甘い煙
頭出し巻戻し早送り


2005年10月23日(日) よくわからない

自分を盛り上げる意味もあって昨日の日記を書いたんだけど、はたしてあまり自分内で気持ちが上がらなかった。
初私服なのに。

かっこよかったよ。
センス良かったし。

今回のイチくんラブの失敗は、間合いを早く詰めすぎたことだ。
いつもと違う、なんだか落ち着かない、どこか嫌だと感じていたけれど、原因はきっとすべてそれだ。

慣れないことはするもんじゃないね。覚えたよ。


また、私の使う改札まで送ってくれた。
「いつもと同じように」って。
3回目なのにもう“いつも”になってる。

切符売り場前で話す。
リングをチェーンに通したようなネックレスをしていて、それを彼がいじっていて、欲しくなった。そのリングを、彼から。

彼はいつも別れの言葉を言わなくて、
「ばいばい、とかじゃあね、とか、君からは言わないね。」って言ったら、
「言った方がいい?」って言われて、
「いや、話していたいんだけど、君は明日お仕事だし、せっかくちょっと早く帰れそうだし、そういうことを考えると君にいいのかなと思って・・・」なんてあわあわ。
その日は彼から、「じゃあね」って言って別れた。

これからの約1ヶ月、彼とはなにもない気がするな。
会うことも、メールをするのも、メールをもらうのも、電話も。


2005年10月22日(土) ズキズキ

胸キュンな好きかもしれない人を、イチくんとしよう。


彼氏に別れを告げたことは、後悔していない。
ただ、痛い。
ずきずきする。
彼の痛みの比ではないだろうけれど。
痛い。


明日、イチくんと会う。
二人で、じゃないけど。
みんなで。
嬉しいよ。


私は、恋愛の痛みや悲しさや淋しさをたまにわざと自分の中で膨らませてじっくりみつめて感じとるのが好きで。
でも時々、膨らませて過ぎて、それから抜け出せなくなることがある。
おばかさん…。
そして今、そんな感じ。

だけど一晩眠って明日になったら、イチくんに会えるわくわくで頬が緩みっぱなしの、楽しい片想いモードになるんだよきっと。


さよならを言うことって、こんなに痛いことだったっけ。
そうだったんだな。


2005年10月19日(水)


別れた。








2005年10月13日(木) 雨降り星☆ミ

眠る前にふと
出会ってからまだ少ししか経ってないなと思って確認してみたら
今日でぴったり1ヶ月だった。


どうやら、好きだ。
相手は、昨日の日記の人で、最近の日記の胸キュンな人。
何かの拍子でふっと冷めてしまうことのない、長続きする“好き”かはまだ確信が持てない。
でも、好きな気になってわくわくを楽しむだけの擬似恋愛ではないなと。
たぶん。

だって、彼氏と別れることを、考えている。
そして、実行しようと、している。

でも理由は、好きな人ができたからということだけじゃない。
それもひとつだけれど、最近恋愛がらみのことが一気にばたばたと立ち起こって、それまでぽやんと続けていた彼氏との関係に疑問を感じたんだな。
そして、彼である必要があるかと自分に問うと、ないかもしれないと、思ってしまった。
だから。


だから、例えば彼氏と別れたあとに、好きな人にラブラブな彼女がいることが判明してラブ要素の足りない生活になっても、後悔はしないと思う。
はぁ、恋愛大好きの私がここまで言い切れてしまうなんて。


でも彼氏に別れを告げることを想像すると、体温やまわりの温度がすっと下がるような感じがする。
彼は、別れの予感なんてみじんも感じていない。


2005年10月12日(水) ラブじゃなくても?

気になっている人がいる。
今日も、逢えた。
喋れなかったけれど。
姿が見えた途端、嬉しくて。
本当に、好きなのかな。
まだ、わからない、けれど

昨日、2人で帰った。
嬉しい。
どうしてか忘れたけれど
手を、握られて、
どうしていいかわからないうちに解けてしまったけれど。
どうしてだったかな。

喋り方のクセなのかわからないけれど、言葉に独特のためがあって
それが妙に期待を抱かせる。
それが「ふーん」のひとことであっても例外なく。
なんなんだあのふーん効果は。

触れる度合いとか
言葉とか
喋り方とか
行動とか、視線の交わらせ具合とか
いちいちツボだ。

気のある子じゃなくても手を握ったり体に触れたりしちゃう人なんだろうか。
今度訊いてしまおうかしら。そんなくらい、
気になる。


2005年10月09日(日) 結局、自分の得意な状況に導くんだ。

先日、ごめんなさいを言った男の子。
数日前に、会ってきた。
当分会う機会がありそうになくて、約束をして会わないと、うやむやになってしまうと思ったから。
余計な優しさかとも思ったけれど、私から提案した。
私が彼の立場だったら、一度ちゃんと顔をあわせて話をしたいと思ったから。

その日は4分の1日くらい一緒にいて、たくさん話をした。
ごめんなさいを言った相手にこんなに手の内を明かしたのは初めてだ。
おもしろかった。

そう、彼と一緒にいるのは楽しいんだ。
遊び友達として、一緒に飲みに行ったり遊んだりしたい。
でも、彼の気持ちを考えると酷だからしないけど。
こんなこと彼には言わないけど。

でも楽しいと感じるのは、彼が私を想っているからかもしれなくて。
気持ちがあるから、きっと自然に優しさやサービス精神が割り増しになっているんだし。
そう考えるとぐるぐる思考がいたちごっこだ。
あんまり考えてないけど。


彼氏がいることを理由に断ったけれど、彼氏がいなかったらつきあったかと考えると、よくわからない。
いいの。どうせもしもを考えることなんて、意味のないことだから。
今は恋愛関係にはなれないし、その気持ちもないみたいなんだ。


そんな彼と、昨日今日とメールのやりとり。
次につなげようという姿勢が見えて、そのやり方が、かわいい。


2005年10月05日(水) 突然、熱の外に

なんだったんだろう。昨日までの2週間は。

予想外の人からゴハンに誘われて食べに行って
次の週に胸キュンし通しな人にときめいて
どうでもいいけど久しぶりにナンパされて
そのまた次の週に予想外の人に気持ちを打ち明けられて
その次の次の日に胸キュンな人に会って元気をチャージしようと思ったら、顔は見れたものの話せずじまいで
胸キュンな人への燃えかかっていた気持ちがなぜかさっと冷めて
今日に至る。

胸キュンな人への気持ちは、一時的に沈静化しているだけなのか、もう燃え上がることがないのかわからないけれど。
でも、会えるまでの1週間が、ものすごくすごく長かった。
1週間経って会えないことを考えたくなかった。


予想外の人にいつどうやって彼氏がいることを打ち明けようかかなり悩んだり。
あぁ気持ちを打ち明けられてごめんなさいと言ってこんなに自分の心が痛いのは初めてだとズキズキをひきずったり。
こんなにズキズキなのに、胸キュンな人に会ったら一気に元気になるであろう自分を想像して軽く自己嫌悪に陥ったり。

そういう自分の気持ちや痛みをみつめて、浸るのが好きだということもあるんだろうけれど。
濃い2週間だった。

こんなにもあっけなく濃度が薄まってしまうなんて。それもふたつ一気に。
不思議な2週間だった。


もう少し、考えたり感じたりしたかったような、そんな心持ち。


2005年10月03日(月)

胸がざわざわする。

やばい、ときめく。

いや、応えられない行き場のないときめきなんだけれど。


私の方がわかりやすく動揺してた。

今ごろじわじわきているだろうか。


あやまることなんてちっともないのに。

ごめんは私が1回言うだけでいいと思う。


いや、単刀直入。

テンションを上げて加速させてしまった。


みんなの想いが叶えばいいのに。

全部の矢印が双方向を向けばいいのに。

そんなの無理ってわかってるけど、そう思えてしまう今。



亜子 |MAIL