ON LOTUS
DiaryINDEX|past|will
ここ数日、アイカの5414番という 白いスプレー塗料を使って仕事をしている。 いろいろな物を白くできる優れものだが、身体には悪そうだなと思う。 カーペットや壁紙まで白くしてしまわないように養生しておくのに、 自分のことは気にせず作業してしまう。 いつも、手まで白くしてしまう。 東新宿界隈で素手が真っ白な人が電車に乗っていたら、ワタシかも知れませんよ。
夕方、仕事帰りに空を見上げたら、 くっきり透明な感じの青空に、くっきりした雲が。 空気が澄んでいるのだなと思いました。 明日はぐっと涼しくなるそうですね。
家の近所には、見沼田圃というものがありまして、まあ要するに田舎なのですが。 刈り取りの済んだ稲田に三脚を構えている方がいました。 写真を撮っている人を見るのが好きなので、良い気分で家に帰り着きました。
ある友人が、写真を撮るひとで、そのひとの撮る写真がとても好きなので、彼女が写真を撮っているところを眺めるのも楽しいです。 気になるものや風景があると、まるでそこに溶けこんだようにその場から動かなくなって、アングルを決めてから何かの瞬間までじっとしていて、ある一瞬にシャッターを切っている。 何を見ているのか、後で出来上がった写真を見せてもらうのが非常に楽しみなのです。 で、そのひとはそのままカメラの方向で行くのかなーと思っていたら、急に家具職人になる勉強を始めて、現在腕を磨いているようです。でも、写真も続けています。
ワタシはなんちゃってアマチュアカメラマンなので、適当に気の向いた方角を向いて適当にシャッターを押しているだけなのですが。
やっぱり、そうやって息を潜めて何かの瞬間を真摯に写し取っているカメラ遣いのひとは格好良いなと思う秋の空の下なのです。
そろりと満開のようです。 電車からの風景に目の覚めるような赤色が素敵です。 居ながらにして、ふと俗世から離脱したような気になったりして…。 鎌倉のまんだら堂で見た曼珠沙華が一番いい感じだったのですが、調査のために現在閉鎖中で見られません。
秋空、日差しが柔らかくなってきました。
〓今日の読書〓
森博嗣「φは壊れたね」講談社ノベルス
108星、全員集いました。 クライマックス…だけど、明日はまた働かねばならないので、お預け。 どこでもいっしょ・トロといっぱいも少し進めてみました。 か、かわいい。クロネコたちがかわいい。トロももちろんかわいい。 どんどん増殖していくクロネコ…。 なごみ系のゲームですな。
休日。 と、いうことで、護国寺までそうすい氏と一緒に京極夏彦展を見に行く事に致しました。 しかし、出発後すぐにおなかが空いて、地元最寄り駅できしめんを食したりしまして、野望の半分くらいはここで満足。 久々に食べたら、きしめん熱に火がつきました。 梅干しの入っている『梅きしめん』というのが大好きです。紀州の梅干しがふたつ。日本に生まれて良かったなあと思います。梅干しのある国。
おなかもいっぱいになったので、ようやく出発。 池袋から有楽町線で二駅。講談社から資金援助されたというエレベータで地上に上がれば、すぐ左手側に講談社ビルが。 入るなり京極夏彦氏の声で、 「この世には、不思議な事などないのだよ、関口君」と語りかけてきてちょっとびっくり。 そういう入店チャイムがあったらちょっと笑えていいなあ…などとあらぬことを一瞬妄想。 でもって、狭いですよと事前情報をもらっていたのですが、なるほど、狭い。その狭いところに、姑獲鳥の夏文庫版表紙に使われている張り子があったり、豆腐小僧の表紙に使われた原画があったり、京極先生のサイン色紙があったり、魍魎のゲラがあったり(分厚いよ!)映画・姑獲鳥の夏のプレスシートがあったり…。唐木さん宛のサイン本があったり。 折角なので、扇子とボールチェーンとピンバッヂを一種類ずつ購入。 銀の「御祓済」ボールチェーンだけ売り切れでした。
一度池袋に戻って、今度は丸ノ内線。 百三さんとこに寄って、しばしまったり。 なんでも今日は通常の倍以上に忙しかったそうで、仕事増やしちゃってごめんなさいまし。でも、作って頂いたサラダや飲み物はとてもおいしく頂きました。
またもや池袋に戻って、東急ハンズへ。 温泉卵と黙黙大根の次回新刊用の遊び紙を買いに行くも…目的の色の紙が見つからず、結局世界堂で買いました。 東武に入っているダヤンのお店で、定期入れと箸を購入。 ほくほくの一日でありました。
|