ここのところ、何か時間が足りなくて、何でこんなに忙しいんだろうと、ふと休憩時間に思い立ち、こんな計算をしてみました。
1ヶ月=24時間×30日=720時間
1ヶ月の労働時間=平均120時間
労働以外の時間 720−120=600時間
1日の平均睡眠時間 8時間
1ヶ月の睡眠時間 8×30=240時間
労働以外の起きてる時間 600−240=360時間
360÷30=12時間
つまり、この12時間と言うのが、あたしに与えられた平均自由時間のはず、なんだけど、12時間のうち、掃除、洗濯などの家事に当てられる時間は大体平均して2時間くらい、では、残りの10時間と言うのは一体何に使っているのだろう。
その10時間の使い道を考えて見たけれど、こういった時間もさほど割いていない昨今、全く思い浮かばず、と言うことはひたすらボケ〜ッとしているのだろうか。
そう考えたら、なんだか自分がとてつもなくだめな人間なような気がしてきて、ちょっと凹んだけれど、まあ、考えてもわからないことに時間を割くのももったいないから、やめました。
平均、と言うことだからね、当然、8時間働く日もあれば、6時間の日もあるわけで。
それでもやっぱり計算が合わないのは、あたしがまるで算数ができないと言うことの証明にもなっているのかもしれない。
あたしのマイは非通知です。
腫れた頬の痛みに苦しみ泣く我が子を見て、かわいそうに、と思い、過去の自分の経験から、その痛みを慮ることは出来ても、彼の経験している真の痛みを知ることは出来ない。
人の立場に立って考える、とか、そう言うことも、やはり、自分の経験から想像することしかできないのであって、実際のところは当人にしかわからない。
それと同じで、自分を理解してくれるから、と言う理由で、誰かに依存しても、100%の理解はあり得ない。
誰かのために何かをしてあげる、と言う考えもまた、間違っているのだろう。してあげる。それはただの思い上がりもいいところだ。
本当に誰かのために、と思うのならば、してあげる、のではなく、したい、になるはず。
人は生まれたときからひとりだ。自分の痛みは自分だけのものであって、誰かに聞いてもらうことや、それに対して助言なりをもらうことは出来ても、答えを出し、決めるのは自分自身だ。
苦しんでいる人をサポートすることはできる。傍にいて、ただ見守るだけしか出来なくても。
あたしのマイは非通知です。
ただいま母親モードにつき、育児ネタ連発。
懐かしいですなあ、以前の日記のようだ。
(ここじゃ見られません。封印してあるので、あたしすら探さないとなりません)
連日の暑さのせいか、梅雨の湿気のせいか、息子がとびひになってしまいました。とびひって言うのは、黄色ブドウ球菌と言うその辺にいる細菌が感染しておきるもので、虫さされを掻き壊したりして、それが水ぶくれになり、体中に広がっていくものです。これになると、まずはイソジンで消毒をして、それから塗り薬を消毒したガーゼに塗り広げ、シップみたいに貼り付け、包帯でぐるぐる巻きにして、他に移さないようにしないといけません。
1日1回でいいとはいえ、全身に広がると、手間隙かかって面倒です。ので、今回は発見と同時に病院に行きました。発見が早かったためか、症状も軽く、広がることもなく治りつつあります。
やれやれ、ほっとしたのもつかの間。
今朝、いつものように朝の支度をしていたら、耳が痛い、と言いはじめ。
顔を見ると、耳の下が心なしか腫れている。
今度はおたふくですか?
全く次から次へといろいろと病気をもらってくるもんだ。まあしかたないね、幼稚園から小学校にかけていろんな病気をもらってきて、段々丈夫になっていくんだもん、と、病院に連れて行き薬をもらう。しばらく幼稚園はお休みだ。そのまま夏休みに突入しそうな雰囲気。
そして、午後からは仕事。今日はゆーじくんも、クッシーも、みぽりんもいない。パートもあたしのほかに一人いるだけ。頼りのバイト、S野君もいない。週末のセール準備もある。発注もしなければならない。当然休めない。
昼過ぎに出かけるときにはまだ熱もなく、それなりに元気だったので、義母にお願いして出勤。
くれぐれもここでかわいそうに、と言わないこと。
大体、世の中、これだけ働いている母親がいれば、子どもが病気になったとき、よほどの重態でない限り、休まず仕事に行く、と言う人も多いと思うが、一般的にまだまだそれは許されない行為、と言う認識が強い気がする。父親は休まないのにね。母親が休んで然るべきって言うのは、どうにも納得行かない。いったん外で仕事をするとなれば、それ相応の責任は発生する。それを母親だからと言う理由だけで、免除されるはずはないとあたしは思うんだけど。
子どもが憎いわけでも、心配でないわけでもない。それでも働かなければならない理由は人それぞれだし、そのことで人様からどうこう言われるのはたまりません。
今日もついうっかり、息子がおたふくなんだと言う話をしたら、露骨にいやな顔をされた。何で休まないの、って。
看てくれる人がいるのだから、それで良しとしなければ、絶対に働くことなんて出来ない。後ろ髪がどんなに引かれて伸びきってしまうほどだって、行かなければならない時って言うのはあるんだから。
さて、出勤して、ひたすらいろいろな作業をこなし、その最中にもバイトちゃんとの絡みなどもあって、怒りモード炸裂、カトー君に散々愚痴こぼし、定時にきっかりとあがり、必死に帰宅。どんなに腫れてるかちと楽しみだった息子の顔は思ったほどひどく腫れることなく、ただ、熱だけが、かなり上がってしまっていました。
明日は公休日。ひたすら看病になるんでしょうな。
あたしのマイは非通知です。
2002年07月10日(水) |
やってはいけないこと。 |
娘の幼稚園からの友達のお母さんから、夜遅くに電話がかかってきた。
「ごめん、こんな時間に。実は相談があるんだけど」
夜遅くにかけてくる相談なんてろくな話じゃないな、と正直思い、話を聞くと、子どもが見慣れない消しゴムを持っているという。どうしたのか、と聞くと、急に顔色が変わって、さらに問いただすと、お店から黙って持って来てしまった、と言う。しかも、そのとき一緒にいた妹に「誰にも言っちゃダメだよ」と口止めまでしたと言う。ついては、その消しゴムを持って、親子でお店に謝りに行こうと思うのだけれど、どうだろうか、と言う相談だった。
彼女にしてみれば、子どもが黙ってお店のものを持って来てしまい、さらにそれを妹に口止めした、とすると、悪いことをしている、と言う意識がある確信犯であると言うことが相当にショックだったらしく、同じ親としてみれば、その気持ちは察するに余りある。
実は私にも似たような経験がある。とはいえ、それはまだ娘が3歳の頃の話。
娘は3歳になると、テレビでよく見ていた、「はじめてのおつかい」にあこがれ、一人で三輪車に乗っては近所にあるデイリーストア、って言うんでしょうか?そう言ったお店に毎日のようにお買い物に行っていた。たいていは「ママに」といってブリックパックのお茶、とか、20円くらいのゼリーとか、なんてことのないものを買ってくる。お店の人とも顔見知りだし、実は一人で行く、と言っても、まさにテレビと同じように、陰でこっそり、娘には気付かれないように、ついて行っていた。
その日は、いつもと違うお店に行くと言って聞かず、少し遠いこともあって、心配だったが、例によって物陰からこっそりとウォッチング。そのお店は個人の商店がいくつか集まっているところで、入り口に近いところに、お菓子屋さんと薬局がある。娘は最初お菓子屋さんでお菓子を見ていたのだが、何を思ったのか、薬局のほうに行った。離れているので、店内の様子までは良く見えない。いつもより時間がかかっているなあ、と思っていると、娘が、むき出しの商品を持って半ば固まった表情のまま戻ってきた。私がそこにいることを娘は知らなかったから、私の姿を見た瞬間に、驚いて立ち止まる。
いつもなら、
「何でママここにいるの?おうちで待っててって言ったじゃない」
などと怒るはずの娘が、無言のまま立ち尽くしている。もしや、と思ったが、しゃがんで娘の目を見ながら問い掛けた。
「どうしたの?今日はそれ買ったの?」
娘の手にはアンパンマンのお風呂用スポンジ。それを買うだけのお金は持たせていない。
娘は無言のままかぶりを振り、涙ぐむ。
「もしかして、お金払わないで持ってきちゃった?」
そう言うと、堰を切ったように泣き出す。
「お金をね、はらおうと思ったんだけどね、お店の人がいなくてね、どうしていいかわかんなくて持ってきちゃったの」
泣きじゃくりながら事情を話す。
どうしたらいいのか。
まだ小さいから仕方ないねえ、とあとで私だけが謝りに行き、お金を払ってお詫びすればすむのだろうか、それとも、娘も一緒に行き、謝らせるのがいいのか。
当然、後者を選んだ私は娘の手を取り、お店に向かう。
「お店のものをお金払わないで持って来たらどろぼうになっちゃうんだよ。どうしていいかわからないときは近くにいる大人の人に聞いていいんだよ」
と、道々話しながら行く。
娘は泣きじゃくってはいたが、うなずきながら話を聞いていた。なんとなくでも自分がしたのはいけないことだとわかったのだろう。
お店につき、事情を説明し、娘と一緒に謝ってお金を払う。
家にもって帰ってきたアンパンマン。しばらくそれを見るたびに、胸が痛んだものだ。
娘の場合と、その子の場合とは明らかに状況や、事情が違うと思うが、やったことは同じだ。
今回は結局、電話で連絡してからお店に行って謝ることになった。
そのほうが話が通っていて、いやな思いも最小限ですむだろうと思ったからだ。
心配なのは、なぜ、その子がそう言うことをしてしまったのか、と言うことだ。魔がさした、とか、好奇心から、と言うにしても、原因がわからないと、またいつか同じ事をすることになるかもしれない。そして、それはうちの娘にもありえることなのだから。
あたしのマイは非通知です。
今のHNにしてから、3ヶ月。自分的にはすっかりなじんでしまいましたが、ネット始めたばかりの頃からのお付き合いの方たちにはきちんとご挨拶しなかったこともあって、ぴんと来ないのでは、と思います。HN替えたことによって、サイト名の変更まで余儀なくされ、自業自得、とはいえ、我ながら本当に行き当たりばったりの計画性のなさを思い知らされました。
で、思いつきで替えたHNと、サイト名でしたが、全く同じHNで全く同じサイト名の方がいらっしゃると言うのをたまたまある日検索していて見つけてしまって、これはきちんとご挨拶したほうがよいのかどうなのか、悩みましたが、真似したわけでもないので、そのまま放置です。まあ、ご挨拶したところで話がややこしくなるのは必至ですので、陰ながら応援、と言うことで。
そして、その昔、ネット懸賞に燃えていた頃の名残で、メアドを不必要に複数持つあたし。プライベートで使うアドレスは大胆にも本名なので、しかも、その本名って言うのは多分日本中捜しても同姓同名の人はいないと思われるものなので、間違いメール、とかって言うのはなかったんですが、最近ちょい野暮用でとったセカンドメールのアドレスに、間違いメールが届くようになりました。
いつものようにメールチェックしていると、見知らぬ人からのメールが。添付もないし、とりあえず見てみると。
「○○の掲示板見ました。どんなお話をしましょうか?」
とかなんちゃらいうメール。
あたし、ポータルの掲示板、最近利用してないし、大体、このメアドって言うのは本当に限られた人しか知らないもの。どこかに公開したことはないし、全くもって不可解。あんな公の場にもしあたしのメアドがさらされているのなら、何とかしないとならないし、と思い、その人に返信メール。
「全く心当たりがないんですけど?○○の掲示板って、どういうことですか?」
律儀なその人からお返事メール。
「○○の『男のメル友募集』って言うところにアドレス載ってますよ。誰かのいたずらでしょうか?」
早速そこを見に行くと。
なるほど。人には知られていないあたしのもうひとつのHNとともに、メル友募集の書き込みが。
怖くなって見てみると、アドレスがほんの1字違い。送った人のミスじゃん。
やれやれとほっとして、再び返信。
「掲示板見てきました。アドレスが違っています」
すると再び返信。
「大変失礼しました。不愉快な思いをさせて申し訳ありません」
この人はいい人だ。メル友募集なんてあまり良いイメージのないあたし(偏見)、それでも、これだけ礼儀をわきまえてる人がメールくれるなら悪くないかも。
やれやれ、と思ったら、再び違う人からメールが。
「掲示板見たよ。これからよろしくね」
うーん、、、無視してもいいが、人の出会いを邪魔するのもなんかな、とか、余計なお世話で再び返信。
「アドレス違いです」
すると、
「ほんとに別人なの?」
何でウソをつかんといかんのじゃ。
やれやれ、それにしてもそそっかしい人が多くて困るよ、と、思っていたら、またしても違う人から。
「おはよう、○○チャン。これから仕事です。○○チャンはいくつなのかなあ?もっといろいろ話そうね」
とかなんとか、実際はもっとヤル気満々の雰囲気のメールが届く。
ウゲエ、勘弁してくれ、と
「間違って届いてます」
と返信。また返事がきてもややこしいので、受信拒否。もちろん、今までの人も受信拒否です。
にしても。
しばらくの間、こういうあたしにとってはスパムなメールが届くことになるのでしょうか?
あたしのマイは非通知です。
2002年07月08日(月) |
見えないものを見る。 |
巷はボーナスで潤ってるのでしょうか?ここのところすごく混んでます。ついうっかり甘く見て発注をいつも通りにしていたら、子どものサンダルが品切れ続出。売り場がらんとして、嬉しいけど、困っています。
ボーナスなんてもう縁がなくなってから、一体どれくらい経つのでしょう。一応、サラリーマンなのにね。やれやれ、と身の不運を嘆いても致し方ない。毎日人様の金勘定に明け暮れ、少々厭世観漂ってまいりました。
いいのさいいのさ、あたしもカード会員募集キャンペーンで、インセンティブもらったもんね。1000円だけど。(涙)
昨日のこと、目の不自由なお客様がご来店された。いろいろと買いたいものがあると言うことで、まずは帽子と、ウォーターシューズをご案内。
初めての経験で、正直緊張の極致。見えないものを、いかに具体的にイメージしてもらえるか、と言うのはとても難しいことだ。
売り場を手をとりながらご案内して、一つ一つの商品を手にとっていただき、
素材、形状、色などを説明していく。説明する最中、どうしても身振り、手振りがついてしまうが、それは当然何の意味もなさなくて、自分の言葉による表現力のなさにむなしくなる。
見えないことで、どれだけの情報がその指先から伝達されるのだろうか。指先でたどるだけで、大体の形状を把握される様は私から見たら驚きだ。
普段、見えているのがあたりまえな生活をしていると、多分かなり視覚からの情報と言うのを頼りにしているのだろう。例えば、明るい昼間には気付かなかった花の存在を、夜にその香りで気が付くことがある。昼にはあまり感じなかった花の香りが夜になると感じられるのは、視覚から来る情報が限られることで、嗅覚が敏感になるからなのだろう。
見えないものを見ようとするときには研ぎ澄ませた感覚が必要になる。
見えないものを相手に伝えようとするときにはありとあらゆる言葉を尽くさなければ伝わらない。
そう考えると、言葉によるコミュニケーションの基本に立ち返るようで、とても貴重な経験をさせていただきました。
結局、途中で違う売り場にご案内したので、そのあと何か買われたのかどうか、まではわからないんですが、始終楽しそうにされていたのが印象的でした。
「いろいろあって、迷っちゃうわねえ」
笑顔でそう言われ、買い物を楽しんでる、と言った風情に、もしかしたら、買い物そのものよりもコミュニケーションそのものを楽しまれているのではないだろうか、と思えたり。
買っても買わなくても楽しんでもらえたなら、接客したほうとしては本望です。
にしても、我ながら自分のボキャブラリーの少なさには本当に情けなくなりました。まだまだがんばらねば。
あたしのマイは非通知です。
息子が幼稚園から笹飾りを持って帰ってきた。折り紙で作ったかわいらしい織姫と彦星に、願い事を書いた短冊。
どれどれ、、、と見ると。
「かめんらいだあになれますように」
うーむ。。。実に子どもらしい(男の子らしい)願い事だけど、仮面ライダー自体あんまり見てないんだけど?
子どもが通っている幼稚園では、毎年七夕が近づくと、年長さんが大きな笹飾りを作り、近くのデイケアセンターにプレゼントしに行く。大きな笹飾りを子ども達が運んでいくのだ。デイケアセンターに通うお年よりは体が不自由だったり、少しボケてしまっていたりするのだけれど、子ども達の訪問を心待ちにしてくれているらしい。笹飾りは七夕の日までセンターに飾られる。
娘のときは毎日徒歩で通園していたので、毎日必ず、センターの前を通っていた。娘は自分達が作って運んだ笹飾りを見ては誇らしげに、作ったときの話や、運んだときの大変さ、お年寄りたちとの交流について話して聞かせてくれた。
七夕の翌日。いつものようにセンターに差し掛かると、裏口にゴミ収集車が止まっている。とっさに「困った」と思った。ゴミ収集車には娘達が作った笹飾りが、飲み込まれようとしているのだ。さりげなく娘の視線をそらせようと思ったが、間に合わず、収集車に飲み込まれていく笹飾りを目の当たりにして、娘の表情は凍りつく。
「何で捨てちゃうの?」
もっともな疑問だ。自分達が一生懸命作って運んだ笹飾りを、七夕が過ぎたから、と言って、普通のごみと同じように廃棄してしまう、大人の私ですら抵抗があった。
「七夕が終わっちゃったからね・・・仕方ないんだね・・・」
としか、言ってあげることが出来なくて、なんだかとてもやるせない気持ちになった。
「ママもなんか願い事書いてよ」
と娘に言われ、何を願おうか、と考える。
「あーちゃんはなんて書いたの?」
と、娘の書いた短冊を見ると、
『バレエがうまくなりますように。トウシューズがうまくはけますように』
なるほど。
では私はなんて書こう?
『みんなが健康でありますように』
それから、
『作文がうまくなれますように』(笑)
何はともあれ、周りの人全てが笑顔でいられますように。
あたしのマイは非通知です。
疲れがたまってきて、体調もあまりよくなくて、そうすると物事もいろいろとうまくいかなくなったりして、そのことで精神的にあまり良い状態とはいえないようなとき、そう言う時って言うのは、周りの人にはできればなんとなく察して欲しい、と思うのはわがままだったり、こちらの勝手だったりするのでしょうが、それでも。
例えば、いつもより1時間早い出勤時間で、あわただしく支度をしているときに、出かける時刻はとうに告げ、送ってくれるというので、こちらはそれなりの心積もりでいて、出かける時刻が近づいてきているというのに、全く出かける準備が整っておらず、それなら送ってくれなくても良いから、のんびりしていれば良いじゃない、と言ったにも関わらず、なおも送るというので、支度しながら待っていると、その支度のジャマになるようなことばかりされ、あげく、あまりのジャマさ加減、はかどらない支度に痺れを切らして、ついうっかり小言を言えば、他に何も用事がないのにも関わらず、まだのんびりしていたいのをこんなに急いで支度して送ってやってるのに、と言うような嫌味を言われ、こちらとしては頼んだわけではなく、そちらが自主的に送ってくれるというから、それではお願いします、つきましてはこの時間には家を出たいので、それまでには支度してくださいね、と言う申し入れをしただけなのに、そのことでなんでこんな風に言われなくてはならないのだろう、と心底腹が立ち、情けなくなり、もう2度と送ってくれなくても迎えに来てくれなくても結構です、と言い渡し、クルマを降りるときに「さようなら」と言い残し、ドアを閉めると、派手にアクセルの空ぶかしをして走り去る夫を、許せないという想いよりも、やっぱり私が何かいけなかったのだろうか、とそれから仕事の最中も延々と考え続け、悔しくて悔しくて、涙ぐんでしまいそうになって、休憩時間に読んだ本がなぜかそう言う気持ちに拍車をかけて、人知れず涙を流したとしても、それはやっぱり私のわがままでしかないんでしょうか?
いつもなら今から帰ると言う電話をするのも、今日はこちらからはしないで、何も言わずに帰ってやろうかと思ったら、留守電にメッセージが入っていて、どうやら迎えに来ているようなので、店内を探すと子ども達となにやら買い物の最中で、やっぱり腹の虫がおさまらないので、
「お忙しいところ迎えに来ていただいて申し訳ありませんでした」
と言ってやると、
「ただ買い物に来ただけ」
とかぬかしやがる。
むかつくむかつくむかつくので、娘に援護射撃を頼むと快く攻撃。
「今朝のパパは確かに感じ悪かった」
ほ〜っほほほ。
「そうだよね、そうだよね、ママは悪くなかったよね?」
と子どもに同意を求めてる自分も情けなくもあるが、この際攻撃できるのなら、味方は一人でも多いほうがいい。
帰りのクルマの中でも散々攻撃し、反省を促す。もう段々と、どっちが良いとか悪いとかじゃなく、言い負かすことに意義がある状態。
しまいには論点そのものよりも、いかに子どもが味方につくか、と言う低レベルな戦いになり、娘から、
「いつもお仕事がんばってくれてありがとう。いつまでも元気でいてね」
と言う立派な手紙をもらって、あたしの勝利。
きっと、人から見たらくだらないんでしょうな。
あたしのマイは非通知です。
今週に入って、あまりの肉体疲労に、せっかくのお休み、子どもが帰ってくるまで昼寝でも、と思ったが、年中無休でフル活動中の身としてはそう簡単に昼寝をすることは許されない。たまには一人でどっか行って、何にもしないでのんびりしたいもんだ、と思います。
本日は横浜までショッピングに行ってまいりました。
え?遊んでるんじゃん、て?いいえ、そうじゃないんです。
あたしの愛娘は幼稚園からバレエを習っているのですが、いよいよ憧れのトウシューズを履くことになったんです。今までの地道な練習の成果で、冬の発表会ではトウを履いて踊るんです。本人には言ってませんが、たいしたもんだなあと思います。舞台に立てばきちんとスマイルできるし。あたしには真似できんよ、ほんと。
で、それはさておき、トウシューズを履くときっていうのはつま先をカバーするトウパットと言うものをつけるんですが、次回のレッスンまでにそれを用意してきてね、と先生に言われ、横浜にあるチャコットに買いに行くことになったと言うわけです。
めんどくさいよなあ、土日にパパとでも行ってもらおうかなあ、とか、思ったりもしたんだけど、余計なもの買ってこられてはかなわないし、たまには一人で横浜に出るのも悪くない、と、電車に乗って行ってきました。
時はバーゲン。横浜につくとすごい人です。せっかくだからさっさと用事を済ませて、その辺でも見ようと、まずはチャコットへ。難なくトウパットを見つけ、今日の目的は果たした。さて、ではまずは高島屋でも見てこようかね、と行って見るが、これまたすごい人人人。。。一気に気持ち悪くなり、すごすごと地下街へ向かう。
その昔、あたしが横浜で働いていた頃とそんなに大きく変わったわけではないのに、なんだか久しぶりにくるとすごい違和感がある。あたしが住んでるところもそれなりに都会ではあるのだけれど(笑)、どこからこんなに人がわいてくるのかと思うほど、人で溢れ返ってる。
久しぶりに有隣堂を覗いたり、地下街で服を眺めたり、リーガルショップで靴を見たり、しばしぶらつく。足のマッサージとか、韓国エステ、とか、なんか微妙に誘惑されるものがあって、のほほ〜んとしていると、時刻はちょうど12時になり、おなかも空いたしそろそろ帰ろうか、と思っていたら、不意に声をかけられる。
「あの、すみません」
振り返ると、気の弱そうな、おやぢが一人。
「よかったらちょっとお茶でも飲みませんか?」
・・・ハイ?
これは、俗に言う、
ナンパですか?
自慢じゃないですが、あたし、生まれてこのかた、○年間ナンパと痴漢されたことってないんです。一応見た目普通だと思うし見方によってはそれなりだと思うんですけど(をい)、過去、もてなかったかといえば、それなりにもてた時期もあったんですが、ナンパと痴漢だけはされたことってないんです。
それが、初めて声かけられて、その相手が、おやぢ、とはっ!(涙)
なんかね、もう一気に疲れが出て、駅のところで、ステラおばさんのクッキーなんて買って帰ってきちゃいました。
ダイエットは明日から。
あたしのマイは非通知です。
昨日の疲れを引きずり出勤。本日は商品の値下げ、発注、ならびに週末セールの準備、限られた時間の中、レジ打ち等のスケジュールもあるので、1日の流れを確認しないと、と、出勤してすぐ、スケジュールの確認。
ふむふむ、、、13時からレジ、そのあとはフリー、と言うことはこの間に発注に取り掛かり、フリーになったら値下げをして、、、と、考えながら、スケジュールをおっていくと、
「15時 草取り」
・・・は?
うちのスーパー、先日のカート磨きもそうですが、実にいろんな仕事があるもので。本日は前回免れた、草むしりの作業が。。。
えぇ〜っ!!・・・今日は横浜はすごい暑いのよぉ。。。天気もいいしぃ。。。
と言ったところでどうなるわけでもなく、言って無駄なら、黙って行こう、と集合場所に行くと。
みんな完全武装してるじゃあないかあ。
あたしだけかい、普通の制服で来たのわ(涙)
手渡された軍手と鎌、頭には麦わら帽子をかぶせられ、レッツ、草むしり。(涙)
まあ、今日は風があったからまだよかったものの、1時間黙々と草を取っていると、いくらなんでも暑いし、腰は痛いしで、結構な難行苦行だったり。
作業が終わる頃にはぐったりとして、16時からの休憩にはひたすら体の痛みに耐えていました。
休憩を終え、売り場に戻って発注の続き、やれやれと息つくヒマもなく、セール準備にかかる頃には上がる時間までちょうど1時間。
今回、レイアウトすら何にも支持されず、ゆーじくんからは
「任せる」
の一言で、任されてしまった売り場作り。1時間の間に完成するのかっ!!!?
汗かきまくり、般若のような形相で、奮闘すること1時間。なんとかかんとか最後の作業をS野君に任せ、無事、帰ることが出来ました。
も〜お、クタクタです。
当然、今日も飲んでますよ。ええ。
本日は梅酒を造るべく買ってきた焼酎。余ったのをぐいっといきました。
ええ、べろんべろんです。
え?
いつもと変わらない?
ここまで書くのに、何度打ち直してるか。すごいミスってばかりです。
だからと言って誤字を探してあたし宛に報告するのは勘弁してくださいね。
あたしのマイは非通知です。
水曜日って言うのは、セール初日であったり、納品品出しの日であったり、それはもう、忙しい日なんですが、最近、ゆーじくんは労働組合の仕事が忙しく、本来の業務よりもそっちに重点がおかれているため、そのぶんのしわ寄せは、あたしに来るわけで。
なんかね、水曜日はど〜ん、と疲れるんですわ。
そんなときの二人の会話。
「うらら、いつも苦労かけてごめんよ」
「ううん、ゆーじ、ゆーじのためならがんばる」
「ありがとう、うらら。愛してるよ」
「わたしも。ゆーじ」
などという、ぬるぅいザレゴト繰り出す気分もだんだんと薄れ、最近では、
「うらら、いつも苦労かけてごめんよ」
と言われたら、
「ほんとだよ。全く(怒)」
とにべもなく返すようになってきました。
いや、まじで疲れるんだって。最近水曜日の疲れが半端じゃないような気がするのよね。
まあね、仕事だから仕方ないんだけど、こういう時にきちんとフォローしてくれるようなバイト君なり、バイトちゃんと言うのが必要になります。
幸い、バイト君たちには恵まれており、S野くんは現在一部商品の発注も任されており、頼りになるし、最近年収の調整(働きすぎで扶養の範囲越えそうなんだと)で休みが多いカトーくんは、以前からべた褒めしてるように、年にそぐわぬ仕事振りでこれまた頼りになります。そのほかにも2名男の子がいますが、その子達も言われたことは忠実にこなしてくれるので、頼りになります。
が。
問題はバイトちゃん。
性格は悪くないんだけど、どうしたもんだか。(過去のエピソードはこちら)
お客さんから長靴の在庫の確認を頼まれ、バックルームに向かったのはよいが、何分経っても帰ってこない。キャラクターだし、わかりやすいから、サイズがあってもなくてもすぐに戻ってこられるはず、なんだけど、帰ってこない。
待ってるお客さんがじりじりしてる。
ちょうどバックルームにクッシーがいたので、電話して、様子を見てもらうと、商品ひっくり返して、それを片付けていたらしい。(汗)
で、見つけた長靴を手に売り場に戻ってくると。
「頼んだの14センチなんだけど?」
彼女が手にしていたのは16センチ。
なぜ?(T▽T)
前日に至っては、セール準備の品出しで、陳列棚に後は箱を剥くだけの状態で商品を並べ、そのまま並べておいてね、と、指示したゆーじくん。
終わって見に行くと。。。
全然ばらばらじゃん!(愕然)
疲れがたまるのは、こんなことも一因ではないか、と思ったり。
ま、そんなこんなで、夕べはワイン飲んでぐったりと、なんもする気力なく、寝てしまいました。
ので、本日遅めの更新となりました。
あたしのマイは非通知です。
2002年07月02日(火) |
今日はマニアックかもしれない。 |
午前中、ぼんやりとして、ついうっかり、買い物に行くタイミングを逃し、息子の幼稚園バスがくるまでの時間、何をして過ごそうかと思い、とりあえず、新聞でも読もうか、と、お約束のTV欄から入ると、メジャーリーグの中継、しかもドジャース戦じゃん。一応、野茂のファンであるあたしとしては、せっかく時間もあることだし、せっかく気が付いたことだし、時間的にもちょうど息子の迎えに行くまでの空き時間にぴったり、ということで、迷わず、TVのスイッチオン。
本日はダイヤモンドバックス戦。
ダイヤモンドバックスといえば、“ビッグユニット(巨大な怪物)”こと球界屈指の左腕と言われているランディ・ジョンソンがいるチーム。彼との投げ合いというだけでも見ものだ。
身長207センチという長身から剛速球と、高速のスライダーを繰り出す。現役最高の奪三振マシンと言われている。
今日も好投を続けていた彼から、この日初のヒットを奪ったのは野茂。ここから試合の流れはドジャースに変わる。
ショートのイズツリス、彼をはじめ守備も堅い。
7回。ダイヤモンドバックス、エラーが続き4点目。もしや完封?と言う期待が。
しかし、8回を投げきったところで交替。替わってクワントリルがランナー2人を出し、まさかのピンチ。ここで抑えのエース、ガニエが登場。30セーブ目を挙げた。この時期での30セーブってすごいんじゃないでしょうか?
これで、ドジャースは2位のダイヤモンドバックスに2.5ゲーム差をつけた。
野茂も今シーズン9勝目、しかも、今日勝って7連勝。
なんか久しぶりにいい試合を見た気がします。勝つための条件を全てクリアした試合運び、とでも言うんでしょうか?
見始めはそんなに力入れて見ていたわけではなかったのに、気が付いたら、TVの前で、「よし!」とか、「いけ!」とか、一人叫んでいたり。
途中解説のマッシー村上が、
「あのジョンソンからヒット打って投げ勝ったって将来自慢できますよ」
って言ってたけど野茂は自慢するためにプレイしてる訳じゃないし、自慢することもないと思う。
根っからの野茂ファンである夫の帰宅後、
「いやあ今日の試合はLIVEで見ないと。いい試合だったなあ〜」
と自慢げに言い放ってやりました。うけけ。
あたしのマイは非通知です。
接客業のいやなところは、いわれのないクレームを受けるとき。いや、向こうにはいわれがあるのかも知れんが、こっちには全くもっていわれがないんだから、どうにもならない。
先日のゆーじくんの災難もそうだけど、本日、それは一本の電話から始まる。
外線からの電話は、いったん交換を通してからつながれるのだが、交換から告げられるのは、単にどういう用件でかけてきたか、という短い伝言のみなので、実際に話してみないと、どういう内容なのか全く見当がつかない。
「お客様から、紳士靴に関するお問い合わせです」
と爽やかに取り次がれ、話した相手は。
「2,3日前に、そこで靴買ったんだけど、サイズが合わないんだよ」
「こちらで購入の際には試し履きなされてますか?」
「ああ、履いたよ」
「・・・」
履いたのなら、サイズが合うかどうか納得して買っていったんじゃ?と思ったけど、ぐっとこらえて、
「もしどうしてもサイズが合わないようでしたらお取替えもいたしますけども」
とつい言ってしまう。
「取り替えるったってさあ、今履いてんだよ!それでも取り替えてくれるって言うの?もしそうなら、今からタクシー飛ばしてそっちに行くけどもな?」
いくら返品交換を受け付けるといってもそれは使用前のこと。外で履いてしまった靴を取り替えるというのは、不良品以外には出来ない。これ以上の対処はあたしには出来ないので、急きょ、ゆーじくんに変わってもらう。
それから5分以上、あーでもない、こーでもないとごね、さっき電話で交換してくれると言った、だの、そう言ったのは一体誰だ、だの、ものすごい剣幕で、結果、2,3日中に来店し、さらにごねるらしい。
願わくば、あたしがいないときに来てください、プリーズ。
あたしのマイは非通知です。