落ちた星屑

偽物の言葉を吐くなら

もっと上手に隠して


聞こえないように

見えないように

あとどれくらい

知らないフリしてようか


鮮明な方が

美しく見えるなんて

そんな幻想捨てたけど


どれを選ぶ事も

許されない気がした
2006年02月24日(金)

耳鳴り

その言葉を吐き出す前に

もう1度考えてみて欲しい

それは君自身には言えないだろうか

他人に言われる程に

自分が気にしていないという事を


誰も悪くないという君の言葉は

私を責め立てているような気がした

それは

私の落ち度であり失態だったのだけど


沢山を何か許容出来る程に

君の不安を拭い去れる程に

大きく広く強くなれれば

誰も泣かなくて済むのに
2006年02月21日(火)

切れない鋏

どうしようもない違和感と

冷たい風に耐えられるだけに

許容出来る心も持っていない


まだ小さい子供のまま

息継ぎの仕方も知らないまま

どうすることも出来ないでいた


いつまでも疑問ばかり投げて

沢山を困らせてみたりした


どれだけの時間が過ぎても

乗り越えられないでいるのは

動く事すらしていないから

冷たい風は当然の報いで

そしてまた耐えられなくなる

悪循環の繰り返し


泣き言を吐く権利も

涙を流す権利も無くて

呼吸困難、窒息寸前

頑張らないといけないから

歩くフリをしてみる日々
2006年02月19日(日)


アスファルトを踵の高い靴で歩く

ほんの数cmの違う世界は

ほんの少しの自信と

沢山の疲労で作られていく

笑う事も少しだけ思い出せる気がした


ほんの少しの幸せも沢山あるけど

それはとても小さい塊で

他のものに紛れてしまうのは

止める事が出来ないのです


どれだけ冷たい風に吹かれても

世間に倒されそうになったとしても

歩かなければならないのです

理由なんて無いけど

有ったとしたなら

とうの昔に忘れるような

そんな理由だっただけ

それでも何も理由すら無くても

歩かなければならないのです


そして明日もまた私は歩くのです

失われないように


何も無くても
2006年02月04日(土)

放課後

醜くなってしまいそうな

自分自身を叩き潰すので精一杯

笑ってなくちゃ駄目なんだ


もうこれ以上何も壊せない

世界の全てが怖いから

失うものなんてもう無いのに

息をとめる事さえ出来なくて

泣き叫ぶものも何も無いじゃない


此処には代わりも要らないから

すぐにでも捨て去りたいよ

周りの早さに追いつけないまま

ひとりになってしまう前に
2006年02月03日(金)

サ ヨ ナ ラ S T A R D U S T / 0.057