私は、自分のこと大事にしないから。 だから他人からも大事にされないのかな。
私が望んでることは、別に難しい事じゃない。 お金持ちになりたいとか、有名になりたいとかじゃなく。 本当に望んでるものは、 自然のある静かな場所で、絵を描いたり、物を創ったり、 そんな風に暮らせたら、幸せなんだと思う。
でも、ここから逃げ出せない。 馬鹿みたいに、色んなものに繋がれて、身動きができないから。
生きていることは、本当につまらないな。
つまらないけど、あなたといると、少しだけ色がつく。 だから、一緒にいたいのかもしれないね。
色んな事が私にとって意味がない。
満たされないまま、時だけがどんどん過ぎていって、 満たされないまま、私は死ぬのだろうか。
生きていることの葛藤が死ぬまで続き、 愛を欲しがり、色あせたまま、 諦めるまで、生きるのだろうか。
今日も死にそうで、でも仕事帰りにKちゃんから電話があって、ご飯食べた。 仕事帰りにご飯なんて久しぶりだったから、すごくうれしかった。
でも、ウチに来てエッチしてる時に言われたんだ。 「彼氏できたら、彼氏とエッチした後に連絡してよ。 彼氏とエッチしたあと俺とエッチして、どっちがいい?って聞くからさ」
って、うれしそうに言ってた。 私とKちゃんは相性があうって話してて、その話の流れでのセリフで。 Kちゃんは、平気なんだね。 私に彼氏ができても。 他の男とエッチしても。 他の男とエッチしたあとにエッチできるんだね。
私は、Kちゃんが他の女の人とエッチしたら嫌だよ。 奥さんとエッチしてないって言ってるけど、それが嘘だったら嫌だよ。
なのに、Kちゃんは、平気なんだね。 もう、涙も出てこないや。 Kちゃんが帰るまで、笑顔でいた私を誉めてよ。 もう、悲しいのか呆れてるのか怒ってるのか、それさえもわからない。 ただ、Kちゃんのそのセリフが、ずっと頭の中で繰り返し、繰り返し 私を痛みつけている。
|