あきら
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2007年10月25日(木)

エコライフ?…その実態は…


最近、バス通勤しております。
要因は、以下の通り。

・余りにも車に奪われた「命」を立て続けに観た。
 その直後に、車をほんの少し擦って、
 「これは何かの前触れか!?」
 と、恐れ戦いているから。

・ガソリン代を、1週間に1000円と決めたので、
 警告灯点灯の次の日からバス。

の、二つの理由。

前者は…
んもう、真面目に怖い。
もし、これが子供だったら…
もし、これが老人だったら…
もし、これが…私が轢いたのだたら…

私、絶対に自殺だけはしないって人だと思ったけれど、
自分が、人様の子供さんの命を奪ってしまったら、
生きていけるかどうか…って位、
考え出したら、心から震えが来た。

それ位、ショックだったのだろうなぁ…

一日、フルで仕事をする事って、
正社員で働いていた時以来なんだけれど、
最近、夕方、たった15分の岐路が辛くて、
車を駐車場に入れたまま、横になっている時がある。
家の中に入ったら、家事しないといけないからね。

そんな状態で、ハンドルを握っていて、
逢魔が時。
フッと気が緩んだ瞬間…。

恐ろしい…。

まぁ、バスが気楽で居心地が良いし、
私、身体障害者手帳で無料なので、
凄く、お財布&家計にも優しいので、




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2007年10月17日(水)

目の前で…宙を舞った。


目の前で、足を痙攣させて…
小さなその身体が、宙を舞いました。
前の車は悪くない。
きっと、この子猫が急に飛び出してきたのだと思う。
辺りは夕闇の中…、岐路を急ぐ前の車は、悪くない。

でも、それが網膜に焼きついた瞬間。
私は、「嫌!!」って叫んでました。
ワナワナと震えてしまって。
避ける事も出来ず、私はその子猫の上を通過していきました。
幸い、私はタイヤで轢いた感触はなく、
前の車のどこに当たったのかは、見えませんでした。

心臓が妙な拍動となり、呼吸が荒くなって、
パニックを起こしかけていました。
何とか、必死に車は運転し続けたのですが、
今、戻れば、まだ生きているかもしれない…
足とかを轢かれたのかもしれない…
と、次の次の信号で、Uターンをして、戻りました。

その子猫が轢かれたのは、何と、動物病院の前だったんです。
すぐに駆け込めば助かるかも…。
一縷の望みを掛けていたのです。

対向車の明かりに照らされた、その小さな物体は、
全く動きませんでした。

反対車線の住宅側にあった、少しだけのスペースに車を停めて、
車から降りると、もう駄目なのがすぐにわかりました。
夕闇の中、黒い小さな道路についたシミの様な存在になっていたから。

私が更に轢いてしまったのか…
それとも後続車の、どれかに轢かれたのか…
ハッキリと観なくても…解りました。

対向車側の直ぐ手前の信号が赤になっていたので、
車から降りて、瞬時にその子の身体の下に手を入れて、
動物病院の前の駐車場の脇の草の上に、身体を横たえました。
土の上じゃなきゃ、土に帰れない。
掘って弔ってあげる程、直視出来ない、弱い自分。

何故か血には触れなかった。
ハンカチを手に巻いて、ハンドルを握って…
号泣しながら帰りました。

帰って、自分の部屋で大泣きして、
少し収まってから、娘を抱きしめに行きました。
私の鎮静剤。

「はいはい。(ポンポン)」

って、どっちがお母さんなのか解らない幾度もあるこの情景を、
旦那は、また眺めていました。

次の日、子猫の身体はそこにはありませんでした。
でも、夏の日に日陰の藪の中に移動させた子の身体は、
今、毛だけが浮かび上がって、車越しに観えます。




↑段々、土に返って行ってる…。


(8月25日参照)



2007年10月10日(水)

殺意を覚えた瞬間。


あぁ、駄目だ。
どす黒い感情が心に渦巻いて、
ここで吐き出さないと…。
大人気ない告白します。

先日、コミュニティーの運動会がありました。
私は子ども会の世話人をさせて頂いているので、
子供を引率しておりました。
まぁ…色々な経緯は書きませんが…
その岐路。
娘の同級生の女の子の一人が、こうノタマイマシタ。

「あ〜ぁ、○×(娘の名前)は良いなぁ。
車で来て、一競技だけ出て、車で帰ってさぁ。」

にっこり笑って、私はこう答えました。
「じゃぁ、以前にも言ったけれど、腎臓くれる?
大丈夫よ〜♪腎臓は二つあるからね♪一個で生きていけるからぁ〜♪」
周りの子達は何も言いませんでした。

「あ、やっぱ、嫌だ。」
と、彼女はこうノタマッテこの話題は終わり。

たったこれだけの事が、鬱々と日常の中で心の中に溜まったままで…
あれから、数日経つのだけれど、フッと、
彼女をどこか海外のもぐりの病院に引きずっていって、
腎臓を抉り出してやりたくなるのです…。

幸いな事に、その台詞を言った時には、娘は既に自宅で安静にして、
その場にはいませんでしが…
娘に数ヶ月前に、
「体育を休む事や、車で送迎する事に、異議を唱える人居る?」
って尋ねたら、
軽くノタマッタこの女の子の名前だけを挙げました。
彼女が、たかが子ども会の行事だけでしか顔を合わせない私に対して、
既に、2度も同じ様な事を言ったという事は、
娘には何度言ってる事かと思うと…

私のこの感情は、自分に投影してるから…って言うのもあるかもしれません。
私も体験しているからこその、この激しい感情なのかもしれません。
自分を責めているからこその感情なのかもしれません。
娘を同じ様な立場にしてしまうなんて…

娘が生まれた時、「心臓は?!」って、医師に尋ねて、
五体満足だって知らされた時の喜び…。

…あぁ…
逆恨みだ。
ただの逆恨みだ。
娘を守れなかった自分への後悔と不甲斐なさが、
鬱屈して溜まっていたから…
ただの起爆剤になっただけだわ…。

彼女は、悪くない。
むしろ、昔はこうやって言う子ばかりだった。
彼女はまだマシな方だ。

泣いたら、少し、すっきりしたや。








      

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