Kuragegawa Riv.
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某小学校教師@11年目の日記。


2005年08月27日(土) 引越し

いよいよ明後日、8月29日をもちまして私は始業式となります。最後のおやすみイエー!と思いきや、本日は教室のお引越しが待ち構えておりました。でもいいもんね、床も黒板も何もかもがピッカピカ☆ミ土曜日だけどいいもんね、何故ならピッカピカ☆ミだから。いつもの出勤時間より早く学校へ行かなきゃならなかったけど、いいもんねピ(以下省略)・・・と、改修工事がやっぱりギリギリだったことに対する自分への説得力も十分に学校へ行ったわけです。終了予定時刻は9時半だしいっかー☆ミみたいにね!






・・・あ、結果ですか?12時すぎてさすがにイライラしたので帰ってきました。一応、一応・・・収めるところに収めたつもりです。




掲示物、いっこもはってないけど。


学年だよりだけはなんとか今日印刷したという夏休みの仕事っぷりだけど。



オチとして、実はまだ工事が完了してなかったりするけど。





それでも、明後日新学期。







・・・毎年夏の終わりになると、9月1日が開校記念日でおやすみだった出身小学校を必ず思い出します・・・。

2005年08月26日(金) リセット

気付けば約半月ぶり。しかしさぼっていたわけじゃありません。昨日は出張で講演会を聞きました。出張だけど。自主的じゃないけど。でもお勉強したのです。




さて、そんなお勉強の先生は少年犯罪の心理学がご専門で、全国ニュースになったあの事件もあの事件もあの事件も担当した、というツワモノの先生でした。色々なお話をいただいた中、発生当時やはり全国を騒がせたある子どもによる子どもの殺人事件の少年の話をしてくれました。





「先生、俺、確かにあの子を殺したよ。だめだって思ったのに殺したよ。気付いたら殺してた。でもね先生、殺した後、しまった、って思ってリセットボタンを探したんだけど、いくら探しても見つからなかったんだ。」




冗談でも気が違ったわけでもなく、大真面目に語ったというその少年。そしてまた、「人を殺しても一週間以内に家に帰れる」と考えている小学生が全体の約半数いるという現実。






「基本的に、犯罪に少年も大人もないと思っています。」



最後にそう語った先生の言葉が弱くなっている現実というものに、私が尽くせる力はほんのほんの少しだとしても。否、28人という現実の重みを与えてもらっているから。




一番大切なものを見据えて。明々後日、二学期開始。







2005年08月16日(火) 暑中見舞

お子さまから暑中見舞いの返事が届き始めました。28通中6通。年賀状ではないのでこんなものでしょうか?



さて、愛らしいお子様たちの暑中見舞いを見てみましょう。えーと北海道行ったのと伊豆へ行ったのと那須へ行ったのと…。


…悔しいので明日あたり映画を見に行こうと思います。スケール小さい?放っておいて下さい。選挙ではこれ以上給料がさがらないと公約してくれる方がいたら是非清き一票を入れたいと思います。

2005年08月13日(土) ご利用は計画的に

お子さまがいないのでネタがない。トリ頭に困りつつも日記を更新する意欲だけで何とかならないか、の海月さんですこんにちは。



えー、随分前から喚いている本の出版はどうしたのだ?!というお問い合わせが近頃あります。その中にはイコール「もういい加減出るだろう?」という見解が含まれているのでありましょうが、ご心配ありません。何故なら私はこのHPで言わないような神経の細さではないのであり、順調(?)に今初稿が返ってきたからであります。




…だってだって。私の場合共同出版って言って、著者もお金を出しての出版なわけね。でもあたくし金欠でございましょ?だからボーナス三回払いにしたのね。去年の冬今年の夏、そして今年の冬。



つーわけで、出るのは最低一月以降☆ちなみに今、ボーナスを多少使い込んでしまいまして…。










…。

2005年08月10日(水) あの夏は遠い夢の中

本格的な夏休みに入りました。お子様と違って宿題もなく、さて遊び惚けるぞ…と思ったら。


「海月ちゃん、研究授業用に教科書の下巻を読んでおいて、論文用に昨年の論文読んで、申告した目標とのすりあわせもしておいて、えーとそれから…」




………………夏休み、ですよね?

2005年08月08日(月) 帰省のみならず

突然ですが今名古屋の人の海月さん。しかも一人きり。はっきり言ってお腹がすきました。ああ、きしめんや味噌煮込みうどん美味しそう…。



と、こんなアホな事書いていますが、突然の旅立ちの理由は大抵好ましくない理由で。帰省にしては少し早い新幹線には私のような訳アリさんもいるようなのです。



「絶対におばあちゃんやお父さんの言うことをよく聞いて、頑張るんだよ!またいつか会えるから!」



夏休みを経て、名字が変わる子もいるという現実。



こんなにも無力な、一場面

2005年08月06日(土) 恐れずに歩いてゆく意味

ここ最近真面目にお勉強していた(事もある)海月さんですこんばんは。どんなお勉強かというと、今年で二年目になる障害児教育のお勉強です。

そのお勉強中、ある一冊の本が紹介されていました。



「この子はこれから地上で生きづらい障害を抱える


だからこそ よく選んで心ある両親の元に 産まれさせなければならない」




…最近はいわゆる普通学級でも、学習に支障を抱えるお子さんが増えています。一昨年私が担任した一人もそうで、あの時はどうして新任の私に…と思った事もありました。正直な話。



神様も運命もそんなには信じていないけれど、あの子を私があの時担任した事に、もしも意味があるのなら…。




教員採用試験シーズン、到来。大丈夫、あなたが教員になろうとしている事に、きっと意味はあるのだから。

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