日記帳

2007年12月25日(火) クリスマス

更新しないまま、うっかりひょっこり年を越してしまいそうだ。帰省はねー。ノートPC欲しくなる季節やねー。

娘が通うのはキリスト教の幼稚園なので、本気と書いてマジなクリスマスがやってきた。冬休み突入前日、聖劇をお捧げしちゃうのだ。祝会とか云うのらしい。

お捧げしちゃうんだからね。お楽しみ会とは違うのらしい。カメラビデオ一切禁止。

これがまー、幼稚園児の集中力で粛々とやり遂げてしまうのですよ。最後に全員揃って、観客の父兄も席を立って「もろびとこぞりて」を歌うんだけど、カーサン3番まで声が出なかった。なんかこう、リンパ腺が痛くなるような感動を覚えてしまい。←どんな感動だ

「もろびとこぞりて」ってこんな歌だったのか。なんだか驚きましたよ。

翌日から冬休みに突入。娘は定期健診をこなしたあと、イブには教会のキャンドルサービスに参加。ま、最初で最後かなと思ったさけえ。←喜代美ちゃんの真似

その晩、カーサン人生初めてオーブンでチキンを焼いたよ。すごくおいしくできた。信じられない。アンビリバボー。オーブンってすごいんだね。知らなかった。知らなかーったよー、トリがこんなにうまーいとーは(壊)。

娘へのプレゼントは、もんきりがみと絵の具セット。直前にプレゼント予定の絵本がカーサンの古い友人から贈られて、急遽絵の具セットに差し替えさ。

娘の希望には全く沿わない品物だが、案外気に入ってくれたようだ。そうそう、そうやって地味に喜んでくれればいい。

今年は三連休だったせいか、園の行事が時間差でやってきたせいか、「クリスマス」という時間自体を楽しむことができてカーサンうれしかった。

いいもんスね。クリスマス。



2007年12月17日(月) 金魚のハナちゃん日記その2 冬進むの巻

私の名前はハナ。マイネームイズハナ。あ、教養がついひらりと。

めっきり寒くなったわね。前の家では和室の窓際にいたの。暖房なんてなかったけど、今より水は温かかった気がするわ。ねえ、この部屋ほんとに暖房入ってるの?おばさんけちってない?

私の水槽はまだいいわよ。リビングの中の方だもの。

気の毒なのはめだかたちよ。窓際よ、窓際。結露してる窓のそばよ。

最近妙なぺろーんとしたやつを窓に貼っておばさん満足げに頷いてたけど、なにアレ?あったかくなるの?だったらめだかの水槽に貼ってやれっつーの。ついでに私の水槽にもぺろっと貼ってよ。ね。

やっぱりねー。寒いとついじっとしちゃうわね。底の石にお腹くっつけてるのが一番よ。

ま、ここんちのおばさんも私と似たようなもんだわね。

おばさんはさ、こたつって言うの?あの堕落箱にお尻突っ込んだきり出てきやしないわよ。テレビのリモコンひとつ取るにも「リモコン取って〜」ってうかちゃんて子どもに頼っちゃってさ。うかちゃん、取ってあげることないわよ。

この頃ひたすら絵を描いてるわね、うかちゃん。

それでさ、私の水槽の前にその描いた絵を飾るのが好きらしいんだけど、





これ↑もしかして私?本気?

あとさ、これ。




「はなちゃんの、たんじょうびの、ひわ、」

いつ?いつなのよ?その先の一番大事なところはどこへいったのまったくもう!



2007年12月14日(金) 近づいてくる季節

キリスト教の幼稚園だから、クリスマスは盛り上がるんだろうなとは思っていた。やはり。やはり。本物は本気だね。

転園してきてから一度しか参加してなかった日曜学校も、12月になってアドベントが始まってから欠かさず参加(っつってもまだ2回だけど)。このにわか信者め!と我ながら軽薄だと思うが、まいっか。先生方も参加人数が激増したと率直に喜んでくれているし。←いいのか

昨日は近々行われる「聖劇」のお衣装を持ち帰ってきた。へーチミ何の役するの?天使?ほー、よかったね。

聖劇のキャストは「ガブリエル」「マリア」「ヨハネ」あたりが大役主役級で歌もせりふもいっぱい。「天使」「星」はその他大勢的な彩りらしいが、女子たちに「天使」は人気らしく「うかちゃん天使?よかったじゃん、激戦なんだよっ?」と幼稚園ママに力の入ったお言葉をいただいたりした。

正確にいうと、激戦なのは「女子のママ」みたいね…。ふ。

幼稚園ママに求められるご奉仕の機会も増え、昨日はクッキーを焼くというご奉仕デイであった。ええ、うちで。台所の備え付けオーブンがでかいのは情報として行き渡っているわけ。

引っ越してきてすぐ「魚焼きグリルないんだね、これでやってみっか」とオーブン上段でぶりを焼いてカッサカサに仕上げたんだよねー。冗談みたいな話だよねー。

それっきり「オーブン使えねえ」と別買いした魚焼き器を収納するスペースとして活用していたんだけど、やー悪かったなオーブン。君に罪はないよ。使い方の問題だ。←いやそれ以前の問題だろう

ご奉仕直前にテスト的に娘とクッキー焼いたんだけど、大量にうまいこと焼けてねえ。すばらしいよオーブン。←どの口で言うか

ご奉仕当日、ノルマ分が午前中に仕上がったからこれで解散かと思ってうきうきしてたら「せっかくだからみんなでお弁当食べましょう」って結局お迎えに時間まで我が家はドリンクバー状態になりいささかうんざりしたのだが、うんざりすること自体がおかしいんだろうねきっと。「すてきなチャンス」と思うべきなんでしょうねきっと。

いまだにご奉仕の本質がわかっていないカーサンであった。



2007年12月13日(木) 要塞化

今年は灯油が高いから、防寒グッズの売れ行きがよいと聞く。窓に貼ったりこたつの下に敷いたりするアレだ。我が家ももれなくこの路線に乗っている。ゴーゴー防寒。乗ってけ防寒。

正方形を南北の線で半分に切った長方形、長方形の長い方が全部窓、という間取りのマンションに住んでいる。窓が多くて夏は快適だった。外の木々の緑が見えて、風通しがよくて。

しかし冬は!窓は寒いんだっつーの。冷たい空気が浸み込んでくる。

同じマンションに住む幼稚園ママから防寒グッズの効果がすばらしいと聞いたカーサン、ホームセンターに買いに走りましたよ。全窓分、ぷちぷち(amazonで売ってるとは!)
とか横縞の断熱シートを貼らん勢い。さらに「冷気ストップパネル」という魅惑の響きにも惹かれてこちらも購入。

もうね。リビングは「窓からの景観」は捨てました。寒いのはイヤなんだの!イヤなんだのよ!

寒い感を盛り上げるすきま風の音も防止すべく、窓サッシに毛足の長さが選べるすきま風防止テープも貼り、快適感アップ。

引っ越してきてすぐ、窓枠に付いた白いぺたぺたした跡はなんじゃいなと思ったが、これは防寒グッズを貼っていた前住人の努力の跡だったのだな。

砦のように張り巡らせたグッズの総代金を考えると、なんだかなーとも思うが背に腹は変えられん。暖気を一粒でも逃してたまるか(鼻息)。



2007年12月06日(木) ようやくツリーを出すの巻

本当はにんじんランチかもしれなかった昨日、朝から娘と揉めた。仕度がいつもより遅くなったと気づいてぐずぐず機嫌が悪くなり、「オナカイタイ」を連発。

もう、今日は幼稚園行かなくていいよ。休みなさい。

娘は「行きたい、幼稚園行きたい」と玄関でさめざめ泣き始めた。はああ(ため息)。…カーサンだってにんじんランチ行きたいよ!んもう!

幼稚園で嘔吐下痢が流行っているらしい、大事を取って休ませるか。というのが6割。

あとの4割は「せっかくランチに行っても、呼び出されたらかなわん」という面倒くさいのはイヤだな気持ち。もっと言ってしまえば「どうせまた呼び出すんでしょう」という、娘の体調に対するなげやりな苛立ち。

しかもそれを口に出してしまった。ああもう、自己嫌悪〜。どつぼ〜。

そんな中、にんじんな支部長みいさんが素敵なおいしいものを自宅まで届けに来てくれて、カーサン感激。地獄に仏とはこのことよ。一気に回復。人に会うって大事なことね。

娘はややしばらく布団にこもってストライキ起こしていたが、布団から出てきたら元気元気。そして「おかあちゃん怒ってるとオモッタ」ってまたもー、本当に君はそういうことでスイッチ入ってしまうんだね。

あのね、おかあちゃんてのは怒るもんよ。娘の場合褒めた方が話が早いからって「褒めて育てる」を今までしすぎたのかもなあ。「不機嫌な母」に対して過剰反応しすぎ。

元気な娘が暇持て余しているので、つい「ツリー飾ろうか」なんて提案してしまい、物置からよっこらとツリーを出し、あれ、なんか節々が痛いし重い…と思ってたらカーサン発熱。

なんだよ。カーサンの不機嫌は体調不良から来てたんかい。まったく自分の体のことさえよくわからんのだ。いわんや娘の体をや。

どうせっちゅうねん。ぼやいてしまいがちな今日この頃。



2007年12月03日(月) 清濁

清い方からにしよう。

そんなわけで(どんなわけで)娘は幼稚園登園時間中も頻繁に体調不良を訴えている今日この頃、保健室や養護室のない幼稚園のこと、職員室の小さい休息用ベッドにちょこなんと座ってカーサン幼稚園到着を待っている。

自分で測れるようになったので、カーサン幼稚園まで出張るのは高くて追加打ちが必要なときだけになり、出張る頻度は下がっているはず。

ただ娘はアップダウン激しい血糖値めにやられてしまい、また薬剤が変更になったことでカーサンが少し不安に思ったことが伝染して不安度がいや増し、気持ちが不安定になって職員室に避難していることも多いようだ。長文で何が言いたいって、先生が大変ということです。

担任の先生よりも、特に園長先生。担任の先生は、他の園児さんを放っておくわけにいきませんからね、避難先の園長先生がほぼ一手に娘を引き受けてくださっている。

こないだは、たぶん転園してから初めてひどい低血糖を起こし、不機嫌通り越して泣き叫ぶところまで行ってしまった。

コンコンとノックして職員室に入ると、机のすぐ横、休息用ベッドの手前の床に園長先生が正座して、娘を抱きかかえてひたすらなだめてくれていた。

「今ちょっと落着いたところです」と静かに語る園長先生、さては相当暴れていましたね…。

カーサンが到着してもややしばらく園長先生は娘を膝に乗せたまま、娘の背に腕を回したまま。娘は泣いた目が赤く、焦点が少し合わない感じだが、カーサン勧めるままにジュースを飲んだ。

「ああよかった、ジュースも飲みたくないと言って」と、たぶんひどく暴れたことについてはあまり言及されない。

なんだかねえ。園長先生は祈っていてくれたんだなあと思った。他の誰のためにでなく、娘のために。ええ、敬虔な信徒でいらっしゃるので。

カーサン似たような場面を思い出していた。実家ばばが、やはり低血糖起こした娘を抱えて泣き止まそうとしてくれることがあったんだけど、あれは「泣き止んでほしい」目的があって、園長先生のそれとはやはり違った。泣いて暴れる娘を目の前にして「(医療手段的に)どうしたらいいのかわからない」のは両者同じなんだけど。

そして「泣き止ませよう」と、もっと言ってしまえば「大人が自分のために子どもを泣き止ませたい」と思って膝に乗せても、娘はなかなか泣き止まないみたいだ。

自分で書いててなんだそりゃと思うが、ただ相手のために祈ることを園長先生に見せてもらって、カーサン「祈ることは無力ではない」らしいと思ったのだ。

自分にできるかどうかは置いといて。置いとくのかよ。おい。

そして清い話のあとになんですが、梅田さんその後。

「うちは託児所じゃねえ!」と叫びたくなるようなことがあり、さらに調理実習的な「とんじる参観」(←もちろんそんな名前ではない念のため)のときに「うかちゃんにぴったりのメニューね、糖尿病食って感じ」とカーサンの逆鱗スイッチをオンしてくれたため、激しく距離を置こうと尽力中。苦手メーターが一気に振り切れた。

降園後の園庭解放中も、ひたすら遠ざかるように、距離を開けるように、カーサン園庭を移動するのだが、気付くと梅田さんがすぐそこに。きゃーーー!

そして娘は梅田さんちの梅子ちゃんと仲良しなんだよなあ。

「梅ちゃん呼んでいい?」と娘に尋ねられるたびに「おかあさんお腹痛くて」「今日は掃除してなくて」「おやつが用意してなくて」と屁理屈並べて断っていたら、娘が「今日梅ちゃん呼びたいけど、おやつがないんでしょ?」と先制攻撃されるようになってしまった。

挙句「梅ちゃんじゃなくてあやちゃん呼んだら?」なんて誘導しようとしているカーサン。

おとなって、おとなって。



2007年12月02日(日) 6歳おめでとう

娘の6回目の誕生日。

12月は誕生日とクリスマスの「ダブルプレゼントチャンス!ウハウハ!月間!」で、娘はプレゼント何をリクエストしようかと11月下旬は毎年鼻の穴全開で並べたおもちゃも吹き飛ぶ勢いである。

ままま、とりあえずサンタさんに手紙書いてみたら?と勧めるカーサン。何が欲しいのかリサーチリサーチ。希望に添えるかどうかは別にして。

すると娘、折り紙の裏に「さんたさんへ」と鏡文字炸裂で書き始めたものの、しばらくウンウン唸って折り紙をこねくり回していたが、最後は「何が欲しいのかわからない…」と涙目。

「わからないけどほしい」「わからないけどなんかほしい」と、年に一度のチャンスを逃してたまるかという意欲だけは健気にいやゴウツクに見せた。
※娘「…じゃあ、ぴ、ぴあのとかは?」とおずおずと言ってみたらカーサンに「そんな重いのサンタさん持てないから無理」と却下され「だっておかあさんもほしいって言ってたじゃん!」と逆ギレされた。あ、逆ギレとは言わない?こういう場合。

カーサンも何あげたらいいのかわからない。今年はプレゼント無し?

すると夫が「スキーウェアってのはどうだ」と鶴の声。おおー、いいんじゃない?そうしよそうしよ。

結局スキーウェアだけじゃなあとカーサンがつい甘くなってシルバニアの家具を若干増強。あと、ずいぶん少なくなってたアイロンビーズを買い足しておしまい。アイロンビーズって消耗品だよね。ふ。

おもちゃは充分足りてるってことなんだなあ。贅沢だなあ。と思ってたら、誕生日当日、録画しておいたプリキュアのCM見ていた娘が「こういうの!こういうのが欲しかったんだの!でもおもちゃ屋さんでは思い出せなかったんだの!」とまたも涙目。なんちゃらメーカーが欲しかったんですて。

サンタさんに頼んでごらん?もしかしたらもしかするかもよ?←でも希望に添えない可能性98%

カーサン前夜から頭痛・腹痛・貧血といつもの低空飛行三つ巴、娘は娘で低血糖起こして暴れて柱に激突して頭にこぶ作ったり、あんまりぱっとしない誕生日だったかもしれないけど、シャンメリーの炭酸が飲めた!と嬉しそうな娘の顔を見ていたらまいっかと思った。
※低くなって暴れてケガというパターンはそう頻繁ではないのに、よりによって誕生日に発生するとなんだか凹むものですね…。

娘よ、これから激動の6歳ですな。これからの1年、ぎょうさん笑ってやー。←ちりとて効果


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