甘い煙
頭出し巻戻し早送り


2009年09月27日(日) 悲劇と喜劇は背中合わせ

『好きじゃないなとどうでもよくなると、会うもしくは見る・接触する機会が増える』

これって一種恋愛の法則じゃないかな。今までの人生に於いても感じたことがある。
前の日記を書いた直後なんてすごかった。
朝のロッカーで一緒になり、ごはん休憩で入ったお店にいて、その後立ち寄った書店にもいた。
今までにないオンパレード状態。これ以外にも多々。
といっても、本当にもう熱は冷めてしまったようで、別に・・・・・。
そしてこれで良かったと思う。


私は固定給の堅気の仕事には就いていない。
そのことも影響してか、友達や周りに既婚者がさほど多くないし、結婚や出産経験は30代という子がほとんど。
私は結婚願望や子供が欲しいという熱意は今はないし、まわりもそういう環境なので、なるようになるさその時がくれば、というさらっとした気持ちなんだけど、違う価値観を持っている人ももちろんいるし、歳をとっていくという現実がある。
価値観が違う場合は、それを押し付けられるとつらいよね。
あと、歳をとると、妊娠したくなった時にどうかなとぼんやり思いを馳せてみたり。
憂える気は全くないし実際憂えていないけれど、結婚しない、子供を産まない、で周りから圧迫されることって本当にあるんだなと、歳を重ねる毎にわかる。
29歳のぼやき。


この前、堅気の仕事の友達と6年ぶりくらいに合って「5歳下の子とつきあってる」と言ったら、「亜子ちゃんすごーい!!」と大きい反応で驚かれてしまった。へへーぃ。
私が大学生の時、彼は中学生だもんね・・・なんて犯罪的。きゃ☆
しかし、歳ってただの記号だなぁとつくづく感じるここ数年。
大人になると、見た目は短期間で顕著には変わりにくくなるから、外見で歳の差や変化がわかりにくい分、精神面で見るようになるよね。


2009年09月07日(月) さて、

残念なお知らせが。

今日、同じ部署の女性と一緒に帰った。物言いや好き嫌いがはっきりしていて気持ちのいいお姉さん。
彼女は、同じ部署だけど違うチームで、私たちとは少し離れた、ほんのり気になる彼と近い席で日々を過ごしている。
で、例の彼の部署について水を向けてみたら、ドンピシャで彼の話を教えてくれた。
それによると、彼はうるさい若者だそう。女の話ばかりだとのこと。


へ?

とあまりに意外に思ってもっと掘り下げてみると、うん、なんか、高校あたりの男子的な男子クラスのちょい大人版みたいなノリらしい。
猥談とまではいかないけれど、そういう話は男子のみの時にした方がいいよー女子には不快だよー、みたいな。
具体的なエピソードもちょっと聞いたけれど、は?馬鹿じゃないの?と思ってしまった自分が確実にいて、もうほんのり気になるわなんて気持ちは一気に霧散して吹き飛んでしまいましたよ。
名前も訊いたらわかりそうだったけれど、尋ねる気も失せた。

ちぇー。がっかりだー。
せっかくいくぶんの励みになってたのになぁ。
というか、そんなタイプに見えないのに。どちらかといえば目立たなそうな。
あれ、自分の恋愛テクニック的なものを持ってる(=プラスの恋愛の場数を踏んでいる)人かな?とちらっと感じたことはあったけれど、確信に至るほど接触はなかったし。
だから、いろんな意味で意外な彼の日常の姿でした。

杜撰な幕引きだけれど、これでこの件は終わりだね、きっと。
ま、放っておいても気持ちはいずれ自然消滅しただろうけどなー。
それにしてもがっくりきたわ。信じ難い。信じるけど。
けど、多いな。この日記。


亜子 |MAIL