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| 2006年02月24日(金) | 天国と壁 |
KHちゃんの「おうちに帰りたい病」が続いています。
昨日、面会に来てくれた母と妹の前でもぐずぐず甘えっぱなしでした。
二人が帰ってからも、部屋で一人でいるのが淋しくて何回もホールと部屋を行ったり来たり。落ち着かない状態が続いています。
原因は分かっています。
先週、久しぶりに二泊三日を取らせてもらって、それが楽しくてしょうがなかったのです。
あと、須藤真澄さんの漫画「長い長いさんぽ」を読んだのもそうかな。
須藤真澄さんとは、私たちが大ファンの漫画家さんなのですが、この漫画は彼女の愛猫「ゆず」が亡くなってしまう話が収録されています。それできっと、「おうちのチャイナと王子と、あと実家のキルシュ（犬）とずっと一緒にいたい」と変な風にシンクロしてしまったのだと思います（KHちゃんだけがね）。その証拠に、「もしKHが実家に帰りたいって言ったらどうする？」ってチリちゃんに変な事を聞いていましたから。
原因はともかく、結構思いは深刻で、一日に何度もお薬をもらいに行くことになってしまっています。
今回の二泊三日は特別だよって何回も念を押し、押されていたので、直接口には出しませんが、多分また「取りたい」って思っているのでしょう。
いやでも、最終的にはそれくらい軽く取れるようにならないと退院なんて出来ないんですけどね（汗）。
母には、「退院は天国じゃないよ。地獄でもない。普通の生活が待っているだけ」と諌められました。チリちゃんに「今、母さんいい事言うたから心に刻んどき」と言われたので書いときます。そう、たまの外泊だから天国に思えるのです。
チリちゃんには、「これはKHが乗り越えなきゃいかん壁やな」と言われました。なぜなら、子供人格たちは一回はこういうジレンマ（退院したいけど出来ない）に陥っているからです。K�，里修譴癲⊂茲蟇曚┐襪泙濃�間がかかりました。でも今は、MKを、そしてKHちゃんを慰める第一人者です。看護師さんからの信頼も厚いです。←これは本人が書けといったので書きました（笑）
だから、ね、KHも頑張ろう。まずMKちゃんのしんどさを取ってあげる事、もししんどくなってもちゃんとお薬で対処できるように彼女本人がなる事、もっと全員がぎゅって手を繋げるようになる事が出来たら、皆の待ってくれているお部屋へ帰れるからね。
ここでいったん登録をしたのですが、「昨日の日記」があることに気づいてあわてて帰ってきました。KH,さみしくて誰かに言いたかったんだね。よしよし。
| 2006年02月23日(木) | さびしい |
さびしい。さびしい。さびしい。さびしい。
退院したい。退院したい。退院したい。
| 2006年02月17日(金) | にゃんこ話 |
たまには闘病生活以外のことを書こう、と思います。
徒然写真館にたまにアップするうちのにゃんこは、今はすっかり『私』の事をお忘れです。
外泊のたびに努めて会うようにしてるんだけど、全然駄目。
まずにゃんこ部屋（南向きの一番いい部屋！）から「かまってよ〜」という声がしてきます。
それじゃあかまってやろうじゃないかい、という訳で部屋に入ります。
ものすごい勢いで逃げられます…。
写真を見てもらえば分かっていただけるんですが、王子（白タビちゃん）は結構ぽっちゃりちゃんで、動きもはっきり言ってトロい方です。その王子が、私が部屋に入った瞬間にズダダーッ音を立てて走る様は感動的ですらあります。いや、感動してないんですけど。傷ついてるんですけど。
やっぱりにゃんこは毎日お世話をして、コミュニケーションをとって、顔を忘れられないようにしないと駄目ですね〜。
この前外泊をした時に、王子があぐらを組んだチリの足の中（お気に入りポイントらしくて、自分から入っていきました。羨ましい！）でウトウト眠っていたことがあって、「お姉、今やったら抱っこ出来るで」と渡してもらいました。最初はそのまま寝ていて非常に感動したのですが、3分くらいたったら「ここは違う！」と気づいたらしく、慌てて『私』の足を乗り越えて、猫用コタツの中に逃げ込んでいきました。うう、ショック…。
一方のチャイナは、私が部屋に入った瞬間に、部屋の中で一番高いキャットタワーに上り、背中を丸くします。あからさまに威嚇体勢です。これもショックです。
早く退院して、また前みたいにイチャイチャ出来る日々を取り戻したいです。
そしてここでＦさんから頂いたにゃんこ画像をアップしたかったのですが、バイト数を越えていて無理でした…ガーン。すごく可愛いんですよ〜コタツに入ってるのとか。また今度家の方で調整して載せますね！遅くなったけど、Ｆさん、にゃんこ画像有難うございました〜！
| 2006年02月10日(金) | おうちにかえりたい・続報 |
相変わらずです。
KHはお家に帰りたいあまりに、先日開いていた詰所の窓を乗り越えてしまいました。夜だったので、病棟から外に出るドアが閉まっていたのが幸いでしたが、大好きなＤ看護師さんに珍しく一言怒られてしまって凹む凹む。当たり前です、そんなことしたら。
対診の時にも先生に「どうしたんだろうねぇ」とか言われました。
本当にどうしたんだろう。
チリちゃんにも毎晩のように電話しています。携帯ではなく家のほうにかけるのでそんなにお金はかかりませんが、それでも私としてはヒヤヒヤします。貧乏なので（笑）
多分、MKちゃんの調子が悪いのがKHに伝わるのでしょう。MKがしんどい分、他の子供たちは外泊の時にチリちゃんと過ごす時間が楽しくて、それで「お家に帰りたい」になるんだと思います。
先生にもＤ看護師さんにも聞かれましたが、じゃあ『私』としてはどうなんだ、という話になると、残念ながらまだまだ帰るわけにはいきませんというのが実状です。MKが家でもしんどいのに、しかもそれを行動化してしまってチリちゃんに負担をかけているのに「帰る」とは言えないのです。
うん、きっと、それはKHも分かってるんだよね。
分かってるけど、どうしようもなくて、行動化しちゃうんだよね。
でも困ったな〜〜（＞＜）←本音
幻聴対策に母に買ってもらったラジオで楽しんでいます。
あまりにも幻聴がひどい時には余計しんどくなるので切ってしまいますが、それ以外のときはとっても楽しい。
ホールに出て他の患者さんと一緒にテレビを見なくても社会情報が得られるので助かります。そんなにひきこもりが激しいわけではないのですが、一人患者さんで付きまとわれている人がいて、それがちょっとしんどいので（＾＾；）
そんな感じの日々です。
| 2006年02月03日(金) | おうちにかえりたい |
KHちゃんがずっと「おうちに帰りたい」病です。対診の時に、K先生に直談判をするほどに。気持ちはわかるんだけどね。まだまだ帰るわけにはいけません。MKちゃんのしんどいのが消えたら、皆でニッコリ笑いながら帰ろうね。
