毎週木曜あたりになると、わけもなくいらつく。
わたしがアメリカ人なら、
きっと“shit!”って言いまくるだろう。
なんでなんだろう。
ホルモンの影響？
それとも
フェロモン？
（…きっと違う…）

この前関西方面に旅行に行ってきた。
ホテルのテレビでいいものを観た。
NHKのCM。
教育テレビの人気キャラクター（一部で）ストレッチマンが、
さわやかに生活している様子が
うきうきするようなオレンジペコーの曲にあわせて映し出されている。
ストレッチマンファンのあたしとしては見逃せないCMだった。
やっぱ関西は違う、と思った。

基本的に本は好きなわたしだが、
非常に気になりつつ手にとることのできない一群の本がある。
そのシリーズの名は、ダイソー・ロマンス・シリーズ。
決して本屋に置かれることはなく、
100円ショップダイソーに行かないと買えないその本は、
なんと100円で世界旅行気分が味わえるという（誰もそんなこと言ってないって）。

「愛と殺意のラスベガス」
「ウィーン・恋のプレリュード」
「危険な恋・アンダルシア」

なかなかに強力なラインナップだが、
その中でも気になったのが

「慕情の丘で激しく燃えて」

そうか、燃えるのか。

今日東急ハンズで、
ストッキングの上に女物のパンツをはいて、
赤いシャツを着たおじさんをみた。
「見たい、でも見てはいけない」
そんな葛藤の後、意を決して振り向くと

もういなくなっていた。

世の中にはまだまだわたしの知らない謎がある。
そんなことを気づかせてくれた出会いでした。