4月26日(土)
今回の帰省もおみやげを大量に買っていたくるぶしたち。
母さんの入退院で親戚や母さんの友人に随分お世話になってるんで、
お礼の挨拶周り兼「これからもよろしく(にっこり)」と
ワイロ(お土産のこと)を渡しに行くべし、と昨日の夜から決めていました。
午前中は掃除や洗濯、食料品の買出しでつぶれるだろうから、
午後から出かけよう…と思っていたんですが、ひとつ困ったことが。
何軒か回る家の一軒の場所が、ちょっとわかりにくいとこで
くるぶし&ダンナだけじゃたどり着けなさそうなんですよ。
ここの家だけでもいいから(場所がわかってる)父さんについてきてもらいたいんだけど、
この日の夜、父さんは警備の仕事が入ってるんで、お昼ご飯を食べた後は
夕方まで睡眠を取ることにしています。
うーーーん、じゃあ、この一軒だけ父さんが寝る前の午前中に行こうかなぁ。
「そんなこと言わないで(午前中に)全部回ればいいべや。」
え。いや、だって、全部回ってたら…時間かかるなぁ…。
帰ってきてからお昼ご飯の用意するのは……うーーーーーーん。
結局仲間はずれがイヤな父さんも、全部親戚巡りについていくことに(苦笑)
しかも、「わかりにくい親戚の家」は父さんもよく覚えてなくて、
結局迷いに迷って時間がかかりまくる羽目になり
最後はくるぶしの遠い記憶&車のナビを駆使して到着。
……このオヤジと一緒に行く意味があったんだろうか……(遠い目)
12時をちょっとすぎたくらいに、全部の家を回りきり、
やれやれと実家に戻ってくると、母さんから電話が。
(あまりにも家の場所が遠くて今日は行かなかった)伯母が、
母さんのところにきているようなんで、父さんを実家に置いて、急遽病院に行くことに。
帰ってきたら昼すぎになっちゃうから、
さっきスーパーで買ってきておいた巻き寿司でも適当につまんで食べててくれ、
と父さんに言うものの
「いや、おまえらが帰ってくるまで待ってる」
……父さんが食べててくれたら、
うちらは病院の食堂でお昼を済ませてこようと思ったのに、ちっ。
病院で母さん&伯母としゃべり
「おなかすいたよーー」と、しんなりしながら実家に帰ってきたのが2時すぎ。
父さんはビールと寿司をちょっとつまんでガーガー寝てましたよ。
(もちろん、昼飯ができたら起きてきて、ガツガツ食べてたが)
お昼を食べさせたと思ったら、もう夕方。
後片付けをしつつ、夜ごはんの準備。
ったく、座る暇もありゃしない。
夜ごはんを食べた後、父さんは仕事に行き、ほっと一息。
あのオヤジがいるとなんだか疲れる(苦笑)
やっぱり母さんがいるのといないのとでは全然違うなぁ…。
4月27日(日)
くるぶし弟が夕方の飛行機で帰ってくるのに、こんな日に限って雨。
家の中だと洗濯物が乾かないなぁと思いながら活動していると、
仕事を終えた父さんが帰宅。
じゃあ、ちょっと買い物と病院に行ってくるぜー、と外出。
…そして昼前に帰宅。
なんせ父さんにメシを食わせなきゃいけないからね。はははは…。…はー。
ラーメンを食べた後、今夜は某回転寿司のお持ち帰りにしよう!と
電話で注文をして、くるぶし達は空港に弟を迎えに出かける。
途中、この前会えなかったダンナの悪友達に会うため会社に寄り、
(でも今回はこの前きたばっかりなんで、ひっそり裏から・笑)
空港では観光シーズン前でちょこちょこと在庫があった
「じゃがぽっくる」を買いまくり、到着口で弟を待つ。
↑ぐふふ。うまい。
……が。
なんせ前回会ったのが6〜7年前…いや8年か?
というくらい会ってない弟。
正直、どんな見た目なのか忘れた(笑)
「いやー、どうしよう誰だかわからなかったら」
「そんなこと言ったら1回しか会ってない俺はもっとわからん。」と
言ってるうちに飛行機が到着。わらわらと出てくる乗客たち。
…あれ?あれかな???
おお、当たってた弟だ。
よかった、姉の面目躍如。(そうか?)
久しぶりに会った弟は随分痩せていました。
どうやら趣味で体を動かしているんで、それで随分締まったよう。
そして年齢相応に老けてました(苦笑)
(しかし後にこの弟が大活躍をする時がくる)
弟は1年半前に帰省した時、全くおみやげを買っていかず、
「母親に罵倒された(笑)」らしく、
今回は空港でせっせとみつくろってきた様子。
じゃあ、まずはおみやげ持って病院に行こうかー。
「……姉ちゃん、その両手に持っているじゃがぽっくるは……」
と、会って早々あきれられましたがね。
病院に弟を連れて行くと、母さんは大変喜んでいました。
白髪がぽつぽつ生えた息子でもやっぱり娘とは違うもんなんだねぇ。
ちなみに弟が買ってきたおみやげは
『東京ばなな』(←これ姉のリクエスト・笑)
『とらやのミニ羊かんセット』
『千疋屋のフルーツ杏仁豆腐セット』
……くるぶしが買っていったおみやげよりいいモノだよ…。
病院からの帰り、寿司屋で注文していたお寿司を受け取って帰宅。
食べるのに夢中ですっかり写真を撮るの忘れてました(笑)
↑空港に貼ってあったポスター。北海道らしい注意書き。
(帰省ニッキは次回)
物理の世界では有名なドップラー現象。
(ちなみにくるぶし、物理はひとつも勉強してません。)
救急車のサイレンが近づいてくる時の音と、
遠ざかっていく時の音が違って聞こえること、と説明すればわかりやすいでしょうか。
先日くるぶしは救急車以外のものでこの現象を体験しました。
夕方、わんこの散歩をしていた時のこと。
のんびり歩道を歩いていると、
反対側の車道を自転車が2台、こちら側に向かって走ってきました。
前の自転車は女の子が、後ろの自転車はお母さんが荷台に子供を乗せているようです。
よく見る光景ですが、
近づいてくると、近所の奥さん&子供ということが判明。
同時にむこうもくるぶし達に気がついたようです。
いい勢いで走り去りながらしゃべっていきました。
「…あたしが自転車なんて珍しいでしょー?ほら、今ガソリン代めっちゃ高いやんかー?節約しようと思ってなー。しんどいけどがんばるわーーー。じゃあ、またねー。ばいばーい。いってきまーす。」
…おもしろかったです。
(くるぶしは走り去っていく後姿に「ばいばーい」としか言えなかった・苦笑)
4月25日(金)
●札幌某ビジネスホテル
ふと目覚めるくるぶし。
枕元の携帯で時間を確認すると午前3時すぎ。
ふー、まだまだ寝れるな…。
ぴーぴーぴーぴーぴー
………ぴぃ…ぴぃ…ぴぃぃぃぃ〜……←わんこが鳴いてる声。
うっ、こんな時間に起きてるのか?どうしたわんこよ…。
まだ朝じゃないからもう少し寝ててくれ…。
また目覚めるくるぶし。
時間は……4時過ぎ。
携帯を置いた瞬間、鳴き始めるわんこ。
ぴーぴーぴーぴーぴーぴーぴーぴー
…………。
ちなみにくるぶしだけではなく、ダンナも起きていた模様。
みたび目覚めるくるぶし。
時間は5時。と、同時に「ぴー」と存在を主張するわんこ。
観念して起床。(ダンナも)
出来るだけ早く出発したいなぁと思ってはいたけれど、
まさかこんなに早く起きるハメになるとは……。
わんこを散歩に連れて行き、部屋で簡単に朝ごはんを済ませ、
出かける準備をして、ホテルをチェックアウトしたのが午前7時前。
ホテルの滞在時間約8時間。北海道でよくある強行日程のツアーみたいだ…。
●寄り道1・札幌市内の公園
ホテルを出て(さすがに7時前だから道路もすいております)
最初に向かったのが公園。
「水曜どうでしょう」ファンにはおなじみの『平岸高台公園』です。
実はここ、9年前にもきてるんですが、ほとんど変わっておりませんでした。
(9年前にきた時は夏だったんで、もう少し草がボーボーしてた気が)
ここでまたわんこの散歩をしつつ、
(そして同じく犬の散歩をしている近所の人と普通にしゃべりつつ)
北海道に帰ってきたなぁとしみじみしてました。
↑HTBには黄色い野郎onちゃんがどどーんと壁になってました。
朝からたっぷり2回も散歩をしたんだから満足であろう、わんこよ。
さぁ、走るぞ!!
●寄り道2・T宅
高速も一般道も順調に流れ、
(途中、せっせと『道東道』を作ってましたねぇ…早く全部繋がらないかなぁ)
十勝にあるTの家に到着したのは午前10時半すぎ。
「一体何時に札幌を出てきたんだ!」と驚いてましたよ(そりゃそうだ。)
Tの息子には初めて会うんですが……照れてる(笑)
つーか……似すぎだよ、Tに(特に顔が)
おみやげを渡したり、くだらない話をしたり、
(その間、ダンナはわんこと本日3回目の散歩)
ダラダラしてる間に、くるぶしすっかり空腹に(苦笑)
混む時間になる前にどっかで昼ごはんを食べていこう、
それじゃあ、あたしが気に入ってる豚丼の店に行ってみたら??という流れで
Tお勧めの店に行くことに。
北海道(特に道東地区)ではポピュラーな豚丼。
久しぶりに食べましたが、大変おいしかったです。
どれくらいおいしかったか、
くるぶしが忘れ物をして、Tが携帯にメールや電話をくれてたのに
全く気がつかず、豚丼に夢中だった
…というくらいおいしかったのデス(笑)
↑ダンナが頼んだ大盛りセット。くるぶしは小盛りを食べました。
豚丼を食べてすっかり満腹になったくるぶし達。
くるぶし地元に向けて、ガンガン走ります。
途中、雨になったりもしましたが、地元に到着するころはすっかり晴れてました。
さすが、晴れ晴れ夫婦。
●寄り道3・会社
地元に到着後、まずはくるぶし&ダンナが働いていた会社に寄りました。
「随分久しぶりに会うはずなのに、ついこの間まで働いてたような気がする」
「ってか、変わってないねぇ」
などなど、会う人ごとに同じようなことを言われ(笑)、
一緒の課で働いていた先輩には
「ハタチそこそこの印象しかないのに、もう33歳になったの!?」と
本気で驚かれました。えへへ。
1時間以上しゃべりまくって会社を後にしましたが、
この日はダンナが仲良かった人たち(悪友とも言う)には会えなかったんで
後日またくることに。
●寄り道4・病院
この日は4月25日。
実はくるぶし母さんの誕生日…ですが、
本人は数日前に手術をして当然のように入院中(苦笑)
街中にあるホテルでケーキを買って、病院に向かいました。
母さんは手術後の具合が悪い時期をすぎてはいたものの、
まだ胃腸の調子が芳しくないらしく、少々ぐったりしてましたが、
思ったよりも元気でした。
洗濯物と明日持ってきて欲しいものを書いたメモを渡され、
「毎日こい」との指令を受け(笑)、実家へ。
●実家に到着
午後4時前、実家に到着。
父さんは(去年くるぶしが買って実家に置いておいた)わんこのケージを組み立てて
待っていました。さぁ、わんこ入るのだ。
朝早く起きて移動をしまくり、色々立ち寄ったりもしたんで
疲れたなぁと思いつつも、夜ごはんを作り、おっさん達に食べさせるくるぶし。
さすがに後片付けをしている時、ふらふらと眩暈がしておりました(遠い目)
長い長い移動の1日もようやく終了。
↑わんこもお疲れ様。
(つづく)
4月24日(木)
●フェリーの中
8時半ごろ、館内放送で目覚める。
昨日の夜、くるぶしが寝たのは2時半すぎだったんで、少々寝不足気味。
さっさとわんこのところに行ってあげないと寂しい思いをしてるだろうな、
と思いつつ、むくっと起きて障子を開けたりしていると(今回も和室)、
隣でダンナが転がりつつ、「いやー…」と話しはじめる。
なんでも朝方目が覚めたそうで、
その度に「はっ、寝過ごした!」→「わんこに朝ごはんをやってない!」
→「わんこぉー(本当はわんこの名前)」とつぶやきつつ
時計を見たら、また6時だった……。
というのを2回繰り返したそうです。
そのわりにぱっと起きて、
わんこの所に行く準備をしたのはくるぶしが先だったが。
わんこにごはんをあげた後、自分達の朝ごはんを部屋にて。
昨日、くそ忙しい中、くるぶしが作ってきたお弁当を食べる。
「けっこう多いから残るかな?ま、おやつにつまんでもいいし…」と
思っていたが、ダンナの食欲を甘くみていた。
そうだ、旅に出たらこいつはやたらと食うんだった…。
(普段の朝は食パン1枚とコーヒーだけなのに)
この日の昼は、昨日くるぶしがパン屋で仕入れてきた大量のパンたち。
最近我が家の周辺には、随分パン屋が増えてきて、
しかもどこの店もかなりおいしいパンを売ってるんで
ごはん党のくるぶしでも嬉しい限り。
ダンナはコーヒー、くるぶしは紅茶を飲みながらパンをつつく。
前回、フェリーに乗った時は夏休みの「超激混みシーズン」で、
大変『食べること』に苦労したというのもあって、
今回はお弁当を作ったり、パンを買っておいたり、
お菓子を大量に準備しておいたりしたんですが、
今回は連休と言っても、北海道はまだオフシーズン。
行きのフェリーは大変すいていました。
そんなわけで食べ物も、種類がそこそこあって、
けっこう自由に選べたりしたんで、
「帰りのフェリーでは気合を入れて、食べ物を準備しなくていいなぁ」と
かなりほっとしました。船の中で飢えるのは辛いのですよ(苦笑)
↑夜ごはんは船内のレストランで。 くるぶしは和定食を、ダンナはジンギスカン定食を食らう。
そのころのわんこは。
ペットスペース内のケージで、大変不機嫌(苦笑)
でもエサをやると何事も無かったかのように食べまくり、
(長く噛める)おやつをあげてから、くるぶしたちが立ち去ろうとしても無反応。
飼い主よりもおやつが大事。
●北海道上陸
夜9時前、定刻どおりフェリーは小樽港に入港。
今夜は札幌のビジネスホテルに宿泊するんで、早速走り出しましょう!
わんこの散歩をしてから。
東急ストアで明日の朝ごはんを仕入れた後、ホテルにチェックインしたのが
午後10時ごろ。
2年前にも泊まったホテルなんでわかっちゃいたけど、やっぱり古い。
そして今回の部屋はやたらとタバコ臭い…(苦笑)
再びわんこを散歩に連れていったり、シャワーを浴びたり、
ビールを飲んだり(もちろんくるぶしのみ)してる間に日付が変わりそうな時間。
明日はできるだけ早く札幌を出発したいから、さっさと寝よう!
おやすみーーー。と、寝ました。
↑わんこもクレートの中でおやすみなさい。
いつもの旅では、折りたたみのできるケージでわんこは寝ているんですが、
今回は車の中で場所を取らないクレートを持ってきていました。
リアシートに、ペット用のシートを装着してクレートを置き、
たまにクレートから出してやる……という
「わんこの方が人間よりスペースを取ってるじゃないかシフト」。
移動中はなかなかよかったんですが……。
(つづく)
去年の夏、
ダンナを置いて、くるぶしとわんこだけで北海道に帰省してから早数ヶ月。
今回のGWは2人+1匹で行くぜ!と正月明けから決めておりました。
さて、なぜ去年の夏、くるぶしは帰省したのか。
実はくるぶし母さんの腰が壊れてしまい(腰椎が砕けていた)、
動けなくなってしまったからなのです(汗)
その後、母さんは入院し、手術をして、1ヶ月ほどで自宅に帰りました。
そして約2ヵ月後、再入院。
治した骨の上がまた壊れてしまいました(遠い目)
12月中旬に入院し、クリスマスと正月を病院で過ごし、
年明けに手術した母さんが、ようやく退院できたのは3月下旬のこと。
「あんたたちがきても、まだほとんど動けないから何もしてやれないよ。
というよりも、労働力歓迎(笑)」
と、話していたのもつかの間、帰省1週間前に
まさかの再入院&再手術。
くるぶし、しばし呆然。
さらに今回は、久しぶりに東京在住のくるぶし弟も帰省することになっていたんで、
父さん(67歳)・くるぶしダンナ(38歳)・弟(31歳)の
おっさんトリオに朝昼晩の三食えさメシを与える役目はくるぶし1人のみに…。
疲れるだろうなぁ、と予想してましたが、
予想以上に疲れて帰ってくるハメになりました。ふっ。
そんなわけで今回の「帰省ニッキ」は
いつも以上に楽しいイベントもなければ、遊びにも行っておりません。
あははははー。
4月23日(水)
●移動開始日
今回の帰省も、車で走り→フェリーで本州から北海道へ移動し→また車で移動
といういつものパターン。
夜出発なんで、ダンナは普通に仕事へ。
やっぱり今回も荷造りはやらないのかっ(愚痴)
大量の荷物と戦い、
「帰ってきた時、家が汚いのはイヤだ」と掃除をしまくり、
異変を感じて暴れるわんこをちょっとかまって、
フェリーの中で食べる弁当やこの日の夜ごはんを作ったりしてたら、あら不思議。
出発前に疲労困憊。
↑ごく普通の弁当だが、忙しい最中に作るのはやめた方がいいと実感。
いつもよりちょっと早めに帰ってきたダンナに夜ごはんを食べさせ、
車に荷物&わんこを積んで、いざ出発!
●フェリー
何事もなく無事フェリーターミナルに到着。
今回は(「も」か)京都府舞鶴港から北海道の小樽行きのフェリーを利用。
くるぶしはわんこを抱えて徒歩で乗船したんですが、
とにかくわんこが怯えて震えまくり、抱っこしても後ろ足に力が入って
「やたらと胴の長い犬」状態になってしまい、大変でした。
そして今回、フェリーは大変すいていて快適。
ああ、この時期に帰省っていいねぇ、とダンナと話ながら船は出港。
そしてけっこう揺れる。
うわー、やばいやばい!!酔い止めを飲まねば!!
(この夫婦、乗り物に弱いです)
薬を飲んだせいなのか、ダンナはあっという間に寝てしまい、
くるぶしもビールを飲んでるうちに睡魔が襲ってきて、
くらくら揺れながらあっという間に爆睡したのでした。
(つづく)
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