2004年07月14日(水) |
結局何処へ向かっていくのか? |
なんだか意味深なタイトルですが。
先週から昨日までにかけて,サッカー日本代表&U−23の試合があったんだよね。 ジーコ率いる日本代表は「キリンカップ」でタイトルを狙い,U−23は順当に行けば準々決勝であたるらしいチュニジアU−23を迎えて親善試合。
先ずは日本代表だけども。 坪井が壊れて,田中誠が入ったDFラインと,やっと自信回復で安定感を出し始めた川口の守備に目処が立ったのは良かったのだが,両サイドを含めたアタック陣にちぐはぐさを感じた。 スロバキアとセルビア・モンテネグロという,お手軽感のある相手を一蹴するまでには至らず,体力的に厳しい分を差し引いても寂しい内容だったなぁと感じた。 俊輔を先発で起用するなら,もう少しボランチから飛び出して行く動きがないと中盤が厳しいと思われる。 それでも,スロバキア戦では福西,セルビア〜では遠藤がゴールを決めたので,若干改善傾向ではあるのかもしれない。 相変わらずクロスの質が低く,サイドを抉っても効果的な攻撃に繋げられない。 加地の守備は勿体ないけど,西を使うのも一考。 疲れている三都州より元気な三浦を使えばいいのに,とか。 鈴木・玉田のツートップは有機的に機能しているとは言い切れず,行き当たりばったりな印象は否めない。 もう少しお互いのプレイエリアに気を遣って,付かず離れずの関係を作らなければ。 柳沢がイタリアへ行ったので,実質的なFWはこの二人しか居ないのだから。
アジアカップは優勝以外は失敗と思っているので,これから楽しみです。
U−23は,生き残りを掛けたサバイバルゲームだったんだけども,OAの曽ヶ端が痛恨のキャッチミスで先制を許してしまった。 前半の面子はどう見ても「当落線上」の選手ばかりで安定感よりも「俺は何とか生き残らなければ」という雰囲気が漂いまくりだった。 そんなこんなで,後半に面子を入れ替えてもバタバタ感が取れず,何でテンパってるか判らない田中達也とか,入れ込みすぎてFKふかしちゃう阿部ちゃんとか。 スムーズだったのは平山と山瀬くらいだったかな。 まぁ,普通に考えればこの時期まで競争させる意味が無いとは言わないけど,もう少し面子固めてチームを作るべきだったんじゃないかなとも思う。
不幸なことは続いて,高原の肺血栓が根治せず,OLは見送りとなりそうだとのこと。 先ずは身体を完璧に治して,2年前のフォームに戻らないと,06大会も間に合わなくなりそうだからねぇ。
どちらのチームも,これからですが,今のところ何処に向かっているのか判らないと言うのが俺の感想です。
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