甘い煙
頭出し巻戻し早送り


2006年06月30日(金) △中距離恋愛 ○遠距離恋愛?

私が自分の恋愛を人に話したとしても、
その話した相手の中で、私の恋愛が動き出して欲しくない。

祝福と冷やかしは違うし、気遣いとおせっかいは違う。
表現をする側と、受け取る側と、違う感覚を持っているのが当たり前なんだから、
それまでと変わらないでいられるのが、基本的にはいちばんいい。
たまに気を遣って欲しい時があったら、正直に伝える。
だからもちろん、話す相手は、考えているけれど。


最近は、自分の恋愛話を人にしたい気分にならない子。
たぶん、あまりにもさらさらしているからだろう。
そんなつきあい方を、慣れて受け入れることができるようになったのか、耐えているだけなのか、
自分のことがわからない。
心の中で、頭の中で、彼のことに深く気持ちが傾いていかなければ、まぁ、大丈夫。
気持ちを傾けすぎると、想いが募って、いろいろ、ごちゃごちゃしてくる。
だから嫌。話したくない。自分の内でだけ、混沌としていたい。
だいたい平気。時々ずきずきしたりしくしく痛んだりする。

私はそんなに多くを彼に求めていないと思うのだけれど、
それは私の価値観であって、彼のそれとは確実に一致してはいなくて。
彼の方が望むこと求めることがきっと少ないから、私もそういう感覚をもった人間だったら良かったのにと思う。
そうだったら、お互い、自由にのびのびとつきあえるだろう。
満たされていたら、なかなかに許容範囲の広い人間だと思うんだけどな私は。
自分で言うのもなんだけど。


とりあえず、中距離を通り越して、遠距離恋愛みたいだ。


2006年06月15日(木) からんからん。

あぁ、私は、彼と同じ空間を共有できないことが淋しいんだ。

彼が、私の前にいたところのとあるレッスンに参加したと聞いたり
友達が、流れで彼と一緒に帰ったと聞いたりすると
羨ましくて

そこで同じものに向かったり
言葉を交わしたり
ひとつ何かが違ったら、自分もそこにいたかもしれないのに

その羨ましく思う気持ちが、時々半端じゃなく狂おしいほどで
自分の心がいかに不安定なのかを思い知る


前の日記のことは、解決した。浮上。
一晩おいてから書いたんだけど、悲しみや衝撃が大きすぎて、言い過ぎてしまった部分があった。あれはあれで、文を綴った時のリアルな気持ちだったけれど。
日記を書いてから、私が悪かったところもあったと思って、彼にメールをした。
その日は返信がくる前に眠ったんだけど、朝目覚めたら返事がきていて、それで、回復。

そして、一昨日は彼からのメール。
彼からなんていつぶりだろうって、前が思い出せないほど、久しいこと。
それは、とあるレッスンに参加したことに関してのメールで、それが届く少し前に、私からメールしようかするまいか、考えていたところだった。

気遣ってくれてるのかな、と思う。私が土曜にあんなことを言ったから。

はぁ。好きなんだな。彼のこと。


2006年06月11日(日) cool & sharp

彼は何も変わっていない。その通りだ。
恋愛によって変わらない人間がいることを体現してくれたね。うん。

昨日は、イチくんとお買いものデート。イチくんの服を買いに。下北の街をぶらぶら。
2着購入で、イチくんご満悦。うち1着は、私もいいと思ってその気持ちを伝えて、買うに至った服。
友達に教えてもらった、おいしいスープカレー屋さんに行こうと試みるも、人がたくさん並んでいたので諦める。
イチくんは、待つのが嫌い。
ファーストキッチンにちょっと長居。
それから、スーパーをふらりと見て、駅へ。
なんだかんだでふたりで渋谷のタワレコに行って、帰り際、私が使う改札前の壁際にくっつく。

実は、昨日は擦れ違い?苛立ち、が多い日だった。
下北で待ち合わせて会う時に一悶着。渋谷で合流する時も一悶着。
苛々していたのは、私ばかりだった気がする。でもそれは、今冷静になってやっと気づいたこと。

昨日は、もう心がぎゅうぎゅうになっていて、だめだった。
「君が私を想ってくれている気持ちを、どこで感じたらいいのかわからない」
あーぁ。言っちゃった。
「メールを君からくれることはほとんどない、君から会おうって誘うこともない、今日は自分から手をつないでくれようとしない。どこで君の気持ちを量ったらいいかわかんないよ」

「俺、最初の頃からなんか変わった?」
いくらか話したけどその中で、まっすぐ私の心に突き刺さって、絶句した言葉。
そうだね、君は言っていたね。つきあい始めたその日に「俺、つきあっても変わらないよ?」って。
そうだね、確かにきみはほとんど変わっていないよ。

これからどうなるかな。
この二人。わたしたち。


亜子 |MAIL