2009年02月25日(水) |
おすすめの店っていうか、お客さん |

やあ、広島の中心は天満町だよ。
というわけで、やって参りました蕎麦屋の「いいづか」。 お気に入りなんで、紹介したくない店ベスト殿堂のこの店を、ついになんとなくお茶の間にリリース。
蕎麦、それはすべてのものを美味しく感じる味覚障害の和田にとって、通の能書き的コメントを吐き切れないカテゴリーでございます。
ってこと。
先日、交通事故からのMRI検査を受け、「首のヘルニアと併せて鼻の奥にceleの疑いあり」の合格発表いただきましたゆえ、モノがいっそう美味しゅうございます。
このお店の奥様は、人間界でいえば母的存在であり、同時によろずの知識を持ち合わせた秀才、近年における老若は手本にするべき平成のマニュアル本である。
「和田の知り合いです」と一言いえば、「いつもお世話になっております」と言いながらゆっくりシカトでおもてなし。 言うなよ、昼時は迷惑だ。
さあ、生きるのに迷ったら、目をつぶり行って聞け。
彼女の言葉で、目の前に往年の番組が蘇る。
天満町電車通り沿い、蕎麦屋「いいづか」。 マストわんこしたまえ。

※なぜか最初に食べ終わった食器類、そして巻末にマンをジして盛られた料理の画像。
そう、これが新しきグルメ紹介方法だ。

先日の日記を見て、早くも「満願堂:きんつば」の差し入れが発生。
じつは、書いてしまっただけで、わたしは粒餡のきんつばが好きじゃない。 っていうことは、
ってこと。
でも、このきんつばは芋餡なんだよね。 知ってるねえ、通だねえ。 この気遣い、かなわんよキミ。
というわけで、本日は気遣いについて。
日本国民が、みな平和で平均的な生活水準を目指すあまり、予定外な緊急時に対応が出来ない体質になってしまった現代。
一般が政治をバカにし、生徒が教師を評価、新車が売れず修理屋が太り、なべやかんがモノを集めなくなったため、平成は傾斜を帯びて尖ってまいりました。
久々に実家に帰ると、台所には大小さまざまなフライパンが5つ6つもあって口が開いた。 これは、個人消費が充実しきり、もはやモノは飽和している状態の現れである。
目覚めよ、老若男女。 もう、必要なものはみんな持ってるだろ。
そう、あと足りないものは、キャンドルスタンドだけだ。
和田拓治郎ディレクション、キャンドルスタンド「calm」シリーズ。 きたる近月、ついにそのイヤらしいベールを脱ぐ。 そのうち本格販売を完全告知予定。
持ってるモノはもう買うな、新たな進化に一票入れるのである。
これはただの宣伝ではない。 キャンドルスタンドを購入することで、その利益は回り回って貴方の御両親の給料となり、結果的に全国的な親孝行となることをお忘れなく。
そして、これこそが最上の気遣いである。
おめでとう、君たちは今、歴史の一歩を傍観できる。

※画像2は、こんだけ言っときながら、つい「来月お母さんに買ってあげようかな」と思ってしまったモノ。 宣伝ってすごいねえ。
2009年02月18日(水) |
ゆけ、完全オリジナリティーの道、ていうか店 |

修行の聖域であり、感動ドラマ連日製造スケジュールでおなじみ 「好きです、松尾工業」の本社は中広町にあるのを御存知か。
その近隣には、やはり特筆すべき飲食店が根張りよく生きる。
先日ランチタイムを逃した午後3時、だいたいの店はディナーに向けて仕込みの時間帯に、惰性全開で暖簾かけっぱなしの小さな殿堂を発見。
発見したら即実験の和田は、最近そういう店にこそ足を向けるらしい。
入店し、ラーメンと餃子を注文。 食べると間髪入れず用を足したくなる人種のため、来る生理現象にむけて、もよおしてもいないのにあえてトイレに駆け込んでみる。
予想通りのインテリア設備が、すでにいらっしゃいませと言っているようで、ますますやる気が失せる。 (画像1)
席に戻ると、なぜか中国新聞と九州スポーツが2紙、眼前に据え置かれていた。 強制的に読めというのか、販促とは無関係の試供は初の体験である。
なんという新鮮な感覚。
だ。
というわけで、汁に浸かった麺と皮に包まれた肉の感想は、もちろん省くことになる。
あえて説明するとすれば。
しゃがんだ状態で、長い手すりの取り付け部分を見たときの画像を見てもらおう。
 下がこんな段差ついたところからスタートしたら。
 もちろん上はこれくらい板がいるよね。
そう、ここは全てにおいてトイレがアツい。 分かるよぉ、でもダメだ。
そういう味ってことよ。
責めるな、彼らも同じ日本人なんだ。

最近、ますます物忘れがひどくなって、それを追いつめるかのように、「世界でいうシガレットとタバコは、どちらが標準語になったんだっけ」なんてあえてどうでもいいことをやたら悩む。 (画像1のタバコ屋の綴りが、正解なのが原因)
そんな感じで毎日を過ごすと、先日知り合いになった金沢の人に「広島でこれ!っていうお土産(お好み焼きと紅葉まんじゅう以外)って何ですか?」て聞かれたときに、全く頭が白くなるんですよ。
実際出てきたものといえば、
2009年02月15日(日) |
アクセサリー新作発表 |
企業のキャンペーンが普遍化したおかげで、世の内気アジア人種に光が照らされる2月14日。
あの岡倉天心が生まれ、永遠のアイドルのりピーを産み落とし、なぜか河内家菊水丸も生を受けた記念すべき大週末。
こういうシーズンになると、男の胸の内には幼きモテたい願望が蘇生する。
先日、女の子に声を掛けまくる知り合いと偶然呑んだ。 彼は、どこでも構わずハイテンションでアプローチする。
「その分野で、今最高に熱い現場は、
だ。 患者は、ケガ人か病人のため、まずテンション高い人間が少ない。 競争相手が存在しないんだ。
リサーチと実践。 努力無くして、豊漁無し。 やるねえ、テーマだねえ。
そして、さらにモテるためには必然的に、2009年オーダーデザインのアクセサリーが連続で生み出される季節となります。
まずは、裏地に凝る純日本人的意匠ペンダントから。 (画像:サンプル非売品)

宝石を、貝合わせのごとく丸ごと包み、ほんの少しサイドラインを出してポイントにする斬新デザイン。 宝石そのものを贈る大胆さ。
まさに、マグロのトロの部分だけ食べて残りは捨てる的な使い方。
肝心な部分を伝えるため、それまでの行程で無駄な部分は極力控えるのが紳士の心意気。
貝合わせの中身は、これだ。

とにかく記憶に刻むプレゼントを目指す貴君。 どこからでも発注してきたまえ。
条件は、納期ゆっくり。
概念に捕われるな、完全オリジナルとはそういうものではないか。

ずばり今、
面白くない。
世相・情勢・時流を、熟考された文章で表されるべき紙面。 14日当日は、じつに文面の90パーセントがパレンタインデー掲示板の引用、つまり一般の人が書き込んだ意中の相手または自分に宛ててのメッセージとその関連。
なぜダメなのかをわかりやすい例で説明すると、今最も拡大中の生鮮ショッピング、いわゆる敷地キング「イズミ」等がイベントで張り出すお父さん似顔絵コンテスト的な、とにかく誰でも通りがかりに観ることができる程度の情報価値なのである。
そんなもんに、毎月購読料を払って強制的に頭に入れられる読者に、憤りを覚えはじめた賢人たちも好評発生中。
小学生の休み中に、天風録と天声人語の感想文をひたすら書くという宿題が出た当時は、その文章レベル・歴史背景の裏付け・言い回しの固さ等、洗練された大人の筆事というより憧れの職業として記憶していたよ。
惰性の日記を読みたいんじゃないんだ、プロの文章を読みたいがために読むんだよ。
書く事無いなら、替われ。
というわけで、面白い事しか興味が無い人間ランキング今週1位は、ムッシムパネンのプレゼントオーダーケーキ。こちらの注文は、「巻き寿司モチーフ」か「恥ずかしくなるほどカワイイ」を依頼。
受け取り当日。
シェフは、「このバレンタインの死ぬほど忙しい時期に無理させてから」
で、これだ。
恥ずかしい。 しかも恵方巻き。

見ろ、このセンス。
面白いとはこういう事だ。
2009年02月11日(水) |
男というのは進む駒、進まぬ男も変わらず駒よ |

最近の話題といえば、パソコンの漢字変換が、とてもじゃないけど使えないものになってきたことが優等生として挙げられる。
たとえば、「人として」と打ちたくても「火ととして」になり、「操作手順」の場合も同じく「操作手純」になる。楽しめるのは最初だけ、微かなイライラが積み重なると、引っ越しおばさんを思い出すほど激し懐かしい映像が頭をかすめる。
現代人は、ここで我慢できないから街に出て痴漢したり、田舎に行って放火したりするんだよ。
ところで、もうひとつドキドキすることがある。 それは、
がもらえるか、について。
灰皿に、煎じた後のコーヒー豆を敷く粋な喫茶店で、男についてしばし考える。
そういえば関係ないけど、コーヒーは匂いを吸収するため、その昔コカインを隠して密輸していたと、昭和のバイブルムービー「ビバリーヒルズコップ」が発表していた。
だからなんだ、そんな不安にビッグピリオド。 大人のわがままユニット「身体表現サークル」、構想の日々にクランクインいたします。
2008年は防災ずきんの年であった。 晴れ渡った不況の新年に、濡れぞうきんのようなパフォーマンスを桜吹雪公演いたします。 予定は未定、昨日言ったことが今日はウソの世の中。
無くてもいいけど、あってもいいよ的アイドルグループ「身体表現サークル」が、マンをジして再び勘違いロードに合流決意。 そのスピードはまさに、時速数センチ単位の世界。
あの、皆様に引いてもらえないと走れない、生きた高級チョロQ達が、皆様のお膝元へ馳せ参じるのも今年中でございます。
はっきり言おう。 今のこの時代、われわれは退屈なのである。

※画像2は、そろそろやるかと思い立った時に、ズボンのポケットがジンワリ濡れてきた原因の品。 いわゆる、コンタクト用の目薬をジーンズに使うこの余裕。
ベルアベトンが必要になる前に、活動開始をお約束いたします。

今年もついにやってきた。
あの恐ろしい、
を、なんと直径1センチもない豆で撃退出来る唯一の記念日、節分。
広島市ピーナッツのメッカ、つぶれそうな老舗ぶり「まるかわ」。 あらゆる優秀豆を、生涯一途に選び続けた老夫婦が、渾身のひと炒りの晴れ舞台。
それが、2月3日である。
「何時まで営業されてるんですか?」の問いに、「閉店しても、
ですよ」だって。
さあ、ゆっくり行こう。 ここはいつでも開いている。

※画像2は、品質維持。 今年も、もちろんこのデザイン。
2009年02月01日(日) |
2009年企画変更の旅 |

何となくでいくか、決め打ちでいくか、ダラダラ決定しかねていた新年あけての1ヶ月目。
思い出すのは、厳寒銀座の風景。
華やかなショーケースに鎮座する、スワロフスキーデコの高飛車感に精神がつられ、30分毎にお茶してしまう家庭訪問的散歩。
池波正太郎先生のエッセイに沿う、長期つまみ食いレポートに憧れる和田青年は、現在食べ物に限らず全てのものを吸収中である。
まずは、気になる謎。
ラクダのようにノロいのか。
通るのか。
今なにやってるのか。
「あの人は今」でやらないところをみると、国家権力的な勢力が動いとるな、多分。
そういった問題を解決していきながら、再び作品制作の引きこもり期間に突入。 下界の皆さん、さようなら。 日記は、連日アップ予定。
今年も狂い咲く、個展の花火。 しばし待て、点火の前に準備がある。

※画像2は、郵便局にある「重さで送料いくら?」の機械。 局員がいない隙に、目を閉じて何となく押した感じの料金は580円。 つまらん、これじゃあ、燃えん。
次回は、逆に580円ピッタリを目指して押す。 前後10円超えたら罰ゲーム。
2009年はこれだ、みんなもやろうじゃないか。 キーワードは、「思ったよりも面白くない」だからオススメ。
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