーゼ、 辛いことがたくさんあってもみんなみんな生きているんだ友達なんだ。 途中から歌が変わっているというツッコミは禁止します。 ・・・ で(泣)(←※パリでも快調に暴走) 横目にグラン・パレやアンヴァリッドの威容を眺めつつ、 ちょっと気分転換に別の通りも歩いてみようと適当な道を左折。 エリゼ宮を眺めながら、フォーブール・サントノレ通りに入ってみました。 高級ブランドの店が軒を連ねるショッピング街であります。 落ち着いた気品ある雰囲気。 むしろシャンゼリゼ以上に非モテ系が浮く場所でした。。。アチャー ・・・ で(泣)(←※自業自得) その後、マドレーヌ教会を眺めながらコンコルド広場に到着。 オベリスクを中心に北にマドレーヌ教会やホテルクリヨン、、 西に凱旋門、東にルーヴル美術館、南にブルボン宮といった、 壮大な建築物が集結する景観にいやはやもう感動するばかり。 その尋常でない規模に圧倒され、やっぱ欧米人はすげーやと感心しながら、 せっかくなのでセーヌ川でも見てみようと思い立ち、 コンコルド橋から見るエッフェル塔とアレクサンドル3世橋。 この沿岸が世界遺産なんだなーと実感しつつ、 再びコンコルド広場へと戻り、さらに歩いてやってきたのは、 ヴァンドーム広場 パリでも有数の美しさを誇るとの前宣伝通り、いやはや美しい! 記念碑を中心に、その周囲を取り囲む重厚な建築物がまたいい雰囲気。 周囲には世界最高級ホテルのリッツを初め、カルティエ、ディオールなど、 世界を代表する高級ブランドの店がずらりと軒を揃えています。 なんだろうこの男独りに全く縁の無い世界は。 ・・・ 見上げれば今日もいい天気。(←※涙目で) その後、テクテクと歩いてチュイルリー公園へ。 緑多い公園に自然にマッチした石像がなかなかいい味を出していました。 おい、邪魔だよ。 ・・・ さらに東へと歩き、カルーゼル凱旋門をくぐって、 大きな道を渡ったところで、 さあ、本日の一大イベントがやってまいりました。 ルーヴル美術館来たよー ガラスのピラミッドがシンボルの世界を代表する美術館、 一昨日の大英博物館に続き、今度はルーブル美術館と、 人類の遺産をこれだけまとめて見ることができる機会も最初で最後、 観光客で大変に混雑する中、チケットを買っていよいよ内部に潜入です。 プロムナード沿いにも貴重な美術品が並びます。 階段を上がり、サモトラケのニケの像にしばし見とれつつ、 さらに奥の方へと進んでみれば、むこうに人だかりが。 なんだろうと思ってその作品を見てみれば、 ミロのビーナスキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! いきなり超有名目玉作品がお出迎えですよ。 エーゲ海のミロス島で発見された美の女神の像、 腕を無くしたことで、逆に人間の想像力をかき立てる結果となったと、 むかし国語の教科書で読んだような記憶があります。 西洋の像はこの時代から写実主義的だったにもかかわらず、 東洋にはリアルな造形を目指した像が少ないのは不思議だと思いつつ、 ミロのビーナスの間を後にして、先へと進んだのでありました。 なかなか珍しいミロのビーナスの後姿 ナポレオン三世の晩餐部屋 先生、田中君、鼻血が出たみたいです。 ・・・ おい、モタモタするな、電車に遅れるぞ。 てか動けねえよ。 ・・・ で(泣)(←※妄想全開) その後もものすごい広い館内を微妙に迷いつつグルグルと。 ミロのビーナスに引き続き、この美術館最大の目玉の一つである 「モナリザ」もしっかりと鑑賞させて頂きました。 見れば見るほどこちらに笑いかけてきているような不思議な感触を覚えつつ、 さらに「カナの婚宴」「ナポレオン一世の戴冠式」といった名画、 「ルイ十五世の戴冠式の冠」「ハンムラビ法典」や 「ラムセス二世坐像」などの世界的な文化遺産、 「瀕死の奴隷」「エロスの接吻で目覚めるプシュケ」の彫像など、 二次資料でしか見たことが無かった芸術作品をしかとこの眼で鑑賞。 俺らが見慣れている東洋的な世界の切り取り方と、 西洋的な世界の切り取り方の違いが面白いなーと感心しつつ、 4時間ほど滞在して美術館を後にしたのでした。 ルーヴル美術館を後にして、セーヌ川沿いを東へ向かってテクテクと。 セーヌ川沿岸一帯は世界文化遺産に登録されている名勝、 中世からそのまま残っているような美しい建築物が川沿いに続いています。 いやー、本当に俺、パリにいるんだなー。(←※ようやく実感) 後ろにはルーブル美術館、前には芸術橋、 |
2007年03月02日(金) 雨と憂鬱のフランス入り だんだん度胸がついてきた伯耕です。どうもこんばんは。 さてさて、ロンドン5日目、今日は次の国へと出発の日です。 昨日飲みすぎて久々の結構な二日酔い。 もんのすごい喉の渇きと共に午前6時半起床、 シャワー浴びて着替えて、全ての荷物のチェックを済ませ、 3日間お世話になったThe Generator Hostel Londonを出発です。 うぐー、なんか頭痛い。。。 というわけでそのままRussel Square駅へと向かいここから地下鉄。 てか初乗り4£(≒1,000円)というアホな値段設定にげんなりしつつ、 地下鉄を乗り換えて乗り換えて到着したのはWestminster駅。 地上へ上がり、Westminster橋をテクテクと歩きながら、 この景色ともお別れです。(↑※クレーンが邪魔) テムズ川沿いの遊歩道を大観覧車London Eyeへ向けて歩き、 駅近くのカフェに入り、出発前なので気合を入れて、 独り寂しくボソボソとEnglish Breakfastを頂いたところで、(←※やっぱり) Waterloo駅へと向かい、Internationalの表示の方向へ歩いていけば、 俺の中ではこの旅行の中でも結構大きなイベント、 さあ、いよいよこの列車に乗車する日がやってきました。 Eurostar乗るどー。 ドーバー海峡トンネルを潜ってロンドン−パリを結ぶ国際列車。 ロンドン−パリ間をなんと約2時間半、最高時速300km/hで結ぶ超高速列車です。 ところでドーバー海峡トンネルは海底部分の長さは世界一ですが、 トンネル全長となると青函トンネルが世界一ってのは基本事項ですよね。 俺的には日本のものなら安房トンネル、天城隧道あたりはお好みです。 本当は横沢・軽井沢間に好きなトンネルがあったんですが、 鉄道線が廃止になってしまったのが本当に悔しいですよね! 以上、トンネルマニアの伯耕でした。 ・・・ で(泣)(←※イギリスでもマニアック) というわけで荷物を抱えて列に並び、改札口を通過。 国際列車につき、改札を超えたところで荷物検査と身体検査が待っています。 無事これもクリアすれば、パスポートにイギリス出国の判が押され、 そこから先は待合室、そして免税エリア、 しかし悲しむべきことにブランド物を買うべき彼女もいないので、(←※アチャー) 免税店は素通りしてホームに上がればすでに列車が待っておりました。 車内はこんな感じ。 荷物を荷物置き場に安置して車内で待つことしばし、 定刻より5分早い午前10時40分、 ユーロスター9018号パリ行きはロンドン・Waterloo駅を静かに出発しました。 ゆっくりと遠ざかっていく見慣れたロンドンの景色。 いやー、 ロンドンはマジ楽しかったなー。(←※かみしめ中) 治安の心配をすることもほとんどなく、街全体も清潔で整っていい感じ。 入場料や飲食費など激しく物価が高いのが玉に瑕でしたが、 訪れた数々の名所や何気ない街並、郊外の住宅街、 そして出会った人々は一生忘れないであろう思い出になりました。 いつの日か留学できる日が来たらロンドンがいいなーと思いつつ、 列車は都心を抜けて田園地帯を駆け抜けていきます。 ロンドンを出て約1時間後、列車はドーバー海峡トンネルに突入。 ・・・ ・・・ わずか20分後、トンネルを抜ければ車窓に広がるのは広大な田園地帯。 さあ、非モテ系的ヨーロッパ旅行2カ国目、 フランス来たよー。 地平線の向こうまでゆったりと起伏しながらひたすらに広がる平原。 ところどころに集散する赤レンガの家々、そしてその中央には古い教会が。 ヨーロッパにいるんだなーと実感しつつ、列車は走り続けます。 TGV専用路線に入ったようで、現在時速は300km/h。 1時間後、あっという間に終点のパリ北駅(Gare du Nord)に到着。 てか余りにも早すぎて全然パリに着いた実感がねぇ。。。。 とりあえず荷物を持って列車を降りるわけですが、 先頭はこんな感じ。 ここでガイドブックに書いてあった内容を思い出しました。 ・スリや白タクなど旅行者を狙っての犯罪が後を絶たない ・ひったくり、強盗など凶悪な盗難事件が頻発 ・バイクによるひったくりが多発 ・多人数で襲ってくるという狙われたら防ぎようの無い凶悪な・・・ ・RERのホームや車内はメトロに比べてはるかに治安が悪い ・地下道は昼間でも避けること ・スリが接近したら手で振り払い、時には突き飛ばしても・・・ ・一目で旅行者と分かる格好をしない ・自分の身は自分で守ること ・ ・ ・・・ 俺的警戒度マックス。 てか一目で旅行者と分かる格好をしないといっても、 この巨大なバックパックを持ってたら無理やっちゅうねんとぼやきつつ、 駅から一歩外へ出てみれば・・・ ・・・ あ、これは警戒せんとあかんわ。。。(←※一瞬で理解) ロンドンと違ってまず目に付くのは浮浪者の数。 目に付くところに普通に浮浪者が佇んでいます。。。 明らかに関わったらヤバそうな人々も歩道やら広場やらを徘徊中、 道行く人々の半分以上がアフリカ系であることにビビリつつ、 警戒度マックスのまま分かりにくい地図でホテルを探し、 何とか見つけ出してチェックインです。 ふぅ、とりあえずは助かった。。。 まずは部屋に入ってみたわけですが、 ・・・ ・・・ コンセントが無い。。。(←※大ピンチ) てか部屋にコンセントが1つも無いなんて初めての経験なんですが。 デジカメの充電もしなきゃいけないし、朝はドライヤーを使いたいし、 何よりもPCの電源確保が危機的なことに焦りつつ、 フロントに聞きに行ってみました。 俺「すいませーん。」 フ「はいはい。」 俺「部屋に電源コンセントが無いんですが。。。」 |
2007年03月01日(木) 見て触って撮って歩いて、そして飲んで ロンドンにあこがれつつある伯耕です。どうもこんばんは。 さてさて、今日でロンドンは4日目、 明日フランスへと出国することを考えれば実質的に最終日です。 今日も心行くまでロンドンを楽しんでこようと思いつつ、 いつものように午前7時過ぎに起床、 シャワー浴びて着替えて、準備を整えてホステルを出発です。 通り沿いのカフェで今日もEnglish Breakfastを注文。 俺「English Breakfastください。」 店「はい、4ポンドです。」 俺「じゃあこれで。」 店「ありがとうございます。珈琲とお茶とどちらにしますか?」 俺「お茶で。」 店「お茶にミルクはつけますか?」 俺「いや、いいです。」 店「あなた、日本人ですね(笑)?」 俺「はい(笑)。」 ストレートを注文したことで日本人と見破られつつ、 今日も通りに面した席で独り寂しくボソボソと朝食を食い、(←※宿命) エネルギーを充填したところで本日の活動スタートです。 ところで恋愛のエネルギーを充填してくれる女性・・・ ・・・ で(泣)(←※涙の独り旅) というわけでRussel Squareを抜けてロンドン大学の脇を通り、 ホステルから歩くこと20分、ようやく到着したのは 大英博物館。 ついにやってきましたイギリス最大の観光名所、 大英帝国が収拾した人類の遺産を一挙に集めた、 まさに古今髄一、世界最大の大博物館です。 これを上回る博物館は未来永劫建設できないだろうとのこと。 入場料が無料なのはありがたい限りです。 正門を入ったところで目の前に現れたGreat Courtに圧倒されつつ、 午後10時の開館と共に、なんと本日一番乗りしてしまったのは、 ロゼッタ・ストーン エジプト古代文字の解読の手がかりとなった石。 解読に至るまでの物語を中学時代に読んで、 いつか見てみたいものだと思っていた石がいま目の前にあります。 改めて見ても、てかよくこれを解読できたなぁと思うばかり。 フランシス・シャンポリオンは間違いなく天才だったと思いつつ、 先へと進んでみましょう。 古代エジプトのコーナーを過ぎれば古代ギリシアコーナーへ。 パルテノン神殿の彫刻群に圧倒されつつ、 アッシリアの石像やらメソポタミアの装飾品やらを見て回り、 次は北側のギャラリーへと向かいます。 こちらは東洋の美術品を中心に展示してあるとのことですが、 Japanハケーン(゚∀゚)!!!(←※なぜかミイラの上) おお、我が日本のギャラリーもあるじゃないですか。 これはこれはちょっと見に行ってみましょう。 というわけで和風に統一された入り口を入ってみれば、 いきなり百済観音像(※国宝)。 普通に触れるくらいの距離で百済観音像がお出迎え。 日本だったら厳重保管で写真撮影などもっての他だろうなーと思いつつ、 もちろんしっかりと記念写真を撮って、展示を見て回ります。 銅鐸や青銅の武具、そして埴輪。 時代は進み、それぞれの時代の鎧兜に日本刀。 江戸時代の庶民の芸術、明治時代の近代絵画、 |