ヘレンの日記
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2005年08月24日(水) 歯の役割

なんで無謀な奴なんだろう、私って。
月曜日の昼、友人からメールをもらう。
そこには「歯」のことが書いてあった。

それを見て「親知らず」のことを思い出す。
(3年前から潜在意識のどこかで、ひっかかりはあった)
偶然、昼食に帰ってきた主人から保険証を借り、
歯医者に行ってくることを伝え、電話をかける。

いつ抜きますか? の歯科医の問いに
「できるだけ早く。明日でも構いません。」と答え、
火曜日の午後に、本当に抜いた。何事も「善は急げだ!」笑

緻密な計画というより、至って衝動的。
機会があれば必ずと思ってたけど、相変わらず自分の
思考や、行動パターンを不思議に思ったりもする。

今回、歯を抜いて、奥歯の大切さが身にしみた。
いつもなら数分で食べれるものに2時間近くかかる。
コップ1杯の麦茶でも「ストロー」がないと飲みこめない。
「雑炊」も、柔らかいはずが、歯で、だいぶ噛んでるんだ〜。

普段、無意識に取っている「食べる」という動作が、こんなに
いろんな部分の力を使っていることに気づく。

それに、痛みのおかげで、顔が熱を持って「ジンジン」ひびく感覚、
下を向く時、顔を動かす時、歩く時にも人間は、自ずと歯を食いしばる。
言葉や笑い、無意識に出る、くしゃみや、咳で顎が、こんなに動いている。

普通に動く時は、些細な小さな動作かもしれない。
けど、奥歯とか歯茎、顎の大切さが、親知らずのおかげで分かり、
私は、自分の親知らずに、感謝してる! 

そして親知らずがあると、1本手前の歯、歯の中で一番大事とも
言われる、奥歯の、役割を阻害する。「抜く」ことを選べ、
実行できた自分を誇りに思っている。

あと1本、左下の親知らずがある。右より、楽に抜けるはず。
(右が大変なのを分かってた上で、私は右から挑戦したから)
左下を、冬休みに抜こうか、冬の予定を調整中。


2005年08月23日(火) 抜けた!

約束の時間、15分前に涼しい顔でロビーに座ってる私。
今から大手術なのに、なんでこんなに落ち着いてる(笑)

別の歯科医が、中途半端に手をつけた分、治療が大変になること、
そして自分の歯は抜けにくいこと、麻酔も効きにくい時があること
を、十分分かっており、担当医に伝えてある。→これが功を奏した。

担当医の予想所要時間は30分〜1時間。
しかし私は2時間、麻酔が途中で切れる覚悟もしていた。
(過去の経験より)

それでも私は歯を抜きたかった。痛みもしない歯を。それは、
上の親知らずを抜いたので、噛み合わせの相手がない
下の親知らずを残す意味がないことを、知っていたから。
そして技術のしっかりしていない歯科医で抜くと、顎には
神経が通ってるので、痛みが時折、残る可能性があることも。
転勤家族の私。だから誰もが薦める「口腔外科」近所に住んでいる
今、ここで抜きたかった。仕事も夏休み中だし!

治療開始! 台に座る。まず麻酔。「あ、深く打つ。しかも上手だ!」
痛みと技術を冷静に見つめる私がいる。多分、今まででベストだった。

そして、歯茎下に埋まってる親知らずの捜索から!
これに時間がかかる。(多分1時間以上)
歯茎を裂き、骨を削っていく。しかしナカナカ全体的な形が
つかめない。試行錯誤し、とうとう担当医が代わる。苦笑

やっと歯を触ってる感覚がする!
局部麻酔って不思議で痛みはない。でも、話声も全部、聞こえるし
触ってる感覚も分かる。そして、抜く作業に入っていく。
普通、歯と歯の間には隙間がある。しかし、昔、手を中途半端に
つけたため、歯茎も固くなってて隙間がない。

最後は来たよ! 「少し響きますよ〜」という声が聞こえ、
のみで思いっきり、2、3発、殴られる!
2分後「抜けたぁ。」 後ろで歯科医や、歯科助手が集まり、
「変わった形の歯だねぇ」とか、口々に言いあってる。笑
   ↑ お騒がせして、すみません。

歯茎を縫い合わせ、消毒から抜糸の予定を聞き、帰途につく。
時計を見ると5:10分。3:00ジャストに診察が始まったので、
予想通り、2時間かかった。(読みどおり!)
一週間くらいで、完治だが、どうやら3日ほど腫れるらしい。
右側は抜けたし、めでたし、めでたし!!


2005年08月22日(月)

時間が、まとまって取れる夏休み。
チャンスだと思って歯医者に行った。

実は私、親知らずが4本とも生えてきた。
上の2本は取った。完治。

しかし下の2本が強敵。
片方は、実家おかかえの歯医者で、抜こうとした。
しかし根付いてしまい・・・・・えらいことに。

麻酔が効き出して、抜き始めた歯医者が耳元で囁く。
「びくともしない。この歯」
その言葉で、私自身、覚悟を決めたが
辛いなんてものじゃなかった。

抜けないので作戦変更。
歯茎を裂き、今日はとりあえず、縦の半分だけ。
残りは後日! 麻酔が半分きれかけた・・・
のに治療は続き、辛い・・・・・

ところが3年近くたち、別の歯科で、今日初めて知らされた。
見事に、失敗してる。縦半分を抜く作戦は見事に失敗し、
上半分で「パキ」っと折れたらしい。

歯医者で、この経緯を話すと、敬遠される。
そこで「口腔外科」で、抜くことにした。

明日、3:00決行。あれほどの痛み。
痛みもしない親知らずを、望んでいく私はバカだ。

ただ、痛みは去り、消えていくもの。永遠には続かない。
だって、私、あれほど痛い思いをして抜こうとした親知らず
右側だったか左だったか、すっかり忘れている。笑 

そのため、レントゲンを一枚、余分に取った。
人間の記憶なんて、そんなものである。笑


2005年08月21日(日) 洗車のせい?

洗車って嫌い、つい雨に任せてしまう。
そのせいで、車が色あせている。

今日、初めてセルフのスタンドに行った。
洗車機が面白そうだったので
ワックス洗車をしてみる!

車がメッチャ綺麗になった(気がする)。
と、思ったのも束の間、夕方は雷雨。

「慣れないことするから」と主人に言われる。
どういう意味だぁぁぁぁぁぁぁ。

それに今日は「地震」もあった。
最近、落雷も多いし、地震も後をたたない。
これは地球の悲鳴、それとも反撃なのかな?


2005年08月19日(金) 研修、そして充実感♪

「英語力と指導力向上を目指す研修会」の最終日を迎えました。
この3日間は、本当に楽しく夢のようだった。

素晴らしい講師に受け持ってもらえてラッキーだった。
その上、6人グループのメンバーが、指導力、英語力ともに
市内で抜群の先生方。
自分がこのグループで、良いの? とドキドキしつつも、
嬉しくてたまらなかった。

休憩中も話に花が咲き、次のセッションまで、前時のリビュー
をしたり、ついつい英語で喋ってたり。笑

この研修から学んだこと。

1 言葉は「自分の気持ちを表現したり相手を理解する」ためにある。
2 「インターラクション」の場を設定することが、学習者の喜び、
  英語を勉強する動機になるかもしれない。
3 「心を開くこと」、「学びあうこと」の大切さ。

このメンバーで reunion を開こうってことで、連絡先を交換
しあった。10月上旬に、とあるカフェで、ランチするんだ。
その日を目標に頑張ろうと思う。


2005年08月17日(水) ナシゴレンを作る♪

ちょうど1年前にバリ島に、新婚旅行に行った私達。
その時に、楽しみに買ってきたものがある!

ズバリ。「ナシゴレンを作る時、ご飯を味付けるソース」
ず〜っと、取っておいたのだ!

1年ぶりじゃん。作ってみた♪

1年ぶりの味までは再現できなかったけど、香に
辛さに懐かしさが蘇る。あ〜、また作ってみたい。

ソースは、もう1袋あるけど、HPを見てたら
サンバルさえあれば、作れることが分かった。

冷蔵庫を開けると、4月にタイから帰ってきた時に
買ってきた「サンバル」が残ってるのに気づく。

また作れるじゃん! 料理が苦手なはずの私でも
ついつい楽しくなってくる。フフ
http://gourmet.yahoo.co.jp/seturl?mid=chinese&small=0103008&id=U000505


2005年08月16日(火) 自分を知ろう 〜最後の言葉〜

試してみました★ 良かったらぜひ。
http://marylou.m78.com/lastword/

こんな風に診断結果が出てくるよ♪ 私の場合


あなたが呟く最後の言葉は「壺は花瓶にも骨壷にもなるよ」

走りすぎ、過呼吸をこじらせ、死亡。(推定年令:不明)

あなた総合運 ★★★★

新しい物好きのあなたは、コンビニで新しいお菓子をチェックしたり、雑誌には欠かさず目を通したりと、情報収集にも余念がありません。そんなあなたの情報処理能力が買われて、あなたは周囲から何かと頼りにされることが多いことでしょう。現状のことに飽き足らず、常に何かを求め走りつづけているあなたが満足を覚える日はいったいいつのことやら。
そんなあなたが探し当てたものは、最期の言葉『つぼは花瓶にも骨壷にもなるよ』です。走りっぱなしのあなたは、実は地球を一周していたのでした!? バトン代わりのつぼが最期にはあなたの骨つぼに。そして、めぐりめぐって輪廻転生、つぼには花が活けられ、誰かに笑顔をもたらすでしょう。


あなたの仕事運 ★★★

情報収集に長けているあなたは、うまい話の側にいることも多いようです。これといって何かしているわけではないのですが、同僚からは『仕事のできるやつ』と羨ましがられる存在であることでしょう。しかし、うまいことはそんなに長続きはしません。努力する者は報われる、です。あなたが努力を惜しまなければ、その密やかな努力がやがて、あなたにとっての真の糧となることでしょう。


あなたの金銭運 ★★★★

つい、こまごまとお金を使ってしまうあなた。しかし、大きな買い物には慎重なので、知らず知らずの内にお金は貯まっていることでしょう。あなた自身、それほどお金に困ることはありませが、貯蓄に関心のないせいか、自分にはお金がないと思い込みがちです。将来を意識し、貯蓄運用に励みば、ますます安泰となることでしょう。

あなたの恋愛運 ★★

新しい物好きのあなたは、新しい出会いにも積極的だったりします。しかし、あれもこれもと、焦点が定まらず、せっかくの出会いもふいにしがち。時には地に足のついた行動で一人、一人、じっくりとつき合ってみては。その人の新しい一面に、うちのめされる衝撃を味わうことになるでしょう。

ラッキーワード
『長いものには巻かれたフリをしろ!』
 (酒の席で後輩に対する説教として使うとラッキー度、更にアップ


2005年08月14日(日) 兄弟だよねぇ。

主人は次男。
長男と声がそっくり。
耳の良い私でさえ、初め、区別がつかなかった。

ひとりごとで、ぼけとつっこみしてるのかと
思って、振り返ったら、兄弟で会話しとった。笑

ふすま一枚へだてて二人が昼寝中。
それが笑える。
寝てる時のむきとか、手をおく場所が全く同じ。
写真とろうかと、一瞬、マジで思うほどうけた。笑

実家の両親が、「く」の字で、同じ方向で「雑魚寝」してる
絵と、重なった。って、ことは私も・・・・
この二人と将来、同じ寝方をする・・・・・ 
やじゃぁ・・・・


2005年08月13日(土) 実家とのつきあいかた

みんな、どうしてるんやろ?

主人の実家に帰った時、食事を頂く。
一緒に料理するんかな?

いくら気持ちの問題とは言っても私は本当に料理が下手。
一体、普段、どんなものを食べてるんだろうか?
誰がやっとるんだろう? 一歩間違えると疑惑や猜疑心さえうむ。

そこで、チョット頭を使い考えた。そして決めた。
「お皿とか鍋を全部、片付けよう!」と。
ただ実家が別の県。ゴミの分別の仕方も分からなければ、
皿をおく所定の位置も知らない。

そこで主人にも、協力してもらい
食後は2人で片付けた。ふ〜
些細なことなのに、気を使うもの。


2005年08月12日(金) 偶然の産物 〜ついていた一日。〜

実家って良いね〜。ただ結婚してるし、いつまでもいるわけにいかない。

「あさってには主人の実家、京都に行かなきゃ。明日で静岡も最終日か〜。
そして、来週は新潟に帰るのか〜、」そんなことを昨日、考え、帰省してる
ことだけは知らせたくて2人の友達にメールしたら、そのうちの1人とは連絡がついた。

大学の友人で浜松に住むNちゃん。「偶然〜。明日、親子で静岡に行くのぉ。」と
約5年ぶり結婚式以来だよ。思いがけず、嬉しい展開♪

ランチは元々、約束してた中学友のNと、夕方には大学友のN家と会うことになった!!

私は何時でもOKだけど、子持ちで遠方に住んでる子と夕方に会えるのは稀。

中学友用に、結婚祝いを買おうと、妹に相談。すると、実家に、
ワイングラス「ウエッジウッド」がある。(珍しいことだよ、こんなの)
ちょうど1週間前、妹が会社から頂いたもの。友達好みだし、
これは「縁」と思い、妹の言い値で頂き、友人にプレゼント。

そして、その後、もう1つの約束、浜松の友達と、お茶してたらメールが来た。
「さっきはありがと。ちょうど主人が、お祝いでウエッジウッド
のコースターと、テーブルクロスもらってきてて超ラッキー。ありがと」
って。友達の好きそうなブランドだと思ってたけど、メッチャ偶然。

偶然と言えば、もう1個、あったんだ。ここまでくるとミラクルに近い。笑
私は昨日、2人にメールをした。1人とは連絡がつかなかった。
ところが、その子、高校、大学の同級生のYちゃん、にも偶然、会えた。

中学の友達(プレゼントを渡した子)とレストランで食事してたら、前から
「聞きなれた声」。あれっと視線を向けると、そこにYちゃんと、
子供が座った。 実は、そのレストラン、Yの家から偶然にも近かった。笑

「あー。昨日は悪い悪い。メールもらったのに返さなくてさぁ〜」ってな具
合で10分ほど、話ができたのです。なんて幸せものなんだろう・・・・

一生で一番、ついてた日かもしれない。偶然に縁に感謝です★


2005年08月11日(木) 創造力

友人の家に遊びに行く。気持ちだけなんだけど、何を持っこうかな〜。

携帯電話のキズを見て、おとといのウオーキングを思い出す。
フラフラ、友達と歩いてたとこにあった「ケーキ屋さん」に
「マンゴー」とか「白桃果肉入り」シュークリームのポスターが
あったなぁ。 と閃き、全種類違う味で、家族の人数分を購入。

足のない私のために、午後に友達が迎えにきてくれる。
「うちの子、慣れるまで人見知りするからぁ。」
ってことで、家につくまで車の中は静か。予告どおりや。笑

お嬢ちゃんは、小学校2年生。実は私、3年前に小学校に4週間
教育実習に行ったばかり。その時の担当学年が小2。
逆に慣れれば、すごいことを知ってたので、人見知りくらい気に
ならなかった。

「シュークリーム、お母さんに渡してね」って頼むと、恥ずかしそうに頷
き、冷蔵庫から、小皿と私の分の「ぶどう」も、持って来てくれた。

そのうちメッチャ和んで、「はむ太郎のビデオ」とか、「幼稚園でつくった
絵とか作品」を全部、クローゼットから持ってきてくれ、説明してくれた。

プラス遊ぼうと、「つりゲーム」をやった。
即興で、はしにビニールテープを巻き、そこにセロハンテープをはった
簡易つりざおができる。商品もつくるね〜とモールで「さくらんぼ」とか
「魚」などを活き活き作る、子供の創造力は圧巻。

母親が、「私でさえ初めて見るわ〜」と感心ししとる有様。
本当にすごかった。

帰り際、今度はいつ来るの〜っと、お気に入りのシールを交換しあった。笑
手帳用のシールを、たまたま持ってたのが功を奏した。
「たれパンダのシール」をもらった。

おとといの、ウオーキング中に携帯を落としで、大きなキズを
作った所に、ちょうど良いかも。かわいいし・・・と今も貼ってる。

友達とも、その子とも、やたら気があった。笑
おおらかで、豊かでかわいらしいお嬢さん、友達の母親ぶりは尊敬に
値する。すごいなぁ。頭が下がる思いだった。そして楽しい日でした。


2005年08月10日(水) 夫婦ぐるみの付き合い。

大学時代は、家が遠かったので、思うように会えなかったけど、
それでも縁を絶やすことなくつきあってる高校からの親友K。
初対面から、え〜、もう16年になる。

私の夢は、Kの新しい家族と、私の新しい家族とつきあうこと。
それがK、意外な人と結婚した。私の元彼の親友。

そのため幸か不幸か、私は元彼の子供の名前さえ知っている。笑
そして、むこうも、私のことを応援してくれてると思う。

話を戻して、親友Kは来月ママになる。
もしかしたら「ひろと」って名前になるかもしれない?
どんな漢字が良いかな? パパ似かな?ママ似かな??

洋人、寛人、大翔。う〜ん。主人に相談したら、
「お前が考えてどうする・・・」って。笑

そうでした。うちこそ、子供の計画、何もなかったのです。
ちゃんちゃん。 お後が宜しいようで。笑 

主人が意外なことを言った。
「なにゆうとんねん。そろそろ・・考えようよ・・」

ヘレン、絶句。とうか唐突すぎて、曖昧に言葉を濁してしまった。
ともかく、K夫妻の子、メッチャ楽しみ★ 


2005年08月09日(火) 三つ子の魂、百まで

友人とランチの予定だったが、息子さんの体調でキャンセルになる。

生後1年足らずの子供が、ただでさえ暑い日に高熱。
苦しかろ〜。会えなくて残念の前に、心配だ。

思い起こすと、私こそ、よく熱を出した。
親って子供のために、いろいろ大変と思う。

「三つ子の魂、百まで」実家に帰り、この言葉の重みを痛感。
両親に感謝すると共に、我が家のお坊ちゃんが、心配になる。
私の帰省後、家族そろってまた苦労するんだろうな・・・・・・

世の中、なかなかうまくいかない。

それにしても、いつも思う。友達のママぶりは見事。
本当に子供を大事にしてる。私には・・・まだできそうもない。


2005年08月08日(月) 下界に降り立つ。

「ヴィパッサナー瞑想」関係の友、以外と会う初日。
正直、緊張する。

10日間の瞑想で、私は変わった。
しかし、変わったのは私だけ、回りは以前のまま。
この体験を共有でもしない限り、私の気持ちは、
伝わらない。言葉を、どう使うか・・・・・

押し付けてはならない。相手のことを考えて、
そして皆が、気分良く過ごせるよう努めたい。
真剣にそう思っていた。

幼馴染2人と、ドライブをして食事に行く。
久方ぶりに帰ってきた私を気遣い、車は「いちご街道」を通り、
見晴らしの良い「日本平」へ。

キラキラ輝く太平洋に、綺麗な茶畑、そして懐かしい風景。
静岡の良い所を、バッチリ見た、帰ってきた実感がわく。

女が3人集まれば、やっぱりおしゃべりが始まる。
それは普通、けど私は「苦しかった。」
誰しも思い通りにいかないことはある。完璧な人なんていない。
親も含めて・・・ 新しい家族であれ、血を分けて
いようといなかろうと育ての親は大切な人。

目の前にいる二人が、身内の家族の悪口を、延々と話す。
事情を、ずっと聞いていた。思わず、言わずにいられない
その心中は察する。けど、言った所で、それはどうにも
ならない事実。私には、どうもできなかった・・・・・

ただ、ただ苦しかった。ほんのチョットの勇気があれば
止められたのだろうか? どんな言葉だったら友達の
硬い心に伝わっただろう。正直、分からない。

「徳のある人」「平静さを保てる心」をめざす私の道のりは
長い。思い知らされた。


2005年08月07日(日) 瞑想を終えて

10日目の瞑想を昨日、終えた。
今日は4:00に起床し、4:30から2時間の最後の瞑想。
6:30から朝食を頂き、7:30から有志で掃除をして下山。

6:30に、瞑想終了の鐘を聞き、立ち上がる。
2時間も動かさずに居た足、痛みを感じた瞬間も当然あった。
ただ客観的に見つめれ痛みは「無常」、移り変わっていく。
そんな一時的なものに、執着するのは愚か。
痛みは永久に続かず、去っていく。
事実を客観的に見つめれば、それだけのこと。

それよりも、コース全工程を終えた瞬間の自分の心がが心地よかった。
「波風がなく、安らかで優しい気持ち。」
鏡など、そばになかったが、きっと私は一生で一番良い顔をしてた。
幸せってこういう瞬間を言うんだろう。そう思った。

私は「心と体を操るヒント」、「幸せへの扉」をこの瞑想で得た。
再び、閉じて完全に忘れてしまうか、少しずつ開いていくかは自分次第。
それに毎日コンスタントにと出来なくても、一度でも、これを体感できた
この成果は大きい。 

今日、ここに来るまでに会えた人、導いてくれた人。
そして、これを読んでくれてる皆さんも、私がいるのは、皆のおかげ。
本当にありがとうございます。


2005年08月06日(土) 「聖なる沈黙」解かれる


9:00AM 「聖なる沈黙」が解かれた。

各自が瞑想を終え、ホールから外に出る。

喋っている人のそばに近づく、ドキドキする。

9日ぶりだけど声、出るかな?第一声、何て言えば良いんだろう?

そんな悩みも杞憂やった。「お疲れ様でしたぁ」の声に、

「お疲れ様でした。瞑想どうでした?」と自然に返す、自分がいる。

ただ、話すのって意外と「喉とか頭を使う」笑 のにも気づいた。

涼しそうな顔をして近くに座ってた同志、しかしよく聞いてみると

各自、辛い時もあれば、悩みもあった様子。

瞑想が「妄想タイム」になったのは私だけじゃなかった。笑

言葉を発しなくても相手を思いやる行動が取れることも体感できた。

そして言葉を使えば、相互理解がスムーズで良い関係が作れるのも体感できた。

集まってきた人の3割以上はリピーターで過去に、京都、ミャンマー、インド、

NZ、ネパールとかで同じコースを取っている。

日本語が分からない人が1人来れば、瞬時に言葉は英語に変わり、何事に

なかったかのように、皆が適応している。

それに何といっても、どの人の生き方も魅力的。皆、かっこ良すぎる★

素晴らしい同志と時間を共有でき、話はつきることない。

おかげで私は、喉をからした。笑


2005年08月02日(火) 試練

日程に従い4:00の鐘とともに起床。4:30に瞑想スタート。
ところが眠気でボー。 全く集中できず、マドロム。
気づくと鐘。瞑想終了時間の6:30。

朝食を頂き休憩をして9:00からのグループ瞑想に望む。

4日目にコースは山をむかえ本格的は「ヴィパッサナー瞑想」が始まった。
1時間のグループ瞑想では退席はもちろん、体の部位を動かすことも
許されなかった。
何があっても、ここに留まり、深く自分の潜在意識に働きかけていく、
厳しい修行への覚悟と実践を要求された。

4日目の夜に本格的なヴィパッサナーの説明を聞き、5日目から修行が
始まった。1日で体得できるはずないと、昨日は、ただただ続けた。

けど今日の午前中も駄目やった。眠さに負け、瞑想どころか「妄想タイム」
になった。自分の弱い心に直面し、途方にくれた。

辛くて逃げだそうとした。部屋から半べそ顔で、
(この時間はグループじゃないから、退席は許される。)退出し

「帰ろう、もう駄目だ。私は、これ以上ここにいても、もうできない。
誰に言う。職場なら主任だ。」そう思った瞬間、主任との約束が浮かんだ。

夏休み前日、同僚と飲みに行った。そこで私は瞑想に行くことを報告した。
主任から「3つ、1つでも良いから何かを見つけて来い」と言葉も頂いた。

私が瞑想に来るにあたって、万一の時は、先輩が不在中のことをカバーして
下さってる。回りの人の協力と好意があって初めて私はここに居る。

この瞬間に本当の覚悟ができた。
自分がなぜ、ここに来たか初心を思い起こし、再び座った。

しかし、あれほど顔を洗ったのに眠い。頭に力が入らない。
指示通り強い呼吸をしてみる。

すると欠伸が出る。あ〜頭に酸素が送られていく。
そして集中。体の各部位に意識を集中し、意識をできる限り動かしていく。

うまくいかない。その時は、うまくいかない事実を受け入れる。
あ〜、また眠気が、欠伸が出る。
そして、イライラせず、集中してる自分が居た。

足が痛い。あぐらとはいえ、1時間も動かなければ痛いのは当然。
けど、その痛みも客観的に観察してみる。右足がしびれる、左は大丈夫。
そんな観察をしているうちに痛みは去ったり、やってきた。

そして11:00.瞑想終了の鐘がなる。
「集中できた!」安堵で笑みがこぼれる。

そして昼食。食べ物を口に入れ、口に広がる味、喉や内臓を伝わる感覚を
客観的に見つめながら食べ物を頂く。

食物という「養分」を取らないと体は動かない。
「食べる」とは体を維持させ活動を生む原動力。
食べる分量で、眠くもなるし、少なすぎても活力が湧かず、駄目。
改めてそう感じ、分量を調整し、感謝しながら、手を伸ばして口に運ぶ。

そして仮眠を取り、午後の瞑想に備える。
食べ物だけじゃない、睡眠もそう。
睡眠とは、目を閉じ、体を休め、次への活力を産む活動。

1つ1つの動きや、感覚にも意味があるのを体感し始めた。

おかげで、午後のグループ瞑想は朝とは見違えるほどできた!
たかが半日、されど半日。一番、辛い日だった。
しかし、自分と、真剣に向かいあった。 

その結果、この数日間で集中でき、物事を客観的に見れるように
前進している。加えて、穏やかな心をチョットずつ保ててるように
なってきた。

体内の不純物の一部が消えてなくなった瞬間も何度か味わったた。
肩こりとか体調も、良くなったかも?

辛かった6日目。しかし今日、私は何かを越えた。
見つけたのかもしれない。


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