発展

目の前で壊されてゆく木々を

私は見ていることしかできない


止める権利なんて無い

ココロの中で叫ぶだけ

ただ祈るだけ


すっかり無くなった木々

どうすることもできない

そこは私の場所じゃない

入る事すら許されない


昔遊んでいたあの場所が

面影すら無くなって

目の前にあるのだから


工事の音が響く中

何度叫びたくなったか

止めに入りたくなったか


悔しさが残るだけ

涙もこぼれないまま
2002年01月14日(月)

サ ヨ ナ ラ S T A R D U S T / 0.057