日々の呟き。

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向き合うこと。     2004年09月25日(土)






妹のような、ううんかわいい友達。その子にメールをしようとしたらエラーで返ってきてかなしかった。
彼女がバイト先で色々あって結局辞めることになっちゃったことは人づたいに聞いていたから、あたしも彼女とはそこで知り合ったから関係を切られちゃったんだと思った。

とてもかなしかったし、正直ちょっといらいらもした。

今日、勇気を出して電話をかけたらちゃんとかかって、話すことができてよかった。ほ。

彼女とは生きてきた環境も価値観も違いすぎるけれど、つながってる部分はあったから、またちゃんとつなぎなおせてうれしかった。

今度あったら、思ったことをたくさん話そうとおもう。うれしいことも、傷つけちゃうかもしれないことも。


正面を向き合って話すことの大切さは前に、親友から教わったから。
あたしもちゃんと向き合ってゆきたい。






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失った片方。     2004年09月19日(日)



こんなにも感情を抑えることがむずかしいなんてほとんどないこと。

例えていうなら片方が遠くに飛んでいってしまったよう。
片方がなくなってしまうのはかなしい。(きっと耐えられない)だけどそれはあたしのわがままなのだろうか。
面倒だなんてかたづけないで。だけどあたしが言えることじゃない。

いつかお互いの気持ちの整理がついたらきっと笑顔で会えるよね。

恋人はしかめつらをするけれど、あなたからの着信音はあのときからかわらずに「おなじ星」。


あたしは残酷ですか。




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こころの痛みと秘めごとと。     2004年09月14日(火)



はじめて愛したひとに別れを告げられて、それでもずっと待っていようとおもった。いつかあたしのもとに帰ってきてくれることを、気が狂いそうになりながら。
時に虚しいぬくもりをもとめた。(後悔はしていない。そのときは必要だったのだ。)

1年と半分くらいたったころ、あたしはもうわからなくなっていた。あきらめなくちゃ。あきらめなくちゃ。そんなタイミングでそのひとのプライベートで決定的なことがあった。それはあたしのなかでのことだったかもしれないけれど、それは絶対だった。

そして少しして今の恋人と付き合うことになった。恋人はあたしのどうしようもないところもすべて受け入れてくれた。

付き合い始めて間もないころはじめて愛したひとから思ってもみないことを告げられた。わからなくなった。どっちを大切にしたいのかわかならくなった。逃げ出してしまいたかった。一生懸命考えたらあのひとが欲しいんだとおもった。

だけど、今、あたしを抱きしめてくれる恋人の体温や声やすべてを想ったら、傷つけたくないとおもった。傷けられる痛みを考えたら、あのひとへの想いはきちんとひきだしにしまわななきゃとおもった。あたしは恋人を愛している。
とても。とても。

この夏、あのひととした約束は果たすことができなかった。できなくてよかったのかもしれない。きっとひきだしは開いてしまうから。

あのひとは今でも、たぶん一生大切なひとで。
あたしたちはどんな距離でいたらいいんだろうね。





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お昼寝、こわい夢。     2004年09月06日(月)



お昼寝をした。
夢をみた。
とてもとてもこわい夢だった。

**

現実にちかいせかいではXディが決まっていて、
その日まであとわずかだった。
荒廃してゆく空気を感じながらあたしは歩いた。
たくさんの場所を歩いた。
教会のような場所で幸せそうな夫婦に出逢った。

その日は来てしまった。
人がばたばたとしんでゆく。景色は崩れてゆく。

けれどしなないひともいた。あたしはそのひとりだった。
完全に色の無くなったせかいをあたしは歩いた。
いつかの教会では未亡人が泣いていた。
夫人だけ生き残ってしまったみたいだ。

枯れた丘であたしは友達のお兄さんに出逢った。
会ったことはないけれどそのひとは彼女の兄だった。

「これは妹から君に、とあずかっていたものだよ。」
そのひとはあたしに緑色のディスクを2枚手渡して去っていった。

そのディスクから映像が流れてきた。彼女がわらっていた。
もうどこにも色が存在しないこのせかいのなかで
あたしのまわりにたくさんの色があふれてきた。

あたしは涙をこらえて歩いた。
知らないおんなのひとから赤い箱をもらった。
どうやらこれもあたし宛てのようだった。

箱をひらくと、きれいな音楽と声と色とりどりのしゃぼんだま
が宙を舞ってあたしのまわりを囲んだ。
あたしはその柔らかくて芯の通った雰囲気から一瞬で
もうひとりの彼女からの贈りものだと気づいた。

あたしはもう涙をこらえることが出来なかった。
あたしは立ちつくしたままだった。

色の無いこのせかいで、あたしのまわりにだけ存在する
ふたつの、ふたりの色。


色が想いが声が空気が笑顔がゆっくりときえてゆく。

待って、待って。行かないで。



**

「どうしたの?」恋人に強く揺さぶり起こされて、涙で濡れた顔やまくらに気づいて、あたしは夢から覚めた。
とてもひどくうなされていたらしい。気づいたらからだも汗でびっしょりだった。
「とてもこわい夢をみたの。」そう言いながらあたしは泣いた。夢でよかったとおもって泣いた。

だいすきなあのふたりは今、元気かどうか心配になった。
悪いことが起きてないかとても不安になった。

いてもたってもいられなくなってメールをした。
電話ですぐにでも声を聴きたい気持ちだったけれど、ふたりの生活を考えて、あと何よりあたし自信がパニック気味でうまく話せそうになかったからメールにした。
そんな状態で書いたメールだからあとで読み返してみたらとても拙くて恥ずかしかった。

ふたりからのあったかくてやわらかい返信にこころからほっとして、夕方ふたたび眠った。
もう夢はみなかった。




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ただいま。     2004年09月05日(日)



土曜日に東京へ戻ってきたその足で新宿へ。
実家にいるときからお買い物熱が上がりっぱなしでうずうずしてたのに加えて、水曜日にどうしても欲しいものがひとつできたから。

途中でその日の朝に夜行バスで(11時間もかけて!)帰ってきたばかりの恋人が来てくれて、優柔不断なあたしのながいながい買い物に付き合ってくれた。

満足してお店を出てすぐに急な大雨に遭ってしまって、あたしたちはビニール傘1本で濡れながら駅へ。

さずがにくたくたになったから今日はごはんを食べて帰ることに。
帰省中にあったことをお互いにたくさん話しながらたくさん食べてたくさん飲んだら少し元気になったけど、部屋についたらすぐに眠っちゃった。


**

本当は今日友達のお手伝いをすることになってたんだけど、予定がずれちゃって休日になったからゆっくり休んでた。

夜、最近見つけたお店に飲みに出かけたのはいいけれど、恋人が飲みすぎて部屋に着くなりダウンしちゃったからずっと介抱してた。(いつもはあたしがしてもらってる方だから、ここぞとばかりに。)



**

帰省中、想うことや感じたこと。それに素敵な出会いもあったから、ゆっくり過去日記を書こうとおもう。っていうか書くよ。








**

「10日も会えなかった。」普段は絶対に言わないくせに。
だからあたし笑ってあげた。あたしも会いたかったって。







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