原初

羅列 回帰



―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2006年07月31日(月)
そっと傍でだけ花を咲かせ。


あまりいい性格とは元々言えなかったですが、そもそもいい性格が現すところが
何であるかも人によって曖昧ですが、最近又新たな発見をしてしまったので
反省するべきとするならば、と言う念を込めて。矢張り考えを纏めるには文章にするのが
一番都合が良いようです自分。そんなんに付き合わされたらたまらないよと言う方はゴーバック。

大まかにすると気付いた点というのは二つ程あったりするのですが、まず一つ目。
多分自分は人に好かれないと、その人の事を好きにならないのだと思う。
その一言が既に大問題ですが(笑)、しかし実際そういう面は否めない。少なからず、誰でも?
果たして人に好かれ易い性格や態度だとは思っていないので、つまりこの前提は
そうそう俺様は人様を好きにならないぞ、と振り撒いているようでもあるのですが。
好きになられるとは思わない、けれど自意識過剰ならば要素ぐらい感じ取れる。
この場合は殆ど妄想あったりしますが、生物がすきでないですから、好かれるとも思っていない。
しかしそんな自分にほんのちょっとでも優しくする存在があったなら、
それが一般的な常識で計って当たり前な、或いは道徳的な行為であったとしても
そんなものを自分にまで適用するこの人は一体どれだけ優しいのだろう、
少なくとも嫌悪よりは好意に近いところにあるのではないか、と飛躍させる事によって
始めて好きの観点で興味を懐きます。きらいの要素なら溢れる程に頻繁に。
田舎っ子がシティ派の男子属性ホストにちょっとちやほやされるとずるずるはまってしまう
そんな可能性を含んでいると言えなくもないですが、そういう目に見え易いものは多分駄目です。
あまりに些細で、普段気にも止めないような、誰もそれを覚えてはいないような、
それぐらいの事に自分が気付いた時、ふと引っ掛かった時、それについての意味を考えた時、
それが概ね好意的である時、その瞬間やっと初めて、自分もそういう態度を取ろうと考えます。
されたくない事はしないタイプですがかと言ってされて嬉しい事を人にする訳でも無いので、
自分もその行動を取るかと言ったら又違いますが、少なくともそんな瞬間があった時、
気付かれなくても、どうでもいい事でも、ほぼ自己満足で、同じくらいの規模を実行出来たら。
この辺は貸し借りの観点に近いものがあるかも知れない。貰いっ放し、受け取りっ放し、
例え勝手にそういった解釈をしている愚か者だったとしても、返さないといけない。
そうでなければいつ、それをネタにあの時こうしてやっただろう、なんて押し付けがましい要求を
されないとも限らないとかこれもまた大発展した妄想ではあるのですが。余分に貰うだけではいけない。
片付けるのが苦手な人の一つには、物を捨てられないという理由が結構大きかったりするそうですが、
自分も割と物は捨てませんがいつか危害を及ぼすのならば相応に捨てるのだろう。
過剰にはなりたくない。とても返しきれない恩を貰う事があったとしたら、それはどうしようか(笑)。
弱みを持ちたくない。付け込まれる隙を作りたくない。そんなネガティブ発想ではありますが
先程のポイントのみを見つめるとなんだよお前は何様なんだと言いたくなる端的さです(笑)。

さてもう一つ。これも人付き合いについて。そう言う点が幾つもあるから、人間関係構築が苦手なんだ。
仕事以外の、プライベートや趣味で人と接する機会がある時、例えクラスメイトだって初対面に近い
情報の認識度ではありますが、そういったものに対して、きらわれようと努力する。
はい。これもまたおかしな事を言っています。或いは狙い過ぎてて笑えません(笑)。笑ってるよ早速。
大方は、好きになって貰おう、というのが厭味に聞こえるのであれば、少なくとも嫌われるよりは
好かれる方が誰だってましです。基本的には。だから、そうなって貰おうとする。
付き合いが長くなった友達同士と言うのはざっくばらんな面も見せるでしょうが、
そういうのになろうとかなりたいとか希望を懐いていても、余程自然体や変わり者でなければ
そのままの自分を、ありのままを、有体を、最初から見せるというのはかなり難しい行為です。
仲良くしたいと思う程、何処かで良く見せたかったり、見栄を張ったり、気を遣ってみたり。
そういう行動が根っから苦手というのも確かですが、そしてこれを建前にしてしまえば
それらの行為を行なわなくとも自分の中では理由付けが出来るから、とすれば逃げの一手ですが。
好かれたいとは思わない。上記と矛盾しているようですが、そうなのか、と思う点があったら仕方無く、
自ら努力してまでそう思われたくないんです。と言うかぶっちゃけ思われたくないんです。
自分は自分を認めているけどすきな訳ではない。一部はあっても、全部だなんてとても。
全てが受け入れられないと言うのであれば、少なくとも本人の認識ですらそうなら、
それはやっぱり100%自分の存在を認め、許している事にはならないのだろう。
その自分で認めきれない何%の部分を他の誰かに補って欲しくない。気付いて欲しくない。
100%になるのが怖いのか、届きそうに無いから怖気づいているのか、それとも。
すきになる、という事はきらいになる、と言う要素も含んでいて、始めからどうでもいい存在で
あれたならば終始そうであるし、すきになる暇もないままきらいになられたって、
そういう面しか、そういう目でしか、この人は私を見れないんだと曲解出来ますが、
一度は自分なんかを好きになってくれた人がいて、そしてその評価が下がるのが怖いといったら
なんか又ちょっとおかしな感じになりますが、一部を認めてくれた人が、一時は認めてくれた人が、
否定側に回る事が怖い。始めから回った人よりも、そんなのよりも全然、遥かに。
その評価を、真摯に受け止めねばならないから。だってこんな奴を、自分でも認めきれない奴を、
自分と同じようにほんのちょっとでも認めてくれる人がいる。それは対等に近い立場。
人の目無くして人が存在出来ないなら、一応その中にいる自分も人間だけれど、
だけどまだちっとも人間の条件に満たない自分を、その存在を、気付いてくれた。
知らなければ忘れる事もないのに、一瞬でも気付いたならば、忘れる事も、きらう事も可能で。
だからいやなんだといったらなんと逃げ腰で弱腰で及び腰でつまり情けなくて。
それだけが理由ならばちょっと可愛い人間味のある感じもしますが。あくまで一つの理由です。
人にすかれたくないから、きらわれるような行動を取る。だけどそれでもすかれてしまったら、
或いはそうじゃないかと自分が勝手に思うところがあったら、そんな自分を気付いてくれた人に対しての
最低限の礼儀として、自分もその人の事を同じくらいにはすきにならないといけないんじゃないかと。
そしてそれがいやだ。観察するだけならば人は好き。だけど関わるのはどの生物でもいやだ。
だからきらわれるような努力、はしてませんがそういう方向に傾くように、する。
はい、一つの循環の出来上がり。なんて病んでるんだろうなぁ。繊細さが漂ってきますよ(笑)。
また、自分を好きになってくれた、かも知れない人をどうしても好きになれなかったどうしよう。
他の対価なんて知らない。用意出来るとも思わないし、出来ればあまりしたくない。
そして少しでもそう思った人が、時の変動の中で、自分の事をきらいになったらどうしようかと。
それともはなから間違いだったと気付くでもいい。すきになろうとした、努力はどうすればいい。
無駄な事はしたくないのも事実です。傷付くかといったら、そんな深いところまでは恐らくいかない。
そんなちっぽけな要素一つで振り回されるなんて御免だ。況して勘違いなんて情けないじゃないか。
初めから好きになんてなってはいなかったのかもしれないのに、そう思う分、嫌い、或いは
どうでもいいのだと気付いたら、少しは寂しくなるのだろうと思う。そして考えて、自分も終わる。
自己完結といえばそれまでの整理をつけて、無かった事にはならないものだから消去も出来ずに、
ただ、これで自分がその人を好きになる理由はもうないのだと、無理矢理でも自然にでも
その人に関して余計な行動をしなくて済む。でもきっと、やっぱり寂しい。心の、何処かで。
という事でくれぐれも、初対面の方は自分の態度の悪さに御怒り下さいませんよう。
まるで逆転してます。きらわれるようにしている事に対して、事前に知っておけ、
相手に無責任に大人になれ、だなんて。すいません冗談です。何処までか(え)。
苦手だ、生きる事。関わらなければ生きている事にならないのだとしても、だったら自分は、出来れば。



2006年07月30日(日)
今日の何処かにいい気持ち。


映画が公開されている期間は既にテレビCMでお腹いっぱい或いは意地でいっぱいなので
暇仲間がいて気が向いて映画行こうかなんて流れじゃないと到底見に行きませんが。
そういえばブレイブストーリー漫画版は、何度も書店で見かけては買おうかでも冊数多いなと
悩んでいた代物でした。今日またたんまり買い込みに行って気が付きました。
たんまり買っといてなんですが、自分の感性が悪いのか時代性に合わないのか
昨今の歌も漫画もアニメもいまいちピンと来ないものが多いです。強く惹かれないとも。
それはそれとして、多分先に漫画版を買っていればもっと見たくなったんだろうなと。
取り敢えず知人に持っている人がいて借りて読んでいたのに自分に回してくれなかった兄上様への
仕返しをどうしようかでその辺の微妙な空気を払拭しようという次第です。大人気ないよ(笑)。

初日の帰り道では乾涸びた蚯蚓が五匹程目に入り、翌日の行きには生きているのを三匹程見かけ、
その日の帰り道では実に二桁を越す死体を目にすると、一体蚯蚓ってなんだろうと思う訳です(笑)。
先ず数を調べている時点でお前こそどうなんだと。蚯蚓は平気なんです。好きとまでは言いませんが。
父君様と昔釣りに行った際頻繁にじゃりめを手掴みしていたからでしょうか。
ちなみに針につける作業は何遍も指をぶっ刺す為、父君様に取り上げられて出来なかったと言う
結構なぶきっちょさんです。寧ろ父君様は餌の付け替え作業の為だけに来ていたのではないか、
そんな疑いが濃厚になる程餌を食い千切られる我が技量に問題ありですか。どっちもどっちだ。
どっちもどっち、最近流行ってるんです。マイブーム。そしていつか去る。だって、あれだもの。
小ネタで地震の前触れに、蚯蚓が大量に地中から出てくると書いてあったのですが、
それが事実なのだとしたら見かけたのは二週間以上は前なので随分タイムラグがあるものだとか
そもそも迷信なんてものは当たった時に驚き外れたらそんなもんだと考えてしまうので
どれだけの確率でも当てはまったらみんな信じちゃうんじゃないかと思いつつ、
近々地震があったら自分はこんな前兆を見た! と吹聴するかもしれません。言ってどうする(笑)。
母君様曰く、雨が降り続けると息が出来なくなって土の中から這い出してくるのでは、
お互い虫嫌いにも拘らずまめに報告する自分の為にどうでもよさげな仮説を立てましたが、
それはそれで、だったら乾涸びてアスファルトに張り付く前に帰れよ、と悩む。
何故実家近くの歩道に、あれだけの蚯蚓が飛び出しそして乾燥したのかは、
謎のままって事で別によいです。そこまで深く考えてはいない。ただちょっと、莫迦で、かわいそうな。
蚯蚓に馬鹿とか哀れみ持ってもしょうがないよなぁ。そう思いながら、でも思うのか。



2006年07月28日(金)
空だけのタイミングを手に入れた。


ハウルに引き続きトトロもなんやかや見てみました。なんやかや。予定が無かったのでよいのです。
逆に何か入っても潰れてもいっかーくらいに気楽に考えられたので、見るのにも気負わなくてよかった。
自分はなんだか、テレビで映画を見ると緊張するんですよ。テレビ限定。ビデオとかはどうかな。
二時間近くか以上か一つの事に縛り付けられると言うのは、若しかしなくても苦手っぽいような。
映画館ならこう、腹も決まるんですが。例えお手洗いに立てなくて苦しかろうとも(笑)。
ずっと自分はその映画を見ていられるだろうか。途中で寝ないだろうか、観始めたのに寝たら
途中までしか覚えてなくてむず痒いし、大体つまらなかったらいやだなぁ、などなど。
別に映画館でもあまりいい状態ではないですが、お金を払ってみている分絶対見なきゃ、
とか思うんですよ(現金)。つまらなきゃ観るのやめればいいんですが、何故かそうは問屋が卸さず
割と途中で投げ出せないと言うか単なる性格の問題ですが(笑)。物事にも寄りますが
中途半端で終えるのって、凄く気持ちが悪かったりするので、もうどうしても無理な窮地に陥っても
一定の諦めの境地に達するまで多分決心が鈍るのだろう。ぐずぐずしてる、とろいんです。
観るなら、全部観る。観ないなら、全部観ない。極端といえばそう。愛着と言うよりは、惰性。
面白ければネタとして妄想したりも出来ますし(第一に挙げるのそれかよ)、一つの価値観の勉強、
新しいものを、古かろうと自分にとっては新しく吸収出来る、考えようによっては貴重な機会。
だけど眠気に耐え他のしたい事にも耐えずっと見続ける事が出来るだろうか、なんて思うと
どうにも敬遠しがちです。執着するけど、耐性はない。諦め辛くて、諦め易い。嗚呼、難儀です(笑)。

しかしあれだ。なんでこう、ジブリナマモノ可愛いんだ(笑)。ちゃんと生きてるんですよ、べた惚れるよ。
勿論ハウルでは火と案山子に気を取られていましたが何か。おかしな可愛いものに惹かれるんです。
小池も可愛いと思いますが大泉洋のが愛でたくなる感覚と一緒です。ちょっとミーハー乗ってみた(笑)。
トトロはもっと姉妹と密接な関係になるのだと思ってました。でも森の神なら贔屓は駄目だ。うん。
二時間前後に一つの物語を収めると言うものが映画なのだから割り切らなければ駄目なのでしょうが、
此処はどうなってるのかな、こういうエピソードも入るんじゃないか、なんて物足りなさも感じるのは、
矢張り時間制限とかで切り捨てなければならない分が自分は捨て切れないんでしょう。
製作者がカットしたんだから妄想する余地なんてない、というのは同人を理解出来ない方の言い分にも
なんだか似てません? あれ?(笑) 何かの制限で、削られてしまう詳細がいやだな。
贔屓のWEBコミックの作者様も、そういう規制が無いにも拘らず自分で何かしら設けているようで、
その頁配分の都合でゆっくりやった方がいいんじゃないかと思しき場面や、詳しく割いて欲しい頁が
無理だったりすると、そういうのがないとだらだらしたりという悪い面があると判っているのに、
ご本人が納得している筈なのに、勝手に納得出来ない奴が一人。なんだろう。図々しいんだな(笑)。
映画は多分好きです。でも見たいから観る、にまでシフト転換するにはちょっと時間が、必要なんです。



2006年07月26日(水)
ここぞとばかりのダイビング。


先日入手した何処の国から生まれたのか一目瞭然な素敵取説のついた、ゲームは愛されています。
元々ファミコンを三台四台程持っている家なのですから、こうなる結果は目に見えてました。
みんなね、ゲーム大好きなんですよ。最近の綺麗な絵柄のも勿論ですが、ドット絵ラヴァーなんだな。
但し入っている内容物は、一億に届く直前の数字を持っていますが賞味14、15のゲームが
繰り返されているだけで何故そこまでの数字をつける必要があったのか謎ですし、
その十幾つも恐らくは一つのゲームなんだろうと思われるものが分解されて、というと語弊があります。
なんかスポーツ、競技ものなんですよ。オリンピックみたいなやつなんですね。
その協議ごとに、どれから始めるか選択肢があると言う、ある意味心優しいものですが。
それを一つのゲームと見做したら、恐らく五つ程度しか種類は有りません。ぼったくりーー!(違)
オーソドックスなマリオが入っているのでそれで良しとしましょう。これも亜種入れて
合計三つはありますが(笑)。それあrを一つのゲームとしてカウントするなら数もちょっと増えます。が。
マリオ難しい。意外と難しい。いやかなり難しい。痛感致しましたですはい。
なんだよ反則だよなんで止まらないんだよなんでそこで飛ぶんだよそこまで高くなくていいよ
始終ぐちぐちぐちぐち文句ばっかり言ってます。マリオ使えねー。そんなプレイヤーもっと使えねー。
死ぬ為に遣われて可哀相に。自力じゃ一面さえ城に辿り着けたら奇蹟です(そんなか)。
そして思い知る。やっぱ自分、ゲーム下手だなぁ……(笑)。ちょっと悲しい。
ムンマリならたまにはいいところへいけますが、おかしなところで終わるからどっちもどっちだ。

自分辞書。ムンマリ。ムーンマリオの略。一体いつ、何を切欠にそうなるのか判らないが
何某かが原因で或いは気紛れに重力が六分の一になる。ジャンプ台とあわせてムーンジャンプを
使用すると何処かのブロックから出現し蔦から上る空の面よりも遥か高みへと行く為
一定時間タイムのカウントが止まりその間一切外敵との接触も不慮の転落による死もない。
十数秒停止後いきなりカウントが再び始まりそれから暫くしてマリオが画面に戻ってくる。
尚、この際ゴールの旗を跳び越して着陸、逆走せずにそのまま進むと制限時間が終わるその時まで
延々と同じ背景と付き合わねばならず、強制スクロールにより無限地獄に嵌まる事に。
そんなムンマリ、自分は好きなんですが。もう一つ如何にも亜種臭いファンシーマリオとやらは
ただのバグだろと言いたくなる素敵さを誇っています。これがクリア出来て始めてマリオマニアだ!



2006年07月24日(月)
飛んでくように切り裂いていって。


先日日本沈没を見に行った映画館というのはデパート? の中にあるやつなのですが
上映まで随分時間があった為パチンコでもやりに行こうかと話が出ました。
そこんところ、親子ですね。一緒にそこへ遊びに行ったり呑みに行ったり、
する面では平均的な家族よりも随分と仲が宜しいのでしょう。いい事じゃないか。
しかしその数日後、母君様の誕生日が控えている事が判りました。
はっきり言って自分は、自分の分よりも他人の方を多く覚えていますが、
それでもイベント事と言うものにはかなり疎い性質です。正味どうでもいいとか(こら)。
浮かされるのが好きなんです。言われて思い出す白々しさとか。や な や つ。
で、あからさまに立った今思い出したよと言う顔をしながら勿論覚えていたさ!
と冗談に程近い嘘を吐きながら物色していると、ちょいとパチをするには足りない時間。
母君様はウィンドウショッピングというものが大層苦手なお方で、自分なんか眺めていれば
暇潰せるのでお手頃だと思うんですけどね。その案は却下。
だったら自分が楽しい事をしようと、映画館傍のゲーセンで屯してみました。
…これ、どっちかというと買い物のがよかったんじゃないかな(笑)。
感心の無さ度はどっこいどっこいですが、金銭的に考えてみると買いたくなるからしたくない母君様と、
躍起になってゲーセンで突っ込むのと、えぇ、どっちのがいいんだか。だからどっこいどっこいよ。
そうでなくとも家庭用ゲーム機で既に下手振りを発揮する母君様を
音ゲーで完膚なきまでに叩きのめしてみたり、へこたれて椅子に座る彼女を放置しながら
好き勝手飛び回ってみたり、お前ばっかり楽しいプランじゃないですかこの野郎。ちょっと物腰穏やか。
その中で見つけたUFOキャッチャー、景品はなんかほら、前あったじゃないですか。
ファミコンのゲームを内蔵していて、カセットもそっちの方が無事なら出来ると言う。ゲーム。
ちょっと欲しくなりまして、普段ならそんな勝ち目の無さそうなゲーム目もくれないのですが、
実はこのタイプのキャッチャー、得意なんですと目をキラーン光らせながら言いたくなるような
実績は家に溜まる何人目の綾波やアスカが示してくれています。それが欲しくていつも突っ込むんだ。
舞台は違えど慣れた土俵、お試しのつもりでやってみたら好感触だったので、
更に千円を五百円玉に崩しまくって占領してましたら、見事五回目の頭でヒット。
余った分は隣のおかしなぬいぐるみに当ててみましたが、それは見るからに駄目そうなやつだったので
取れなくてもモーマンタイ。いや、というかゲーム機取れた事の方が驚きで(笑)。
まさか無駄金つぎ込んでいる訳では有りませんでしたが、こうもあっさり事が運んでしまうとまぁ。
しかもこの本体かなり軽い。あまりの不審さに店員に、箱と引き換えとかじゃあ、と確認してみたり。
そのままお持ち帰り出来るといわれてもまだ怪しく(流石疑心暗鬼の塊)、その場で開封。
本体、コントローラー、コードの数々が発泡スチロールの破片にまみれて入っており、
本当にこれで出来るのか、といい加減納得しようと思ったところ、ふと説明書に目が行く。
あらまぁ、確かに日本語なのにところどころ見慣れない漢字があるのは何故なのかしら?
とっても素敵な言葉使いに、今度こそ納得出来ました。だからゲーセンなんかにあるのか。
映画の前に手に入れてしまった多少邪魔な荷物は、家に持ち帰った後鄭重に父君様に献上し
見ている限りは出来そうだと思いつつやらず嫌いの配線をやって頂きました。
入っているゲームは実質十数種ですが、無限ループで一億手前に膨れております(笑)。
眺めているだけで本当、嗚呼何処の国生まれなのかよく判るなぁと笑いの涙ちょちょぎれでしたが
ある程度は正常に稼動しその上、家から拾ってきたカセットも機嫌がいい時には繋いでくれるので
随分といい買い物をしたと思いますよ。入手にも遊べ、入手後にも遊べ、更には電源入れずとも
その説明書だけで爆笑間違い無しです。上下が上下に一字で収まる日本語は御座いません。
いつか再びそこに行く機会があった時、まだこのゲームがあったら、また取ってきてみようと思います。
ザ密猟者! おかしなファミコン機いりませんかー。転売したら怒られるかな(笑)。



2006年07月22日(土)
悲しみは何処へゆく。


先日地上波に舞い降りてきたハウルを見ました。もっとずっと、後だと思っていましたが
思うより早い降臨に、借りなくてよかったー、と思ったりCM邪魔だなぁと思ったり。いつもの事です。
結局ざぁっと眺めて、細部わかんねー! とか叫んでみたりもしたのですが
流れと言うか、ムードは好きですよ。うわぁ今時ムードなんて滅多に聞かないよ(笑)。
これもまた二、三回は見ないと判らないのでしょうね。映画って大体そんなもんだ。
機会があれば兄上様が好きだと言うのででーぶいでーででももう一度見てみましょう。寧ろ原作買え。
ところでその前日に、日本沈没を見てきました。母君様がしきりに見たがっていたので奢って頂く。
此方は説明が多かったと言う面もありますがその甲斐あってかスムーズに見られましたよ。
つまりもう一度見なくてもいい、と言う意味に即ちなってしまうのであればそれは映画としてどうなのか、
取り敢えず本望では無いっぽい事を悩んでみたり。勿論一瞬ですが(うわ)。
かなり散り際は惚れましたね。というかそれだけで恐らく株が急上昇しました。
ハッピーエンドではない分受け付けられない人もいらっしゃるのでしょうが、
自分はああいうのだいっっすきですから! 多分あのシーンだけでもオッケイですよ(それは駄目だろ)。
しかもかなり惨たらしい。酸素不足と圧力どちらが強かったのかちょっと判りませんが、
だからこそ、そういう道だと判っていて進む人を、困難を、偽善に間違えられるそこを、
ゆけるってのはいいもんです。しかし主役はトヨエツの方に任せてもよかったんじゃないかと思う(笑)。
ところでですね、エンドロールで見慣れないものを二、三見つけてしまったからさぁ大変。
順序的には逆ですが驚きランキングとして、一体何処でロマンティックは止まらなかったのか。
え。いつだ。何処で掛かった!? 母君様はばっちりそのお耳に挟んでいたようですが。
なんか、いえ言われればその場面的に判らなくもないのですが、よくもこの映画に抜擢したもんだと、
ちょっと勇気ある行動だと思いました(笑)。掛かったかなぁ。聞いた覚えないんだけどなぁ。
そして衝撃の一番は、本編より何より驚いたのは、富野氏と庵野氏の両名の名を拝見した事。
…………………小さい劇場その時間そこで一番興奮したのは恐らく自分だけでしょう。
判っちゃいますが! 判ってくれとは言わないが! だって吃驚したんです!!
特殊演出とかに手を貸していたんでしょうか。というかそんなん見つける目ざとさなんだ(笑)。
それだけで全てが吹っ飛びます。クライマックスより一人盛り上がりましたごめんなさい。
何よりわざわざ奢ってくれた母君様、こんな娘でごめんなさい(笑)。本当にな。



2006年07月20日(木)
行き先其々。


自分は二週間にいっぺんはとある病院を訪れます。詳細を書くと面倒臭いので色々省きつつ、
通院者の付き添いなんですが、通院と言うかリハビリが目的で言っているんですが、
このリハビリというもの、部屋には早々に招き入れるものの待ち時間と実際にやる時間とで
一時間くらい掛かるんです。勿論付き添いたる自分はなんにも用が無いので、暇です。
はっきり言って、暇です。たまに一服しに外に出てもまだまだ時間はたっぷり余ります。
そんな時の心強い友が置いてある漫画。以前読んでいた守護月天が微妙なところまでなのが
ひどく引っ掛かりますが、美味しんぼも途中で止まっているのが気にかかりますが
それは家にあるのでよし(うわ)。最近読み始めた犬夜叉もはっきり言って今後増えそうも無く
どうせあるなら最終巻まで連れ添う気とか欲しいです。いや勿論単なる我儘ですが。
犬夜叉に入る前に呼んでいたワンピースは、暴走列車に乗り込もうか、というところで
ぷっつり。えぇー、よりにもよってそこで終わりなんですか。そう思ってもよくないですか。
しかし久しぶりに一話から現在に到るまで読み返して、そしてWJ最新号を読んで、思う事。
ひと度仲間となればルフィは大切にしてくれる。他のメンバも、其々そう。
だけどだからと言って、いてくれる為なら何でもする、命減らして護る、とか、
そういう領域に行くと違う気がするんです。弱かろうがなんだろうが仲間だというのは、
それはいいんですが、その為の無茶や分不相応な場所に手を出すと言うのは、
なんか違う気が、するんですよ。皆で手に手を取って、出来るところ、得意な面で
其々を補い合うってのも仲間ですし、別にそれはいいと思うんですが、それを推奨したい訳じゃなくて、
性格的にと言えば、ルフィはただの馬鹿だと思っているんだろうみたいなツッコミがされるので
やっぱりそれも違って、だけど釈然としない違和感が、確かにあるんです。自分は、ですけど。
仲間を大切に思う事でも、皆を護ると強くなるルフィでも、悪いんじゃなくて、だけどちょっと。
何かが違う気がするんです。成長したんだ、とか色々変わったんだ、と言われればそれまでですが。
んー、なんか、ちょっと違うんだよなぁって。馴染めないだけなら、ただの堅物でもあるけれど。



2006年07月17日(月)
唐突にも程があるオフ会レポート。


宣言通りこの日はオフ会をして参りました。折りしも日本の世間一般では休日と呼ばれる日。
何が折りしもなのかは置いておくとして、昔からあまりそれらに関わり無かった自分ですが
今回限りは違うのだろう。何しろ土曜日から日曜日に掛けてのチャットで、急遽既に明日となった
月曜日にいきなり渋谷に集まろうなんて計画、三連休の熱に浮かされなきゃ出来っこないです(笑)。
或いはそういったいつでも予定組み込めるぜ! 状態な自分本位で事を運んでしまったのではないかと
今更ながらに悔いていたりするのですがそれこそ本当に今更過ぎです遅いです馬鹿め。
折角のオフ会を謝り通しもなんですので、ここはしこしこ無視していこうと思います(こら)。
自分の繋がりとしては先ずプリーティアと言う作品で出逢ったところから始まるのですが
嘗てその作品も含め二次創作をしておられた方が一次創作にシフト転換、
その場で出逢った同じ一ファン同士のめでたい交流会に御座います。
参加者は、略しているのか正式名称なのか(笑)、クカバラー! サイトマスター星風氏、
創作数が素敵過ぎてジャンルも素敵過ぎて何を主に上げてよいのやら月世界サイトマスター葉月氏、
そして自分の計三名に御座います。前日のチャットで大いに盛り上がり過ぎていたので
あ、ごめんやっぱ無理。といわれても仕方のないこの唐突オフ会、ちゃんと現地に集まれました(笑)。

料金と時間を複合した結果駅探で渋谷に行く最良のルートを最近見つけました。
これまで、と言っても渋谷に舞い降りる自体は少なかったので問題ないのですが、
それでもこれまでのルートを駄目出しされた気分で若干しょんぼりです(笑)。アイラブ山手線。
丁度知人に貰った無料券だかなんだかの切符が都合よく、えぇ本当都合よく手許に有りましたので
出出し順調過ぎるくらいにいざ出陣。小さな幸せ一つで対価は大きな不幸と考えているので
この電車事故ったりしないだろうなと疑いながら乗車していました。なんていやな客なんだ!(笑)
待ち合わせ場所はハチ公前です。なんてありきたり。なんて定番。そんなのも、貴重な体験。
しかし人が多い多い。人ごみはいやだなぁ酔うから。そもそも目印になるようなものなんて
何一つ要素の欠片すらないのに、これでどうやって見つけて貰おう、とはなから
自分が見つける方の気は欠けています。ここまで人口密度高いとは思わなかったんです正直(笑)。
それでも何とかお一方、星風氏を見つけると、取り敢えず時期はずれなエイプリルフールに
巻き込まれた訳ではないのだと一安心。何処まで疑心暗鬼なんだお前。
きっかけとなったのは目印にしてはちょいと心許無い携帯のストラップだったりするんですが、
いや、意外とこれが役立ったりするんですねぇ。自分も今度華のあるものつけようかしら(笑)。
しかもチャットで発したほんの戯けた一言を覚えていて更に実行までして下さり、
見事可愛らしい編みぐるみをゲットだぜ! ポケモントークで盛り上がった夜が懐かしや。
ご本人曰く即興で作った為もにょもにょとかぬかしていましたが(おい)これが一夜漬けのものでしょうか。
画像アップは趣味じゃないので致しませんが(お)そりゃもーちまんとしてて可愛いんですよこれが!
いいですねぇ。こんな趣味を持ちたいものです。というか人から物貰い過ぎです自分。
ちょっと後日のお話ですが同じように戯けた冗談(被ってる)の為にまた頂き物をする予定なのです。
嗚呼もう本当すみませんなんだお前何人様に迷惑掛け捲ってるんだごるぁっ! 重ね重ね。
皆様に如何にしてお返しをしたらいいものだろうか。取り立てて出来る何かもないのに。
なんかこう、肩叩き券十枚綴りとか発行したら怒られますか。プロでもないのにして貰いたかなかろう。
そんな行き先不安な貰い物人生は親からしっかり受け継いでいるものですが、
そしてそんな貰い物ばかりで生活しているとたまには還元しろと言ってみたりするのですが
目くそ鼻くそですこれこそ。そんな家庭内の事情は後々自分で考える事として。
残るはもうお一方なのですが、実は前日のチャットの時点で、目印を告知して下さいました。
なんとも愉快な事に、東京シティのど真ん中でくまのお人形をお持ち下さるとの事。
こりゃあ目立つでしょう。それともメイドコスのお姉さま方が多ければ埋もれてしまうやも知れませんが。
程無くしてそれらしき御方を発見するも、果たして決定打に欠け、いやくま持ってる時点で
決定的ではあったのですがちょこっと不安が残りまして、目前5mにてメールを出してみる。
その前に送ったメールはハチ公前に下りたのにハチ公が見つかりませんと至極間抜けなものでしたが。
しょうがないじゃないですか! そんなだから方向音痴として世に蔓延っているんです。ほろり。
厳重過ぎる確認の元、やっぱこの人しかいないだろうとどぎまぎ声を掛ける二人組。
不安は過ぎたもの、どんぴしゃピンポイントで無事葉月氏にも出会えました。慎重過ぎる先行き(笑)。
しかも驚く事に真白くかわいらしいくまのぬいぐるみ、実はぬいぐるみではなく、パペットでした。
最近ちっとも見かけない覆面の貴公子(見た事あんのか)が操る蛙君と牛君の同類!?
素敵です。その意外性と度胸に感服です。この暑いのに手に嵌めて操って下さる様に乾杯です。
そう、この日は久々に暑さを感じる日。雨降りよりはましですが、よりによってなんだこの偶然(笑)。
白熱トークの前に暑気で汗を流す訳にはいかないと(え)そそくさ近場のファミレスへ。

住処の周囲には見かけた事が無く一度も入った事のない、よって既に店の名前は忘れましたが(うわ)
ドリンクバーはかなり久しぶりに利用しました。あるところが無いのか、あっても勿体無くて
飲み物なんか水でよかろうって人ですから自分。兎に角ジュース飲み放題って新鮮だ。
流石に時間帯が食事時で多少待つ事も覚悟したのですが、煙草の苦手な葉月氏が折れて下さり
喫煙席に落ち着く事で比較的早く座れました。なのに一本吸ったりしていてすみませんすみません。
判っています。完璧自分が悪いです。苦手な方の傍では出来得る限り吸ったりしません。
あの日の過ちを取り返せるのならば僕は悪魔に心を売り渡したって構わない!(なんの話)
今後気をつけるという事でどうぞ御気を御沈め下さい。勝手にあたふたしているのは勿論自分です。
そもそもこの集まりがなんの為に開かれたのかといえば、その企画の性格上須く述べる事は困難で、
取り敢えず言えるのは楽しく喋ったりカラオケに揮う以外にも目的があったと、これこういう訳です。
勿論夜の熱がそうさせたのでしょうが勢いに任せとんとんと決まる企画の概要、
このオフ会でさえ即日決定させたのはこの魔力ではと思う訳です。チャットこわい(笑)。恐るべし。
折角飯食うところに入ったのになんですが、この人いつもの通りあまりおなかが空いていませんでした。
場の空気的にはね。うん、軽食一つぐらい摘もうよとか考えたのですが、うん、ごめん、無理だった(爽)。
特に朝ご飯的要素を口にした訳ではないのですが。それが悪いんだとしても朝っぱらから入らないて。
ドリンクバーだけで居座ろうという魂胆はお店に見えてしまったか定かでないですが
お二方が何かを頼み辛い雰囲気にさせてしまったかもしれない。リバースするよりはましだと思って!
微妙な話の流れになって参りましたが。今後もっと空腹になるよう努力はしてみます。何らかの(笑)。
して、ここで早速オフ会恒例のスケブを渡されます。嗚呼自分絵は本当にラクガキとか
頭の中の設定を少しでも理解する為に捻出する自己満足でしか描けない性質なのですが、
まぁそこは交流という事でしがなく描かせて頂きました。但しタイミング悪く自分の分をうっかり
頼めなかったのは内緒です。ちっとも内緒で無い辺りお約束です。お約束ってのは随所にあるもんだ。
企画を煮詰めようと集まった筈ですがそうは問屋が卸さない、これではなんだか悪く聞こえますが
フリートークで大いに盛り上がると、自分が若者になったみたいで新鮮です。80年代生まれどうした!
心も体も一つになりたい? 元い、心も体も日々老いている気がします二倍速くらいで。はらひれ。

涼んだ後、というべきか寒過ぎで逃げ出した、というべきか再び暑い世界へ赴き、
地球温暖化について何の配慮もない肌寒さは幾ら久々に気温が上がったからといってどうなんだ。
それでいてファミレス屯の後即行カラオケを探しているこの一行もどんなんだ(笑)。正統なオフ会です。
何処がいいかなんて探しながら合間にゲーセンに寄ってみて、UFOキャッチャーを低い精度で
繰り返す以外に脳の無い自分が、レースゲームは完走出来る方が少ない自分が、
ビデオゲームというのかあれはパズルしか出来ない自分が、太鼓はアニソンにのみ熱を注ぐ自分が、
生まれて始めてダンレヴォをやってみました。多分これ、オフ会プラス誘われなかったら絶対無い(笑)。
そもそもそういったゲームでノる曲というのが欠片も興味が無い為どれもこれも判らない。
誘惑した星風さんが比較的優しいのを選択して下さった事と、手荷物を微笑みながら持って下さった
葉月さんお二方の協力が無ければサンダルでかんかん鳴らしながら半分くらいしか踏めない
後ろにもめげず頑張る事は出来ませんでした。有難う。有難う!(何処の選挙演説)
葉月さんの立ち位置がゲーセン大好き三人組に連れられて一人どうしようもない母君様に
かなり接近していましたがそこはこう、見ない方針で(いい度胸だ)。今度一緒に太鼓やりましょう!
時間と共に雲行きの怪しかった空からぱらぱら雨が落ちてくる頃、二、三件覗いた結果
入店したカラオケ屋で、星風さんが選択したジンジャエールを注いでいると瞬く間に溢れ返り
よし、これでいいだろう、なんて自分の分のカルピスを注ぎエレベーターに向かう瞬間、
ふと左手に持っていたジンジャエールの体積が半分以下に減っていてびびった自分可愛かったです。
勿論皮肉ですがいやしかし、炭酸って怖いな。あんなに満タンになったのに、いつのまにやら
指三本分しか残ってませんでしたよ。割って飲むにはいい感じです。昼間から酒乱ロード。
気が付いたのは天のお告げとばかり今度はお茶の如く何度か間を取って今度こそ泡で無く、
飲める部分が満タンになったので満足。スリーエフのどろどろかき氷でも同じ事をしてますが何か。
炭酸怖いよう炭酸怖いよう。そんな事言ったら誰かが饅頭こわいの如く炭酸奢ってくれそうですが
いやほんと勘弁して下さい。大丈夫だよ皮算用だから。カルピス大好きだ! ソーダなんていらない!
其々の歌声披露の段では、星風さんはディズニーを筆頭とした英語系の曲を歌いこなし、
恰好いいなぁなんて拍手しながらフランダースは覚えたくなりました。後あおのり!(イチオシ)
葉月さんは熱く心を揺さぶるアニメソングを、結構守備範囲があっていたりいなかったりで
勝手に燃え上がっていましたが、そんなお二方を他所に自分はたこやきマントマンやファンシーララや
マキバオーの特に実況を熱唱してみましたが何か。何かあるなら言ってみろってんだ!(泣)
勇者シリーズならいかったですか。アナザー世代のガンダムならいかったですか。どれもこれも、なぁ。
アリプロなんて歌えるもんかうわぁん! 嗚呼、うわぁんとか打っていてサブイボ立ちました(笑)。
もう少しまともなレパートリーはないもんかと今後検索していく方向でどうか。多分無理ですが。

一頻りカラオケで発散すると、標的となったマックに逗留して今度こそ企画を練りましたが、
惜しくも門限の関係からここで葉月さんが退場。そういう心配されてる、って感じいいですねぇ。
昔から放任主義で朝帰りしようが二日ぐらい姿が見えなかろうが放置プレイな何処かとは無縁だ(笑)。
残った二人で軽く話し合いをしながら、今度はチャンスをのがさずスケブゲットだぜ!
何かのマスターを目指していないくせに軽口叩きながら、星風さん情報で駄菓子バーなる
素敵箇所があるという事で突撃してみました。恵比寿って近いんですね。初めて知ったよ。
いやいや確かに地理にはかなり疎く平気で九州にある県を東北のものだと勘違いしてますが
そうか次の駅だったのか。ラブ山の手ならもう少しぐらい勉強しようぜねいちゃん(誰)。
今更情報ですが渋谷からファミレスに行った際結構な上り坂で老体には応えたのですが
この駄菓子バーもそれなりに上の方に陣を張られていて、明るい山道! 実家がある方は
本当に山道宜しく夜に一人で歩けない事請け合いで、日々逞しく歩いていたというのに。
なんだろうこの減退。本気で体鍛えようかと熟考してしまいます。手始めに水泳って事で
これまた実家は海まで五分ですが遊泳地までは多少歩かねばならないそうです。
んだよこのやろう海ならなんだっていいじゃねぇか! 言葉汚く中継しております。やめれ。
駄菓子バーはかなりいけてる雰囲気で、自分的にかなりお薦めです。情報源を秘匿して
おれが見つけたんだぜこの隠れ家! とかのたまいたくなります。しかしこの時点で無理です。
そういう邪な行動反対運動の連盟によってこのオフレポは公開されております。
ただ駄菓子食い放題という割に他のお客さんの頭上に爛々と輝く駄菓子の群ってこれは
いじめですかそれとも修行ですか或いは拷問ですか。三段ジャンプを身に付けろ!
そんな教訓は何処にも掛け軸としてありませんでしたが久しぶりに水溶性刺青の入った
如何にも駄菓子な駄菓子を口に出来たそれだけでいいんです。レモハが潰れてからかなり久しい。
レモハがなんであるかという詳細を言ったら危うく自分のオフがばれかねるので
いやチェーン店でしょうが。ん? 違うのか? それすらも謎で過ごした少年時代。SEXは♀ですよ。
嗚呼いいなぁここ。もっと近場に出来ないだろうか。ハムカツが美味しかったです。
一杯引っ掛けましょうかなんて相変わらず軽口で言い出した誘いに快く応じて下さり
隣駅にやってきた理由の通り日本酒を片手に駄菓子とハムカツ。なんだこの取り合わせ(笑)。
その後星風さんにも時間切れが押し迫り、解散の運びとなりました。言っておきますが
正しく乗る電車の路線にまで辿り着ければ勝手に動いてくれるんですからそこでまで迷いませんよ。
いや別にこれ言わなくてもいいんですが。最近たまに自動で目的地に運んでくれる電車でまで
迷うんですかと不届きな質問がきまして(笑)。一人で出来るもん! そういう事言うから駄目なんだよ。
以前から何度かチャットで見かけた事はありましたが親密になったのは二、三日前で、
企画立ち上げたのも同時期で、実際に合うまでのスピードが法定速度を軽く無視していますが
帰って寝てバイト後企画頁立ち上げた俊敏はいい事だと思います。思っておきます。目指せ職人!
そんなこんなで駆け抜けるが如く怒涛に終わったオフ会と、まだまだ続く企画。
無事公に出来るその日まで、これからも勢いだらけの水泳大会を催して参りたい所存ですので
付き合わされて疲弊なさらぬようどうぞ避難下さい。逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ!
どっちなんだ。寧ろやっぱり最後はそれで〆ますか。〆てないっすよ。遂に到来芸人ブームの余波。
行き当たりばったりにも拘らず健気にお付き合い下さった葉月氏、星風氏両名、お疲れ様でした。
これに懲りて今後の暴走の歯止めとなって下さる事を期待しております(をい)。以上中継でした。



2006年07月16日(日)
君にこそ華を持たせ。


自分が現在ネットで活動したりロムしたりしている場所は、サーフィンは置いておくとして
これまで関わってきて、強く心に残った方々のサイトです。それはまぁ、当たり前。
スレイヤーズの前は某漫画家の広場的なものをちょこちょこ漁っていまして、
その前は別のアニメ関係、それがネット漬けになる間口でしたから、範囲としては割と狭い。
しかし繋がりと言うものは何がどうなって中々面白いもので、趣味の移り変わりで
あっさりと訪れる事が乏しくなった場所もあれば、変わらず通い続けている場所もある。
そんな感じで最初はそのアニメのファンとして活動されていた方のサイトが気に入って、
他のところに手を出していてそれも気に入れば日参なんて序の口、オリジナルとかが
好きになってしまうとさぁ大変といわんばかりに引き込まれます。結構単純なんですね。
勿論同じもののファン同士と言うだけでも勝手に親近感とか抱けたりしますが、
そこから通じてその人のセンスや雰囲気が好みになるのならば、尊い出逢いと確かに云える。
移ろい易いのは仕方が無くて、ぱったり趣旨が変わっていく事も屡、
それでも変わらず通い続けている場所と言うのは、その場所自体の魅力や、
統治している創り手さんの魅力が強いからこそ成り立つ関係。例え勝手な訪れだとしても。
そういうものって貴重だと思います。大切だとか、言える程ではないけれど。うやむや過ぎて。
そんでもってきっかけ一つで、元々立場が違うのだとしても、同志として見ていた人に
尊敬や崇拝の念が交わってきた時、その人のファンと出逢う事が有り、そしてそれも尊い内に。
何が言いたいんだって色々ありますが、取り敢えず要約すると、同じもの好きな同士で出逢った方を
単体、個人で付き合っていく内にその人自身が好きになってつるんで、今度はその人や作品が
好きな人と出逢いました、というお話です。次回、決戦第三渋谷オフ会! って第二はどうした。
多分潰れたんです。使徒の襲来によって第一第二は破壊されてしまったのですよ!
そして現在は箱根に弐号機を運搬中なんだ! 結局エヴァネタに走ったお粗末。



2006年07月14日(金)
いついつまでも君の心の中で。


いつものお持ち帰りを特大のコンビニ袋でパンパンに二つ、今あるものから消化すると言ったくせに
性懲りも無く又買った古本の一式、生活飲料水たるリンゴジュース三リットル。
これだけ持っていると新聞を取りに行く事さえも最早億劫でサボってみた訳ですが、
それから半日以上して存在をすっかり忘れていながら、ようやく取りに行こうと思い立った夜の始め。
久々に飛び出た空間は、嘗てこよなく愛した境目、夕方が終わったばかりの真新しい夜。
むわっとする空気はあまり好きではなくて、ただそれが家を冷やし過ぎているからだと思い至ると
もう少し冷房を下げようかなんて反省もあって、靴下を脱いだ素足にサンダルで階段を下りると
カラコロ踵の音が響く。最初はエレベーターでも使おうかと思ったけれど、最近には珍しく
着の身着のまま猫毛だらけのTシャツに明らかに寝巻きのズボン。カチューシャで掻きあげた前髪。
前はよくその恰好でマンション内なら出歩いていたのに何だか不意に気恥ずかしくなって、
ボタンも押さずに上がってくる誰かの為のエレベーターを無視して、若しそのままエレベーターに
乗っていたら気付きもしなかった、昔は一日一回決まりでも無いのに欠かさず見ていた、空。
今だって全く眺めない訳では無いし寧ろ外気と接する時間は多くなったのに自転車で浴びる風が
心地良くて、前を向いていれば視界に入る程度の風景に満足していた。
深夜のコンビニ、たまに車が通り過ぎる道路、オレンジ色の光が落ちたあの空間を、
今はもう片時も見る事を望みはしなくて、覚えてすらいなくて、思い出したのに行きもしなかった。
一番の原因は鍵を持っていなかったと言う致命的理由だけれど、出歩きたい衝動とかが
ある訳でもないのだけれど、そうしなくても住む毎日に、それを思い描かない毎日に、
朝起きて昼間に活動する普通に、なんだか慣れきって、寂しくて、いやで、疲れた気がする。
言う程の何かをした訳でもしている訳でも無くつまりこれは自分のきらいな甘えの範疇に入る
くっだらない戯言だけれども、あの日のリズムは狂って跡形も無い。今は、今の時間が流れてる。
ビルの明かりが強くて夜なのに全然暗くなくって、ちかちか小まめに飛行機の位置を教える信号も
もう本当に今は何一つ目に入れず生活しているのは、矢張り変わった証拠なのだろう。
さみしい。好きだった風景を簡単に忘れ去れる事。懐かしいと、思い返してしまう事。
太陽が照っていても青空が広がっていても感動も満たされる事も無い天邪鬼な心が、
星が瞬くには早いせいなのかそれともありがちな今の空ではあんまり星が見えない現象なのか、
ただ暗いだけの、色素が変わっただけの、空を見てこんなにも何かを感じるなんて。
今に満足している。食うに困らず、飽きる事も無く、誰にせっつかれたりどやされたりする事も無く、
趣味を謳歌し好きなだけ好きなように振舞えて、慢性的な飽きを感じるのはいつもの事。
だけどジャージやみすぼらしい如何にも部屋着を着たままうろつく事も今では無いんだ。
赤と青が混じる空や赤と黒が混じる空や黒一色やそれに灰色が混じってきて明るくなる
嘗てあんなにも好きだった色彩を、今では全く感じる事も無く、生きているんだ。
たったそれだけの事と引き換えに夏は寒く冬は暑い明るい店の中を捨てるなんてしないけれど、
たったそれだけの事と引き換えに何かを手に入れたとも失ったとも思う程何も持ってはいないけれど、
たったそれだけの事と引き換えに、自分は何かをしたのだろうか。変わったとでも、言えるのだろうか。
さみしい。そんな表現自体に嫌気を感じる。だけど多分これが適切なんだ。だって湧き上がってくる。
さみしい。さみしい。さみしい。当たり前にあった時間が、自分の背景であった空が、
今ではもうまるで違い、一時も触れる事無く考える事も無く過ぎ去る当たり前の、事が。
そういうものに焦がれたり、そもそも発言している自体、子供の頃を忘れた無味乾燥な大人みたい。
何処にもそんな要素なんて持ち合わせちゃいないってのに、感傷に耽っているような臭さが
いやだなって事はつまり否定しているのか受け入れているからこそなのか。
真人間と言う程の生活はしていなくて相変わらず寧ろ助長された自堕落だけど、
なんだか違うんだ。少しの責任も少しの生産性も持ち合わせていない頃に帰りたいだなんてそんな、
罰当たりな事を言えばそれこそ今のバイトとか暮らしを否定している事に繋がるし、否定はきらいだ。
だけどそんなこれっぽちと言われるものを再び手にする為だったら、そこまで強く思えるのなら、
どうなったっていいと思う、思うけれど高がそんな如きでと思う素直で無いだけかもしれない
それでも確かな感情がある以上、憧れであっても、愛情じゃないんだ。強く欲する、欲望ではない。
だったら何故馬鹿みたいに階段の踊り場に立ち尽くしていたんだろう。あの時間。
無駄に感じる立ちんぼ、振り返ったあの日ってのは一体いつの事なんだろう。具体的ではない。
少しだけ、本来多くに流れ多種多様に違えども似通っている日常のレールにこれでも戻ったといえる、
そんな少しだけ普通の自分が、いやだ。いつまでも奇抜でいたいとか、馬鹿やって目立ちたいとか、
欠片も考えた事も無いしやった事も無い、のに。そんなんじゃないのに。なんかいやだ。
世捨て人でいたい訳でも無い。大体そんな、一瞬があった訳でも無い。でも、なんかいやだ。
さみしい。なぁ。やっぱりそれが適切なんだと考えるとそれもいやでいやでたまらない。
締め付けられるような込み上げてくるような一般的には恋って言われる現象にもよく似ている。
さみしいなぁ。うん。さみしいんだ。誰に対して、何に対して、では無く、漠然と。
せめて指定するならば、目を向ける時には必然に近い確率で傍にいた、相棒。
仲良くなんてないけれど、笑ったりしたくなるような、時間も、空も、今は傍に、無いのだと。
嗚呼。あんまり言っているとそろそろいやになってきたと言う自分をよく知るからこその原理を用いて、
もうさみしいなんて言いたかないし違うと思う。近いけど、そうじゃない。
さようなら。またいつか。逢える日があるなら。何に逢いたいのか判らないけれど。
さようなら。見上げればいつだって共にあった、交じり合う仲間外れの空よ。
中間で、はみ出しちゃいないけれど、多くの人が思い浮かべる、ものに変わる為の、準備段階。
青空とも夕暮れとも宵闇とも名付けられない、混沌とした、不純物よ。さようなら。



2006年07月12日(水)
失いそうな世界を見つけた。


余程範囲外で無ければ暫く聴いているだけでその歌がすきになれるのだから、
単純でありながらも、いい事だと思いつ。そんな風に物事簡単に、なるものが一つでもあると言う事は、
自分の心を計ると言う意味でも、ないよりはいいと、まぁ消極的な言い方ですが。
あんまりずっと聴き過ぎてると今度は飽きるんですがね。それもまた単純。適度が適切、適当だと。
嗚呼でもインスピレーションが湧くというのは、それを気に入っているからなのかそれとも、
話の為に作られた歌なのかもしれない。そういうものにはその話だけの繋がりがあって、
最近のOPもEDも割合その為の歌、と言うのは少なかったりするけれど、
色んな面を含めてすきだと思う。タイトルが入っていればいいと言うのではなくて、それでもいいけど、
それ以上に歌詞が暗喩しているのならば、なんだかそれだけで素敵な気がする。
例えそうでも無くとも、何処かしら通じる面があれば、それだけで一つの好きの要素。
独占欲が強いとも感じるし、ある意味束縛でもあるのだろうけれど、心地いい拘束ならば、
此方も縛られたいと思う事もあるんだろう。愛故なら緊縛プレイカモンとか、そういう事ではなく(笑)。

アニメの方が絵が綺麗って言うのは、まあまあありますがどうなんでしょうね漫画原作としては。
同じくらい原作の絵の細部とかを表せないでどうなのってのもありますけど。少なくとも銀魂も
前者の気がしますが敢て言ってやらないのが優しさってもんでしょう(いやもろ言ってますからあんた)。
ミントン山崎ラヴァーは相変わらず健在で隠れてやいないかと今日も今日とて画面の隅を追います。
でも割とそれも何回も中心にいると魅力半減なのが隅っこ族の悲しい役目です。いじめてない。
ただギャグ漫画って、難しいよな。ツッコミの息と言うか、間。やっぱ聞き取れてなんぼですし。
紙面であったら自分で好きなように追えるけれどその分若干のとろくささと言うか、
タイムラグがどうなのかなぁって思うんですがそういうのこそつっこんだら野暮ですか。そうですか。
取り敢えず碓氷ホロケウには一体どんな意味が含まれていたのかと気になって気になって気になって
嗚呼ねぇどうしましょう載っていた本誌は同じですが一気に話し飛びましたね夜も眠れない毎日です。
オパチョもそしてアンナの具体的な事も出てこなかったですね嗚呼知りたい知りたいのう。



2006年07月10日(月)
語呂合わせも素敵なチャンス。


納豆の日ってのは非常に判り易いですがね。ええ。
他のよく判らないこじ付けで制定された記念日ってのは、
実際問題そんなにそのものの売り上げや利益に関係するものなのだろうか。

辛いもの撲滅党、などと物騒な事は言い出しませんが。中継延長する球技には言いたいですが(え)。
山葵とか芥子とかマスタードとか紅生姜とか一日で目にする量多くね? そんなにみんな好きか!
其々役割とかあるんでしょうが、基本的には匂い消しだったりするじゃないですか。
薬味の本分は引立たせる、でしょうが、だったら豆腐に葱も訳わかんね。
だって基本的に味は葱のが強いじゃないか。山岡さんが求めるようないいものはどうか知りませんが。
生魚は生臭いから山葵。その生臭さがすきなので自分は理解出来ません。
いやなんか駄目な生臭さもありますが。店中臭っていた某回転寿司はきつかった。
しかし解せないのがホットドックにマスタードとか、やきそばに紅生姜とか、
そして何よりおでんに芥子。……何故さ。一体何が気に食わなくて匂いとか味を消す薬味を使うのさ。
納豆は、臭う食べ物としての知名度も高いし判りますよ。使わないけど。
気に食わないなら食べなきゃいいじゃん。みたいな。駄々っ子口調でお送りしたくなるくらいの何故。
心の何処かで、そういったものを使う=負けだとでも思っていそうですがなんだか。
引立つというのなら、例えば全体的にぼやけた味わいの中でピリッと一味入ると違うとか、
だったら具でそういうものを作ればいいじゃないか。箸休め的一品をおでんの中に。
どうして辛くなくちゃいけないんだ。えぇ! もうただ単にきらいって結論に行き着いちゃいますよ。
きらいきらいだいっきらい。当たり確定だけどそこはかとなく微妙な気持ちになります(何の話)。



2006年07月08日(土)
輝かしきは過ぎ去りし勲章。


英語を不自然にぶった切ってSOSにした某ドラマ。某果物の乗ったショートーケーキのドラマ。
某少年可愛いとか某少女変わらないとか某少年? は相変わらず怪しかったなとか。とか。とか。
全体的な雰囲気とか割合好きだなぁと思いつつ、一度も真面目に通しで見た事は無かったのでした。
そして今回もまたまちまちぐらいにしか目にしていないのですが、それよりも衝撃的なのは。
今更になって、ちょっと水戸黄門にはまってきた事実。どうしましょう。ちょっと好きかも(笑)。
いやどうしようもないって言うか別にどうにかしなくちゃいけない事ではありませんが。ありませんとも。
時折話が不自然に進んでみたり、或いは各所地名とかワケワカメであったり、
それは全て無知な自分に問題がある訳ですが。用語とかハテナマーク浮かべる事多し。
と言うかなんで今更それも古いバージョンなんでしょうか。これを機会に最近の見てみようか。
しかし一番の問題としては、当時のご老公の立場と言うか、その権威がよく判らない事。
根本的にアウトじゃん! なんで皆一様に傅くのかしらー。何故何なんでなのー。無学。

夏休みって言うのはなんであるのだろうか。と思う事小学生時代から。
当時は言われませんでしたが或いは言われていてすっかりさっぱり忘れているだけなのかも
……しれませんが、嗚呼どうしようマジっぽいけどこの際それは置いといて。
中高生が主役の漫画を見ていると、だらけないようにと担任に言い渡されたりするじゃないですか。
だったら最初から無くてもいいんじゃないでしょうかと。ね。二ヶ月はだらけるに決まってる。
それまでの学業主体から生活リズムが変わって、定着する頃、或いは暫くして、
いきなり戻せとかこれちょっと横暴な気もします。熱射病になりそうな朝礼ぐらい理不尽だ。
人の話を聞いているのは当時からすきなのでくらくらしながら聞いてました。
帽子は義務付けた方がいいと思います。倒れこそしませんでしたがシャレにならねぇ。
盆や旅行計画などを立てる潤いであるのかもしれませんが。あんまり好きじゃなかったなぁ。
特別番組もくだらないものが多くて、その癖アニメスペシャルは欠かさず見ていた。やっぱりな。
そんでもっていつになってもこの時期はアニメ映画が多い。流石夏休み。それ以外も含めてどれも、
見たかったりでもきっと見ないのだろう。一時期はそれなりに映画館に通いはしたけれど。
結局いつかテレビでやるじゃんとか、或いは借りれるじゃんと思うとどうも。馬鹿らしくってv(爽)
嗚呼、夏休みってなんだろうなぁ。冬休みや春休みと違ってやたらと長いこの期間は、なんだろう。



2006年07月06日(木)
夢の中で笑う子羊。


悪い事を、してみました。ずばり、ずる休みです。程度ひっくいなぁおい。
しかしですね、考えてみるとこれまでそう何度もサボった事無いんですよ。
曖昧な言い方は覚えてないの然り線引きに悩んでも然り。少なくとも二桁はあるまいて。
根が真面目なもんでv(爽) どの口がそれを言うのか。えぇ。真面目なんです。
学業生活においても、遅刻はしないし逆にしたらそれ以上行く気が起きないので
休んじゃいますがつまりあんまりした事無いって言ったばっかりなくせにコノヤロー。
但し遅刻に陥る事態がそう無いので矢張り病欠以外ではサボリって全然無いのです。
さて今回何を理由にしたのかといえば症状がクリソツ(今時)だった風邪ですが、
原因が二日酔いというおじさんもまっつぁおな素敵具合です。テンションが変な原因でもあります(笑)。
異常に体内にこもる熱とか視界不良とか(ぐらぐらしてるからね頭)吐き気とか立派なもんだ。
くしゃみと咳が無い辺り風邪だったらなんて優良な、勿論隠し通すつもりでしたが
おっとどっこいバイト先に付いた途端誰も彼もに調子悪そうだねと見抜かれる。
そんなにバレバレだったんだろうか。二日酔いについてももう少し勉強せねばなるまい。
そもそも量は大した事無く睡眠不足が主な理由っぽいので寝不足相俟ってそうだったのか。
口から出るものが無い分いいかと思ったんですが唯一発射の可能性があるのは
最もきらいまた勿体無いと考えるあれなのでその上確率はべらぼうに高い。
そうならない為に急な動きや上げ下げを制していてもうっと来ます。うっと。
一番まずいっすね。一応接客業なので咳もくしゃみもいい気はしませんがこれだけは避けたい。
そんな訳で殆ど追い返される形で本日の業務三十分早々と退場。
軟弱な自分を叱りつつ、騙されて心配して下さった先輩方には悪いなと言うより馬鹿だなとか
いや言いませんが正直若干若干若干思ったり。一人ぐらい見抜いてもよかんべ二日酔いって(笑)。
面白いのは、人は、或いは自分や極少数かもしれないけれど、一度休むと、ずっと休みたくなる。
休み癖が付くのか、戻り辛くなるのか、どちらもなのか、それは知れない。どちらでもないのかも。
味を占める、それとも疲れて、もう一回、後一日、そうやって引き摺っていたくなる。
甘えられる無駄ではないし、休んでも金払ってるより休んだ分金にならない方が、
その辺りが自分の中での学校と仕事の違いかもしれない。判り易い怠惰に、でも身を委ねたくなる。
だからいやなんだ。弱さが押し寄せてずっと甘えていたくなるから。休むとか、甘やかすとか。
ただ、足が進まずかなりのろい自転車に乗りながら少しずつ動き出した朝の映像は
とてもシンプルでだけど神秘的。冬場なら夜とそう違わない暗さの時間に出て行くいつも。
そして今の時期には照りつける太陽が常夏を思わせる時間に帰っていくいつも。
そのどちらでもない、まだ柔らかな光に包まれて車と人が眠そうに動いている。
なんだか楽しくて、不届きながらこのまま散歩したい気持ちに駆られましたが、
見上げていた顔を戻し前に目線を固定するとその動作だけでまたうっと来てしまったので、
危うい夢ははかなく散りました。さっさと帰って寝よう。催してしまう前に。これ重要。
貴重な時間と貴重な体験は、こうして日記を書く為に用意されたとは、皮肉過ぎて言わないけれど。
でも朝ならあれぐらいの、出来ればもう少し前の時間帯がすきだな、と。



2006年07月04日(火)
ほんのちょっとだけ、ほんのちょっとの事。


時期的には、少し前の事。何故って、今はもう結論に甘んじているから。
だけど勿論何処にも正解が無いものである以上簡単な事でそれらはぐらつくのだ。
此処暫くスレイヤーズ関連の更新はありません。いやそりゃ絞ってるってのもありますが。
主軸に置きたいキャラクターは、どう見ても本編のそれとは似つかわしくない。
既にそういった指摘を受ける方がいらしたので、その飛び火が自分にまで及ぶ事は無かったけれど。
自分が好きなものを自分の好きなようにして何が悪いと、そこまで横暴でも無いけれど、
基本的な観念といえばそこに帰るので、やっぱり多少そう考えていたのだろう。
だからこそ、悩む姿がわからなかった。湧き出るものがその形ならば、それでいいじゃないかと。
あくまでそれは人様の事なので、もう少し自分に問題を置き換えて、最近は考える。
成る程確かに、自分はアニメしか見ていないけれど、その中には今の自分が画くような
姫の姿なんてのは欠片も存在しない。弁護を偏って要素ぐらいはあったのだとしても。
それでは何故、今自分はその姫の姿に到っているのか? 過程には、意味が無いともいう。
結果が全てでも過程が大事でも無い人なので、どっちでもいいとも言えるし、どっちもすきとも。
所詮すきとかきらいとか、そんなものに尽きてしまうのか。いいや、尽きてしまえるのだ。
色んなもので世界を二つに分けるならば的台詞はあるけれど、そのどれも面白いと思う。
そしてそのどれも、正解では無いと思う。但し不正解でも、きっと無いのだ。
己に没頭し判らなくなるならば、別のものを借りて例と建ててみよう。
今のそういう業界を象徴しているとも言える女性向け。その市場。とっても人気。とっても盛ん。
でも本来そういう目的で描かれた物語より、普通の少年誌に載る話で、それらは花咲いている。
ある程度それを見込んでそういったキャラ建てをしている人もいるのかもしれない。
それが当たり前の事なのかもしれない。が、全てが全て、全員とはとてもいえない。
それでも主人公と敵対するキャラやライバルや逆に取り分け仲のいい同性。
それらは悉くくっ付くし、ただの一読者では何故そうなるのか判らないところでだって展開する。
ヒロインがいようがいまいが、至上主義と掲げていようが退廃的であろうが、
同情や肉体だけの楽しみ、快楽、苛め抜く喜び。心での繋がり。一番の愛情。色々ある。
しかしそれがオールマイティとは言えない。多くの同じ趣向を持つ人がいようと、
多分同じくらいそれとは相反する好みを持つ人がいて、嫌悪を覚える人もいると言う。
心酔しても毛嫌いしてもいないので、そのどちらの自分には判る事は出来ないけれど、
その目的で描かれているにせよ全くそんな考えが無いにせよ、ボーイズラブは存在する。
最後にはめでたく結婚する人が決まっているとしても、そこに愛を傾ける事が一切いけないとも
又終わりであるとも、誰も言わないし考えていない。いや、いるのだろうけれど、それって野暮。
その話を読んで、誰かがこうなんじゃないかと想像して、喚起されて、楽しみの一つになる。
ではカプリングがそれでよくて、何故性格ではいけないのだろうか。仮説から本題に戻り。
スレイヤーズのアメリアといえば、セイルーンという国の王女で、父親にとても愛されていて、
同じように彼女も父を国をその思想を愛し、常に正義を心に掲げている、元気で無鉄砲な娘。
一見して受け取れる情報も、勿論全てであるし、勿論ただのちっぽけでしかない。一面。
そこに到る動機として、悪に引き裂かれた心があるからか。それとも自らが本当は悪であり、
或いはそう思っている、だからこそ憧れるコンプレックス。何故そう考える事は、いけないのだろうか。
正義を愛するものは等しく、正義の魂で無いといけないのだろうか。絡まるような複雑な心、
誰も単純だけでは生きてはゆけないのに。相反する気持ちがあって、それを抑えて、理性と呼ぶのに。
話を見る限り、明らかに彼女は処女だといえる。恥じらいを持って、夢も憧れもあるかもしれない。
本当に好きな人としか身を委ねないような。そして始めて結ばれた人と永遠に添い遂げるような。
が、誰もそうだとは言っていない。勿論いちいち本文や況して公共の電波に乗せて
そんな情報を届ける理由は無いし、行動を見ているだけで読み取れる事なのだから。
しかし事実なんて理解らない。悪女だったかもしれないし、手玉に取っていたのかもしれないし、
過去に酷い経験を持っていて、だからこそより一層純愛を信じるような純情になったのかもしれないし、
好奇心どころか性欲だって旺盛かもしれない。誰彼構わず誘ったりするかもしれない。
到る動機付けが己の中で納得出来るような、確固たるもので無くとも、それも面白いと思えば、
それだって一つの選択肢。情報を受け取り解読した、人の答えだ。
人間がきらいだからすきになろうと努力しているのかもしれないし、逆にだからこそ博愛主義者を
ひけらかせて愉快なのかもしれない。そう取れないとは、誰も断言出来ない。
捻じ曲がった解釈をされれば、傷付く人もいるのだろう。そして賛同する人もまた、いるのだ。
であるならば、誰も誰かの考えを否定する事なんて出来ないし、子供染みた罵倒をされて、
落ち込む方が愚かなんじゃないだろうか。全てを意に介さず丸無視という人も凄いけれど、
あくまで断っておきますが別に誰が誰に罵倒された訳でも無視している訳でも無いんですよ。
しかしそういった事が無いとはいえない。ただ私や誰かが知らないだけなのかもしれない。
この先もあり得ないとはいえない。この事で、それとも全然別の問題で。
独り善がりで誰かを苦しめるのならば加害者被害者どちらも愚かだし、振り回されるなら
全てが馬鹿げていて、だけどそういったものに誰しもが縛られている、だから生きている。
おかしい。ありえない。間違った解釈。どれも結構。十人十色と言う、言葉があるのだから。
逆に誰にも愛されないなんて筈は無く、少なくとも自分はそれを描いているのだからして。
私の姫は、私の姫だ。それが全てであって、それだけでしかないのだ。なんて、これっぽっち。



2006年07月02日(日)
クライアントのトライアングル。


ところで、現在執筆中のUAL。長いので略しますとも。定着予定は考えておりませんが。
無論始めに考えていたのは、現在構想中の中でも一部、一章と銘打てる場所まででした。
ざっくらばんに分けてあるだけの現在五章くらいまでありますが。増える増える増殖する。
後日談と言いますか、こんな未来もあるかもよ、的に続きを考えていたら分けるべきかと
殆ど二章の肉付けが出来、それを更に分割して三章になりました。が。
頑張ってしこしこ書くか! と活動を始めた頃には脳内の四章は心の中だけで唱えようと決意。
若し其処でそうなるのならば何処で終わりは来るのだろう、みたいないつもの悪いくせ、
突きつめて考えちゃう感じでぐいぐいやっていたら、あらよっとな感じで五章が組みあがりました。
でもそれってば非常に面倒な訳です。考えたのはいいですし、まるで意味の無いテーマ染みたものも
いつの間にか根付いていていいんですが。いいんですが。うわぁ至極めんどい。
気力があれば其処までいってみますが無かったら一章二章で終わる感じです。
それで終わっても無問題、全くおかしくないのでおっけおっけです。寧ろ後付チックな
三章四章おまけに五章の方が壮大過ぎて大変な気がします。なんで其処に行き着いたんだろうね。
きっと漫画の読み過ぎなんです。きっとそうだ(笑)。訴えられそうな内容ってこわいなぁ……
風呂敷を広げ過ぎるのかといえば、ちゃんと用意した中での段取りでは、あるのだけれど。
力量が其処まであるとは思えない。テーマがあんまり重過ぎるせいかな。
そういったものを始めから題材として主のテーマとしていればいいのだけれど、
背景で使いたかっただけだったりもするからなぁ。主題にするなら、また別のお話になる。
あー、でも、某王宮連絡員の生き様的な事を考えると、書いてしまいたい、気もする。
ただ何処まで言っても救われない気持ちなのは、答えが一向に変わらないからだろうか。
他の物語でもそういったものが無いかと問われればそうではありませんが、
特にUALはパラレルで考える事も多いのです。キャラと、主な人間関係をそのままに、
立場とか、時期がこうずれていたらどう違っていたのかとか、とても楽しい。
けれどいつだって結末の色はおんなじで、向かう行き先は何処までも一方通行。
それはつまり、二人に安息を与えたくないだけなのかもしれないと。果たして誰と誰の事かな。
寧ろ本編の五章とか持ってくるよりある程度に行ったらパラレルの方が持ち込みたい気分なのでした。


原初 羅列