もんすん日記

2004年02月29日(日) 滝のように

結局鼻水と頭痛は治まらず、お茶会もキャンセル。
それでもクリーニングを取りにいくのと、ドラッグストアで薬を買うため、しぶしぶ車を運転してでかける。
久々に運転すると楽しいのだけど、楽しいまま遠くへ出かけてゆくと、帰ってくるのがしんどいのでやめた。
ドラックストアへいくと、3,4千円あっという間に使ってしまう。
猫のトイレ砂も、給料日あとだから、と1ランク上のものにしたり、カップスープやどんべいを買いだめしたり。
ここんとこ交際費よりドラッグストア費用のほうが高くかかっている。

とはいえ、ひとりの休日は楽しい。
それは自分がふだん一人でないと思っているからかもしれないが。
REMのPVを観始めるととまらなくなり、懐かしい"orange crush"や"get up"を堪能。
"Losing my religion"は人生の曲ベスト10に入ると思う。
これって高校生のとき初めて見たんだよね。
心臓をぎゅっとわしづかみされた感じだった。
マイケル・スタイプは私の中で男女の性を超えた、尊敬する人物。
(勿論あまりよく知らないが)

夕方妹と電話すると、市の講座が4月生を募集しているというので、私もサイトを見てみる。
抽選に当たると、20回1万5千円とか格安で各種講座を受けられる。
早速、中国語とスペイン語とドイツ語中級を申込み。
フラダンスも応募しようかな。
全部抽選受かったら困るけど。

ここ数日私の中で高まっていた、金銭欲と名誉欲(子供みたいだな)は誰にも知られること無く鎮火。
人並みにお金を稼いで、人並みに時間があればそれでよいという結論に。
お金を稼ぐということは、往々にして何かを犠牲にして得ているもの。
時間も、健康も、哲学も、自由も、お金よりもっと大事。
40代で田舎に転居、60超えて尼になるというあの夢がまたむくむく。



2004年02月28日(土) ジュリアーニ・ポルノショップ

今日はMみさん、ボブ(23歳ギャル)と夕食の約束をしていたが、Mみさんが熱のためキャンセル。
お大事にねーなんていいながら、自分も酷い風邪をひいているのに気付いた。
というわけで明日のMよとのランチを慌てて延期、午後のお茶会も赤ちゃんがいるから(うつすと大変!)避けたほうがベターかな。
病の週末となりました。

1巻に引き続きアホでマヌケなアメリカ白人2巻と3巻を昼寝しながら観た。
日本にも一人くれ、マイケル・ムーア。

対立候補のいない選挙戦に、人畜無害の植物君を候補に立てて大真面目に選挙戦をおっぱじめたかと思うと、それが全国に飛び火したり、ジュリアーニ市長の条例に反発してジュリアーニをフィーチャーしたポルノショップを作ったりとやりたい放題。
黒人を乗車拒否するタクシーを批判するために「白人お断りタクシー」なんてやっちゃったり、財布や携帯電話を銃と見間違えて罪も無い黒人を殺しつづける警察をコケにしまくったり、人種差別大国アメリカは健在だなと。
老人虐待や不法滞在者を痛めつける経営者たちに突撃アポなし取材は、見ていてスカッとする。

それにしても、これは2000年の作品らしいけど、ブッシュのやばさは既に頂点に達していた。
アホが大統領になれる国、アメリカ。

それにしてもドイツ人は有給最低6週間てほんと?
ごく一部かと思ってたよ!



2004年02月25日(水) 邪悪

ボスが出張前で大忙し。
いろいろと用事がたてこんでいるときに、ボスの以前の大家であるドイツおばさんBから電話があった。
ミーティング中だというと、ゴルフの誘いだったとのことで、ひょんなことから彼女が息子の話をしはじめた。
(流暢な日本語で)
韓国人女性と結婚していた彼女の息子は、最近離婚したそう。
「彼女の父親に似て邪悪な女だったのよ〜」とまくしたてる。
「あのね、あなたね、男の子供産んだら、料理とかいろいろ教えたほうがいわよ。うちの息子なんて朝食に4種類も作ってたんだから」
とアドバイスまで。
ボスにこんなこと言ってましたよ〜と報告すると、ケタケタ笑って
「あの変わったおばさんか〜、あの人日本人の女はみんな邪悪って言ってたよ」
と。

しかし外国人女性はアジア系であろうと、ヨーロッパ系であろうと、みんなパワフルだね。
寡黙に見える女性も、主張すべきとこでは強く主張するし。
それが恐ろしくもあるんだけど。

「自分に自信がつくサブリミナルCD」(笑)を買ってみたけど、80年代のヘンなラウンジ音楽みたいな曲満載でとても聞けたもんじゃない。
万が一自信がついたとしても、これ聞き込んだんじゃ音楽センスが悪くなってしまいそう。→それなら別に自信がなくてもいいや。
ということで、今の自分に現時点では折り合いがついてしまった。



2004年02月24日(火) キャサリン

Mさんから、役員ラテン妻Kさんの友達で変わった女性の話をきいた。
彼女の名前はキャサリン(近いけど仮名)。
正真正銘の日本人だけど、日本人が大嫌いで日本人の友達がひとりもいない。
日本名も名乗りたくなくて苗字は夫のを使っているが、下の名前は「キャサリン」に改名したそう。

彼女は外国語を喋らないけど、ラテン妻Kさんの家にしょっちゅう遊びに来るよう。
かといって話すわけでもなく、「お元気?」という質問にかろうじて「イエース」と答えるくらいで、後は無言。
そのくせ、Kさんが穴あきジーパンで出迎えると「ハイソな家庭の人間の履くものじゃない。着替えなさい」と伝えてくるという。
そのキャサリン、鞄にはいつもすごい数の札束が入っていて、Kさんに見せてくるそうだ。
「日本人の金持ちはわけがわからない」というラテン妻の感想だったけど。

その話を聞いて、イギリスに1ヶ月いたとき(高校時代!)、小さなオックスフォードの町で評判だった、眉まで金髪に染めている日本人女性を思いだした。
当時カラーリングが今ほどポピュラーじゃなかったから、よく覚えてる。
彼女も日本人が大嫌いでイギリス人になりたいと周囲に言っていた。

こういうひとの話を聞くと、なんだかいやに想像が膨らんでしまう。
だんなには間違いなく愛人がいるだろう、とか。
これも「人の不幸は蜜の味」というやつかしらん?
自分(の属性)が心底嫌いっていうのは間違いなく第一級の不幸だから。



2004年02月23日(月)

母がラジオを消し忘れて出勤したらしく、家に帰ったら
「なん〜で〜こん〜な〜に〜かわいいの・か・よ〜♪」という出だしの
大泉逸郎「孫」が大音量でかかっていた。
無人の家に鳴り響く「孫」。

今日は風呂上りに久々に思い出して、プライドにチャンネルを合わせてみた。
案の定、たった30分でも「時間を無駄にしちゃった」感でいっぱい。
ストーリーや台詞がまずすぎるうえ、展開さえのろすぎるのがいけない。
質も量もスピードも取っていないというか。
本で言うなら娯楽作品にもライトノベルにもなっていないというか。
どうせ30分見るなら「サスペンス劇場」や「部長刑事」見たほうがええ。
30分で起承転結満喫できる「部長刑事」は良いドラマだったな。

昼休みに、受信状態の悪いパーフェクTVの点検のため、TVッ子ボスのお宅へ。
昨日なんか全然映らなかった!と憤慨しているので、チューナーの会社へ電話すると、「修理担当者から1週間以内に連絡させます」と馬鹿馬鹿しい返事。
TVッ子が一週間も待つわけないだろ!!!
そのまま伝えると、案の定激怒したボスをなだめるため、私がチューナ会社に電話で指示してもらって出来ることはやってみた。
「これで直ったら、君の職務範囲に”TVの修理”ってのも加えられるぞー」と励まされたが、そんなもん加えたくないっす。



2004年02月22日(日) アバウト シュミット

あったかくなってくると、妙に人恋しくなるのは私だけですか?
じっとしていた冬眠から目覚めて、盛りでもついているのでしょうか?
ぼつぼつ友にメールを送ったりして。
酒を飲みたい。

そんな気分に染み入ったのがアバウト シュミット
これはもうジャケ勝ちでしょう。
平凡で、不平不満がちで、自分勝手で、恐ろしく孤独な、一人ぼっちの老人を、ジャックニコルソンが怪演。
こんな平凡な男の役なのに、ジャックニコルソンが演じると、テーブルひっくり返して、今にも殺人鬼に変貌するんじゃないかとはらはらする。
こんな父親だったらいやだな、と思うけど、二十代の私も身につまされるごくごく身近な話感がある。
愛すべきいやな親父が、なんとか救われてくれ、と祈るように見てしまった。
ラスト、強烈に脳裏に焼き付いてしまった。
何度も何度も思い出してしまいそう。



2004年02月19日(木) ブサイク?

駅前で美容院のちらしを配っている女の子と目が合ったんだけど、不意ににっこり笑ったその表情があんまり可愛かったんで、思わずちらしをもらってしまった。
愛想過剰でもなくほんとに自然なにっこりした笑顔で、あんな可愛い子は久しぶりに見た。
顔の造作が整っていたり、化粧がうまかったりする子はいくらでもいるけど、惹きこまれるような表情美人はなかなかいない。
表情は内面が出てしまうものだからね。

今日は一緒に働いているKさんが、役員の奥さん(ラテンアメリカ出身)にアテンドで外出していたため、Kさんが帰ってくるまでかなり忙しかった。
電話ってどうしてこう2本同時になるのか。
1本にかかりきりになってとれないとき、他の役員は当然そのままにしておくのだが、ボスは外線でも平気で取ってくれるので、かえって困る。
ハロー?ハロー?ハロー?
と話し掛けているが、むこうはびびっているだろう。
代表電話番号にほんとに代表者が出てどうする!!とつっこみたくなってしまう。

それにしても、件のラテン役員妻に私たちは相当振り回されているわけだが、Kさんに聞いた彼女の日本に関する発言集が面白かった。

1 日本人の男はブサイクばかり。しかもころころ太っている。
  会社から帰ってご飯を食べて寝るだけだからあんな体型になる。

2 日本人は子供をあまやかしすぎ。
  他人の家でわがままに振舞っても、注意しない親が多い。
  信じられないほどマナーが悪い子供ばかり

3 ブランドものを持って金持ち気分になっている日本人が多いが、
  貯金がないと本当にリッチとかいえないのにバカ。

しかし彼女は結構日本が好きらしいから不思議。
ラテン女性から見ると、日本男ってそんなにブサイクなのかしら?



2004年02月18日(水) 庶民の華

私の住まいがあるエリアは高台に上れば上るほど金持ちエリアで、ふもとに下れば下るほど庶民エリアというわかりやすい界隈なのだが、勿論うちはふもとのふもと。
そんな庶民エリアにも、最近車両荒らしやバイク泥棒が多発しているらしい。
お隣の車のカーステレオが盗まれ、うちの車もこじ開けようとしているのを、ご近所のひとが発見!
危機一髪で何も盗られなかった。(備品以外盗るもの無いけど)
物騒な世の中だ。
うちのおかんは「猫が出入りするから」と平気で窓をあけっぱなしで外出するので、おそろしい。

そんな庶民な私は、今日も会社帰りにひとりでココイチ。
もう最近は近くの席にイケメンが座ってようと気にならない。
(そんなひとココイチでみたことないが)
フィッシュフライカレーの2辛¥590がたまりません。
私ってこんなに金のかからない女なのに、あんまりお金がたまらないのは何故だろう。

風呂で今日は「白い巨塔」はやめて、母の女性誌を読む。
しかし女性誌って、芸能人の名前の下にかっこでかならず年齢が書いてあったり、着ているものの値段の相場が書いてあったり、馬鹿馬鹿しいと思いつつ、皆が知りたいことをズバっと書いてあるのねえ。
意地悪だけと笑える。

婚前純潔意識’、日本の女子高校生が最も低い。
私としてはアメリカが以外に高いので驚きなのですが。
男の童貞は気持ち悪がられるのに、女の処女が重宝されるのはどうかと思う。

私は好きだけどね、森永さん。
「年収数千万のエリートのくせに」って批判は的外れだと思う。
こういう人は年収300万でも充実して暮らせるんでないか。

今日はえらい下世話な日記になってしまった。
まあ、下世話な人間だし。



2004年02月17日(火) 日々平和・こわいひと

最近日々平和に暮らしている。
朝6時半にNHK「みんなの体操」を10分間行なってから、朝食を食べつつラジオドイツ語会話を聞き流し、サブリミナルCD「ブレインパワー」で脳を活性化してから出勤。(されているかいまいち実感はない
帰宅後は、夕食後猫のトイレ掃除、風呂で読書、部屋でごろごろしてから11時前後に就寝。
寝るために薬を服用している以外は至って健康的な生活。
(これが一番不健康な証拠かもしれんが)
なんか、自分でも恐ろしいわ。

恐ろしいといえば、私が一番恐ろしいひとびと、それは、根回しと裏工作するひとである。
「嫌いだから口をきかない」「腹が立つから怒る」「悲しいからわんわん泣く」そういった行動は社会人として子供っぽいと言われようと、そうなる気持ちがわかる。
が、ある種の大人は、自分と相手を取り巻く人間関係を冷徹に見つめ、なんとか自分の有利になるよう、徐々に働きかけようとするらしい。
根回しや裏工作する人を遠巻きに観察していると、「ああ、こういうふうにもっていこうとしているのだな」とわかって感心するが(頭が良いなと)、とてもお友達にはなりたくない。
そして私のお友達にはそんなひとは当然いない。
あ、約一名似た人(最近疎遠の元ヤン)がいるが、彼女は「わたしはこんな根回しをしようとしているの!」と明るく打ち明けてくるので、あっけらかんと可愛い、似て非なるものである。

そういった人間関係のごたごたに鈍い私でさえ目についていまった、ある人の行動。
知らずにおりたいものに気付いてしまったときの、いやーな感触
そういうひとも、自分の友達にはいろいろと打ち明けたりするのだろうか。
きっと、しないような気がする。

人生、自分の望むとおりにいかなくても、今までどおり思ったとおり感じたとおりに動こう。
それが他人に認められなくたって死にやしない。
上手に立ち回れなくても、まあそれが自分だし。
失敗も多いけど、まわりには好きなひとがたくさんいるし、人間関係で大人になれなくても、まあなんとかなるだろっ。



2004年02月15日(日) うずうず・いらいら

閉じこもったきりの仕事で毎日接する人も限られているので、せめてプライベートでは音楽やボランティアをまたはじめるとか、何か人と接したくてうずうずしている。
ものを創りたいというより、ひとに会っていろいろと驚きたい。
副業でもはじめようかな。

明日は一日会議があるため、ボスにドーナツ15個買ってくるようにいわれている。
約2名をのぞき、会議中にミスド食べるおじさんはいなそう→私のお昼ご飯がミスドになる→ということになりそう。

マイホームパパ、のぞき仲間からそそのかされ
こんなの聞くと、単に風俗通いしてるひとなんてまともだ。

暇になると鼻毛を抜いて遊んでいますが、これって何語?



2004年02月12日(木) イメージトレーニング

だめだだめだと思いつつ、昨日もお腹いっぱい食べてしまった。
起きぬけにケーキ2個食べたら、もうしょうがないような気がして、夜もしこたま飲んで食った。(カレー、チューハイ3杯、サラダ、ほっけ、ポテトフライ、ギョーザ、キムチ、etc)
夜後悔して、腹筋100回に、セレブの間ではやっているらしい(と前置きするものなんだが)ピラティスを、雑誌で見よう見まねでやってみた。
ピラティスって、本見ただけではよくわからん。
習ってみたいと思って、神戸で受講できる場所(カルチャースクール)を探したら既に満席。
テルミンといい、はやってる講座ってすぐに満席ですな。
運動したことでなんとなく相殺したつもりで寝たが、起きて体重測ったらプラス4キロは相変わらずのままだ。
釈由美子目指して、ファッション誌見てイメージトレーニングから。
「痩せたい」という強いモチベーションが大事、と、昼休みにマリクレール誌「なりたい理想のカラダ」を探す。

「白い巨塔」風呂で読んでいる。
女の嫉妬は実は簡単に(ではないかもしれんが)他のもので置き換え可能という気がするが、権力や富に由来する男の嫉妬ってどうしょうもない気がする。
そういうおおらかな女性的部分が男性の価値観に侵されてきている、なんて言ってみたりして。
女でよかった。

そして原作を読んでいるから、結末を知ってしまったから、ますますドラマ版白い巨塔が面白い。
里見のような善人はもう既に精神的にいくらでも救われるから、五郎ちゃんの救われなさに今から胸が痛む。
特に原作は、母親を思う五郎ちゃんと権力を死に物狂いで手に入れなければならなかった五郎ちゃんが、巧く描かれていて胸にすとんと落ちる。
因果なものですな。
すごいぜ、山崎豊子。

妹が叔母に会ったときに、叔母の病院で起こっている白い巨塔話をさんざんきいていたらしい。
地理的にも近く、内容もほぼ変わらない。
数十年経っても、医学界の体質は変わらないということか。



2004年02月10日(火) カレー噺

今日はまっすぐ帰ろうと思ったが、破格になっていたベネトンをのぞいてココイチへ。
私は大体エビカツかカニクリームコロッケの2辛。
3辛に挑戦しようと思うものの、2辛でもけっこう辛いので満足してしまっている。
ココイチがいいのは、なんといっても量が多めなこと。
これだけのためにでも大阪へ行きたいのが船場カリーの野菜カリー。
ごろっとした野菜がすごい合うのです。
フレンチやイタリアンもいいけど、やっぱカレー!

私はやっぱり材料買って家で料理するより、カレー屋立ち食いそば屋でカレーやそばをかっくらって家ではなんにもしないのが好き。
(28歳女子としてはどうかと言われそうだが)
なんというか、生活に料理が浸透してないのよね。
多分母親が料理嫌いだったというのもある。
うちの母親はよく働くが、料理は大嫌い。
祖母に至っては「汚ババ」とあだ名がついているほどだから・・・・。

それにしても、試着室の鏡を見て自分にショックを受けるのは私だけですか。
自分ちの鏡ではもっと肌が若々しく映るんだけど、試着室の鏡で自分の顔と店員の若い子の肌を比べて
「やっぱり確実に年食ってきてるのだなあ」と実感してしまう。

今日も暇だったので、ボスとMさんがお喋りしてくれないかなあとしきりに話し掛けてみたが、二人とも忙しい様子。
ボスが15ドルの利子を
「こんなはした金!!」と文句言っているので
「色々買えますよ・・・・ほら、パンツとか」と言うと
「私がそんな安いパンツはいてるというのかね!」と一蹴された。
失礼致しました。



2004年02月09日(月) もう少し前へ

長いミーティングのあと、ボスは超機嫌が悪く、オフィスのドアを閉めたっきりにしているのでひやひやした。
「なっがいミーティングでしたね〜」と恐る恐る聞いてみると
「あのバカくびにしてやる!!」とかなりのご立腹。
どこまで冗談だかわからない毒舌がさらに酷くなるので、今日は遠巻きに眺めておく。

それにしても仕事がつまらない。
2月はひまだからなんだけど、「こんな暇なのに雇われるってむなしいわ〜」といつもの癖で転職検索
大してやりたいと思う案件はないが、海外営業にはこころひかれる。

帰り妹と近所の駅で待ち合わせし、駅前ショッピングセンターへ。
そこのトイレに入ると、なんか張り紙が辺。
目の前に
「もうちょっと前に出てください」
と書いてあるので、一瞬だれか見ているんじゃないかと心配になった。
よく見たら便器が小さめなのだった。
そんな書き方せんでも。
他にも「禁煙!子供は煙がだいきらーい」と斜字で書いてあったり、独自のセンスが。

商店街の中華屋でごはんを食べる。
私はいちいち仕事で人とぶつかると、むきになって怒るが、妹の処世術はなんとも真似したい。
私はおだてられるのが好きだが、世の親父たちも好きみたい。
べたでも、おやじはおだてとけ!!今日はこれを覚えとこ。



2004年02月08日(日) 砂糖や粉もの

金曜からの暴飲暴食で、確実に3キロは増えている。
体重計に乗らなくても、ゆるめだったジーンズのチャックがあがらないことで証明されている。
私の場合、ひとりでいるよりも他人といるときのほうが、テンションがあがり、信じられない量を食べてしまう。
帰るときに「おえっ」となって、すごく後悔するんだけど、人と集っているときは満腹中枢が麻痺してしまうのかね〜。
体重計に乗るのが怖いから、明日からせめて人に会わないようにしよう。

怠惰な生活と暴飲暴食で、肌にもてきめんに影響があらわれている。
寝ぼけてシャンプーで顔洗ったのがいけないのかもしれんが。

このところ、人生28年生きてきて、生まれて初めて強烈な金銭欲を感じている。
別に何がほしいというのはまったくないが、私も人生に一時期くらいはガツンと金を稼いでみたい。
ああ、どうやったらたくさんお金を稼げるだろうか。
通帳にゼロがたくさん並ぶのを見てみたい。
と妄想しつづけ、滞納している市民税と健康保険と年金(無職時代の)の請求書をかばんにつっこむ。
来月あたり払わないかんな。
22,3歳の頃は愛があればお金や仕事は二の次、と思っていたけど、最近は全くそうは思わない。
一生自分で食っていく道、親を養っていく道を早めに確保しておくことが、愛よりも大事。
がつんと稼げなくても、40や50でも、なんとか食べておけるようにしなくては。
男なんか頼りにならんしー。

柳美里の「生」をもうちょっとで読了。
「命」は「復讐」ってタイトルに変えたほうがいいんじゃない?と思ったほど、不倫相手に対するうらみつらみが読んでいておぞましかったが、東さんの闘病と息子のことを書いた「魂」と「生」は良い作品だと思った。
不倫だとかシングルマザーに対する偏見はないし、決断を尊敬さえする。
が、うだうだと相手への恨みを人に聞いてもらいたがる(公表する)人はぞっとする。
自分のしてきたことくらい、引き受けて受けとめにゃあいかんね。
人のせいにするのは、一番楽だってよくわかるけど。



2004年02月06日(金) 壷や置物

何故か会社に法輪功のひとたちから、窮状を訴えるレターが届いていた。

なんで偉いさんが偉いさんにものを贈るとき、でっかい壷とか置物とか妙なものを贈るのだろう?
どうせなら商品券にすればいいのに。
金額がわかるといやらしいってことかな?
じゃあ、ハワイ往復航空券キボンヌ。(って、私がもらえるわけではないけど)

私の郵便屋さん信仰に拍車が。

やっぱりキムタコを考える上で大事なのは、「そもそもキムタコが本当にかっこいいか」ということである。
みんながかっこいいと言うから、かっこいいもんだと思い込んでいないだろうか?
ちょっと斜めに見てみたら、すんごくきもくないだろうか?
そもそもキムといえば木村裕一だということを忘れちゃいけない。

私は一年半以上も何の活動もしていないにもかかわらず、某団体の部長という肩書きを持っている。(政治宗教関係ありませんYO)
メーリングリストの話題にもおいついていない幽霊部員だけど、「名前を削除して」と頼む勇気がない。
それにしても、死にもの狂いで活動している人たちがいても、人様に迷惑をかける人、非常識なひと、命をお金に買える人は後をたたないもんですな。
案の定、今年はチワワが捨てられてます。
生き物はね〜、かわいいだけじゃなく、食べてうんこして病気になって大変なんだよっ!!
アコムのCMやめろ。

お金じゃなくてひつじなのね。



2004年02月05日(木) 今週の「白い巨塔」

奥様いじめと矢田亜希子の待ち伏せは意味不明でしたが、今回はやっと財前、里見両方に共感できる脚本&展開だったので面白かった。
それにしても「ちゃんちゃらおかしい」なんて台詞をあれだけ自然に言える唐沢には感心。
「ちゃんちゃらおかしい」って。
好奇心にかられて、にちゃんを見てたら、原作のストーリーを知ってしまって愕然・・・。
すげえ、さすが山崎豊子。思わず即買い
そんじょそこらの安い勧善懲悪ストーリーではないのね。

上川達也は関口の役が本当にぴったり。
佐々木奥さんに「だいじょうぶ」って口パクで言ってたのを後で知ったけど、それ見たかった!!
後は佐々木息子に説教してたときも、全部言ってしまわないのがいい。
この人は全部言ってしまわないのが似合います。

しかし里見妻の良妻賢母からの豹変振りには驚き。
だからこういう女はだめなの〜!!



2004年02月04日(水) いい細かい 悪い細かい

元来自分の横にごみが落ちていても三日は気づかない私から見ると、細かいことによく気が付くひとというのは素直に尊敬に値する。
仕事をしていく上で私が身に付けなくてはいけないことでもあるし。

でもあまりに細かい人は正直いらいらするかも・・・・・。

私の仕事のひとつに、トップから全社員へのメッセージを発信するというのがあるんだけど、これがものすごい気をつかう。
誤字脱字があれば、つっこまれるのは目に見えているので、何度も何度もチェックして発信する。
それでも「ここはリターンキーじゃなくて、アウトデントで打たないと・・・」とか、「文字の大きさが・・・・」などと細かいことをたくさん指摘してくる人が約1名。
今回はTOPのアナウンス自体に、事実と齟齬があったらしく、速攻電話がかかってきた。
こういう場合、私に聞いても、私は言われたことをアップしているだけ、とわかっているだろうに、誰も直接ボスには電話してくれないのよね〜。
「上から指示のあったことです」と反論しても
「彼らが正しいとは限らないんだよね〜」と命令系統自体を否定してくる。
そこまではしらねーよ。

同じ細かさでも、役員Bさんの心配りには感動する。
組織図をチェックしてもらったら、さりげなく色がグラデーションに変えられていたり、私のPCにPDFに落とせるソフトが入ってなかったのに気づいて、直接ITに指示してくれたり。
いちいち細かく指摘せずに、いいと思ったように変えてくれるので、とても助かっている。

「あの人細かくていや!!」と言われるか
「細かいことに気づいてくれて助かる!!」と言われるかの違いは、要はその伝え方によるのだな〜。

まあ、私が細かい、と人から言われることはないだろうけど。

あと同じ気難しい性格でも、外国人のお偉いさんを迎えるより、日本人のお偉いさんを迎える方が緊張する。
見た目からはじまり、礼節、言葉づかい、すべてにおいて判断されているような気がする。正直に言うと「値踏」されてる気もしてしまう。

私のボスは難しい人と聞いていたが、仕事をしてみると、むしろ「ボスのまわりの人」が難しいのだと気づかされる。



2004年02月02日(月) キムタコ

想像を絶する寒さで評判のプライドを見てみた。
いや〜、全編よりすぐりの寒い台詞集。
キムタコの「メイビー」を聞いたときには、久々に背筋がぞっとした。
クオリティの悪いものを見せられると、視聴者というのはこんなに居心地が悪くなること、時間を無駄にしたと思うこと、が実感できて勉強になった。
(かもしれない。)
とくに会話の不自然さ、もたつき、間のおかしさ、こういったものはドラマを見る楽しみを一気にストレスに変えられてしまう。

染五郎を見ていて思ったのだが、彼はスーフリの和田さんの役をやったら似合うのではないか。
そんなドラマないだろうけど。
それにしても皆和田「さん」とさんをつけるのは何故なんだろう。

ともかく、その後に見たサスペンス劇場の上川がすごい俳優に見えてしまった。

会社帰り、久しぶりに通勤用のスーツを買う。
久しぶりに明るい色を買った。
何事もかたちから。
自分もそれでだまされるから、かたちは大事。


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