股・戯れ言


BBS

滑り込みごあいさつ

日記を書きながら越すわけにはいかないんですが。

今年も皆さん、お世話になりました。
来年はまたいろいろよろしく。
しかし今年はいろいろよくないこと続きだったなぁ。

来年、まずはXTC買ってみますわ。では。(1分前)
2002年12月31日(火)

「大人の男とカフェ」がすべてお洒落とは限らない

モー娘。好きの女子に連れられ、品川はエグゼクティブタワーにあるミニモニ。カフェに足を踏み入れてみた。
ミニモニ。カフェって何?という、そもそものことがわかってないのでこの日の目的はモーヲタの実態に迫る!ということのみ。
で、行ってみたんだけど、カフェという店舗があるわけではなくでかい食堂のようなところの一角が簡易的にミニモニカフェとして区切られているだけだった。そしてモーヲタはまったくいない!いるのは健全な家族連ればかりだった。
なんだよなーと思ってたら、ゾロゾロと現れましたよ!スゴイ奴らがやってきた!8人ぐらいの大派閥と6人ぐらいの派閥、2人組のわけのわからない丸い物体(せんべいっぽかった)を持った「おおきいおともだち」が。
なににビックリしたかって、皆ケイタイだのデジカメだの、その他素人には見分けのつかない機械だのを首にぶら下げすぎ。みんなの大好きなものは、ハロプロと機械なんだなと実感。服に矢口のバッチをつけてる、疲れた30代らしき男性もいた。というか全員年齢不詳。
加護ちゃんや辻ちゃんのキャラクターのパネル(くれぐれも写真ではない)に抱きついて携帯のカメラで写真を撮る大人続出。パネルなのに頭を撫でたりしてた。横で見ている子どもたちが気の毒で気の毒で。だってサ、写真撮ってる「おおきいおともだち」はみんなきみたち(子供)のお父さんと同い年みたいだものね!むしろお父さんよりも老けてるしね!
人気メニュー(というかそれしかない)のミニモニ。ケーキを食べたんだけど、あっまー。しかも量少なー。一緒にいったモーヲタ。女子もまずいと言い出すほど。
でも「おおきいおともだち」たちは続々とケーキとココアを買うのだった。ココアも子供サイズですげえ小さいんだよ、カップが。成人男性なら二口くらいで食い終わるような。子供ですら大きいグラスのジュース飲んでるってのに。
なんとかそのヲタたちの写真を撮ろうと試みたんだけど、シャッターチャンスがなかなかなくて撮れなかったのだった。つうか怖くて撮れねぇよ。
しばらくして、本当に重度のヲタが現れたんだけど、それが現れた途端家族連れは帰るし前述の派閥たちも去っていったのが不思議だった。もう真性モーヲタとかそういうレベルじゃなくて、明らかに電波系というか、メンタルを蝕まれていらっしゃる方という。
あと、どうにかして今日の大派閥のオフ会(だったと思う)のレポートを読みたくていろいろぐぐったんだけどわからなかった。チッ。

というわけで今年の日記はこれでおしまい。ではなく、夕方から夜にかけてもう一度更新シマス。
そういえば昨日、初めて「ポチ袋」を買った。お年玉やらなきゃいかんのはかったるい。
2002年12月30日(月)

在江東少女(20代ながら)

ココリコの田中を面白いと思ったことがない。
なのでガキの使いのハイテンショングランプリも、いいともクリスマスのモノマネも、不愉快というか。ミラクルタイプは不愉快を通り越して無。
あ、ミラクルタイプはモーヲタ。がやってきただけはよかったな。というかあの番組の雰囲気が嫌いです。

さて、金曜に仕事納めをして、土曜は「ケイタイ、いくらかけても繋がらないよー」というご報告を受けた。よくよく見たら3日くらい着信がなく(どうやって生活してたんだ)、メールばかりが結構来てた。そういうわけでいい加減機種変更しに錦糸町へ。
ちなみにこのときの服装が、自分でもビックリするほど若作りだった。10代の格好だった。未だ専門学生に間違われたり、OL向けのアンケート(図書券とか1000円がもらえるやつ)に答えようとすると「学生さんですよね?」と言われたりするのも当然と言うか。
錦糸町のJ-PHONEショップがどこにあるのか軽く迷ったがなんとか到着。
で、一番最新機種だという「J-T08」を購入したんだけど、これ、よく見たらムービー写メールじゃねえんだな。3分間動画録画できるんだけど。でも31万画素なので画像は前のケイタイと比べものになりません。
ちなみに何故着信できなかったのか、というのは勝手に秘書サービスという機能が設定されたいたからだそうで、別に機種変更する必要なかったらしい。なんともかんとも。
そいで夜、オオツボさんとこで鍋やるのを思い出して池袋へ。
遅れていったら皆すでに出来上がってる感じだったのでビックリした。が、別に出来上がっていたわけではないらしい。平常からのテンションの高さに恐れ入りました、へれなさん。
オオツボさんの日記や掲示板でおなじみの遠藤さんや小林さんなどに会えて
オフ会っぽいなぁなどと思った。味噌チゲ鍋はうまかったーふぁるこんさんの女ぶりにもお世話になりっぱなし。でもまぁ、キャンプの時やバーベキューの時、忘年会鍋のときに引き続き「ほんとに動かないよね」(会社の友達談。10回くらい言われた)なオンナなのですいません。いつか動きます、きっと。とにもかくにもごちそうさまでした。適度なアルコールと適度なエロ話でおもろだったです。つか、あの場でエロ関係と無縁だったのは私だけだったのではなかろうかと。みんなエロ達人あるいは業界人だったもんで。
家庭のセックス医学書(名前忘れた)のようなもので盛り上がってた。
そのあと終電で地元に戻ったわけだが、遠藤さん・小林さんが「今から加藤鷹の作る稲庭うどん食べに行く」というのは羨ましい限りだった。一緒に行っても平気だよ、と言う話だったけどぐっとこらえて辞退。加藤鷹には死ぬまでに会っておきたいなぁ。AV女優でも業界人でもなんでもないけど。ブルーカラーとホワイトカラーのストライプみたいな職業ダケド。
帰ってきて錦糸町へ移動してカラオケ。「加藤鷹に会えるかもだったよ」と言ったら「だったらそっち行けばよかったのに!もったいない!」と言われた。というわけで次の機会があったら本当に是非。

そいで今日は散髪後、オオツボさんちに忘れてきたCDとパンを取りに再び池袋へ。パンってのは、高校のときおなじみだったパン屋のパン。誕生日プレゼントで買ったんだけど家に帰ってきて食っちまった。
CDは矢野顕子の「ごはんができたよ」。スーパーフォークソングは見かけないんだよなーなんでだか。家に帰ってきてネットを見たら掲示板にオススメが書いてあったので次回はそれを参考に。引き続きオススメとか教えていただけるとありがたし。
あ、掲示板と言えばオオツボサンに「書き込みづらい!」と指摘されましたがそんなことねぇですYO!どんどんかきこめ!絡め!ペティングしる!2ちゃん用語キモ。(しる、だけだが)

あ、今日の昼間やってた「ふだん着の温泉スペシャル」を見ようと思ってたのに見られなかった。三上寛が出てたのにな、NHKに。
2002年12月29日(日)

少しだけましな細野晴臣を探すより

私は通勤にモノレールを使っている、どこで働いてるんだ?羽田か?スッチーなのか?正解は作業着着用!な謎の会社で働いてるんですが。
昨日、そのモノレールに人が轢かれて死んだのですよ。幸い私が帰った後に起こった事故なので関係なかったんだが、問題は
「モノレールの線路の上を人が歩いていて、轢かれた」
というところですよ。スタンド・バイ・ミーかよ。ああ、きっとリバー・フェニックスのような思春期の少年が歩いてたのだろうな。
と思ったら死んだのは60〜70歳のじじいらしい。別にそこが問題ではないんだけどね。
いや、問題はこういうことです。

画像がデカイんですが、この線路を見よ。スタンド・バイ・ミーしようと思うか?どうだ?
しかし相変わらずJRが「線路内に人が立ち入ったため、もうしばらくお待ちください」とアナウンスを流すとイライラします。電波なスタンドバイミー症候群の人、最近多すぎ。

さて、そんな感じで今日はどうでもいいこと箇条書き
●サトウの鏡餅のCMが♪おしょーがつを かざろっ、とフジカラーのCMをぱくっているのが気がかりです。
●ここんとこ毎日のように「一青窈」「もらい泣き ほろりほろり」「ヒキコモリ 12時過ぎて」などの検索の漂流跡が。歌詞を載せたのが悪かったのか?残念ながら「ひととよう、イイよね!?」「私ももちろん泣いたよ☆」ということは一切書いてないので、きっと検索でたどり着いた人にとっては不愉快極まりないページすぎて即ウインドウばってんなんだろう。ええいああ。
●昨日の小田和正ショウ(正式名称知らない)がよかった
●ロキノンジャパンを立ち読みしてイライラした。大学のときの知り合いの彼氏のバンドというののアルバムがレビューに載ってたもんで。この男、ナヨった外見の癖にビックリするほどの男根主義だったのですよ。テメエの女に貢がせるわレポート書かせるわ中出し騒動あったわで。
●矢野顕子、まだ「いろはにこんぺいとう」しか聴いてないんだけどよかった。ジャケットの印象の強さ(昔イトコの部屋で見たことあるっつう)だけのチョイスだったんだけど、すげえね。バックバンドが半はっぴいえんどで。しかし矢野顕子はこれより評価の高いアルバムばかりという話なので、次は何を買ってよいのやら迷うところです。(その前にJAPANESE GIRL聴かなきゃ)
というわけで矢野顕子だったらこのアルバムでしょ、このアルバム聴け!という意見をお待ちしております。BBSとかメールで是非。わやさんに「スーパーフォークソング」を薦めてもらいましたよ。

ところでイトコの部屋といえば、部屋に貼ってあったYMOのすんげぇ怖いポスターを鮮明に覚えてます。影多めなやつ。細野で泣きました。「それがあるから入れないよぉ〜」と号泣したため、わざわざイトコが剥がしたのも覚えてるな、ポスター。なんかトンネルみたいなとこをバックに細野の影多めな顔が。
あと、イトコの部屋にはJAPANのポスターなんかもあっていちいち怖かったなー。たぶんミック・カーンが怖かったんだと思う。
2002年12月26日(木)

恋人らはオメコの汁で飯喰うとるんで(クリスマスだからって)

そうだ、名古屋では「仁義なき戦い」も見たんだった。広島死闘編途中までだが。文太強化合宿だったのか。
まぁ北大路欣也が主役だったので文太はほとんど目立たなかったんだけど。
犬さんイチオシの大友はすげかった。

で、クリスマスイブはイブで友達と映画を見に行ったのですよ。
「火山高」です。ネット上の評判が微妙だったので不安だったんだけど、やっぱ少年ジャンプ的マンガの実写版というのは魅力的。前半は評判どおり退屈だったけども、学園バトルものに付き物の教師軍団が出てきてからはバトルにも勢いや意味が出てきて面白かった。名前が「学園鎮圧教師五人衆」だもんな。
高校の校舎も学ランも日本的で、学園感がよく出てたのもよかった。って、韓国にも学ランってあるのか?男勝りな美少女が学ラン着用だったのはポイント高かったな。あと茶道部とか剣道部とか柔道部ってのも日本的。まぁ向こうにもあるんだろうけど。
そうそう、運動部の主将が沢山出てきたり、運動部同士で張り合ってるのは「空手小公子 小日向海流」っぽいなと思いました。
最初張り合ってた生徒(髪型といい高山似。前の髪型ダケド)と主人公が最後の闘いで友情に目覚めるあたりが最高にジャンプだった。けども、全体を通して見ると池上遼一の男組ですね。(最初からそうだがさ)
というわけでそのうち「野望の王国」も実写化される日もそう遠くないかも。ビバ雁屋哲!(このページ怖っ)
その後、おんな2人で「せっかくクリスマスだしケーキでも」という話になりケーキを食べれるところを探しに。ようやく喫茶店を見つけたんだが満員なうえに設計のおかしいところだった。普段モンブランは食べないんだけど和栗モンブランだったので食べておいた。
しかし銀座のカップル率の高さは尋常じゃなかった。あの、ミリオネアみたいなやつのせいなんだろうけどさ。平日でハメする時間もないのになんなんだかな。今年はクリスマス気分というものを感じられるのがJフォンのCMだけだったのでちょっと安心してたんだけど、こんなところにマライヤキャリー状態が蔓延してたのか。マラ嫌どころかマラ歓迎むしろこの日にこそ!なんだけどさ。

さて、またCDをまとめ買い。
スクービードゥ「路上のハードボイルド」
ザ・ダットサンズ「ザ・ダットサンズ」
矢野顕子「JAPANESE GIRL」
矢野顕子「いろはにこんぺいとう」
小林旭「アキラ2」
スクービードゥはいい加減買わなければと思ってて、ようやく購入。やっぱしカコイイなースタカンっつうかポールウェラーの匂いを感じずにはいられない。前のミニアルバムよりも強まってます。スクービードゥ、間違いなく今年のベストに入りますな。ミニアルバムのほうだけど。
ダットサンズ。この年の瀬に買ったにも関わらず、これもベストに入るアルバムかも。アラン・マッギーのガレージ路線バンド紹介が今年は盛りだくさんだったけど、カトーサルサよりイイ!AC/DCっぽいのがたまりません。ライナーを読んだところマッドハニーのサポート経験済みだそうで、ああもう最高すぎます。ジョンスペのサポートってのよりマッドハニーのサポートってほうが惹かれるのはやはーりグラン時人だからかね。
矢野顕子はずっと欲しいと思ってて、いつも買う機会がなかったのですよ。古典なので聴いておかなきゃと思いつつも。残念ながらまだ聴いてないので後日また書きます。
最後に小林旭「アキラ2」。2コ前の日記で小林旭の名前のトコにリンクしてたページのアキラシリーズが気になってて、偶然見つけたのでもう勢いで購入。ポップス&カヴァー集をチョイスしたんだけど、怪作ですよコレは。私が小林旭の音楽をまったく知らなかっただけなのかもしれないが一曲目の「アキラでボサノバ」から舌を巻きっぱなし。まずボサノバって言ってるのにまったくボサノバではないあたりに。なんでもツイストつけりゃいいってもんじゃないというツイストシリーズに。そして「旭の黄金虫」ってサブタイトルには疑問符が沢山浮かぶほど。ブブブンブンが頭から離れねぇ。あーもうこのシリーズ全部集めてしまうよ。アキラに首ったけになってしまうよ。キエンセラ・ツイストってすごい歌詞を充てたもんだな。

ところで今日の二大ニュース
>LIVこと押尾学(24)が21日夜、台湾・台北市の
>中山サッカー(足球)場で行われたクリスマスライブに参加、
>演奏中に停電に見舞われるハプニングが起きた。
>「MTVアジア」主催の同ライブに“大トリ”として登場したが、
>最終曲「Try」を熱唱中に会場の電源がすべて落ちた。
>(中略)
>ステージ上では押尾が最後の力を振り絞ってシャウトしていたが、
>サッカー場の電気が突然消えて真っ暗になった。
>かたずをのんで見守っていた約3万人の観客が静まり返る。
>押尾は得意の英語で「ファッキン、ライト」と言い放った。

>。「次はMTVアメリカのコンサートに出演だ!」と
>超強気な発言も飛び出した。
>ステージで完全燃唱した押尾は「日本代表として恥ずかしくない、
>ロックンロールの神髄を見せたかった。」

まず一発目。後半のコメントはよりぬき編集ですが。ロックンロールの神髄かぁ。本当のパンクはNYでもロンドンでもなく、LIVにあるらしいからな。
知らないけど。

で、二発目。
青森・秋田・岩手が合併するらしい
え!?ショック!北東北は旅行して好きになった地域なので。JR乗ってて魅力的に感じた広告と言えばいまだに「青森・秋田・岩手キャンペーン」なのですよ。乳頭温泉の白い湯に100人以上の人が浸かっていたポスター。あと黄金崎不老ふ死温泉のポスターも。岩手は猊鼻渓か厳美渓のどっちかのポスターだったな。まぁ北東北という括りなんだけどさ、実際に青森・秋田・岩手って区切りがなくなっちゃうとさみしいねぇ。
だって甲子園も3校が1校になってしまうんだし。秋田商業とか、専大北上とか一関のとことか見られなくなる可能性大。熱闘甲子園の楽しみが減るじゃねえのよ!
2002年12月24日(火)

恐縮です、腐ってもファッキンジャパニーズです

すんません、クイックジャパン初めて買ったってウソでした。
昨日、ベッドの下のマニア倶楽部とかミュージックマガジンに混じって、涅槃とかいう卓球が表紙のクイックジャパンを発見しましたよ。目を閉じている卓球の上に「300円」という値札シールが。
この日記をさかのぼったトコにも「実は一回しか買ったことないクイックジャパン」と自分で書いてた。サイテーですね、ホントに。見つけたときは「しまったぁ」と声を発したほど。そして赤面。

何故それを発見したのかといいますと、もう今年も年の瀬なので「今年の音楽ベストを決めよう」と思い、どんなのを聴いていたのか日記を読み返していたのです。思えば今年の初めはまだ卒業できるか瀬戸際な学生だったのですよ。時の流れは早い。
ベストアルバムとかは石井サンの掲示板に書く予定なので、自分とこではベストライブについて書こうかと思いマッスル。

●ガンズンローゼス
やっぱこのスケールのデカさには圧倒されましたよ。
エンターテインメントというものがすべて詰まってた。(45分おしも含めて)
まさにお祭り。バケットヘットショーもいいスパイスだったし。
●バットホール・サーファーズ
ああ、やっと目撃できた!という感動もさることながら、なにが飛び出すかわからない
ギビーのヘラヘラだけどギラギラなパフォーマンス。
いやぁ火を吹くシンバルメッタ打ちには、「これぞ冗談なのか本気なのかわからない
バットホール!」というわけで笑顔になれましたよ。
●What's Love?
やっぱ今年はワッツラブが最高だった。心底泣けたり、浮かれたり、楽しい気分になれたり
したのはワッツラブ?が心に染み入っている証拠です。ライブでは心も体も動きっぱなしだった。
音楽はまだまだ私の心を揺さぶってくれるんだなーと思った。
●アンドリューWK
サマソニで見たのですが、これも楽しかった!一体感とか、パフォーマンスのすごさとか
本当によかった。やっぱ一生懸命バカやるって爽快です。
あんなにヘンな動きばかりし続ける(しかも全力で)のも若手芸人ぽくて好感度高。
●LOVE JETS
もう、フジロックの最高感ここに極まれり、というライブ。レッチリもイアンもよかったんだけど
あれでフジロック締めだったら物足りなく感じてただろうなーその物足りなかった部分を補ったのが
LOVE JETSだったわけ。文字通りきもちE部分がギッシリだった。

と、書いていくとキリがないんだけど、(リップスの幸せ空間とか、ペットショップボーイズの田亀的キラキラショーとか)今年はフジロックもサマソニも初めて行ったのがデカイ。こんなによいものとわかっていたなら去年とか行っておけばよかったなー。まぁ、大学んときはどうしてもテスト日程とぶつかってしまってダメだったんだけどね。金も大変なことになってたし。
ちなみにレッチリだったら単独公演がよかったです。やっぱり少量でもバカテイスト入りが好きなのだよ。

ところでここ三連休は名古屋で過ごしたのですが、去年のクリスマスのクソ映画「ヴァニラスカイ」(トムクルーズの公開ペッティング)のようなバカな真似はしまいと心に誓ったので、見た映画は「トラック野郎・爆走一番星」と「コミック雑誌なんかいらない」です。あ、日本語がヘンだ。
トラック野郎のほうは笑った笑った。寅さんで笑って新年迎える人たちとなんら変わりはないほどに笑った。チョイ役で出演する鶴光や山城新伍、ラビット関根なんかもイイ味出してるけれど、やっぱりライバル「ボルサリーノ」(ジャリを運んでるダンプ)の田中邦衛が!!「気をつけねぇと、流れ星になっちまうぜ」とかセリフがいちいちキザ、そして格好もトラック野郎なのにダブルのスーツ(縞柄)に黒革の手袋に帽子にグラサン、葉巻というよそ行きぶり。
なによりも全国を股にかける撮影というのがたまらんな。ほかのも是非見てみたいところ。
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/theswindles/1bosi.htm
そして「コミック雑誌なんかいらない」。前に千葉テレビでたまたま「十階のモスキート」を見て、内田裕也って先見の明があるんだなー(パソコン通信にはまる中年ってあたり)と思ってた。で、見たコレ。三浦和義がホンモノだったり、山口組ヤクザがホンモノだったりしてタイムリー(当時)だな過激だなと思わされるわけですが、やっぱワイドショーレポーターを淡々と演じる内田裕也に釘付け。淡々と、不器用に演じる姿がワイドショーや突撃レポート番組なんかの滑稽さ、矛盾振りを際立たせていて、内田裕也自身の持つワイドショーとか芸能界批判が伝わってきてヨイです。石原プロから受ける暴力のシーンなんかが特に。
それから途中で出てくるおニャンコクラブはブス揃いだった。ひどかった。
セーラーズの白いオーバーオールって。ところでセーラーズを見ると私はどうしてもとんねるずやおニャンコよりも小錦を思い出してしまうのだった。
モー娘。もいつか「うぇ、ブスばっかじゃねぇか」と思われるようになるのだと教わった気がします。そして芸術家を名乗る前の「マッチでーす」「ちょっちゅね〜」の頃の鶴太郎、ファッションリーダーとか名乗る前の村上里佳子も見られました。村上はMCハマーかプロ野球選手かというくらいの、金の重そうな首飾り巻いてました。ハウスマヌカンヘアーで。
最後に出てくるたけしを見て、たけし自身が映画を撮る以前の、映画界のたけし的立場にいたのが内田裕也だったのかなと思いました。映画の雰囲気、構成なんかも似て感じたし。
あと、一体いつになったら頭脳警察が流れるのかと思ったら最後に内田裕也の歌う「コミック雑誌なんかいらない」が流れたのはちょっと残念まぁ納得。
ちなみに「恐縮です」はプチ流行中です。自分の中でだけど。
あとこれ見つけてみたので、わかる方へ。
http://www.frat.jp/program/research/report/80's.htm
2002年12月23日(月)

先輩・後輩・ご年配

昨日も初体験してきましたよ!今月は初体験強化月間だなーはやてとかクイックジャパンとか。
会社の忘年会だったのですよ。でもうちの部署はすでに11月上旬に大々的な忘年会は終わっていたので(不参加)こじんまりとした会だった。つうか11月の忘年会って既にその時点で非常識なんだが、今回も非常識でこの忘年会シーズンに店を予約してないという。もうアホかと。
しょうがないので大森らへんを徘徊し、当然のように断られ続け、ふと目に留まったのが労働者階級御用達な感じの小汚い大衆居酒屋。ホッピーののぼりが店の前に並びまくりの。あそこはちょっとなーと思っていたら、うちの部署の年配の人が率先して開いてるかどうか聞きに行ったのですよ。
しばらくして戻ってきて「開いてましたよ!」つうもんだから、まあ人生勉強ってことで、とみんなでその店に入ろうとしたら!その年配の人が「そこじゃないですよ、こっちこっち!」と指差したのは場末感たっぷりな小料理屋!!まじかよ!
「いやーこういう店が結構いいんだよー」というので入ってみたら小料理屋なんて名前だけ、実は場末のスナックだった。カウンター席に国籍不明なホステス(赤い服、ババア)いたし。白い割烹着の女将さんはママと呼ばれ、カウンターに並ぶ禿頭じいさん’Sが「ママー、今日は若い客が一杯だねぇワッハッハ」と指摘する程の平均年齢55歳空間。
で、奥の座敷に通されるとママとは別の、年配・金髪で短髪、豹柄セーターのママっぽい人がお出迎え。座敷専用ホステスなのかわからないが、コートやマフラーを取ってくれたりおしぼりから酒の給仕まで何から何までやってもらった。それはいいんだが、みんな仕事の後でお腹がすいているのに食べ物がない。場末のスナックってこんなもんなのか?メニューと言うものがまずない。何かありますかねぇ?ときいたところ出てきたのがのり巻きと玉子焼き、いかリング(揚げ物ではなく煮物)だった。忘年会でのり巻き。すごいね。小料理屋なんて大ウソ。
座敷ホステスに勧められてうちの年配の人がいつの間にか焼酎のボトルを入れたりしててビックリした。ハイサワーの瓶を初めて見たよ。あとホッピー実物も初めて見た。飲まなかったけど。
そのうちに座敷の奥に置いてあるカラオケの電源が入れられ、カラオケタイム開始。カウンターのジイさんが歌いだしたのは「先輩・後輩・ご同輩」という曲だった。まったく聴いたことのない曲なので「まぁ30年くらい前の演歌なんだろうね」という話をしてそのときは終わったんだが、今調べたら30年前どころか1年前の曲だった。ハマサキだあややだ言ってるヒットチャートとは違う流れの、独特な流れを形成している演歌河を垣間見たような・・・演歌と言う名の北朝鮮から、演歌河(イムジン河)を渡ってこちら側(どこだかわからないが)にやってきたのは氷川きよしだけらしい。
続いて「夜霧よ今夜もありがとう」や「ルビーの指環」なんかをジイサンたちは歌っていたのだが、お座敷ホステスが「お座敷の方々も歌ってって、カウンターのほうが言ってますよぉぉ」とハッパかけてきたのでうちの年配の人がでは、と歌いだしたのが「北へ」と言う曲。わっかんね〜知らね〜。けれどカウンターの方々もお座敷ホステスも合唱。ワールドカップなんかよりも強力にみんな(このスナック内だけだが)の心を束ねるこの「北へ」。これも今調べたら小林旭の曲だった。(このURL先には載ってないが)アキラ、強力だぜ。
でさ、さらにハッパをかけられたので私も歌っておきましたよ。「若い人歌ってぇ」ってうるさいもんだから。襟裳岬。カウンターのじいさんたちが「今、春が来たよぉ」「ここに春がぁ」と年配特有のボケ(?)を連発。
座敷ホステスに「私の娘ですから」という謎のコメントを副えられた。

次の日記で書こうと思ったんだけど、やっぱジョーストラマー死亡は信じられません。
ワン・モア・タイム、ワン・モア・ダブ!(サンディニスタ一番スキー)
2002年12月21日(土)

元ちとせは新千歳のパロディかと思ってた

いや、思ってたというのはウソです。
こないだ会社で先輩に新千歳空港に関して伝えることがあって、メモに「新ちとせ」と書いたら先輩に「ウケ狙ってるでしょ」と言われたもんで。

ところで昨日の「視野が広がったメモ」にうっかり付け加え忘れていた物件をななさんの日記を読んでハッと思い出したのですよ。
というのは山本カントクのカントクコーナーの引越し先であるワイドスクランブルにて、「今チャートを賑わせている一青窈(ひととよう)がテレビで歌を初披露!」という企画があったわけですよ。
先日行われたライブの映像が流れていた時点で眉をしかめる箇所がイッパイ。まず裸足。(歌いだしから)ステージの真ん中で座りながら歌うのが売りという点。ステージ上に自分が普段から書き溜めてるメモを持ってきてトークするらしい。それらをワイドスクランブルでは「個性的なステージを繰り広げる」とか紹介してた。台湾人と日本人のハーフで、両親は幼少時に死んでて、歌詞はすべて自分の経験から書かれたもので人の心を打ってやまない。と、元ちとせとも鬼束ちひろとも本気度が違うぜ!というアピールが引っ切り無しにナレーションにより供給されていた。どうでもいいのに。
で、映像が切り替わり、スタジオでひととようが歌い始めたわけだが、もう最初から座り込み歌唱を披露するというサービス過剰ぶり。
そして歌詞テロップもご丁寧に副えられていたので、どんなもんだと思って注目してたんだが・・・以下とあるサイトに載っていたので読みづらいが転載。

朝から字幕だらけのテレビに、齧り付く夜光虫。自分の場所、探す広いリビングで、ふっと、君がよぎる。愛をよく知る親友とかには、話せないし、夢見がち。段ボールの中、ヒキコモりっきり。あのねでもね、ただ・・・訊いてキイテキイテ・・・・ええいああ 君からもらい泣き ほろりほろり ふたりぼっち ええいああ 僕にももらい泣き  やさしいのは誰です。乙女座・・言葉にすればする程 意味がない小宇宙 あげよう!と決めた絵本だって とうに流行廃れちゃった。 12時過ぎて 鳴らすメロディ 迎えが来ないシンデレラ。明日笑える始めの一歩。からだで教えて欲しい・・・・ホシイホシイ・・・ええいああ ぽろぽろもらい泣き ひとりひとりふたりぼっち ええいああ 僕にももらい泣き やさしいのは そう、君です・・・・

F・U・S・H・I・G・I!!!!不思議ちゃん!!!
「ヒキコモリっきり」とか「あのねでもね」とか「ええいああ」とか「キイテキイテ」って鬱陶しい以外のなにものでもない。
それ以上に絵本がどうこう言ってる半面で「からだで教えて欲しい・・・」ってあたりが計算ずくっぽくて、男に媚売ってる女の発想っぽい。性格悪いねきっと。女子には評判悪かったタイプだね。
そもそもこの曲でもらい泣きできる人間は一体何に打たれるのかがわかりません。歌唱力も、前述の2人と変わりはなかったけど。むしろもっともリアリティがないよ。ワダツミの木は浮世離れしすぎでリアリティないが、それとは次元が違う。
なんつーのかなー、こういう日記って見かけるなー(ランダムジャンプとかで)って感じだなー。そういう意味ではリアリティあるのかもしれんが。

まぁ歌い終わった後は案の定絶賛で、絶対何も感じていない大和田獏が「震えました」とか「ホンモノですね」とか言ってたり、我らが山本カントクもなんか言ってた。(聴いてられなかった)
「一杯のかけそば」騒動を彷彿とさせる、予定調和絶賛はウザイ。
そもそも一青窈って本名らしいが、一が苗字ってヘンじゃね?いくら台湾人でも。おそらく窈一青が本名なんではないかと。「ジョージ山本」的な名前の付け方なんではないかと。

ところで、根本はるみって顔が下品だなぁ。鼻から下が。浅黒いのも拍車をかけてるし。で、胸も垂れ気味。乳輪デカイこと必至。土方雑誌のモデル向き。
2002年12月19日(木)

腫れた日は会社を休んで

会社を休むと視界が広くなるのだなぁと感じた一日。

●トゥナイト2終了以来、シーモネーターとの写真以外ではお目にかかれないでいた山本カントクがなんと「ワイドスクランブル」内でコーナーを持っていた!しかもカントクコーナーと名称もそのままで言われてたし。(特集は北朝鮮映画の世界だった)
とものしんを初めてトゥナイト以外の、夕方くらいの番組で見たときに感じたような違和感があった。カントクがNHKの普通の時間帯に出てるときは感じないんだけどなー。テレビ朝日マジックなのか?
●尾美としのりの趣味は格闘技・プロレス観戦なんだそうだ。というか、昔プロレスラーになりたかったんだそうな。入門も考えたんだけど背が足りなかったと言ってた。上沼恵美子が「こないだボブサップに会いましたよ」と言ったら心底うらやましがってた。薬学部のインテリでーとかミニ解説つけてたし。なんで上沼恵美子がボブサップに?という疑問はさておき、尾美としのりがプロレス好き系芸能人ってのは、森本レオより意外。そしてB級。
●金八2シリーズ目の再放送がやってた。おーずっと見たかったのよこれを。
シュプレイコールの波〜までたどり着けるようにビデオを買ってきた。
●免許再交付は15分で終わった。
 終了時間寸前に行くと警官(職員?)4人くらいに「はい次!はい次!」
 とせかされるのでやめたほうがよい。
●Jフォンの最新機種に機種交換は年内は諦めたほうがよい

会社を休むと、というよりネットを離れると視野が広くなるってのかねえ。
ちなみに休んだのは月のもので腰がだるかったという表向きですがほぼサボタージュです。

あと掲示板に貼ってあったようこさんの土産物をテクノ好きな埼玉県人へ
http://sound.jp/liquid/stmmusic.swf
2002年12月18日(水)

由々しきおんなの自己申告性認識(ずれている場合)

トップスピードとブブカが訴えられたそうな。
どっちも買ってないんだけど読者なので、訴えた面子についてホントにひとこと言わせて貰いたい。
安西ひろこ、オマエがガタガタ言うな!
あと、トップスピードは「故意にエロチックさを強調する誌面構成」などと書かれてたけど元「投稿写真」なのだからしょうがない。

ところで、今日もまたショッキングな出来事が。
電車に乗って帰宅途中のこと。黒服、巻き髪、デーハーなメイク(奇抜色)、口元にピアスのゴスロリ系娘が2人乗っていたのでやだなーと思って眺めていたのですよ。フランス語だか英語だか、難解な漢字当て字のバンドなのかわからんバンド名を羅列し、こないだ名古屋に行ってきてどうこうという話をしてたのですが、その後話題がゆるやかにシフトしてからはもう何度耳を疑ったことか。
「もうさぁ、クリスマスだから彼氏とか欲しいよね〜」
「ね〜」
すっごい、すっごい不思議ですよ。何故外人はうんこ座りが出来ないのかというのを遥かに凌ぐ不思議ぶり。ゴスロリちゃんだよ?不思議ちゃんだよ?バンドマンの美学こそがすべて、って感じなのにさ。あんな化粧してぬめした皮の服着てるような、アニメの登場人物系髪の色で難解な当て字とか明らかに日本人なのに「ルシファー(堕天使)」とか名乗るような男なんて殆どいないのに彼氏を求めるのか?
でも彼女たちの「彼氏」というのはどうもそういうビジュアル男ではないらしい。それが判明したのが、片方が「車持ってないと話になんないよ」と言った時。普通の女子の抱く男子理想と変わらない条件過ぎてさらにビックリした。車は持ってなくてもギター持ちとか、イイ声持ってるとか、美学持ってるとかがいいのかと思ったら大間違いだったわけだ。
彼氏は別腹ってことなんでしょうかね。つか、性欲は別ってことなのか。
ゴスロリ系バンドおっかけギャルは皆、経験もないうちから洋物SM系倒錯の世界に溺れ(無意味に様式美難解ワードを使うビジュアルバンドの歌詞がきっかけで)、自分を「ボク」などと呼んで「精神的ホモ」を標榜しながらもバンドマンとSEXすることを常に夢見てオナニーしてる(ちなみにSEXそのものはおっかけ資金を貯めるためにやっている風俗バイトでしている)というイメージがあったので価値観崩壊ですよほんと。

ちょっと続きは明日になります。
2002年12月17日(火)

サブカルなんて大嫌い!なんちゃってじゃなくて(切実)

もう、私の三ヶ月間返せよこの野郎!という気分になったなぁ「ナイトホスピタル」。こんな気分になったのは野島伸司のドラマ(死んだと見せかけて実は生きていた、めでたしめでたしっつうラストの法則)以来だ。
何がハァ?だったかって、一週間前にこの日記でも書いたけど田辺誠一(一茂と並ぶ平成の一本調子役者)が失禁するほど痙攣し、体が動かなくなる難病になったわけよ。で、仲間由紀絵扮する主人公が医師法に違反するような治療するんだけど効果ナシで、それどころか主人公は医師免許剥奪の危機にさらされる。
そんでさ、田辺が「そこまでして治してもらう必要はない」とかいって主人公と喧嘩するわけよ。そしたら、その勢いで今まで立ち上がる事のできなかった田辺が、気がついたらプルプル震えながら自力で立っているのだった。
クララかよ!
と、言わずにどうせよと、このメイク・ミラクルぶり。「気がついたら」「喧嘩の勢いで」ってとこがミソ。
医師ドラマではなく、実は高塚光系超能力ドラマだったとかオチつけろ。医師免許も剥奪されるどころか外科の医師になってるし。

さて、それはともかく今日、あらたな処女喪失を遂げてしまい、あまりのショックに日記を書かずにはいられません。
というのは、人生で初めてクイックジャパンを購入したのですよ!
クイックジャパンの存在を知ったのはちょうど8年くらい前のことなのだけど専ら立ち読みだったもんで。
知った頃はまだ初潮さんを迎えて日も浅かったので「ああ、こういう本をおもしろいと思えるようになったら一段階進むのだな(当時はロッキンオンとBURRN!を愛読)」と思ってたのだけど、高校に入り、「私ってちょっと変わってるんだ〜」「狂ってるでしょー?」というのが口癖の女に出会い価値観一変。
オザケンが好きで「ロンバケ(大瀧のではなく、ケラの)最高!」と触れ回り、いとうせいこうと同じ髪型なんだぁ〜とイジリー岡田頭で登校していたそいつの話は死ぬほどつまらなかった。声はよく聞き取れないし、なんの話でも最終的にお兄ちゃんにしか帰結しないし、カバンからわざと見えるようにゲーンズブールの本を入れている割に内容に関する言及をしないという薄ッペラーズぶり。年頃の少女ならばそれなりの悩み(家庭内での親とのちょっとした問題とか、好きな人がいてどうこうとか、友達としっくりいかないことがあったりとか)とか先生のここがヘンだのどこそこの食べ放題がどうこうだの、取るに足らない日常の話をするもんだがそういう日常が欠如しまくり。理想しか頭にない女。
当時の私は水泳部所属で進学の事とかつまらんことで親と衝突し、友達と喧嘩するなど(この日記にたまに出てくるみほぎさんとも半年以上喧嘩したりしてた)の中でダイナソーのやる気のない中での轟音ギターに自分の意義を問い続け、自分の好きな曲をテープに入れてライナーノーツを書いて交換するような典型的ロキノン少女(暗!キモー、文系オエー)だったんだけど、そういうライナーすらも書けないでフィーリングだけで自分が何故コレがいいのかを語れないそいつに違和感を感じていたわけですよ。
今思えばそういう理想を追いまくるのも10代だよなぁと思えるんだけど、そのときはまったく思えず。で、まったく思えなかったのは回りも一緒だったようで彼女の、周りに対する「変わってるんですアピール」はどんどんエスカレート。休み時間には同じような「変わってるんですアピール」娘たちをかき集め、ちんどん屋をしたり、幼児雑誌「よいこ」「めばえ」を買ってきてその付録のおもちゃを廊下に並べたりする始末。当時ですら哀れに思いましたよ。奇をてらうのに必死って。
文系的体質がイヤで理系のクラスに籍を置いていた私の教室に、笛を吹きながらやってこられた日にゃ頼むから早く帰って欲しいと願ったものです。理系女子はみんな白い目で見ていたのですぐ退散してくれましたが、あの時の一部始終の格好悪さは生涯忘れられません。というかあの当時の彼女そのものが格好悪すぎました。最初はかっこいいを標榜していたと言うのに。

で、その女が奇をてらいたい一心で「よいこ」や「めばえ」とともに持っていたのがクイックジャパンだったわけですよ。小山田表紙の。最初に抱いていた「クイックジャパン=ロキノンよりも大人=(漠然とだが)かっこいい」という考えは一切消えたのは言うまでもありません。クイックジャパン自体が格好悪くなったわけではないんだけど。いや、あの本読んで「間違った優越感」にめばえたくないなーと思ったんだなおそらく。
それでも立ち読みはした。でも絶対に買わなかった。あれを所有したらおしまいだと思い込んでいたので。
おそらくまだまだ10代だったし、いろいろと格好付けたかったので所有しなかったのだ。私のほうがかっこつけだったなー改めて考えてみると。
しかしまぁ、それは置いておいたとしても私のサブカル嫌いはこういう一連の出来事に起因しているのでした。
だから、マンガとかアニメとか音楽とかゲームとかいったサブカルチャーそのものはいやでもなんでもないんだけど、「サブカル好き」で自分をアピールする人(しかも選民意識とか優越感持ちの)がイヤなわけですよ。かっこわるいというのもあるけれど、それ以上に哀れになるんでさ。
で、それの象徴としてクイックジャパンを避けていたのです。まぁそれ以外にもあるけどさ、理由。書き出すとキリがないのでしょうがない。

そんな私がクイックジャパン処女を落としたのは、表紙が「はねるのトビラ」だったからという単純ぶり。いや、表紙が塚地さんと秋山なのはずるいよ。買うしか選択肢ないに決まってるじゃねーかよ。ページ開けた途端MUGA様とおーたむ様だなんて。

と、長い言い訳をしてみました。同属嫌悪なのかねぇ、結局のところ。認めたかないが。
ちなみにその奇をてらっていた女子はオザケンと同じ東大に行きたい!という一心で東大に入ってました。サブカル選民なのか学歴社会の第一人者なのかジャニーズおっかけと変わらないのかもはやわからん。もはやどうでもいいし。まぁかっこわるいという彼女に対する認識に揺るぎはないが。

で、そんな10代暗黒時代を支えてくれたダイナソーJr.のJマスシスが来日だって!行かなきゃ!
2002年12月16日(月)

酒と板と永ちゃんと高円寺

久々に東京で週末を過ごす。

金曜日
青森からやってきた某大物マンガ家同姓同名男子(元同期)を囲む会。
疲れが溜まっててヤバイだろうなぁと思ったら案の定飲みすぎてしまい(しかも喋りと飲みに徹したのでまともに食べたのが白菜と牡蠣と杏仁豆腐のみ!)、その後エノモトさん主催の「マッハトリガー」に行くはずが中野で引き返し、どっかでゲロ吐いて気がついたら西船橋の駅でガタガタ震えながらタクシー待ちに並んでたという始末。で、タクシー乗って気がついたら自宅前。7000円もした。普通に阿佐ヶ谷からタクシーで帰ってくりゃよかった。
その後オオツボサンにそんなに長くないメールを送ったんだけど、20分くらいかけて作ったのは覚えてるんだよな。しかもカタカナ、平仮名多めなメール。

土曜日
夕方くらいからボードを買いに出かける。東西線内にプチ永ちゃんがたくさんいたので、「あ!これは!」と思い、わざわざ九段下からミナミのバーゲン会場に向かう。武道館では今永ちゃん5daysが開催中だったのです。
もう、電車に乗ってる時点で右肩にE.YAZAWAタオルをかけている人が多かったが駅に降りた途端その人口が倍増。ダブルのスーツにリーゼントか、革ジャンにリーゼントの人しか見かけないほどに。ダブルのスーツの色は圧倒的に白が多かったが、次いで赤・紫・黄色の順だった。
ダフ屋と客の区別のつかない会場なんて初めてだよ、ホント。
ファンに混じって武道館前に流れていくと、物販ゾーンはE.YAZAWAビーチタオルを求めて大変な人だかりができていた。フジロックとかサマソニの物販ゾーンなんか目じゃない!便乗して買おうかなぁなどと思ったけど値段すら確認できなかった。
しかし男は皆、トラックの運ちゃんぽい人だったが女が揃いもそろってトウの立った、場末のスナックのホステスっぽいのだらけだったのが笑った。武道館前に立ち飲み屋が登場してたし。
そんな風にナンシー関の「信仰の現場」のレポートを肌身で実感しながら、無事にボード、ビンディング購入。結局K2のになった。
そして上野に向かい、みほぎに「ソフトクリームがどうしても食べたい」と訴え2人で丸井前でソフトクリーム食べてるうちにエノモトさん、ゆうゆうと合流。第2回ハロプロカラオケ開催。
が、みほぎが一曲目からドラゴンボールZのを歌ったりピッコロと結婚したい気持ちが蘇ったとか、ボックス買うとか言ったりしたところから始まり、結局ハロプロカラオケではなくなったのだった。おもしろかったけど。
で、前日のマッハトリガーの様子を聞いたらやっぱよかったらしい。あー残念。

日曜日
久々に高円寺へ。の前に氷川きよしが若様って呼ばれてる番組を見てしまい、どうしても芋きんが食べたくなって大丸へ。
久々に高円寺に行ったら、じいちゃんの家(駄菓子屋)の前が小奇麗な古着屋になっててびっくりした。古着屋増えすぎ。代一元のラーメン食べたかったんだけど閉まってた。
で、帰り際にラストバンディッツに寄ってやっとバッドブレインズのTシャツ買った。
夜に近所の銭湯に行って、帰り際コインランドリーの洗濯機のボタンが点滅してたので触ったら「残り時間16分」とか表示されたのでビビって去った。壊したのか?コインランドリー使った事ないからわからん。

ところで今日昼間に江川達也脚本酒井若菜主演のドラマやってたけど、酒井若菜ってほんとに江川達也のマンガの女の子そのものだね。風船オッパイの感じとか、顔も。
2002年12月15日(日)

ベレー帽姿のキヨシストたち

久々にCDまとめ買い。
シーモネーター&DJ TAKI−SHIT「半熟ラバーズ」
CKB「タイガー&ドラゴン」
ティーンネイジファンクラブ ベスト盤
シック・オブ・イット・オール ライブのやつ
昭和レジデンス 青盤
見事にバラバラですな。
昭和レジデントは幻の名盤解放同盟系だということがジャケ見ただけでわかるようなやつ。でもCKB、大西ユカリ、フラカン、渚ようこ、ザ・ヤングという面子だけで買ってしまった。既発曲が多そう。あと、音質がすごく悪いのでお勧めできません。ほんとに正規盤なのか疑ってしまうほど。
なんか昭和というジャンルの海賊盤という感じです。こういうのにクオリティ求めるほうが間違ってるのかも。
シックオブイットオールのはこんなの出てるの知らなかった。でもライブ盤なので知ってる曲入っててよかった。
10代ファンクラブは初期3枚を含むベストらしい。新譜だと思って買ったんだが。でも一曲目コンセプトだったりしてがっかりしながら浮かれたり。
やっぱグラスゴーギターポップ最高。BMXバンディッツも引っ張り出してきこうかな。

ところで、某掲示板で「ジーツー撲滅委員会」なる企画がありますが、ジーツーに関する認識でどうにも引っかかってしまうのは「芸術家」という認識。南果歩が離婚時のインタビューで(ジーツーは)芸術家ですから、みたいなことを言ってたのが忘れられないのですよ。そうなの?どうなの?三代目魚武も。
私から見ると、ベレー帽かぶってルパシカ着てた大久保清とかわんないんだけどねぇ、彼らの「芸術家」ぶり。
まぁとりあえずこれでも読んでみてよ。ベレー帽じゃなくてキャスケットらしいんですがね。
新明解辻仁成用語辞典
すべてがイタイのだけど、「1959年10月4日」って項目の「 僕達を一つに繋げている個性が現世に登場した記念すべき日。」という説明。宗教だなこりゃ。ちなみに私の誕生日は10月5日なんで一日セーフ。あぶないあぶない(福田和子)

鶴田真由の旦那もアーティストらしいですが、やっぱキヨシスト(大久保編)なのか。作家活動もしているという話だし。

ところでこのアクセル見た?

もっと肉を拡大して見たい人は
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2002年12月12日(木)

何のざれごとを

数日前の検索ワードがすべて二文字熟語だったんですが、
そのラインナップが
「中学」「紹介」「拷問」「切断」「男装」「乳首」「逮捕」「傷害」
なんかさ、「次の熟語を使って現代社会の病める30代男性について述べよ」とかいう社会学のテストがあってもおかしくない米。(宅間あたりをイメージ)
そんな日記じゃないです「股・戯れ言」。書いてるのは20代女子ですよれっきとした。逝き板を少々たしなんでおりますが。

さきほどナイトホスピタルを見てたら、何らかの病気で田辺誠一が痙攣し、失禁していたシーンが。そのズボンが濡れている様子が、なんかすごくショッキングだった。ここ最近の中で一番のショッキング映像だったかも。作り物だけど。ただのアンニュイ俳優、つうか映画も撮るぜなお文化俳優(でも演技は一本調子)の余裕だか、あるいはそれからの脱却だか知らないけどあれはNGだろう。やり過ぎ。ちょうどいい点を見逃してしまったんではないか。

ところで昨日のリフトでも話題に上ったんだけど、私は珈琲が飲めない。
が、職場には珈琲しか飲み物がないというお粗末状態。いや、お茶っぱもあった形跡はあるのだが皆が珈琲を飲むため自然に寂れていったらしい。今では誰も飲まない始末。しょうがないので自分でお茶を用意していたんだけど面倒なので今は2リットルペットボトル完備になっております。
まさにナンシー関が「何の因果で」で書いていた「コーヒーファシズム」直撃!飲むと気分悪くなるんじゃヴォケ。なんだろう、カフェインとなじんでくれる(?)酵素が欠如してるのか。
小さい頃は親戚の家に行くと「炭酸飲料ファシズム」に直撃していた。私は炭酸のシュワシュワを「からい」というとんちんかんな感覚の持ち主だったのです昔。でもうちのいとこもうちの妹も皆炭酸大好きだったので正月や夏休みなんかに親戚で集まると子供用に用意されるのは決まってコーラとファンタ。しかし炭酸飲めない私を不憫に思ったのか離れたところにバヤリースオレンジが用意してあって、おばさんに「××ちゃんは炭酸からいからこっちね〜」とバカにされながらコップに注がれる屈辱といったら!オマエは炭酸カライなんて思ってもないくせに!というようなことを思ってたような気がする。しかもそのオレンジジュースは私専用という。大人どもが必要以上に「炭酸飲めないの〜アッハッハ」みたいに騒ぐので、最初は何も感じていたいとこたちも「炭酸飲めないの、ダサーイ」と言うようになって、ほんと居た堪れない気分になりました。というか「疎外感」を初めて知ったのはあの時だったような。
もう、悔しくて悔しくて、それからは(家族・親戚の前だとバカにされるのがわかってるので)誰もいないときにコーラを飲んだりしていましたよ。ほとんど飲めなかったけど。しかしそんな努力のおかげか、単に成長したのかわからないが10歳前後から喉が炭酸に違和感を覚えなくなり、小学校卒業時くらいには逆転して炭酸しか飲まなくなったのでした。中学では部活の帰りは必ず炭酸、くらいの勢いに。
で、中3のときに部活内に炭酸を飲めないという子を発見。この子も「炭酸はカライ」と言うので、「あーわかるわかる」と同意した・・・のではなく、「えー炭酸にカライなんて味あるかよ!ダセー」と言ったのでした。このときの優越感はたまりませんでした。上にたつって、こういうことなんだなと覚えたのが「処女/非処女トーク」ではなく「炭酸可/炭酸不可トーク」だったとは非常に感慨深いです。薄っぺらいけど。
それから炭酸中心人生歩んでおります。ファーストフードなんかに入ったときウーロン茶を頼むと友達に「メロンソーダじゃなくていいの?」と聞かれるほどに。炭酸=デブなんて認識がいまや一般的なので怖いトコですが。
そういうわけで炭酸飲料ファシズムはファシズム側に回ることでなんとかなりましたが(いや、ファシズムの手のうちに陥落したってことだけど)、珈琲ファシズムはファシズム側に陥落することなく、抵抗し続けそうだな。なんてったって気持ち悪くなるのだから。

あれ?ナンシー関コラムについて書くつもりが??炭酸ファシズムってなによ?
2002年12月09日(月)

逝きのはげ山、死グレのレ・バンナ

逝き板に行ってきましたよ。
って書くと2ちゃんにそんな板があるような感じですがスノーボードです。スノーボードなんつうと「小洒落たことやりやがって」とか「集団サークルさわやかビバヒル状態真っ只中かよ!」とか「リゾラバ!」とか古い感覚で思われそうですがそれら一切のことと無関係でございます。
朝6:56の「はやて」で旅立ったわけですが、東京駅についたのが6:50という大失態ぶりで「朝から駅弁を食べて優雅に」という計画が狂う。とりあえずビール。で、まずいサンドイッチを友達に買ってもらって寝てたら気がつけば仙台。
さすがはやては速いな。でも座席が驚くほど狭いのが難点。のぞみ以下。
で、うだうだ喋ったり、北国の春歌ったりしているうちに盛岡。窓からもりしんの看板を見てもりこみを思い出した。
ところで私の席の通路をはさんで反対側のところに座っていた男女2組が皆中途半端な茶髪、眉細、(新幹線内なのに)ジャージテイストの服というドキュソぶりで非常に気になった。しかも2人に敬語を使われていたリーダー格の男は丘サーファー。定期を出していたときチラリと見たら(視力1.5。2.0から陥落したが)西船橋と書いてあったのでやっぱりバーチー系かと納得。
そんなわけでいわて沼宮内に到着。で、そこでくりこま高原から盛岡まで新幹線、そこからいわて銀河鉄道で沼宮内までやってきた友達と落ち合って安比へ。
なにがビックリしたかって、雪が薄い!地肌が見えてるとこばかり。まぁ、散々仕事中安比ライブ映像見てたから覚悟してたんだけどここまで雪がないとは・・・という驚愕を隠せずに板つけてガクガクブルブルしてたらテレビカメラとインタビュアーみたいなのがやってきて淫タビューされてもた。っても両手で顔は隠してないが。「フェラは好きじゃないよ!」とか元気イッパイタメ語も使ってないが。
「安比の印象はどうですか?」ときかれて「(転ぶと)痛そうですね〜」と答えたら「安比を見て感じた印象を教えてください」と微妙に言い回しを変えた同じ質問が繰り返されたので、もっと使える、気の利いた答えじゃなきゃダメなんだなと思い「(気温が)寒いですね」と答えたが果たして気が利いてるのかどうか。芸人用語的な意味で捉えられることはないだろうが。とりあえず楽しみです、とかも言っておいたけど。つうわけでもしかしたらテレビ岩手で流されたかもしれん。なんだかなぁ。
肝心の滑りの方は、一本滑ったら足が痛くなって運動不足を実感。
しかし何故、普段はどちらかというとやる気のない、おっとりの人ってスキー場に行くとスパルタになるんだろう。これはスキー場の謎。負傷した腰のこともあって休み多めに滑ってたんだが「もっと滑らなきゃダメだよ!」とはっぱかけられた。
でも私の場合、午前は1,2本滑るともう疲れてしまいダウナーになり、なんでこんなツライことしなきゃいけねえんだよと思ったりするのだが3時くらいからやる気が出て何かに急き立てられるかのように滑り出すので友達には迷惑らしい。「すべての行動がスロースタートすぎるよ!」と怒られた。
リフトが16:00までだったので退散し、部屋で酒。焼酎でイイ気分になり、郷土料理を食べに行き、酒盛り続行。部屋に戻ってきてまた酒飲みながらK1観戦。
ワインで酔っ払った友達が
「ピーターアーツは爆笑問題太田に似てる」
「アーネストホーストは小田茜に似てる」
と言ったのに感心。なんだか神が降臨してた。
ついでだが、吉田さんがこないだ
「高原は石野卓球に似ている」
って言ったのも大ヒットだった。
まぁサップ戦もおもしろかったけどそれ以上にマークハントがよかった。ハント対バンナなんか、最初のハントが肩揺らして向き合ってたときの因縁つけてる感じからおもしろすぎ。ドキュソ対土方。バンナのこと投げてたし。コーナーポストによっかかりながら蹴り出してたし。反則じゃねぇの?3Rのギリギリんとこでダウンさせてたのがまた、伊達にどてっ腹じゃない感じがしてよかった。格闘技好きではない友達もハントにメロメロだった。
トーナメントのほうは、ホースト単に運がよかっただけ(シュルト棄権、サップ骨折、南海の黒ヒョウ自爆、バンナ脱Q)でつまんなかったが。まぁ石井館長在宅起訴だからオチがあったってことで。
そんなわけで11時までしかやってない露天風呂のほうは行けず、そのあとも飲みつづけて就寝。寝る前に大浴場のほうに行ったんだけど、べろべろに酔っ払った友達が千鳥足で、適当に体に石鹸塗っただけで上がってしまったのがビックリだったが。

翌日起きたら大雪。山の天気は変わりやすいのか。
朝食を食べに行ったら、そこの支配人らしき人が石井館長ソックリだった。スーツだったから余計。
2日目は人工降雪機も使われていたんだけど、そこを滑るのが一苦労。顔が痛かった。しかも5ヶ所もあるから大変。でも一日目より雪が積もってたので安心して滑れた。しかしスキー場って大抵の人はマナーがいいので有難い。たばこケースを落としてしまったら拾ってくれるし、足を滑らせたら「大丈夫ですかぁ?」と駆け寄ってくれるし、リフトのところどうしても登れなかったときは助けて頂いたりもした。ほんとうに感謝ばかり。文系ヲタとかのほうがやっぱりマナー悪いなと今朝も思ったんで、なおさら。人見知りするからとか、他人と話すのが苦手とかそういうことでごまかすなってのが多いんだよほんとに。憤慨中。
で、2時ごろ切り上げて3時にスキー場を後にした。着替え中に右足の靴下を履いてたのに左足を吊るという年取ったなぁと思わされる現象が起こった。バスで涎垂らしながら寝てるうちに盛岡着いて、寒いのに冷麺を食べに行った。以前まにさんに駅前の冷麺おいしい店というのを教えてもらったんだけど忘れてしまったのでまたしてもぴょんぴょん舎へ。温麺食べればよかったかも。

そんな感じです。帰ってきたら東京のほうが寒いなぁとか話してたけど、まさか雪が降るとは!しかも岩手より大雪。何かがおかしい。
東北の雪は最高でしたので、また行くさ。股旅。
2002年12月08日(日)

みちのくひとりでもない旅

さっさと寝なきゃいけないので雑談(じゃあ日記書かなくてもいい気が駿河)

●電車で隣にいたちっちゃいおじさんが読んでた本が
「ホスト王に学ぶ82の成功法」だった。初老に見えたんだけどなーなぜ零士に学ぶ?そもそも何を学ぶ?実践場は?
中谷の本てこういう夢見がちな人に売れてるのだなと思った。
零士つながりで、このジャケはイイ。


●オオツボサンの掲示板に書いてあった「みどるねーむ占い」
http://kurip.com/mi/top.shtml
私の結果は
★結果発表★
--------------------------------------------------------------------------------
実は結構な凝り性として周りからは恐れられているマサコさん。
そんなあなたには
--------------------------------------------------------------------------------
ヤツザキ"マニア"マサコ
--------------------------------------------------------------------------------
が最適です。
このミドルネームを付けると次の効果があります。
--------------------------------------------------------------------------------
こってり度4%UP
食物繊維54mgUP
トロピカル度5%UP
≪おまけ≫
どうしてもこのミドルネームが恥ずかしい人はヤツザキMマサコってな感じに省略するとカッコ良くてオススメ♪

「ヤツザキMマサコ」ってかっこいい?ねぇ?小一時間問い詰めたい。

●「しんぶ〜ん〜」と窓を強引に割って飛び込んできたようなニュース
田村亮子とオリックス・谷、ついに婚約へ
谷って人はボランティアやってるの?
あの、バレンタインの日強引にオリックス練習に参加してた姿がすぐに浮かびます。つか、ナンシー関が生きていたら絶対ネタにしただろうなーあー。
ついでだが、ボブ・サップのはんこがあったらいいなー。絶対彫ってたはず、あー。

●そういうわけで明日から東北です。はやてー。
 明日はK1でもあったねそういや。
2002年12月06日(金)

インコ(ウンコ)諸島にて

今、世の中はペットブームなんでしょうか。
と思うくらい「今日のワン子」「今日のにゃんにゃん(高部)」みたいな日記はよく見かけます。ワイドショーやズームイン朝でも「どうする?アイフル」の犬をよく見かけました。ハムスターも相変わらず人気のようです。
私も農学部志望だったくらいだから動物は好きです。イトコの家で飼っていたチロ(犬)もじいちゃんちで飼っているチー子(猫)もかわいい。でもうちはマンションなんでそういうのは飼えない訳ですよ。けどもじゃあ非動物的環境なのかといったらそうではなく、うちにはインコがいるのです実は。
それも、10羽近く。鳥かごは普通のよりもはるかにでかいのが2つ。最初はジジというインコ一羽で、家の中でもよく飛ばしておりましたよ。羽根を切るのはかわいそうってんで飛ばしては肩に止めてなごやか空間。でも肩に止まったあと、必ずフンがついてるのはいただけなかったが。
けども一羽じゃかわいそうということでもう一羽買ってきた。それがベベ。このエセフランスなネーミングは親の趣味なんですが。
しかしジジとベベの間にはコミュニケーションが一切なく、増殖する気配もなかったので親がもう一羽買ってきたのでした。名前をつけようかなーと言ってる内にあれよあれよで増殖しだし、気が付けば5,6羽に。しかもベベと後から買ってきたインコは同じエメラルド色で、増殖した子供たちも皆エメラルド色なので誰がどれだか全然わからなくなってしまう始末。名前もないなんてかわいそう!ペット飼う資格なし、といわれるかもしれないが世話をしているのはうちの父親なので父親はわかってるのかもしれません。5,6羽に増殖してからカゴから出してあげることも
なくなりました。かわりにベランダに出しておくようになったんだけど、そしたら今度はすずめや鳩がどんどん集まってくるようになったのでした。鳥御殿ですよ立派な。で、それに混じってカラスもやってきて、ジジは片足食べられちゃったりしたし。ああ、思い出すとちょっと泣ける。ジジだけは色が違ったのでむちゃくちゃ可愛がったので。
まあそれだけ鳥がたくさんやってくるとジジのときは肩に乗る程度だったフン問題がそれどころじゃ済まされなくなったわけですよ。でもなぜかフンはそんなにベランダにはないのが謎。たぶんどんなに酔っ払って帰ってきてもうちの父親が必ず鳥の世話だけはやってるから、そのときに清掃してるんだろうけど。
しかもうちのベランダには父親が20年近く育てている熱帯雨林系植木も充実。ゴムの木なんかベランダを飛び出てしなってるくらいだ。それだけでなく私もカエルの卵を貰ってきて孵したり、めだかを育てたりしておりましたよ。ダンゴムシを拾ってきて父親の植木で育ててたときは気味悪がられたが。
今もベランダの水槽で金魚が泳いでいます。で、家の中では家の中で巨大な水槽があってグッピーがわさわさ泳いでるわけですよ。小学校のときから必ずうちに来た人はグッピーの大群にびびるほどの。
そういうわけで犬猫はいなくとも動物環境つうか野生環境なんですようちは。
なぜそんな話を急にしたのかというと、昨日マンションの正面の道を横断しようとして信号待ちしていたとき、ぼーっと見てたら一軒だけ木生え放題なジャングルのような家があったから。どんな家だよと。うちでした。
ちなみに今、我が家にはインコが10羽近く生息。
そしておととい、うちの父親は酔って帰ってきて「色の三原色はなぁ、赤、青、黄色、白なんだよぉ、おまえはバカだから何もわかってない!」と妹相手にとぐろを巻いていました。で、その後鳥の世話して就寝。

ところで
昨日の日記で書いた「闇の子供たち」。実は最後まで読みきってなくて、昨日読了したのだけれど最初が克明に書かれているのに対して最後はなし崩しで終わった印象。幼児売春についての実態はすごかったのに、臓器売買については殆ど書かれていないのが惜しい。もっと子供を追って欲しかったなー日本人が登場してからそっちを追うほうに重点が置かれてしまったので。
そして要旨が最後に唐突に現れるのも、ちょっといただけない。しかも子供どうこうというところからずれてるし。救いようのないラストはいいと思うんだけど。結局普遍的なグローバリズム/ナショナリズムの意識の問題ってとこに行ってしまうのかー。まぁ読んでる途中からそれはひしひしと感じ、考えさせられたが、もっと違う着地点があるのかも?と期待していただけになんだかな。
でも途中からスリリングな展開になったあたりは飽きさせず、ただのドキュメンタリーにもならずで非常によかった。一気に読める。
2002年12月04日(水)

成長・日記読み日記プラス読書読み日記

ネット巡回してて見つけた文章

>あ〜〜〜、メイドさん欲しいぃぃぃぃ〜〜〜〜!!
>本当に欲しい、心の底から欲しい、
>命に代えても欲しい!!!
>なんてったって、私の将来の夢として
>「メイドさんのいる館にすむ」というものがありますからね。
>(中略)
>ところで、「メイド」って広辞苑にのってないんですよ。知ってました?
>ちなみに、現代用語の基礎知識にものっていません。
>不思議ですねぇ。広辞苑はまだしも、この言葉は既に
>「基礎知識」ではあるはずなのに。

原文はメイドさん欲しい〜の部分が太文字、デカフォント、色は赤だったので破壊力がハンパなかったです。ちなみに書いている人は10代男子、男子校通学中、家族構成は
>父(一人)
>母(五人欲しい)
>弟(一人)
>妹(心の中では十二人)
>の4人家族です。
だそうです。計算が合いませんが。
てか、これ見て「理想の異性のタイプ」「フェチ部分」「嗜好」のことを「属性」というと初めて知りました。そうか、私だったら「属性:ヒゲ」となるのか。
パンク少女だったら「属性:シドビシャス」となるのか。って書いて気付いたけどアッポー椎名用語にしても違和感全然ないね、「属性」。

ところで日記には書いてなかったけどHPの扉ページを更新いたしました。
鉄郎です。犬さんが今度茶色のつばの広い帽子とマントを買ってくるとしつこいです。大井川鉄道に乗ろうとか言ってます。そんな犬さんは「雲出づるところ」の痩せたところからのジューイチに似すぎ。まるはパーカー探して来い!
で、ついでに新コーナーを作ったのですがもう更新滞ってます。
新コーナー作った意味なし。なわけで、ここで最近買った「闇の子供たち」の話をひとつ。帯に「日本文学史上、類例なき問題作!」と書いてあったが本当に問題作。というか、ドキュメンタリー映像を見ているような感覚に陥るほどの描写力に圧倒される。題材が題材なだけに本当に気分が悪くなる箇所が多々あるが、自分たちが生きているこの日常が貧しい、本当に力のない国からの搾取によって成り立っているのだということから目をそらしてはいけない。と肝に銘じさせられる一冊。
買春してるじじいやペドはもちろん重罪人だけど、本当に問題なのは弱いものから性、または生すらも搾取し、それを他人事のように思う先進国の人間の価値観なのでは?大学のときに世界システム論、社会構造学みたいなのを勉強しておいてよかったなぁと思えた。あの地理学の先生には感謝ですホント。
梁石日の本、もっと読みたくなった。「夜を賭けて」見に行きたいッス。
2002年12月03日(火)

さよならさんかく、またきて刺客(希望)

「ボールを前に蹴ってくやつ、はやってるねぇ」とか「Gリーグ」とか連発するのはうちのおばあちゃんなんですが、昨日うちの会社の先輩(20代前半女子)が
「5人くらいのチームでやるサッカーなんだっけ?、、、クルーズ?」
と真顔で言ったときはビックリしました。船?トム?

高田引退試合見ましたよ。
そもそも私がプロレスを本格的に見るきっかけになったのがちょうど10年前の高田北尾戦だったわけだ。それ以前はイトコの影響でチョロチョロ見てたくらいなもんで。確かにあの時の高田のハイキックはすごかったわけだが、実は「うわースゲェカッコイイ」と思ったことは殆どない。故に思い入れもそんなにたくさんあったわけではないのだ。つか、ここ最近の精彩のなさを見てはさっさと引退しろと思ってたくらいだし。
でも、引退を発表し、対戦相手に田村を指名したときは思うものがあった。
前田のカレリン、船木のヒクソンに比べるといささか地味だ。けれどもこの選択は突拍子もなくて、驚きを与え、また実に正しい。
猪木馬場を筆頭としたプロレス史に残る、未完のままの因縁物語は多い。そんな中、もっとも困難といわれた因縁の最終回が描かれることになるなんて。
どうなるか知りたいと思いながらも心のどこかで未完のままで終わって欲しいと思ってたような気もする。殴れなかった田村の姿に、その気持ちを共有してるのは観客だけじゃないということに気づいた。
それでも明らかに動けなかった高田が向かっていく。もうその姿が全然ダメなんだわ。衰えたその姿に、全盛期の時の勢いはかけらもない。でも高田はカウンターをもらってリングに散った。終わらせた。最終回はあっけないものだった。
これが7年越しで見たかった結末だったのか。確か私が思い描いていたのはUインターはまだ存続してて、田村が高田を破ってUインターを引っ張っていくんだろうというものだったと思う。今はもうよくわからないけど。田村が高田を破るってのは思い描いたとおりだったんだけどな。Uインターが続いてて、って部分は想像通りにいかなかったけど。それが判明したのも5年も前の話。想像の中では、田村に負けても高田はまだ闘いつづけていたんだけどな。うすうすもう体力的に無理だろうと思ってたけど。きっとこの感覚も見ている者だけでなく、周りの関係者(対戦相手含む)も共有してたのだろうけど。
しかし現実をここに受け入れた高田は実に気丈だった。衰えた自分に苛立っていたのは他でもない自分のはずなのに。
実は私が泣いてしまったのは破綻してバラバラになったUインター面子がリングに戻ってきて高田を囲んだあたりなのです。宮戸と安生がUジャージで駆けつける姿、そんな中目を合わせずに必死で涙をこらえ、気の利かない言葉を発する田村、そして気丈にも田村を労う言葉を吐く高田。現実の自分の情けなさ、無様さに本来立ってもいられないような高田を支えなきゃいけないはずの元Uインター勢が、逆に高田に支えられていたので。高田をリーダーっぽく思ったことがあまりなかったので余計に印象的だった。
そして高田は最終回を迎えたが、イコールUインター最終回ではなかったんだなと思った。バラバラになっていたUメンツでもこんなにも心のどこかで束ねられている。この光景は、Uインターのすべての選手がリングを去る日まで続いて欲しい。そんな延命術いるか、って思うかもしれないが。もうこんなことはないだろうという気もするけど。
いや、現実を受け入れ、最終回をちゃんと迎えたのは正解なんだけどさ。
やっぱりプロレスなら少しはファンタジーな部分も残しておきたいものだと思ってしまうな。最終回の何号かあとにも番外編シリーズが続いて欲しいホント。

しかしさっきも書いたが高田は人望ないと思ってたんだけどさ。リーダーシップも薄いなあと。
私も高田といえば増井修のインタビューで「それはあなたに言う必要がない」とかつっけんどんに返していた姿とか、トークショーかファンイベントで客に「うるさいぞお前ら」と言ったやつばかり思い出すもんで。
でも叩かれても叩かれても思い返せば熱狂させられたり納得させられたり(新日Uインター対抗戦とかヒクソン戦もう一丁とか)、この選択は間違いじゃなかったんだなーと思わせてくれるんだからすごい。めちゃくちゃに格好悪い行動にも説得力アリ、ってやっぱスターだった証拠だな。前田のような無理矢理押し切り説得力とはまた違う、振り向かせて納得させる説得力つうか。(寡黙なとこも含めて)背中の説得力つうか。
なんにせよ今思うのは
あなたに逢えてよかった 
あなたには希望の匂いがする
つまずいて 傷ついて 泣き叫んでも
さわやかな希望の 匂いがする

ってことです。やっぱうまく書けないなー
2002年12月02日(月)

テリング「男の旅はひとり旅 女の道は帰り道」ストーリーズ

What's Love?のライブを初体験してきました。
前にもどっかで書いたかもしれないが仕事のスケジュールが年明けまで決まっておる状況です。毎日地獄です。きっと明日も地獄でしょう。けども仕事の合間に掲示板とか覗いてたら(仕事してるよりそっちの回数のほうが多いけどさ)「仕事はあさってもあるがライヴは明日しかない 」「平日ですが、この際仕事を早めに切り上げて、是非是非渋谷オンエアウエストまで駆け付けて下さい!!でないと一生後悔しますぜ!たった一度の人生だからね!!!!!」というお言葉があったのでスケジュール無視で定時退社。
しかし一曲目の「泣けるほど」から自然に体がぽんぽん乗れた。一緒になって歌ってた。こないだのレッチリでもなかった現象。手を叩こう!みたいなアクションがオーディエンスに求められたならパンパン叩いた。途中のミディアムテンポの歌続きの時には顔を歪めてしまったりもした。恋の味ではトゥトゥルットゥの掛け合いに積極的にも参加した。泣き笑いタップリで非常に楽しい1時間半だった。ライブと言うとモッシュするバカなんかにうんざりすることも多々あったのでこんな楽しいライブは久しぶり。
以前直接的なメッセージ性は殆ど感じない、と書いたがそれよりも歌の世界に自分が引き込まれて、いつしか重ね合わせられるのだよな。それくらい歌の世界が鮮明。ストーリーテリングの天才性を感じるばかりです。もう「貴方」と「私」の視点を超えたところで詠まれているのだよ歌が。聴くときや聴く人により時には「貴方」になり時には「私」になる歌。そればかりか歌の中に出てくる登場人物の顔や、部屋の様子や、天気、空気、窓の外の光景なんかも浮かび上がってくるからすごい。(私の場合すべてが土田世紀の絵で浮かんでくるようになってしまったが)よくわからないが流しってこんな感じだったのかね。こんな感じと言うのは、肉声・演奏で「再生」されている感じのことな。
少なくともここんとこ残業大目でなんだかなぁ毎日と思ってた私には「明日の歌」とか効いたなぁ。歌詞のような経験がなくても「アメリカ」で切なくなったり。
そういや前に演歌と言うのは男が女の未練がましい心を歌ったり、逆に女が男の生きる道への心意気を歌ったり(意味不明だな。美空ひばりの「柔」とかのことなんだけど)性別を自由に飛び越えて表現できる手段だとか書いてあるのを読んだ事があったけど、男臭い物語を性別を超えて実感させるワッツラブ?もまたそういう表現可能なバンドだと思った。
そういうわけで男臭い路線もいいですが、前述の演歌のようにおんな道を歌ってみたりしたらいいんじゃないでしょうか。
男は背中で、女は仕草でモノを語る世界。普段の私はそんなとこから遠く離れて生きてるけれど、What's Love?聴くとそういう世界がいとおしくなる。心の根っこをぎゅうっと握られちゃっているようだ。ナショナリズムじゃないけど、日本人のこころに響くのかね、そういう美学って。

ああ、今日見た高田戦のことも書きたかったんだけどもう寝なきゃイカン。
2002年12月01日(日)

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