2004年06月30日(水) |
胆沢図工研総会&水墨画 |
朝指導案のチェック。修正するところがいくつかあり時間がかかる。同時に今日の授業構想。
研究授業の前時は水墨画体験。視聴覚室の机を取り払い正座をして取り組む。静かに集中して、手本を見ながら描く。濃淡がなかなか出せず「思ったより難しい。雪舟はすごい」と言いながらも、作品には満足をしていた。子どもたちの感想もいいものばかりだった。あとはあさっての授業だ。
 今日は胆沢図工研。3:30から。資料を1時間目のあき時間に印刷・製本。帳合機があり、このような作業の時には本当にありがたいと感じる。胆沢図工研サマーセミナーについても提案。思いつきで、昨年度の写真を総会直前にほんの2・3分でプレゼン資料として作る。やはりプレゼンでの紹介は効果的。興味を持って見てくださった。 事務局の仕事で一つ大きな仕事が終えホッとする。
いくらか早く帰り、2日までの事務仕事に取り組む。研究授業の日が締切日のものが集中している。わかっていたことではあるが、指導案優先で遅れ気味。今日の授業を終えてから書く指導案の一部は明日回し。
2004年06月29日(火) |
水墨画の授業スタート |
睡眠不足のまま4時前に目をさめてしまう。IMETS原稿送付。これはフロッピーも送るので早朝の郵便局のポストへ。胆沢図工研の文書作り、今日の授業の準備であっという間に終わる。
さて今日から研究授業ミニ単元がスタート。「水墨画の特徴を知ろう」ということで、①水墨画について調べる②四季山水画の感想を話し合う③なぜ水墨画が広まったのか考える④特徴を説明文風にまとめるの4段階で指導。子どもたちの反応もまあまあ。山水画はプロジェクタで写そうと思ったが濃淡が明確な方がいいと考え、拡大コピーをPC指導員さんにお願いをする。次時は水墨画体験だ。
5時間目、総合の学習の後、ちょっとしたすき間時間あり。斎藤孝著「カッコよく生きてみないか」の紹介とともに、この本の中にある自省の方法を試す。「親からしてもらったことを書く」「自分が親にしてあげたことを書く」「比べてみて思ったことを発表する」という簡単なもの。10分もあればできる。圧倒的に親からしてもらったことの方が多い。斎藤氏は「してあげる量が多いほどカッコいい」と言い切る。このようなミニ活動。おもしろい。
睡眠不足と暑さでクラブ時は疲れのピーク。水泳強化練習は逆にプールに入りリフレッシュ。家ではいくつかの事務仕事。佐世保の事件に関わって二つの依頼メール。教師であれば避けては通れない問題だ。 明日は責任のある胆沢地区図工研総会。今日は早ねしよう。
朝、総合「先人に学ぶ」の準備。教材研究。 今日は2年生の算数の全体研の授業。「発展的な扱い・内容」がキーワード。実はこれは今度の自分の授業にも関わってくる。算数の場合のそれと社会の場合は違ってくるのだが、自分の中で発展的な学習の位置づけを明確にしないといけないあと痛感。あわてて夜参考文献や資料を探すものの適切なものはなし。今後考えていくべき点だ。 全体研究会後、社会科部会研。昨日作成した指導案の検討。まずはこれで行ってみるということに。
その後6時から研修会。自分のふだんの興味とまったく違う分野の話を聞くのも新鮮だ。法規は全く自分はわからない(勉強していないのだから当たり前だが)ことがわかる。ただし、これは必要と思っている。法規は知らないより、知っているのが自分の仕事の幅は広がるわけだからだ。昨年も同じことを思ったが、結局は勉強せずじまい。こういうのこそ細切れ時間でやるのがいいのだろう。研修会はあと2回。 夜、IMETSの原稿を一部修正。
金曜日に教室を脱走したハムスターが奇跡的に女子トイレに見つかる。流される寸前だったようだ。教室では「万歳」。学級通信にも記事を掲載。そのままblogに掲載。
朝総合MM発行。読者数はさらに減少。どういう方向性を出すか難しいなあ。この宿題はのちほど。IMETSの原稿を修正。昨日書いたものが気に入らずかなり直す。時間がかかったが仕方なし。
ようやく2日の社会科の指導案作りに入る。扱うのは雪舟。チャレンジ学習で水墨画を体験させた後の時間だ。チャレンジ学習の位置づけを明確にさせるのがこの授業の意義と考えている。 4時過ぎにまずは本時の部分A4版2枚完成。6時近くになって単元の評価規準表A4版2枚が完成。夕食前に単元の指導計画A4版2枚が完成。夜に残りの単元についてA4版1枚がほぼ完成し、ようやく明日の事前研究会に出す分ができる。(集中して一気に・・・というわけではない。休日は家庭のことが大事なのだから)
明日からも研究授業の準備のみ・・・というわけにはいかない。先ほども胆沢図工研サマーセミナーの打ち合わせを講師の先生と電話で行った。限られた時間で全力を尽くすのみ。
朝、起きてから30日の胆沢図工研総会の資料を作成。準備はできていたので、それは実際に編集するだけでよい。ただ第2回サマーセミナーの準備が残っていた。これについては講師との打ち合わせが必要。後回しにすることもできるが、総会時のPRがものをいうのですぐに準備が必要。 今日は二女の学年レク。保護者としての参加。親子校内ウォークラリー。40問をどんどん解いていく。学校に関わる問題は職業柄有利(笑)でチームから頼りにされた。今年度は二女の学級には兄・姉を担任した保護者が多く雑談。
帰宅後、総合メールマガジン(PR号)を久々に編集。新機軸を打ち出したいと思いつつ今だ停滞。反省。睡眠不足もあり昼寝。来週の総合の校外学習の依頼書を届けに、斎藤實記念館・高野長英記念館・後藤新平記念館に行く。簡単にご挨拶。このような記念館が3つとも歩いていける場所にあることは、やはり子どもたちの学習には有難い。自動車のドアミラー修理、図書館へ社会科の文献探し。ネットでも文献注文。
その後IMETSの原稿に取り組む。第一稿のみ。修正は明日。来週の研究授業の指導案までは着手できず。ただ資料をチェックして授業のイメージはできた。 ひまわり社ホームページに原稿が掲載。
2004年06月25日(金) |
スポーツ集会・プレゼン授業 |
朝は事務仕事。IMETS原稿のためには授業を進める必要ありと考え、今日の授業の構想。同時に原稿も構想。 今日は児童会主催のスポーツ集会。長縄跳びは子どもたちが次々と跳んでいくスピード感あふれる競技。よくこんなところが跳べるなあ・・・と思うスピードで跳んでいく。去年が351回で今年は419回。見事な進歩ぶり。残念ながら学級では2位だったが、立派である。 プレゼン授業は「デジタルガイドブックを作ろう」で。これは原稿のもとになる。その他情報委員会でイベントの企画。子どもたちからは「早打ち」 のアイデアが出た。タイピング大会に発展するかもしれないと喜ぶ。
夜、中学校の保護者会の懇親会。学級PTA役員としての幹事をする。予想以上の参加者、元気なお母さん方ばかりでたいへん盛り上がった。終了後、同じ店の隣で飲んでいた陸上のご苦労さん会に合流。11時帰宅。 明日、あさってと必死になってしなければいけない仕事がある。でも娘の学年レク、その他も仕事も多い。とにかく進むのみ。
朝、NHK「3つのとびら」HPに書き込み。係活動本は5本目、最後である。10年前の自分の雑誌原稿が役立つ。同時に10年前の学級も思い出した。 さて、今日も暑い日。いったい梅雨はどこに行ったのか・・・という感じ。「涼しい日にするから」と言っていた体力テストのシャトルランももう待てない。ということで、1時間目に行う。昨年に比べたらずいぶん体力がついたことを実感。秋の走りこみ、縄跳びが効果的だったのだろう。4時間目水泳、放課後は2時間の強化練習、朝の長縄跳びをあわせると今日は体育デーだった。 2時間目は同学年の先生の研究授業。昨日の1組の授業より発展。ご本人の努力を思う。3時間目の社会では有田式ワークシートで元寇。子どもたちの気づきがおもしろかった。これはこれで1時間完結型の授業。他の要素を入れるべきではないと感じた。 夜、アンケート等の事務仕事。けっこう時間がかかる。アンケートのことについてblogにアップ。次の原稿はIMETS。構想を練る。
朝、事務仕事を一気。7月1日の校外学習の計画文書、総合授業のワークシート、総合用プレゼン、そして粘って係本の原稿(あと1本)を仕上げる。学年通信を半分まで打ったところで時間切れ。ただ、今日は1時間目が空き時間なので、続いて事務仕事。筑波大学附属小の報告書印刷・配布、地区社研校内分申し込み、学年通信の残りを作成。学級通信にも手をつけ、これは細切れ時間を利用して発行。
2時間目は同学年の先生が1組に入り、明日の研究授業を流してみる。子どもたちの学習活動がはっきりしているし、指示も的確。いくつか気づいた点を授業後話し合い。いくらか変化するところもありそう。明日が楽しみ。それにしても、ふだん授業している時には「もっと迫力ある声を出してほしい」と思うことが多いが、後ろで聞いてみると案外迫力があることに気づく。
昼休み、教科書センターに来年度の教科書を見に行く。通常なら授業後の4時過ぎだがずっと水泳強化練習があり、行けるのはこの時間のみ。30分ほどで戻る。
6時間目。総合。今日から「先人に学ぼう」の学習に入る。今日は単元オリエンテーションで学年合同。暑い日だったが、プール後で涼しく授業できた。高野長英、斎藤實、後藤新平が調べる対象。子どもたちの7割は「名前は知っているが何をしたかはよくわからない」というのが実情。これからの学習が楽しみ。
それにしてもプロジェクターは大活躍。総合では3偉人の写真だけではなく、学習の見通しまで気軽に提示。理科の人体や動物の体のクリップ教材(「3つのとびら」HP)も大変効果的。
水泳強化練習の後、テーマ授業について電話で打ち合わせ。ザビエルでいくことにする。 帰宅後、明日の学級通信と係本の最後の原稿に取り組む。とにかく28日まで仕上げるものがたくさん。今日もフル回転の日だった。
チャレンジキッズが番組HPにアップされていた。blogにも掲載。
朝、テーマ授業の構想。ザビエルと伊能忠敬の2案。学期末とダブるが伊能忠敬の方が授業のねらいとしてはいいかな?それにしても自分のリサーチが不足。これからいろいろと調べることによって指導案も変わってくるであろう。朝はさらに粘り、係本のハムスター係編を一本書く。ここ7年間、ずっと佐藤学級ではハムスターを飼育している。この係はいつも活性化している。休み時間の低学年からの見学もけっこう多い。
さて今日はNHKプロジェクト「にんげん日本史」の指導案の授業を行う。「北条政子」の内容である。「少し盛りだくさん」という指摘を受けていたが、1時間、何とか流れる。ただ、「あなたが北条政子だったら、朝廷と戦いますか、それとも戦いませんか」という討論がおもしろかったのに時間の都合上途中でカットした点が残念だった。使うメディアをもっと削らなくてはいけない。休み時間に学級通信にこの授業のことを書いて発行。あと数号で50号だ。
体育の水泳・クラブのサッカー・放課後の水泳強化練習と7時過ぎに帰宅後はやはり疲れ気味で能率があがらず。事務仕事がいっぱいあるのに・・・。それでもがんばって番組掲示板に書き込み。
2004年06月21日(月) |
当たり前のことを当たり前に |
朝、筑波大学附属小の復命書および研修報告書を作成。テーマ授業について文献を読み、少しずつターゲットを絞る。考えや手法はある程度固まっているので、問題はターゲットだ。夜もインターネットで教材研究。
蒸し暑し日。しかし台風6号が迫っており、窓を開けると強風が入り、開けられない状態。汗をかきながらの授業が続いた。筑波大学附属小から受けた刺激をもとにあれこれ行う。子どもたちへの声がけをシャワーのようにかける、一回は力いっぱい声を出させようと群読を行う・・・これらだけでも学級の活気は違ってくる。当たり前だけど、子どもたちにあれこれ求め過ぎて原点を忘れていた気がする。
群読では書画カメラが活躍。給食の一口メモでさくらんぼの「佐藤錦」が出てきて「佐藤さんが作ったの?」と質問された。さっそくその場でインターネットで調べ紹介。それぞれの県に果物の物語があるものだと感じる。
係活動の原稿を・・・と思ったが、水泳強化練習の疲れで途中で断念。これからもずっと練習が続くのにどうしよう・・・。
6時から児童センターの早朝奉仕作業。30分ほどで終了。 今日は通信陸上県大会の日。ただ、家内と長女は昨日と同様に中総体ということで、二女は留守番。少し心配なこともあり、8時半すぎに出発。県営運動公園はいつも駐車場で困るが今日もその通りで、会場入りに苦労をする。 あいにくの大雨。子どもたちも濡れながらトラックを駆ける。一生懸命に皆努力したかいがあって、ハードルは男女共2位。その他の種目もよくがんばった。残念ながら全国大会出場は叶わなかったものの、子どもたちの奮闘ぶりに元気をもらった。
帰ってから二女と昨日に続き近くの室内プールへ。3年から大プールでの学習が始まるのでその予習をしている感じ。父の日のメッセージでも「ふしうきを教えてくれてありがとう!」とあった。これまた元気に。
夜、係本の原稿1本。テーマ授業のための文献探し。「物語」「人物への共感」「歴史観を持つ」「日本のよさ」がキーワードかな。 ある子のすばらしさを担任にお知らせしたいとメールがあった。HPを公開しているとこのような有難いメールもあるものだと感じる。
2004年06月19日(土) |
テレビ番組で快挙達成! |
昨日遅く帰宅したため、ゆっくり起床。家内と長女は中総体。
さて今日はテレビ岩手「どこか行こうヨ」の「チャレンジキッズ」のコーナーで水沢小6年が登場する日。もちろん7日の収録時点で新記録の113回(番組の今までの最高は88回)を喜んでいたが、改めて番組で編集されているものを見ると嬉しさがこみあげてきた。子どもたちのいい思い出がビデオに残った。自分が大縄を回していて気づかなかったが、子どもたちの真剣な表情、とてもいいなあ。さらに応援のリズムが大縄のリズムとぴったり。まさに6年生全員で勝ち取った記録である。のちほど番組HPに掲載されるのも楽しみだ。
小学総合MMで連載原稿「NHK学校放送番組のホームページが面白い」が掲載。そのままblogにアップ。昨日の筑波大附小からの学びも同時にアップ。平藤氏に会い、近況報告。今日購入した齋藤孝さんの「カッコよく生きてみないか!」をblogに掲載。blogは今日だけで3本。この本は子どもたちへの本の紹介で行う予定。齋藤孝さんのホームページを見ていたら、「教師を目指す諸君へ」に釘付けに。
二女の一輪車と水泳に付き合う。どちらも上達した。夜から係本の原稿に取り掛かる。
駅そばのホテルを便がいいと予約したが、部屋は線路が間近だった(-_-;)でも、意外と静かで熟睡できた。筑波大学附属小学校へ。混雑を予想して、1時間前にはお目当ての6年社会の教室に入る。
今回の公開参加の公的目的は本校の社会科の研究のヒントを得ることである。基本的な問題解決型については昨年度ある程度形は整った。今年は発展的な学習(チャレンジ学習)について工夫しようと考えている。その点では筑波大学附属小の先生方の教材開発に今までも学んできた。特に今回は参観しようとしていた6年生が著名な波先生なのでぜひと思ったわけである。
授業は源頼朝が戦いに敗れた時にどのようにしようとしたか、その意思決定についてロールプレイから話し合うというものだった。いい授業だった。子どもたちの学習意欲の高まり、発表しようとする意志が伝わってきた。 わくわく感、充実感。授業終了後も黒板の前で友達どうしや先生と授業の会話をしている子どもたち。いいなあと思った。「筑波大学附属の子どもだから・・・」というのは関係ない。自分の授業について考えさせられた。「自分の型にこだわり、子どもたちを受身にしているのではないか」「原点を忘れているのではないか」・・・あれこれ気づく。これだけでも公開に参加した甲斐があった。この授業からの学びについてはのちほどblogにアップしよう。
授業検討会ではロールプレイのメリット・デメリット等について質問をさせてもらった。終了後、波先生にご挨拶。また以前総合MMで原稿を書いていただいた神永先生@茨城にもご挨拶。丸山さん@「ネットワーク」編集長にもお会いして雑談をする。
午後は分科会。先生方の教材開発の内容・意欲に改めて感心。ハタハタなどは秋田出身の自分がなじみの深いものだ。これまた意欲倍増。
公開参加後、新宿でひまわり社松本さんとノート本打ち合わせ。小田急サザンクロスの20階から見る景色(新宿御苑をはじめ周囲が一望)はよかった。原稿であれこれご指摘いただいた。それだけではなく、あれこれ話をして「原稿を書かねば」という気になるのが一番のよさである。これからスピードアップするだろう。授業本の売り上げも気になっており尋ねる。初版本はとにかく売り切れてほしいものだ。 本屋にもより、すぐに授業に役立つ本を購入。新幹線では今日の授業をイメージしながら研究授業・テーマ授業について構想。
朝、ノート本原稿2本。かつての実践をベースにしているが、書いていて「もう一度実践しなくては」と思う。とりあえずひまわり社に送付。明日お会いした時にアドバイスをいただく予定。
さて今日も暑い日。梅雨と関係なく順調に水泳ができる。今日で5日連続。放課後の強化練習は2時間。練習終了間際に子どもたちに「先生、焼けた!焼けた!」「お風呂が楽しみでしょ!」と言われる。一日3時間もプールサイドにいたら確かに焼けるだろう。
社会では武士の館から思ったこと、わかることを発表させる。これは書画カメラ・プロジェクタが一番得意なこと。教科書の絵をそのまま写し、子どもたちが指示棒で指しながら、「門の前に見張りがいる。戦いに備えていたと思う」というように「事実+解釈」と次々に発表していった。
明日の筑波大学附属小のために補教の準備。7時近くに帰宅。1時間半ほど家に帰り出張の準備。最終の新幹線に乗る。車中でIMETS誌を読む。ふだんできないデータ整理も。今日はホテルメッツ浦和泊。
今日から気合を入れ直し、ノート本に着手。朝にまず2本。授業本で書いたものもさらに詳しく書くことにする。今日はそのパターン。1学期中に、半分ぐらいはいきたなあ。夜にも一本。
今日は学校にわらび座の「ドクトル長英」の説明のために、スタッフの3人が来校された。子どもたちに簡単にミュージカルのPR。秋田出身の私にとってはわらび座は特別だ。こういう縁に感謝。 夕方、5年生の林間学校のキャンプファイヤーを見学。一生懸命に大声を出したり、楽しくゲームする子どもたちを見て、このような学校行事はやはり大切だなあと思う。 3日後の放送のテレビ岩手「どこか行こうヨ」のチャンレジキッズの大縄跳び。快挙ということでもあるので、blog版に番組のお知らせを紹介。 テーマ授業についてやはり変更。総合の3偉人は難しい。社会を短期集中的に研究をして、自分の得意分野で攻めていこう。これも6月中が勝負だ。
熟睡。体調良好。朝、昨日書ききれなかった「メディアとのつきあい方学習」の本の感想をblog版に。原稿編集・送付・その他。家本先生からは新しい企画が次々と。そのパワーに感服。新しい企画に意見を言うのは難しいが考えられる範囲で送る。
今日の午前中は健康診断があった。検診場所の市役所が学校から近いので1時間ほどで終わる。一つの指摘を受ける。健康管理にはほとんど気をつかっていない状態。これをきっかけに管理を少しは心がけよう。 授業中の水泳、放課後の強化練習(子どもたちが熱心な態度で取り組むその姿勢に感心)、そして夜は組合の幹事会。
気づけばIT活用もこの二日間はお休み。唯一、図工のポスターで「トキの画像を見たい」という子に、グーグルのイメージ検索で提示したことのみ。 実践の積み重ねがIT活用日常化プロジェクトに反映されると思うと、今が実践の蓄積時期。踏ん張り時だ。 7月号の教材雑誌が届いたので、何冊か斜め読み。
いつもより早く目が覚める。日の出が早いので、その後は眠れずやや不調のまま朝の仕事。頭も冴えずメルマガ原稿の終えるので精一杯。 朝食の時何げなくテレビを見ていたら、ふだんは気にしない占いに今日は目がいってしまう。(ちなみに私以外の我が家は占いにかなり注目している。)そうしたら3局の占いが、12位(最下位)・12位・11位と最悪な状態。3局も見ていれば、微妙に違っているのに、3つとも悪いなんて・・・。こんな日はめったにないだろう。 というわけで学校では慎重に過ごす。これがよかったのか、失敗は起こらず。ただし体調は不良のまま。おまけに4時間目には原因不明の目の痛み。こんな日もあるだろう。
今日は早く休もう・・・と思っていたら、堀田先生の「メディアとのつきあい方学習」(ジャストシステム)が到着。思わず読み始める。
あれこれの原稿を進める日。まずは昨日の残りの朝の会・帰りの会本のイラスト・資料を仕上げる。続いて、小学校MMの原稿およびひまわり社連載の原稿に取り組む。これらが締切ぎりぎりにならなかったのは久々。ひまわり社原稿はすぐ送り、小学MMは7割方完成。さらにノート本原稿に着手。ちょっと遅すぎるが。 昨日のネットワーク誌の書評について軽くblogにアップ。
今日の朝日新聞にネット教育の記事が。藤川さん@千葉大学の「メディアと賢くつきあえるよう教育すること」というコメントに改めて同感。そしてそれを具体化することが私たち現場の教師の役目。日常的なモラル指導をさらに充実させた実践をしなければと思う。
午前中に、岩小時代の教え子から電話。現在教育実習で母校に行っているという。「20才の手紙」の卒業生の子だ。合唱クラブに熱心に取り組んだ努力家だった。電話の後で、社会の授業のことでメール交換。本もプレゼントすることに。 午後は同僚のご尊父の火葬。「人はいつか一生を終える」という当たり前のことを改めて感じる。
2004年06月12日(土) |
暑い日&久々のメンバー |
朝、ためておいたNHK教育番組を次々と視聴(「わくわく授業」「羅針盤」「3つのとびら」)。先生の広場に書き込み。 締切直前の原稿はないものの、先のことを考えて仕事を進めようと思ったが、なかなか・・・。二女の一輪車練習に付き合い、かなり上達。長女は部活。自分の中学校時代も休日に部活は当たり前だったが、先生方は大変だろう。それにしても暑い日。入梅とは思われず。 朝の会・帰りの会本のイラストを進める。小学MMの原稿も構想。また、いくつかの雑誌を読む。「授業づくりネットワーク」誌に拙著・授業アイデア本が紹介されていた。それも半ページにわたって。視点がユニーク。感謝。 夜はかつての岩小メンバーで飲み会。数年ぶりにお会いする人もあり、当時のあれこれを思い出した。
一日授業を終えて、「今日は濃い日だったなあ・・・」と思うことがある。「充実した授業が多かった」という意味だが、今日はその日だった。
朝の会。「いのちのあさがお」の絵本をホームページを交えて紹介。絵本をそのままスクリーンに映す。このような場合、今までは絵本を見せ窮屈な姿勢で読み聞かせをしていた。これだと子どもたちの反応を感じながら、しかも迫力のある絵を提示しながら、読むことができる。子どもたちもプロジェクタによる本の紹介には興味津々。希望者続出。休み時間の雑談でも子どもたちのお気に入りの本をあれこれ教えてもらう。コミュニケーション作りにも一役。
1時間目。算数。単位量あたりの大きさの学習。数直線を使いながら解く学習。このような時にもプロジェクタは便利。一発提示。 2時間目。社会。昨日教材研究をした角塚古墳、胆沢城、毛越寺等の「岩手の歴史」について次々と資料を提示しながら紹介。この水沢からは近いところばかり。でもほとんどの子どもたちは知らなかった。「地域の誇り」を子どもたちは感じ取ることができた。
3時間目。今年初のプール。少々寒いが梅雨の時期だから、入れる時に入っておこうということで泳ぐ。その年に初めて入る時の歓声はいつ聞いてもいいものだ。思いのほか子どもたちの泳ぎは鈍っていない。体が覚えているものだと感じた。 4時間目。着替えが早く終わった人からデジタルガイドブック作りで、キューブプレゼン。あと少しで完成。新聞の掲載は7月になる予定。
5時間目。理科のテストのあと、NHK「3つのとびら」視聴。時々発問をしながら見る。 委員会活動では情報委員会のホームページ作り。前回、自分たちが打ち込んだ文章がアップされているのを見た子どもたちは、やはり嬉しそう。(アップまで時間かかるのが残念だが)
夜、地区懇談会。自分が担当の地区=自分の所属する子ども会。つまり保護者の立場でもある。今回は教師の立場として出席。運動会、給食、修学旅行、警備等について話し合う。いろいろな活動を削減することに対して残念な気持ちはよくわかる。その分、新しい活動を行っていることを積極的に公開しなければいけないと感じた。 2時間の社会の授業のことを軽くblog版にアップ。
朝、学級びらき本の原稿チェック。NHK先生の広場にも書き込み。これからの仕事のスケジュールをチェック。学期中でなければできない仕事(実践)がほとんどなので、けっこうがんばらなければいけないなあ。
だいぶ暑くなってきて、子どもたちは「プールかも・・・」と期待していたようだが、運動能力テスト優先。あと1時間でどうにか終えるところまできた。水泳はこれからが楽しみ。 昨日家庭学習ノートではなく漢字ドリルとプリントだったので、昼休みは子どもたちとゆっくりと話をしたり、遊ぶ様子を見ることができた。いつも休み時間がない状態だが、一週間に1,2回はこのような日を創り出す努力が必要だ。 職員会議。体調が思わしくなく少々つらかった。
今日は早めに帰り、7月のIMETSのチケット予約。日程調整が必要と思っていたが、思い切って楽しむことに。来週から水泳の強化練習が始まる。締切のある仕事も続く。束の間の余裕のある日。 夜、明日の社会での「歴史的な地域教材を紹介する授業」の教材開発。日本最北の前方後円墳、アテルイ、平泉・金色堂等をネットで検索。現地には過去に何度も行ったことがあるので、必要な写真をグーグルでイメージ検索。ばっちりの写真が多く見つかり、本当に助かる。 blog版に「家庭訪問からの学び」をアップ。
今日が家庭訪問最終日。改めて、一人一人への声がけの大切さを痛感する。それにしても持ち上がりということもあるが、どのご家庭でも温かく迎えていただいた。「3ついいところを教えてください」という事前のお願いに、どのご家庭でも快く答えてくださった。
その後、分会の歓迎会。時期がずれ込み今日の開催。家内がPTA活動が遅くまでかかるということで途中で失礼をする。
キューブプレゼンが7月末から発売されるとのこと。いよいよだ。
朝、水泳強化練習(とてもプールに入れる天候ではないが・・・)の起案書他事務仕事。朝は本当は事務仕事ではないものをしたいが、時間不足になるとこうなってしまう。堀田先生の単著「メディアとのつきあい方学習」を注文する。情報教育の分野は勉強も実践もまだまだ不足。届くのが楽しみ。 さて今日は家庭訪問3日目。子どもたちが帰ってからすぐに出発し、一気に連続3時間半。どのご家庭でも元気の出る話を聞かせていただく。「ノートへの一言が本当に励ましになっています」という声に、限られた時間でも赤ペンでの全力投球をしなければと思う。学級通信の「子どもたちのよさシリーズ(家庭訪問記)」も好評。今日は早く帰宅。いつもよりのんびり。
家内の誕生日。PTA活動のため遅い誕生会。NHK先生の広場に自分の指導案へのコメントがあり返信。IMETSフォーラム2004に関わって依頼あり。日程調整。
2004年06月07日(月) |
大奮闘!チャレンジキッズ! |
朝、昨日の続きのNHK指導案を作成。今までの自分の雑誌原稿も役立つ。朝のうちに完成できたので、さっそく先生の広場にアップ。意見の書き込みもあり。blog版にもこの情報を掲載。
さて、今日はテレビ岩手の「どこか行こうヨ」の大縄跳びのチャレンジキッズの収録日。大縄を20人が3分間で何回跳ぶことができるかという競技。前回は2人だけの来校だったが、今日はアナの他にカメラ2台とまさに本番らしい雰囲気。アナウンサーは岩瀬弘行アナ。地元岩手ではおなじみの若手アナ。(朝の会で岩瀬アナのHPを紹介した)。 本番まで応援シーンやカメラアングルのチェック等で30分ほどかかる。子どもたちは待っていても適度に緊張しているので、あっという間。
そしていよいよ本番。子どもたちは大奮闘。どんどん跳んだ数がカウントされる。回すこちらの腕も疲れてくるが、子どもたちのがんばりぶりに引っ張られる。今までのランキングの1位が88回。子どもたちの目標は100回。結果は・・・・と書きたいところだが、放送日が19日なのでその日までのお楽しみ。
収録終了後、岩瀬アナを中心にスタッフと教師で記念撮影。子どもたちにとっては思い出の日となった。
午後から現実に戻り家庭訪問2日目。授業が楽しい話、学級通信の話、子どもたちの変容ぶりの話に有難く思う。保護者の皆様に感謝。 日本教育新聞社の記事の下書きが送られてくる。SKSの山本さんと確認。
6時過ぎには目がさめ散歩を兼ねて自転車を取りにいく。休日早朝の散歩もいいものだ。
今日は月初めの事務仕事。いつも時間がかかるが今日もその通り。ホームページのこの日記も活用しながら何とか終える。続いて、中学校の学級懇親会の案内状作り。これは保護者としての立場として。地域の一員として、保護者としての活動も今年はいろいろさせてもらっている。学ぶところ大。
夜からはNHKの「にんげん日本史」の指導案第一稿に取り組む。番組をクリップ教材を改めて視聴。自分の担当は北条政子の回。何を切り口にしたらいいか迷い、翌朝に持ち越す。
保護者の方が昨日の学年レクのらくだシャツの仮装写真 (^^;をデータで送ってくださった。二人三脚のオプションレースで担任全員が看護婦さん、幼稚園児等の仮装をした(させられた)もの。子どもたちには大好評だった。このようなIT活用はこれから増えていくだろう。
子どもたちの本棚を整理していたら、「いのちのあさがお」(ハート出版)の絵本が出てきた。下の娘が保育園時代に買ったもので、学級の子どもたちにも聞かせようと思っていた話だ。絵本全てをプロジェクタで写すことも今の環境ならできる。今度の本の紹介でやってみよう。
朝、胆沢図工研の事務仕事をしているうちに間違いに気づき、あわてて学校に行き一仕事。無事総会文書を発送。18日の出張チケットをとると共に夏休み家族旅行の計画を検討。研修・大会・出張等の予約がすでに入っていて、なかなか日にちが決まらない。
さて今日は学年PTAレク。午後から。役員の皆様にはこの日までしっかりとご準備をいただいた。綱引き、二人三脚、パン食い競争とミニ運動会を楽しむ。保護者と同じくらい大きくなった6年生でも一緒に活動をすることはやはり楽しかったようだ。他の学年ならこれが一番大きな行事だが、6年生のPTA活動は文化祭での食堂、卒業を祝う会と続く。 帰宅後一休みをしてから、PTA役員と教師で懇親会。一仕事終えたということで、たいへんにぎやかな会になった。25時帰宅。
家庭訪問一日目。本校の仕組みとして家庭訪問が今の時期にあるのを有難く思う。4月の過密スケジュールの中での家庭訪問よりゆとりを持って臨めること、子どもたちのことをよく知った上で訪問できることがメリットである。(もっとも持ち上がりの今年はそのことは関係ないが)
今日は9軒。暑い中、一生懸命に話を聞き、こちらからも学校の様子を伝える。学級通信へのコメント、落ち着いた生活を送っていること、陸上大会のこと等、親御さんの思いが伝わってくる話ばかりであった。 今月18日の筑波大学附属小の公開に参加できることになった。家庭科の町田先生に以前お世話になったが、転勤されたようでお会いできず残念。 帰宅後、録画しておいた「にんげん日本史」「羅針盤」を見るが、視聴しながらいつの間にか寝てしまう。
朝blogを作成して送信ミスで書き直す羽目に(;。;)。再度打ち直しでblog版を更新。「ジロジロ見ないで」はさっそく子どもが借りていった。
今日は楽しい授業があれこれ。算数では発展的な内容で平均の歩数から距離を測る学習。感想が「このような算数もおもしろい」「平均がいろんなところに使えることがわかった」と好評。 2時間目は校内研・道徳の全体研参観。授業そのものも良かったが、研究会での各自の発言に触発されること多し。いい研究会だった。 体育ではスポーツテスト開始。水泳まで集中的に行う予定。チャレンジキッズの大縄跳びも90回の記録が出る。今までのランキングではトップだが、本番で子どもたちが目標にしているのは100回。本番は月曜日だ。
放課後、胆沢図工研の事務仕事。今年度も事務局。セミナー等が継続する仕組みを今年度は作る年だ。その他、学年レクと保護者の立場としての中学校学級懇親会について連絡。雑誌「視聴覚教育6月号」(日本視聴覚教育協会)に「りんごとみかんの交流学習ABC」が掲載。 明日からは家庭訪問。天気がよさそうで何より。
今日はプレゼン授業の取材日。千葉記者(日本教育新聞から委託)と村松さん@SKSが来校。朝に授業資料を作成。お二人への今日の授業の説明文書を作成。 授業は午後からだが、休み時間・給食とあれこれあり、子どもたちの家庭学習ノートを見るのが精一杯。(本当は早々と見終わって、休み時間は子どもたちと雑談したり、じっくりと様子を見たりしたいのだが・・・)
そのまま一気に授業へ。5時間目は「デジタルガイドブックを作ろう」。子どもたちは新しいキューブプレゼンを活用して、「マリンピア」「仙台市科学館」等のスライドを作る。新しい機能も簡単にしかも喜んで使いこなしていた。子どもたちから機能についての質問もあまりなかった。子どもたちが自力で活用できるツールである。 6時間目は社会。冒頭で正倉院の宝物をプレゼン。今日は鑑真がメインということで鑑真の日本行きに至るまでもプレゼン。人物中心の学習はということで子どもたちにはエピソードを調べさせる。「なぜ、危険を冒してまで鑑真は日本に仏教を伝えようとしたのか」という発問にいい意見が多く出たがもう少し深い意見が出てくればいいなあと思う。もちろんこれは授業者の課題。人物中心の学習の方法について検討の余地あり。プラス発言力ももっと鍛えねば。
職員の皆様にもせっかくの機会なのでご案内。5人の先生方が参観。「気軽に公開」は同学年の先生を除けば今年度はこれが最初。 授業終了後、キューブプレゼンの教師が活用する方法について説明。4時間半前に終える。
夜、水沢支会の定期大会。規定人数になかなか達せずひやひや。その時間を利用して、各分会から職場報告。8時帰宅。
朝、明日のプレゼン取材の授業構想。総合「デジタルガイドブックを作ろう」と社会「命をかけた鑑真の旅」について。最終的にはオーソドックな展開になる。キューブプレゼンのよさが授業で出るように構成。
今日はテレビ岩手「どこか行こうヨ」の番組取材。チャレンジキッズというコーナーの大縄跳びの練習風景を撮影。5時間目の終わりと放課後。選抜チームがさっそく本番と同じ条件でトライをしたら81回。これは今までのランキング2位の結果だ。応援団からも大きな拍手。 でもこれで気が緩んだのか、放課後の練習ではさっぱり記録は伸びず。でもテレビ番組の構成を考えたら、このように壁にぶち当たって、自分たちで何かしらの工夫をするというストーリーがいいのだろう。練習方法の確認、 選抜チームという寄せ集めのマイナス面を「クラスを越えて一緒に給食を食べる」という作戦を明日から実行することとなった。本番は7日だ。ちなみに放送日は19日(土)。
授業でのIT活用もすっかり慣れてきた。算数でのノート写しもスムーズになった。放課後にSKSの村松さんが来校。明日のプレゼン授業の準備。なかなか行けなかった床屋さんに、今日ぎりぎりに滑り込み。さっぱりする。 同僚から勧められて借りた漫画「ジパング」一気読み。長崎の小6の事件に驚愕。
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