いつの日か咲く蒼い花を夢見て...ルル

 

 

なかった事にして - 2002年12月25日(水)

クリスマスがもうすぐ終わる。
いつからだろう、クリスマスがそんなに特別な日とは
思わなくなったのは。
子どもの頃は確かに特別だった。
カレシと楽しくやってた時期もそうだったか。
流行りのプレゼントも豪勢なディナーも、今は無縁。

サンタになってプレゼントを枕元に置く。
朝、子どもの喜ぶ顔を毎年ビデオに撮る私。
これって、子育てをしているからこその楽しみなのでは?
と、今年初めて気付いた私。
なぜ今まで気付かなかったのか。
楽しいと感じることより、大変だとか不自由だとか
そんなことばかりにため息をついていた私。
与えられた幸せを、幸せと思わなかったばち当たりな自分に
情けなくもなった。

明日からは年末モード。
この気持ちの切り替えはスゴイと毎年思う。
街じゅうが一斉。
昨日までの華やかさなんてまるで「なかった事にして」
と言われるみたいなのである。

実際、なかった事にしたい事は沢山ある。
長いこと生きてきたもんだと、思う。
来年は人生3回目のトシオンナ、なのである。

びっくりである。







...

久しぶりに。 - 2002年12月17日(火)

なんて久しぶりなんだ。
もはや日記というものとは別の存在。

大音量で聞く、好きだった曲。
それ以外のものは何も耳に入ってこない。
イントロのギターに切な苦しい思い出が胸を締め付ける。
夏の終わりのスタジアム。
5時半の夕焼け。

「会えなくなってもう2回目の冬が来て」
「会えなくなってからは何しろやりきれなくて」

でも一歩一歩、前に歩いていかなければ。
過去の引出しを開けるのは、時々でいい。






...




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