ON LOTUS
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2004年06月29日(火) 続…痛。

昨日、抜いた歯の跡を消毒してもらうために再び歯医者に行きました。
消毒がまたスゴイ味で、昼ご飯を食べ終わっても微妙に味が残っていて、変な気分。
あの、うがい薬のイソジンを原液で、しかももう少し煮詰めたような感じに濃い味です。
不味いです。

なんというか…時折ズンドコ痛いです。うずうず疼きます。
しかし、これはもう数日の辛抱のはず。
昨日は、夜寝る前が一番辛かったので、出してもらった痛み止めを飲んでみました。驚くほどすっきりと痛みが消えました。
薬って凄いのだなと思いましたが、それだけにあまり飲み過ぎると恐ろしいなと思います。


2004年06月28日(月) 親不知

今日は、右上の親不知を抜いてもらってきました。
麻酔が切れたら、鈍く痛いです。
おまけに、昨日の耕したアレで、手足筋肉痛です。
活気のないヒトになっております。ううう…。
明日になれば、もう少しマシな状態になっていることを願いつつ…。

ところで、そんな活気のないワタシですが、京極夏彦『姑獲鳥の夏』が映画化される、というニュースに少し活気を取り戻しました。
つい、二日ほど前に、怪談之怪の休憩時間に話題に上って、本当なのかなあ。などと言ったばかりだったのです。
どんな映像が見られるのか、既にして楽しみです。
アレを映像化するなんて、相当大変だと思いますが、頑張って作り上げて欲しいと思います。


2004年06月27日(日) 耕したり

ウチの前に、小さな畑がありまして。
これまでは大家さんがそこで野菜を作っていらしたのですが、最近自宅近くの畑を借り受けて(といってもご親戚の方の持ち物なんだそうですが)野菜を作ることになり、後を任されたのでそこで野菜を作ることになったわけです。

任されたのは、ワタシではなく父親でございます。その一角を、耕すのを手伝いました。鍬で耕したのですが、生まれて初めてそんな作業をしました。
腕やら足やらが、もう、大変疲れました。
明日は、たぶん…筋肉痛になるでしょう。
父は、植物を繁栄させるという緑の手の持ち主なので、かなりいい感じでございます。
すでに半面には、胡瓜、トマト、茄子、ピーマン、シシトウ、オクラなどが生長しており、胡瓜や茄子やピーマン、シシトウなどは、どんどん収穫され食卓に上っております。
胡瓜に味噌をつけて食べるのが幸せです。


2004年06月26日(土) 第十四回怪談之怪レポート。

ということで、百三さんそうすい氏と共に怪談之怪に行ってきました。


場所は、外苑前にある『梅窓院』という、由緒あるお寺。
なんと歌舞伎にもその名が登場するほどなのだそうで。
寛永二十年建立って…江戸時代ですか。
そのお寺の「祖師堂」という、非常に近代的な最新のバリアフリーの建物の中で、今回の怪談之怪は催されました。

そんなところに、怪談好きがわらわらと集合して、怪談を語ったりそれを聞いたりしている様は、端から見るとどんな風に写るのでしょうか。
それはともかくとして、非常に濃密な時間を過ごすことができて、良かったと思います。

いつもは一人だけのゲストが、今回は雑誌『幽』発刊記念ということで、なんと十人ものゲストが。豪華です。豪華絢爛。一抹の怪しさは拭い切れませんが、そこは怪談なので諦めましょう。

と学会でお馴染みの唐沢俊一さん、
怪談映画専門制作集団、オフィス・ユリカ主催の山田誠二さん、
評論家にして小説家の高原英理さん、
詩人にして歌人の佐藤弓生さん(高原さんとご夫婦なんだそうです)、
妖怪文人の化野燐さん、
作家で英文学者の南條竹則さん、
幽の表紙も手がけられている写真家のMOTOKOさん、
作家、歩くひとり百物語の加門七海さん、
作家の平山夢明さん、
作家の福澤徹三さん。

それから、いつものメンバー。
京極夏彦さん、東雅夫さん、木原浩勝さんと中山市朗さんの四人。
これが豪華絢爛でなくてなんでしょう。
しかも、三部構成。

まず最初に、舞台右袖から京極夏彦さんが登場。
前口上を述べられて、他のメンバーのお三方を招き入れます。
お三方は左袖からぞろぞろと登場。
ステージには、椅子が六脚並んでいまして、
右から京極さん、中山さん、ふたつ空けて(ゲスト用の椅子なので)、木原さん東さん。
全員が席に着いたところで、第一部開始。
まず木原さんと中山さんが怪談を披露。
それから、最初のゲストの唐沢さんと山田さんが舞台に登場。
唐沢さんのお話は、すごいオチがついて爆笑。最初はポピュラーな怪談だったのに、どうしても宇宙人に行き着いてしまうところが最高でした。
山田さんのお話は、ご自身の体験。しかも、ご自分の家のお話でした。
結局、開いていた天井はなんだったのか分からないまま退場。実は未だに気になっていたりしますが。

二組目のゲストは、高原さんと佐藤さん。
高原さんは…国書刊行会の分厚い本の中からピックアップした怪談を紹介してくれました。猫蜜柑というお話がお気に入りだと披露してくれたのですが、ワタシも気に入ってしまいました。その本…欲しい。
でも、タイトルをはっきり憶えていません。『近世民間異聞怪談集成』とかいいましたっけ?ご存じの方はご一報下さい。
佐藤さんは、三編の詩を朗読されました。独特の朗読が、かなり恐ろしい感じに響いたのはワタシだけではないはず。えーっと、どなたの詩を朗読されたのだか失念してしまいました。辻征夫さんでしたっけ?

ここで二十分間の休憩。
小腹が空いたので、ロビー(廊下?)の片隅で、そうすい氏とふたりでプリッツをぽりぽり。食べ終えてお手洗いに入り出てきたところで、「怪談之怪四人全員のサイン入りでーす!」というような声が…。思わず引き寄せられて一冊購入…していたら、会場内では第二部が始まっているではないですか。

第二部は、衛星放送BS‐iで公開されている「怪談新耳袋」をダイジェストに公開というもの。
確か「赤い目」「黒い男たち」「教えて」「正座する影」「幽霊屋敷と呼ばれる家」…他にもあったような気がしますが、最初のお話はタイトル見逃してしまって分かりません。
それから、八月中旬に『渋谷シネ・ラセット』で公開される予定の「怪談新耳袋 劇場版」の予告編でした。
「黒い男たち」と「正座する影」に爆笑してしまいました。
会場中が湧いていたから、うん、可笑しかったのは間違いない。

しゃーーーーーーーーーーーー!!!!!!

再び二十分の休憩。

百三さんとロビーで彷徨っていたら、入り口の外に多田克己さんを発見。
他の方は知らない方でしたが、たぶん妖怪関係…。
さらに廊下でうろうろしていると、東雲さんにも遭遇。
先ほど舞台でお話をされていた山田さんがひょっこり会場から出てきたり、
そういえば前の休憩時間には福澤さんが廊下で喫煙中だったりしていました。なんだか得した気分。
百三さん、そうすい氏、東雲さんと話し込んでいたら、またもや会場内が暗いのに気がついて、あわてて戻る。
ステージ上の先生方が、どことなく「みんな早く席に戻れ〜」というような顔をして待っていて下さったように思えるのは、ワタシの気のせいでしょうか。

第三部は、再び怪談。
三組目のゲストは、加門さんとMOTOKOさん。
MOTOKOさんは、沖縄旅行の時に見た不思議な渦のお話。
加門さんは、恐山の旅先で居酒屋のご主人に聞いたというお話。
加門さんのお話、もっともっと聞いていたかったです。きっと、どんどん出てくるに違いない。

四組目のゲストは、化野さんと南條さん。
化野さんは、博物館の学芸員のお話。
南條さんは、大塚にある中華料理屋さんの娘さんから聞いたというお話。
なんと、いいところで、お客さんが来てしまって続きが聞けなかったということなので、いつか謎の洞窟の物語の結末が聞けるといいなと。切に願います。

最後のゲストは、平山さんと福澤さん。
平山さんのお話は、非常に面白くて素敵な話術で、ずっと笑い転げていたのですが。その反動のように、さらりと語られた「ちくしょう」で終わるお話にぞっとしました。
福澤さんは、ご友人の福祉関係の方から聞いたお話と、映画館で撮れてしまった弁士の写った写真のお話など。

怪談はここまで。
いつまでも聞いていたいような、そんな気分でございます。
が、今家でこれを書くに当たって、一生懸命今日を追体験していたら、ちょっと怖くなってきました。

皆様の元に、異界が訪れていませんように。


2004年06月25日(金) 怖いものには良く口が動く。

バイトをしていたところに、買い物に行きました。
手芸用品店なので、いろいろなものの材料を買いに行きました。
さりげなく、レジの方に顔を憶えていて頂いたようで、そうすい氏とプチ会話がなされていました。
事務所を覗いたところ、店長さんがいたので、乗り込んでいってお給料を頂いてきました。
頂いたお給料をプチ還元ですね。

明日の怪談之怪に先駆けて「新耳袋 第九夜」を買ってきました。
読みました。あっという間に読み終えてしまいました。
相変わらず、おっかない怪異な目には遭いません。良かったー。

そういえば、滅多なことでは出会わない怪異な事。
一度は高校生の頃、良く晴れた日の当たる場所で。
一度は数年前、仕事中。やっぱり良く晴れた日の当たる場所で。
それぞれ、プチっと遭遇したことがありますが。
怖い方じゃなくて、ん?という感じ。
読んでいたら思い出しました。
もしかすると、昔、日記に書いたことがあるかも知れません。
そして、怪談苦手な友人以外には、話したことがある気もします。

怪異な物事に関しては、信じるとか信じないとかいう捉え方はしておりません。ただあることとして、あるがまま見たまま聞いたまま、へえ、なるほどとか、うへ怖いとか。そんなことがあったんだとか。
そんなふうに、怖がったり不思議がったりしつつ、どうやら楽しんでいるようです。
ということで、明日が待ち遠し。
でも、怪談て、映像で再現されるのはちょっと厭。
視覚で取り込んだものって、そのまんま記憶されちゃうので、あとでふっと思い出して怖い。
もう、呪怨2のDVD告知パネルとか映画仕様の文庫本とか、非常に怖いです。あんなものが目の前に出てきたら、きっとバタッと気絶もできなくて、目もそらせなくて、見つめたままフリーズしそうです。
新耳袋の映像化された、あのDVDの広告(もしかしてジャケットがアレなのかも知れませんが、直視できないのでよく分かりません)、雑誌『幽』の裏表紙を開いたところに載っている、あの広告が駄目です。
アレのせいで、幽にはしばらく手を伸ばす気になりませんでした。
中身は読みたいのに…。
まっすぐに見られないモノって、見ると目が合うヤツですね。
そして、目を剥いているものばかりですね。アレには耐えられません。
貞子の映像もそういえば見られなかった…。


2004年06月24日(木) 作りすぎ。

じゃっく氏が遊びに来ました。
プチ同窓会の流れで、そうすい氏と共に、竹の皮を集める約束をしたとのことです。
昼の暑い最中、ふたりで出かけて行きました。
版画で使うらしいのですが、竹の皮。
どのように使用されるのでしょうね?

戻ってきて後、ウチで少々らくがきなどをして。
そのうち眠い眠いと言って寝てしまいました。
お疲れー。

夕食に、ペペロンチーノを作り始め、にんにくを激しくみじん切りしているところで目を覚まして、帰ってゆきました。
ペペロンチーノは、作りすぎました。
家中の人間をふうふういわせてしまいました。
じゃっく…まだ居てくれたらよかったのに、と、思いました。


2004年06月23日(水) 粉まみれ

仕事ー。
暑い中、がしがし働いてきました。
バイトは、今日まで延長の予定でしたが、午前の方々ですべて片づいたということなので、昼間の仕事だけで今日は終わり。
ヤスリがけなどをしていたので、全身粉まみれに…。
しかも、汗で腕やら顔やらにくっつっく…。
棚卸しのバイト代は、後日連絡をくれた日に取りに行くことになりました。
それでもって、帰ってきたら、やっぱりそれなりに疲れていて、
そのくせゲームなどやっているうちに、深夜になっておりました。


2004年06月21日(月) 暑。

昨日にも増して、あちぃ。
なんじゃこりゃ。夏か。そうか。

今日こそ早く寝てやれ、と思ったものの、蒸し暑くて寝たんだか寝てないんだかという浅いところでうろうろ。
午前三時頃に、冷たい麦茶を一杯飲んで布団に転がっていたら、ようやく深い眠りに……と、思ったのも束の間。
午前四時二十分。一匹の虫の羽音に起こされる。
午前四時三十三分、蚊を成敗する。そうすい氏が派手に血を吸われていたので、その血が壁に付着。
壁の血痕もそのままに、再び寝ようと試みる。が、暑さに寝付けず。
窓を全開にし、他の部屋に乗り込んで対面の窓を開け、風を通す。
午前四時四十四分。涼しくなり、就寝。

午前七時二十一分。
家族の朝の気配に目が覚める。それでもなんとか眠りにしがみつこうとするが、失敗。
午前八時十五分。「幽」という怪談ばかりが山ほど載っている雑誌を読み、背筋を凍らせたり、びくびくして周囲の物音に飛び上がったりしているうちに眠くなり、三時間ばかり睡眠。
午前十一時四十分、すっきり目覚める。

そんな駄目な感じの人です。
夜はバイト。
バイトをしているうちに、台風は日本海側へ駆け抜けていったようです。
そして、バイトは今日で終わりの予定でしたが、未定だったので明日も入ることになりました。

台風による強風で、気分が高揚。
生暖かい風が、突然どっと吹くので、やめられません(なにを?)


2004年06月20日(日) 眠れないー。

蒸し暑いのでなかなか寝付けず、うだうだ。
寝る前にゲームをやったのも敗因ですか。
寝不足と暑さで、昼間は惨敗。
んでもって、夜はバイト。ちょっと復活。

台風が来るというので、なんとなく変な風が吹いている。
この変な風。実はかなり好きだったりします。


〓今日の読書〓

■相田裕「GUNSLINGER GIRL 1巻」メディアワークス


2004年06月19日(土) ICO

ICOの小説を読んでいたら、だんだん再プレイしたくなってきて、
読書を休んで、ICO中です。
久しぶりにやったら、操作が初心者に戻っていて、動きがふらふらに。
それでも、やっているうちに思い出してきて、だいぶうまく動かせるようになりました。

やっぱりICOはいいなあ。


2004年06月18日(金) ガチャン

母につきあって、近所のスーパーへ買い物に。
いい加減、麦茶が飲みたくなってきたので、容器を買うことになりました。
ガラス製の方が、味が変わらなくていいような気がするということで、ガラス製の容器を二本購入。

他にも色々買い込んで、重たいので、お買い物カートの上のカゴに乗せたまま駐車場まで行くことにしました。
落とさないように、ちゃんと押さえて行こう。そう自分にも言い聞かせました。
…までは良かったのです。
スーパーの前の、アスファルトの段差…というか穴にカートのタイヤが見事に引っ掛かって、カートを前にひっくり返しちゃいました。
ちょっと、それは予想外だよ先生。先生って誰だよ。誰に話しかけているんだよ。現実逃避したって駄目だよ。もう遅いよ。壊れちゃったものは壊れちゃったんだからさ。
という一瞬の問答…問答というよりセルフツッコミの嵐。
あっちゃ〜。ガチャンだって、ガチャン。

不幸中の幸い、ガラスものは紙袋に入れてくれたので、ガラスの破片を散らかさずに済みましたが、買ったばっかりで、スーパーの玄関先で使ってもいないうちに壊しちゃった★(思わず星つけたくなりますよ?)
この得も言われぬ一抹の寂しさったらありませんよ。★★★。三つ星の寂しさですよ。

あ〜あ、という苦笑いで、少し先を歩いていた母が戻って来ます。
まあ、仕方がないからもう一回買ってくると、他の無事な荷物を母に託し、割れた容器は処分してもらうつもりで、店内に舞い戻ります。
改めて新しい容器を持ってレジに並び、レジの女性に店先の段差に引っかけてカートひっくり返しちゃって…という顛末を話し、処分をお願いしつつお会計してもらおうと思ったら…。
なんと、そのまま交換して下さいました。

交換★。

この得も言われぬ幸福感たらありませんよ。★★★★★。五つ星の嬉しさですよ。あの一抹の寂しさを補って余りある対応ですよ。
ありがとうありがとう。
また買い物に来ます。(というか行きつけのスーパーなんですけど)

夜は、その幸福の容器の麦茶をおいしく頂きました。
そして、使ってやれないうちに壊しちゃった君たち、ごめん。


〓今日の読書〓

■日渡早紀「GLOBAL GARDEN 6巻」白泉社

■山田南平「紅茶王子 23巻」白泉社


2004年06月17日(木) 小説「ICO」

ずーっと本を読んでいたら、なんだか左の腰が痛い…。
読書時の姿勢には気をつけようと思いました。ちょっと反省。

バイト時、同じフロアに書店が入っていて、スタッフ用の通路から店内フロアに出ると、目的のテナントスペースに行く時、その書店を通過しなくてはならないのです。
で、宮部みゆきさんの最新刊「ICO」が、ばーんと並んでいまして…。
折しもブレイブ・ストーリー読了後。
欲しいわけです。読みたいのです、とっても。

しかーし、デパートには厳しい掟がありまして。
スタッフとして入店した時の購入品は、自分の職場の責任者に、検印というものをもらわなければ、店外に持ち出せない。要は、職務上横領とかいうものを防ぐためにある制度のようです。
ぶっちゃけ、面倒なので…しかも夜の三時間しかいないのだし…バイト終了時には、店内営業も終わっています。やっているのはレストランのみ。

夜、近所の書店に行って買いました。
危ういことに、一冊しかなかったのですが、それを買ってきました。

「ICO」は、同名のプレステ2専用ゲームソフト。
イコという男の子が主人公で、プレイヤーは、そのイコを操作してゲームを進めていきます。舞台は「霧の城」という、名前の通り霧に覆われた誰も住んでいない(と思われる)立派なお城です。イコは、そこに贄として捧げられた十三歳の少年。贄の証として、頭には水牛のような形の角が生えています。
お城の中で、何故か鉄の鳥籠に閉じこめられ吊り上げられていた、言葉の通じない、白い服の少女ヨルダと共に、城を脱出することにしたイコ。
光が差し込み、埃が静かに舞う、そんな雰囲気の中、イコとヨルダは手をつないで走り回ります。
と、いうゲーム。

熱いゲーマーとして知られる、宮部みゆきさんが、完全ノベライズしたものです。「ICO」ファンも、まだ「ICO」を知らない人も、是非読んでみて欲しいな〜と思います。双方のファンには堪らない作品であります。


〓今日の読書〓

■宮部みゆき「ブレイブ・ストーリー 下」角川書店

■小花美穂「Honey Bitter 1巻」集英社

■CLAMP「xxxHOLiC 4巻」講談社

■CLAMP「ツバサ 6巻」講談社



2004年06月16日(水) 地道系

思ったより早く届きました。
『同潤会アパート〜記憶の継承〜』というDVD。
建築探偵桜井京介の最新刊、失楽の街を読んでから見ると、いいかも知れません。

今日、プラネテスのQUOカードが届きました。
当選しました。地道な幸運には恵まれている模様。

バイト先では、ついにビーズの検数です。
地道なのは幸運だけではありません。
よく考えると、趣味もほとんど地道系です。
新しいスタイルですね。地道系。
はやらないかな。放置式同盟でもつくってみようかな…。(ちょっと本気)

今日も、もりもり読書中。


〓今日の読書〓

■宮部みゆき「ブレイブ・ストーリー 上」角川書店


2004年06月15日(火) 夏日だった。

今日は、歯医者に行ってきました。
前歯の治療跡が、やや変色して気になったので、直してもらいました。
綺麗に直りました。
右奥の下の親知らずを抜いて消毒に来たのかと思われたりしてしまいました。
すいません、まだ抜いてません。
いっそ先に、右奥上の親知らずを抜いてもらってしまおうかなー。ということで…しかし、怪談之怪の前には抜きたくなかったので…、後に予約を入れてみました。

そういえば、ウチの近所には、広大に田圃が広がっている場所があるのですが、田植えからひと月ちょっとたって、稲もだいぶ伸びてきました。
稲の緑色が涼しげで爽やかです。
もっと伸びて、それが風にさらさらなびいている時に散歩するのもまた良いです。
夜は、その広大な田圃の方角から、大量の蛙の大合唱が…。

バイト。
今日も布の検数。布が結構重くて、なんだか腕が鍛えられたような気がします。明日は何を数えるのでしょう。いよいよビーズかも。


〓今日の読書〓

■藤沢周平「雪明かり」講談社文庫


2004年06月14日(月) 眠い。

久々に、一日まるごと稼働しておりました。
仕事で。
犬がかじっちゃった扉は、きれいに直りました。よかった。

梅雨も中休み…なのだそうで、わりと梅雨に入ったばかりのような気がしますが…。
オゾン層が破壊されてこっち、紫外線は年々一段と強烈になってくるようです。紫外線対策しないと大変なことに…。


大事に読んでいたのに、あっという間に読み終わってしまいました。
家守奇譚をもう一度読もうかな。と思います。


〓今日の読書〓

■梨木香歩「村田エフェンディ滞土録」角川書店


2004年06月13日(日) 注文。

昨日、いろいろなサイトを見ていたら、同潤会アパートについてもっと知りたくなってきてしまいました。
そして、『同潤会アパート〜記憶の継承〜』というDVDが発売されているのを見つけてしまいました。
注文してしまいました。
深田恭子さんが取材、ナレーションをしているそうです。

深田恭子さんといえば、会社にいた頃、卒業アルバムの編集だか印刷で、版下が回ってきたのを思い出します。
たぶん印刷だったと思いますが…。
そういえば、学年は違いますが、堂本剛くんと、ともさかりえさんが卒業時同じクラスだったのには驚きました。金田一かよー…。
そんな会社の思い出までもが噴出しがちな、今日この頃。
じゃあなくて…。

建築物の話をしていたのに何故だ…。

ミニチュアのクリアファイルに、ようやく表紙の紙を作って入れてみました。
村田某の物語は、ちょっとずつ読み進めています。
明日は、死ぬほど久しぶりに補修の仕事が入ってきたので行ってきます。
犬がドアの飾り枠囓っちゃったんだそうです。
きれいに直るといいな。


2004年06月12日(土) 読み読みの日

一気に読み終わってしまいました。
『建築探偵桜井京介の事件簿 失楽の街』
今回は、同潤会アパートメントをモデルにした(というかまんまなんですが)アパートが登場。
そして、物語も悲壮な感じがしない終わり方だったので、かなりお気に入りです。あんまり詳しく書くとネタバレになっちゃうなあ。…自粛。

同潤会アパートメント。
結局、一度もきちんと 見ないうちに、すでにない素敵な建築物ですが…。

同潤会アパートメントの記憶
apartment web photo gallery

このあたりのサイトで写真を脳内にスキャンして、夜、一人で上映することは可能かも知れませんよ。
そのあたりの想像力というか、妄想力にはちょっと自信あり。

建築探偵シリーズを読むと、むらむらと外に出て行きたくなります。
古い建築物を見に。
意匠の凝らされた、長い年月を経た建築物たちを見に。
建築の学術的なことや専門的なことは分からないのですがね。
そういう専門家のひとの書いた本、写真家のひとの撮った写真を見るのも大好きです。
お金稼いで、またぶらぶら見に行こう…どこか。

コミックビームも買いました。
入江さんのビームデビュー作、無事読めました。
ついでにエマも読みました。まあ、エマは単行本で読みたい感じ。一話じゃ短いから。
百三さん、ありがとう。また何か見つけたら教えて下さい。

今は『村田エフェンディ滞土録』を読み始め。
家守奇譚にちらっと名前だけ出てきた、土耳古に行った友人・村田…が主人公のお話のようです。ふふー、大事に読もうー。
梨木さんの、バランス感覚の素晴らしさを前にすると、なんだか気持ちがゆるゆる〜っと解放されて行く感じ。
一文字一文字読み進めるのが、とんでもなく幸せなことに思える本も、なかなかないような気がします。童話も揃えたいなあ。


〓今日の読書〓

■篠田真由美「建築探偵桜井京介の事件簿 失楽の街」講談社ノベルス


2004年06月11日(金) たんたんたん

昼間は、サイトを更新したり、ご飯を食べたり、めだかを愛でたり、マンナンライフの蒟蒻畑を食べたりしました。
風邪が、微妙に喉に引っかかっている感じです。

夜の三時間。
今日も、バイトで電卓を叩いてきました。
たんたんたん、たんたかたん。リズミカルですよ。
昨日より慣れたので、少しスピードアップ。

建築探偵桜井京介…の、新刊買ってきました。
読みマース。


〓今日の読書〓

■森永あい「僕と彼女の××× 2巻」マッグガーデン

■二ノ宮知子「のだめカンタービレ 9巻」講談社

■北条司「エンジェルハート 11巻」新潮社



2004年06月10日(木) 計算したー。

バイト二日目。
今日から、検数に入りました。
どうやって数えるのかと思ったら、電子計量器と電卓を使って数えることが判明。
例えば、リボンや革紐などの、リールに巻いてあるものは、リールごと計量してそこからリールの重さを引いて、さらに「1メートルの重さ」で残りの数を割り算すると、残りが何メートルか算出できる。ということでした。
緻密さは求められていないようです。概算が分かればいいそうで。なるほどな。


えー、私信。
怪談之怪のチケット届きましたよ。
日付は今月26日、午後1時開場、2時開演。6時に終了予定。
場所は、外苑前の梅窓院。そこの祖師堂というところが会場。
お忘れなく。そして早く風邪を治して下さい。


2004年06月09日(水) ピザ

今日は、どうしてもどうしてもピザが食べたくなって、ちょうど、いつも配達してもらっているピザ屋さんの広告がポストに投函されていたので、お昼にピザを注文してしまいました。

で、インターネットでも注文できるということなので、初めて、ピザをインターネットで注文してみました。
本当に来るのかな…と、ちょっと半信半疑だったのですが(失礼な!)、
しかも、お店によっては確認の電話がかかってくる場合があります。とか、書いてあったので(それじゃインターネットで注文の意味がないような気がしなくもない…)、ちょっと身構えて待っていたのですが、
それはもう、普通に配達されました。

しかも「焼きたてポテト」を一箱、インターネット注文のオマケとしてプレゼントしてくれるんですよ。
おまけに、会員登録しているので、5%オフなんですよ。
至れり尽くせり。

そんなピザハットのピザ生地は、イタリアンクリスピーという薄くてサクサクしたのが一番好きです。ピザの円周の耳のところに、チーズが入っているやつとか、ソーセージが入っているやつなんかもありますが、あれは、ボリュームがありすぎて、すぐ満腹になってしまいます。
デザートにマロンパイを食べて、満腹!

今日から夜にバイトが入っています。短期集中。
昼間はミニチュア制作。風邪はまだ微妙に抜けない…。




というアレで、バイト一日目終了です。
クラフトワールドという手芸品を総合的に扱っているお店なのです。
棚卸しの準備だというので商品の数を数えるのかと思ったら、まずは下準備が待っていました。
今日は布のタグの裏に、「在庫表」という、札をえんえんと貼り付けてきました。ポストイットに印刷されているものを、ぺたっと貼り付けて、さらにセロテープで上下を止める…のループ。
結構地味で地道で、そして急いでほしいというので、相当急ぎました。
楽しい。頭空っぽになる。棚ごとに片付けていくので、数だけは数えていました。
明日は、いよいよ何かの数を数えるらしいです。


2004年06月08日(火) 箱箱箱。

形を組んで、ヤスリがけまでして、あとは塗装するだけ。
という状態で二、三日放置されていた、ブタの蚊取り線香置きを納める箱に、塗装をしました。
飴色というのか、明るい薄茶。塗ってみたら、結構かわいい。
木箱だから、渋かわいいというか。

で、下駄用の木箱も作って、一緒に塗装。
かなり満足な出来映えになりました。

ブタの蚊取り線香置きと下駄は、そうすい氏の力作。
下駄なんて、本物志向で作られたミニチュアなだけに、縮んだら履いて出かけられそうな勢いです。
他にも手ぬぐいとか風鈴とか…。そういえば、TOPに飾ってある写真は、そうすい氏手描きの手ぬぐいミニチュアですよ〜。という説明…してなかったような?

こちらも、後ほどまとめて展示室で公開予定です。


2004年06月07日(月) 自分で100番…

ハボのキリ番、自分で踏んじゃった。お約束な…。

今日は、ミニチュアも作らず、リンクページの編集作業。
完全ではないけれど、一応形にはなりました。
そして大変くたびれたので(眼が)今日はこの辺で。


〓今日の読書〓

■ささだあすか「三日月パン」白泉社


2004年06月06日(日) 風邪

風邪が去りかけたり、舞い戻ってきたりしているここ数日です。
うーん…やっぱり生姜入りの何かを飲むのが手っ取り早いのか。
相方さんの風邪がむしろ心配であります。きゅ、休養をあげてくれ!
お大事にして下さいというか、お大事にしろ!と。一喝したら、風邪のやつ、逃げてくれないかのう。
これを読んでくれている皆様も、この時季は特にカビとか風邪とか、気をつけて下さい。食べ物が傷むのも早いですよー。

えー。
今日もクリアファイルを作りました。
昨日のプロトタイプに比べて、だいぶ良くなった感じです。
あとは、最初の頁に入っている表紙(?)を一枚作れば、かなり様になると思います。
ビニール加工のついでに、先日作ったブロックメモをビニールパックしてみました。
な…なんか、愛しくなってきた…ワタシ変な人じゃんよ。(笑)
何をそんなに愛しがっているかというと、コレですよ。

リンクのページを編集中です。
なんだろう、なかなか進まない。
リンク先のページを見に行くと、ついつい見入ってしまうのがいけないのか。(そりゃそうだろうよ)
と、とにかく、もう少しでできそうではあります。
いいサイトばっかりだー。


〓昨日の読書〓

■ゆうきまさみ「鉄腕バーディー 5巻」小学館

昨日書き忘れました。書店にこの本を探しに行った時、どうしても見つからなくて、新刊コーナーを何回も見直し…たら、目の前にありました。表紙が怖くて、無意識に見ないようにしていたのか…?と、思いました。次の巻が出るまでに、前の内容を微妙に忘れるので、細かい伏線に気がつかなかったりします…。あ、頭悪いな…。


2004年06月05日(土) ペペロンチーノを

どうも時々食べたくなるのがペペロンチーノ。
前回よりかなりいい感じに出来上がりましたよ。
人に食べてもらえる程度には、美味しかったと思います。
振る舞われたいなあと思ったら、遊びに来る時か、ワタシが遊びに行った時に……食べられない食材を自己申告の上、リクエストして下さい。
なんつって…。ただし、もちろん、もれなくニンニク臭くなりますのでご注意を…。

今日のミニチュア模様は…。
クリアファイルと木箱です。
写真はあとで。


〓今日までの読書〓

■原作・山田典枝
 作画・よしづきくみち「魔法遣いに大切なこと 太陽と風の坂道 1巻」角川書店

■尾田栄一郎「ONE PIECE 33巻」集英社

■久保帯人「BLEACH 13巻」集英社

■林みかせ「地球行進曲」白泉社

■やまざき貴子「っポイ! 24巻」白泉社


2004年06月04日(金) 早朝。

三日の深夜から早朝にかけて…。
変な時刻に寝たら、変な時刻に目が冴えて困る。
それでも、布団でぽけーっとしていたら、外から耳をくすぐる鳥の囀りが聞こえてくる。
外の様子を眺めに外に出たら、大きな月が視界に飛び込んでくる。でかいなオイ。
折角なので、家にとって返して、カメラを持ってきて撮影。
時刻は、そろそろ午前四時になろうかという頃です。
もうすっかり明るいよ。日が延びたなあ。

しばらく外でまったりしていたものの、寒くなって家に戻る。
布団が温い〜!と幸せをかみしめているうちに、いつの間にか寝ていた…。

起きてから、ミニブロックメモを撮影。
今日こそ、サイトにアップできました。見てくだせい。

午後、ミニチュアの材料を買いに出かける。
車の中は真夏の暑さ。溶ける…。
で、ずっと気になっていた、河出書房新社刊、五十嵐大介の『はなしっぱなし 上』の「第十二話10番目の衛星」に登場する風景の一部…。

  


携帯カメラじゃ分かりづらいか…。
今度、でかいカメラ持って行こう。
ここは地元だったので、なんというか、漫画読んでてすぐ気がつきました。
結構背景描き込んであったから。
ちなみに、133頁の一番下のコマのあたり。
アングルも違うし、分断されているしなあ。
ということで、この話はまた後日。


2004年06月03日(木) 違う…。

ミニブロックメモ…の、写真を撮ろうと思っていたのに、何故か、
ブロックメモのことをすっかり失念…。変だなあ。
その代わりというか、某…最中はアップしておきました。

たぶん、親父殿の指に刺さったサボテンの棘を抜いたりしていたから…。
思いの外、白熱して、太さ0.1ミリ、長さ1ミリほどの棘を、三本摘出。
すごく時間がかかりました。お疲れ…。
サボテンを植え替えていたら、刺さったらしいっす。
もうそれ以下のサイズの棘は、肉眼で確認できませんでしたよ。


2004年06月02日(水) ミニサバ…?

ここ数日の日記を読み返したら、ミニチュアとサイトとバイトのことばかり書いてある…。
ミニチュアとサイトとバイト。
ミニ…サイ…バイ…。
………ミニ…サ…バ……。
…………………………………。
…………………………………………。

今日は違うことを書こう。

そういえば、エマの四巻が出ましたね。
すっかり森薫さんに踊らされている最近です。
面白いんだ。本編もさることながら、あとがき漫画の作者本人が面白い。
彼女のお陰で眼鏡・スーツ・白衣に、メイドまで加わってしまいました。
もともと時代物には弱いので、なおさらいいです。
…何の話だよ。
四巻の苦悩するウィリアムもいいです。

しょせんミニサバのワタシに、他の話題なんて無理なんだ。
いいやもう、ミニサバで。

今日もミニチュア作りました。
ブロックメモのミニチュアを作りました。
ポストイットを作りたかったのですが、あの貼って剥がせてまた貼れるという糊がありません。
ので、ブロックメモを作りました。
ちゃんと一枚ずつ、ぺりっとめくれます。
明日にでも、展示室に格納しておきます。

バイトのシフトも決まりました。
全部午後のみです。昼間空いちゃってるじゃーん…。


〓今日の読書〓

■名香智子「マダム・ジョーカー 3巻」


2004年06月01日(火) 研修

バイトする先がデパートのテナントなので、そのデパートの研修に行ってきました。
研修と言っても、なにやら心構えなどのお話を聞いたくらい。
だいたい三十分程度、話を聞いて、最後に「いらっしゃいませ」とか「ありがとうございました」などのお辞儀と挨拶をその場の全員でやって終わり。
しかし、たぶん棚卸しだけなので、お客さんと接触はしないのだろうと思います。

それにしてもデパート勤務って、決まり事多くて大変そうですね。
ラフな性格のワタシには、なかなか勤まらなそうな分野です。
やれと言われりゃやりますけどね。ふふ…苦手(笑)

さて、六月になりました。
今月も楽しく読書に明け暮れたい感じです。
学生の皆様は今日から衣替えですか。毎年思うのですが、どうして夏仕様にしましょうと決められた初日って、こうちょっと肌寒いのでしょうか。


たけやん |MAILHomePage

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