股・戯れ言


BBS

拝啓 T駄くん

お元気ですか?
まだ読んでくれてますか?
カリスマダメ人間もついに三十路ですね。
おめでとうございます。今度是非祝わせて下さい。貴方が会社帰りに行きつけだったマン喫で祝杯を上げたい気分でイッパイです。
ところで毎年恒例の「同期ダメ人間のライブを見る会」(2003年度Jマスシス、2004年度ベル&セバスチャンつーかユージンケリー)、今年はお休みかと思ってました。
が、休んでいる場合ではありません。
フジロックに行きましょう。
むしろフジロックで再会しましょ。
俺たち90年代の申し子のカリスマ、Jマスシスが来るよ!しかもダイナソー名義だよ!
マーキュリーレブも来るよシガーロスも来るよポーグスも来るよビーチボーイズも来るよ(あ、このへんはまにさんにも伝えたい衝動)
ジュリエット・ルイスも唄うらしいぞ。

行くぞ!行くぞ!T駄君。
詳細はこのへんだ↓
http://fujirockfestival.com/index.asp

カリスマダメ人間兼カリスマインドアリビング(スーパーチャンク風)な貴方のことですから「3日間野外はつらい」などと言いそうですが、そんなこと言ってる場合ではありません。「有給もう3日しか残ってないや」とか言われそうですが、そんなこと言ってる場合でもありません。
むしろ病欠推奨。
お返事お待ちしております。

ヤツザキより
2005年02月27日(日)

ナゴヤン・コーリング

携帯が壊れていて、ネタ・戯れ言(http://blog01.yapeus.com/users/maaa55/)が更新できないのでここで手短に。
「ネタ・戯れ言」に書いたのだが、寿がきやが東京に再進出したのはいいのだが、妙ちくりんなアーバン感というかいらん色気を出しやがって「普通のままでいいのに何気取ってン(小池一夫イズム)だよ」と腹が立ったのだった。その時から嫌な予感はしていたんだ。
で、実際に名古屋出張行ってきた。本場は寿がきや東京進出なんかより深刻な事態に陥ってましたよ。
ストップ・ザ・名古屋好景気。語弊があるな。名古屋をおだてて持ち上げるの禁止!だな。テツアンドトモやはなわやダンディ坂野やギター侍のように「一過性のブームで持ち上げてあとは放置」にされるんじゃないのか名古屋。芸人と街を同じ扱いにしないでくれ。
幸いにも私が今回の出張中にお会いした名古屋人の方々は「まあ、名古屋名古屋って外が騒いでるだけで今がピークであとは下降線辿っていくでしょうねぇ」と冷静に受け止めているようだったので、事態はまだ深刻にはなっていないのかもしれん。いや、名駅(笹島の国鉄跡地?あたりも含む)の変貌ぶりや街の変貌ぶりはなんか無理してる感じがしてよくなかったよ、やっぱり。名古屋は名古屋のままでいいのになー。やる気なんか出さなくていいのに。
かつて付き合っていた時に「気取らなくても、貴男のいいところ、私がわかってるわよ」って評価していたのに、別れて数年ぶりに会ったらその「私がわかってる貴男のいいところ」を闇雲に振り回してる男に、「さりげなきゃ意味ねえんだよ、そういうとこ武器にしたら終わりだろ」「てめえ調子乗りすぎ」と言いたくなるような気分だ。なんで私は常に都市を擬人化するのだ。わからん。
その気分が最高潮に達したのは、太閤口横の土産屋がキレイになっており(昔の売店感ゼロ。あんまきの黄色い看板の屋台が出てたりしてたのに!)、ふらふらと入ったら名古屋みやげ「納屋橋まんじゅう」「大須ういろ」「坂角せんべい」に並んできれいに箱に入った「藤田屋の大あんまき」を見た時。
黄色い屋台で売るもんなんだよそれは。
あと、鬼まんじゅうまでもが「新名古屋名物」とか書かれてきれいに箱に入って売られてやんの。ああいうのはナフコとかで買うんだよこんなとこじゃ買わねえよ。

ああ、何書いてるんだかわからん。とりあえず名古屋を「名古屋、調子乗りすぎ」とか思いたくないんで、この妙ちくりんなブームが早く沈静化することを祈るばかりである。
2005年02月25日(金)

ブルートレイン、車上の愛(前編)

旅が好きだ。どこかに行くことが好きだ。電車が好きだ。
車窓から眺める流れる風景が好きだ。
昔は全速力で進行方向と逆方向に走り去っていく電信柱や店や巨大ビルや人々が不思議でならなかった。去っていくヒトやモノをどうしても目で追いたくて座席に膝立ちになって外を必死で眺めてた。靴が座席に乗るのでどうしても親に怒られた。電車に乗り、座席を見つけたらすぐに靴を脱ぐ子供になった。
それが地下鉄で高円寺に行くまでの話。地下鉄なので大半は真っ暗な風景が続くだけであったが、暗闇の中を等間隔で次々にヒュンヒュン流れていく光が気になってしょうがなかったのだ。ゲームみたいだった。

電車の中の人々を見るのも好きだ。
こちらはすべてが心地よい光景ではない。とりわけ私が忘れられない光景は、中央線内で見かけた浮浪者のことである。くさかった。電車と電車の継ぎ目でしょんべんをしていた。ほどほどに混んだ車内で3人がけの座席を一人で独占していた。親はあんまりジロジロ見るな、と言ったが見ないわけにはいかなかった。汚い、とかそういうことではなく、「こんなの見たことない」と思った。興味津々だったのだ。他にも電車の中で「全員食っちまえばいい・・・まさか怖いとか言わないだろうな」と独り言を呟く大学生男子や知らないおっさんの尻ポケットに手を突っ込み、財布を抜こうとしたが「入ってねえのかよ」と舌打ちして去っていったギャルを見ないわけにはいかなかった。
電車はいつでも「見たことのない光景」を私に提供してくれるツールだった。
今でもそれは変わらない。
今、私は出張で全国を回っている。車窓からの光景は、いつだって知らない土地の、様々な季節の、あらゆる時間帯の姿である。飽きることはない。うっかり寝てしまって、起きたら目的地であったという時などどんなに後悔することか。もっとも、電車の中で眠る心地よさも愛さずにはいられないのだが。

この日記に書こうと思って長いこと書いていなかったのだが、去年の11月、私は熊本に出張に行った。私にとっては修学旅行以来の九州である。
修学旅行は新幹線で行ったのだった。すなわち新幹線で6,7時間の旅は既に経験済みなので苦ではないということである。
というわけで考えられる経路は
1.新幹線
2.飛行機
3.在来線
となる。賢い選択は2の飛行機であろう。しかし私の中では3の在来線しかなかった。在来線というと語弊がある。在来線というのは夜行列車のことだ。
夜行列車が結構な値段をすることは知っていた。通常の乗車料金に加え、特急料金がかかる上に、更に「車内に一泊」ということで宿泊料金がかかるのである。宿泊代、つまり寝台料金は6000円〜。高い。べらぼうに高い。乗りたくても自腹では乗れないなと思っていた。
が、今回は出張なので経費が出るのである。
しかもうちの会社は「電車に乗るのであれば領収書いらず」なのである。
ちなみに東京−熊本間の夜行列車料金は片道24670円。
そして東京−熊本間の片道航空代は28000円弱。
これはもう、乗るしかないんじゃないのか。
目の前がパーっと明るくなった。
しかし、言っても18時発の翌日11時半着という17時間の旅である。実現することはできるんだろうか。というか、17時半に仕事が終わったとしても18時に東京駅にたどり着くことは不可能なんじゃないか。そして実際に夜行列車を使って熊本に行くというのは非常にばかげた行為なんではないのか。
そう考えるとなかなか決心がつかない。
私はなぜ「世間的にはばかげたことだ」というところで迷っているのだろうか。
どうだっていいじゃないかよ。もうこの後は夜行列車を使う機会はないかもしれないんだ。千載一遇のチャンス。逃すわけにはいかん。
というわけで、某日記で「何で行けばいいでしょう」アンケートを採るなどして自分の中で「夜行列車de熊本行き」を正当化していく。

そして当日。
昼間、出先だったので帰りに本を2冊購入する。ハードカバーの本だ。
無論夜行列車の中で読むためである。
そしていろいろ渋ったが切符を購入する。係員の人に不思議がられるんではないかといらん心配をしたが、「熊本まで夜行一枚ください」と言ったら、「B寝台でよろしいですか」としか返されなかった。まあ、切符買うくらい普通な行為だしな。
その切符を忍ばせて職場に戻る。誰も私が夜行列車で熊本に行くと思っていないという状況が小気味良い。でも「あれ?熊本何時の便で行くの?」と聞かれた時にはたまらず言ってしまった。
「あ、18時9分の寝台特急で行きますわ」
皆のポカーンという顔。いい反応だ。ワンテンポ置いて「マジで?」という言葉が返ってくる。マジです。いや、自分でもマジなのかよくわかってないんだけど。でも財布に忍ばせた切符がある限り、これは今から実話になるのだ。
そして、あらかじめ想像したとおり「バカじゃねえの」という反応が地震の影響の津波のように押し寄せてくる。バカです。自分でもバカなのはよくわかっているのだ。いいんだよ、バカは承知の上で自分の人生にまだ起こっていないことを起こしたいのだ。

というわけで、17時半が終業時間ではあるのだが、「電車に間に合わないとイカンのでね」と17時15分頃には退社。一路東京駅を目指す。
品川から東京は近いようで案外時間がかかるのである。新幹線で行ってしまおうかとまで思った。東京から新横浜までは新幹線で移動したことはあるが、さすがに東京品川間はない。これをやるようになったら私も立派な新幹線貴族だろう。鉄道ブルジョワジー。まあこれこそ実現しそうにないけれど。

東京駅に着いて私が行った行動は、タバコと飲み物と食料の確保であった。なんといっても17時間の長旅である。ビールは2本買った。弁当の他にスナック菓子も買った。これから17時間の旅をするための準備と言うよりは、夜更かしをするための準備をしている気分であった。
夜更かしは楽しい。それも日本を東から西へ移動しながら夜更かしをするなんて、最高すぎる。
日本一スケールのデカイ夜更かし、それが私の夜行列車の旅に出る動機だったのである。実のところ、流れる風景を楽しむなんてのはどうでもよかったのである。
しかし現実の旅はそんな生やさしいものではなかったのだが、「ビール2本などはすぐ飲み終わってしまうんではないか」などという心配をしていたこの時点の私には知るよしもなかった。


つづく
(ブルートレイン「あさかぜ」「さくら」の廃止があまりにも哀しいので、しばらくこのシリーズを続けます。あしからず)

2005年02月24日(木)

ビフォー・ザ・ゴールドラッシュ

明日から待望の出張です。
今年初!
長かった!
しかも初の三重県は四日市ですよ。ぜんそくのメッカだったところですね。今は知らないが。
四日市の姉妹都市はカリフォルニアのロングビーチらしいのですが、ロングビーチといえば大磯しか浮かばねえよ。昔は大磯ロングビーチのプールに行きたくてたまらなかったのだが、時は流れ、長い物語、出る幕のない水着・・・と、「デーゲーム」仕立てでまとめてみました。
ロングビーチ出身のバンドとかも考えたが何も思いつかん。オレンジカウンティとロングビーチって別モンなの?

ちなみに大磯の姉妹都市はオハイオ州デイトンだそうです。
ガイデッド・バイ・ヴォイシズの出身地だ。
むしろそっちに行きたい。

ああ、日本の地方都市を回り終えたらアメリカの地方都市を回りたくなるんだろうか。俺はアメリカの地方都市出身インディーロックバンドが好きなんだった。ノースキャロライナって日本で言うと何県なんだろう、とか考え始めてる自分に驚く。
あー和製ロングビーチでゴールドラッシュに遭遇しないものか


ごちゃごちゃ言わずにとりあえず行ってきます。
2日目は聖地の近くだしなー
2005年02月23日(水)

股・戯れ言ズーるーネイションver.

高校時代は「授業フケて屋上で喫煙」とかしたことは一回もなかったんだげっとな。(そもそも喫煙始めたのは高校卒業間際だし)どこでどう間違ってさぼるのば平気で行う人間になったんだずか。
って大学1,2年の時はほとんど授業出てなかった(そのため4年の時はほぼ皆勤賞だったんだげっと)からその時にさぼり癖がついたとしか思えない。だみだず。今更言うことでもないが。

(中略)

てか入場ゲ〜トで気づけよわし。
ま、なんだかんだと言いながら馬複(地方競馬は馬連ならよえずんだずな)はとれたのでヨシとするずね。すごく安かったけど。
んだげどま〜平日の地方競馬ともなると、じさましかいねえんだかいずが。みんなカ〜キor灰色。着てるジャンパ〜がすでにカ〜キor灰色。たぶん人生もカ〜キor灰色。中には垢が真っ黒になってるみだいな方々もいたが、競馬場い錣決られるのだげっとらルンペンではねど見なしておく。みんな揃ってしぇながが煤けてるじぇ。
ベビ〜スタ〜食いながら階段に座っておじいさんたちと液晶画面眺めてたけど、ここで何レ〜スもやったらそういうカ〜キor灰色が伝染するみだいな気がしたので1レ〜スだけやって退散。ワンカップとか飲まなかったのは、なんだかんだで勤務中だったがらなていう良心のおかげだず。

(中略)

迷わず入ったんだず〜
そして迷わず手ぶらセット。
かばんの中に山形グランドホテルからくすねてきた使い捨てシャンプ〜リンスセットが入ってたので、欲しかったのはタオルだけだったのだげっと手ぶらセットはちゃんとシャンプ〜リンス石鹸つきなのだったんだず〜ありがたや。
中に入ると、ちょうど「ばさまサロンタイム」だったようで、中にはばさまがワンサカ。まあ、普通に入って頭ガシガシ洗ってきたんだげっとも。体のほうは、変に石鹸臭いとあらぬ疑いばかけられるので(勤務時間中に逢引か!?どが。200%ありえないが)全然洗えなかったのだったんだず〜心底体もガシガシ洗いたかったんだず〜

(中略)

ふざけんな、ちゃんと働け!どがと思われる方も多いかもしれないが、こだなにサボったのは初めてみたいなもんだげっとらまあ大目に見てくれ。
普段は労働しったんだずよちゃんと。昨日なんて寒さの中ありえない移動ば繰り返しましたずよ。
もっとも、わたくしの直属の先輩は勤務時間中に風俗とか行っちゃう人なのなんだず。こないだは2時出勤、しかもPC持ってくるの忘れてたし。まさに俺のブラック・サボス(BOSS)。悪い習性ばっかり引き継がれるなぁ。
こないだわしが作業着ば飲み屋に忘れてきたのもこの人の正当な後継者ていうことなんだべ。ええんだか悪いんだか。

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いやぁ、この山形弁変換ソフトおもしろいな。
今、絶賛仕事中なんだが、さっきからいろんなページを変換しておもしろがってるところです。
このページにかかれば、誰でもラテン系東北人になれてしまうのだから素晴らしい。
こいつはおもしろいので今日の日記も山形弁変換ソフト使用してしまおう。

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さいぎんはちゃんと見てないんだげっと、「渡る世間は鬼ばかり」に錦織が出てるそうだずね。「どだな役柄?」とタ〜ミネ〜タ〜に尋ねたところ、「ハゲ」と答えになっていねえ答えが返ってきたなだげっと。
カッちゃん、錦織が次々に渡鬼ファミリ〜に入っていく中(渡鬼、ていう単語ば聞いたり口にしたりすると反射的に「あ、やだ〜あ、やだ〜あ、やだやだ〜」ていう渡鬼音頭が響いてしまうのはなんとかしたい)、東山だけはいわゆる一線に留まっているのがすんごぐ不自然に思えてなりません。
次期ジャニ〜ズ社長なんだげっとらしゃあねえ、とはよぐ言うが、そだな政治的なことは知ったこっちゃねえよ。もはや「ありがたくない」んだってば東(←こういう風に表示するとそのまんま東のようで、わずかながら侮辱しった感が小気味ええ)
その「全然ありがたくないのになしてか一線で活躍=ヨイショされすぎ」がさいぎんわかりやすく形になりましたずね。
「MAKOTO」とかいう映画。
監督がおめえ塚良一で共演が哀川翔や室井滋、武田鉄矢。そだな話の主役に浮かび上がるのは織田裕二であり唐沢寿明でありスマップの誰かだべていうのが順当なはずなのに、「なしてか」東。なしてか東。なしてか笑介ばりに何度でも言うてみたい語呂だず。なしてか東、ってそれこそそのまんま東のパチモンみたいでええずね侮辱度合いが。
いや、映画に限ったことではなく、東山主演のドラマが始まるていうのば聞くたびに「なして東?」と思わされたもんだべずね。
一番顕著に「なして東?」だったドラマは「お前の愉吉が泣いている」とかいうやつ。結構さいぎんのドラマであり「お金がない」ばりにインパクトのあるタイトルでありながら全然印象ないからな〜。そう考えると東は「平成夫婦茶碗」とか「ザ・シェフ」とかろくでもないドラマばかり出ているな。「ザ・シェフ」は川島なお美がめちゃくちゃだったことのほうが印象深いのでまあええけど。
昨日偶然、東と哀川翔が朝のワイドショ〜に出ているところば見たんだげっと、全体的に質問される度合いが多目なのは哀川翔。「異色ゲスト」扱いていうことなんだべ。それに対して東は「正統派ハンサム=口数少なくてNO問題」ていう具合。
いまどき正統派ハンサムて扱いもどうかと。
いや、正統派ハンサムじゃないな、王子様だなあの扱いは。んで、その扱いもどうかと。
なんつ〜か、東って「時代遅れ」なんだずなぁ。そういう感覚が。ひとりだけミョ〜にバブル期。「しょうゆ顔幻想」とでも言うておきましょうか。昔のイイ男が今もイイ男扱いば受けるとは限らない、と誰か忠告してやってくれ。それとも森光子の庇護が時代感覚ばずれさせてるのか?
それでもコンスタントに東は主役だけばこなしていく。(映画は14年ぶりだそうだげっと)吉永小百合にでもなりたいのかこいつは、と思うってことなんだず。でも、東にはもう揺るぎないファン層ていうのがいるんだかいねえんだかわからない状態なんだな。
「(対象ば)ありがたいって思てなくれている人」がもっとはっきりしていればええのだげっと。残念ながら東支持層って全然わかんねえや。昔からの少年隊ファンじゃ弱い。弱すぎるずね。
そういった意味では、渡鬼ファン=おばさん層に「英作はダメねぇ」どがと心配されているカッちゃん、「かずの新しいおとうになるのかしら?」と期待されている錦織(ハゲ)のほうが東より安泰なんだがないか。
ひとりのおばあさん(光子)より大多数のおばさんの新たなスタ〜になるべきんだず東。

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「なぜか東」と書いたところが見事に「なしてか東」に変えられているよ。
なぜか笑介に引っ掛けたギャグであったのに。
あと「君塚良一」が「おめえ塚良一」に変換されるとは。
しかし変換ソフトを使ってみて一番おもしろかったのはエンピツのトップページであった。

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てか早く仕事終われ。
2005年02月19日(土)

ブラック・サボスの娘

会社の某女子が見ていることをわかっている上で告白しちゃいますよ。

今日のわたくしはサボリ放題でございました。

高校時代は「授業フケて屋上で喫煙」とかしたことは一回もなかったんだがな。(そもそも喫煙始めたのは高校卒業間際だし)どこでどう間違ってさぼるのを平気で行う人間になったのだろうか。
って大学1,2年の時はほとんど授業出てなかった(そのため4年の時はほぼ皆勤賞だったんだが)からその時にさぼり癖がついたとしか思えません。だみだ。今更言うことでもないが。

まず今朝。10時出勤するつもりが起きたら10時前。
夢とか見てる場合じゃなかった。ユニオンでバイトしている夢を見てたわ。
そんなわけで11時出勤。利(用)フレックス。
出勤しても無駄話(主に富士急ハイランドに行ったことがないという話)をダラダラして、お昼になってSEから電話かかってきて無駄話(主に門前仲町の甘味屋の話)をダラダラして、ちょっとしてから外出。

外出したら、天気がよかったのでいつもとは違うルートで駅を目指す。
某テレビ局のスタジオがあるので、そこの前をわざわざ通ってみたのだがめぼしい芸能人もそれの出待ちもいなかった。マンパワーとか歌ってる人たちがいるとばかり思っていたのに。ちっ。

目的地に到着し、さーやるかと思ったら心優しき先輩のおかげでやることが殆どナッシング。思った以上に早く作業終了。
5時戻りって言っちゃったのでどうするかなぁ、と思いつつ会社に戻ろうとした。んだが・・・

モノレールから大井競馬場が見えて、よく見たら人がいるんだよな。
あ、レースやってんのか今日は(大井は冬の間は昼開催)と思って途中下車し、フラフラと競馬場に吸い込まれる。いや、確信犯なんだけど。
到着したら9レースが締め切り5分前とかなんとか言ってるので慌ててオッズ(しかもなぜかワイドと三連複の画面)を見て適当に購入。
んでターフに出てみてから気づいたのだが、なんだ、大井開催じゃないのかよ。浦和の場外かよ。なんとなく損した気分になる。
てか入場ゲートで気づけよ俺。
ま、なんだかんだと言いながら馬複(地方競馬は馬連じゃねえんだよな)はとれたのでヨシとする。すんげえ安かったけど。
しかしまー平日の地方競馬ともなると、じいさんしかいないんだこれが。みんなカーキor灰色。着てるジャンパーがすでにカーキor灰色。たぶん人生もカーキor灰色。中には垢が真っ黒になってるような方々もいたが、競馬場に来られるのだからルンペンではないと見なしておく。みんな揃って背中が煤けてるぜ。
ベビースター食いながら階段に座ってじいさんたちと液晶画面眺めてたけど、ここで何レースもやったらそういうカーキor灰色が伝染するような気がしたので1レースだけやって退散。ワンカップとか飲まなかったのは、なんだかんだで勤務中だったからという良心のおかげです。

その後、まっすぐ会社に戻ろうと思ったんだが、どういうわけかモノレールではなく京急の駅に向かってしまって(何度も書くがバリバリの確信犯なんだが)品川手前で途中下車。
時間は3時半。あー5時まで十分時間あるな、今朝飛び起きてすぐ会社向かったからシャワー浴びてぇなと思い、わたくしがその足で向かったのは・・・

銭湯

なめてんのか会社を。いや、ぶっちゃけ今日はナメた。
どうせ今日は5時に会社戻っても10時くらいまで拘束されるのだ。(現にこの日記を書いている今、拘束され中なわけだが)来週なんか土日ナシなんだからこれくらいいいだろ。
というわけで確かこのへんに銭湯があったはず、と記憶を手繰り寄せてウロウロし、下校中の小学生に「あの人路上にタバコ捨ててたー」などと言われつつなんとか銭湯ハケーン。
迷わず入りました。
そして迷わず手ぶらセット。
かばんの中に山形グランドホテルからくすねてきた使い捨てシャンプーリンスセットが入ってたので、欲しかったのはタオルだけだったのだが手ぶらセットはちゃんとシャンプーリンス石鹸つきなのだった。ありがたや。
中に入ると、ちょうど「おばあちゃんサロンタイム」だったようで、中にはおばあさんがワンサカ。まあ、普通に入って頭ガシガシ洗ってきたけれども。体のほうは、変に石鹸臭いとあらぬ疑いをかけられるので(勤務時間中に逢引か!?など。200%ありえないが)全然洗えなかったのだった。心底体もガシガシ洗いたかった。
この銭湯、露天風呂もあって素晴らしかったです。露天風呂は日替わりバスクリン風呂だし。十分浸かった後、そろそろ時間もやばいんではないかと思い、ザーッと上がってザーッと髪乾かして(自然乾燥派なんだがこの時ばかりは無論ドライヤー使用)退出。
ぐてぐてと歩きながら帰社。
5時ジャスト。カンペキダ。(ジーコ調で)
髪の毛がイイ匂いしすぎてもイカンので、適度にヤニ臭くするのは当然です。髪洗った意味ねえじゃん、とか言わないべき。湯上りのビールとか飲まなかったのは、なんだかんだで勤務中だったからという良心のおかげです。

そしてナウ電話待ち。

ふざけんな、ちゃんと働けや!などと思われる方も多いかもしれないが、こんなにサボったのは初めてみたいなもんだからまあ大目に見てくれ。
普段は労働してますよちゃんと。昨日なんて寒さの中ありえない移動を繰り返しましたよ。
もっとも、わたくしの直属の先輩は勤務時間中に風俗とか行っちゃう人なのですよ。こないだは2時出勤、しかもPC持ってくるの忘れてたし。まさに俺のブラック・サボス(BOSS)。悪い習性ばっかり引き継がれるなぁ。
こないだ私が作業着を飲み屋に忘れてきたのもこの人の正当な後継者ということなんだろう。いいんだか悪いんだか。
2005年02月17日(木)

風俗'S ネクスト

イエー買っちゃったよ「プレミア」(映画雑誌)
「映画秘宝」以外の映画雑誌を買ったのは初めてかもしれません。
表紙がイ・ビョンホンだもんで、韓流ファンに間違われたことこの上なし。こんなに恥ずかしいと思ったのは「いけない!ルナ先生」復刻版を買った時(3年前)以来だ。大して時間経ってないけど。
で、ヴァル・キルマー(以下、キルマさん)は最後の1ページにしか載ってないのな。580円もしたのに。(キルマさんの価値=580円なのか)しかも髭面ではあるがnot片目。さらに米国のキルマさんサイトなどを覗いたら、髭面の写真はほとんどなかったという具合。
そして、普通の顔の写真を見れば見るほど
キルマさん−ヒゲ−片目=どんぐり
ということに気づかされて、なんとなくよんぼりしてしまいました。そして「アレキサンダーのヴァルはヒゲ面に片目でかっこよくなくて残念です」とかいう書き込みを見つけてしまって、驚愕です。
人の好みはそれぞれ、というのは百も承知だが・・・だが・・・・(言葉にならない呻き)
ああ、私はこのままだとカリフォルニアに行ってしまう勢いですよ。ロスまでいくらするのか知らないけれど。
てかロスにいるのかキルマさんは。


さて。話は変わるのですが、ヴァレンタイン。
私は毎年、会社の人間にはチョコ以外のものをあげたいと思っているので今年はわざわざ仙台から取り寄せで「仙台まころん」を配りました。って69人には配ってないけども。厳選された?10人強にしかやんないけど。
実は・・・私、まころん食ったことなかったんですよ。
地方銘菓についてはそれなりに知識はあったんだが、いかんせんお手軽に人にあげることのできる大きさのものが売っていないので。ホントは山形の最高どら焼きを取り寄せて配ろうとまで思っていたんだが、生ものじゃないほうがいいだろうなと思ってまころん。チョコは配りたくないが、チョコ味もあったからまあいいだろうと思ってまころん。
というわけで配ったところ、たまたま仙台出身が混じっていて
「わ!まころんだ!コレ、すんごいうまいんですよ〜ウレシー」と皆の前で騒いでくれたのでああ、選択は間違ってなかったなと思ったのだった。
まころんじゃなかったら鐘崎の「バレンタインかまぼこ」にしようと思ってたとこでしたから。ってこれも生ものだが。
ところが今日のこと。
俺の先輩(not武将←1年半くらい前の日記参照)さんがこのまころんを食っていたので「配った手前、なんなんだけどコレ、食べたことないんだよ私」と言ったら
「そうなんだ。食べてみれば?」と言われ食う。
ビミョーーーーーー!!!!!!!!!
むしろピーナッツの味しかしねぇよ。
私も甘いものはいろいろ食べたが、これは激しくビミョウな味だ。むしろはっきり言ってしまえば「俺はこの味が苦手である」という部類の味であった。
ぶっちゃけ食った途端「マズっ」と言ってしまって、先輩もどういう顔していいのやらという具合であった。
いやぁ、これからは人にあげる時はちゃんと味見しなければいけないなと思いました。むしろバレンタインかまぼこのほうがよかったのかも。来年はそっちでいきますよ。

地方菓子の道はまだまだ深く険しいな。
私の中のキング・オブ・地方菓子は「あんまき」なんですが。名古屋名物(名古屋じゃないが)の中で唯一東京進出していないあんまき様。絶対に進出しないで欲しい。でもあの黄色い出店は偶然東京駅の通路とかで見かけてみたい。
来週は東海ツアーですよ俺。
一泊二日で東海四箇所を巡る旅です。
その4箇所が「四日市・小牧・岡崎・沼津」で1日のうちに2箇所を回らなきゃいかんのだ。さあどういう組み合わせで回るべきなのか。
これまた無謀なことを・・・どうなってんのだ一体。
四日市・沼津と小牧・岡崎ってのはなしだからなぁ。
でも、小牧岡崎間できっとあんまきが買えると思うと胸が弾むのです。うれしくてたまらん。名鉄バソザイ!
この出張、気を抜くと名古屋のヘルスや金津園や雄琴に行きたがる人たちに奪われそうになっていたのですがなんとか死守しました。「おまえら(すべて先輩)雄琴や金津園がそんなに好きか!」とオフィスで言ったら「声でかすぎ」と怒られたけど。
でもその代わり今週末の札幌出張は逃しました。ぐえ。またまた悪いところ行きたがりの人たちが「俺が行く」とか言い出したので「おまえら(すべて先輩)はすすき野でコレ(グーサインに似たやつな)することしか考えてないからダメだ!」とオフィスで言ったら「下品」と非難されたけど。

こういう時に男性はうらやましいなぁと思うのです。女性に歓楽街はないからなー女性用歓楽街があったとしてもそれは利用したくないんだけども。
そう考えると何が羨ましいのか。それは、たぶん、「風俗を通じての連帯感」に自分が決して入り込むことができないからであろう。その連帯感だけに嫉妬するんだたぶん。
誰と誰が一緒に風俗行ったとか聞くと「誰」の部分は激しくどうでもいいもんな。一緒にの部分だってむしろどうでもいいのかもしれない。「自分は絶対にそういうことができない(女だから)」ということにイラついているだけなんだろう。
おお、たかだか風俗の話なのになんだかピート・タウンゼンドの「バンドは音楽ほど重要じゃない。音楽はオーディエンスほど重要じゃない。オーディエンスはその間に生まれた共通の連帯感ほど重要じゃないんだ」ってやつくらい話が大げさになってきたな。大体この言葉自体うろ覚えなんだが。
ま、違うステージにやきもきしてもしょうがないんだが。
全然大したことじゃねえし。
そんなことは気にしない人間になりましょうかね今年は。
まあ、地方に行ったらせめて飲み屋に一人では入ったりはしたいのだが、なかなか女一名で知らない店ってのは難しいなしかも飲み屋て。(りえ坊はそんなものとっくにマスターしているが)

ま、それはともかくとして初三重県進出でございます。せっかくだから三重県に泊まりたいんだが、四日市について無知だからなぁ。
あ、でもついに伊勢うどんべビスタを買える位置に出張ですよ、買ってきますよ>某ニートの方に私信

あと、近々岡山に行く人は俺に「大手饅頭」を買ってきて。
それか私を岡山に出張させて。
2005年02月16日(水)

アイ・ワナ・ビー・ヴァルキルマーを犬にできる身分(本編)

というわけで見てきました「アレキサンダー」
いや、正確には「ヴァル・キルマー演じるフィリッポス2世」を見に行ってきたわけだが。
私にとってのアレキサンダーは「集英社刊 世界の歴史第2巻」のアレクサンドロス大王なのです。この世界の歴史シリーズは本がボロボロになるまで読んだものだ。3巻の秦の始皇帝とか項羽と劉邦も好きだったなーカール大帝もヒゲ面で好きだった。(考えてみればああいう児童漫画に出てくる英雄は皆、ヒゲつきだったわ。それが今に至るヒゲ好きのルーツなんだろうか)
今でも手に入るほうの「集英社刊 世界の歴史」じゃないので要注意だ。って誰に対する忠告か。
この他にも、学研から出ていた「世界の冒険・探検事典」というのがフェイバリットでした。これにもアレキサンダーの東征のことが書いてあったような記憶が。いずれにせよ、そんな児童漫画で接していたアレキサンダーっつーかアレクサンドロス大王は「こげ茶、あるいは黒い髪」だったのでコリン・ファレルのド金髪ぶりにはやや違和感を感じていたのだった。
まあ、でもコリン・ファレルがアレキサンダーになりきっていたので最後は違和感も和らいだけど。それでもアレキサンダーの軌跡の飛ばしっぷりはなんだよオイとは思わされたけどな。


詳しい筋はともかくとして、これは「肉食版日出処の天子」だなぁ、と思う。
肉食でもヤンキーでもトリプルエックスでもなんでもいいんだけど、要するに「西洋人が日出処の天子を書いたらこういう風になるんだろう」と思わされたわけである。それはアレキサンダーが同性愛者だったからっつうことばかりでもない。そもそも愛の形態が違うので、この同性愛という共通項はむしろ無視してもいいかも。父や母、母に象徴される女性、部下たち、そのどれとも相容れることのできない感が厩戸王子を思い起こさせるんだよなぁ。とくに母との確執か。
といってもこの確執の形態もアメリカ人の書く話なので、日出処の天子のような「干渉しないことによって生まれる、無言の違和感/すれ違い」などはまったく存在せず、むしろアメリカ人は過剰なのでガンガン干渉してくるわけですが。
日出処の天子全体に共通する「秘められた」というものは見事に削ぎ落とされて、「積極的・直接的」がソレに取って代わっているあたりが非常に肉食的っつうか西洋的なのです。
そんなふうにアプローチはまったく違うんだが、アレキサンダーも厩戸もすんげえ頭がいいのに自分からバカな真似をして、しかもバカな真似をしたと自覚しちゃって孤独や自己嫌悪に陥ったりするのです。
自己嫌悪とか孤独とか恐怖とかそういう一切のものから逃れるために外に目をそらすあたりも共通点だなこのおふた方。実際はそんな自己嫌悪なんか微塵もなくて、「俺、もう自分大好き!俺のことをみんな尊敬してくれ!」と思ってたかもしれないけど。そうではないと心から信じたい。
まあ、所詮「西洋人の描く」日出処の天子だから、山岸涼子にはとうてい叶わないのだけれど。
それでもヘファイステオンを失った後のアレキサンダーの絶望ぶり、そしてヤケっぷりは泣けた。あまりにも直情的で。あまりにも脆くて。あまりにも弱い個体すぎて。

と、いろいろと思いつつも、やっぱり隻眼髭面のヴァル・キルマーが画面に映し出されるとニヤつかずにはいられませんでした。前半の三分の一くらいしか出てこないのかと思ったら、後半もサブリミナル的に出てくるので目が離せないったらありゃしねぇ。
粗野なんだけどいいことを言うんだよフィリッポス(つかヴァル・キルマー)。
うっすら胸毛なんだけどいいんだよフィリッポス(つかヴァル・キルマー)。
ああ、思い返しただけで
ポワーン.:*゚..:。:.::.*゚:.。:.
というか、本当のことを言うと昨晩、映画館出てからヴァル・キルマーのことしか考えておりませんわたくし。錦糸町からの帰り道もヴァル・キルマーのお顔を反芻しながらニヤニヤしておりました。途中鍵が落ちていたので拾って交番届けたりしたんだけど、その時も交番内でヴァル・キルマー思い出してニヤついてしまったよ、名前書いてるだけだというのに。変質者か。
そして寝ても覚めても、ヴァル・キルマーのことばかり考えているんだ私は。今に至るまでだ。むしろ今もだ。さっき会議だったんだけど、ヴァル・キルマーのことを考えてるうちに勝手に終わってたわ。
脳内壁紙がすでにヴァル・キルマー。
もはや、恋?
つうかこの日記内で何度書いたんだ「ヴァル・キルマー」という単語。ああ、もうダメだ。業界一性格が悪いとかいう噂だがそんなことはどうでもいい。厭わない。かまわない。抱 い て く れ

映画自体もラジー賞総ナメらしいけども、「西洋版大河ドラマ」「西洋版渡る世間は鬼ばかり」だと思えばそんなに糞ミソに思うこともないですよ。
てか「ネバーランド」なんておもしろくもなんともなさそうなお涙頂戴映画がノミネートされるようなアカデミー賞がもうすでに権威でもなんでもないのだから、こういう映画を見てもいいと思うんだがな。
私の場合はヴァル・キルマーを鑑賞するための映画なので。
それが94%だが、あとの5%は「久々に古代史読み返そうと思う」きっかけになったってことかしら。あ、昨日せっかくサンシャインに行ったんだから古代オリエント博物館行ってくりゃよかったな。今度行ってくるか。
あとの1%はジョナサン・リース・マイヤーズは顔がでかいという発見かと。





しかし、こんだけヴァル・キルマー萌えを連発しておきながら
パンフレットを買い忘れた。
誰か、今度見に行く人、お金払うんでパンフレット買ってきてください。
切実です。






それか、「パンフレット買いに行きたいので」を口実に、また見に行ってしまおうか・・・ヴァル・キルマーを・・・
ああ、なんかしらんが罪悪感・・・
(主に、爆発的におもしろい映画ってわけでもないのに、ヴァル・キルマーのためだけにこうやっていろいろ取り繕っていることに対しての)

2005年02月10日(木)

アイ・ワナ・ビー・ヴァルキルマーの犬(予告編)

「コリン・ファレルはエロいなぁ」とアレキサンダーのポスターやらCMやらを見るたびに思っておりました。そのエロさを見るために劇場に足を運ぼうと思ってました。
訂正します。
私は、ヴァル・キルマーを見に行くためにアレキサンダーを見に行くことにします。
ヒゲ面に片目キタ━━━━━━(☆∀☆)━━━━━━!!!!!!!!!!
ネ申キタ━( ゚∀゚ )っ ━( ゚∀゚ )っ━( ゚∀゚ )っ ━!!!!!!!!!!
ヴァル・キルマーのお顔が見たいためだけに昨日は「スクリーン」「ロードショー」「プレミアム」を立ち読みしてしまったほどだ。どこにも載ってなかったけど。なんか韓流ファンの人みたいで忍びなかったが。


そして今日やってるじゃん映画。今日水曜日じゃん。
さっさと仕事終わらして行ってきます。

(ここ最近の股・戯れ言の中で短い日記なのだなこりゃ)



あ、今、急に出張決まった。なーごーやーだー。

2005年02月09日(水)

義理義理ライオットガールズ

「私の自慢は目がいいことと胃がいいことだ」と先日書いたばかりですが、もうひとつだけ自慢させてくれ。
私は、とても義理堅い人間なのである。
「自己認識と客観的認識が大きく間違っている人間は見ててつらいよな!」といつも思うのですが(外見・言動が激しくオタクなのに「俺、オタクには見えないし」と言ってしまう様なことな)、周りの人間から見て「ええ!オマエが義理堅い人間とは微塵も思っちゃいねーよ!」と突っ込まれることも承知の上です。「自分からこういう人間だとアピールする人は実際はそうでもない」といつも思うのですが(私って天然ボケでぇ、と言う女はすべて計算ずくだったりするようなことな)、周りの人間から見て「自分で言ってるうちはそうじゃねーよ」と鼻で笑われることも承知の上です。そのうえで敢えて言わせてもらいますよ。
私は、とてもとても義理堅い人間なのである。
とてもとてもとても、と書きたいがそこまでは自信がないのでとてもの二乗でとどめておこう。
まあ、「義理堅い」ということがかならずしも「善」であるとは限らないので、自慢にはならないのかもしれん。むしろ義理堅いというのは、無理や自分の感情の押し殺し、「まあしょうがねえなぁ」という気持ちなどから発生することなのでマイナス行為だと思う。でも、ま、自分にとってマイナス行為であろうとそれで地球や日々の生活が穏便に回るのであれば、そんなマイナスなど取るに足らないことである。日ごろのご恩に比べればなんてことはない。義理、すなわちすべての円滑剤。あと、私は年長者はなんだかんだで敬わなければイカンという認識があるので(その割にはタメ口聞いたり失礼千万なことを繰り返しているが)、やっぱり義理は大事だと思うのだ。
年長者は立てなければ。
だから年長者が「コイツが謙って当たり前」と感じるのは非常に正しいことだと思うのである。「コイツ生意気だ、俺の言うことを聞けや」と憤るのも正しいことなんだと思う。悔しいけれど。ああ、悔しいんだホントは。生まれた順番が早かったか遅かったかだけの問題なのに、と思う場面は多々ある。でも遅く生まれてきた朝は・・・とばかりにそれもしょうがないのである。朝じゃなくて昼でもいいんだが。
そんなことはどうでもよくて、悔しい時に思うのは「私も早くその年になりてぇな」ということである。幾つになっても「早く大きくなりたい」という気持ちを持つ機会はあるのだ。
そして続けて、「私がその年になったらこいつらのよな恩着せがましい連中にはならないのにな」とも思うのである。人間は成長する。今、こういう大人になりたくないなと思ったら、その年になるまでそれを実行できるからな。そうやって成長できるからな。

年長者の言うことは人生の指標になる。私は比較的、壁にぶつかったり先のことで迷っていたり、自分の中で好ましくない感情が沸々としてきたりすると年長者に相談をすることが多い。事情はさまざまあれど、よりよくこの世が回ればイイと思う。自分の独断的な意見だけで前に進むのは、後々好ましくない状況に陥りやすいからだ。
だから、年長者の意見はいつだって耳を傾けるべきだと思うのです。
しかし、すべてが指標であり苦言であり忠告でありアドバイス(アドバイスって忠告と同義語だったか)であるとは限らない。そういうのが顕著に表れるのが「俺が〜してやったんだ」的言い草である。いくら年長者といえどこれは癇に障るなさすがに。
年長者の行為に関して、「ああ、この人は〜してくれたんだな」と思い、感謝の念に駆られることはよくある。本当にありがたいと心から思える。
しかし「〜してやったんだ」ということを表示される(主に直接的な言葉で)と、それがたとえありがたいことであっても「ハァ?」と思うのである。
「感謝の念を持ってくれ、俺に」と釘をさされているようで、非常に困惑するのだ。
感謝の念を持って、というのがさらに転じて「自分は尊敬されるべき存在である」というところまで達してしまうともう重症である。うっとーしー。本人の自分好きが相当なものなことに関しては何も言うまい。誰を愛そうが自由だ。しかし自分崇拝を自分の体の外にまで漂わせてはいかんと思うのだ。内心ものすごく自分のことが好きで、周りも自分のことが大好きであると思っていても、ポーズとして「いや、自分、たいしたことないから」と言って欲しいなできればでいいから。
しかし、自分崇拝を外界に求めていく人間ほど陳腐になっていくというのは世の普遍なんだろうか。自己認識と客観性は反比例するものなのだと思う。違うな、自己崇拝とまぬけぶりが反比例してんだな。
ああ、年長者とは関係ないところに話が。
年長者の「〜してやったんだ」的言い草も、言えば言うほど大したことねえじゃん度を増すのである。純粋に横たわるものが「年 齢」の二文字なのだと気づかされていくのである。
そしてこの「純年齢差」に対して、私は「義理堅く」やってきたつもりだったんだが。
そんなに義理堅くなる必要もないんではないか。
まさに「早く生まれたか遅く生まれたか」だけの差なのである。文字通りすぎて改めて書くのも馬鹿馬鹿しいが。
でもなぁ。その「純年齢差」こそが人間関係の絶対であるのも事実だからな。
年長者は敬うべき存在だ。多少のぐらつきはあったとしてもこれは否めない事実だよ。降参だよ。認めますよ。私はそう教え込まれて生きてきたよ。純年齢差を振りかざされた物言いに対しては、いろいろと諦めておりますよ。
でも、もうすべてのことに御家人のごとく義理堅くなる必要はないのかもなー。
とくに、「純年齢差」に基づく、関係の優位性を突きつけられちゃった時には(この関係は自分次第でどうにでもなるんだぞ!という類の)もう、素直に降参するようにしようかと。誰が悪いわけじゃない。誰を憎むわけでもない。誰をウザイと思うわけでもない。ただ、そこに横たわる「年 齢」の二文字の前に頭を下げて、その存在を素直に認めようというだけのことだ。どんなにあがいてもイカンのである。年齢様様だ。逆転不可能だ。エイジレスなんて大嘘だ。

蛇足だが、さらに言うとこの「純年齢差」は「性別差」とも深く絡み合う。
「男性で年長者」これが一番ヒエラルキーが高く、「女性で若輩者」すなわち俺はヒエラルキー最下層なのである。
ただちんこがついてないだけと遅く生まれてきただけなんだけどな。
だけどその2つはいつまでも付きまとっていくのだ。私は早く年取って男になりたいよ。(綿の国星的発想)



そんな私の年に一度の義理堅さイベントこそが「バレンタイン」だ。
まあ、私に限った問題ではなく世の女すべてが「男に対して義理堅くならざるをえない」日なわけですが。「無理にあげる必要もないよー」とはよく言うが、それで実際にあげなかった時の男性のビミョウな心理変化に対して気の毒だなぁと思うので(実は年長者に対して義理堅くなるのも、そうしてあげないとなんだか空威張りしてるようで気の毒だなぁと思うからなのです)女性は義理チョコをあげるのです。義理堅いよなぁ女って。
んで、私も部署が移ったので今の部署でのバレンタインは初めてなんですが。
他の女性の方から「チョコを配る人数」を聞いてたまげました。

69。
シックスティーナイン。
村上龍?

なんなのこの天文学的な数字は。
しかも、わざわざ配ってもホワイトデーのおかえし率はたったの3人程度らしい。
私も去年のバレンタインは10個くらい個別に配らなくてはならなくて、回収率は1個であった。とほほ。なんのための義理チョコだ。なんのための義理堅さだ。
やっぱり「どうせ義理チョコってくれるもんなんだろ?俺が日々仕事を教えてやってるんだから」っていう気持ちがあるんでしょうか。いや、きっとそこまで思ってないだろう。「〜してやってるんだ」って気持ちの発生って無意識だからな。

バレンタインは女(そして若輩者)にとってイベントなんかじゃねえよ。
私が勤続10年以上になったらこんな制度はきっと辞めにしてやろう。
それまでに年長者の先輩の人たちは皆、やめてくれるのかな?死んでくれるのかな?
2005年02月08日(火)

ジムのカーには乗れそうにないマインド

金曜の午後。
お客さんに対する対応のことや設定について議論を交わしている声がそこかしこから聞こえてきます。みんな真面目だよなぁ。私が考えていることといったら

1.コリン・ファレルはなぜエロいのか
2.コリン・ファレルはデアデビルの時が一番エロいよなぁ
3.コリン・ファレルのデアデビル登場時は濡れたね(抜いたね)
4.明日から旅するとしたら何処に行こうかな
5.生理も終わったことだし自慰解禁だわ
6.でも肝心の性欲が戻ってこない。どうしたことやら。
7.「王道の狗」新刊買わなきゃ

こんな感じなのに、真面目に働いている方々と同じ給料貰って申し訳ないす。ホントはそんなこと全然思ってないす。私は私の仕事をやってるからいいのす。
そして性欲の枯渇もあまり問題にはしておりません。まあ、こんな時もあるだろう、くらいの心持ちで落ち着いております。ホントはよろしくないんだがな、たぶんきっと。まだ早いよなぁ。
なんて書いてたら人が後ろを通過した。見られたような気がしないでもない。
とても訝しげに顔を見られましたから。

昨日は会社の人の送別会だったのだが、帰りが部長と同じという珍しいことが起こる。部長とは滅多に絡まないのである。
で、部長(ヨッパ)に散々指摘されたのだが、「なんでそんなにかばんがデカイ&重そうなんだ」と。
知ったこっちゃありません。しかし、前々から私も「なんでこんなにかばんが重いんだ」というのは自問していたところだ。そこで、私のかばんに入っているものを書き出してみよう。

・財布
・PC(DELL製のめちゃくちゃ重いやつ)
・ケーブル(5本)
・ドライバー(プラス・マイナスあわせて4本ほど)
・ニッパーおよびペンチ
・ラッキング器具の予備
・ビス(20個くらい)
・各種資料
・CDウォークマン(買ったものをその場で聴きたいから)
・CD2枚ほど(今日持ってるのはBROKEN SOCIAL SCENEとビキニキル)
・化粧品
・単三電池4本
・足消臭スプレー
・香水
・各種薬(今は胃薬と鼻炎薬とハイチオールC)
・競馬投票チェックシート(大量)
・本(2冊、ハードカバー)
・JR東日本のチラシ

・・・そりゃ重いわけだ。どこにでもすぐに行けるように揃えてあるんだから。シャンプーリンス、メイク落としなどは会社の机の中に常備してあるしな。ああ、髪留めも入ってた。何がしたいんだ俺は。
で、曲者であり厄介なのがPCではなく本である。
どういうわけか、私はハードカバーの本を買いたがる癖があるようだ。文庫のほうが経済的かつ持ち歩きが便利だというのに。ちなみに会社の机の中にも本が大量に置いてあるのだがこれが見事にハードカバーだらけで邪魔極まりない。
「シンプル」とか「最小化」ができない人間なのだよな。
それはこの日記も然りである。どういうわけか文章が長くなる。短い文章で簡潔にまとめてある日記のほうが読みやすいし理想的なのである。しかし長い・・・病的に長いネ!と言われたことだってあるさ。
ああ、私は大きい/多いものisベストシングだと思ってきたんだなぁ。
自分でもこれはタダゴトではないと思う。この「大きい/多い至上主義」こそ克服するべき問題点なのではないか。
がんばってシンプル目指します。
小学生マインド改めシンプル・マインドを名乗る勢いで。
でもかばんの中身は減らないだろうな。
商売道具ばかりですから。
いや、ホントは斜めがけのバッグとかで出勤したいんだ私は。財布と化粧ポーチと携帯入れたら一杯一杯になっちゃうようなやつ。ああ、でもそしたらCDウォークマン入らねぇか。本も手で持ち歩かなきゃイカンのか。ナプキンだって持ち歩けやしないじゃないか・・・!

シンプルへの道は果てしなく遠い。
あと、コリン・ファレルがエロイのは、過剰な眉毛と過剰なヒゲ感(濃い)ことだと思います。やっぱり私は過剰が好きなのか!過剰溺愛か!



ところで。
神様はいたみたいです。
出張行けそうですわ。ありがたいことに北東北(豪雪!日本海側)ですわ。
少しだけ胃痛が治まった気がする。
2005年02月04日(金)

E2

何回か前の日記に「胃が痛い!罪深い!」と書いてましたが、一時期落ち着いていたのにまたしても胃が痛い。なんなのこれは。
私の自慢は目がいいことと胃がいいことだったんだが、こうなるともうアイデンティティ崩壊である。いや、以前に目が僅かに悪くなったことがあって、「アイデンのほうが崩壊しそうだ!」と騒いだことがあったんだった。
ということはティティのほうも崩壊か。脆いアイデン&ティティであった。合掌。

なんて言ってる場合ではない。
ホントに人生初の胃痛なのである。前代未聞。空前絶後。一期一会。いや、これからは胃痛を伴う人生になるかもわからんが。今まで友人が「胃が痛いのでご飯食べれないワ」と言っても「あ、そう。じゃあ飲みに行こうぜ」と対応していました。胃が痛いってのがどんなものなのかわからなかったのです。傷口が傷む程度のものにしか思っていなかったのです。
が、今はわかる。その友人にはなんて悪いことをしたのだろう。いまや私の胃もビールは受け付けなくなってしまった。炭酸は相変わらず飲んでいるが、ビールはしんどい。スマトラ沖津波のごとく胃壁を襲っているのである。そんな人口災害をわざわざ自分体内で起こしたくもないんでビールはヤメヤメ。それでも、まあ、ひっそりと日本酒は飲んでいるのだが。(買ってきて勿体無いから)今まで「すべての行動を妨げる痛みは歯痛だけである!キング・オブ・エイク!(生理痛をのぞく)」と信じて疑わなかったのだが、胃痛もそれに匹敵する痛みではあるな。しかも内臓の痛みなので表面的には差支えがない、というのがさらにしんどい。
しかしさすがに2週間以上も胃が痛いと唸っているので、周りもホントに胃が痛いということを信じてくれるようになりました。真実は強し。(今までどんだけ仮病を使ってきたんだ私は)

まあ、胃が痛いというのは悪いことだけでもない。
牛乳/乳製品の類が胃によいというので、一日に何度もその手のものを買いに行くのだが、もちろんただ買いに行くわけではなくコンビニとはまったく逆方向の川べりをフラフラと歩いて一服、というようなことを毎日やっているような気がする。就業時間も呑気なものだ。外は寒いが、胃痛がやわらぐ一瞬でもある。
ああ、私は会社に居たくないんだな。きっとそれがストレスなんだな。どこか遠くに行きたいだけなんだな。このまま作業着羽織ったままでいいからタクシー止めて「羽田空港まで」とか言っちゃって羽田着いたら30分後とかに離陸するような便に乗ってしまいたいんだな。でも運賃は片道15000円以下のところがいいな、あんまり高いとあとで後悔する方がイタイしな。機内ではスープとりんごジュースを飲んで元を取るのだ。
そんで空港に着いたらバスに乗って街を目指そう。空港のうどん屋で腹ごしらえをしてからでもよかろう。あ、でもリムジンバスは高いんだよないやだなぁ・・・などと考えても、結局手元には200円くらいしかないので(コンビニに行く時は余計なものを買わないように500円玉握り締めていくようにしている)とぼとぼと机に戻るしかないのであった。(時には「200円で遠くまで行けるシステムを作るべきだこの国は」などとも考えるが)
まあ、妄想力は高まりますわな。
今朝なんぞ、妄想力高まりすぎて「会社に行かずに仙台に行ってしまう夢」を見てしまう始末。そういえば「会社に行くつもりで外出したが、気がついたら(つうか意図的なんだが)新幹線の改札をくぐっていた」なんて行動も久しくやっていない。ウズウズする。なんでそんなに旅がしたいのかよ。(孫風)自分でもわからない。とりあえず人の思惑とか悪意とか思いやりとかなんか知らないがそういうものをやり過ごすのが面倒でたまらんのだよな。そういうのが胃にハッとしてグっと来てるんではないのか。特に去年の旅ラッシュのことを考えるとなぁ。
アフター・ザ・旅ラッシュ。旅敗れて胃痛あり。そこまで大げさなことではないんだが、どこかに行きたい。どこかに行きたくてたまらない。「遠くへ行きたい」のプロデューサーになりたい。これはちと違うな。
ああ、ほうとう食いに出かけようか。山梨ならば安いしな。それもいいな。悪くないな。胃にもよさそうだしな。
「路上」でも読み返してイメージを固めるとしよう。

話は変わるが、我が家に韓国の方が再びいらっしゃるらしい。
ま、いつも通りターミネーター(妹)の友達なんだが。
以前にも韓国の方が3,4日ほど滞在していたのだが、今度は2人!そんなに長くはいないみたいだがいつの間にうちはホストファミリーになっていたのだろう。んで、うちの井筒監督似の人(父)が「なんでそんなにホイホイ呼ぶんだよ」と怒っていたが(でも井筒監督似はうちのターミネーターに弱いので直接は言わない。ヘタレ)、まあ、2人とも日本から帰ったら兵役(!)に行くらしいんで、別に呼んであげてもいいんじゃないかと思う次第。兵役か〜日本は縁がないからあれだが、台湾だって徴兵制あるんだもんな。ドイツとかもあるんだっけ。いやぁ、日本はつくづく平和だ。
んで、この韓国の方々、もうすでに日本には来てるそうで、私が韓国一いい匂いのするシャンプーがもう一度使いたい、と妹に話したところ、わざわざ買ってきてくれましたよ。ありがたや。我が家は「他の国で使われているシャンプー/リンス使いたがり一家」(海外旅行に行ったらシャンプーとリンスを買ってこなければいけない、コレ立派な義務)なのでホントにホントにありがたい。
というわけで、我が家に来た時はどうふるまってあげようか。せっかく「今年は着物を着るぞ!」と意気込んで、結局着たのが正月一回ポッキリなので着物でも着ようか。帯の結び方もなんとなく覚えたことであるし。
しかし家で着物って、それが自然になるまでは照れくさいもんなんだろーなーうちのターミネーターに「気張りすぎ」とか言われそうだしなー。俺は病的な照れ屋だしなー。ああ。
そもそも、着物de出迎えって、別に「ふるまう」の範疇でもないような気がした。こういう時は料理とかできたら便利だな、とふと思う。
作ってみるのも一興なんだろうか。(兵役前の思い出がマズイ料理になるのも可哀相だなオイ)
2005年02月03日(木)

大都会性交響楽

昨晩のことだ。
深夜の山手線。月曜の夜だろうと酔っ払いは存在する。
かくいう自分も飲まないつもりが日本酒一杯を胃に流し込んでいた。翌日の仕事のことを考えるとなかなか二杯目に手を出す気になれず、一杯だけで止めておいた自分はとても懸命に思える。酒の継続誘惑を断ち切ることができただけで私は満足なのだ。
少量の酒は体によい、というのは紛れもない事実なのだ。2杯目に至る前の、後頭部がじんわりと痺れだす前の神経が酔いに抗って、やや敏感になるぐらいの感覚がとても好きだ。もっとも、普段飲む時は一杯が二杯、二杯が三杯・・・と言った調子に増え続けていくばかりなのでこの感覚にはなかなかお目にかかれるもんじゃない。そのレアさゆえに好きなのだろう。「(酒を飲んだのに)今、俺は酒に飲まれてないんだぞ!」という優越感。そんな感覚大してレアじゃねえよ、と思われるかもしれないが、酒VS私で0勝∞敗の私にとっては大変に稀な事なのである。
それはともかくとして、今、目の前に酒に飲まれて大敗をしている女がいる。
タイトスカートの張り付いている尻がひどく肉感的だ。実が十二分に詰まっている。しかしタイツが黒(推定160デニール)なのはいただけない。せっかくブーツ履いてるというのに。ひとりでは立つこともできないのであろう、横にいる男が彼女を支えている。支えているというよりは抱きかかえていると言った方がよさそうだ。
深夜の山手線外回りは池袋駅で人間の大群を吐き出す。それに乗じて私も空いた席についた。立っている人はごく僅か。先ほどの酒に飲まれた女性も座りたい素振りを見せた。だが男が離さない。抱きかかえる、という具合がいつの間にか抱きついているように見えてきた。実際、彼は抱きしめていたつもりなのだろう。
騎士きどりなんだろうか。
どんなに飲んだのかは知らない。
しかし、女は酔いに任せて色目を使っているようにはどうしても見えないのだ。
それどころか、半分以上寝ているので足元もおぼつかないのである。座りたいという具合なのである。
それでも男は座らせない。
座らせないどころか、あろうことか耳たぶを甘噛みなんぞをしているのである。
女の顔という顔に接吻を繰り広げているのである。私の位置からはよく見えなかったが肌を弄ったりもしていたことだろう。
まあ、男女の深い関係の川などはとっくに渡り合っている二人であるのはよくわかる。
にしても、片方が泥酔して記憶がほとんどなさそうな状態で(もっとも、彼女はとんでもない酒豪で酔拳のごとく酔ったフリをしているならば別だが)介抱をするならばそういうことはあまりしないべきなんではないか。
この女性、ドアが開くたびに頭がドアの外に垂れていたくらいでしたから。よっぽどの酔いっぷりだろう。
若いサラリーマン(推定・27歳営業マン)である。コムサメンズの紙袋が足元に置いてあるのだからそれなりの身なり(いや、普通にスーツなんだが)でもある。そういう男子が「誰が見ても全身勃起男根状態(先走り汁ダクダク)」であるのを何も公共の場で示すことはねえだろうよ。
若いとは即ち性欲の塊のことである。
そして現代は空前の性解放時代といっても過言ではない。
性欲自己実現が容易に叶う国、それが日本・・・(自己実現の意味がちと違うが)
でも、やっぱダメでしょうよ。酔わせてお触り放題ってそれはとてつもなくスーパーフリーっぽいし、全身勃起男根ということはとてつもなく「安い」よ。あと27、8とかじゃもう若くないから。分別持とうよ。深夜の山手線だったらなんでもやっていいというわけではないから。

これだけちんこまんこを日常会話で連発している私が言うのもなんだが、「秘め事文化」の喪失は団鬼六ばりに嘆かわしいことだと思うのです。(って団鬼六が言うなよとも思うが)まあ、耳甘噛みしてたくらいですからすぐに口も吸ってましたよ。見えないように工夫はしてたみたいですが、あそこでおっ始めてしまってもおかしくないくらいの乱れぶりでした。男が。
あんなヨッパ状態で無理矢理乳だの弄られても、女もどうかと思うだろうよ。無感覚も同然。「痛みを感じる 次に無感覚になる」と謳ったのはJマスシスだったか。
なんか公開レイププレイ(回文ぽい)を見せつけられたようで忍びない。
いや、男には公開プレイである自覚すらないからタチが悪い。それどころか、公開の場で秘め事をやらかしているつもりでいるのだ絶対に。盲目か。「愛するふたりに周りは見えないのだ」ではなく、「僕はちんこなので目がついてません」と宣言しているようだった。
ああ、セックス至上主義ってやりきれないな!
そいから見る側にしてみれば、どうせ見るならば、やっぱり男女の秘め事は、女性が乗り気じゃないと見てておもしろくねえんだよな!こちとらせっかく感覚が研ぎ澄まされてんだ、妄想させてよ2005(シッシー気取り)

で、全身勃起男根君の結末がまたお粗末なものだった。


鶯 谷 下 車


わかり易すぎるよ!
もうちっと捻れよ!
生臭い街選ぶなよ!

あんだけブランド物スタイリッシュ気取りの格好しといて鶯谷はないだろう。渋谷に行けばいいじゃないか。いや、池袋だっていいじゃないか。山手線の向かって左側で済ませばいいじゃないか。すべてをお洒落に揃える時代は90年代までで終わったんだなぁとふと思った。東京タワーも今や不倫の象徴ということなんだろうし。知らないけど。
ま、裸になれればどこだって一緒なのかもしれないが。案外、黒いリーマン靴下は脱がないでおっ始めるタイプとみた。



***********************************(←レディメイドレコード気取り)

岩手酒蔵見学編は写真の編集上、ちと遅くなるのです。
アーチャーズ・オブ・ローフとガイデッド・バイ・ヴォイシズだけをリピートで聴いて生きていきたい。
そんなことが幸せなんではないかとふと思う火曜の午後。
2005年02月01日(火)

字読みづらい!けどメッセージフォームです


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