日記帳

2006年01月31日(火) 面談

幼稚園の個人面談だった。先生二人と対峙(大袈裟)。

成長したと思われる点、これからがんばりたい、がんばってほしい点、そして持病にまつわるエトセトラで持ち時間20分オーバーの40分間話し込みましたよ。カーサンのあとの順番のおかあさんには手刀で謝っておいた。次回からは最後にしてもらった方がいいかもしれない。

しかしあれだ、未だに持病絡みになると己の説明のまずさがもどかしくてならない。ひとつのとっかかりから、つい、あれもこれもと枝葉に話を膨らませそうになるので、必死に最初の糸口を見失わないように自己修正を重ね続ける。しゃべっている間中ずっと。どんだけ話したいのか>自分。

ああ言えばよかった、こう説明すればよかった、とあとからぐーるぐる。

そして担任の先生方二人に、もちろん感謝はしているけれど、若干の失望を感じてしまったりする。図々しくなったものだ。

娘は幼稚園に通うのが楽しいと感じている。それだけで充分じゃないか。多くを望みすぎてはいないか>自分。

ただ、こういうやりとりを重ねて、自分が娘に対してどうありたいかがわかるっていうのはとてもいいな。そこだけちょっとすっきりする。



2006年01月29日(日) ちまちまと土日

夫の労働時間が長め長めな今日この頃、土曜も軽く休出である。

風邪で声が出なくなってきて、本人滅多にないことなので「声が出ない自分」にちょっと浮かれているフシすら見受けられるが、きみ、安静にしていてくれたまえ。今悪化されては困るのだ。あくまでカーサンの自己都合なのだ。ははは。

というわけで土日ともほとんど家にいる。娘は折り紙や粘土や塗り絵や、最近マイブームのアクアビーズに熱中してくれるので助かる。ちまちま系にはまりやすい娘ではある。

ラジオを聞いたりCDかけたりTVを見たり、時間はたっぷりあるというのにミシンに触らないカーサン。ちょっと風邪気味ね〜。ほほほ。

そんな週末のお得情報。
1.スガイチ見たさにスペシャのゴゴイチを見たら、コヤマシュウも林檎ちゃんも堪能。SupersutarのPVはほんとに美しい。

2.ちびまるこちゃん前にNHKを付けていたら、スガさん主題歌の番宣が流れレコーディング中のお姿拝見。ちょっとピッチを外した感も否めないが、このレコーディング、OA前日までかかったんですって(ジャイアン情報)。

へらへらとにやつくカーサン、まるこちゃんが始まって飛び跳ねる娘の二人を見て、夫がつぶれた声で「よかったね」とつぶやく。そんな日曜でした。



2006年01月27日(金) 行きたいと再確認・Sちゃんありがとうの巻

家族3人揃って風邪気味。

土日に買い物に出なくて済むよう、金曜日の本日、娘登園後スーパー開店時間まで本屋で暇つぶししていたら、ケータイが鳴った。おや珍しい。

夫からで、あれほど頼むよと念を押していたルーツ66その日に海外出張が入りそうだと言う。本屋の出入り口付近でまちゃまちゃになりそうな衝動を必死でこらえる。ハァ?

夫の口調は「淡々と」に加えて「るんるん」が混じっている気がしてカーサンが竹山降臨しそうな勢い。あらゆる怒りキャラを総動員しても足りないよ。

頼みの綱である実家ばばにおすがりしようと連絡を取るも、その日は彼女も外出予定であることが判明。ああ。目の前が真っ暗になる。こんなときばっかり下手に出ようとしてもだめなのね。日頃の行いか。

夫のパスポートの有効期限を確かめてくれというメールに句読点無し(感じ悪くしているつもり)で返信し、加えて本屋での会話にて「妻実家に頼めばいいじゃないか」みたいなムードを醸し出されたのを思い出し、二通目も句読点無しで送信。ああ。馬鹿馬鹿しい。

平日の夜に出ようというカーサンがいけないのかな。どうしたって夫の「仕事」には歯が立たない。

行きたい、行けるはず、行けないわけがない、と思い込んでいただけに「行けない」という選択肢から目を背けたくてしかたない。

このまま降園後娘と二人でいたって、ろくなことにならない予感120%。幼稚園友達のお宅にお邪魔して必死に気を紛らわせていたら、友人Sちゃんから突然「遊びに行ってもいい?」メールが入った。

いいともいいですとも、本当になんて間がいいんだチミは。お友達の家からうきうきと退散し、洗濯物を片付けているうちにSちゃん到着。鼻血が出そうなくらい嬉しい。

Sちゃんの話を聴く間もなく、カーサンの愚痴と娘のおもちゃ自慢を交互に聞かされるSちゃん。合間に新ミシンも見て見てと迫り、なんだか災難なかんじですらある。

前回来宅時に見損なった「秘密」のPV(保存したCD−RWがなかなか見つからなくて大騒ぎ)を見てスガくんとの共演を喜び合ったり、SちゃんのヅカDVDを拝見したり、もう夕ご飯はピザなんか取っちゃったりしちゃったりなんかして(太一朗・・・)。遅くまで引き留めて悪かったねえ。

すっかりマグマを噴出し終え、すっきりした心持で夫に「おかえり」と出来た。かなりあきらめがついたよ、なんて話していたら、パスポートの更新手続きが日程的に間に合わないし、自分も行きたくないのでこの話しは流れるだろう、と夫が言う。えええ?一筋の光明があなたの背後に見えます(現金)。

あまりにも浮き沈みの激しい金曜日であった。本籍地が遠いことに感謝するなんて初めてだよ。頼むよ出張、流れますように←なんという・・・。

今週中にははっきりわかると思います。とコレは私信だな。



2006年01月24日(火) いろいろ

今日はいろいろ。

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ミシン初縫い。試し縫いの時点で感動。フットコントローラーたーのしー。

せっかくなのでファスナー付けに挑戦。ワンタッチで押さえが交換できて嬉しい。これがしたかった。これがしたかった。と心の中で絶叫しながら、20センチのファスナー左右を縫って満足。短っ。

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テレビについてぐるぐる考える。

1.先日のETVで同じ持病を持つ小1の女の子についての番組について。
2.去年、怪しげな団体で1型DMの少女が亡くなった事件の続報。両親が、一億円余りの損害賠償訴訟を起こしたことについて。
3.小泉首相が岡野工業を訪問したことについて。
4.最近のベクトル過剰な報道について。

なんというか、がっかりすることが続く。勉強にもなるけど。万人が納得する報道はありえないっていうこと?持病関連についてはまだかなり思考が混乱中。

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スガネタ。

NHKの番組主題歌はスガさん単独ではなく、バンドにボーカルとして参加している形なのだが、それについてオフィシャルサイトのBBSに、かなり負の匂いがするスガさんのコメントが来て心配したりがっかりしたり。

と思ったら、「全然そんなことないんです、言葉足らずでごめんね」みたいなコメントがほぼ一週間後にアップされてホッ。心配やら応援やらのファンからのメッセージが、相当数オフィシャルやラジオ宛に送られたらしい。ははは。びっくりしただろうなスガくん。

2月7日大丈夫でしょうね、と夫にしつこく念を押す今日この頃。

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前歯。

仮歯生活は続く。まだ土台が充分回復しているとは言えない状態らしい。来週くらいには、土台の工事を始められるかなあとのこと。

あーんと口を開けた状態で、「ココ痛いですか?」「ココは?」「どっちが痛いですか?」と訊かれても。

「あ」「あ」「おはひふはい」としか答えられん。翻訳すると「はい」「はい」「同じくらい」。

あとね、待ち時間が短いからいいようなものの、待合室の雑誌がいけてなさすぎ。「女性自身」と「土門拳全集」しかない。ちょっと間が持たない。

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娘、昨日は初めて呼ばれたオトモダチくんのお宅で生チョコに静かに興奮。オトモダチ二名の「もっとチョコ」おねだりに便乗して三つも食べたもんだから、お風呂に入ってみたらあなた、湿疹ですよ。じんましん?

止められなかったカーサンが悪いな。ごめんごめん。

それとは無関係に、今朝寝起きの娘の顔ときたら、もう見るからに調子悪そう。今日は幼稚園体操の日、見学なんて洒落たことは出来ないに決まってるし、熱がこもってる感じもするので休ませた。

ら、もう朝が底であとは上昇傾向。

夕方じじばばが旅行土産を持って来宅したら、スパークしていた。エネルギー余ってんな。明日は元気に登園しましょう。



2006年01月23日(月) 買い物バッグを縫った

金曜日から日曜日かけ夫は不在気味かつ雪なんか降ってしまったので、娘とまったり過ごした。

娘は洟垂れで、ほんの少しだけ雪合戦と雪だるまを作って遊んだ。・・・夫とね。ほほ。

ミシン屋さんとはかみ合わないやり取りをして、月曜日に届くまでは現ミシンにがんばってもらうことにした。新しいミシンでこそ縫いたい生地なんだが、と思っていたら、案の定ミシン針が折れ、妙に凹む。おーい、ミシンやーい、早くおいでー(カーサン心の叫び)。←今日のお昼ごろ来た!!!(歓喜)
※針を取り替えて慎重に縫っていたら、娘がミシンを応援してくれた。「ミシンさんがんばれー」幼稚園では「応援」が流行っているらしい。お支度が遅いとか、嫌いな野菜が入ってるお弁当とか、そういうときに。

2月号の「天然生活」に載っていたエコバッグを作ったのだが、うーん、昨日今日と使ってみたら、持ち手をも少し長くして肩から掛けたい気分120%。ひじを曲げたところに持ち手をかける、懐かしめのお買い物スタイルもなかなか素敵な奥様風ではあるが、重くてひじの内側に食い込むのはつらい。

焼きたてのバゲットとクロワッサンとかを買って帰るだけなら、きっとサマになるのだろうな。みかんとかキャベツとか重いものばっかり買ったのでどうもいかん。

エコに目覚めたというわけではなく、スーパーの袋が溜まってしまったのが理由ってのもエゴエゴな感じでカーサンらしい。スーパーの袋、ゴミ袋に使って底をついてきたら、エコバッグはきっと留守番・・・。



2006年01月20日(金) 最近の娘

「きょうねー、ようちえんで「おにのうた」うたったんだー」
「「鬼のうた」?どんな歌?おかーさん知らないなあ、教えてよ」
「そーれーはー、・・・なーいーちょ」
けち。

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帰宅後念入りにうがいをしていた娘、洗面所から出てきた途端、ひとの顔を指差して笑う。失礼ねー。

「おかーちゃんのおでこ、みどりいろー」
「?え?みどりいろ?」
「あー、こんどはあかくなったー」
「???(赤いほうがまだいいけど)」
「あーみてー、ここもあかいー、なんでかなー」
何も無い床を指差して楽しそうだ。カーサンには何も見えないが。

って、ああ、うがいしている間、洗面所天井の照明を見ていたんだね。その残像が目に残っているんだ。あーびっくりした。おでこが緑色って・・・。オイラ人間じゃないのかと(ベム)。

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幼稚園から帰る途中、道端の植え込みに赤い実がなっている。小さくて、シルバニアサイズのトマトみたいで、娘は大層気に入って一粒拾って帰ったのだが、手の中でもてあそんでいるうちに爪で実を削ってしまった。

「だめになっちゃった」と実をゴミ箱に捨てたあと、身も世もなく泣き出したのがおとといのこと。

昨日は自転車で帰ったので実のことはすっかり忘れ、今朝娘が思い出して文句を言われた。ので、さっきまた拾って帰ってきましたよ。

地面にきれいな実はなくて、しわしわになっていたり黒ずんでいたり。木になっているのを見上げて「とりたい〜とりたい〜」とせがむ。だめだめ。落ちてるからもらえるんだよ。

しわしわの実をひとつ拾って満足。コモノを拾いたがる習性はカーサンのDNAとみた。

===

ひらがなが読めるようになってきた娘。大阪のじいじに買ってもらった「ぱちょこん」あいうえおマシーンには濁点半濁点や、小さい「ゃ」はないのでストレート読みのみ。

幼稚園の同じクラスの男の子に「だいちくん」という名前の子がいて、「おかーちゃん、ぱちょこんでだいちくん出来た」と鼻息荒く押したボタンは「ら」「い」「ち」。楊貴妃のフルーツになってますが。

Sちゃんにいただいたカルタの「ら」の札を高く掲げ、目を輝かせて「だいちくんの「だ」!」ものすごい鼻濁音なんだねキミ。

そして自分の名前から覚えた札を並べると、必ず「か」「ゆ」「み」の順。右から読んでるらしいなどうも。



2006年01月19日(木) 手芸店デート

りつこさんがユザワヤへ行くらしい。

「会おうね」「会いたいね」と言いつつ、爪やら歯やらアクシデントが続き、なんだか娘も洟垂れになって来た気がする。そして来週は一週間午前保育になってしまうし、なんだか切羽詰った気分にすらなってるカーサン。えいやっと真夜中にメールを送った。

娘がカーサンのうきうきを察するかのように夜中に鼻血と腹痛を訴えて何度も起きる起きる。ひー。すわお腹に来る風邪か、と思ったが、高血糖由来の腹痛だったらしい。鼻血は指で引っかいたから。

寝不足気味の重たいまぶたの娘だったけど、元気はありそうなので幼稚園へ送り届け、ダッシュで吉祥寺へ向かう。急げー。カーサンも目がはれぼったいけど気にするなー。

しかしケータイサイトの乗り換え案内ってすばらしいね。これなしでは電車乗り継ぎ出来なくなってるかもしれない。

ユザワヤに着いて、りつこさんを発見して、あいさつした途端に解散。手芸店デート戦法炸裂ですよ。一時間後に集合。いいのかそれで。

いつも行く池袋の手芸店とは規模が違う。素晴らしいなユザワヤ。もう少し近かったら間違いなく友の会に入ってる。

買いたいものを手に入れたあと、ちょっと余計なものも買ってしまう手芸店の法則とはいえ、なんで耐熱のグラタン皿買ってるの>自分。手芸じゃないだろう。意味がわからない。生地についてはお目当て以外に手を出さなかったので我ながらエライと思う。

生地売り場のそこここで同じく物色中のりつこさんと遭遇する。なんだこの楽しさは。うはー。

りつこさんは反買いするかと思ったけど、ちゃんとカットしてもらっていた。でもお昼前の集合の時点で既に大きい紙袋を二つ持っていた。素敵だ。

早めにお昼ご飯を食べ始めて、話して笑って、13時には早々に帰途についた。ちっ。

りつこさんに会うのはスガ様ナイト以来。もうすぐ1年経ってしまうんだねと確認し合って二人で驚いた。

元気そうでよかった。会えて嬉しかった。今年はオーキャン一緒に行けるかな。

スガPod聴きながら、普段乗り慣れない電車から見慣れない風景を見ながら、幸福に浸ってしまった。「ぼくたちの日々」が聴こえてきたとき、ちょっと涙が出そうになった。

今度はうちにも来てね。・・・歩いてくる?まじで?



2006年01月18日(水) 手紙

年賀状が来ないなあと残念に思っていた年上の友人から、封書でお手紙が届いた。住所違いで返送されてしまい、遅くなってごめんねと書いてあった。

封筒を開けたとたん、ふっとよい香りがした。鳩居堂の香りというか、匂い袋の香り。便箋がそういう便箋らしい。

彼女と知り合ったのは阪神大震災の直後の京都。一ヶ月間の寮生活で、同室になったりもした。

お手紙が届いたのが11年目のメモリアルデーその日で、なんだか符合みたいなものを感じてしまった。

彼女の字で彼女の言葉を読むと、声が聴こえてくるみたいで何回も読み返した。

手紙ってすごいなあ。





2006年01月17日(火) 謎と運動

ミシンショップの謎に首をかしげる昨日今日。

問い合わせメールには、とんちんかんながらも迅速に返信をよこしたというのに、ミシン屋のサイト上にあった申し込み用送信フォームから買いたい旨送ったら、うんともすんとも反応ナッシング。年中無休、24時間受付なのにー。謎だ。

一日に何回もメーラーを立ち上げてしまう。

===

午前中、幼稚園ママと申し合わせてダンベル体操なるものに体験参加。カーサンへなちょこだからダンベル無しで。手ぶらであんなにきついのよ、負荷かけたらどうかなってしまいそう。

ダンベル体操といっても、イチニ・イチニ、というのじゃなくて、エアロビみたいなこう、なんていうの、そういう感じなんですよ。ぴょんぴょんステップしながら手も振ってみましょう、みたいなさ。

足だけで精一杯ざんすのよ。手をつけると明らかにぎくしゃくとおかしいんですよ。

マッチのすにーかーぶるーす♪ジーグザグザグ、ジグザグジグザグ、が出来なくて妙に愛らしくなる夫をネタにして、さんざ面白がってきたカーサンだが、夫と同レベルだねこりゃ。カーサンの後ろに位置していた人はさぞ面白かったろう。

今は血行がよくなってすっきりしてるけど、明日は筋肉痛なのかな。それとも頭痛かな。と暗い予想ばかり立ててしまう万年運動不足生活。続けて通ったらマシになるかしら。



2006年01月15日(日) ムーミン公園

土曜日に入った仮歯も軽やかに、久しぶりにドライブ。おとーさんと娘の二人でかつて遊びに行ったことのある、あけぼの公園に行ってきました。写真連発失礼します。

飯能市は入間川のそば、山の斜面にあるこの公園、テーマがムーミンなんですよ奥さん。入場無料。

坂を上ってレッツゴー。見えてきた見えてきた。



途中のコンビニで買ったおにぎり他で、まずは腹ごしらえ。前日の雨で地面が湿っているけど、暖かい陽気のおかげでピクニック気分。空は青いし、葉っぱの匂いはするし、いいかんじだ。
ぱくつく娘。


大きな建物は3つあって、まずは子ども劇場へ。上の写真で娘に隠れるように映ってる建物。時間を選べばおもちゃ手作り企画にも参加できるらしい。階下のトイレへのアプローチも素晴らしい。水面が近いって面白いねえ。わかりにくい説明で申し訳ない。

そして娘含め、オコサマが突進するのがムーミン屋敷。
こちらでございます。


階段やら小さい部屋やら、迷路のように入り組んだ内部、今の季節は暖炉で暖めてくれている。調度品も北欧の匂いがぷんぷんするものばかり。遊び心が炸裂したでっかいおもちゃみたいだ。

階段の手すりにかたつむりがいたり。


ドアにムーミンがいたり。


同じドアの裏にスナフキンがいたり。


カーサンと一周して、もう一度とせがんでおとーさんと一周して、まだ遊びたいという娘をひっぺがすようにして森の家という建物にも行ってみた。小さい図書館みたいだった。

森の家とは逆方向に小さい建物がもうひとつ。小川の上に橋で渡っていける。ひたすら往復している幸福そうな坊ちゃん(推定2歳未満)が、窓から顔を出してはにんまりしていた。

逆光で失礼。しかしまあなんとも美しい風景だったよ。


むしろオコサンより目を輝かせているおばあちゃんとかもお見かけした。山の斜面を上手に使って、小川のせせらぎが聞こえたり、夏には水遊びもできるとか。枯れた木々と青空っていうのもきれいだったけど、夏もいいかもしれないなあ。

往復の道もかつてないほど空いていて、快適なドライブであった。



2006年01月11日(水) 歯とミシン

「前歯の修復にはお金かけてください」と夫がうなだれる火曜日の夜。

休日診療所の歯医者さんに、こういうときの一般的な治療の流れを大まかに尋ねたところ、歯の土台を残すとなったら→神経を抜くか否かの判断・治療→仮歯を被せる→仮じゃない歯を被せる、で、最後の仮じゃない歯は保険外診療になるだろうとのこと←差し歯っていうのかしら?

周りの歯と色を似せる技術は保険外なんだって。カーサンの歯、グレーがかっていて割と特殊な色合いなんだって。

昨日改めて近所の歯医者に行き、神経を抜くという段階まで終了。土曜日には仮歯が入る予定。

ちなみに近所の歯医者さん、予約無しで飛び込んだ>迷惑な。「予約でいっぱいなんですよね」と明らかに困惑顔の受付嬢に、「歯が折れまして」とマスクを外した途端、「少々お待ちください、センセーイ・・・」って訊きに行ってくれた。口裂け女効果と呼ぼう。

今まで娘の前歯で通っていた、若干遠い歯医者さんも感じのよい先生だが、このご近所歯医者さんも雰囲気よさげだ。説明も丁寧だし、レントゲン撮るときに先生の指でネガ(って言う?)を押さえたまま、レントゲン室に二人向き合った状態で撮影。ちょっとびっくりー。

歯型を取って、一週間くらいで仮歯が入るという話だったのに、次回の予約を土曜日にねじこんでくれた。受付嬢がわたわたしていた。歯ッ欠け患者の気持ちをよくおわかりで。一日でも早く仮歯プリーズなカーサンの希望を汲み取ってくれたようで嬉しかった。

神経を抜いたので痛みはゼロ。ただ神経抜くと歯の色が変わるとか、長持ちしないとかって聞いたことがある。そういうものなんでしょうかねえ。ちょっとドキドキするね。

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治療費に糸目はつけないとお墨付きをもらっても、ミシンを買いたいという気持ちは萎えません。ちっともよ。

カーサンが不満なのはファスナー押さえが付かない構造であること、音が大きいこと、糸駒が使いにくいこと、パワーが無いこと、押さえがあまり上がらないこと。

プラス「縫い目がきれい」と「単純に欲しい」という憧れとがないまぜになって、これまで職業用が欲しいとひたすら思っていて実際に触ってまでみたけど、そうすると今のミシンも併用することになる。あんまり意味なくないか?

作るものは洋服よりも小物が多いと思う。長い距離は縫わないだろう。職業用のメリットがあまり活きないのではないか。

と考えた末、家庭用の上位機種(上位といっても今のミシンを考えたらたいがいの世のミシンは上位機種になる)、刺繍機能は要らない、フリーアームが欲しい、となるとJUKIのHZL−T400・・・。JUKIというネームで「憧れ」が満足するしー。

と夫につぶやくと、「家庭用?職業用じゃなかったの?」。わざわざシュプール(JUKIの職業用ミシン)を触りに行くよ、と妻に付き合わされたあの日曜日はなんだったんだ、という顔。「あとで職業用が欲しくなるんじゃないの」と妻の熟慮を一撃で吹き飛ばした。くっそー。

というわけで、まだまだ熟慮は続く。ああどこまでも。



2006年01月10日(火) 前歯折れるの巻

新年早々痛い話が続いて恐縮です。前歯が折れました。前歯が進んで自ら折れるわけがない。正確には「折った」のです。ええもちろん。

自転車で親子三人買い物に行った帰り道、夫の自転車には荷物も娘も積めない(要するに使えない)ので、いつも通りえっちら重い自転車を漕ぐカーサン。上り坂がきついのよ・・とぼやいたところ、夫が自分も自転車漕ぎつつカーサンの前カゴをつかんでぐいぐい引っ張った。

やめてやめて、絶対バランス崩すからーと叫んだのも空しくそのままゆっくりとしかし立て直し不可能なベクトルで転倒。道路の端の方で、倒れた先がたまたま工事中の鉄柵。自転車から手を離さず倒れたので、顔面で鉄柵にコンニチワー。かっちーん、と衝撃があって、口の中がざらざらになった。

後部座席の娘は足が痛いと泣いている。夫が助け起こして確かめたが、幸い傷には至っていない様子。ああよかった。せめてゆっくり倒れるために、最後まで自転車から手が離せなかったのだ。

そしてカーサン夫にぶち切れる。支えきれるわけないでしょうが。どうしてそんなこともわからないのだ。

年越し帰省の際、義弟(年上なんだけど弟・・・)が甥&娘と遊んでいて、甥長男と激突して長男下の歯がぐらつき歯茎に血がにじむという惨事があった。あのとき義母が怒ってたなあ。男の人ってなんでわからんのやろ。加減てもんを知らんねんから。

まさにその通りですおかあさま。あなたの息子も同類でした。なんでわからんのか。

落ちていた歯のかけらを拾い、休日診療の歯医者に持っていったが既に乾燥していて色が激違い。これはくっつけられないわ。
※もし丸ごと抜けたりした場合、牛乳に漬けて保存ですって奥さん。ご存知でしたか?

今日改めて近所の歯医者に行き、残った部分の神経を抜いて仮歯の準備。根元は残っているので折れた部分を差し歯みたいにすることになった。土曜日には仮歯が入る予定。それまではマスク星人だよ・・・。みっともねー。情けねー。

ひたすら夫は反省モードだが、未だにカーサンあの自転車倒れる瞬間が勝手に甦っては軽くご立腹。なんでわからんのかなあ。



2006年01月04日(水) 世間は仕事始めなのね

そして昨日はカーサンの方の実家へ。相変わらずおせちを大量に作る家である。1月中は確実に、うっかりすると2月まで食べている可能性すらある。

実家はおもちにうるさい。やれ水っぽいだの、焼き色が足りないだの、主に父がもち奉行。しかし今年はカーサンもプチもち奉行。できれば火鉢の炭で焼いて食べたい。焼くのは父だったりする。やーごくろう。おかげでおいしいいそべが食べられた。

例年2日の晩は実家に親戚が集まって大騒ぎになる。大阪帰省が4泊5日と長いのと、2日の実家親戚宴会に出席するのと、予定が決まるまではかなり悩ましい選択だったんだが、夫が新幹線の切符を買ってきた時点で決着がついたわけで。うん、たぶん正解。「マシ」という天秤。

「こんなだった」と状況説明を聞くだけでおなかいっぱい。ごちそうさまー。

夫は今日から仕事始めなので、一家三人泊まらずに帰宅。そして今日、実家父母母方のお墓参りに行こうと誘われていたのだが、娘の疲労度とカーサンの爪事情を考え、次回参加にさせてもらった。

電車の往復、娘を背負って歩く羽目に道中必ず一度はなるだろう。昨夜お風呂あがりに古畑任三郎見ながらバンドエイド取り替えたときに気付いたのだが、カーサン足の親指の爪が半分はがれました。去年の夏ジャムの瓶落として直撃してから爪が死んじゃっていて、ついにはがれたのだ。

娘の体重に、その親指が耐えられる自信がちょっとなかった。靴を履くと痛いー。

しかし母方の祖母のお墓参りに、まだ娘を一度も連れて行っていない。もう少し暖かくなったら、きっと行くから。海を見ながらもう少し待っててください。



2006年01月03日(火) お正月ね

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

ああひどい。この日記、昨年の総括もなにもなく年越ししてしまったのね・・・。

いまさら去年1年を振り返るならば、やはり娘の幼稚園入園がトップニュースで、それに伴って役員さんとかママさんバレーとか、幼稚園児の母という肩書きを満喫したのが次点かなあ。

3位以降がスガネタで、J-WAVEとか沖縄とか。いや、僅差で持病転院が上回るか?じゃ、スガさん4位で。

きりよく5位まで並べたいけど、思いつかないのでここまで。

一言で言えば「変化の年」だったかなあ。追いつくのに精一杯。今年は追いついて並足くらいでありたい。
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さて恒例の帰省してきましたよ。今回は4泊5日。カーサン的にはもう一日少ないくらいでちょうどいいんだが。

これも慣れなんでしょうか学習なんでしょうか、大抵のことには驚かなくなり、「ああ・・・」と生ぬるい感じでやり過ごすことが出来るようになった。成長だ成長(やけくそ)。

義妹ちゃん一家が居てくれた方が、密度がほどよくいい塩梅になるので感謝感謝。

しかしどこの家もお父さんがよく寝る。ふと気付くとお父さんたちが三人高いびき。そして夜更かしはお母さんたち。飲んでしゃべる。「飲んでも頭痛くならなかったよ」と意気揚々と夫に報告すると「調子に乗るなよ」と釘を刺された。何故。一緒に喜んでくれたまえよ。

そんな夫、皆で石清水八幡宮に初詣に行き、元旦早々娘を背負ってハイキングする羽目に。1枚、また1枚とコート・セーターを脱ぎ玉の汗。

それを見ていた義妹ちゃん「お兄ちゃん、やるやん」「伊達にいびきかいて寝てないなあ」さすがだ。

ええ、軽く低血糖でした>娘。だから石清水に行くのはどうかなーって思ったのよ。と後から心の中で言ってみる。ほほほ。


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