日々の状況。
目次過去未来


2004年10月30日(土) 曜日の感覚が薄れてきた気がする。

 今日は土曜なのに、何度もカレンダーで確認しつつも金曜だと思い込んでいる事に気付いて、ちょっと自分ヤバイかもと危惧してしまった。

 午後から病院に行ったのだけど、今週最初で最期の外出だった気がする…。
 医者の話を聞いたら、やっぱり学校の方へはもう診断書…なのかは解らないけど兎に角手紙を送ったらしい。何で連絡ないんだろ。

 夜になってから、学校の友達が電話をくれた。
 うちの担任が丁度寮宿直だったらしく話しをしてきてくれたらしい。彼から話しを聞く限りでは、校医の方の許可が下りないから学校側はどうしようもない、と言っていたらしい。
 この前私が聞いたときは校長とか教頭とかあたりの判断がいるって言っていたけれど、次は校医だ。一体何が引っかかっているって言うの?
 …なんて言っても元は私が悪いのだけれどね。

 結構長いことその友達と話した。今の生徒会とかの様子だとか文化祭の準備の事だとか、色々聞いて、私の方から出す話題がさしてない事に気付いて少し切なくなった。
 それでも久し振りに話せて楽しかったから良いや。


2004年10月27日(水) 頭の中が濁っていって、思考が巡らなくなりそう。

 学校から成績表届いたけれど、欠点が一つあった…。テスト受けれんかったし、出席日数だとか提出点だとかも原因あるんだろなと思ったら余計に凹んだ。勉強内容、ちゃんと追い付けるかな。ただでさえ覚えが早いわけでもないのに、これだけ学校の勉強から離れてると頭がどんどん呆けていっていそうで怖い。勉強道具、持って帰っとくべきだったかな…。
 なんかね、学校へ戻りたいだとか、勉強したいだとか思うけどさ、どんどん休みの期間が延びていってもう1ヶ月過ぎてしまってる今、戻れたとして私自身がまたちゃんと向こうの環境に順応できるかっていう事が解らなくなってきた。
 もし戻れたとして、無茶をしてはいけないって条件は必ず付くと思う。だけど、これだけ間が開いたんだもん、勉強にしたって、日常生活にしたって、今までの穴を埋めなきゃけないんだからきっと難しい。
 そう思い続けてもうどれだけ日にちが経っただろう。明日になれば連絡が来るかもしれない、次の土日あたりには戻れるかもしれない、そんな期待をどれだけしたって事もない。
 不安で、先が余りに不透明だ。


2004年10月23日(土) 今は不安定な感情を抱えた笑顔でしか笑えない。

 ずっと仲の良い先輩と久し振りに会った。暫らく体調を崩していたようなので心配していたのだけど、今日見る限りでは大分回復してるみたいで良かった。
 いつもと変わらずカフェでお茶を飲みながら話しをした。最近のお互いの近況だとかを色々。
 今月私の誕生日があって、来月先輩の誕生日があるから、お互いプレゼントを渡した。私は先輩から服をもらった。春っぽいパステルグリーンが可愛いチャイナ風のシャツ。私は先輩にシルバーと天然石のスマートなブレスレットを贈った。

 たくさん話せて楽しかった。カフェの後、アイスクリーム屋でもアイスを食べながら話しをしてたから朝から夕までずっとお喋りしてたんだと思う。
 楽しかったけれど、少し凹んだ。
 私は学校へ戻れない不満だとか、不安定な現状とかを先輩に話した。帰る事になる前までの学校生活の話なんかもした。今の私が話せる話がそれくらいしかないせいもあるかもしれないけれど。
 家で独りになってから、先輩に話して良かったのか不安になった。先輩には私が思うことだとか、色々感じる事を伝えたいと思うし、先輩の考えとか、どういう思いを抱えているかとか聞きたいと思う。
 だけど、先輩だってまだ色々とぐるぐるしている中、私の起承転結もないぐらぐらした話しを聞いてまた不安定な気分になってしまっていたらどうしようって、思ってしまった。
 こんな事、思ってる時点で先輩に失礼なのかな。
 先輩も、私も、もう少し楽に笑えるようになれるかな。


2004年10月15日(金) 誰か此処へ来て

 病院へ行ってきました。今までずっと行き続けていた方です。強引に帰省させられ早3週、やっとです。
 なんだかもうこれだけの期間何やってたんだろうって思ってみたけど、何にもしてない気がする。ああ、でも今日病院行ったって何にも解決していなんだ。ただやっと私が発言を許されただけ。ずっと、親と学校と病院、そこだけが話を進めてた。実際進めていたのかも解らないもの。私の問題でもあるんでしょう?なのに何で私は蚊帳の外なの?
 病院で、私の思う事を話し始めると涙が出た。どうしてかなんて解らなかったけど、少し息苦しかった。
 病院の先生は倒れた原因は心因性のものだって言ってた。でも、それだけじゃ学校は納得しないだろうとも言っていた。そうならないための回避方を立てないと駄目なんだろうけど心因性のものに対してそれを立てるのも無理がある。
 
 病院を終えてから学校へ電話を入れた。でも、担任は出ていたようで居なかった。もう一度電話した時も同じだったから私の携帯番号を伝えて切った。
 CDショップへ向かう途中、担任から電話が掛かってきた。担任の話はあまりに不透明だった。回答はゼロに等しい。失礼だし不躾だけど、そう思った。「学校からの連絡を待ってほしい」そう言われた。まだ結論がつかない、と。
 街中で話しをしているのに涙が止まらなかった。「辞めなくちゃいけない可能性も出てくるかもしれないんですか?」そう聞いたとき、言葉を濁すだけで否定されなかった。
 私が悪いのは解ってる。
 みんな、元は私が悪いんだ。
 倒れたのだって、私の自己管理が悪いから。
 周りへの迷惑が大きいのも知ってる。
 …もう、駄目なのかな。

 今月中に結論が出されないのなら、学校を辞めるのも一つの手なのかもしれない。期末テストも受けそびれたし、ずるずる期間を延ばせばそれだけ授業に遅れる。何も出来ない期間が延びれば延びるほど鬱々とした生活は酷くなる。友達にはそれはおかしいって言われたけど、そう思ってしまうくらい不安で、今が苦痛で仕方ない。
 楽しい事があって笑ってみても、暫らくしてから倍の量の重苦しい無気力感が襲ってくる。いつまで続くんだろう。
 
 前が見えなくて霞がかかった様だった視界に、追い討ちをかけるように不透明絵の具を塗りたくられたみたいに、解らなくなった。
 少し気を緩めると涙が止まらない。
 情けない。
 自業自得なのに。


2004年10月14日(木) やりたい事は山ほどあって、時間もあるのに今は出来ない。

 朝からずっと自分の部屋の片付けをした。
 昨日の朝も少ししたけど、今日は学習机以外の物を全部動かした。
 無計画で、考え無しでも兎に角何か身体を動かしていないと落ち着かない。
 じゃないと可笑しくなってしまいそうだ。
 今の私に何が出来るだろう。
 何をすれば良いんだろう。

 明日は病院へ行く日。
 何か変わるかな。
 今の不透明で鬱々とした現状から、何か変わるかな。
 少しは方向性が見えてくるかな。


2004年10月13日(水) 誇りでもなんでもない。

 今日は久し振りに前の高校からの友達の一人と会った。
 よく行く喫茶店でアフタヌーンティーのセットを頼んで約3時間近く話しをしてた。お互いの最近の様子とか、色んな事。
 時間や距離を置いてなお普通に今までと変わらない関係を続けられる友達が居るという事がどれだけ素敵な事なのかっていう事を実感させられる。嬉しい事だと思う。
 でも、前進していく友達の背を見ると、ちっとも進まない自分に苛立ちとか不安を覚える。そんな事見当違いなのにね。

 夜、何と無く従弟の家に言った。受験生は相変わらず大変そうだ。ばぁちゃんに挨拶をしてから従弟と話しをしていたら、叔父さんが帰ってきた。相当お酒を飲んでいるみたいでかなりきていた。
 叔父さんはいきなり前振りも無しに私の腕の傷へ話を向けた。理由が解らなかった。私が半袖を着ていたのがいけなかったのかもしれない。父さんが何か言っていたのかもしれない。兎に角、よく解らないけれど、一方的に否定された。
 「お前にとっちゃ誇りかもしれないけどそれは違うぞ。」
 こんな傷が“誇り”なわけないじゃないか。私は自分で自分に傷を増やしてしまう度にそれが愚かな事だって思い知る。それでも繰り返してしまっている私自身馬鹿だって解ってる。どこかで何かが狂ってしまってる。
 「傷を見た人は嫌な思いをするんだぞ。半袖なんか着るな。」
 一時期そう思ってずっと長袖を着てた。夏だって。だけど、それは何か違うような気がして止めた。腕の傷が、薄い“傷跡”に変わった所為もあったかもしれないけれど。でも、そんな私の方が間違ってたのかな。
 「お前は独りで良いかもしれない。でもお父さんは全部背負わないかんのだぞ。」
 まるで私はどうでもいいみたいじゃないか。叔父さんの言いたい事をちゃんと理解できるくらい私は賢くない。解らないよ。私の何がいけないの?
 「お前の父さんやおっちゃんが近所でどんな思いしとるか解っとるんか?」
 解らないよ。私はこの家の“汚点”だって事?
 そこまで言われて、「みんなお前の事想ってるんだからな」なんて言われても、信じられるほど私は賢くも、物分りが良い訳でもない。

 他にもまだ何か言われた気がする。酒が回った涙目で真っ赤な顔で只管何か言っていた気がするけれど、思い出せない。
 苦しくて、もっと苦しくなって、家の中で身内と居る事が何と無く辛かったのが、より一層苦しくなった。

 全部、私が悪いんだ。


2004年10月03日(日) メモリ買ってきたよ!

 夏休みの辺りから言い続け、やっと買ってきました。パソコンのメモリ!!
 これでもかってくらいに色々入れてるパソコンだからね…。これでちょっとは軽くなったかなー。

 それにしても、本来なら今度の水曜から学校なんだけどな。私、いつ向こうに戻れるんだろ。病院なんて行きたくもないのに。まして、親と一緒なんて…。それこそ回復していた気分が落ちてしまう。


2004年10月02日(土) カタチに出来ないくらいの想いを込めて。

 誕生日です。19歳になります。
 月日なんてあっという間ですね。ちょっと前に18歳になったとか思っていたらいつの間にはもう19。あと1年で20歳ですよ。

 そんなこんなで、毎年の事なんだけれど深夜から朝方にかけてメールにて「おめでとう」を言ってくれた沢山の友人達、有り難う。覚えていてくれて、しかも「おめでとう」を言ってくれる人がちゃんと居るってだけで十分幸せな気持ちだよ。アニキに至っては0時きっかりにメールくれて本当に嬉しかった。
 それに、誕生日前にプレゼントをくれた学校の友達達も有り難う。学校戻った時はまた改めてお礼を言うね。

 誕生日なんだけど歯医者行ってきました。予約の日取りを母さん任せにしてたら今日でした…。予約取り終えてから気付いたそうです。母さん、そりゃないよ…。
 まぁ、幼少時代から付き合いのある顔馴染みな歯医者なんで、私担当の衛生士さんとか先生とか祝ってくれたしな…。スヌーピーのキーホルダー、有り難う御座います。

 今年の誕生日、誰かと会うとかそういう事はしなかったけど、それでも幸せな気持ちは此処に在る。来年もまた、温かな気持ちで迎えられたら良いな。来年は20歳、ある種節目の年だしね!


伍龍 |MAILHomePage

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