EscapE
柚樹



 母様、旅行へゆく。



たった一泊といえど、母様が旅行に出る日は大騒動。

でも、一年に何度もあることでもないから

たまにはあたしもがんばる。

姉貴も手伝ってくれるし。
(結婚決まって機嫌がいいのかしら…)

毎日、五時半に母様は起こしてくれる。

まぁ、たいてい起きてるんだけど。

でも、「明日は居ないから自分でちゃんと起きなきゃ」

とゆー、プレッシャー(?)の下、昨日は22時前には就寝。

何度か目が覚めてしまったりしたけど、無事5:20起床。

夜のうちに作っておいたお味噌汁をあっためながら

洗濯機まわしながら、

顔洗って服着替えて、

ご飯食べて、

洗濯物干すついでに父を起こし

洗濯物干して、

歯を磨いて、時間ぴったり。

父に最寄駅まで送ってもらう。

朝から充実感に包まれながら電車でウトウト。

よくがんばったぞ、あたし。


あとは、今日の夕ご飯の支度。

でもちょっとめんどいなって思ってみたり(苦笑)

昼に使ったお茶碗、洗っといてくれないかなー…。




2004年11月30日(火)



 電車から見る空模様



あたしが起きるとき、空はまだ暗い。

電車に乗り込む頃に、やっと朝日が顔を出し、

ローカル線に揺られる間にすっかりと明るくなる。

こうやって、空を眺めていると楽しくて

あっという間に駅につく。




2004年11月29日(月)



 忘れられる日曜日。

最近、時間の感覚がどうもおかしい。

なぜかよく分からないけど

土曜の夜になると、つい日曜日を忘れている。

そして、眠る直前に翌日も朝寝坊してもいいことに気付いて

少し得をした気分になれる。



そういえば(?)最近、バイト先に顔も出してない。

12月からのシフトも出してない。

このまま消えていくのかなと、ふと思ったり。



        明日からまたがんばろ。



2004年11月28日(日)



 気付いたこと

散々貢ぎまくっても当たらない
某ドーナツショップのポイントカードのスクラッチ。
手帳なんかいらないの。
あたしはボールペンが欲しいの。
今日も行ったけど当然当たらず。
そこでふと気付いたコト。
このポイントカードが点数固定になる前、
あたしは相当、運が良かった。
大抵1点しか出なかった友達に重宝がられてたぐらい。
5点とかだしたこともあるぐらいなのに。
ポイントカードが変わってからのこの運のなさ。
はぁぁぁ…。

2004年11月26日(金)



 忘れすぎ。

普段から何も考えずに、とゆーか

下らない余計なことをごちゃごちゃと考えている所為か

日記のネタをすぐ忘れてしまふ。

一昨日ぐらいにも、「コレは書こう」と思ったことを

今日まで忘れてました。

とはいっても、『電車の中でムカツクこと』とか

そんなどうでもいいことなんですけども。

  ちなみに一昨日のあたしがむかついたことは

  電車で座ってるあたしの前に立ってたオヤジ。


  くちゃくちゃと音を立てながらガムを噛むなっ!!


  ……下らんことに腹立ててごめんないさい。

  でもむかつくの。そーゆーの。

  ガムを噛むな、とは言いません。あたしもよく噛んでるし。

  でも、音は立てるな。

  周りの人(ってかあたし(笑))が不快だから。



早く新しい手帳が使いたい今日この頃です。

そういえば、今日は給料日でした。

どおりで銀行が開く前に長蛇の列ができるはずです。

今はたまにしか働いてないので、すっかり忘れてました。

いったい幾らら入ってるのか気になります。

ま、せいぜい「お小遣い」程度でしょう。

期待はしないでおこうと思います。



2004年11月25日(木)



 留守電。

一日中、部屋に放っておいた携帯の待受画面に

「新着メール」「着信」「留守電」がある旨が表示されてる。


………ものすごく、聞きたくないんですけど。


どこからの着信なのかとか考えたくもないんですけど。

とりあえず、確実に安全(笑)なメールを開く。

バイト先の友達から。

『私のおうちの電話番号教えて』
(ものすごくとぼけたメールだが彼女は引っ越したばかりで、なおかつ携帯が壊れてデータが全部飛んだので、家の電話番号など覚えていないらしいよ)

受信したのは16時少し前。

読んだ時間、22時過ぎ。ははっ。

ちょうど、メッセがオンラインになったので

とりあえず謝っておく。


さて、次は着信と留守電。

どうしたものか。

いや、不在着信を確かめるぐらい、留守電を聞くぐらい

何の問題もないのだけれど

留守電の内容如何によっては安眠妨害。
(これはあたしが余計な心配をしてしまうからだけど)

はぁぁ。


覚悟を決めて、とりあえず着信から確かめる。

……案の定、バイト先。

そうなると当然のことながら、留守電もバイト先から。


ものすごく聞きたくないんですけどー。


     無視ってイイデスカ?


いや、でも、もしかしたら店の電話使って

バイトの子が電話してきたのかもしれない。
(まず有り得ないが)

そんな万一のことを考えながら

「留守番電話サービスセンター」へ……


『新しいメッセージは一件です』
 

『あ、おつかれさまです。斉藤(仮名)ですー』

……店長だし。

『明日の朝から昼、人がいないので入れるようなら電話ください』

…………いや、授業ありますし。

 『待ってます』

……待つなっ!!


あのね、明日ってゆーけど今何時よ。

もう一日が終わる時間に電話してきて

「明日の朝、入れませんか」ときたもんだ。

まぁ、こんなのいつものことだけどいい加減にしてほしい。


今の既存のスタッフがバイト入ってる場合じゃない

ってことぐらいもうわかってるじゃん。

忙しいのに、いろいろ犠牲にしてシフト入ってるの。

それなのになんでそんなほっそい綱渡ろーととすんの?

気まぐれ程度にしか入れないようなあたしに電話してきて

「入れませんか?」ときくよりも(しかも前日)

もっと前にシフトたてておいて、

あらかじめ他店にヘルプ要請すればいいじゃん。

あんまりヘルプ入れたくないとかって考えもあるだろうけど

そんなこと言ってる場合じゃないと思うんですけど。

違いますか?

誰も入れなかったらどうすんの?

12〜13時を2人でまわせると思ってんの?

馬鹿じゃないの?

無理矢理まわすっていっても、お客様に迷惑なだけでしょ?

「お客様第一」をモットーに掲げるなら、もう少し頭を使え。

いくら、年齢ひとまわり違かろうと

尊敬できない莫迦に敬語など使う必要もない。


……また愚痴ばかりになってしまった。

ちっとも気分は晴れないのだけれど。

むしろ怒りは増すばかり。

シフトに入れなくて申し訳ないとも思うけど

あんな人の下じゃ働く気も失せる。

************************

『要領が悪いって、程度を超すと「罪」だと思う』
               By 国枝(仮名)

名言だな。




2004年11月21日(日)



 新札。樋口一葉。

昨日、初めて見ました。

諭吉さんと英世さんは変わってすぐみれたんですけど

一葉さんとは昨日が初対面でした。

見た人が「おもちゃみたい」と表現してるのを聞いて

『おもちゃに見えちゃうお札???』

と、疑問を感じてましたが

確かに本物のお金って感じではなかった。

薄っぺらなかんじで、おもちゃとゆーか偽物みたい。


あ、そーいえばこないだ早速、偽札で逮捕者でてましたよね。

馬鹿すぎる。いい年した大人が。

自分で印刷したみたいな稚拙なものだったらしいけど

偽札防止のために、いろんな仕掛け(?)があるって

知らないわけがないだろうに。



最近、苛立っていることがおおくて

愚痴が続いたけど、これから気をつけようと思いますです。


でも、今朝から頭痛と腹痛と、歯痛(これは自業自得)に

悩まされてます……。

頭痛はいつもの頭痛っぽいです。

腹痛も多分いつもの胃痛です。

つまりはストレスたまってるんです。はは(苦笑)


2004年11月18日(木)



 眉間の皺。

最近、気づくと眉間にしわがよっているらしい。

だから、鏡をみたくない。

昨日も言われた。



「機嫌悪そうだね」



……そうね。生憎と、気分は最悪。

仕方がないことのような気もする。

バイト先は慢性的人不足。

こないだまでなんとか店も回せていたけれど

先月から、普段より一人たりないのが

当たり前のような状況。

何度も募集かけて、やっと新人が入り始めた。

けど、それだって教育する時間がとれない。

既存スタッフの疲労もそろそろ限界ですよ?

体力的にもそうだけど

もっとつらいのは精神的疲労だと思う。


あたしがバイト始めて半年たったころも

人不足に困ってた。

でも、そのときは店長がものすごく働き者な人だった。

オープン(7時半)からラスト(23時)まで。

ずーっとずーっと働いてて

あたしは「代わるから、帰って休んでください」と

何度か言ったことがある。

ただのバイトの分際でそんなことを言ってしまうほど

店長は働き者だったんだ。

でも、今の人(店長なんて呼びたくない)は

努力しているように見えないんだ。

計画が甘すぎる。

1時間でオリエンテーションが終わるわけないじゃん。

その遅れたぶんの予定、その人が入るはずのシフトを

埋めるのはバイトなんだよ?

かけもちしてる子で、次のバイトがあるのに

そっちを遅刻してまで、残ってくれてる人もいるんだよ?

そのこと、なんとも思わないの?

それとも何にも気づいてないの?


それでよく店長なれましたね。




………書き始めたら愚痴がとまんなくなっちゃった。

あぁぁ……。

どうしてくれよう、ほんとに。

今のままじゃ、バイトがみんな辞めてくよ?


自分が「店長」っていう責任、持ってください。

いくら「雇われ」てるんでも、「あなた」の店なんです。




はぁぁ、もう厭だ。



2004年11月17日(水)



 類似品

以前も書いたことがあるけど
通学にかかる所要時間は2時間半。
いろいろと暇つぶしのためのものが必要になる。

今日も、書店によって暇つぶしになるようなものを物色する。
そこで見つけた一冊の本。
内容は、古書店を営む若い2人の幼馴染のお話。
裏表紙にかいてあるあらすじを読んで
ちょっと惹かれるものがあったので
たいして何も考えずに購入を決定。
    (関係ないがこうやって、蔵書?は増えてゆく……)

早速、帰りの電車でページを開く。
そして………




1ページ読んだところで、興味を失う。

それは3年以上前、高校の後輩に借りて読んだ
昨年の直木賞を受賞した作家の昔の作品の冒頭と
ほとんど同じ文章だった。

考えてみれば
「古書店を営む若者」という設定からして酷似している。
もちろん要所要所でちがいはあるにしろ
多分に影響を受けたであろうことは間違いなく
特に冒頭の部分は、「そのまんまだろ」と
言ってしまいたくなるほどだった。


もし、私がその某作家を知らなかったり
作品を読んでなかったのなら
今回買ったものも普通に面白いものだったように思う。

だけど、私はその作家を知っているし
作品も読んだことがある。
そして、この作者も某作家を知らなかったとは
露ほどにも考えられない。


確かに、尊敬している作家の「雰囲気」に
似てしまうことなどはありえることだと思う。
実際、「雰囲気・文体が似てるなぁ」と思うことは
よくあることだ。
だけど、この場合は

  「似てる」んじゃなくて「真似してる」

  乱暴な言い方をするなら「パクってる」

そうとしか言いようがない。


なんだか文脈もなくダラダラと書いてきてしまったが
結局何が言いたいかというと
この本を買ってしまったがために
こんな人に印税を払ってしまったってゆーのが悔しいの。

直接的には関係ないんだけどさ。
でも、幾ら気にいらなくても買っちゃったからさ。


久々の大ハズレを引いて、結構凹んでます。

はぁ……。


2004年11月15日(月)



 近いうちに、また一人でくらそう。

突然、思い出した。

何かきっかけがあったわけでもなく。

ただ、ふっと浮かんできた。


仕舞い込んだはずの過去。

この6年間でなんとか、鍵までかけて

記憶の海に沈めたのに。


いつもは寝てしまっている時間。

眠いはずなのに

暗闇で目を閉じることができなくなった。





     この家で暮らすにはあたしは闇を持ちすぎる。



2004年11月12日(金)



 焦らないでいいよ?(笑)

今日、某ドーナツショップへ行きました。
確かにみなさま忙しそうでした。
お客様も数人並んでいたし。

もともとカウンター(?)で2人の方が働いていました。
でも、ひとりの方が提供の係にまわってしまい
レジの方がひとりになってしまいました。
すると、奥からもうひとり出てきて
次に待っていた私の接客をしてくれました。

彼の相当の間違いっぷり。

新商品の写真をさしながら
「こちら新発売の、ポンデ……」

んーっと、それはいっこ前の新発売だよね?(笑)

お釣り(紙幣)を返してくれようとして
「では、こちら本日のミス○カード……え?ごめんなさい…」

うん、ひとりボケ突っ込み?
それはお金(9千円)だから(笑)

多分、彼は焦っていたんだと思います。
新商品でてから3日目ぐらい?
前の商品名言っちゃう癖ついちゃってたんだろうね。
お釣り返すときには「カードも渡さなきゃ」って考えてたんだろうね。

「余計なこと考えてたらダメですねー(苦笑)」
「がんばってくださいねー(笑)」

なぜかちょっと心が和みました。


その後、何事も無く仕事を終えられるようにと祈っておきました(笑)

2004年11月11日(木)



 本を買う。

自分でも呆れてる。

また「本田孝好」シリーズ(笑)

しかも単なる暇つぶしの為だけに。

確かに、読みたかった本なんだけど

今日買う必要性はどこにもなくて

むしろ最近、本にお金を遣いすぎてて

少し控えなきゃと思ったばかりだったのに。


あたしが本を買い漁るときは

少し、疲れてる時なんだと思う。

本を「買って」読むことで気付かないようにしてる。


…自分で書いてて、阿保らしくなってきた。




2004年11月10日(水)



 違和感の毎日。

以前の日記を読み返してみて

本当に自分が書いたモノなのか、と

不思議な感覚にとらわれる。

間違いなく、自分の書いた文章だし

書いた記憶も残っている。


けれど、まるで赤の他人の文章を読むように

自分の過去を読んでいた。

不思議な違和感のなかで。




進まない卒論。

浮上しない心。

動かない身体。


   そして、治らない病気。


ふわふわした時間を過ごし

なんとなく日々を暮らして

そんな自分に対する不安と不満を

ただただ、溜め込みながら

呼吸をしているだけ。

ほかには何もない。


あたしが消えたところで何も残らない。


そしてそれを望むあたし。



2004年11月08日(月)



 真夜中の5分前 side-A

本田孝好とゆー作家の新刊。

「何を今更」って感じだけど書店でみかけて気になったので。



     「真夜中の5分前」side-A/side-B 



最近、本を買いすぎている気がする。

しかも新刊、ハードカバーで。

「重い」「高い」という理由で

躊躇っていたのはついこないだのこと。

その気持ちが半分は残っていたのかもしれない。

side-Aを買うだけに留めておいた。

でもきっと、明日の帰りにまた書店に寄ってくるんだろうな。

だって、今日の荷物が重くなかったら絶対2冊買ってた。




いつからこんなに「所有」に拘るようになったのか。

図書館という存在を有効に活用していた時期も

少なからずあったのに。

「道を間違えた」とは思わないけど

整理しきれない本に囲まれて、途方にくれる。



2004年11月07日(日)



 ねむい。

終電でした。

まぁ、一人暮らしんときは普通なことだったけど…。


あー、ねむい。

こんな時間まで起きてるの久しぶり。(現在時刻 25:14)


明日は、いまだ片付かない引越し荷物の整理。

できる限り。

服をどうにかしなきゃ、ネタ(?)が尽きてきた。

髪切った所為で、今までの服じゃ難しい。

めんどくさいなぁ。

靴が欲しい。

ぺたんこなやつとショートブーツ。

ま、買い物に行く暇なんかないんだけど……。


はぁぁぁぁ。



なぜか今日が日曜日だと勘違い。

明日も朝寝坊できるじゃん。

ほんの少し、しやわせな気分(笑)


2004年11月06日(土)



 あ。

本屋さんにいかなくちゃ。

新刊買わなきゃ。


昨日、少し無理やりにでも電話で話したお陰か

ちょろっと気分も晴れたような気がします。

副作用として、午前中は眠気と戦う羽目になりましたが。


あぁ忘れていたけど明日、働くんだっけ……。

あんまり思い出したくなかったなぁ。

はぁぁ。

だって絶対忙しい。

いやだなぁ。

自分の働けなさに、自己嫌悪に陥るに決まってる。

明日のシフト、誰がいるんだろ……。


なんか、ひとつ思い出すと

次々にどうでもいいことが思い浮かんでしまう。

最近、髪の調子が思わしくありません。

髪質にだけは多大な自信を持っているにも関わらず。

こんなんじゃカラーできない……。










時間に追われて

ココロは追い詰められて

あたしは、どうして生きているのか


とりあえず、不眠でないことだけが

今のあたしの救いです。



2004年11月05日(金)



 マウスがほしい。

コードレス(ワイヤレス?)のやつ。

買っちゃおうかなぁー。

でも今の子、まだ使えるんだよね…。

ま、そのうち衝動買いしてそう。


今日、本当は講義がひとつあったんだけど

あたしが前回単位もらえなかったのだから

受講すんの2回目なのよねー。

そしたら今日は講義と関係ないことやるらしくって

「出席にはしておくから、ほかの事やっていいわ」って。


そんな優しい先生があたしは好きです(笑)


まぁ、それで日記なんか書いて遊んでるダメ学生です。


さすがに今から真面目にやります。

卒業研究。


そろそろまとめなきゃー。


2004年11月02日(火)
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