冷たい朝

この足で立ち上がれない

傷ついてなんていないのに

怖いことも無いのに

歩き出せなきゃ

何も始まれないのに


空気はまるで鉛のようで

重たく今にも倒れそう

道なんて

もう何も見えやしないのに

止まる事を許さないで

錆ついた足のまま


差し伸べられた手は

全て振り払ってきた

それは私のためじゃない

誰かのためのものだから


理由も無く歩く事に

疲れ果ててしまいそう


どうしてだろう

いつだって

朝は来てしまうのに
2004年11月18日(木)

外側

殺すとか殺さないとか

デタラメな言葉を並べて

来ない非現実に

何を考えろと言うのだろう


何も解かっていないのに

解かったフリして喪失感


いくら飾り立てても

中身が変わらないのと同じ

見せ掛けだけの言葉では

からっぽしか生まれない


私には全然届かない
2004年11月12日(金)

マイナス

暴言を吐かれたのも

言葉を置いて行ったのも

傷つくような事があったのも

何も言えなかったのも


いつも全ては自分のせいで

怒るべきなのも自分だけだし

悪いと思えるのも自分だけ


誰かを恨まなくていいし

必要以上に怒らなくていい

だけど困るのは

本当はどうでもいいって事で

何も変わってない自分
2004年11月10日(水)

サ ヨ ナ ラ S T A R D U S T / 0.057