甘い煙
頭出し|早送り
あえなかった。
よ。
2004年06月29日(火) |
ど、ど、どうしよう! |
どうしようどうしよう。 明日だよ!正確に言うと今日だよ!!今は水曜の2時41分。
ドキドキする。 いたらどうしようのドキドキと、いなかったらどうしようのドキドキが同じくらい。
はぁ。本当に緊張する。 別に食事や遊びに誘うわけじゃないのに。 恋愛でも擬似恋愛でも、緊張することってあまりないのに。 レアだよ。久し振りだよ。
眠いけど眠れるかな。 でもまだネイルを塗り終えてないから眠れないな。
会えたらいいな。
会いたいな。
昨日、会えなかったらこの気持ちがどうなるかわからないって書いたけど、そうじゃない。 会えても会えなくても、どうなるのかさっぱりわからないよ。
明後日。あさって。 会えるかな。 会えなかったら、私の想いはどうなるんだろう。 さっぱり予想がつかない。
なんだかんだいって、まずは単純にお礼が言いたい気持ちがかなり強い。 カラーしてもらったりパーマをかけてもらったりしたその時は、なんだか変わった自分にピンとこなくて、うまく心からのお礼を言えなかったから。
本当に気にいったんだ。 季一さんに見つけてもらえて良かった。 パーマはテストだからともかく、カラーも悩んだ挙句お任せにしたのに、私の望んでいた色にしてくれた。(お任せで、と言った後にその色がいいと思ったけれど言えなかった。) そのことを会えなくなってから気づいた私は間抜けだと思う。 だって光の加減とか種類とか、見る環境によって色が全然違うんだもん! それとも私の目が悪いのかしら。
季一さんの事を考えるとドキドキできるけど、昨日彼氏と電話して、やっぱりいいな彼氏、と思ってしまった。 とっても穏やかないい気持ちになれたんだ。
季一さんとは、駅で出会った。
季一さんは、美容師の見習いさん。 たしか、テストのための練習をさせてもらえませんか、っていう内容で話しかけられた、と思う。パーマと、もしかしたらカットと。 私はといえば、ちょうど髪を切りたいと思っていたところで、パーマも大歓迎。 お店に来て欲しいという日時も体があいている時だった。 スタイリストさんに見てもらって良さそうだったら、テスト本番のモデルになってもらうかもしれない、という話で、そのテストの日も、私の都合がつく日だった。
怪しさはさほど感じなかったな。 季一さんが手にしていた、髪型イメージの雑誌の切り抜きスクラップや、名刺や、ちらりと見えた手帳のスケジュールから、本物っぽいな、と。
第一印象は、あまりはっきりと形になっていない。 話の内容の方が印象が強かったから。無料でパーマとカット☆
ちょっとかっこいいな、と思ったのと、話しやすい人だな、と感じたくらい。 かな。
この気持ちは、 薄れて消えてしまいそうな そんな可能性が大きいかもなぁ。
美容師さん。 まず会えないし。 本気にはなりたくない。 お客さんに嫉妬しそうだ。
でも、会えるとドキドキ嬉しくなれる相手がいるのは素敵なことだ。 勝手に自分磨きしたくなったりする。
少々自意識過剰くらいの方が、緊張感を保てていいって。 自分に気を使える。
自信を持っていれば、それがにじみ出て輝ける事もあると思うし。
暇があれば季一さんの事を考えている。 彼氏いるんだけどな。
私は多分、ドキドキしたいんだと思う。 だから、季一さんを自分の中でそういう対象にしたいのかもしれない。 いや、わからないけど。 けど、そういう擬似恋愛といえそうな、ドキドキの対象に仕立て上げちゃうのが好きなの。 本気で惚れるわけじゃなくて。 憧れとも違って。 半ば意図的に。 あんまり不毛だったら、仕立て上げを途中で止めることもある。
本気になる時もある。 でも、本気か否か、時間が経って解る時もあるし、結局わからない時もある。 もし本気と感じたら、その時つきあっている人がいたら別れて、新しい恋にまっしぐら。
浮気するなんてまっぴらだ。
2004年06月23日(水) |
後悔の渦に飲み込まれて |
美容師さん・・・えーと、季一さん、と会ったのが、ちょうど2週間前。 今日もその時と同じくらいの時間に同じ場所を通ることになった。 いるかな、とキョロキョロしながら歩いてたら、いたの!季一さんが!!! 後ろ横顔しか見えなかったけど、あの眼鏡は間違いなく季一さん! 淡い期待を抱いてはいたけれど、実際には予想外の出来事。
だから、動揺した私は自分チェックをしてから話しかけたくて、一旦通り過ぎて、トイレで鏡をのぞいてから戻ることにした。 その間、おそらく10分くらい。
で、戻ったら・・・いなかったの季一さん・・・・・。 あわてて探したけどいなくて。 怪しく何度もうろうろしたけどやっぱりいなくて。
めちゃくちゃへこんだ。 即話しかければよかった。
来週、いるかな。 こんどは狙って、同じ時間にあの場所に行こう。
美容室に、擬似恋愛しに行ってもいいかなぁ。 なんて思っちゃったりして。
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