2017年09月27日(水) |
だれかひとりのヒーローに |
「だれかひとりのヒーローになりたい願望はある」
感情的にならずに つねに自分の利益を見据えてビジネスをし、 少女マンガは安っぽい女の妄想とくだらないと吐き捨て、 私生活でも損得をふまえつつ人間関係を構築する。 そんな現実しか見ないような男がつぶやいていた。
現実しか見ないような男性でも、そんなことを言うのだなと私は意外に感じた。
たぶん、男性というのは 誰しもがその願望を持っているのだ。 女性がヒロインになりたがるように。
助けてと目のまえで涙をながす女の子のヒーローになりたい。 あなたがいるから私は幸せと言ってくれる女の子のヒーローでありたい。 あなたがいないと私はイヤなのと言われるような唯一無二のヒーローに。
女性はヒロインになりたがる。 なりたがるばかりで、男性をたてることをしない。 男性をたてることとは何か、私もよくわかっていなかった。 男性をたてることというのは、ヒーローと思うことかも知れない。
男性はヒーローになりたがる。 女性はヒロインになりたがる。 その願望を叶えあえれば、人生はよりロマンチックで、二人の関係もより満たされるかも知れない。
|