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2009年04月05日(日) 夢の中の無防備な目

気付けば最初に別れを告げた日から半年。
仕事の上でもそうだけど、近年時間の経つのが早くてびっくりします。

私は気付かず、ずっと立ち止まっていたのかもしれない。

夢にうさぎが出てきた。
うさぎの家で、うさぎのお母さんに夕飯をご馳走になっていた。
お母さんが、あら、という顔をして私の隣の席を見たので
私も隣を見ると、うさぎが何とも言えない顔をして私を見つめていた。
切ないとも悲しいとも取れるし、何も考えてないとも取れる。
ただ何となく無意識にぼんやりこちらを見てしまったというような
とても微妙で、無防備な目で、じーっとこちらを見ていた。

多分両思いのときなら私は微笑んで首をかしげて
うさぎはその後「んふふ」て満足そうに笑って
何もなかったかのようにまた食事を再開しただろうけれど

どちらも何のアクションも起こさず、どちらも視線が動かない。

朝起きて、しばし形容しがたい複雑な念に駆られる。


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