過失軽薄日記
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管理人は現在杭州にいますが、どこにいようとうすらオタク気味です。 2008年頭に帰国予定。大陸に至った経緯は2006年3月22日あたりをご覧ください。

文中でリンクされている箇所は別窓で開きます。

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2001年11月30日(金)/呂布の純真。

実は、昨日(29日)の日記は、昨日書いたと見せかけて今日更新したものです。このレンタル日記は、過去の記録ばかりか、未来の日記を書く事も可能なようです。便利ですねえ。ここ一週間ほど、さまざまな角度から日記の便利さを思い知らされ中です。
引き続いて三国志7話です。今回は、呂布ファンの人は読まないほうが得策だと思われます。ご注意を。

三国志7では、任意の武将に手紙を送ることなどにより、親密度を高めることが可能です。親密度が高まった武将に「師事」することにより、自キャラの能力値を高めたり、特技を習ったりできるので、目的の能力が秀でた武将とはこぞって仲良しになっておくのが今回の乱世を生き抜くコツのようです。

我が弟も、この武将と仲良しシステム(イヤな命名)がすっかり気に入った様子で、「統治より友情」のコンセプトのもと、「今回は友達100人が目標」などと言いつつ、嬉々としてお目当ての武将に手紙を送りつけます。
彼はその時、自キャラの知力を高めるため、荀イク(漢字が出ません。怨)のもとに足繁く通っては、頭脳強化にいそしんでいたのですが、その直前には、戦闘値の高い武将に師事して、自キャラの戦闘能力を高めることを目論んでおり、戦闘にかけては他の追随を許さぬとのことで、呂布との親交を温めていました。

実は、私と弟の間では呂布の評判はあまり良くありません。二人ともどちらかというと軍師を好むからです。ちょっとした軍師・知力崇拝(バカですな)といってもいいくらいです。ゆえに、言ってしまえば「武力バカ」(すみません)の筆頭である呂布に対しては、冷淡な態度をとりがちです。あっさり美女にだまされる(連環の計)ところも、呂布バッシングに拍車をかけます。
我々にとって呂布とは、「たしかに無類に強いが、知力が低くすぐに裏切るため、共謀するには値せず、係わり合いにならないほうが得策である武将」にすぎませんでした。呂布ファンの方すみません。単に趣味の問題ですので、お気になさらないでください。ともかくそんな感じの我々なので、今回も呂布に対して容赦がありませんでした。

弟「さあ、今月も頭を良くするぞ」
--- 呂布の来訪 ---
ヤケパチ(以下、ヤ)「おお、呂布が会いに来た…?」
弟「ああ、また来たよ。何か、良く訪ねてくるんだよ。
 目的(戦闘値上げ)を果たした今、もう奴には用はないというのに。(ひどい)」
ヤ「まあ、そうだろうね…。(私もひどい)」

そして、次の月。
弟「もっと知力を上げなくては…」
ヤ「そんなに簡単に頭が良くなるなんていいよなあ」
--- 呂布の来訪 ---
ヤ「また呂布が。この人自分の仕事はいいのか?」
弟「俺のほうからは全然会いにいっていないのに何故…。」

さらに、次の月。
弟「まだまだ知力をあげるぞ。目標まであとちょっと」
--- 呂布の来訪 ---
ヤ「…ずいぶんと仲がいいようだが…」
弟「呂布来すぎ。」
ヤ「彼は他に友達がいないのだろうか?」
弟「…。思えばこいつもかわいそうな奴なのかもしれないね…」
ヤ「そうだね…こんなにあんた(弟の操作しているキャラを指す)のことを
  信じているなんて。…単にだまされやすいだけなのかもしれないね…」

なんか、最初のほうはいつもどおり呂布に厳しかったのですが、
あまりにも頻繁に友のもとに馳せ参じる彼を見ているうちに、次第に、
本当は人を信じやすい上、情に厚いため、一旦これだと信じたらその人のことばかりにかまけてしまい、別の人間を裏切ってしまいがちな、純朴で気の毒な人であるというような気になってきて、しんみりしました。
結論としては、呂布の株が上がりました。いままですまなかった呂布よ(えらそう)。

ところで私は三国志の中では陸遜が一番好きなのですが、前回はまったくそんなそぶりを見せずに日記を書いてしまったことをお詫びします。詫びられても困るでしょうが。すみません。

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2001年11月29日(木)/陸遜フォーエバー。

今日も仕事中いつもと同じように猛烈に眠かったのですが、血圧は測りませんでした。自分をごまかすのはもうやめだ。そんなかっこよさげなことをいってもごまかしてもごまかさなくてもどうせ眠いのでどうしようもありません。
さて、今回は三国志を知らぬ人にはよくわからない話を持ち出してきました。
早くもピンポイントな話題ばかりを繰り出すあきれた日記に成長し、書いている本人も唖然。どうすることもできません。

少し前に弟がPS2版の三国志7を購入し、血眼になって天下統一に励んでおります。我が家(私と弟)には、新しい三国志が出ると必ず一度はそれをやらずにはおかぬという習慣があります。とはいっても、私はもっぱら弟のプレイ画面を見ながら横槍を入れているだけですが。
三国志では、知力、政治、戦闘、魅力といった各パラメータの大小で武将たちの能力を表現しているわけですが、毎回毎回、同一人物であってもわりと各設定値で変動が見られることがあります。三国志6では戦闘80でなかなか強かった人が、7になったら67くらいになってていまいち冴えなくなっていたりするのです。自分の思い入れのある人物はやはり強くあってほしいため、武将能力値設定をめぐっては、一喜一憂のドラマが展開されたりします。私の家だけでしょうか?かくして三国志の新作をやる際には、まずは「気になるあの人は今回どのくらい強い、あるいは弱いのか」を確認する作業に没頭するのが我が家の恒例行事であり、今回もその例に漏れず、さっそく手当たり次第にその辺の武将をつかまえては、各能力値を喜んだり悲しんだりする大会が開かれました(参加者二名)。

「呂蒙はずいぶん知力を削られたなあ」「こりゃちょっと気の毒だ」
「田豊の知力が高すぎ」「まあ許してやれ(←何様ですか)」
「あッ!なんか孔明の知力が低いぞ」「その代わりに政治が高いのか」
「なるほど」「ああ、いたよなあ荊道栄なんてやつが」
「おお、この時代に珍しい3文字名前。王子服なんてのもいたね」
「(二人で)ははははは!(←何がおかしいのか)」
「おッ!馬超!」「馬超!(無意味な連呼)」
「(二人で)ははははは!(←何がおかしいのか)」
等々、地味かつ異様にエキサイトしつつひたすら武将たちのパラメータ画面を眺め続ける我々。そして武将巡り(どことなくイヤな表現)もいよいよクライマックスに。

弟「おお〜、陸遜強い(満足そうに)」
ヤケパチ(以下、ヤ)「うおお、強い。しかし破格の扱いではないか?(能力値が)」
弟「いや、期待値込みでは。(三国志での)登場がもっと早かったら
  これくらいはやったのであろうという…」
ヤ「まあ、異存はないが。陸遜が強いのは私も歓迎だ。」
弟「陸遜いいなあ。」
ヤ「顔グラフィックも、やたらとかっこいいぞ。素晴らしい(満足そうに)。」
弟「いいよ陸遜。」
何やら、陸遜に対しきわめて好意的な我々。

こんな風にして夜は更けていきます。むしろ明けます(全然駄目だ)。三国志は楽しいなあ。まともにプレイする前からこんなに楽しいなんてどうかしているんじゃないのか(我々の頭が)。

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2001年11月28日(水)/血圧卒業。

日記の年間使用料を払ったおかげで、広告が消えましたね。広告もそこまで忌避するものでもないとは思うのですが、この彩度をむやみに抑えまくった色調の頁に、キレイなパステルカラーで「もらえちゃう!あなたの肌にベストなコスメ云々」だとか書かれた華やかっぽい広告の数々があまりにもそぐわないため、被害妄想的に居心地の悪い思いをしていたので、ようやく落ち着きが得られましたよ。やれやれ。

職場に、自動で血圧を測る機械があって、私もたまに測るのですが、いつ測ってみても上が100を下回ります。しかし、健康診断等で手動で計る際には、いたって普通の値をマークするのでどっちを信じたら良いものやら。機械の点のつけ方が辛いのでしょうか?
しかし、どうも私がいつも眠くてテンションが低いために血圧もイマイチ盛り上がらないのかも知れぬというような気にもなってきて、目下の自分内での争点となっています。といいますのも、これまで私が血圧を測るほとんどの場合において、大変に眠い時「いかん。このままでは意識不明に。ここは喝を入れるためにひとつ血圧でも」とかいった動機が得られた場合に、測定に赴くといった傾向が見られるからであります。こういうときは、あの腕の圧迫感に喝を期待している模様(どうでもいい説明)。

そんなわけなので、もっとこう…楽しいことでも考えて気分が昂揚したときに測定すればまた違った趣の値が得られるのかもしれません。というか意図的に期待する結果を得ようとか喝とか言っている時点で血圧測定の意義を取り違えており、結局どうしても眠いのでそろそろ別の眠気覚ましを考えたほうが良いような気が。どうしたものやら。

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2001年11月27日(火)/困惑から困惑へ。

思い出しましたよ(唐突)。
中浦ジュリアンと原マルチノですよ。

数日前、天正少年使節団の団員(?)の名はなんだったろうかとか、ふと考えてしまい、伊藤マンショと千々石ミゲルはすぐさま出てきたのですが、あとの二人があと少しで思い出せそうで思い出せず、ここ何日かずっと困っていたのですよ(困るな)。今日仕事中に突如思い出せたので、忘れないうちに記録しようと思った次第です。次に思い出せる保証は無いので。日記って便利ですねえ。早速、私の記憶が正しいかどうか裏を取るためネットで検索し、正解であったことに満足したばかりか、「中浦ジュリアンのすべて」だの「原マルチノのラテン語演説」とかいったコンテンツがネットに散在することに感心する始末。無理に思い出さずに調べればすむことなんですが、あと少しで出てきそうだったので自力でなんとかしようとがんばったあまり話がこんなややこしいことに。何をやっているのですか私は?(聞くな)
しかし、私の脳髄の一隅に「まるちの」だとかいう愉快な語感(失礼な)の単語が、使われるあてもなく残留していたのだなあと思うと、感慨もひとしおです。

一昨日に引き続いて幻想水滸外伝の話題を。文句らしいことばかり言っている割に力いっぱい楽しんでおり恐縮です。
ゲームと共に攻略本も何となく入手して自分の中で雰囲気を盛り上げたりもしたのですが、この攻略本がですね、じっくり見ると不審な箇所がたくさん見うけられるのでひどく困惑中です。それでは、ここで私が困惑した事例を挙げてみます。
1.登場キャラクターの紹介のザジの頁で、「ザジ萌え」という単語を発見。
2.マイクロトフの頁では、カミューと同時に画面に表示されている状態を、
「カップリング」などと称していること。
3.あまつさえ、フッチの頁では、「お姉さまがたに大人気」などと
  記述した上、ご親切にも「叫び」のポーズをお勧めされてしまった。

「萌え」って君。大丈夫なんですかこの攻略本。というかそういう一般的でない用法の単語を公共の場で使われても…。実は対象として想定されている読者の層がものすごく限定されている攻略本なんでしょうか。それと、個人的にフッチは「うつむき」がよかったです。何を言い出すんですか私は?(だから聞くな)

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2001年11月26日(月)/日記らしさの一環としての買い物記録。

昨日の日記で、幻想水滸伝外伝vol.2の感想で、かの作品においてフッチ祭りが開催されていたことについて、なんだか自分がそれを歓迎していないかのような表現になってしまった気がしたので、決してそんなことはないことを白状(罪?)しておきます。すみません。私もちゃんと堪能しましたYO?
しかし、この外伝では私の最も好んでいる人が、片鱗すらもご登場あそばされないため(怨)、最終的にまあこんなものであろうという感想を得るに至ったのですが、今回、餌食(失礼な表現)になってしまったキャラをお好きな方々の心中はいかばかりなのでありましょうか。名指しは避けますが、絵的に微妙であった人のファンの方々が特に懸念されます。大きなお世話ですね。いやしかし…まったく出てこないのとたとえ微妙でも出番があるのとどっちがいいものか…。おのれの好きキャラの出番が無いとやっぱりけっこうガッカリしますよねえ。

さて、仕事で多少余裕が出来た雰囲気だったので、今日は意味もなく午後半休を取ってみました。本屋をうろついて、いろいろな戦利品を得たので、ここに本日の目録を記します。私以外には意味の無い羅列ですが。どうも社会人になってから本の購入数が増えたため、自分が今何を所蔵しているのか忘れてしまうのですよ。この記録により、重複入手が避けられますように。

本日の獲物

動物化するポストモダン(東浩紀/講談社現代新書)
隠遁の思想(佐藤正英/ちくま学芸文庫)
デュメジル・コレクション4
(ジョルジュ・デュメジル 丸山静|前田耕作編/ちくま学芸文庫)
ムガル帝国誌(一)(ベルニエ 関美奈子訳/岩波文庫)
怪奇クラブ(アーサー・マッケン 平井呈一訳/創元推理文庫)
チベット我が祖国(ダライ・ラマ 木村肥佐生訳/中公文庫)
オデッセイ1971−2001(工作舎編/工作舎)
星投げびと(ローレン・アイズリー/工作舎)


入手数に対し、自分の処理速度が明らかに追いついておらず、本はたまる一方なので、これらの本を実際読むのは何年後になるか自分でもわかりません。この中だと、上から2冊は比較的早期に読みそうな感じです。なんだか現在未読の本をすべて読破するのを老後の楽しみとして設定するのが良いような気にもなりつつある昨今です。

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2001年11月25日(日)/早々に対象者限定。

この休みに、いまさら幻想水滸外伝vol.2をやりました。感想等を、自分のサイトに稿を改めて書きおこす気力が今のところ無いので(なげやり)、さっそく日記を利用し勝手な覚書を。つけ始めて二日目にして、幻想水滸伝を知らぬ人にはぜんぜん意味のわからぬ内容にパワーアップし迷惑極まりありません。

感想を、とは言うものの、画像や話等心配なところは、vol.1をやった時点で自分に何らかの耐性がついてしまったようで(関連記事)、私はたいしてひどい目にはあってないような感じです。まあこんなものですかね(なげやり)? いや相当絵的に微妙な人もいましたが…。
1のオープニングアニメと同様、2のアニメも大変素晴らしい出来でしたが、なんというかそのう、どうもオープニングの全編にわたって盛大にフッチ祭りが開催されていたような気がするんですが、幻覚でしょうか? 振り向きフッチに始まり、泣きフッチやびっくりフッチなど盛り沢山でなんだか贅沢気分。他にもアイリ&リィナが踊ったり、坊ちゃんが落下したり、ビッキーが振り向いたりいろいろあったはずなんですが、最終的な印象がフッチ祭りになってしまい不思議な感じです。
さらに、オープニングだけでは気がすまぬらしく(誰の?)、第三章においては、章をほとんどまるごと占拠する(曲解気味)という快挙をなしとげるフッチさん。出色なのはフッチ画像の不平等なまでの気合の入り具合でしょうか。
彼は果たしていつからそんなに美しくなってしまったのか。それに対し、フッチの大きな相棒であるハンフリー画像のぞんざいさも突出しており、イヤな好対照を見せておりましたよ。何故あんな適当なのですか。なんか人型に切り抜いた看板みたい…。実際彼の場合、極めて無口であり無言の場面が多いため、そんな場面においては看板で代替可能かもしれませんがあれはあんまりです(私の今の発言もあんまりだ)。
そんなわけで、幻想水滸外伝vol2は、スタッフのどなたかがフッチに対し特別な思い入れを抱いているに違いないことが伝わってきましたが、そのことばかりが気になり、他の章をあまり覚えていません。参った参った。
なんか画像貼り付けが可能なようなので(というかタグ指定可能)、記念にフッチさんを。知らない方はご参考になさってください。あまり似てないですが。

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2001年11月24日(土)/人のすなる日記というものを、私もしてみんとてするなり。

そのような貫之風の理由により、うっかり軽薄にも始めてしまいましたよ。レンタル日記と言うやつを。あ〜あ。
何故嘆息するかといいますと、以前から私も日記をやってみようとか思いたちつつ、到底毎日書くなどという偉業が成し得ぬ事、日記と言うものの性質上、書くことに詰まった場合、その日の愚痴ばかり書いてしまい、数ヶ月後に通読してみた際、日記全体が憎悪と怨念で塗り込められそうな気がして恐ろしかった事、面倒になって真面目に三日分くらいで終焉をむかえそうである事など数々の懸念があったため、やらぬが吉だという結論に達することが何度もあったというのに、結局やり始めているからです。
始めたそばから、長続きせぬことが我ながら明白という気がしますが、飽きるまではいろいろ覚書を残してみます。数ヶ月後に怨念日記になっていませんように。健闘を祈ります(自分に)。
そんなわけで、なんとなく編集作業及び文章記述などしてみましたが、表示結果を見ると広告がどうもイヤなので、速やかに有料版に変更する所存であります。

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ヤケパチ |電信家頁

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