空がまあるいよ太陽は影たちさえも乾かすよそういう午後お昼休みに君が微笑んだことがどうにもなんだかせつなくって半分まで水を注いだコップ床に叩きつけて散らばった透明な気配音のないまま続くカタチ何をなぞっているの?何かをさがしてみるの?知ってることよりももっとずっと多くのこと知ってるの?この空はなぜ こんなに青空なの? 滝本晃司 『青空』