先日、自らのステップアップのために、パートから契約社員になる試験を受けました。
日常の業務の合間に、研修を受け、数値の勉強、社内規範の勉強、その他もろもろを勉強し、こんなに勉強するのは、教習所の指導員のとき以来、と言うくらいの勉強振りで臨み、結果を待つこと1ヶ月近く。
無事、合格いたしました。
当初、あるかもしれないといわれていた、店舗異動もなく、部門変更もなく、業務は今までと何ら変わることはないのですが、時給から月給へ、また、完全なシフト勤務に変わります。
周囲の方々には、まるで我がことのように喜んで頂いて、当の本人は、なんだか置いてきぼり食らったかのような感じです。
やっぱり、完全なシフト勤務になることの不安や、今まである程度目をつぶってきてもらっていた仕事内容も見直さなければならないでしょうし。
それでも、もう一歩踏み出してしまったので、後は前を向いて歩いていくだけなんですよね。
あたしのマイは非通知です。
90000アクセス、そろそろだなあと思って見に来たら、自分で踏みました。…orz
ほそぼそと続けます。
いつもありがとうございます。
あたしのマイは非通知です。
14年前の今日、外はあいにくの雨で、ただでさえ冷え込むその部屋で、遠のく意識の中、寒さに震えながら一向に進まない状況にうんざりとし、このまま睡魔に身を任せたいと思うのだけれど、時折おとずれるかすかな痛みに、現実に引き戻され、ただひとつ願うのは、早く休みたい、ということのみで。
ああ、あたしは母親として失格だな・・・
苦しいのはあたしだけではなく、
今まさにこの世に出ようとするこの子とて
苦しいのに・・・
薄れていく意識の中、そんなことを思い、それに呼応するように突然おとずれた排泄感とともに、娘が生まれた。
感動の対面は、疲労困憊し、血圧の低下からなのか、寒くて眠くてたまらないあたしには現実感がなく、ああ、これでやっと眠れるんだ、と、かすかに聞こえる雨音と、娘の産声を聴きながら、そのまま意識を失った。
あとから思うと、あのときのあたしはそれなりに危ない状況だったのではないだろうか。
前夜の破水から始まり、延々と続く弱い陣痛に、体力は消耗し、15時間という分娩時間。分娩台の上で点滴を打たれ、とにかく身体の中から冷え込むような寒さと、尋常でない眠気とに見舞われ、お願いだから早く眠らせて、と祈るような気持ちでいた。
子どもが生まれた日、というのは、子どもにとってはもちろん、母親にとっても第2の誕生日だとあたしは思っている。
母親としてスタートを切ったその日。
だから、おめでとう、という言葉とともに、ありがとう、と心の中で思うのだ。
あたしのマイは非通知です。