甘い煙
頭出し巻戻し早送り


2014年03月14日(金) 突き放す

足首を捻った。
初めてのことなので程度がよくわからないけれど、かなり痛い。こんなにも痛いものなのね…。
すぐにテーピングをしたけれど、落ちた時にプチッという音が聞こえた気がしたので、明日病院に行く予定。

足を痛めて、彼の待つ家に帰ったわたし。
帰ったら、コインランドリーとスーパーに行く予定だった。
でもつらいなぁ、でも行けるかなぁ、と考えながら帰ったけれど、予想よりも痛みが増してくる。

彼は「ピザにする?」などとスーパーに行かなくてもいいよ的な気は遣ってくれた。コインランドリーはどうするの?と思うわたし。
そのうち、最近野菜を食べていないからつくろうという話になって、「じゃあ、俺がコインランドリーに行くから、亜子さんお買いものだけしてきて」。
…うん、私が家で安静にしているという選択肢はないんだね。
悲しくなって、「いいよどっちも私が行くよ。外に出るならそんなに変わらない」と家を出る。大雨の中。階段を降りるのが痛くて一段踏み外して、涙目になりながら歩いた。

狭い歩幅でひょこひょこ歩きながら用事を済ませて帰宅。
いつも出迎えはしない彼だけど、さすがに今日はドアを開けたら来てくれた。
「いまメールしたばっかり」と言うので、時間がかかったから心配or気遣いメールかな、と思って確認したら、余裕があったら煙草を買ってきてください、という用事のみの文面。

わたし、溢れる。
「無理」って言い放ったら涙が出てきた。

「用事を頼むのはいいけど、気遣いの言葉が一言入ってるだけで全然違うんだよ」から始まって、「言ったら強制になると思ったから言わなかったけど、俺が全部やるよっていう選択肢はなかったね」など、一通り率直に喋る。
彼は「だからすぐ料理できるように洗いものして台所きれいにしておいたのに」「言ったよ。家でごはん食べてから一緒にコインランドリーに行こうとか」(←私も行くんじゃん。。)などと言っていたけれど、、、
私も言うことは言ったし、争いごとの嫌いな彼なので、なんとなくそのうち気がおさまってくる。

あぁ悲しかった。
相手の気持ちがその程度かと思うと、もう甘えることはしないで無理してでも自分でします、になるんだな私は。


亜子 |MAIL