- 2000年01月30日(日) 01.30・「日曜喫茶室」「ご機嫌」
☆脚本家(内舘マキコ)とドイツ文学者(名前聞いたけど結局忘れた)が「ジェンダー」の話をしている。
(番組の今日のタイトルが、なんか「恋愛なんとか……」だそうで)
「宝塚の男役は『女の望む男の挙動』をしている」
……ほか、面白かったこと。
(内舘)「携帯電話ほどドラマを書くのに困るものはない。……少なくとも、携帯電話はドラマを書く上での足枷を一つ取り去った」
(文学者さん)「携帯電話の普及で、『待ち合わせ場所は渋谷のハチ公前』というのが必要なくなった」
……へえ~。
さて、2時だ。「山下達郎・サンデーソングブック」を聴こう。
(達郎さん、もうじき47歳だって!……そりゃそうだよねえ、私が聞き始めてから、もう19年経つんだもんねー……)
-----------------------------
(以上、昼間;以下、夜になってから)
☆メチャクチャ、機嫌がいい。
理由:
1) ステレオ買った。……なんか、10年経ってようやく、という感じ。(今も聞いているけれど、いい音!)
2) すっごく久しぶりにバンドやった。(体を動かして、ギターの音聞いてベース弾いて歌って、気持ちいい!!)
3) 昨日決めたアパートがものすごく気に入っている。(古いけれどちゃんと南向き;周りには緑がある)
4) 朝起きることができた。(教会には行かなかったけど、それを自分に対して「許している」)
……そんなとこかな?
☆今夕飯食べている(もう1時だよぉ……遅いなぁ(^^;)けど、メニューが(ちゃんと作らないので……)
・ フルーツグラノーラ(+牛乳で)
・ りんご
・ カステラの屑!
・ チーズ1個
魚とか鶏だったらいいんだけど、「牛」や「豚」を食べる気がしない。
- 2000年01月28日(金) 「嘆きの壁」
★(ちょっと文学系から外れます(^^;)「嘆きの壁」ちょっとだけ、こういうの、書かせて。
------------------
1.パートナー(別居中)に八つ当たりした。
「謝ってほしい」……って言ったけど、本当は「謝りたい」の間違いだよね。
2.お仕事……不採用。
そりゃそうだよね、年齢制限越えてたし、性別あいまいだもん、私。
3.機械(私のばりゅちゃん♪)……調子わるーい。
それで不機嫌。
4.予定……変わっちゃって、今日は全てのことが空振り。
まっ、いいか、昨日とっても充実してたし。
……で、なんで「自傷」したくなっちゃうわけ、私?
今日こそ、自分宛のお手紙書いたら、すぐに薬飲んで寝るんだい。
すぐに……
(ああ、そのこと自体が強迫観念(?)に……まだよく知らないのに「専門用語」を振り回すのは止めましょう。危険です>自分)
まだなんか書きたいけれど、あんまりやっていると「あらし」みたくなっちゃうから、止めます。
仕事ないよぉ。
お金、なくなっちゃうよぉ。
怖いよぉ。
-----------------
と、こんなことを書き込んでも許されるところがあるのです。
逆に言えば、特別なところ以外では、「場の雰囲気」を考えたらそんなこと書き込めるわけない、というのが常識なのでした。
最近、知った。あれまぁ。
ページのトップへ
- 2000年01月27日(木) 私が分かってもらいたい人は…… 私の本棚と大島弓子
★1・私が分かってもらいたい人は……
★2・私の本棚と大島弓子(本当は、ある人に「今日はもう、なんにもしないで眠らなくちゃダメですよ」といわれたんだけれど、ひとつだけ、ねっ)
☆私が分かってもらいたい人は、これからの世代を創っていく若い人たちです。
☆以下、偶々ある若い人に渡した自分の作品のhtmlファイルに添付した「Readme!」のないようです。
-------------------------
Jackie Matthewsの作品へようこそ……
☆「☆☆文庫」はファイルではなく、URLを記憶しているだけの「ショートカット」です。
☆「○○(Jackie Ver.)」は、設定を「☆☆文庫」の中の「○○シリーズ」からとっていますので、わかりにくければそちらをご参照ください。
☆「△△」は、やや「R指定(*^_^*)」ですので、未成年者が読む場合には、保護者の適切なフォローのもとで読むようにして下さい。
読後、万が一「人に言えないような妄想」が浮かんできてしまっても、できるだけ隠さずに、誰かに相談しましょう。
☆「**」は、いちおうほかの人のイラストにつけた作品(のつもり)です。が、掲載時にはそのイラストと「切り離されてしまった」ので、イラストそのものは参照しなくても良いと思います。
-------------------------------
よく
「未成年者に有害な影響を与える……」
ということで、そういうイメージのある文章や画像が取り締まりの対象になりますが、はっきり言って「ムダ」にしか見えませんでした。
だって、子供は、興味さえあれば、どんなことをしてでもそういう類のものに行き着くことができるのです。
極端なことを言えば、中学の「理科第Ⅱ分野」の教科書からだって、「とんでもない妄想」を展開することは可能でしょう。
(私は実際、そうでした)
私自身がそのような「有害な影響」のせいでそうなってしまったような気もしていたので、
「取り締まるのも仕方がないんだろうなぁ」
と思っていました。
(それが周囲からの「有害な影響」というより、自分自身に内在した問題だった、と気づくのにはずいぶんと時間がかかりましたけど……)
大切なのは、子どもが「有害な影響」だろうと「とんでもない妄想」だろうと、そのことに「気づいてしまった」とき、周囲にそれをフォローしたりアドバイスしたりできる大人がいるかどうか、なのではないでしょうか。
もちろん、それができるかどうかは、
その「大人」自身の良識や資質にもよるだろうし、
その大人と子どもの人間関係の質にもよるでしょう。
(本人が「隠す」教育しか受けていなければ、子どもに対して正しく接することなどできるわけがない(^^;)
(また、子どもの方が大人に対して「大人の気に入らないことを言ったら叱られる」と思うような人間関係になってしまっていたら、他のことについても、子どもは本当のことは何一つ言ってはくれませんよね(^^;)
案外、江戸時代や明治初期ぐらいまで(それは、たぶん日本という国がまだ「戦争」という呪縛に染まっていなかった頃と、図らずも一致するように思えて仕方がありません)は、「枕絵」という習慣によって、ソフトで適切な性教育が行われていたような気がするのです。
それは決して「隠す」教育ではありませんでした。
むしろ、積極的に「寝た子を起こす」ようなものだった、と、史料などで見たことがあります。
わがパートナーに、祈りを込めて
(↑でも見てないっちゅーの、彼女は(^^;
何しろ、
「紙と鉛筆がキライ!
だって、知らなくてもよかったことを、
紙に鉛筆で書いてあるんだもん!
(もしかしたら、文字や言葉もキライ?)」
という人ですから。
ここでは、「紙と鉛筆」=「パソコンとインターネット」のことです。
私とて、「知らなくてもいいこと」の存在を全て否定する気はありません……でもねえ……)私、(引っ越して日が浅かったので)書架を整理せず、本を全部段ボール箱に入れっぱなしにしていたの。
「本があんまり多すぎる。
ならば、優先順位の高いものは、必要なときに箱から引っ張り出すことになるのだから、
それから書架にしまっていくことにしよう」
いい考えでしょう。
でも、なんだか心のどこかが、やっぱり「箱にしまいっぱなし」になっているような気がしていたのね。
で、このホームページ立ち上げるときに、思い切ってお気に入りの漫画ばっかり「優先」して、書架にしまっていきました。
「バナナブレッドのプディング」「秋日子かく語りき」「ロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフ」「ジョカへ」「F式蘭丸」……
大島さんの作品も、けっこう持ってるんだなあ。
- 2000年01月26日(水) 方向感覚
☆よく、「男は方向感覚が良いが、女は方向音痴が多い」という言い方を聞きませんか?
え? 「そんな差別的な言い方はしない」?
ああ、そうですよねえ。よかった。
でも、
「男は目標の方向を定めて、あとはカンに頼って移動する人が多い」
「女は目印を覚えておいてそれを頼りに移動する」
こういう言い方だと、「なるほど」と思ったり、少なくとも「聞いたことはある」人は多いのでは?
本当にそうなのでしょうか?
これは、あるとき、本当にあったお話です。(明かりを消して読みましょう……ウソウソ(^^;)
☆今日、最近よく行く「ブティックO」と「市立図書館」に行った。
「O」での私は、今やすっかり「1階のお客様」だ―1階は婦人もの、2階が紳士もの。男ものはゼッタイ買わないぞぉっ!
(注1:靴下だけは別(^^; 注2:「男に見える」のはかまわない……この「注」、ウルサイぞ!)
「O」の駐車場へ向かいながら、ふと思いついた。駐車料金が「1時間半タダ」のスタンプをもらったから思いついたんだけど。
「せっかく時間があるなら、図書館まで歩いていこうかな♪」
確か、「ブティックO」と「市立図書館」は、そんなに遠くなかったはずだ。
でも、二つの場所を結びつけて考えたことのなかった私は、一瞬混乱した。
「どうやって行けばいいんだろう?」
---------------------------------
私は、ちょっと信じられないほどの「方向音痴」というか「方向勘違い」なのだ。
特に車に乗っていると、ひどい。
でも、歩いていても、例えば、喫茶店(←今はもうあんまり残ってませんねぇ……)に入り、出ると必ず、目指すのと反対の方向へ歩き出してしまう。
一度、「『こっちだ』と思うのと『反対』の方向に行けばいいんだ」と思って実行してみたら、やっぱり「本当に目指す方向」とは「反対」だった。
それ以来、諦めて「迷うときには迷うのが一番(^^;)」と思うことにしているけど、迷っている最中に「日が暮れる」のを見るのが、いつも辛いの……。
なんか、ある少年誌に掲載されていた、主人公が「男の子兼女の子」の漫画に出てくる、「黒い子豚に変身する男の子」とおんなじだなぁ、と思ってしまう。
彼の気持ち、よく分かるもん。
なんで、どう考えても長くて15分ぐらいで到着するはずのところに、「45分」もかかるのよぉ!?
その場にいるみんなに、怪しまれちゃったじゃないの!
「何サボッてんだ?」
人が涙目になって「ここはだれ? 今はどこ? 私はいつ?」と混乱しまくっていたっていうのにぃ!
はぁ、はぁ、……興奮してしまった。
ちょっとしつこくなっちゃったから、このくらいにして、と。
---------------------------------
目印を頼りにすることにした。「U結婚式場」と「S山」が左に見える。
確か、「U」は「O」の近くの通りの出口のあたりにあった。
それに、図書館も「S山」のそばにあったはず。
途中の道が45度以上曲がっていないことを祈りながら、駐車場から「図書館に向かってまっすぐに伸びている」ような気がする道を歩き始める。
歩きながら気がついた。
「途中で、いくつか幹線道路を横切るのでは?」
それは1本だったか、2本だったか……?
思い出せない。
なんとなく頭の中に「地図」のようなものが浮かぶのだが、そのあちこちが「大きな魚」とか「ラッパを吹く天使」とかにじゃまされて、道がちゃんとつながらない。
だんだん「U」が遠くなって、
……不安だ。
と思い始めた時、まるで
「考えるほうに夢中になってしまうから、キミは迷うんだよ!」
とでも言わんばかりに、目の前がぱっと広がった。
幹線道路(その1)だった。
「いつも車で図書館に行くときは、この道を山に近い方に向かって走って行って、古い商店街が見える手前の角を右に曲がれば、そのうち図書館の入り口の公園が見えるんだっけ……」
と思うが、どうも歩いて行くには遠回りのような気がする。
うー、どうしよう。
だって、この道路、今歩いてきた道と、「135度」ぐらいの角度になっているような気がするぞ?
なんか、「渡り方」を誤っただけで、ふと気がつくと「図書館」ではなくて、反対方向の「城跡」かなんかに行ってしまいそう(^^;。
……でも、いつまでももじもじしているわけにはいかない。
あっ、向こうで高校生の子たちがこっち見てる。
ええい、いいや。たぶん、「S山」があっちに見えるんだから、すっごく斜めだけどこっちでいいんだろう。
どうやら「S山」が左に見えるままで、渡った先の道を進んでいけた。
……と、今度は、ちょっと先の方に交差点があるようだ。
今、車が横切ったから。
……そこまで来てみて分かった。
幹線道路(その2)だった。
……忘れていた。
この道、渡ってしまっても「図書館」に行けるんだっけ?
あううぅっ、分からないぃぃぃ(^^; (^^;
でも、「S山」の風景が、なんだか「図書館」から見えるのよりも「手前」になるようだ。
……
……(考え中;でも、何考えたらいいのか、分からない(^^;)
あ、また人が見てる。
いいや、渡っちゃえっ!!
あっ、し、しまった、渡ってその先へ行こうとしたら、すぐに行き止まりだっ!!
やられたっ!!
私は既に混乱していた。
こういうとき、私は「分かっている目印まで戻る」ことができないのだ。
たいていの場合、そんなことは忘れ、焦って先へ進もうとしてしまうし、もしも思い出して「戻った」つもりでも、ちゃんと戻れたことがないのも、経験的に(^^;明らかだった。
た、確か、こっちが「図書館」の方向だっ!!
ああ、また曲がらなくちゃ。今度は右よねっ?
……そうして、完全に「あてずっぽう」に曲がったとき。
……
目の前に、少し広い道路が伸びていた。
そして、その突き当たり、約500mぐらい先の方に、……
あったの。
図書館の窓が。
---------------------------------
私はとても視力が良い。小学校~中学校にかけてはずっと、両眼とも「2.0」だったし、20代の終わりごろにワープロを始めて、昔の液晶の黒っぽい画面を見ているうちにいったん「左1.2、右1.5」に下がってしまったが、今はまた両眼とも「1.5」だ。
それでも自分では「霞んでいるなあ」と思う。
きっと、「老眼」になるのは早いんだろうなあ……
---------------------------------
窓の中の、外よりはちょっと暗い室内で、本を読んでいる人たちの姿が見える。
や、……やったぁっ!!
なんと、ほぼ「最短距離」で「図書館」に到達したのだ。
なんで「最短距離」って分かるかって?
だって、「S山」がずっと左に見えたもん。
だから、たぶん「最短距離」。そう思わせといてっ。
私は、いつもと正反対の意味で「涙目」になりながら、「図書館」の玄関をくぐったのだった。
---------------------------------
実はこのお話には「後日談」があります。
あっ、同じ日のことだから、後「日」とは言わないね。
帰り道も、なんとかほぼ同じ道を(今度は目印を頼りにしながら)帰ってくることができて、
「やったぁーっ、私は本当は『方向音痴』なんかじゃないんだぁーっ!!♪♪♪♪」
\(≧▽≦)/
と、喜び勇んで駐車場に行き着いて、精算(もっちろん、タダよぉ♪)して、車に乗り込み、駐車場から出ようとして、……
「私はどっちに出れば帰れるの?」
駐車場に面している道路が2本あるじゃないのぉっ!!??
(ということは、4つの選択肢があるわけ(^^;)
切り返しを何度かして、わざわざ車を精算所が背になる向きにして、私は15秒ぐらい悩んでから、駐車場を出たのでした。
……
なんでじゃぁーっ???!!!
- 2000年01月24日(月) バ ス
文芸部長・会津里花?!
の
バ ス
に、本文を掲載したので、こちらへの転載は割愛します。
(注:↑どちらもタイトルを押すとリンク先へジャンプします。
ただし、新しいウィンドウが開きますのでご注意ください。
また、ここまで戻るにはブラウザの「戻る」ボタンでお願いします)
- 2000年01月19日(水) 夢
私の前の「日記」にもときどき書いたけれど、私は自分の「夢―眠っている間に見る方―」を記録するのが好きです。
理由は、たぶん、「できればいつまでも夢の世界にいたい」と思っているからでしょう。
今、目がさめてから20分ぐらい経っていますが、夢は目が覚めると急速に消えていきます。
まるで、石鹸の泡が、一瞬「うさぎ」の形になって、かわいくて手にとってみたときのように、すぐにくしゃくしゃっと消えてしまうのです。
そういうわけで、今さっき見た夢の正確な内容は覚えていません。
ただ、これだけは覚えているのです。
夢の中で、私はごくふつうの女性だった。
年相応の、ちょっとおっちょこちょいで騒がしいおばさんだった。
一時期って去年のことだけれど、ちょっと心の調子が崩れてきて、覚えている夢の中で、私は「男だったんだけれど、いつの間にか……」性別のよくわからないものになっているんですよね。
「男」なんだけれど、人が見たら「おまえ、何やってるんだ(-_-;;」と言われるようなこと(現状です……)をしていて、それがなぜかバレそうになるの。
いつか、人がたくさん見ている前で、私はハダカにされちゃうの。
ゼッタイいやだっ、と思う半面、どこかで求めているところもあるような気がするのが自分でもわかり、「ああ、なんて嫌らしいヤツ!」とか、自分で自分を非難したりします。
で、「もうダメッ」とか思っていると、どういうわけか、ちゃんと身体は「正しい形」になっていて、ホッとするのね。
逆もあったなあ。
夢の中で、(なんかこのへん「作家志望」のクセ?)「設定」を確認すするのね。
そうすると、ちゃんと「女」として私は存在していて、「ああ、よかった、これで普通に生きていける」とホッとするの。
ところが、誰か知り合い(主に昔の友達)に会ったりして、話をしているうちに、何かの拍子に私は自分が「男」になっているのに気づくわけ。
ドキッとしてしまいます。
それで、(何せ夢なので突飛なんですけど(^^;)目の前の相手に対して自分の性別を明らかにしなくてはならなくなっちゃうのですね、どういうわけか。
相手には自分のことを「男」だと言って付き合ってきた、けれど実際は「女」だった、なのに今はまた「男」になっている……
いったい、どの「自分」を相手に見せればいいんだろう?
私は戸惑いますが、結局身体を見せてしまいます。
「なんだ、男じゃん」とか言われて、私は死ぬほど恥ずかしくて、悔しくて、……
それで目がさめるのです。
- 2000年01月17日(月) 「藤野千夜」その後……
★1・「藤野千夜」その後……
★2・「宦官」という言葉の「語感」!!☆何人かの人と話した(オンラインで)。
いろんな意見が聞けて、面白かったし、やっぱり「視点が違う」と私には見えないものも見えて、良かったです。
☆で、現物を買いに行ったら、「夏の約束」は未刊(2月上旬刊行)、その他は「版元品切れ」。ん?ベネッセで出ている「少年と少女のポルカ」はまだ在庫があったのかな?
―とりあえず、全点注文しちゃった。
☆一度しっかり集中して「Survival」を続けなければ。
☆あと、もうひとつ書きたいものが浮上。
……といっても、こちらは小説じゃないんだけれど。
ああ、たぶん、書くなら今が「旬」なんでしょうね。
ここを過ぎると、急速に色あせていってしまう……。☆私って、ぜんぜん「常識」知らなかったのねー。
……ってどういうことかというと、「宦官」って、「人を罵倒するための語」だったのね?
私はこの言葉にちっとも悪いイメージを持っていなかったので(でも、よく考えてみると「なぜそうなったのだろう?」)、とてもびっくりしてしまいました―「宦官物語」という書物を読んで。
☆著者は「1923年生まれ」となっていたから、戦前~戦中の「戦争寄りのジェンダー観」で育ってしまっているのだろうけれど、「宦官」を悪く言うのに、ちょうど「女性蔑視」と同じような表現を用いているのには、参りましたぁ(^^;。
☆でも、逆に、「宦官」←つまりは歴史上の「作られたトランスセクシャル(?)」ともいえるような気がするのだけれど、(たまたま日本には「宦官制」がなかった、という事情もあってなおさら際立つ→)、「性別」として考えるときに非常に考えにくい存在なので、既存の「オトコは……」「オンナは……」に引き寄せて考えるしか、考えようのない人が多いのも無理ないのね。
このところ、無防備な私は、けっこう多くの人に自分のことをかむアウトしてしまっているのだけれど(そんなことをすると「GIDなんて、自慢するようなことでもなりたくてなるものでもないのに……」とお叱りを受けてしまうし、「政治的に」拙いこともあるのかもしれないのですが……)、特に「オトコ」の嫌らしい「否定」の視線の中に、「どうにかして既存の価値観に合わせようとする→自分の尺度では『嫌らしいもの』としてしか捉えられない→『コイツも嫌らしいヤツ』と結論づけるしかない」という「色」を感じてしまうのです。
「オマエがオンナ? もし本当にそうだとしても、オマエなんか抱く気になれねーなぁ」みたいな。
ふっ、私も「オトコ」でしたからね、そういう気持ちはわかってしまうのよ。
↑けっこう「怒りモード」。
☆前掲の「宦官物語」、今の私に評価できるのは「蔡倫」や「鄭和」といった「良い方で」歴史に名を残した宦官である人物を取り上げてくれていること。
もっとも、「良い」「悪い」なんていうのも、私にはどことなく「サル山?」に見えてしまうのだけれど。
あんまりこんなことばっかり言っていると、「教条的ウーマン・リブ」と思われてしまいそうなので、最後に、あくまでこれは私自身の個人的な悪感情、「憎悪」……かな、そういったものの表出でしかないこと、ご了承ください。ヒモはついていません。
気を悪くしてしまった人が多かったら、いちおうごめんなさい(m(__)m;でもたぶん、本気で「悪い」と思ったら、こんな文章をupしたりはしないよね(^^;)。
- 2000年01月15日(土) 芥川賞に藤野千夜さん!
……なんか、ショックを受けている自分がいる。
なんでだろう?
高校の頃、「作家になりたい」と思っていたことがあった。
まあ、「文系」さんなら、一度はそういうことを考えるものなのかもしれないけど……。
私は、どういうわけか中学~高校の時の「夢」を、一つも手放せないまま、今でも生きていこうとしているようです。
・女の子になりたい(その上で、男として振舞いたい)
・音楽家(or ミュージシャン;あ、いっしょじゃん)になりたい
・作家になりたい
そのうちの、どれ一つとってもまともに実現できませんでした。
いちばん近かったのが、「音楽でお給料をもらう」。
でも、せいぜい一ヶ月に1、2ステージで、1ステージ5000円から、いちばん多くて2万円。
いちおう「お給料をもらった以上はプロ」と言ってくれた人もいるので、そう思っておこう。
自分には才能なんかない、それはもう分かったじゃない。
ううん、たとえ「才能」があっても、その業界で生きていく「処世術」が身につかなければ、やってはいけないよ。
わかってます、わかってるんです。
それでも、残り二つの夢をあきらめられずにいる。
あまつさえ、最初に書いた、いちばん不可能そうな夢を、実現しようとしている……。
仕事もしないで。
きっと、世の中で責任を持ってがんばっている人たちから見たら、「なんという甘えん坊!」と呆れられちゃうでしょうね。
それにしても、私って、実はとんでもない「頑固オヤジ(?)/わからずやオバサン(?)」だなあ。
だって、一見人当たりが良くて、時には優柔不断で自分のことを自分で決められないほどなのに、……
実は自分のやりたいことしかやっていない。
(えっ、「それ、ただのワガママ小僧じゃん」?
もーいーから、それ以上言わないでっ>自分)
- 2000年01月14日(金) Survival第2章
プロットのみサクサクできてきた。
でも、キメがない……。
ま、曲を作るよりもまだカンタンだと思えば、このぐらい……
ああ、しんど。
1/13補筆:で、↑から、いっこも進んでない。
うーん、もったいない……
その間に「ぼくの地球を守って」の1~2巻なんか読んじゃうし。
なにやってるんだ~!!
- 2000年01月02日(日) 「Survival」第1章
☆「少年少女文庫」の「真奈と慎吾」シリーズの続きのつもりで書いています。 昨日書き上げましたが、どこへ掲載するか、考え中。