記憶の記録。
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もう10月も過ぎようとしている。先月と今月は、ATがお休みだったり先生が出張だったり、また私たちの体調が優れなかったりで2週間に一回の診察ということが多かった。それでもあまり動揺なく過せたのは、やはり大部分の人格が落ち着いているからだろう。
CHが最近料理に興味を持っている。先日、彼女は初めて味噌汁を作った。具が何だったかは忘れたが、味付けに味噌と醤油とごま油を入れていた。従兄弟と妹は、笑いながら飲んでくれていた。有難う。
退院してから(というよりもピーク時から?)5kgは痩せたと思う。最近、おしゃれが楽しい。洋服代に2万円も使うなんて、以前の私たちでは考えられなかったのに。
来年の夏あたり、母のお友達が新しく老人施設を立ち上げるのだが、そこでボランティアをしてくれないかと言われている。出来れば手伝いたいと伝えた。先生にも言った。誰が行くのか分からないが、ボランティアだとしても、少しでも社会に出れるなら嬉しいと思う。
良い事ばかりでもなくて、MKTたちとはまだ連絡が取れず、KRは時々そっと包丁を手首に当てる。でも、当てるだけですんでいるので良いといえば良いのだろう。
寝る前に時々宙に手を伸ばしてみる。 誰かが忘れて誰かが抱えている苦しみの記憶に触れられそうな気がするが、それは気のせいだ。
あかり
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