Kuragegawa Riv.
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某小学校教師@11年目の日記。


2006年03月31日(金) マイブーム

やあどうもここ数日「テトリス」にはまってはまってどうしようもなかった海月さんです婦長さんから「海月さん、まだ(入院して)いるの?」と聞かれたけどこっちだって好きで入院しているワケじゃ…ワケじゃ…(落涙)

さて、昼ドラ以外全ての時間をテトリスに捧げている間にうっかり3/31、教員人事異動の特集号が出る日となりました。意外にも私の同期は殆ど転任(異動)せず、着任した学校にそのまま居る事になっています。新聞を見れば、異動する人の女性の名前はほとんど「子」のつく人。要するに、団塊の世代と呼ばれる人が、定年を見据えて「慣れた学校で辞めたい」と異動の希望がこぞってあり、私達若い世代にまで異動が及びきらなかったのではないか…と、かように考える次第でございます。
さて、そこでイキナリ話は「少子化」にとぶのでございますが…私がいる病室は、流産や早産しかかっている人が入院する大部屋です。入れ代わり立ち代わり入ってくる人は、私と同じく働き過ぎで入院し、入院しても働いている人もいる(私もその一人だけどさ。今は終わらせましたよ!)ワーカーホリックな人の声がしばし漏れ聞こえてきます。そうするとどうしても考えてしまうのは、こんなに少子化少子化と騒がれている割には、子どもを産もうとしまた授かった人にすらあんまり優しくない社会だなあ、という事なのです。

私が子どもを授かった、と聞いた女の先生方は、自分の体験談を話してくれました。運動会の日に流産した人私と同じように入院した人死産した我が子を見られなかった人。トラブルなく産んでいる人の、何と少ない事か。そして自分自身もこうなって。勿論無理した部分もあるけれど、逆に無理せざるを得なかった部分もあるのです。だって担任は私一人で、担任しか出来ない仕事は山ほどあって、しかも8ヶ月を過ぎなければ産休がもらえないのですから。
「仕事を控えて」「自分の体を大事に」と言われても、仕事は殆ど減らないのに自分の体は日々思い通りにならなくなっていく。仕事のカバーは時間を掛ける事でしか解決できなくなり、段々体に負担が…という悪循環。多分、インターンシップの学生に助けてもらわなければ、私なんぞはもっと早くに入院していたでしょう。相方にも漏らしていませんでしたが、実は2月上旬から時々出血したり、歩行困難なほどの腹痛は起こってましたから。

そこで…と書いたところで字数が尽きたのでまた次回。このままじゃ少子化は止まらない!

2006年03月26日(日) シンクロ

夫婦たるものいつも一緒…とはなかなかいかず。私は納豆大スキ☆だけど相方は匂いからしてダメですし、私とて「イクラに醤油かけたらうまいねん」と進められようとも食べられないのでございます。
そんな私たちが、昨日どうやら一致したことがあった模様です。

私は、病院から脱走する夢を見ました。
相方は、病院で点滴する夢を見ました。

…お互いの精神状態の病みっぷりに乾杯☆明日で、入院二週間目に突入します。

2006年03月21日(火) 親子

血管が細いので、現在点滴の針が刺さっている左腕が痛い海月さんです。でも昨日抜いた右腕も痛い。踏んだり蹴ったりとは正にこの事。

そんな私に、合計5年程入院していた相方は囁きます。曰わく、「指の間がいいねん」とか、「胸の上もおすすめ」とか。

「見るからに痛そうなんですけど」

「おう、痛いで〜。麻酔かけてるのにゴリゴリって痛くなるねん。」

腹の中にいるお子様は、私が寝ようとすると凄まじい勢いで蹴ってきます。…似たもの親子め。産まれたら絶対、レディファーストを仕込もうと思います。

2006年03月20日(月) 「将来の夢」にみる現在の子ども像

「女王の教室」を見て、「世の中幸せになれるのは6%理論」を何故阿久津先生は言うようになったのか、がちと不思議な海月さんです。「ここにいる全員が幸せになれると思っている」のなら、あそこまで一律の方向を向いた厳しさにはならないのでは…本編ロクに見てないけど。



さて、我が校のPTAの広報誌に、私が初めて担任した現六年生の「将来の夢」が掲載されていました。四年生の時と比べてどうか…と楽しみにしていたのに、読み進めていくうちに目が点に。みんながみんな、判で押したかのように「お金持ちになりたい」と書いていたからです。その数、ざっと見ただけでも80%強。四年生の頃には、あれほど様々な職種が出ていた子どもたちが…。


お金持ちになりたい。それは私も否定しない。けれど、とみんなに問いたい。お金持ちになって、何がしたいの?


私も小学生だったころ、色々な夢があった。スケート選手、弁護士、看護師、etc.それは移ろいやすく容易く消える流れ星の様だったけれど、幼いなりの理屈は伴っていた。病気で苦しんでいる人を助けたい、とか。そして、周囲の友人たちも将来の夢=職業名だったように記憶している。



大多数の子どもの夢は、空高い星空の星を一つ一つ指していくようなもの。移ろい易く、大人たちから見れば到底叶わぬような夢でも。どうかどうかその光が、某ヒルズから数えるお金の光になってしまいませぬように。一見煌びやかでも、実体も理想もない「光」に。

2006年03月15日(水) 別居

突然ですが、月曜の夜から相方と離れて暮らしています。ここは上げ膳据え膳、お昼寝だってし放題。ただトイレまでの道は約5mあるとか、そもそもトイレぐらいしか行っちゃイカンとか、朝7時に強制的に叩き起こされるとか色々ありますが…。



と、いうわけで産休を待たずに切迫早産のため現在入院中(泣)月曜の夜、軽いノリで産婦人科に行ったのに何故こんなハメに…。妊婦の皆さん、働き過ぎは良くないですよ!特に女医と看護師と教師はね!(産婦人科の先生 談)

2006年03月05日(日) マタニティライフ

「三国無双2」(2ですよ2!)を相方に誘われるままに楽しんでしまい、キャラのレベルは上がれども私の仕事は全然進展していません。・・・と書いて、相方のせいにしてしまおうという海月さんですこんにちわ。ちなみに今?現実逃避とカレーの出来上がり(もちろんレトルト)の真っ最中です。




さて、もう妊娠8ヶ月の身となってしまいました。月日が経つのは本当に早いです。でも、便秘や下痢の苦しさは全然良くなりません。あと冷え性も。・・・ええ、「妊娠してから変わることワースト」の中に挙げられている便秘と冷え性ががっつり悪化してしまいました。あと、肌あれも。便秘はこんにゃくゼリーを間食にし(ここにたどり着くまでが長かった)、毎朝きなこ入りヨーグルトを食べることで何とか2日に一回はお通じを保ち。冷え性は家にいる間は「冷えてきたな〜」と思ったら即足湯、靴下は5本指靴下の上にカイロ。寝るときには必ず湯たんぽを足に。・・・これだけ対策を講じているのにまだ冷えます。もっとも、仕事に忙殺されて運動を全くしていませんが。


そして、肌荒れ。今まで使っていた化粧品を全て受け付けず(元から敏感肌用を使っているにも関わらず)、真っ赤〜な吹き出物が出る様は我ながら気持ち悪いほどで。あちこち「超敏感肌」などを試しまくったあげく、やっと合う(・・・というか、吹き出物がでない)化粧品を見つけてなんとか今は小康状態。しかし肌荒れは顔だけでなく、全身ありとあらゆる肌が乾燥肌になってしまい、マタニティ用のクリームとボディミルクを風呂から出るたび塗りたくってなんとか乾燥を抑えている始末。お陰様で妊娠線は出来ていませんが、あまりにも不利益ではなかろうか???世の中には悪阻もなくハッピーにマタニティライフを過ごしている方々もいるというのに・・・。




同意を求めてお腹を撫でれば、蹴ってくるのはお腹の中でも下の方。だから違うんだってば!足は上なの上!・・・そう、まだ逆子は治っておらず。来週検診行ってもさかごなら、いよいよさかご体操が始まることでしょう。



思い通りにならないことも多いけれど、なんだかんだでワーキングな妊婦生活もあと少し。きっとこんな状況も、4月頃にはなつかしくなるのかも。・・・と、自分をちょっと慰めてみる。「生協の白石さん」を読みながら(仕事しろー!)


2006年03月01日(水) dream on

人権講和会、というのがありました。障碍(障害)を抱える方のお話を聞こうという会です。しかしそこはそれ、一年生。話はわかりやすく聞きやすかったのですが、いざ感想のお手紙を・・・と言われてもピンとこないのが一年生というものなのです。ですから私は「自分の夢を書いて、その夢に近づくためにどうすればいいか、を考えて書きましょうね。」といった類のことを言ったのです。そうしたら・・・。




「わたしのゆめは、いつかくもにのって青空を見ることです。」





こんなかわゆいお子様たちとも、あと二週間ほどでお別れです。・・・ええ、修羅場ってますとも!一日(学校に居るだけで)13時間労働という妊婦も何もない状況でねっ!(泣)


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