ぜんぜん知らなかったのですが,あのエミレーツ航空が日本にも就航するようです.エミレーツ航空といえば,なんとかランキングで1位になることしばしば,という素敵な航空会社なのです.これにのればドバイまでひとっとびで,乗り換え1回でヨルダンまで行けちゃいます.すばらしい.エミレーツに乗ってヨルダンに行くというのはこの夏の目標の一つ(ただし未達)だったのでうれしい限りです.これでロイヤルヨルダン航空にも乗れます(←これはドバイじゃなくてもいい).
ということで,国際医療経済学会(定訳なんでしょうか?)の締め切りがあしたですね.略称はiHEAなんですが「あいひ〜」と読むってほんとなんでしょうか?
Japan and the World Economyから2本ほど論文をナナメ読み.1本はたぶんはずれ(←えらそう).もうひとつは,自然災害の起きやすさが貯蓄率に影響するか,というのをクロスカントリーデータで実証したというやりそうでやってなかったかもしれない論文.たしかに自然災害の頻度は普通に考えれば外生変数なので,不確実性の尺度としては非常に適切なはずです.が.自然災害の損害額,となると話はまたべつ.損害額はそれに対する準備の程度に依存するので,純粋な外生とはいえなくなるかもしれません…ということを論文中で指摘してあって,えらく納得してしまったのですが,それに対してとくに対処もしないで言い訳だけというのはちょっと.災害の発生確率じゃいけないんでしょうか.確率の定義がややこしくなりそうですが.小さいのがたくさん起きる国と大きいのがときどき起きる国があるとすれば.ううむ.あ,論文は,Skidmore, Mark [2001] "Risk, natural disasters, and household savings in life cycle model", Japan and the World Economy, 13, 15-34 です.サンプルが14しかない,とかそういうのは致し方のないところでしょう.
地図のほうですよ.夕方になって送ってくるんだもんなあ.困るよなあ.まあ出しちゃえばなんでもいいんだけど.ふぅ. OECDが Taxation and household savingというのを1994年に出しているのを発見.まんまやないか.
してみたが.やっぱり本物がないと.ってゆーか,なんでデフのチェックまでぼくが?
とかいうのに参加した.さすがゼミ(?)の先輩.われながらえらい(←なにをいうか).やっぱりいろいろなものに出るといろいろやってるひとがいてすごいなあとおもう.いやしかし,こりゃだめだ,って顔してコメントなし,というのもどうかとおもいますぜ.
いろいろあって,学校でディスクリプションを描く羽目になった.なんでや.くぅ.そのあと,「社会資本の生産効果と同時性」についての論文を読んだ.ううむ.応用計量分析は難しいなあ.うろ覚え・理解不足のところがあったので,HayashiとDavidson-MacKinnonの該当箇所をさらっと読んだ.しかし結局のところ,連立方程式体系を立てんことには,先決変数とか操作変数の選択の問題は解決しないし,立てたところでFIMLが簡単に使えるわけでもなさそうだし.Durbin-Wu-Hausman検定は棄却されるだろうけど,そのまえに操作変数を選ばないといけないし.結局どうせいっちゅうねん,という気はする.経済理論的にもっともらしい連立方程式体系を立てて,経済理論的な内生性をクリアした上で,その体系のなかで外生・先決変数を選んで操作変数を見つけて,計量理論的な「内生性」をクリアしましょ〜,ということなんだろうけどなあ.それって,ダイナミックな体系にならざるを得ないだろうし.それに誤差項の系列相関まで含めたらどうなることやら.はあ.
はあ,とおもいつつ,Horioka and Watanabe [1997, EJ]をささっと読んだ.これはホリオカ+浜田『日米家計の貯蓄行動』第2章とほとんど同じというか,簡略版だった.日本語を先に読めばよかった.くぅ.しかし,アンケート額から推計される貯蓄率が実際の貯蓄率とほぼ等しくなるということは,「意思」のアンケートも侮れないということか?目標とする貯蓄と行動は一致せんだろ,とおもっていたのだが.ま,十分条件は満たされてしまったなあ.
Fabrizio Perri [2001] "The Role of Fiscal Policy in Japan: a Quantitative Study", Japan and the World Economy, 13(4), 387-404 を斜めに読んだ.マクロのカリブレーションで,夏学期の上級マクロの応用みたいな感じだとおもう.独占的競争が入って収穫逓増が入ったりするのでぱっと見びっくりするけど,そんなにめんどうなことをやっているわけでもなさそうだ.で,財政政策の効果はなかったよ,という話であった.ありゃりゃ.代表的個人なんだから中立命題,というわけでもないようだし.ふぅむ.
そういえば,きのうはこんなのを発見して,ついじろじろと読んでしまった.まあインチキというか誤解でしょうな,と思うんですがね.どうなんでしょうね.もし読んだ人はメイルミィ.
内閣府から直帰して,家で丸書きにいそしんだ.多いぞ全ポ.とりあえず丸書きそのものは無事終了したが.ディスクリプションやその他もろもろが残っている気がする.が気にしないぞ.RMOサービスからはかなり心配されているんであろうなあとおもう.はあ.
2002年09月24日(火) |
Watanabe, Watanabe, and Watanabe |
の論文を読んだ.かなりめんどっちそうである.しかし結果はきれいに出ているようだ.これって「税と貯蓄」っていうのか?言わないわけにはいかないかもしれないが.
を,品川プリンスシネマまで出かけて見た.池脇千鶴の声が高すぎるきらいがないとはいわないが.まあいいや.
理事会から帰ってきた後,ごぞごぞと丸書きを終わらせた.が,半分しかおわってない.原稿がないから書きようがないのだ.まったくもぅ.
田酒を飲んで,いろいろ炭火焼した.おいしかった.
社人研の勉強会で発表した.CEAってなんだかよくわかっていないことはわかったが…プログラム評価なら開発経済学でもよくやるじゃんか.との印象は拭えないところだ.そのあと,労働経済の授業でみかけた学習院のSくんに会った.バイトらしい.非常勤というのだろうか?ちょっと意外なところであってびっくり.後期は授業に来られないらしい.御年頃だからだな.
あしたの準備ということでHealth Economicsの論文を1つ読みました.費用効果分析と回帰分析を結びつける,という話だったので,よくわかんないけど面白そうだ,とおもって選んでみたのですが.ですが.むむむ.治験をしたかしないかダミーやその交差項を入れた回帰分析をすればいいじゃん,という話にすぎんのではないでしょか?そんなん,開発経済学でよくやられているんじゃないかしら,というのが正直な感想です.むぅ.ひょっとしてすごいことをやっているのかもしれませんが.DFBETAというのははじめて聞いたな(←おいおい,と突っ込むべきなんだろうか?).それから,読みかけだったJJIEの論文を斜め読みし終わりました.1988年のHayashi-Ito-Slemrod論文なのですが,6期の主体均衡モデルを数値解析しています.この時代にはかなりすごいことなんだろうなとおもいます.税制変化で貯蓄率が3%ポイントくらいは変わる,という推計結果なんですが,このあと似たようなことをやった人はいないんでしょうか.税と貯蓄と日本で検索をかけてもひっかからないんですがねえ.
こんなもの発見.たしかに引用形式は慣れないものですからなあ.しかし論文読むの進まない.
Bernheim [2002] をやっと読み終えました.けど,後半はけっこう飛ばし飛ばしでした.結局のところ,それほど意見の一致を見ている部分はないし,意見の一致が見られるほどちゃんとしたデータセットはアメリカにすら存在しないようだ,ということですね.貯蓄,とひとくちに言うのは簡単ですが,資産の範囲,直面する限界税率,資産構成(ポートフォリオ)まで考えるとなかなか難しい,とのことでやんす.税優遇口座(IRAや401k)を使った実証にしても,データがなかったり,変数の内生性が除去できなかったりして大変そうでやんす.やっぱり,実験できないのはつらいですね.重要なことがわかってないということでしょうか.というわけで,ここに出てくる論文をいくつかと,日本に関連する論文を読んでみなくてはなりません.はあ.
やっぱし,ひとつうえのひとが離婚するとびびりますよね(本人が見てたらゴメンナサイ).なんつーか,周回遅れって感じですかね(←なにが?)
内閣府に行って,久しぶりに先生方と話をして,いろいろな情報を得た.そうなのか.立教大学経済学部って……とか.どうということはないかな.そのあと,吉祥寺に行って帰ってきました.つかれた.はあ.
週初からのろのろと,B. Douglas Bernheim [2002] "Taxation and Saving" in Handbook of Public Economics, Volume 3, Edited by A. J. Auerbach and M. Feldstein を読んでいるのだが,これがなかなか進まない.サーベイだからかもしれないが,やや体調がよろしくない(というほどでもないが)せいかもしれないが,なんつっても,ぼけーっとしてる時間が長いのが問題である.はあ.
もちろん,地図を描いているせいでもあるのだが.
というわけで,税と貯蓄,なんであるけれども,これがけっこう難しい状況にあるようだ.単に貯蓄関数を推定するのはルーカス批判に引っかかるし,オイラー方程式から構造パラメタをだして貯蓄の利子弾力性を測るのにはこれまためんどうがいろいろあるし,ということのようだ.そのためかどうだか,税優遇制度があるIRAや401kを使った研究が多いようだ.しかし,この本,前の章がポートフォリオと税,なんであるな.どないになっとるんじゃらほい.
一番町で勉強会があったので夕方からのろのろと出かけていき,なんとなくそのまま飲み会に出た.やっぱり社会人のほうがよかったかなあとおもわないでもないがまあいいや.
しかし,問題はむしろ飲み屋のほうにあった(べつに「問題」)ではないのだが.営団地下鉄「半蔵門」の駅の近く(日本学術振興会の近く)にあるのだが,みょうに安い.オムレツが怪しいらしい.ま,それはよい.しかししかし,向かいの酒屋に買出しに行ったかと思うと,買ってきたのをそのまま直接,買い物のビニール袋から客のテーブルに出すのはさすがにいかがかと思うぞ.そんなんだったら,銘柄指定で自分で買いに行くわい,とおもう.まあでも面白いのでつぶれないでいることを強く願う.
半蔵門駅といえば,ちかくに某落語家(?)の事務所だか愛人宅だかがあるらしいといううわさ.ホントかいな.
最近,自転車の後輪がまたもやパンクしてしまったために,地下鉄通勤を余儀なくされている.首都高の工事で駅までの道が遠回りになっていることや,帰りに24時間営業の100円ショップに寄ることが出来ないことなど,やや困った生活を送っているのだが,こう度々パンクされると,タイヤそのものを交換する必要があるのではないか,と思うにつけても,そんなのどこでやれっちゅうねん,そこまでどうやって自転車を持ってけっちゅうねん,ということで解決策もないままにずるずると今に至っている.王子近辺にタイヤ交換をしてくれる自転車屋をご存じのかた,めいるみぃ!
ま.そゆことで,営団地下鉄南北線で通っているわけだけども,王子駅をぼけーっと通過しようとしたら,向かいから中東系の風貌の男性がごろごろと台車(?)のようなものを押してやってきたのがみえた.倉庫に置いてあるようなタイプの台車にトランクらしきものが乗せてあったのではないかと思う.彼は自動改札にやや早足で進入し,切符を改札に入れた,とおもったら,「ぴんぽんぴんぽん」という音がした.乗越し精算をしなかったとみえて,自動改札のもう片方の端のドアがぱたっと閉じようとしたとき,彼は押していた台車の勢いでそのドアを止め,そのままするっと改札を抜けてしまい,すたすたと去っていった.あれ,とおもったのだが,あれはやっぱり薩摩守であったのだろうなあ.ちなみに,王子駅の改札は夜が遅くなると駅員がいなくなるのだが,そのときはちゃんと駅員さんがいたので,彼はきっとどきどきしただろうなあと推察される.しかしなんで駅員さんは気がつかなかったんだろう?
え.さて.薩摩守ってなんだかわからなかったひとは,たとえばここを参照のこと.
Hosmer and Lemeshow の3章を読んだ.最後がよくわからん.
ハードウェアの設定に,付属していたCDを使わなきゃいけなかったことに気づいて,2度目のセットアップは無事終わりました.ネットワークにもつながったし.よかったよかった.ありがとう.しかし,ファイルと設定の転送では,アプリケーションは転送されないんですねえ.しりませんでしたよぅ.Matlabが行方不明になったりして青くなってしまいつつ,使いそうないくつかだけインストールしました.よかったよかった.これで,「Kiss」を聞くことができました.よかったよかった.しかし,懐かしい曲が続きますねえ.「ダイヤル回す手を止めた」ですからなあ.いやはや. ま,そゆことで,あしたから無事研究活動に復帰できます.よかったよかった.どうなることかとおもいましたよいやじっさい.「北の国から」も終わったことですし(関係あるのか?)
が導入されたので,OSをインストールして,「ファイルと設定の転送ウィザード」というのでMO4枚に設定をコピーしてがんばってセットアップを試みました.いやしかし,途中でハードウェアの設定を間違えたために最初からやり直しでございます.はあ.とりあえず今日は「北の国から」を見るので帰らなきゃ. 「北の国から」は,中学入試(!)の問題文で出会ったのが最初でしたね,じつは.誰が作ったんでしょうねあの問題は.Uゴン先生でしょうか.だから連続のときはみてないんですがね,'87初恋からですかね.横山めぐみでしたねあのときは.どきどきしましたねえ.今回は内田有紀だそうで.むむ.
を読もうと思っているのですが,その前に,吉田武「オイラーの贈物―人類の至宝eiπ=-1を学ぶ」ちくま学芸文庫を3分の2ほど読み終わりました.なるほどねえ,とおもいながら読めるところではあるのですが,やっぱりなんとなく教科書っぽいですね.しかし,数値を大切にしなきゃいけませんねとおもいました.「人類の至宝」ですが,テイラー展開だとはしりませんでした.うぅむ.けっこう飛ばし気味に読んだのでわかってないかもしれませんが.
なんちゅうか,田中康夫になっちゃいましたねええ.まあしかし,ほかに選択肢があったかというと,というところがなきにしもあらずではないかと.よくわかりませんが.公共事業は必要だ,という街頭インタビューがここぞとばかり放映されてましたけど,いざなくなったらなくなったでなんとかなるような気がするんですがねえ.それが市場っちゅうもんでしょう.ちがうか.というわけで,やっとのことで,ミルトン&ローズ・フリードマン『選択の自由』を読み終わりました.寝る前にちょぼちょぼと読んでいたのですが,たしかになんちゅうか,急進的自由主義というやつですね.しかし説得力はありますなあやはり.教育クーポン制度とかうかつに賛成するところでした.はあ.単純な市場原理主義ではないあたりが重要ですね.なんちゅうか,その,社会の構成員に対する強い信頼が底辺に流れているんでしょうか.改革とかいうくらいだったらこれくらいは言ってほしいところですね(誰に言ってる?)
昨晩でしたか,高校生クイズを見ておりましたら,母校が県予選を突破してかなりのところまで進んでいて大変驚愕しました.関連サイトで予選突破は把握していたのですが,まさか決勝とは….僕も高校3年間参加してことごとく中央公園で敗退していたというのに.しかしなんちゅうか,いまひとつ知識面で難がありましたなあ.やっぱり運だったんでしょうかねえ.むむぅ.
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