●究極の選択 処方された頭痛薬を飲むと、お腹の具合はよくならないと先生が言った。 頭痛と下痢、どちらを選ぶか。さああなたならどちらを選ぶ? 頭痛か下痢か、下痢か頭痛か(下痢下痢と連呼してすみません)。
私は頭痛を治す方をとります、はい。
●夫ニ題 その1。 実家から、どこぞの佛のお返しに頂いた、カタログ式の選べるギフトを譲ってもらった。さあて、なににしよ。と夫と雁首並べてカタログに見入っていたら、庭木の剪定がラクラク!という庭木カッターなるものが目に入った。
庭なんてないので、もちろん冗談で「これにする?」と夫に提案すると、夫に女優の魂が降臨してきたらしい。
「おとうさん、やめて〜(金切り声風)」「うおーーー(とチェーンソーを振り回す仕草)」ひとりパントマイム。
だめ、なんかツボにはまった・・・。 ※でもこうやって書くと、あんまり面白くないね・・・。
その2。 引越しの際、本棚のダボが一部紛失。 ホームセンターで5ミリか、4.7ミリか、3.5ミリかで揉める。
4.7ミリを推す妻を振り切って、5ミリを選んだ夫。
帰宅して「賭けだ・・」と本棚と勝負しにいったが、にやにやと戻ってきた。 「完敗だ」ったそうだ。ソラミタコトカ、いわんこっちゃない(勝ち誇る妻)。
定規を使ってもきっちり1センチ間違えるあなたの目分量を、どうして信ずることが出来ようか。いや、出来ない(反語)。
●片付け状況 体調不良もあって(都合よい言い訳だ)、ダンボール箱が減らない。 今日はいくつ片付けたぜ、とどこか張り合いにしていることに気付く。
全部片付け終わったら、真っ白に燃え尽きてしまう可能性大。 ・・・んなわけないか。
背中と肩首が痛い、と思ったら、どうやら娘の風邪をもらったらしい。 下痢気味だし(失礼)、頭痛も微熱も。ああ、うっとうしい。
しかたなく娘を連れて、こないだ見つけた病院へ。 「あら今日はオカーサンなのね〜」と看護婦さんに笑われる。
娘は病院に来ただけで不穏な状態、診察室に入るとしがみついて離れない。 ちょっと横になってもらえますか、と先生、しょうがない、娘を抱いたまま固いベッドに横になる。娘絶叫。だから今日はあなた関係ないんですってば。
ここは痛いですか、と先生がお腹をぐっと押す。痛い痛い痛い。 こっちとどっちが痛いですか、と腸の辺りも押す。痛い痛い痛い。 ・・・なにすんのよ(涙目)>ニ才児並み。
お腹にくる風邪ですねえ。母子べったりだとねえ、と余計な一言をつぶやいて、先生はお薬を処方してくれた。 ※娘を家に置いてこられるものならば、そうしてますがな、先生。
消化にいいもの食べてくださいねえ、と指示されたが、お昼はスパゲティミートソース(しかももちろんソースはレトルト「予約でいっぱいの店の・・・」)。だって食べたいから>やはりニ才児並。
そのせいだかなんだかわからないが、夕飯はさっぱり食欲ありません。 娘はおにぎり食べて大満足らしいが・・・。夫にもおにぎりでお茶を濁したろか。
自分が食欲ないと、いつも以上に料理への意欲が失せる私。 あたしンちのおかあさんみたいだな。
お昼ご飯のあと、買い物に出たついでに自転車でふらふら娘と散歩。
駅の向こう側には小さい川があって、斜めに立っている桜並木が満開。 はらはらと散る花びら。
もう少し川底がきれいだと風情もアップするのだが、娘はそんなこと一向におかまいなしで大喜び。 ミジュミジュー(水=川)、サクラサクラー、と自転車の娘用椅子から立ちあがらんばかりの勢いだ。ほんと、きれいよねー。
やれ引越しだ、やれ片付けだ、やれ発熱だ嘔吐だとばたばたしていたけれど、こうして桜をしみじみ見ることがが出来て嬉しかったよ、私も。
しかしこの辺の地理がまだぴんとこなくて、買い物から帰るのにきょろきょろしてしまった。方向音痴とは私のことさ。はっはっは。
あの桜も、明日雨が降ったらもう・・・。ちょっと残念ね。
一晩明けて平熱に戻った娘。
昨夜は吐き気止めのシロップも、下痢止めの散剤(砂糖水で溶かした)も、おとなしく飲んだし、39度近くになった時点で座薬も使った。
このまま収まってくれるのを願うばかり。
しかし体調が優れないせいか、やくざばりに因縁つけまくる>娘。 「マンマトッチイヨー」「できたよ」「マンマイラナイヨー」 「ネンネシナイヨー」「じゃあオトウサンと昼寝しよ」「ネンネチルヨー(怒)」 「アッチアッチアッチ」「コッチコッチコッチヨー」抱っこされてるくせに指示は出しまくり。 天邪鬼コントローラーが必要だ。
夫はせっかくの日曜日だし、足りなくて困るものを買いに行こう、とノリノリ。 昼前に3人で買い物に出たが、案の定娘がぐったりしてきたよ。 だからいわんこっちゃない。
どうする?帰る?どっちでもいいよ?と聞いてくるが、どっちもこっちもないよ、帰るんだよ〜。丈夫なのはもちろん彼の長所なんだが、病み上がりに対する想像力が欠けている。
私が娘を寝かしつけている間に、あーた出来ることがいろいろあるでしょうに。
いかん、どうもイライラしてしまうのであった。
「おなかイタイヨ」と訴えてきたのが夕飯どき。 10時頃寝て、夜中1時半に戻した。あたふたあたふた。 また寝たと思ったら、二回目が来た。あたふたあたふた。
そんなわけで今朝はカーサン眠くて、10時過ぎまで惰眠を貪る。 娘も眠りは浅いようだがカーサンにつきあってくれた。夫も当然寝る寝る。
起きてテーブルにつき、牛乳を飲んで5分後、きれいに全部戻す。 牛乳は止めよう、と薄いお茶を飲んで5分後、またもや戻す。 飲み食いさせちゃいけないな、こりゃ。
夫が土曜で在宅、近くに小児科はないかと探してもらい、昼頃連れていった。 お腹にくる風邪らしい。発熱38度。
ジュースだよ、と言って吐き気止めのシロップを飲ませ、その後は赤い顔をしてずーっと眠る娘。
引越しで無理させたかな。 寒かったかな。
この週末はばばのお見舞いやら足りないものの買出しやら目論んでいたけど、ゆっくりしろという天の声なのかもしれないな>不調娘。
ようやくADSLの工事が済んで、ネット再開でございます。
火曜日に引越して、水曜日は夫も仕事を休んで片付けに終始、木曜日から平常運転。箇条書きにするとこれっぽっちのことが、なんときっついことよ。
●火曜日 実家に娘を預けるため、前夜は片付けを放棄して退避。 8時半に自宅に出動、9時から梱包のお姉ちゃんが来て、12時半までがしがし荷造りしてくれた。
プロで3時間かかるのだから、素人の私が迷いながら詰めていたら間違いなく1日掛りだったよ。頼んでよかった。
お姉ちゃんが去ったあと、束の間ひとりぼっちになってお昼ご飯を済ませる。 無性に娘の顔がちらついてしかたない。それこそ4時間も経っていないのにねえ。
大家さんと手続きについて話し合い、ついでに壁を叩かれたりした一連の出来事を御注進申し上げる。大家さんはゆったりした農家の方だが、表情を少し曇らせ、慰めてくれるのかと思ったら、建物の構造について悩んでいるようだった。
そんなに音が響きますか、と疑わしげに何度も聞くので、一回住んでみたらいいのに、と意地悪なふうに考えてしまった。ちょうど二部屋空いてるしさ。
2時過ぎにトラックが1台到着。とりあえず段ボール箱を積み始める。 このあんちゃんたちが若頭っぽいかんじで、段取りはいいわお世辞の1つも言うわ、そしてちょっとイケメンだった。
3時過ぎにもう1台到着、責任者に代金を支払う。責任者はけして目が笑わないタイプ、ちょっと苦手かも・・・。
がつんがつん家具を運び出し、全て積んだのが4時半。 引越し先に移動して搬入開始が5時半、搬入終了が7時半。
部屋を占拠した山積みのダンボール箱と寒さでやる気ナッシングの私、ぽつーんと10分くらい眺め回してみたが、思考能力もゼロ、いやベクトル的にはマイナス。 もうだめ。
途中池袋で引越しのごあいさつの品物を買って実家に引き上げた。
実家到着が8時半、ただいま、と言うと「明日は連れていけ」と早々にじじが根をあげた。ばばも目が窪んでる。
ニ才児と1日、母抜きで過ごすのは苛酷過ぎたか・・・。すまんのう。 でもカーサンもくったびれてるんだよねえ。と喉元まで出掛かって飲みこんだ。
●水曜日 一晩眠って英気を養ったばば、一緒に新居に行くという。 大丈夫かね、このひと。と心配しつつ、お言葉に甘えて娘と三人で新居に向かう。 ※じじはゴルフだよ・・・まったく。
ほったらかしの夫は寒さの中で冷蔵庫に電源を入れ、食品をしまい、かろうじて布団を敷いて寝たらしい。さすが「どこででも生きていける」と公言しただけのことはある>夫。
娘は自分のおもちゃとVTRにかぶりつきなので、ばばに任せて旧居の掃除と引渡しに夫と向かう。車持ってこなくちゃ。
昼には新居に戻り、さあ片付け開始。
ばばがいるおかげではかどった。なんせ引越し歴はばばの方がダントツ多い。 これが夫と二人だったら・・・考えただけでも恐ろしい。
カーサン生理前で頭痛の気配が薄ーくやってきていたが、なにしろばばがほれほれと次々任務を与えてくるので、頭痛だと訴える暇もない。
そしてしゃべり続けていたおかげで、気配だけで去っていった。はー命拾い。
夫は冬眠から起きたクマじゃあるまいし、ダンボール箱の林の中を右へ左へうろうろしている。何を探しているのかと思ったら、PCの附属機器取説を探しているらしい。
そんなもん今はどうでもいいのだが、それとは無関係に自分が少しイラついているのがわかるので、ほっておく。
夕方6時まで作業して、なんとか生活できるくらいになった。
実家までばばを送りついでに、結局夕飯を食べて帰る。
この日はじじの誕生日でもあった。ははは。
●木曜日 夫は会社へ。
娘はもっと赤ちゃんの頃見ていたVTRを何度も繰り返して見たがる。朝も遅くまで寝ていたし、昼寝も長かった。ニ才児なりにくたびれたのか。
あれをここに、という片付け図ばかりが頭の中で膨らんで、いざブツを目の前にすると動けない。あのブツこのブツをダンボール箱を覗きこんではうろうろ。 手を動かさなければ片付かないんだよ・・・。
整然と片付けるのはあきらめ、とにかく空いてるスペースに突っ込んでいくことにして、ざくざくダンボール箱を開け始めたのが午後。
それでもまだまだダンボールが積みあがっているのが目に入る。 いっそ和室のフスマを閉めてしまおうかしら。 「それは臭い物にフ」言い切る前に妻にキッと睨まれる夫であった。
●金曜日 やっとネットがつながった。 自転車のスペアキーも見つかった。 隣人も越してきた。 天気も回復してきた。 ・・・生理も来た。
そしてばばは目の手術。
週末はじじの顔でも見に行くか。 孫娘というカンフル剤(ちょっと効き目がありすぎるのが難点)持参で。
昨夜の日記を書いたのが夜10時半くらいだった。 その一時間後、うひょー、来たよぴかちゅう(もう「さん」つけない)が。 怒鳴り込んできました。
怒鳴るといっても一応彼女は冷静さを装っていて、でも声色にも口調にも、ヒステリックなものが滲み出ていて怖かった。 ※そしてそのテンションの高さに私もつられてしまった(悔しいポイント1)。
私がお風呂に入っている間、夫が娘を膝に乗せて歌の絵本を読んでいた・・・歌っていたのだ。大きい声じゃないよ。会話するより小さいくらいの声だよ。
ピンポンが鳴ったときに夫に出てもらうべきだったのだ。なんせ夜の11時半。もっとましな対応したことでしょう(悔しいポイント2)。
「となりの×××ですけど、うたやめてもらえませんか」と開口一番けんか腰。
ははあ、さっきのごんごんいう音がうちで、さらにのんきに歌なんか歌いやがって、とお考えですね。
と、後から考えればわかるのだが、このときは頭の中が真っ白になって、私の口から出てきたのは「・・・は?あのう、童謡のことですか?」だった。情けない(悔しいポイント3)。
「今何時だと思ってるんですか」と鼻高々な彼女。 「はあ・・・11時半ですねえ」と間抜けな私。
「あのーでも、さっきの大きい音はうちじゃないですよ」と言うと、 「それはそうでしょうけど」とちょっと動揺してた。意味不明>彼女。
「あさってには引越しますから」と私はうんざりを表明し、でも結局「ご迷惑おかけして申し訳ありませんでした」と謝ったら、「はいそうですね」と自分の希望の言葉を勝ち取って、誇らしげに彼女は会話を打ち切った。
ばんばんの音がうちだと思って壁を叩いてきたことを逆に攻めることも出来たなあ、と後になってハラワタ煮えくりかえりながら「あのときこう言っていれば」なんて遅いシミュレーションしてしまって、心臓がどきどきして眠れなかった。 おかげで今日は目の下大クマだよ・・・(悔しいポイント4)。
私も彼女も、自分に非があると思っていない。 むしろ自分こそ被害者だと思っている、お互いに。
そんな者同士の会話は、たとえ心底思っていなくても謝ることで終わらせた方がよかったんだ、きっと。
と自分で言い聞かせても、一時間は悔し涙が止まらなかった(悔しいポイント5)。めそめそ泣かない人になりたいなあ。
そろそろ引越しのご挨拶をご近所にしようと思っていたけど、彼女にはうちが出て行くことが最大のプレゼント。
両隣が空室になって、しばらく気持ち安らかだろうよ。 その分、後から入居する人の生活音をうるさく感じたりするんじゃないだろうか。 ・・・かわいそうな人だよ>ぴかちゅう。はやく一戸建にでも引越せばいいのに。
願わくば、豪胆なひとでありますように>この部屋に入居する方。
大家さんに事務事項を話しに行くけど、そのときに昨夜のことはやはり報告しておこう。
そして子連れは入居させないように助言しとこう、いらないおせっかいだけど。 世界平和のためにね。
壁を叩くぴかちゅうさんちとは反対側の部屋に、最近新婚さんらしきカップルが引越してきた。
夜テレビを見ていると、そちらからごんごんごんと大きな音が。
さてはかぼちゃから包丁が抜けなくなったか(私の想像)、家具を組み立てているのか(夫の想像)。
と、ぴかちゅうさんち側の壁を「こつこつ」とノックする音がする。
う、うちじゃないですよう。
するとタイミングよく新婚さんちのごんごんごんが止まる。
夫は「どっちもうちだと思われてたりして」と笑う。 ※ぴかちゅうさんちからはごんごんの元、新婚さんちからはノックの元と思われる、の意。
ははは、なんか笑い事じゃないんですけど。
それにしても、今夜のノックは優しげなかんじで、いつもの壁バーンとは印象が違う。と夫に話したら、「ちょっと壁叩いてやってよ!」って奥さんに頼まれて、だんなさんが渋々叩いているんじゃないの、との見解。妙に説得力がありますなあ。
さて、この部屋ともあと2日。
冷たい雨の中、お墓参りに行った。あ、車で。
娘は長靴とレインコートが珍しくて、そして水溜りで足踏みするのが嬉しくてしかたない。鼻の頭を赤くして、にかにかと嬉しそう。
兄一家といとこ一家は今回来なかったため、娘はじじばばやおじおばにちやほやされっぱなし。義姉不在で私も心なしか気持ちが軽い・・はっはっは。
お墓参り恒例のおそば屋さんに行って、カーサン久しぶりにおそばを食べたよ。鴨南おいひい(若様風)。 いつも娘と食べられるようにおうどんばっかりだから、すごく嬉しかった。
犠牲になったのがばば。そば好きの彼女だが、孫のためならなんのその。そしておうどん三分のニは娘が平らげていたぞ。足りたのか・・・。もともと小食ではある>ばば。
来週我が家の引越しのあと、ばばは目の手術&入院である。 なので、雨でも引越し前でも、どうしてもお墓参りしたかったのだ。
頼みごとのあるときばっかり熱心ねえ、とお墓の中で祖母が呆れ顔で笑っている気がした。
しかし寒かった。
ばばはキューピーにやけにタイトなお洋服を編んだりするヒトなので、娘もキューピーがお好みのようである。
そういうわけで(どういうわけで?)、お昼前といえばキューピー三分クッキング。
鶏の手羽先を色よくこんがり、とお料理の先生がコメントしている画面を見て、思ったのは「こんなに火が強くて大丈夫なのか」。
もちろん大丈夫に決まっていて、色よくキツネ色に焼き上がった手羽先はとても美味しそうだった。その後煮込んでた。
昨日の日記で娘の小心について買いたが、私の小心は弱火に現れているのかもしれない。
火加減にもめりはりつけなくちゃね、やっぱりおいしくならないのよね。
慎重な弱火・・・わたしにぴったりなのかも・・・。
ぼぼぼーっとフランベして天井を焦がすくらいになりたいもんだ。
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さて、ご近所さんちに行ってきましたよ。
娘より2つ大きいMちゃんと、1つ下のRちゃん。 Rちゃん昨夜は発熱したとかで、初めのうちこそとろんとしていたが、徐々にエンジンかかってきた。
なぜか彼女は娘が気になるらしく、ことごとくおもちゃを奪っていく。 以前は取られてもぼーっとしていた娘だが、ここにきて「悔しい」という感情が出るようになってきた。
だからってあーた、カーサンに噛み付いてどうする。ユナイテッドアローズのお気に入りのカーディガンが破けそうだよ。すごく痛かった。 ま、Rちゃんを噛むよりはいいけど。
最後はRちゃんに髪を引っ張られて固まっていた娘。 ※Rちゃんのママは「こうされたら痛いでしょ!」とRちゃんの髪をむんずと引っ張って言い聞かせていた。ちょっと面白かった。ははは。
「嫌よ」と言えるようになるのはいつのことやら。
もめごとは当人同士で片をつけてくれたまえ。 そして噛むならせめて甘噛みに(切実)。
娘は私に似たのか小心だ。
落ち葉が風で動いたのを見ては「コアイヨーッ」、はえが飛ぶのを見つけては「コアイーッ」、お風呂の洗い場で、私の足の指から取れた靴下のカス(?)がお湯に流されるのを見ては「コアイーコアイヨー」。
強風の日はこわいもんだらけで、自転車のカバーを外している間に娘がイッテしまうので往生する。「ダッコダッコダッココアイーー、ウワーーーッ!」いやあの、カーサンも今、手が空かないわけよ。
最近行くようになった公園は、昆虫がテーマらしく、トンボの形をした遊具やら、蟻やバッタのブランコめいたのやらがある。大きなすべりだいはカマキリっぽい形をしている。
カマキリすべりだいは高さもほどほど、滑る部分はローラーになっていて傾斜がゆるく長距離。あなた向きじゃないか。それでも怖がりの娘から「ててツナイデヨー」と毎回泣きが入る。公園に行っても解放されることがない、それがカーサン業か。
それでもけっこう楽しそうなので何度か通ったのだが、ある日からすべりだいの階段を上れなくなってしまった。
ちょっとかがんで覗きこんだあと、「コアイッ、コアイヨーーーッ」と絶叫。 なだめようがすかそうが、一段目の階段に足をかけられない。 二段目から上る!と大股開くのだがしょせんニ才児、無理無理。
虫でもいるのかと目を凝らしても、砂と落ち葉しか見えない。
虫さんいないよ、怖くないよ、と一緒にしゃがみこんで言い聞かせてもダメ。
・・・あなたにしか見えないものでも?
キャー。
ホラーものが大の苦手で映画のCMすら避けているカーサン、もうその公園行きません。行けませんとも。
と夫に話したら、「ああ、いるよ、夜」と平然としているのでぶっ飛んだ。
ななな何が?と問うと、「バット振ってるあんちゃんとか」って、それは私にも見えるヒトでしょー。固まって損した(損得なのか)。
え?まさか違うの?やーめーてー。
どえらい強風の中、娘の予防接種と、私の薬をもらいに医者に行った。
なにもこんな日に行かんでも・・・引越しまで一週間を切ったし、接種後5日くらいは様子を見たいな、という私の勝手でございます。
私の薬というのは、いまさらつらくなってきた花粉症の漢方薬と、偏頭痛の薬。 前者は以前から服用して、相性がいい「小青竜湯」。 後者は最近テレビで知った、偏頭痛のための新しい薬。
じき引越すことを伝えてあったため、漢方薬は多めに処方してくれた。 ありがとう、「おかーさん」先生。
偏頭痛の薬は「高いんだよね・・・でも効くよ」とのことで、なるほどひょっとして一粒300円以上する代物なのかもしれない>本日のお薬全部の額から逆算。
ある意味飲むのが楽しみだ。 いや、もちろん頭痛にならないのが一番良いに決まってるんだけど。
そして娘は絶叫するもむなしく、ちくりとやられてハートブレイクなのであった。 もうここのお医者に来ることもないかな・・・。
しかし強風。
我が家の周囲はいも畑だの区民農園だの土気たっぷり、しかも今は農閑期で何も植わってないから、砂嵐だよ、こりゃもう。
目も口もざらんざらん。早くお風呂に入りたい。
週末の夕飯は熱々の出来たてを満喫したい。 平日出来ない分をとり返さなくては(もはや強迫観念)。
土曜日は鳥の唐揚げ。
唐揚げは下味の加減がいつも不安定になる。のでひと手間省くつもりで、初めて唐揚げ粉なんてのを買ってみた。
なになに、20分以上漬けておけとな。お肉が柔らかくなるって。 なので30分くらい放置して揚げました。
出来あがりは、今までにないかりかり感。お肉はやらかい。 お、おいしいね、これ(敗北感)。
「負けた・・・おいしい」と夫に呟くと、物も言わずもりもり食べてた夫「いや、いつものもおいしいよ。これはお店のみたいだ。」とフォローになってるんだかなってないんだか、微妙な励まし方。
いいのよ別においしけりゃ。
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日曜日はマカロニグラタンにした。
手間省略と在庫一掃を兼ねて、ホワイトソースの缶詰を使用。 これまたおいしいじゃないか(唐揚げより敗北感軽め)。
マカロニを茹でる量がいつも多くなってしまって、ものすごく具沢山な我が家。 缶詰には2〜3人前で80グラムと書いてあったけど、普通スパゲティとかって一人前100グラムくらい食べられちゃうよ。
で100グラムくらい茹でたんだよねえ。
おかげさまで、食べても食べてもマカロニが出てくるグラタン。 ※そんな昔話があったっけ?食べても食べても・・・何が出てくるんだっけ?
言いつけを守らないからそうなるんです。
いいの、おいしかったから。
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今度の金曜日が最後の不燃ゴミ。 そこで換気扇フィルターを捨てるから、土日月と揚げ物はしないよ(火曜日が引越し)。
それにしても生協の冷凍モノで残ってるの、お魚ばっかりなんだよねえ。 今週は魚ウィークだ・・・。
引越しまでほぼ一週間となりました。 片付け片付け、捨て捨て捨てる今日この頃。
今まで目をつむっていた不用品を捨てたら、引っ越さなくてもいいんじゃないかと思えるくらい、部屋の中がすっきりよ。
これからは冷蔵庫の中身をどうやりくりして、きれいさっぱりさせるか、そこにも注力しなくては。
そして娘のおもちゃは、前日ぎりぎりまで片付けられないんだろうな・・・。
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昨夜は夫の立会いのもと、台所の一角を占めていたお酒の選別を行った。
実家からもらったワイン。飲まないんだよね。せっかくだけど返して、みんなで飲もうということにしよう。
養命酒。もらったはいいが、飲むと体がかゆくなるので飲めない。どうする。
日本酒。開封してしまった瓶は、飲めるものとは思えない色合いに化学変化。 未練なく処分。
実家で作った梅酒やかりん酒。私が8歳のときの日付が貼ってあるので、びびって匂いをかいだら、なんとまあ香しいこと。美味しそうな匂いだよ、これは。 大事に新居に持っていく。飲みたい人は遊びにきて(念の為胃薬持参のこと)。
焼酎。神の河とれんとと黒糖焼酎発見。・・・夫が夕飯後、お湯割りにしていい気分になっていた。ま、いっか。この週末もよく動いた夫にご褒美(高飛車)。
2004年03月14日(日) |
最近の娘(2歳3ヶ月) |
最近の娘(2歳3ヶ月)。検索エンジン化する今日この頃。
●寝かしつけているときの天井の灯りが三日月のように見える。 と、「おちゅきしゃま・・・オーツーキーサーマー、コートリーガユーメーヲ ー」と夕焼け小焼けが途中からスタート。
●テレビで公園やスーパーの光景が映ると「ウカチャンもコイエン、イキタイヨ ー!!」「ウカチャン、おかいもん、イキタイヨー!!」。 その他娘が反応するキーワードは新幹線、電車など乗り物系。夫のDNAね。
●そして手順が大事。段取りが変わることを許さない。
寝るときは自分でみっひーちゃん3体(それぞれ洋服の色から「こんちゃん」「きいろちゃん」「だいだいちゃん」と命名)を並べ、自分が転がり、それをカーサンに位置を直され、布団をカーサンと一緒に引っ張ってかぶらないといけない。
夫の場合、お風呂で頭を洗っている間、「よーくカンガエヨー、おかねはダイジダヨー」「コッコッロッモ・マンタンニッ、コッチュッモッ、チェッキッユ」「ネンショウケイ、ネンショウケイ・・・チャントリーッ」「あいえー、ごーまるごーあいえー」の4曲をメドレーするのが義務。
一曲たりとも省略することは許されないのだ。
●カーサンが台所に入ると、「おかーしゃん、ガンバレー」と、おとーさんが運転していると「おとーしゃん、ガンバレー」と励ます。ええ、がんばりますとも。
2004年03月13日(土) |
不用品さよなら、ごめんなさい |
大型の不用品を処分しなくては。
ポストに入っていたチラシを見てテキトーに電話。 午後やってきたのは宇崎竜童とイッセー尾形を足して二で割り、身長160センチに縮めたかんじのおっちゃん。
不用品をざっと見渡して提示してきた金額は予想より高かったが、自分たちではいかんともしがたい事柄だけに、仕方ない、必要経費と割り切ることにする。
提示金額がいかに妥当であるかをイッセー竜童は語るのだが、業界の相場も知らないわたしたちにとってなんら判断材料にならない。
公共の処理の仕方について質問しても、「あれは面倒くさいんですよ」の一言。
しまいにゃ「まだ使えるんだから引越し先に持っていけ」まで言う。 「不用品処理業者」に言われるとは・・・。
こちらも「まだ使えるのに」と後ろめたく思っているので、イッセー竜童にここぞと付けこまれてるような気すらしてくる。なんか気分悪ー。
ええい、金で片がつくならそれでいいんじゃー、と悪徳代官カーサン決断。
夫と二人がかりで全部トラックに積んだあと、「奥さん、安く処理したよ」とまるで自分が見積りそこなって損したように(でもにやっとしてたので損はしていまい)言う。
もう早々にお引取り願いたいのだが、トラックの横で夫といつまでも話しこんでいるので、紙袋に缶ビールを5本詰めて、夫経由で渡した>「とっとと帰っておくれ」。
イッセー竜童はビールとさっきまで我が家の一部だった不用品たちと去っていった。
なんか疲れたぞ。
段ボール箱を作るのはいいが、もう二階には置くところが無くなってきた。
今朝作りかけた箱の中身は大型本。重い。 運ぶ人のことを考えたら、これは一階に置くのが妥当だろうねえ。
というわけで、急遽一階の配置換え。一階とてスペースはないのだ。 横にしてあったカラーボックスを立てて、二つ並べればそらごらん、段ボール箱が良い感じで収まるじゃないの。
と、文章にしてしまえばこれっぽっちだが、実際の作業ときたら、なんで引越し間際に模様替えしてんの、と自分自身に突っ込む気持ちを抑えつつ、散らばったおもちゃを踏まないように、中身を出して移動して掃除して中身を詰めて娘に相槌を打ち。
カラーボックスのひとつには目隠しに布を画びょうで留めてたんだけど、抜いたら画びょうの頭だけ残って、釘の部分が取れない。
ペンチを探して工具箱を出せば、どこにも見当たらない。 そういえばもう封してしまった二階の箱群の中に、しまっちゃった気もするし。 ※引越し直前までテープで封しないのが賢いんでしょうね。ようやく気付いた。
出した工具箱をしまうのに、結局階段下の物置スペース全体を片付けなくちゃいけなくなった。ちょっとカーサン壊れてきたぞ・・・。
ここで切れても返事してくれるのは娘ひとり。 こういうとき、夫は居ない方がいい。いれば八つ辺り炸裂だったよ。
ため息をひとつ。あとは手を動かすのみ。がんばれカーサン。
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豆さばで文句言ってたのは、照明器具をネットで購入するんだけどね、その対応がお店によっていろんなレベルがあって、悪いところは悪い、良いところは良い、それだけの話なんですが。
二つ返事のメールのあと、けんもほろろなメールをくれたお店があって、うりゃー、貴様の店では買わん!と叫んでいたわけなんです。
こう見えてもカーサンクレーマークレーマーなのよ。 お気を付けあそばせ。
2004年03月11日(木) |
荷造りしながら考える |
我が家の狭い玄関に、不燃ゴミの大きい袋が3つ、資源ゴミの紙の束が4つ並んでいるので、狭いったらありゃしない。
資源ゴミは火曜日に出せたのに、夫が泊りがけで不在、カーサン寝坊で出せなかったのだ。なんてださいんだ>自分。文句言えない。
ちなみに今朝は燃えるゴミだった(変な文)。 夫が出勤の行きがけの駄賃に出してくれた袋とは別に、カーサン猛然ともうひと袋作ったわ。絶対着ない私の洋服たち。ごめんなさい。
何故かこういうのを夫に見つかりたくない。我ながら、どういう心理なのかなあ。
そして捨てたい気分のときは、猛烈に捨てる。
どうしようかなあ、といつもなら迷う、6:4で捨てたい気分が勝るブツに対しても、激しく目障りに感じてしまう。
ふと実家に残してあるさまざまなモノたちや、納戸の古いモノたちや、祖母の部屋なんかを思いだし、「もったいない」という感覚を麻痺させている自分に気付く。 思い出さないように、思い出さないように。
でもなあ。あまりにも限りあるスペースなんだよなあ>現住居も新住居も。
しかもこれから娘の分が未知数で増えていくだろうし、と言い訳しながら袋に詰めて、あとは考えないことにする。
荷造りモードにギアが入ってるカーサン、今も娘を昼寝させてから、段ボールを3つ4つ作った。
本箱はあらかた空になり、次にアルバムを詰めていて気が付いた。 最近の娘の写真がほとんどない。
カメラを嫌がるから撮れないし、ケータイで撮った分も現像できる画素数のものは数えるほどしかないし。 ※粗い画素数のを、そうとは知らずに2枚ずつ現像した痛い経験有り。 お店の人も一言突っ込んで欲しかった>無理難題な客。
どうしてあんなに眩しがりなんだろう。 カメラのフラッシュも、太陽も、対向車のライトもだめ。
光が頭痛の発端になってしまう、私の体質を受け継いだのではないことを祈る。
娘の3ヶ月ぶりの歯医者。経過は順調で、今回もフッ素を塗るのみ。
でも娘にとって歯医者さんは「怖い場所」として記憶されているので、説明しようがなだめようが聞く耳持たない。しかたないか。
かわいそうだけど、今日もカーサンむんずと抑えつけて、先生の膝に娘の頭を乗せる。力も強くなったなあ。背も伸びた。と場違いな感慨にふけってしまう。
処置が終わった途端に「もうバイバイちるーーー!」と叫んで、助手さんたち他の患者さんたちから笑いを取った。
次回は永久歯の様子を確認するため、レントゲンを撮りたいですね、と先生。 ど、どうかなそれは。じっとしていられるのだろうか>娘。
カーサンもろともX線を浴びるか・・・。
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住宅ローンの諸手続きをしなくてはいけないので、夫はまたお休み。 池袋の銀行で口座を作り、その後カーサンたちと落ち合い、新宿の銀行まで手続きに行く。
なんで池袋いっぽんで処理が済まないのかしら。手間だわ。 同じ銀行なのにねえ。よくわからないけど(「くまのプー」調で)。
埼京線なんてずいぶん久しぶり。新宿の人混みも久しぶり。 前回は妊娠中だったから、ひゃー、2年ぶりの新宿だ。
西口のビル群目指してベビーカーを押すわたしたち。 平日だけに、スーツ姿の人の波の中で、夫のオレンジ色のトレーナーが目立つ目立つ。 誰か、そろそろ彼に好きな色と似合う色は必ずしも一致しないって、言ってやってくれませんかー(鬼妻)。 ダークな色合いのものを妻が選んでも、最終的に「着ない」という却下を下す夫であった。
新宿での手続きは1時間足らずで完了。
帰宅してからまたも頭痛に襲われたのは、新宿の人に酔ったか、それともでっかい借金を正式に背負ったからか、調子に乗ってお昼ご飯のあとにチョコパフェなんかを食べたからか。どーれだ。
「イベントを大事に」強化を宣言したにもかかわらず、こないだの私の誕生日は冴えなかった。まず本人が健康でないといかんね。
でもって、夫もプレゼントのひとつくらい買っておくべき。 いや、強化期間ということを夫は知らない。周知徹底させねば。
それでも、当日の夜遅く、夫はケーキを買って帰ろうかと考えたらしい。 「胃がむかむか」「頭痛い」というカーサンの返答であきらめたのだ。
そうか。夫は悪くはないのか。
週末になって「で、どうすんの、あなたの誕生日は」と再び夫が蒸し返してきたので、偉い!と思いながら「じゃあひとつき遅れで4月4日にお祝いしよう」と言ったら、「ああ、おかまの日ね」と夫。
おかまでもなんでもいい、とカーサン「じゃあ4月4日ね!」とKABAちゃんばりに両手を胸の前で振っておいた。
ああ、楽しみだ。
ウィルスがまだ体内で悪さしているのか、滅多にしない片づけもので消耗したのか、肩がばんばんに張って痛いくらいになった。
常備しているサロンパスも効かない。放っておくと頭痛を呼ぶぜ、という気配。
昨日、買い物帰りに行った電器やさんでマッサージチェアを見かけ、スーパーの袋を膝に乗せてお試しするカーサン>はあ、終わってる。
自分は上手いと思っている夫の手より、機械の方が勝っている。 そんなつぶやきは、胸の中にそっとしまっておく。カーサンおとな。
帰宅してからふと思い出した。 低周波のぷるぷるっていうの、持ってたじゃないか。
あったあった、これこれ。何故かビデオテープの脇で埃かぶってた。 わくわくしながら、ぺたりと両肩にひゃっこい楕円型のをくっつける。
あー・あれ・・、で、電池切れ・・。
両肩に冷たいへんなものくっつけて、心の底からわくわくしてた自分の姿があまりに情けない。落胆。
あんまりがっかりなので、新しい電池をわざわざ買ってきた。 さあ、スイッチオン。
ぴぴぴぴく。ぴぴぴぴく。 ・・・・おえ。なんかきぼちわどぅい。
そういえば、これ貰ってすぐ夫がいそいそ試したのはいいけど、いきなり出力MAXだったから、本人の意思とは無関係に腕がびびびと上がっちゃって。
しかも自分でコントローラーに触ることすらできなくて、操り人形のガイコツよろしく「うわ(びくびくびく)ちょっと(びくびくびく)止めて(びくびくびく)」懇願。
まだここに越してくる前の話。あのころは夫痩せてて(遠い目)。
ふたり分まとめて自転車の修理に行ったら、夫の分が時間もお金もかかるかかる。 しばらく近くの公園で娘と遊んで待っていたが、あまりに寒いので先に帰宅した。
帰り道、なんか顔に当たると思ったら雪。 ひー、布団干してきたってのに。
娘に「雪こんこんだよー」と泣き言を言ったら、「おはなにポツンって」「おっぺにポツンって」と説明してくれた。
なんかいっちょまえな受け答えになってきたぞ。カーサン感動。
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娘が昼寝している間に、せっせとひとりで片付けをはじめる。
遅れて帰宅し遅れて昼ご飯を食べ、ようやくまったりできる、とテレビを見ていた夫も、妻の階段昇降(使い方誤りね)が気になったのか、声も掛けていないのに自主的に参加してきた。珍しい。
魔窟と化した自分用の籐かご(衣類が放りこんであった)をひっくり返し、本棚からかつての資格教材をばっさばっさと出しては束ね、過去モノダンボール箱にも果敢に挑む夫。
まさしくガサ入れってやつね、これは・・・。
部屋がえらくすっきりして結構。引越しとは無関係に、いつもこのくらいすっきりしているのがもちろん理想だけど、やはり引越しというトリガーが必要なのよね。
過去モノダンボールから、大昔の手紙が出てきて、しかもそれが私からので、カーサン顔から火が出るほど恥ずかしかったぞ。
「あんたからのでよかったわ」って、あーたそれはどういうことかしら。
こないだ実家に退避した際に思ったんだけど、「なにもすることがない」という状態ってひとの目を虚ろにさせるんですね。
掘りごたつに入って新聞を読んだり雑誌をぱらぱらめくったり、娘はじじばばの後を追いかけてるし、家事はやらんでよいというばばの言葉にそのまま甘え、あー、だんだんまぶたが重くなる・・・。
そこで初めて、週末の夫が激しく澱むわけがわかった気がした。 なーんもせんでよし、テレビをごろんと見つつ、娘は「オカーシャーン」と行ってしまった・・・。
昨日、夫は仕事を休んで家にいたのだが、引越し業者の営業さんとの駆け引きあり、途中会社から電話あり(しかもどうやらトラブルっぽい)、客先へ電話をかけ。
そういうときの夫はもちろん、澱むどころじゃない。むしろ目の色が違うかんじ。 ぎらぎらしてるというか。けして悪い意味でなくね、ぎらぎらっとしていた。目尻がきゅっと上がって、声もでかい。
夫とは同じ会社で知り合ったが、職場が同じだったわけではないので、「オン」になった彼を見ることは殆どなかった。物珍しさも手伝って、つい観察してしまう。
たまには見てみるもんだ>「オン」の姿。 ※余談ですが、実家が職住超近接だったので、父が「オン」な姿を毎日見ていた。 会社勤めしているオトーサンの働く姿、娘にも見せてやりたいなあ。
心配そうな口ぶりの舌の根も乾かぬうちに、引越し業者が決まりました。 ありがとうございます、ありがとうございます。
昨日の午後あちこち電話して、翌日(つまり今日)見積りを取りに来てくれるか、と引越し業者数社にあたったところ、2社からオッケーを頂いた。
1こ目は極楽山本似のおじさん。出してきた金額はびっくりの安値で、危うく即決しそうになったが、もう1社がその頃にははるばる我が家へ向かっていることを考えて、とりあえず後で連絡します、と答えた。
2こ目はV6岡田似(但しバット200回)或いはオギヤハギ似の、ちゃらい感じの青年営業マン。1社目よりも条件的には良かったが、提示してきた値段がお高い。
が、なんだかんだ言って1社目と同程度にプライスダウンして、最終的にはV6岡田似(バット200回>しつこい)に軍配が上がった。
間取り自体が小さいから当たり前だけど、荷物少ないですね、と口を揃えられた。 そうね、ベッドも無いしソファも無いし。一番大きいのは冷蔵庫だし。
V6岡田似がダンボール箱大30枚と中30枚を置いていったので、夫の寝る部屋はますます荒れ果てた感じになってきた。
これから荷造りが始まれば、より一層すさんでいくのは必至。ふぉふぉふぉ。
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昨日は下痢、今日は頭痛とむかつきがひどい。 どうやらお腹に来る風邪をひいたらしい。
小児科内科のいつもの先生のところに夕方行ってきた。 ※夫が本日は見積りバトルのため在宅だった。ラッキー。
おかーさん久しぶりだよねえ?最近のウィルスは胃腸が好きなんだよねー、おかーさん。と相変わらずおかーさんを連呼する先生。
お世話になるのもあと少しか・・・。引越し先でもこんな優しい先生が見つかるといいな。今のうちに娘の予防接種済ませないといけないのかな。
お嬢さんにうつさないように気を付けて、と言われたけど、しかし難しいなそりゃ。 一応至近距離にいるときは、鼻で息をしてみる。
あー、胃のむかつきと、食欲の区別がつかない。食べていいのか、食べたいのか。
入社何年目だか、節目のリフレッシュという名目で、夫は3月中に強制的に一週間ほど休まなくてはいけないのだという。もっと前に休むのももちろんアリだったんだけど。
普通なら連続して休みを取って、例えば旅行に行ったりするのらしい。 が、結局直前まではっきりした日にちも決まらず、今週中に2日くらい、来週また2日くらい、月トータルで一週間分休むことになった。 ※いつ休むのか前日までわからないというのは、結構難儀なもんである。妻としては。
それに合わせたわけではないが、今月は引越しというイベントがある。 やっとわー大変、やらなきゃやらなきゃ、という気持ちが盛り上がってきた。
なにかと野暮用(銀行とか役所とか)もあるので、おおいに助かるのだ>夫が家にいるということ。
まずは引越し業者の見積りを取ろうということになったのだが、これが難航中。 やはり期末、マンションの一斉入居というだけであちらからお断りってのもあった。
計画性に欠けてるからなあ>ワタクシ。 いや、以前はもうちょっと先回りして考えるタイプだったんだけど、どうもこの頃今日明日のことでいっぱいになってしまう。いかんいかん。
さて、どこの引越し業者さんが我が家を引き受けてくれるのでしょうか。 乞うご期待とか書いてる場合か・・・。
夫が土日は出勤だというので、実家に転がり込んだ。泊まるのは久しぶり。
2月3月は仕事上、実家のお尻に火がついてるのだが、さすがばばの愛、七段飾りがでーんと茶の間を占領していた。四畳半は一方通行だよ。
母のものなので、もうじき70年になるという七段飾り。全体的にこじんまりしていて、お道具も華奢なのがばばの自慢だ。そろそろ魂も宿ろうかという気がしてくる。丑三つ時にはあんまり拝見したくないかも。
ちなみに私のは親王様ふたりだけの立ち雛。装束の色が渋い。おとな向け。 ・・・娘の分もいつか買うことになるのだろうか。
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日曜日から例の頭痛がやってきた。実家から帰宅して座椅子に丸まって、「なーんもできませーん」とアピールしたら、夫が娘を寝かし付けてくれた。
娘はもうじき2歳と3ヶ月になるが、夫が寝かし付けたのは初めて。 そうよ、なんとでもなるのよ、もう乳児じゃないんですもの。
またやってもらおう。しっしっし(ケンケン)。
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