愛より淡く
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2009年04月05日(日) 愛が望むもの?

数年前に、途中で投げ出してしまった小説を、また読み始めている。

今日は、その小説の、ある一行を目にしてはっとした。

「愛というものは、愛し合うことを望むものではなく、いっしょに眠ることを望むものである」


というようなことが書いてあった。


愛し合うというのは、俗にいう、「寝る」ことを意味するみたいだ。





どちらも望まない場合は、何を意味するのだろう?


おそらく、それは無関心。



愛の対極にあるもの、それはいつだって、憎悪ではなく、無関心。



2009年04月04日(土) 夢見る頃はとっくに過ぎた

私は、どこかの学校らしき階段を上ろうとしているところだった。

上りながら、「ちょうど今、あの人がこの階段を下りてくるところで、もうすぐ私たちは、出会う。あの人は、こんなところで偶然に私と出くわしたことに驚き、やがてその驚きが愛に変わる。ていうか、もともと抱いていた私への愛に気づく。気づかされる。なあんてことになったらどないしよう。」

というようなことを空想し、ワクワクしていたのだった。


まあ、ただそれだけの夢だったけど、目が覚めてから、無性に腹が立った。

そんな夢を見てしまった自分にも、あほみたいな空想にワクワクしている夢の中の自分にも。


そして期待に応えてくれず、夢の中にすら登場してくれないその人にも。


ああ、夢も現実も、なにもかも、理不尽で不条理で、不条理で理不尽だ。


(意味不明)


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テキスト庵さん