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| 2008年11月20日(木) | 山火事終了 |
いや、まだ燃えてますけど・・・
我が家の近くの山火事は、本日完全に消えました。まだ燃えている山火事はありますが、人が住んでいる地区ではありません。
人が住んでいない所での山火事というのは、カリフォルニアでは毎年発生します。空気が乾燥しているし、山、多いですから。放火が原因ということもありますが、雷が落ちても山火事にはなりますからねぇ。これは防ぎようがない。今回家の近くで起こった山火事も、元はと言えば放火ではなく、事故だったらしいです。まだ原因ははっきり報道されてませんが。
さて、南カリフォルニアでは、秋から冬にかけての山火事は恒例で、今回ほど家が焼けるということはほとんどないのですが、年が明けると雨の季節がやってきます。雨は２月ごろが一番多く（というか、それ以外は滅多に振りません。）、雨の季節は水害の季節です。
だって、山火事で山が燃えちまって、木がなくなってるんですぜ。麓に住んでる人々の家には、どっど水が流れてきますだ。
という訳で、山火事の被害が大きければ大きいほど、洪水の被害も大きくなります。
来年はどうなんだろう？
| 2008年11月19日(水) | 山火事その後 |
いや、まだその後ではないのですが・・・
我が家の近くの山火事は、消防士さん達の活躍で、住宅地にまでは及びませんでした。カリフォルニアでは山火事は毎年起こっていて、これまではそれほど心配したことはなかったのですが、今回心配したのは・・・
住民がせっせと家庭用の細いホースで家の火を消している姿がニュースに映ったからです。LAカウンティの隣のオレンジ・カウンティでの火事です。（オレンジ･カウンティとは、ディズニーランドがある所で、私はLAカウンティとオレンジ・カウンティの境に住んでいます。）何故か消防車が一台もいない。
ニュースによると、消防活動をしていた消防車は、他からの要請を受け、オレンジ･カウンティの火事現場から去っていったとのことでした。
え〜！だってまだ燃えてるんだよ！そんなのあり？！
という訳で、心配してしまったのです。続報で、何と、オレンジ･カウンティの水道局が消防活動に使う水をちゃんと確保していなかったため、消防車が使えるほどの水圧がなく、消防車が使い物にならないという状態だったため、「じゃ、使える所に行こう。」ということで去っていったそうでした。でもこれってやっぱり・・・
え〜！だってまだ燃えてるんだよ！そんなのあり？！
ですよねぇ。そんな理由で燃えた家の持ち主はたまらんぞ！
| 2008年11月18日(火) | これだけは持って逃げないと！ |
昨日、避難準備をしようと思って、持ち出す物を揃えていたのだが・・・
現金、クレジットカード、身分証明書（免許書、グリーンカード、パスポート）、常備薬だけバッグに入れたら（というか、ほとんどが元々バッグに入っている）それだけで終わってしまった。
地震避難ではないのだから、食料はいらない。他に、これを無くしたら生きてはいけないという物は・・・
無い！
家族とペットと自分の命さえあれば、他には特に無いなぁ・・・と自分が何一つ貴重な物を持っていないのに気が付いた。私の５０年の人生って、そんなもんなんかい？
（緊急時には、愚息の兄であるぬいぐるみのクマさんは、私シャツの下に押し込んで逃げることになっている。愚息の身体はもっと重い犬あるいはダンナを抱えて逃げるために開けておかなくっちゃ！）
| 2008年11月17日(月) | ロスアンジェルス火事情報：続報 |
えっと、まだこちら16日（日曜日）です。
Diamond Barの一部に強制避難命令が出ました。
消防士さん達が火事がRowland Heightsに移らないように必死で頑張っています！とたった今ニュースで言っていました。
是非、頑張ってなんとか食い止めて欲しいものです。
・・・私、Rowland Heightsに住んでおります、はい。
その後・・・
テレビのニュースでアナウンサーがRowland Heightsを連発するので、ダンナはニュースを見るのを止めてしまいました。そういう時こそ見るべきだと思うんだけどなぁ・・・
さて、その後消防士さん達が頑張ってくれたおかげで、避難せずに済みました。
消防飛行機で薬品を撒き、住宅地との境目にBackfireを起こし、ブルドーザーで火の通り道を作り、ヘリコプターで水を撒き、とかなり大々的な活動でした。
油田（というほど大きなものではないのですが）には火が移りそうになっていました。で、そこは消防車を乗り入れて、消防士さん達が原油をくみ出す機械の隣で頑張っていました・・・あれって、怖そうだ。
まだ火は消えていませんが、火の向きをやって来た方に変えたので、そこには燃えるものは余り無く、絶対とは言えないけれど、とりあえずは大丈夫じゃないんでしょうか・・・とニュースで言っていました。
取りあえず、一安心です。
| 2008年11月16日(日) | 対丘の火事（ロスアンジェルス火事情報） |
対岸の火事と違って、燃え移る可能性は高い！
えっと、真面目な話です。かなり凄いことになっています。このままでは隣町に緊急避難命令が出そうです。そうなると、我が町に避難命令が出るのは時間も問題です。
木曜日にPomonaで始まった山火事は、Chino Hills、Yorba Linda、Anaheim Hillsまで広がり、昨日はBreaで、緊急避難命令が出ました。我が家から一番近いフリーウェイは昨日から閉鎖されております。
Chino Hills、Yorba Linda、Anaheim Hillsでは、それぞれ20件ほどの家が焼け落ちています。これらの町は金持ちが住むエリアなので、豪邸が多いです。で、敷地が広いので、隣の家に燃え移る可能性が低いのです。Pomonaでは、高齢者や貧乏な人達がすむMobile Homeが500件ほど焼けました。彼らはこれからどうやって暮らしていくのでしょう？
なぁんて心配している場合ではないのですよ、実は。昨夜Chino Hills州立公園が激しく燃え始め、今朝になってDiamond Barという町に避難命令がでるかもしれない、という状況です。非難勧告はとっくに出ておりまして、住人は避難を始めています。Diamond Barは我が町の隣です。
さて、今日は日曜日なので、朝、スーパーマーケットに食料の買出しに行ってきました。それどころじゃないだろう、という気もしたのですが・・・Life goes onです。
空は煙色で茶色でした。茶色の雲の向こうにある太陽の回りだけが赤々としていて不気味です。消防飛行機が２機、待機飛行をしておりました。丘の向こうから茶色の煙が入道雲のように沸いています。で、買い物を済ませて店を出ると、茶色の雲が白くなっていました。消防飛行機が化学薬品を落とすと、煙が白くなるんだそうです。
その後、もう一箇所店によって帰路に付いたとき、丘の白い煙の隣に新しい茶色の煙が出ていました。山火事が移動しているのです。要するに・・・全然治まってない！
ところで、家の向こうにある丘が燃えている訳ですが、結構大きな丘です。で、今燃えているのは家から遠い方なのですが、火事はこちらの方に向かっております。そして・・・なんと家から近い側の丘には原油を汲み出している機械があります。燃え移ると・・・当然爆発します。
という訳で、これから避難の準備をします。避難しない限り、続報はここで報告させて頂きます。
