2002年01月30日(水)
祝運転免許獲得。 今朝,テストを受けてきた。 その前に1時間半ほどの練習をして,実際のテストは5分ぐらい。 右折して、駐車して,Uターン,そして左折しておしまい。 おい,おい,いいのかよって感じだ。
あんまり短いからなんかとんでもない間違いをして 早めにテストを切り上げられているのかと思った。 何にせよ,これでラスベガスに行って砂漠をドライブ計画が一歩前進。 何とか四月には実行したい。
路上テストの指導員は40代後半の女性だった。 こちらではテストの車は自分で手配するから,朝からいろいろな人の 車に乗っていたのだと思う。とにかく,とてもだるそうに歩いていた。 何処かで見た人に似ていると思ったら, 以前に行ったカジノで歩いている人達と雰囲気がそっくりだった。 歩くゾンビというか,油断しているというか,しんどそうというか とにかく体全体がとても遮断されてる。 自分も気を付けようと思った。
僕の行った自動車学校は中国人が経営しているのだけれど, 彼らはやっぱりすごい。何がすごいって,10年アメリカにいても ほとんど英語がしゃべれなくて,それでもまったく不自由してない。 そして,僕らのように何だか申し訳そうにもしない。 とにかく元気に生きているって感じだ。 中国語を喋れない僕のほうが間違っているかのような気分にさせる。 もちろん,全員ではないけれど,あのハイテンションはすごい。 恐るべし中国人。いつか僕も香港に住んでみたい。
ついに田中外相更迭。 どうなるのかねえ。
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2002年01月29日(火)
疲れてる。 じっとしていると体が額から,異次元へ吸い込まれていくみたいだ。 こういうときは逆にひたすら体を動かすしかない。 最近は稽古以外に運動してないからそのせいだろう。 プールでへとへとになるまで泳いだらさぞ気持ちがいいだろうな。
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2002年01月28日(月)
何だか知らないうちに週末が終わる。損した気分。 これから3月まで土日は稽古。 貧乏役者にウィークエンドなんて無い。
稽古のほうはこの一週間で今までの総復習。 いろいろ細かいところを直しながら,昨日までに全てを通した。 ページにすると約20頁でその中で2シーンほどは 自分ではいまいちの出来。
ビジュアルに重点を置く劇団の為、時折,役者の生理が抑圧される。 つまり,一般的な役に成りきる的なアプローチだと "どうしてそうなるの?" 的な瞬間があるわけだ。 僕はどんな舞台であっても出演者が段取りをこなすのではなく 今,その瞬間、舞台に立っている姿に魅力を感じる事が多い。 だからストーリーは詰まらないけど,魅力的な舞台が成立する。 しかし,どんなに破天荒な舞台であっても役者がそこに自分にとって リアルなものを見つけられないと段取り芝居となってしまう。 これからの課題はその瞬間を生きる為の筋道を探すことになりそう。
何を書いているんだか。 はっきり言って愚痴モード。
気分転換。 ニューヨークはこの週末,春のような天気だった。 長袖Tにコートでもまったく平気。 日本にいたら洗濯でもしたくなるような天気だ。 NYの場合はほとんどの人がコインランドリーを使用する。
このランドリーだけどセルフとお店にしてもらう場合がある。 今みたいに週末に時間が無いと,Drop Off(店にしてもらう)する。 約9キロの洗濯物で15ドル。ほぼ2週間分の洗濯物。 これは高いのかな? ランドリーは手っ取り早いけど,洗濯物の日光の匂いが恋しくなる。
NYで見かけた芸能人。
ケビン・スペイシー ウイリアム・デフォー ビョ−ク 片桐はいり 田村正和 ソフィー・マルソー Etc.
BGMはアラニス・モリセット。
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2002年01月25日(金)
昨日は昼間は稽古,夜は疲れきって何も出来ず。 その間に広告のオーディションに行き,写真をパチリ。
稽古のほうはまあぼちぼちの出来上がり, でも一箇所どうしても出来ずに宿題となる。 ダサい。
夜は疲れていたのでワインを買って,それをすすりながら Cowboy Bebopの残りを観了。 おまけにチーズケーキまで買ったので,体重は減らず。
遅めの夕食の後はベットへ直行。 結構疲れているみたいだ。
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2002年01月23日(水)
アニメとゲームは世界に通じる。 確かにそのとおりで,友人の中にもプレステにはまっている人が多い。 僕は遅ればせながら,先日,プレステ1をもらったけれど ゲームのマニュアルを読む時点で中断中。 あのビジュアルの美しさにはただただ頭が下がる。
たぶん,又三良の言うようにその才能で生活を支えられるメディアが 日本ではアニメとゲーム,アメリカでは映画なのかなと思う。 日本では芸術とお金はもしくは教育はあまり関連して考えられない。 習うより慣れろ、だもんな。
慣れるといえば,今朝はこちらで免許を取るべく路上練習。 日本とは反対通行なので,時々反対車線に入りそうになる。 おまけにパラレル駐車は得意でないので何度か練習。 慣れるまでにはもう少しかかりそう。
こちらでは免許は簡単に取れる。 総額200ドルぐらい。 まあ,運転経験の無い人はもう少しかかると思うけど それにしても安い。 来週はいよいよ本番だ。
このところ,こちらではエンロン疑惑が話題になっている。 新聞を読んでみると随分ひどいなあと感じたけど, 日本じゃいつもやっているんじゃないかとも思った。 癒着は日本のお家芸ではなかろうか。
これでブッシュが絡んでくると面白いのになと思ってしまうのは 僕だけじゃないと思う。不謹慎だけど。 母親も損をしたなんて公表するところが、実際なんだか臭いし。 しかも,ほんの少しの額。 もともと生理的に好きになれない感じなので僕の彼に対する評価は かなり否定的である。と言っても政治に詳しいわけじゃないけど。
稽古もこれといった予定も無い平和な一日。
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2002年01月22日(火)
この週末は何だか久しぶりに休日気分だった。 土曜日には演劇学校時代の友人が泊まりに来たので 家で夕食、そして"Kiss of Dragon"を一緒に観た。 日曜日は前日の大雪で白く染まったセントラルパークを友人と散歩。 なんだか何処かの雑誌のマニュアル本みたいだ。 ちなみに夕食はおでんだった。
ヨーロッパ出身の彼女には長距離恋愛4年目の彼氏がいる。 今回もアメリカ人の彼と過ごすための5ヵ月の長期滞在。 自国で女優としてのキャリアを積みつつある彼女は 色々と考える処があるようだ。 彼女は彼にヨーロッパに来てもらいたいみたい。 ところが彼も今、映画会社で新しい仕事を始めようとしている。 どちらかが自分の夢をとりあえず諦めなければ成立しない関係。 異文化のギャップ。言語の壁。 うまい解決策があることを祈っている。
実はこれは人事ではない。僕は日本人、相方は香港人(中国)。 どちらも一生アメリカで暮らすかどうかはまだ決めていない。 彼女は香港の広告業界で働くこと、 僕は日本での俳優としての活動を完全に諦めたわけではない。 今すぐの話ではないけど、いずれはと思うところはある。 まあ、これからのお楽しみか。 とりあえずはここで何とかすることが当面の課題。
先週から"Cowboy Bebop"にはまっている。なかなか洒落たアニメ。 アメリカ人の友人からDVDを借りた。 ジャパニメーションは驚くぐらいに浸透している。 そして、それらの作品は確かに良く出来ている。
昨日はキング牧師の記念日で会社が休みだった。 でも、稽古はあったので、家で練習していた。 昨夜は初めての通し稽古。 デザイナーに今まで稽古した部分を見せ、デザインを決めるためだ。 現在、全体の3分の2ほどを稽古したけれど通すのは初めて。 演出家の反応を見るに、結果はあまりよくなかったようだ。
個人的にはこれなら何とかなるなと言う感触を持った。 今までばらばらだったパーツが少しずつ糸(意図)でつながってきた感じ。 自分でびっくりするぐらい落ち着いているのはなんだか変だ。
今日はエリカ・バドゥを聴いている。
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2002年01月18日(金)
昨夜は久しぶりに日本映画を見る。 三文役者と狗神。 どちらも良かった。
三文役者は最初芝居臭さが鼻についてつらかったけれど、 観ていくうちに気にならなくなり、最後は泣けた。 竹中直人はやっぱりすごい。 芝居の事で落ち込むとこの人の映画を見たくなる。 この人とニコラス・ケイジの間に似たものを感じるのは僕だけ? 新藤監督の暖かい視線が感じられる。 ある型を極めて年をとっていくとある時点からとても自由になるのかな。 いわゆるリアリズムとは違い特殊メイクも一切無しで 中学生から老人までを役者が演じている。 なんかいいです。徒然草みたい。
狗神は打って変わってかなりスタイリッシュ。 きっちりと作り込まれている。 でも良かった。主演の天海祐希はほぼ日で"おいら"を読んでいるけど はじめてみた。綺麗な人です。 昔の金田一シリーズを思い出す。
本日は久しぶりに演劇学校の見学。 冬休みの宿題の発表会。 3分ぐらいのムーブメントのピースの作成。 ひどい出来。 でも、先生は決してけなさない。 何とか改良できる部分を探し出し、あくまで良い点を誉める。 日本の減点法教育とは随分違う。 僕自身もいまだに稽古場で誉められると何だか居心地が悪い。 日本で演出家に誉められるなんてめったになかったから。
本日のBGMは椎名林檎。
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2002年01月17日(木)
そんなわけでYOSHI祭り。 他人に書かれる自分は何とも恥ずかしい。 又三良とは数えるほどしか会っていないけど 彼はこのえせ日記を僕は彼のサイトを読むことで、 ある意味ではお互いをよく知っている。 もちろん、書いてあること全てが本当ではないことも含めて。 まあ、不思議な感覚です。 一定の距離があるからこそ見える本質もあるわけだ。
シンクロニシティ。 今日はカミリ・カリーを聞いている。 これは以前にサイトで読んだから。久しぶりに聞いてみた。 小山田圭吾はやっぱり良い。
昨夜の芝居は四時間だった。 長いけど飽きさせない。 でも、台詞が多すぎて全てを理解したわけではない。 期待していたわりにはこんなものかという感じ。 公開オナニーと佳作との微妙なライン。 この作品は作者が有名じゃないと作れないなと思った。 そうじゃなければ、ただの屑と言われかねない。 そこまで上り詰めたのも実力のうちか。
朝から稽古。基本が出来ていない。修行が必要。
舞台をやるたびに俳優を辞めたくなるような気がする。 それでも、もう10年以上続けてる。なんだろね、これは。 一生、うんうんぼやきながら生きていく。S&M。 何だか一句読みたくなるような気分だ。
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2002年01月16日(水)
Yoshi祭りだって。 緊張してしまう。 せっかくの2日連続オフなのに。今週は稽古が少し緩め。 年明けからこの月曜までほぼ休み無しだったので。
昨夜は休みとはいえ,結局木曜日の稽古の部分を練習。 散々悩んだにもかかわらず,アイデアがまったく浮かばず。 松田優作の探偵物語が見たくなってくる。 この人は文句なくかっこいい。 出来れば,今回の役も工藤ちゃんのように軽く渋くやってみたい。
息抜きにキファー・サザーランド主演の"24"というNBCの連ドラを見る。 実は久しぶりに連ドラにはまっている。 こちらでは大抵のドラマは人気が出れば何年にもわたって製作される。 FriendsやERなど。 でもこのドラマは全てが24時間以内に起きたことで ドラマの一時間は実際の一時間に起きたことをまとめている。 つまり,全エピソード24回というわけ。 内容は誘拐にまつわる活劇だけど,これはなかなか良く出来ています。 たぶん,日本でもビデオで出るような気がする。
今夜はMabou Mineの芝居を観に行く。 既に30年も劇団として活動している団体。 Wooster GroupやRichard Foremanと並んでDowntown Theaterの大御所。 NYですごいなと思うのは,こういう人たちが結構いて それなりの評価を受けていること。 演劇が若者の遊びや老人の娯楽ではなく,芸術として認められている。 日本の演劇だってNYのものと比べて良い物はたくさんあるはずだけど, それを取り巻く環境がまだ出来ていないのかね。 そして,米国でさえ欧州と比べればその環境はお粗末なものらしい。
頑張れ日本。 安易に劇場ばかり建てずにソフトを育ててくれ。
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2002年01月15日(火)
一週間ぶりに役者全員が揃っての稽古。 シーンからシーンへの転換を集中的に稽古する。 これは結構重要だったりする。 いい感じで流れていた舞台の時間もバタバタした転換をはさむと 一気に現実に引き戻されることがある。 特にこの劇団のように物語を語ることをメインにしていない作品は 些細なことで雰囲気が変ってしまう。 流れを保ちつつ,うまくリズムを変えていかなければならない。
公演まで約一ヵ月半,ほぼ折り返し地点に差し掛かっている。 そろそろギアをトップに入れて走らなければならない。 少々ばて気味だが,ここから自分の栄養補給に気を付けつつ ぎりぎりまで自分を追い詰めて行きたいところ。 何だかカッコウつけている。ようは尻に火がついたわけだ。
あのひとを読む。いいなあ。女子高生の友達なんて。 最近,人見知りがひどくなっているような気がする。 もっとパーティとかに行って 全然分野の違う人ともっと話せるようになろう。 でも,それが女子高生だったりしたら,実際のところ僕は疲れると思う。 又三良、尊敬します。
仕事についても読む。そうなのだ。 世の中で30才と言えば,それなりの経験もある大人なんだよね。 自分のアマチュア気分と甘さに少々うんざりする。
CDプレーヤーを買ったので電車でBeckなんかを聴いている。
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2002年01月14日(月)
昨日は無事にショウケースを終了。 これはAPAPと言うPerforming Arts会議の一環で16の団体が 15分ずつ作品を全米の買い付け人達(ちょっと言葉は悪いけど)に向けて 発表する場です。うちの劇団以外はほとんどダンスカンパニーだった。
これを見て気に入った人が公演の依頼をしてくれるわけだ。 と言ってもそんなに簡単ではないらしく、通常、最初のショウケースから 仕事の依頼までは2-3年かかるとこと。まあ、気長に待つしかない。 とにかく演出家の2人はとても緊張していたので これが終わってくれて役者はみんなほっとしている。 今日からは通常の稽古に戻る。
金曜日にブレードランナーをDVDで見た。 何度も見ているけど、何回見てもいい。 今回は監督版を見た。 とにかく画面が生きている。 キューブリックの映画を見たときも思ってけど、この人の映画も 画面が緩やかに動いているかのような印象を受けた。 まるで生き物のように。 ハリソン・フォードも渋い。
実は土曜日にはインディージョーンズも見たけど、 よく出来てはいるものの映画としてはブレードランナーとは 比較にならない。そもそもそう云った質は狙っていないだろうけど。 何度観ても飽きない映画がある。 ストーリー自体と言うよりは映像自体の持つ力によるのかな。
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2002年01月12日(土)
昨夜は家に帰ってから何も出来ずに何気なくNBAをTVで見ていた。 そしたら、なんと、NBA唯一の中国人選手が出場していた。 アジア人が出ていると言うだけで嬉しくなり、結局、最後までみた。 彼の身長は7フィート1インチ。約2m20cmってところか。でかい。 でも黒人に負けないぐらい動いてる。 とにかく嬉しかった。
今朝は声優のオーディション。忍者の役。 会場につくなり、スタジオに連れて行かれ、台詞は無しで 忍者の音を出してくれとの事。仕方がないから、おのれとか、 うりゃとか適当に騒ぐ。それでも2回も録音をした。 まあ、いろんなオーディションがある。 これ、わざわざ日本人の役者を探してきている。 ちょっと笑える。 まあ、金がもらえるなら、仕事は仕事だけど。
こういうステレオタイプ的なことは良くある。 以前にもブルース・リーのアニメを使ったCMのオーディションに行ったし 履歴に空手が出来ると書いたばっかりに 何度もそういうオーディションにいった。 空手の型を見せてくれと言われてその場ででっち上げたこともある。 嘘はつかないことだ。
Fat Boy Slim のCDを聴いている。かっこいい。
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2002年01月11日(金)
朝から稽古。 前半は旧作を後半は新作を稽古。 後半は二人だけのシーンのせいか、久しぶりにじっくり出来た。
演技をする時、実際の台詞と役者が何を思っているかが まったく違うことがある。と言うか、まあ、大抵の場合は違う。 いわゆるサブテキストって奴。このサブテキストも台本上のものと 役者本人のためとのものがある。
例えば、恋人が死んでしまうシーンがあるとする。 しかし、役者はキャラクターそのものではないから、 当然そのままでは悲しくも何ともない。 そこで、恋人を何か他のものに置き換える。 それは愛犬でもいいし、母親でもいいし、まあ、自分の恋人でもいい。 自分にとってとても大切なもの。
この作業をPersonalizeと言う。(いわゆるメソッド演技かな) この部分の宿題をしっかりするかしないかで結構差が出る。 でも、役になりきると言う表現があるように、難しいことを考えなくても 出来てしまうこともある。 ケースバイケース。でも言霊と言う言葉は当たっていると思う。 その台詞を口にするだけでそのキャラクターが解ってしまうこともある。 ごく稀にだけどある。そういう時はとても気持ちがいいわけだ。
こんなことを考えながら稽古をしていた。 とても気分のいい稽古。
明日も明後日も稽古。気合だ。
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2002年01月10日(木)
いつもそうなんだけど、オーディションはさらっと終わる。 結構気合を入れて練習をしていっても、その半分ぐらいしか 表面に出てこない。昨日のオーディションも何だか知らないうちに 終わってしまった。まあ、3行だけだからあたりまえか。
演技の先生はいつも150%ぐらい準備をして芝居をしろ、と言っていた。 それぐらいでやっと80-90%ぐらいで演技が出来るから。 これは当たっている。 しかし、オーディションでは大抵の場合、15分ぐらい前に台本をもらい すぐに本番。大抵の場合は1回か2回読むだけ。 その間にできるだけの事をしなければいけないわけだ。 僕なんかはあがり性だから、大変である。 しかも、頭が白くなると英語は出てこない。 まだ、そこまで英語が話せるわけではないので、 パニックになると思考が停止してしまう。 まあ、練習するしかないわけだ。
友人の劇団HPを発見。 名古屋の劇団だけど5月に東京で公演する。 http://www1.neweb.ne.jp/wb/nan-j/ 大学時代にずっと一緒にやっていた人の劇団。 続けている人がいるのがとても嬉しい。 これ読んで暇な方は是非、観に行ってください。 暇じゃなくても何とか時間を見つけていくぐらいの価値はあると思う。
今日から去年の作品の10分版の稽古。 同時に二つの舞台を稽古するのは久しぶり。 何だか体が変な感じ。
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2002年01月09日(水)
TVドラマ”ソプラノ”のオーディションの連絡。 役どころはAsian Guy。台詞は3行でどうやら殺し屋らしい。 今日の午後がオーディションなので色々想像して楽しむ。
昨日はなんと舞台のオーディションの連絡もあった。 ただ、アクセント無しとの事だったので、思わずびびってしまったら オーディションをキャンセルされてしまった。不覚だ。 そんなわけで今日はもう一度マネージャーに連絡してみる予定。
どちらのオーディションも広告のGo See (行って写真をとるだけのこと)に比べると楽しい。 ただ、期待も膨らむ分、仕事をとるのは難しいとわかっていても 役が取れないと少しは落ち込む。
でも、はっきり言って受かるより落ちてる回数が断然多いから これでも結構免疫が出来てきた。悲しい免疫ではあるけれど。 しかし、やっぱり継続は力。宝くじと同じ手買わなきゃあたりまへん。
又三良も面接との事なので、幸運を祈るばかり。
頑張れ三十男。
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2002年01月08日(火)
先週の木曜から4日連続稽古。 しかも、日曜日にはある事件があり、演出家の機嫌がとても悪かった。 お陰でとても過ごしにくい午前中の稽古だった。 演出家は憎まれてなんぼといった気がするけど、この人は極力 好かれていようとする。だから、あまりきついことも言わない。 唯一の欠点が何かあったときにうまく感情をコントロールできないこと。 まあ、完璧な人間なんていないけど、大人なんだからと昨日は思った。 団体行動は面倒である。
週末はアイズ・ワイド・シャット(キューブリック監督) タイタスを見る。”アイズ..”はとてもよかった。 村上春樹のねじまき鳥を思い出した。 タイタスはシェークスピア劇なので見ていて疲れてしまった. でも、監督にビジョンは一見の価値あり。
今朝は友人が久しぶりにNYにきたので朝食を一緒に食べる。 俳優として成功してきた人で、いい目をしている。 頑張ろうと思う。
このところ、疲れているせいかあまり書く意欲なし。
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2002年01月04日(金)
昨日の稽古は全部ダンス。 5時間の稽古の間、何とかテンションを維持しようと 馬鹿を繰り返す。
帰宅後はダシール・ハメットにはまる。 もう70年程前の本だけど、面白すぎ。 途中で泣く泣く、台本へ切り替えて復習。
そして、久しぶりにDavid Mammetの演技本を読む。 迷いがあるときは基本に戻るべし。 しかし、いつになったら簡単に演技が出来るようになるのか? と思う一方、バリシニコフの言葉を思い出す。 正確には思い出せないけれど、”バレエのターンはいつになっても 簡単には出来ない。ただ、やり方をよく覚えているだけだ” こう書くとなんだかよく分からないけど、まあとにかく そういうことだ。
まあ、確かに何度やっても舞台の前はすごく緊張する。 でも、今では自分がそれを出来ることが解っているし、 リラックスも出来るようになってきた。 まあ、10年もやっているんだから、少しぐらいは技術がないとな。 それだけじゃないんだけど。
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2002年01月02日(水)
新年明けましておめでとうございます。
大晦日と元旦はフィラデルフィアの友人宅へ宿泊。 持ち寄った食べ物を食べながらだらだら過ごす。
新年の抱負はまだ検討中。 敢えて言えば、やれる事をやれる時に精一杯すること。 まあ、何を言っているんだかという感じだけど。
宮沢章夫のサイトでとてもいい事を読む。 弓をひく為の時間を鍛える時間にする。 すぐに離すとと弓が遠くへは飛ばない。
しかし、幾つになっても休みが明ける直前まで宿題が終わらない。 明日から稽古なので今日は気合を入れて台本を復習。
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